JPH08270285A - 受信センサー及び車両用ドアロック装置 - Google Patents

受信センサー及び車両用ドアロック装置

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JPH08270285A
JPH08270285A JP9993195A JP9993195A JPH08270285A JP H08270285 A JPH08270285 A JP H08270285A JP 9993195 A JP9993195 A JP 9993195A JP 9993195 A JP9993195 A JP 9993195A JP H08270285 A JPH08270285 A JP H08270285A
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JP
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light
light receiving
door lock
reception
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JP9993195A
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Kenzo Jo
謙三 城
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信手段の数より多くの受信領域を識別する
ことができる受信センサー及びドアロック装置を提供す
る。 【構成】 各ドア2〜6の各ドアロック7〜11を駆動
するアクチュエータ12〜16と、メカニカルキー18
からの赤外線データを受信する受信センサー19をCP
Uを有したユニット20に接続する。受信センサー19
の第1の受光素子における第1の受光領域Cはフロント
左ドア2、リア左ドア4側を、第2の受光素子における
第2の受光領域Dはフロント右ドア、リア右ドア5側
を、第3の受光素子における第3の受光領域Eはリア左
ドア4側からリア右ドア側までをカバーするように設定
する。リア左ドア4側に第1の受光領域Cと第3の受光
領域Eとが重なる第4の受光領域Fを、リア右ドア5側
に第2の受光領域Dと第3の受光領域Eとが重なる第5
の受光領域Gを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発信機より発信された
信号の受信の有無を出力する受信センサー及び、発信機
より発信された信号を受信した際に車両に設けられたド
アのロックを施錠あるいは解錠する車両用ドアロックに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、乗用車には各ドアにおける施錠及
び解錠を遠隔操作することができるリモコン式のドアロ
ック装置が装備されており(特開平2−164988号
公報参照)、該ドアロック装置には、図8に示すよう
に、メカニカルキー81に設けた発信機82の発光素子
82a,82aより発信された送信データを受信すると
ともに、この発信位置を識別する受信センサー83が設
けられている。該受信センサー83は、自動車84の天
井中央に設けられており、前記受信センサー83におけ
る受信状態から前記発信機82からの発信位置を識別す
るとともに、この識別結果に対応する各ドア85,86
あるいはトランクリッド87の施錠及び解錠を行うアク
チュエータに伝達するように構成されている。
【0003】前記受信センサー83には、図9に示すよ
うに、自動車84の運転席側、車両後方側、助手席側へ
向けて夫々テーパー状に開口する受光部88,89,9
0が形成されており、各受光部88,89,90には、
受光素子91,92,93が配置されている。前記各受
光部88,89,90の開口角は、各々θ1、θ2、θ
3に設定されており、図8に示したように、各受光素子
91,92,93における受光領域94,95,96
は、各々の受光素子91,92,93の受光軸97,9
8,99を中心に各受光部88,89,90の開口角θ
1、θ2、θ3の範囲で互いに干渉しないように設定さ
れている。
【0004】すなわち、前記自動車84の助手席側に設
定された受光領域96内で発信機82が操作され、送信
データが発信された場合には、この発信位置をカバーす
る受光領域96を有した受光素子93のみが送信データ
を受信する。これにより、前記受光領域96内にて発信
機82が操作されたことを識別することができ、これに
対応して助手席側のドア86の施錠あるいは解錠が行わ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信センサー83においては、前記各受光素子91,9
2,93における受光領域94,95,96は、互いに
干渉しないように設定されているため、受信センサー8
3にて識別できる受信領域の数は、前記受光素子の数と
一致する。このため、識別できる受信領域の数を増加さ
せたい場合には、これに伴い受光素子の数が増加し、受
信センサーが大型になるとともに受信センサーのコスト
が高くなる。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、発信機より発信された信号を受信
する受信手段を効率的に利用することにより、受信手段
の数より、多くの受信領域を識別することができる受信
センサー及びドアロック装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の受信センサーにあっては、発信機より発信さ
れる信号を受信する指向性を有した受信手段を、各々の
受信領域が部分的に重なり合うように複数設け、前記各
受信手段における前記信号の受信の有無を夫々出力する
ように構成した。
【0008】また、本発明の車両用ドアロック装置にお
いては、車両に設けられた複数のドアを各々施錠または
解錠する複数のロック手段と、前記各ロック手段を夫々
駆動する複数の駆動手段とを有し、発信機より発信され
る信号を受信する指向性を有した受信手段を、各々の受
信領域が部分的に重なり合うように、前記車両の特定部
分に集中して複数設け、各々の受信手段における受信の
有無の組み合わせから前記発信機が位置する受信領域を
識別するとともに、この識別結果に対応する前記駆動手
段に駆動信号を伝達するように構成した。
【0009】
【作用】前記構成における受信センサーにおいて、発信
機より発信される信号を受信する受信手段を2つ設けた
場合には、第1の受信手段による第1の受信領域と第2
の受信手段による第2の受信領域とが部分的に重ね合わ
せられ第3の受信領域が形成される。このとき、前記信
号が、第1の受信手段にて受信され、第2の受信手段で
は受信されない場合には、第1の受信手段からは受信有
りを示す信号が、また第2の受信手段からは受信無しを
示す信号が出力される。これにより、前記信号は、前記
第3の受信領域を除く、第1の受信領域内から発信され
ていることを識別できる。
【0010】また、第1の受信手段及び第2の受信手段
の両受信手段にて前記信号が受信された場合には、両受
信手段からは受信有りを示す信号が出力される。これに
より、前記信号は前記第3の受信領域内から発信されて
いることを識別できる。
【0011】さらに、第1の受信手段では受信されず、
第2の受信手段にて受信された場合には、第1の受信手
段からは受信無しを示す信号が出力され、第2の受信手
段からは受信有りを示す信号が出力される。これによ
り、前記信号は前記第3の受信領域を除く、第2の受信
領域内から発信されていることを識別できる。
【0012】つまり、第1の受信手段における受信の有
無と、第2の受信手段における受信の有無との組み合わ
せから、前記3つの受信領域からの発信を各々分類して
識別することができる。また、さらに複数の受信手段を
各々の受信領域が部分的に重なり合うように設けた場合
にも、前述と同様に、各受信手段の受信領域の数に加え
て、前記各受信領域が重なる部分における受信領域から
の発信も各々分類して識別することができる。
【0013】また、車両用ドアロック装置において複数
の受信手段を各々の受信領域が部分的に重なり合うよう
に設けた場合には、前述と同様に、各受信手段の受信領
域の数に加えて、前記各受信領域が重なる部分における
受信領域からの発信も各々分類して識別することがで
き、この識別結果に対応する駆動手段に駆動信号が伝達
され、発信機による発信位置に対応したドアの施錠また
は解錠が行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1に示すように、自動車1のフロント左右
ドア2,3、リア左右ドア4,5及びバックドア6に
は、各ドア2〜6を施錠あるいは解錠するロック手段と
してのフロント左右ドアロック7,8、リア左右ドアロ
ック9,10及びバックドアロック11が設けられてお
り、各ドアロック7〜11には、これらを作動させる駆
動手段としてのフロント左右アクチュエータ12,1
3、リア左右アクチュエータ14,15、及びバックド
アアクチュエータ16が設けられている。また、車室内
の天井におけるフロントウインドウ17側には、メカニ
カルキー18に設けた発信機18aの発光素子18b,
18bより発信された赤外線データを受信する受信セン
サー19が設けられており、この受信センサー19及び
前記各アクチュエアータ12〜16は、車室内の運転席
パネル等に設けられたリモコンコントロールユニット2
0(以下ユニット20)に接続されている。
【0015】該ユニット20には、図2に示すように、
前記各ドアロック7〜11が施錠状態の場合には”O
N”、また解錠状態の場合には”OFF”となるフロン
ト左右ドア検出スイッチ21,22、リア左右ドア検出
スイッチ23,24及びバックドア検出スイッチ25が
接続されており、これらの検出結果は、ユニット20内
のCPU26に伝達されている。
【0016】該CPU26は、ROM27に記憶された
プログラムにしたがって処理を行うもので、前記検出結
果及び前記受信センサー19における受信状態に基づ
き、前記各アクチュエータ12〜16に駆動信号を伝達
するように構成されている。なお、前記CPU26は、
処理中のデータを必要に応じてRAM28に書き込みあ
るいは読み込みできるように構成されている。
【0017】一方、前記受信センサー19は、図3に示
すように、互いに隔てられた受信手段としての上左右受
信部30a,30b、及び下受信部31から構成されて
いる。前記上左右受信部30a,30bは、図4にも示
すように、第1及び第2の受光素子32,33と、上段
反射板34とからなり、前記両受光素子32,33は、
前記発信機18aから発信された赤外線データを受信す
るとともに、赤外線データを受信した際にはこの受信デ
ータを前記ユニット20のCPU26へ出力するように
構成されている。
【0018】前記上段反射板34は、前記両受光素子3
2,33の間に配置された仕切部35と、該仕切部35
の先端から二股に別れる第1及び第2の片部36,37
とによってY字状に形成されている。これにより、第1
の受光素子32の左方向側における第1の受光領域C
は、第1の片部36によって遮られない位置から対面す
る第1の片部36によって反射される位置までの範囲に
設定されている。また、第2の受光素子33の右方向側
における第2の受光領域Dは、第2の片部37によって
遮られない位置から対面する第2の片部37によって反
射される位置までの範囲に設定されている。
【0019】また、前記下受信部31は、図5にも示す
ように、第3の受光素子38と、下段反射板39とから
なり、前記第3の受光素子38は、前記赤外線データを
受信するとともに、この受信データを前記CPU26へ
出力するように構成されている。前記下段反射板39
は、前記第3の受光素子38を挟む左右片部40,41
からなり、左右片部40,41の間隔は、先端に向かう
に従って広がるように形成されている。これにより、前
記第3の受光素子38における車体後方側の第3の受光
領域Eは、前記左右片部40,41によって遮られない
範囲に設定されている。
【0020】そして、この受信センサー19は、図1に
示すように、各受光素子32,33,38が車体後方へ
向くように取り付けられており、第1の受光素子32に
おける第1の受光領域Cは、フロント左ドア2前部から
リア左ドア4後部までの範囲をカバーするように設定さ
れている。また、第2の受光素子33における第2の受
光領域Dはフロント右ドア3前部からリア右ドア5後部
までの範囲をカバーするように設定されている。そし
て、第3の受光素子38における第3の受光領域Eは、
リア左ドア4前部からバックドア6を介してリア右ドア
前部までの範囲をカバーするように設定されており、前
記リア左ドア4の前部から後部までの範囲には、前記第
1の受光領域Cと前記第3の受光領域Eとが重なる第4
の受光領域Fが、また前記リア右ドア5の前部から後部
までの範囲には、前記第2の受光領域Dと前記第3の受
光領域Eとが重なる第5の受光領域Gが形成されてい
る。
【0021】以上の構成にかかる本実施例の動作を図6
に示した識別処理ルーチンのフローチャートにしたがっ
て説明する。この識別処理ルーチンは、前記CPU26
によって実行されるメインルーチンから、所定時間毎に
呼び出されるサブルーチンであり、前記各受光素子3
2,33,38における各受光領域C,D,E,F,G
にて、前記発信機18aより赤外線データが発信された
か否かを判断するとともに、前記各受光素子32,3
3,38における受信の有無の組み合わせから、前記赤
外線データの発信位置を識別し、この識別結果に対応す
るドアロックの施錠あるいは解錠を行っている。
【0022】すなわち、第1の受光領域C内であるフロ
ント左ドア2付近より前記赤外線データが発信された場
合には、前記赤外線データは第1の受光素子32のみに
て受信されるので、ステップS1における第1の受光素
子32にて受信の判断は”YES”となりステップS2
へ移行する。このステップS2では、第3の受光素子3
8において前記赤外線データが受信されたか否かを判断
するが、第3の受光素子38においては受信されないの
でステップS3へ分岐し、フロント左ドアロック作動処
理のサブルーチンが呼び出される。
【0023】このフロント左ドアロック作動処理は、図
7のフローチャートに示すように、ステップS4にてフ
ロント左ドア検出スイッチが”ON”であるか否かの判
断がされる。このとき、フロント左ドア検出スイッチ
が”ON”すなわち、フロント左ドアロック7が施錠状
態の場合には、フロント左ドアロック7を解錠させる解
錠信号がフロント左アクチュエータ12に伝達され、フ
ロント左ドアロック7が解錠された後(ステップS
5)、前記識別処理ルーチンを介して前記メインルーチ
ンへ戻る。また、フロント左ドア検出スイッチが”OF
F”すなわち、フロント左ドアロック7が解錠状態の場
合には、フロント左ドアロック7を施錠させる施錠信号
がフロント左アクチュエータ12に伝達され、フロント
左ドアロック7が施錠された後(ステップS6)、前記
識別処理ルーチンを介して前記メインルーチンへ戻る。
【0024】また、第1の受光領域Cと第3の受光領域
Eとが重なる第4の受光領域F内であるリア左ドア4付
近より前記赤外線データが発信された場合には、前記赤
外線データは第1の受光素子32及び第3の受光素子3
8にて受信されるので、前記ステップS1にて”YE
S”となり前記ステップS2へ移行し、このステップS
2の判断においても”YES”となり、ステップS7へ
移行してリア左ドアロック作動処理のサブルーチンが呼
び出される。このリア左ドアロック作動処理のサブルー
チンは、前述したフロント左ドアロック作動処理のサブ
ルーチンと同様に、リア左ドアロック9が施錠状態の場
合には、リア左アクチュエータ14に解錠信号が伝達さ
れ、リア左ドアロック9が解錠される。また、リア左ド
アロック9が解錠状態の場合には、リア左アクチュエー
タ14に施錠信号が伝達され、リア左ドアロック9が施
錠された後、前記メインルーチンへ戻る。
【0025】そして、第3の受光領域E内であるバック
ドア6付近より前記赤外線データが発信された場合に
は、前記赤外線データは第3の受光素子38のみにて受
信されるので、前記ステップS1の判断にて”NO”と
なりステップS8へ分岐する。ステップS8では、第3
の受光素子38にて前記赤外線データが受信されたか否
かが判断される。このとき、第3の受光素子38では受
信されるので、”YES”となりステップS9へ移行
し、該ステップS9にて第2の受光素子33にて受信さ
れたか否かの判断がされる。この判断は、”NO”とな
り、ステップS10にてバックドアロック作動処理のサ
ブルーチンが呼び出される。このバックドアロック作動
処理のサブルーチンは、前述したフロント左ドアロック
作動処理のサブルーチンと同様に、バックドアロック1
1が施錠状態の場合には、バックドアロック11を解
錠、またバックドアロック11が解錠状態の場合には、
バックドアロック11を施錠した後、前記メインルーチ
ンへ戻る。
【0026】次に、第2の受光領域Dと第3の受光領域
Eとが重なる第5の受光領域G内であるリア右ドア5付
近より前記赤外線データが発信された場合には、前記赤
外線データは第2の受光素子33及び第3の受光素子3
8にて受信されるので、前記ステップS1の判断にて”
NO”となり前記ステップS8へ分岐した後、ステップ
S8の判断にて”YES”となり前記ステップS9へ移
行する。このステップS9では、第2の受光素子33に
て前記赤外線データが受信されるので、”YES”とな
りステップS11に移行し、リア右ドアロック作動処理
のサブルーチンが呼び出される。このリア右ドアロック
作動処理のサブルーチンは、前述したフロント左ドアロ
ック作動処理のサブルーチンと同様に、リア右ドアロッ
ク10が施錠状態の場合には、リア右ドアロック10を
解錠、またリア右ドアロック10が解錠状態の場合に
は、リア右ドアロック10を施錠した後、前記メインル
ーチンへ戻る。
【0027】そして、第2の受光領域D内であるフロン
ト右ドア3付近より前記赤外線データが発信された場合
には、前記赤外線データは第2の受光素子33のみにて
受信されるので、前記ステップS1の判断にて”NO”
となり前記ステップS8へ分岐し、ステップS8におい
ても”NO”となりステップS12へ分岐する。該ステ
ップS12では、第2の受光素子33にて前記赤外線デ
ータが受信されたか否かが判断される。このとき、第2
の受光素子33では受信されるので、ステップS13へ
移行し、フロント右ドアロック作動処理のサブルーチン
が呼び出される。このフロント右ドアロック作動処理の
サブルーチンは、前述したフロント左ドアロック作動処
理のサブルーチンと同様に、フロント右ドアロック8が
施錠状態の場合には、フロント右ドアロック8を解錠、
またフロント右ドアロック8が解錠状態の場合には、フ
ロント右ドアロック8を施錠した後、前記メインルーチ
ンへ戻る。
【0028】一方、前記受信センサー19における全て
の受光素子32,33,38にて前記赤外線データが受
信されない場合には、前記ステップS1にて”NO”、
次に、前記ステップS8にて”NO”、そして、前記ス
テップS12にて”NO”となり、前記メインルーチン
へ戻る。
【0029】このように、各受信部30a,30b,3
1に設けられた3つの受光素子32,33,38におけ
る受信の有無の組み合わせから、5つの受信領域C〜G
からの前記赤外線データの発信を各々分類して識別する
ことができるとともに、この識別結果に対応する各ドア
2〜6におけるアクチュエアータ12〜16に施錠信号
あるいは解錠信号が伝達され、前記赤外線データの発信
位置に対応したドア2〜6の施錠または解錠が行われ
る。したがって、同数の受信領域からの発信を識別する
場合には、受光素子の数と識別される受信領域の数とが
一致する従来の受信センサーを備えたドアロック装置と
比較して、受光素子の数を削減することができ、受信セ
ンサー19における低コスト化及び小型化を図ることが
できる。また、従来の受信センサーと同数の受光素子を
備えた場合においては、より多くの受信領域からの発信
を識別することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、受信センサーにあ
っては、各受信手段の受信領域の数に加えて、前記各受
信領域が重なる部分における受信領域からの発信も各々
分類して識別することができるので、設けられた受信手
段の数よりも多くの受信領域からの発信を識別すること
ができる。したがって、同数の受信領域からの発信を識
別する場合には、受信手段の数と識別される受信領域の
数とが一致する従来の受信センサーと比較して、受信手
段の数を削減することができ、受信センサーの低コスト
化を図ることができる。
【0031】また、車両用ドアロック装置においても、
集中配備された各受信手段の受信領域の数に加えて、前
記各受信領域が重なる部分における受信領域からの発信
も各々分類して識別することができるので、設けられた
受信手段の数よりも多くの受信領域からの発信を識別す
ることができる。したがって、同数の受信領域を識別す
る場合には、受信手段の数と識別される受信領域の数と
が一致する従来のドアロック装置と比較して、受信手段
の数を削減することができ、車両用ドアロック装置の受
信部における低コスト化及び小型化を図ることができ
る。また、従来のドアロック装置と同数の受信手段を備
えた場合においては、より多くの受信領域からの発信を
識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】同実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】同実施例の受信センサーを示す正面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】同実施例の識別処理の内容を示すフローチャー
トである。
【図7】同実施例のフロント左ドアロック作動処理の内
容を示すフローチャートである。
【図8】従来のドアロック装置を示す図である。
【図9】従来のドアロック装置における受信センサーを
示す図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 フロント左ドア 3 フロント右ドア 4 リア左ドア 5 リア右ドア 6 バックドア 7 フロント左ドアロック 12 フロント左アクチュエータ 18 メカニカルキー 18a 発信機 19 受信センサー 26 CPU 27 ROM 30a 左上受信部 30b 右上受信部 31 下受信部 32 第1の受光素子 33 第2の受光素子 38 第3の受光素子 C 第1の受光領域 D 第2の受光領域 E 第3の受光領域 F 第4の受光領域 G 第5の受光領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信機より発信される信号を受信する指
    向性を有した受信手段を、各々の受信領域が部分的に重
    なり合うように複数設け、前記各受信手段における前記
    信号の受信の有無を夫々出力することを特徴とした受信
    センサー。
  2. 【請求項2】 車両に設けられた複数のドアを各々施錠
    または解錠する複数のロック手段と、前記各ロック手段
    を夫々駆動する複数の駆動手段とを有し、 発信機より発信される信号を受信する指向性を有した受
    信手段を、各々の受信領域が部分的に重なり合うよう
    に、前記車両の特定部分に集中して複数設け、各々の受
    信手段における受信の有無の組み合わせから前記発信機
    が位置する受信領域を識別するとともに、この識別結果
    に対応する前記駆動手段に駆動信号を伝達することを特
    徴とした車両用ドアロック装置。
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