JPH082702B2 - 製本システム - Google Patents

製本システム

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JPH082702B2
JPH082702B2 JP61031097A JP3109786A JPH082702B2 JP H082702 B2 JPH082702 B2 JP H082702B2 JP 61031097 A JP61031097 A JP 61031097A JP 3109786 A JP3109786 A JP 3109786A JP H082702 B2 JPH082702 B2 JP H082702B2
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榮助 荒井
晃昌 村山
健一 青木
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、搬送,配達に必要な送付先名、或いは必
要に応じ送付先に係る文字,記号等を具備した冊子類の
印刷製本システムに関するものである。その分野は、冊
子類を構成すべき印刷物例えば折丁類を順序に従って集
合し、綴,裁断,表紙のり付け等をなす製本加工及び製
本加工済冊子類に、必要に応じ送付先名及び送付先に係
る文字,記号等を付寄するいわゆるダイレクトメールの
発送業務の一部に係る。冊子類には、販売を目的とした
商品を掲載したいわゆるカタログ類,月刊誌,週刊誌等
の雑誌類にて、定期購読者宛へ雑誌類を送付するに必要
なもの等が含まれる。
(発明の技術的背景とその問題点) 従来、冊子類を内容物とし、かつ輸送,配達に足る宛
名を具備する封筒もしくは巻封を製造する方法は、通常
以下に述べる3段階の工程を有している。すなわち、冊
子類を製造する工程と、宛名を封筒もしくは巻封に印刷
する工程と、封入,封織もしくは巻封掛けを行う工程と
である。冊子類の製造では、予め頁を構成すべき折丁を
印刷して折曲げ加工をしておき、しかる後に冊子類の構
成に足る全頁の折丁が揃った時点で各折丁を所定の順序
にて集積し、綴じ、さらに仕上裁断を施して冊子として
いる。またさらに、厚表紙を外側からのり付けする場合
もある。封筒もしくは巻封に宛名を印刷する方法には筆
耕(手書)の他に、事務機器として多用されているプリ
ンタによる直接印刷、シルクスクリーン版を予め宛名毎
に製造しておき、必要に応じて使用する直接印刷の他
に、宛名部分だけを専用用紙に印刷後、封筒もしくは巻
封に貼付する方法がある。
このように従来では製本加工済の冊子類を封筒に封
入,封織し、あるいは巻封を施し、宛名の筆耕あるいは
宛名をあらかじめ印刷済の紙片を貼付しているが、筆耕
作業では手間がかかる上に時間がかかり、また宛名の記
入漏れ,欠落等のミスも生じやすく、信頼性に劣るため
に不適当であり、さらに大部数の処理には手間が膨大と
なり、実際には処理困難となる。また宛名印刷済紙片の
貼付には、貼付のための高価な専用装置を必要とし、か
つ貼付不具合により紙片を損傷もしくは紛失した場合に
は当該紙片に記載された宛名を明らかにし、筆耕にて代
用もしくは紙片の再作成が必要となり、信頼性に劣る
上、手間のかかる作業を必要としている。さらに、貼付
すべき紙片および接着剤等の資材を必要とし、コスト高
にもなる。封筒に封入、封織あるいは巻封掛けに要する
資材,専用設備,手間も大きいといった欠点がある。
一方、上述の如く封筒あるいは巻封に宛名を印刷する
方法もある。シルクスクリーン印刷方式では宛名が形成
されたスクリーン版を予め製造しておき、必要に応じて
印刷を実施するものであり、定期刊行物の郵送に具する
宛名印刷方式として旧来より採用されているが、各宛名
に応じてスクリーン版を製造,管理する必要があり、か
つ専用の印刷装置を必要とする等の手間がかかる上に特
別の資材,設備を要し、非効率的である。また、封筒又
は巻封を構成すべき用紙に感熱転写,ワイヤードット等
の原理を有する印刷装置にて宛名を形成した後、封筒又
は巻封に加工する手段もあるが、印字装置にかかるべく
加工を施した高価な用紙を必要とし、封筒又は巻封とす
べく専用の高価な加工装置を必要とし、かつ手間もかか
るといった欠点がある。さらにレーザープリンタ等と称
し、エネルギー密度の高いレーザー光を対象物に照射し
て文字等を形成する方法もあるが、装置が高価な上、原
理として対象物表面を選択的に焼失させることから、紙
を主材料とした冊子を対象とする場合には着火の可能性
もあり、印刷システムとして危険を伴う欠点がある。ま
た、印刷色が選択出来ず美観を損うものであり、不適当
である。
ところで、前述の各宛名印刷方法では、冊子類の製造
後に宛名を具した封筒に封入,封織あるいは巻封を掛け
ているが、冊子類の本文に宛名に対応する個別情報を印
刷すると共に、宛名を付した封筒に封入,封織あるいは
巻封掛けを行なうには冊子類の所定の頁部を開く必要が
あり、これと共に本文印刷と宛名印刷との一致させる必
要があるので、非常に手間がかかる上、本文印刷と宛名
印刷との不一致が生じた際には個人情報が別個人に知れ
ることとなり、プライバシーの面からも製造上の大事故
と言わざるを得ない。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであ
り、この発明の目的は、冊子類の製本工程中に宛名印刷
を並行して自動的に行ない得る印刷製本システムを提供
することにある。
(発明の概要) この発明は印刷製本システムに関するもので、印刷工
程の後の製本工程中に印刷装置を配設し、上記製本工程
中の搬送速度とは異なるライン速度で上記インクジェッ
トプリンタによる印刷を行なうようにしたものである。
すなわち、この発明では、冊子類の製本加工後に個別
に宛名等の印刷を行なう手間を省き、個別情報から成る
本文印刷と宛名印刷とを同期一致せしめるために、印刷
手段を製本加工設備に組入れ、印刷手段として高速かつ
内容可変なインクジェットプリンタを採用している。ま
た、製本加工設備への組入れ箇所についても工夫を加
え、例えば中綴製本においては折丁の供給,丁合が済
み、かつ増落丁等の誤丁合及び折丁の進行方向のズレ等
の品質に関する検査手段を通過して合格の後に、印刷を
行なう印刷手段を設置し、いたずらに誤丁合等の不良製
品に無駄な印刷を行なうことがなく、都合良くしてい
る。折丁進行方向と印刷手段により形成される宛名等の
行の方向とは一致するが、フィーダ列に沿って配置され
る折丁搬送手段(コンベア)においては折丁は天地方向
に進行するため、印刷行も進行方向となる。折丁搬送手
段上の折丁に印刷する場合、最外紙(表紙に相当)だけ
でなく折丁開き手段を付設することにより、所定頁部を
開いて印刷を実施することが出来る。さらに、折丁の集
合体は綴装置を通過し、針金あるいは糸等で綴を行な
い、直角方向に進行方向を転換して仕上げ断裁装置に入
り、天地及び小口の断裁を行なうようになっている。左
右方向に印刷が必要な場合、断裁後に印刷手段を設置す
れば、断裁不良が生じた場合に無駄印刷を行なうことな
く都合がよいのである。
またさらに、製本加工装置においては折丁供給から仕
上げ断裁までは一連の動作は正確に調整されているもの
の、仕上げ断裁後は搬送速度を任意に選択できるように
なっている。今、製本加工装置における折丁搬送速度及
びインクジェットプリンタを印刷手段に採用した際の印
刷速度について言及すれば、例えば中綴製本においては
フィーダ列に沿った搬送手段による折丁進行速度と、進
行方向を転換して断裁装置に至るまでの折丁進行速度と
は数十〜百m毎分である。一方、インクジェットプリン
タの印刷速度について述べれば、通常英数字の印字に採
用される5×7ドットの場合、約90m毎分が限度である
が、漢字については16×16ドット以上のドット数でない
と表現できないため、通常16×16ドット,24×24ドット,
32×32ドット等を採用しなければならない。また更に使
用のインクの色を選択する事により、デザイン上の工夫
も可能となる。さらに、インクが溶剤系か水溶系かの選
択ができ、被印刷物の用途も広がる。
そこで、この発明では断裁装置の下流側に搬送速度の
制御が可能な搬送手段を設け、製本速度に何ら支障をき
たすことなく印刷可能としている。低速搬送での折丁搬
送方向は天地方向,左右方向のいずれも可能であるが、
通常冊子寸法は天地に比して左右方向の寸法が短いた
め、左右方向に搬送すれば各折丁同志が重複することな
く搬送出来る。
(発明の実施例) 第1図は中綴機に適用したこの発明の原理図を示して
おり、製本工程の中にインクジェットシステム#1及び
#2による印字装置40及び55を設け、インクジェットシ
ステム#1及は#2はコンピュータ2によって同期して
制御される。製本工程は、供給不良検知装置及び乱丁検
知装置を具備しているフィーダから折丁が連続的に搬送
され、オブリークシートモニタ(丁合ずれ検知装置)30
及びキャリパ(増落丁検知装置)34を経て、最初の印字
装置40のインクジェットオープニングステーションに送
られ、印刷後に更にステッチャ(綴部)47に送られる。
ステッチャ47に送られた折丁は直角方向に方向を変えて
搬送され、リジェクト装置50,トリマ(三方断裁機)51
及びトリムモニタ(断裁不良検知装置)54を経て2回目
の印刷装置55のコンベア部に送られ、リジェクト装置56
を経てスタッカ57に、巻封の場合はスタッカ59にそれぞ
れ送られるようになっている。このように製本工程中に
配設されている印刷装置40及び55で宛名,店名,メッセ
ージ等が印刷されているので、スタッカ57,59に集積さ
れた本にはその表紙あるいは巻封,中頁に既に宛名等が
印刷された完成本を得ることができる。したがって、直
ちに、輸送や配達等の処理を行なうことができる。
第2図はその詳細を示している。
先ず、各部構成とインクジェッタプリンタとの内容を
説明し、次に製本と印刷の関係を詳細に説明する。
磁気テープ1; 磁気テープ1は、個人別の情報である宛名(郵便番
号,住所,氏名)及びコード番号,電話番号,金額,メ
ッセージ等を一定のフォーマットで記憶してある磁気記
憶装置である。
コンピュータ2; コンピュータ2は磁気テープ1内に記憶されている情
報を読込み、同時に後述の折丁タイミング制御コントロ
ーラ3,コントローラ4及び折丁タイミング制御コントロ
ーラ7,コントローラ8を制御する。コンピュータ2はコ
ントローラ4及び8に各々のコントローラの記憶内容内
の情報を送信し、各コントローラから印刷完了信号を受
取った時、次の情報を各コントローラに送信する。ただ
し、折丁タイミング制御コントローラ3及び7から印刷
禁止信号を受取った場合は、情報は送信しない。
折丁タイミング制御コントローラ3; フィーダ11,21内の乱丁監視装置15,25,コピーコント
ローラ16,26,オブリークシートモニタ30,キャリパ34の
全てからOK信号を受取った場合は、最初の印字のための
コントローラ4に印刷OK信号を出力する。一方、いずれ
の装置1つからでもNG信号を受取った場合は、そのNG信
号を出力させた折丁が折丁開き装置39及び印刷装置40を
有するステーション38に搬送された時に、折丁タイミン
グ制御コントローラ3はコントローラ4に印刷禁止信号
を出力し、同時にコンピュータ2に情報送信の一時停止
信号を出力する。コントローラ4の印刷禁止解除信号の
出力及びコンピュータ2への情報送信の開始信号は、乱
丁監視装置15,25,コピーコントローラ16,26,オブリーク
シートモニタ30,キャリパ34の全ての装置からOK信号を
受取り、その全ての装置からOK信号を受取り、その全て
の装置からOK信号を出力させた折丁が折丁開き装置及び
印刷装置40のステーション38に搬送された時に出力され
る。尚、NG信号を出力させた折丁が折丁開き装置39及び
印刷装置40のステーション38を通過し、ステッチャ47に
搬送された時は折丁の背を綴じないで、リジェクト装置
50に到達した段階でラインから排除する。折丁タイミン
グ制御コントローラ3のタイミングはトリマ51に設けら
れているメインモータ52の駆動系のシャフトにエンコー
ダ53を設置して同期をとる。
コントローラ4; コントローラ4はコンピュータ2から記憶容量内の情
報を受取り、また折丁タイミングコントローラ3から印
刷OKの信号を受取った時に、インクジェットプリンタの
印字ヘッド41〜46のうちの当該印字ヘッドに対して情報
を送信する。印字ヘッド41〜44で印刷完了した情報はコ
ントローラ4に送信し、コントローラ4からコンピュー
タ2に送信する。コンピュータ2は、印刷完了信号を受
取った段階で次の情報をコントローラ4へ送信する。印
刷完了信号を得る毎にこの動作を繰り返す。コントロー
ラ4は、各々印刷ヘッド41〜46のうちで2本づつを制御
する。
折丁タイミング制御コントローラ7; コンピュータ2が印刷完了の信号をコントローラ4か
ら受信した場合、同一情報の一部もしくは全部をコント
ローラ8に送信する。この時、折丁に対し折丁開き装置
39及び印刷装置40で印刷した内容と、印刷装置55で印字
する内容の同期を取るため、折丁タイミング制御コント
ローラ7で制御る。トリムモニタ54から断裁正常信号が
出力されたならば、折丁タイミング制御コントローラ7
に印刷OK信号を出力し、この場合の24折丁タイミングコ
ントローラ7は、コントローラ4に印刷OKを出力する。
トリムモニタ54から断裁不良信号が出力されたならば折
丁タイミング制御コントローラ7に印刷NG信号を出力
し、コントローラ8で断裁不良と検知された折丁に印刷
する情報をコンピュータ2へ送信する。この送信された
情報は、コンピュータ2から直ちに印刷装置40に再印刷
する指令を出力させるか、ロットの最終にこれら情報を
まとめて印刷装置40から再印刷する例を出力する方式が
とられる。トリムモニタ54から断裁不良信号が出力され
た折丁については既に印刷装置40で情報を印刷済のた
め、折丁タイミング制御コントローラ7でタイミングを
とり、リジェクト装置56で断裁不良の折丁をラインから
排出する。折丁タイミング制御コントローラ7のタイミ
ングは、トリマ51に接続されているメインモータ52の駆
動系シャフトにエンコーダ53を取付けて同期をとる。
コントローラ8; コンピュータ2が印刷完了の信号をコントローラ4か
ら得た場合、コントローラ8は同一情報の一部または全
部の情報を受け、折丁タイミング制御コントローラ7か
らOKの信号を受信すれば、印刷装置55に情報を送信す
る。一方、折丁タイミング制御コントローラ7からNGの
信号を受信したならば、印刷しようとする情報をコンピ
ュータ2へ送信する。
フィーダ及び付属装置; フィーダ11,フィーダ21は折丁をコンベア20に供給す
る装置であり、コンベア20に沿って複数台設置される。
この時、折丁17,27はフィーダドラム12,22によって1枚
づつ供給され、フィーダドラム14と13,23と24によって
中心頁を開くようになっている。複数台のフィーダは、
複数種類の折丁を集積するものである。コンベア19,29
はコンベア20の断面図であり、18,28はこのコンベアに
供給された折丁の状態を表わす。
乱丁監視装置15,25は複数台のフィーダ各々に設置し
てあり、この中にあるフィーダで本来乗せなければなら
ない折丁を誤って他のフィーダに乗せた場合に、折丁タ
イミング制御コントローラ3にNGの信号を出力し、正常
な折丁の場合はOKの信号を出力する。
コピーコントローラ16,26は、複数台のフィーダ各々
に設置してあり、この中にあるフィーダで折丁がコンベ
ア19,29に正常に供給されたか否かを検知し、折丁タイ
ミング制御コントローラ3に正常に供給された場合はOK
の信号を、供給されない場合はNGの信号をそれぞれ出力
する。
オブリークシートモニタ30; 複数台のフィーダによって集積が完了した折丁は、オ
ブリークシートモニタ30によって折丁タイミング制御コ
ントローラ3に折丁のズレがなければOKの信号を、ズレ
があればNGの信号を出力する。センサ31,32間は進行方
向に対し集積折丁の最も大きな寸法の折丁よりたとえば
2mm広く設定し、またセンサ31,33間は進行方向の垂直方
向に対し集積折丁の最も大きな寸法の折丁よりたとえば
2mm広めに設定する。センサ32は集積折丁を検知直後、
センサ31で折丁があれば進行方向で折丁のズレがあると
判断する。一方、センサ31で集積完了の折丁を検知直後
センサ33で折丁があれば進行方向に対して垂直方向で折
丁のズレがあると判断する。センサ33については裏側に
も設置してある。
キャリパ34; 複数台のフィーダによって集積が完了し、オブリーク
シートモニタ30を通過した折丁はキャリパ34にて厚さを
測定される。キャリパ34は正常に集積された場合の折丁
の厚さを記憶しており、集積が完了した折丁が、正常に
集積された折丁の厚さの許容範囲内にあれば、折丁タイ
ミング制御コントローラ3にOKの信号を出力し、一方、
許容範囲以外ならば制御コントローラ3にNGの信号を出
力する。集積が完了した折丁が、正常に集積された折丁
の厚さの許容範囲外になる例として、フィーダ1121で折
丁の供給ミスをした場合、コンベア20で搬送ミスをした
場合等がある。尚、集積された折丁の検知方法は、感度
ローラ35とボトムローラ36との間に折丁をはさみ機械的
に測定することによって行なわれる。
折丁開き装置39及び印刷装置40; 折丁開き装置39とは、集積された折丁の表紙を含む任
意の頁に印刷することができる様に折丁を開く機構をも
った装置である。折丁の開き方は折丁の左側及び右側の
両方に開くことができる。印刷装置40とはインクジェッ
トプリンタのことであり、インクジェットプリンタのヘ
ッド41,42,43,44,45,46の6本から構成されている。こ
のプリンタヘッド41〜46は、上方から下方へ又は下方か
ら上方へ、更に横方向へ印刷することが可能であり、そ
の並べ方は自由に調整できる。印刷情報はコントローラ
4から受け取り、印刷OKと印刷開始のセンサがONになっ
て印刷を開始する。各々のコントローラはインクジェッ
トプリンタのヘッドを2本づつ制御するようになってい
る。
ステッチャ47; 折丁タイミング制御コントローラ3からOKの信号を受
け取った場合のみ、集積された折丁49にステッチ48を入
れて綴じる。折丁タイミング制御コントローラ3からNG
の信号を受けた場合には、集積された折丁にはステッチ
48を入れない。
リジェクト装置50; 折丁タイミング制御コントローラ3からOKの信号を受
けた場合は、リジェクト装置50のゲートは閉めたまま
で、折丁をトリマ51に搬送する。折丁タイミング制御コ
ントローラ3からNGの信号を受けた場合は、リジェクト
装置50のゲートを開けてラインから折丁を排出する。
トリマ51,メインモータ52、エンコーダ53; トリマ51は、リジェクト装置50を通過して集積された
折丁を三方仕上げ断ちする三方裁断機である。トリマ51
に設置されているメインモータ52はステッチャ47,キャ
リパ34,フィーダ11,21、コンベア20等を作動させる原動
モータである。尚、メインモータ52から動力を伝達する
駆動シャフトにエンコーダ53が取付けられており、折丁
の搬送タイミングをとるための信号を折丁タイミング制
御コントローラ3,7に送っている。
トリムモニタ54; トリムモニタ54、はトリマ51で三方仕上げ断裁が正常
ならばOK、断裁不良が発生したらNG信号を折丁タイミン
グ制御コントローラ7に出力する装置である。
印刷装置55; 印刷装置55はインクジェットプリンタの6本のヘッド
から構成されている。このプリンタヘッドは搬送コンベ
アの関係上、上方から下方へ又は下方から上方へ印刷す
ることが可能であり、その並べ方は自由に調整できる。
印字情報はコントローラ8〜10から受け取り、印刷OKか
つ印字開始ONになって印刷を開始する。各々のコントロ
ーラはインクジェットプリンタのヘッドを2本づつ制御
する。
リジェクト装置56; リジェクト装置56は、折丁タイミング制御コントロー
ラ7からOK信号を受けた場合は、リジェクト装置56のゲ
ートを閉めたままで折丁をスタッカ57もしくは巻封装置
58に搬送する。折丁タイミング制御コントローラ7から
NG信号を受けた場合は、リジェクト装置56のゲートを開
けラインから折丁を排出する。
スタッカ57; スタッカ57はリジェクト装置56を通過した正常な製品
を設定部品でコマ切り、積み重ね排出する装置である。
この時、折丁タイミング制御コントローラ7より集積冊
数を制御することも可能である。例としては、郵便番号
が変わる毎に集積された製品を排出する方法が考えられ
る。
巻封装置58; 巻封装置58はリジェクト装置56を通過した製品を巻封
する装置である。
スタッカ59; スタッカ59は巻封装置58を通過した正常な製品を設定
部数でコマ切り、積み重ねて排出する装置である。この
時、折丁タイミング制御コントローラ7より集積冊数を
制御することも可能である。例としては、郵便番号が変
わる毎に修正された製品を排出する方法が考えられる。
この発明では印刷装置40及び55として帯電制御式のイ
ンクジェットプリンタを用いているが、このインクジェ
ットプリンタは第3図(A)に示すように供給ポンプ10
0により加圧されたインクボトルからのインクは、ノズ
ル102から噴出する際、ノズル102に与えられた振動によ
り粒子化する。粒子化されたインクは文字信号発生回路
120からの文字信号に応じて帯電電極103で帯電され、印
加された偏向電極104を通過中に帯電量に応じて偏向を
受け、搬送される折丁(被印刷物)110上に所定の文字
(漢字を含む)を印刷するようになっている。インクジ
ェットプリンタはT非接触印字であるため、被印刷物表
面の形状,材質を選ばず、高速,鮮明かつ静かに印刷で
きることのほか、ソフトウエア変更により文字種,印刷
パターンの使用変更が容易に可能である利点を有してい
る。かかるインクジェットプリンタによる折丁110への
印刷はノズル102を固定し折丁110を移動させることによ
り行なわれる。第4図(A)は折丁への印刷位置を示し
た説明図であり、図示の如く開いた状態の折丁110の上
面又は下面に印刷することもでき、折丁112の如く閉じ
た状態で外側両面に印刷することもできる。また、第5
図(A)及び(B)は折丁の搬送方向と印刷の関係を示
しており、折丁の搬送方向を変えることにより天地方
向,左右方向いずれの印刷も可能である。
第4図(B)は開いた状態の折丁に印刷する装置の例
を示す。図において400はフィーダ、F1,F2,F3,F4は各折
丁の供給部、P1,P2,P3,P4はこれらの折丁供給部から供
給される折丁、410は折丁の搬送方向に移動可能な移動
部材、411は線状部材、412は折丁を開くための案内具、
413は受板、414は印刷装置40の印刷開始信号検出用のセ
ンサ、415は印刷装置40で印刷される折丁のバタツキを
防止するためのベルト、416、417はプーリである。図示
の如くフィーダ400の折丁搬送部には移動部材410が配置
され、移動部材410の一端には線状部材411の一端が固定
されている。案内具412は、折丁の搬送方向に沿って鉛
直方向の板体が途中でねじられて水平方向の板体となっ
たものであり、印刷装置40の上部近傍に配置されてい
る。受板413は印刷装置40に対向し配置された直立板で
あり、この受板413の印刷装置40側にはプーリ416,417に
掛け渡されたベルト及びセンサ414が印刷装置40を挟ん
で上下に配置されている。また、プーリ416,417の一方
は駆動装置(図示せず)に接続され、折丁110の搬送速
度に同期してベルト415を走行させるようになってい
る。
次に上記装置の動作を説明する。なお、移動部材410
は折丁供給部F2とF3の間に位置しているとする。まず、
フィーダ400の各折丁供給部F1,F2,F3,F4から供給された
各折丁P1,P2,P3,P4は順次重ねられて印刷装置40側に向
かって搬送される。次いで、線状部材411と案内具412に
て折丁P3とP4が上側に開かれるとともに、折丁P1とP2が
受板413とベルト415に挟まれて搬送され、センサ414が
折丁P2のエッジ又は印刷されたマーク等を検知すると、
印刷装置40が折丁P2の表面に所望の印刷を行ない次の工
程に搬送される。このようにして、開いた状態で所定の
折丁に次々と印刷されこととなるが、印刷したい折丁の
設定は移動部材410を所望の折丁供給間に移動させるこ
とにより容易に行なうことができる。
ところでインクジェットプリンタの印刷速度すなわち
折丁の搬送速度Vは、第3図(B)に示すようにドット
ピッチをPx,励振周波数をf,間引き数をnM,縦ドット数を
B,遊び数をnAとすると V=Px×f×60/{nM×(B+nA)} ……(1) で表わせる。そして、ドットピッチPxは、文字の横幅を
W、ドットの直径をa、横ドット数をAとすると で表わされるので、上記(1)式は となる。このため、この発明では第6図に示すように、
折丁の製本工程における搬送手段200の搬送速度と、イ
ンクジェットプリンタ211による印刷工程における搬送
手段210を分離し、搬送手段210の搬送速度をインクジェ
ットプリンタによる印刷速度を印刷条件に合わせて調整
できるようになっている。第6図は搬送手段210を搬送
手段200より低速にした例を示しており、折丁201が重な
らない程度に離されてピッチPで搬送され、連続的にイ
ンクジェットプリンタ211で印刷されるようになってい
る。
第7図〜第10図はそれぞれ印刷速度Vと文字の横幅W
との関係を示しており、いずれの場合もa=0.3mm,f=6
0KHz/min,nA=1としている。第7図は5×7ドットの
プリンタを用い、上記(3)式でA=5,B=7とし、間
引き数nMを2,3とした場合の印刷速度Vと、10000部/H製
本される場合の折丁間のピッチP(mm)とを示してい
る。図示の如く横幅Wが小さくなるにつれて印刷速度V
も減少するが、Px≧aの制約よりnN=2ではV≧67.5m/
min,P≧465mm,nM=3ではV≧45m/min,P≧270mmとな
る。第8図は7×9ドットの構成のインジェットプリン
タを用い、(3)式でA=7,B=9とし、間引き数nMを
2,3とした場合のピッチP,印刷速度Vの関係を示してい
る。この場合、nM=2ではV≧48m/min,P≧288mm,nM=
3ではV≧32m/min,P≧198mmとなる。また、第9図は16
×16ドット構成のインクジェットプリンタを用い、
(3)式でA=16,B=16とした場合の特性を示してい
る。この場合はnM=2はV≧32m/min,P≧196mm,nM=3
ではV≧21m/min,P≧126mmとなる。第10図は24×24ドッ
ト構成のインクジェットプリンタを用い、(3)式でA
=24,B=24とした場合の特性を示している。この場合、
nM=2ではV=22m/min,P≧132mm,nM=3ではV≧14m/m
in,P≧84mmとなる。なお、折丁と折丁のピッチが折丁の
寸法以上の場合は折丁は重ならないが、折丁と折丁のピ
ッチが折丁の寸法よりも小さい場合には折丁は重なり、
この時の折丁の寸法と折丁間のピッチとの差が重なった
部分の寸法となる。このようにして印刷条件により印刷
速度及び折丁の搬送ピッチの範囲が限定され、折丁サイ
ズに応じた最適の搬送速度を設定することができる 第11図はこの発明の動作例を概略的に示しており、先
ずフィーダから連続的に搬送されて来る折丁ズレの有無
がオブリークシートモニタ30でモニタされ(ステップS
1)、折丁ズレが検知された場合は図示しない機構で排
除される(ステップS8)。折丁ズレがない折丁は車に搬
送され、キャリパ34で増落丁の有無がモニタされ(ステ
ップS2)、増落丁の場合は排除され、正常な折丁のみが
印刷部38に送られて第1回目の印刷が第4図の如く行な
われる(ステップS3)。この印刷後にステッチャ47で閉
じられ(ステップS4)、90度方向転換されてトリマ51に
送られて三方断裁が行なわれる(ステップS5,S6)。ト
リムモニタ54で断裁が正常か否かがモニタされ(ステッ
プS7)、不良裁断の折丁は排除される(ステップS9)。
正常に裁断された折丁は第6図に示すような減速機構で
減速され(ステップS10)、インクジェットプリンタの
印刷装置55で2回目を印刷が行なわれる(ステップS1
1)。その後、宛名印刷された折丁がスタッカ57又は59
に積み重ねられ(ステップS12)、結束されて製本とな
る(ステップS13)。
なお、ステップS3における最初の印刷は天地方向又は
任意頁に対する印刷(第4図(A)参照)を行ない、ス
テップS11における2回目の印刷は左右方向又は表紙へ
の印刷(第5図(A),(B)参照)を行うようになっ
ている。また、印刷装置55からスタッカ59へ搬送して積
み重ねる場合は巻封装置58によって巻封されるが、その
様子を第12図及び第13図を参照して説明する。先ず同図
Aのようにして搬送されて来た折込頁付きの折丁120
は、Bで第13図に示す如く下方より押されて折込部頁12
1のおこしが行われ、次のCで下り込みのり白部分122の
引き出しを行ってから接着機構123で折丁表面状に接着
剤125を付着する。この場合は、折丁有無検知機124で接
着剤の付着必要の有無を判断し、その後Dでのり白部分
122を下り返してのり付けを行い、更にEの如く上下方
向から1対のローラ125,126で押圧して完全にのり付け
を行う。これによってFのように巻封されかつ表面に既
に宛名印刷がされた製本を得ることができる。
次に折り丁の減速手段及び搬送手段の具体的実施例を
図に示して説明する。
第14図は回転ドラム300を用いた減速手段の例を示し
ており、搬送手段301のベルト302上に載置されて来た冊
子等の折丁303は、回転ドラム300のほぼ左半分にそって
配設されている搬送手段304のベルト305との間に挟持さ
れて搬送され、その中途部に配設されているインクジェ
ットプリンタ306で印刷されるようになっている。そし
て、挟持搬送されながら印刷された折丁303は、搬送手
段30の出口部で落下して次の搬送手段に送られる。した
がって、回転ドラム300の回転速度及び搬送手段304の搬
送速度を同期して変えることによって、搬送手段301と
の速度関係を変えることができる。第15図は減速手段の
他の例を示しており、搬送手段310のベルト311に載置さ
れて搬送されて来る折り丁312は、設定速度で回転され
る羽根車313の羽根板314に1札ずつ乗せられ、羽根車31
3の下方に設置されている搬送手段315のベルト316上に
落下される。この場合には折丁312はベルト316上に重畳
して載せることができ、折丁の搬送速度を第14図の例よ
りも減速できる搬送路の中途部にインクジェットプリン
タ317が設けられている。したがって、この第15図の例
では搬送手段31と315とでは、搬送される折丁312の上下
面が逆となっている。
さらに、第16図は上下振分け型の減速手段の例を示
し、第17図は左右振分け型の減速手段の例を示してい
る。振分け型の場合、一搬送路の折丁は半減するためそ
の減速効果は倍加する。すなわち、第16図では搬送手段
320の出力部に図示実線位置と破線位置とを軸322を中心
に回動し得る振分け搬送手段321が設けられており、こ
の振分け搬送手段321の出力部の上下位置に対応して2
つの搬送手段323及び324が並設されており、各搬送手段
にインクジェットプリンタ325,326が設けられている。
したがって、搬送手段320で搬送されて来た折丁327は振
分け搬送手段32の回動位置に応じて、搬送手段323又は3
24に振分けられて搬送される。また、第17図の例では搬
送手段330の出力部に同一高さ位置に広幅の搬送手段331
が設けられており、そのベルト332の入力部上で図示矢
印方向に往復動するガイド部材333が配設されている。
したがって、搬送手段330で折丁336が搬送されて来て搬
送手段331に乗り移ったタイミングで、ガイド部材333を
破線位置に移動させれば折丁はライン33上を、ガイド部
材333を実線位置に移動させれば折丁はライン335を搬送
されるので左右に振分けることができる。なお、第18図
は折丁327を上下に振分ける他の機構を示しており、回
動可能な分岐用ブレード328によって上下に振り分ける
ようになっている。
一方、第19図はステッチャ47の手前における折丁の搬
送速度規制手段の一例を示しており、搬送手段340の糸
材343に所定間隔に取り付けられている爪材342に係合し
て折丁341が搬送され、同様な搬送手段344との間に緩や
かな傾斜をもった案内具345が配設されている。案内具3
45の上方にはモータ346によって駆動される補助搬送手
段347が設けられており、この補助搬送手段347にも爪材
348が取付けられており、折丁341は爪348に係合して搬
送手段347と案内具345との間を搬送される。インクジェ
ットプリンタは補助搬送手段347のQ位置に設ければ良
い。補助搬送手段347の搬送速度を折丁の搬送手段340の
搬送速度よりも遅くすれば、減速の手段としても機能す
る。この際は、補助搬送手段の347爪材348の互いの間隔
を、折丁の搬送手段340の爪材342の互いの間隔より所要
の比率に応じ、短くしておけばよい。すなわち、減速の
割合が1/2であれば補助搬送手段347の爪材348の互いの
間隔は、折丁の搬送手段340の爪材342の互いの間隔の1/
2であればよい。また、第20図及び第21図はこの搬送速
度規制手段の他の例を示しており、長形の案内具350上
に受渡された折丁341Aを、第22図で示すような状態で挟
持する補助搬送手段352及び353で搬送し、たとえば第20
図の354位置からインクジェットプリンタで印刷するよ
うにする。補助搬送手段352及び353は例えば帯状体のも
のでもよく、この搬送速度は必要に応じ設定すればよ
く、減速も可能である。さらに、第19図に例示した補助
搬送手段347の如き爪材348を有するものではなく、爪材
の間隔に、速度比を規制されることなく都合よいもので
ある。
(発明の変形例) 上述では折丁に対して2回の印刷を行なうようにして
いるが、必らずしも2回行なう必要はなく、1回でも良
い。また、制御系にコンピュータを用いて集中制御して
いるが、必らずしもコンピュータを用いる必要はない。
また、上述では中綴機を例に挙げたが、平綴機等にも適
用できる。また、製本装置側の都合により、製本速度を
加速または減速する際、折丁の搬送速度も加速または減
速に応じて変化するが、製本装置のメインモータ52と係
設したエンコーダ53から速度信号を折丁タイミング制御
コントローラ7に取込み、結果として印刷装置40及び55
の印刷速度を折丁搬送速度に追従させればなおよい。
(発明の効果) この発明システムにより、宛名用の紙片および接着剤
が不用となり、材料費削減が図れる。また、製本加工時
に宛名等の印刷が完了するため、複雑な次工程を要する
ことなく、短納期化,短時間作業が可能となる。またさ
らに製本加工時にインラインにて印刷を行なうため、複
数箇所、例えば天地方向に本文印刷、左右方向に表紙印
刷を同期一致して行ない得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の原理構成を示す構成図、第2図はこ
の発明の一実施例を示すブロック構成図、第3図
(A),(B)はこの発明に用いるインクジェットプリ
ンタの原理を示す図、第4図(A),(B)及び第5図
(A),(B)は折丁に対する印刷を説明するための
図、第6図は折丁の搬送系と印刷系の同期を説明するた
めの図、第7図〜第10図はそれぞれ文字サイズとインク
ジュットプリンタの印刷速度との関係を示す図、第11図
はこの発明の動作例を示すフローチャート、第12図は巻
封装置の動作手順を示す図、第13図はその一部を詳細に
示す図、第14図〜第18図はそれぞれ減速手段の具体例を
示す機構図、第19図及び第20図はそれぞれ折丁搬送規制
手段の具体例を示す機構図、第21図及び第22図は第19図
の一部を詳細に示す図である。 1……磁気テープ、2……コンピュータ、3,7……折丁
タイミング制御コントローラ、4〜6,8〜10……コント
ローラ、30……オブリークシートモニタ、34……キャリ
パ、47……ステッチャ、51……トリマ、54……トリムモ
ニタ、38,55……印刷装置、58……巻封装置、57,59……
スタッカ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷された折丁を丁合して搬送し、この搬
    送中に前記折丁の綴じ及び断裁を行なって排出する製本
    システムにおいて、搬送中の集積された折丁の所望の印
    刷面が当該プリンタヘッド部に位置するように、指令に
    従い前記折丁の当該頁部を開く折丁開き手段と、閉じた
    状態での前記折丁の最外紙部の外側両面及び/又は前記
    折丁開き手段により開かれた状態での前記折丁の当該頁
    部の両面のいずれの面にも印刷可能なプリンタヘッド部
    が配設され、前記搬送中の折丁の当該印刷面にインクジ
    ェットプリンタにて印刷を行なう印刷手段と、この印刷
    手段及び前記折丁開き手段の制御を行なう制御手段とを
    具備することを特徴とする製本システム。
  2. 【請求項2】前記印刷手段が前記折丁の不良検知部と綴
    じ部の間に設けられている特許請求の範囲第1項に記載
    の製本システム。
  3. 【請求項3】前記印刷手段が断裁部と排出部との間に設
    けられている特許請求の範囲第1項に記載の製本システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記印刷手段が、前記不良検知部及び綴じ
    部の間に設けられた第一の印刷手段と、断裁部及び排出
    部の間に設けられた第二の印刷手段とで成る特許請求の
    範囲第1項に記載の製本システム。
  5. 【請求項5】前記制御手段が、前記第一の印刷手段及び
    第二の印刷手段の印刷内容を同期させる制御を行なう特
    許請求の範囲第4項に記載の製本システム。
  6. 【請求項6】前記折丁の搬送部が、前記印刷手段で折丁
    に印刷を行なうための印刷用搬送手段を具備する特許請
    求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項又は第5項に
    記載の製本システム。
  7. 【請求項7】前記折丁の搬送部が、前記印刷手段で折丁
    に印刷を行なうための印刷用搬送手段を具備し、この印
    刷用搬送手段が前記第二の印刷手段に設けられている特
    許請求の範囲第5項に記載の製本システム。
  8. 【請求項8】前記印刷用搬送手段の搬送速度は、前記印
    刷手段により印刷される画線のドット構成により定めら
    れている特許請求の範囲第6項又は第7項に記載の製本
    システム。
  9. 【請求項9】前記印刷用搬送手段の搬送速度は前記折丁
    の搬送部の搬送速度に追随して制御される特許請求の範
    囲第6項又は第7項に記載の製本システム。
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