JPH08267521A - 射出圧縮成形装置、射出圧縮成形方法及び冷蔵庫の内箱 - Google Patents

射出圧縮成形装置、射出圧縮成形方法及び冷蔵庫の内箱

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JPH08267521A
JPH08267521A JP7627895A JP7627895A JPH08267521A JP H08267521 A JPH08267521 A JP H08267521A JP 7627895 A JP7627895 A JP 7627895A JP 7627895 A JP7627895 A JP 7627895A JP H08267521 A JPH08267521 A JP H08267521A
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JP
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molding
movable mold
mold
movable
injection
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JP7627895A
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Hiroshi Inoue
洋 井上
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 深物でも成形できる射出圧縮成形装置を提供
する。 【構成】 固定金型18と、第1可動金型28及び第1
可動金型38から構成され、両金型内に溶融樹脂Wを射
出し圧縮成形するものであって、第1可動金型30を移
動させて、第1段階の成形を行い、その後、第2可動金
型30を移動させて第2段階の成形を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出圧縮成形装置と方
法及びこの装置により成型される冷蔵庫の内箱に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、固定金型と可動金型とを用
い、可動金型の型閉動作によるプレスによって溶融樹脂
を完全充填させるインジェクションプレス法が知られて
いる。インジェクションプレス法は、大型の成形品の成
形に好適であり、特に平らなものを成形するのに有効で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は、図6に示すような冷蔵庫の内箱12等の大型であ
って底が深い成形品(以下、深物という)については、
完全に成形できないという問題点がある。
【0004】すなわち、この方法では、図7に示す射出
圧縮成形装置100におけるように、可動金型120
に、雌形の固定金型114の凹部116に対応する凸部
122を設け、この凸部122を凹部116の平面部1
16aに向って型閉動作してインジェクションプレスを
行なう。このとき、凹部116の平面部116aにある
溶融樹脂Wは凸部122の平面部122aによって圧縮
される。
【0005】しかし、凹部116の側面部116bと凸
部122の側面部122bとの間に押し出された溶融樹
脂Wは、この側面部116b,122b同士の間隔が充
分に狭まらないため、圧縮されない。そこで、この部分
で圧縮成形ができるように型締め力を大きくしている。
【0006】したがって、冷蔵庫の内箱12について
は、上記の理由によりインジェクションプレスによって
は一体成形がし難い。また、成形する場合でも、型締め
力を大きくする必要がある。
【0007】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、型
締め力を低く抑えつつ深物でも成形できる射出圧縮成形
装置と、この装置により成形される冷蔵庫の内箱を提供
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の射出
圧縮成形装置は、成形空間である凹部を有する雌形の固
定金型と、前記凹部に挿入される凸部を有する雄形の可
動金型からなり、両金型内に射出された溶融樹脂を圧縮
する射出圧縮成形装置において、前記可動金型は、前記
固定金型の凹部の両側面部との間で第1成形空間を形成
する第1可動金型と、前記固定金型の凹部の平面部との
間で第2成形空間を形成する第2可動金型とよりなり、
前記第1成形空間と前記第2成形空間とを仕切る仕切り
部を、この仕切り位置に対し進退自在に設けたものであ
る。
【0009】請求項2の射出圧縮成形装置は、請求項1
の射出圧縮成形装置において、前記第1可動金型を圧縮
方向の移動させる第1可動手段と、前記第2可動金型を
圧縮方向の移動させる第2可動手段とを設けたものであ
る。
【0010】請求項3の射出圧縮成形装置は、請求項1
の射出圧縮成形装置において、前記第1可動金型及び前
記第2可動金型とを保持している可動金型台と、前記可
動金型台を圧縮方向に移動させる移動手段と、前記可動
金型台の圧縮方向への動きを、前記第1可動金型と前記
第2可動金型との一方のみに伝達する伝達部材とよりな
るものである。
【0011】請求項4の射出圧縮成形方法は、請求項1
記載の射出圧縮成形装置において、前記仕切り部によっ
て前記第1成形空間と前記第2成形空間とを仕切った状
態で、前記固定金型の凹部の平面部に対し、前記第2可
動金型を挿入して、前記第2成形空間内で溶融樹脂を射
出して圧縮し、第1段階の成形を行い、その後、前記仕
切り部を前記仕切り位置から退出させ、前記固定金型の
凹部の側面部に対し、前記第1可動金型を挿入して前記
第1成形空間内で溶融樹脂を射出して圧縮し、第2段階
の成形を行うものである。
【0012】請求項5の射出圧縮成形方法は、請求項1
記載の射出圧縮成形装置において、前記仕切り部によっ
て前記第1成形空間と前記第2成形空間とを仕切った状
態で、前記固定金型の凹部の側面部に対し、前記第1可
動金型を挿入して、前記第1成形空間内で溶融樹脂を射
出して圧縮し、第1段階の成形を行い、その後、前記仕
切り部を前記仕切り位置から退出させ、前記固定金型の
凹部の平面部に対し、前記第2可動金型を挿入して前記
第2成形空間内で溶融樹脂を射出して圧縮し、第2段階
の成形を行うものである。
【0013】請求項6の冷蔵庫の内箱は、請求項1記載
の射出圧縮成形装置によって射出圧縮成形されたもので
ある。
【0014】
【作 用】請求項1の射出圧縮成形装置についてによっ
て射出圧縮成形を行う場合について説明する。
【0015】固定金型の凹部の両側面部と第1可動金型
とにより第1成形空間を形成し、この第1成形空間に溶
融樹脂を射出して圧縮し、成形を行う。また、固定金型
の凹部の平面部と第2可動金型とにより第2成形空間を
形成して、この第2成形空間に溶融樹脂を射出して圧縮
し成形する。この場合に、第1成形空間と第2成形空間
との間に仕切部を配しておく。
【0016】請求項2の射出圧縮成形装置においては、
第1可動金型と第2可動金型とをそれぞれ第1可動手段
と第2可動手段によって移動させる。
【0017】請求項3の射出圧縮成形装置においては、
移動手段によって可動金型台を移動させ、可動金型台は
伝達部材によってその動きを第1可動金型または第2可
動金型に伝達し、第1可動金型もしくは第2可動金型の
みを動かす。
【0018】請求項4の射出圧縮成形方法は、請求項1
の射出圧縮成形装置を使用する方法である。
【0019】 仕切部によって第1成形空間と第2成
形空間とを仕切った状態で、固定金型の凹部の平面部に
対し、第2可動金型を挿入して、第2成形空間内で溶融
樹脂を射出して圧縮し、第1段階の成形を行う。
【0020】 その後、仕切部を仕切位置から退出さ
せ、固定金型の凹部の側面部に対し、第1可動金型を挿
入して、第1成形空間内で溶融樹脂を射出して圧縮し、
第2段階の成形を行う。この場合に、仕切部が退出させ
られているため、第1段階の成形によって成形された成
形部材と第2段階の成形によって成形された成形部材と
が一体となる。
【0021】請求項5の射出圧縮成形方法は、請求項1
の射出圧縮成形装置を使用する方法である。
【0022】 仕切部によって第1成形空間と第2成
形空間とを仕切った状態で、固定金型の凹部の側面部に
対し、第1可動金型を挿入して、第1成形空間内で溶融
樹脂を射出して圧縮し、第1段階の成形を行う。
【0023】 その後、仕切部を仕切位置から退出さ
せ、固定金型の凹部の平面部に対し、第2可動金型を挿
入して第2成形空間内で溶融樹脂を射出して圧縮し、第
2段階の成形を行う。この場合に、仕切部を仕切位置か
ら退出させているため、第1段階の成形によって行われ
た成形部材と第2段階の成形によって行われた成形部材
とが一体となる。
【0024】請求項6の冷蔵庫の内箱は、請求項1記載
の射出圧縮成形装置によって射出圧縮成形されたもので
ある。この場合に、請求項1の装置で成形すると、冷蔵
庫の内箱のような深物であっても成形できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例の射出圧縮成形
装置10について説明する。
【0026】本実施例の射出圧縮成形装置10は、図6
に示す冷蔵庫の内箱12を成形するものであって、この
内箱12は、天井面14と4つの側壁16から構成され
ている。
【0027】図1〜図5は、射出圧縮成形装置10のプ
レスの状態を示す縦断面図であって、以下これらの図面
に基いて説明する。
【0028】符号18は、雌型の固定金型である。これ
には、成形空間である断面台形状の凹部20が設けられ
ている。この凹部20は、内箱12の形状に対応したも
のである。また、固定金型18の頂面にはインロー22
が嵌入する溝24が設けられている。
【0029】符号26は、雄型の可動金型であって、一
対の第1可動金型30,30と第2可動金型28とから
構成されている。第2可動金型28は、固定金型18の
凹部20の平面部に対応する位置に配され、一対の第1
可動金型30,30は、凹部20の側面部に対応する位
置にそれぞれ配されている。すなわち、第2可動金型2
8の両側に別体で一対の第1可動金型30,30が配さ
れている。また、一対の第1可動金型30,30の両側
には前記インロー22が設けられている。
【0030】符号32,32は、第2可動金型28の両
側に設けられた一対の仕切部である。この仕切部32
は、第2可動金型28と第1可動金型30の境目に設け
られており、第2可動金型28内部に設けられた油圧シ
リンダ34,34によって摺動自在になっている。
【0031】符号36は、一対の第1可動金型30の底
部に配されたスライドプッシャーである。このスライド
プッシャーの上面は傾斜面を成し、第1可動金型30の
傾斜した底面と合致している。また、一対のスライドプ
ッシャー36,36は、油圧シリンダー38,38によ
って左右方向に移動自在となっている。
【0032】符号40は、一対のスライドプッシャー3
6,36の底部に配された可動金型台である。この可動
金型台40は、油圧シリンダー42によって駆動されて
可動金型26を図1〜4において上方に押圧する。。ま
た、成形を行わない状態では(図1参照)、可動金型台
40と第2可動金型28の間には、所定の空間41が設
けられている。
【0033】符号46は、固定金型18の上面中央部に
設けられた溶融樹脂Wの注入口である。この注入口46
から、溶融樹脂Wが流れるホットランナーが3つに分岐
し、第1ホットランナー48,第2ホットランナー5
0,第3ホットランナー52を形成している。第1ホッ
トランナー48の溶融樹脂Wの出口である第1射出口5
4は、凹部20の平面部中央に設けられ、第2ホットラ
ンナー50の第2射出口56は、凹部20の平面部左側
に設けられ、第3ホットランナー52の第3射出口58
は、凹部20の平面部の右側に設けられている。また、
各ホットランナー48,50,52には、それぞれ第1
バルブ60,第2バルブ62,第3バルブ64が設けら
れている。
【0034】上記構成の射出圧縮成形装置10によって
図6に示す内箱12を成形する場合について説明する。
【0035】 図1に示すように、固定金型18と可
動金型26によって形成された成形空間を、仕切部32
によって第1成形空間66と第2成形空間68とに仕切
る。第2成形空間66とは、凹部20の平面部と第2可
動金型28と仕切部32によって形成された空間を言
い、第1成形空間68とは、凹部20の側面部とインロ
ー22と仕切部32と第1可動金型30とによって形成
された空間を言う。
【0036】 の状態で、第1バルブ60を閉じ、
第2バルブ62及び第3バルブ64を開いて、注入口4
6から溶融樹脂Wを注入して、第2射出口56及び第3
射出口58から溶融樹脂Wを第2成形空間68,68に
射出する。
【0037】そして、図1に示すように、油圧シリンダ
ー42によって可動金型台40を上方に移動させ、一対
の第1可動金型30のみを上方に移動させ、第1成形空
間68のみで溶融樹脂Wの第1段階の圧縮成形を行う。
この場合に、可動金型台40の上面と第2可動金型28
との間には空間41が存在しているため、第2可動金型
28は移動せず、第1可動金型30のみがスライドプッ
シャー36を介して上方に押されて圧縮成形を行う。
【0038】 図2に示すように、固定金型18と一
対の第1可動金型30,30による圧縮が終了すると、
第2バルブ62と第3バルブ64を閉じて成形を終了す
る。これにより、内箱12の側壁16に相当する個所が
成形される。そして、この場合に側壁16のみを圧縮成
形しているため、従来のように、圧縮成形に大きな圧力
を必要としない。
【0039】 図3に示すように、油圧シリンダ3
4,34を作動させて、仕切部32を、第2成形空間6
6と第2成形空間68とを仕切っている位置から退出さ
せる。また、第1バルブ60のみを開いて、第1射出口
54から溶融樹脂Wを射出する 図4に示すように、第1射出口54から溶融樹脂W
を射出しつつ、第2可動金型28のみを上方に移動さ
せ、圧縮成形を行う。この場合に、スライドプッシャー
36を油圧シリンダ38によって退避させつつ可動金型
台40を油圧シリンダ42によって上方に移動させる
と、スライドプッシャー36が退避した分だけ、第2可
動金型28が上方に移動可能となり第2段階の圧縮成形
ができる。これにより、内箱20の天井面14が圧縮成
形される。
【0040】 図5に示すように、第1バルブ36を
閉じ、固定金型18から可動金型26を取外すと、圧縮
成形された内箱12が完成する。
【0041】上記構成の射出圧縮成形装置10である
と、内箱12の側壁16と天井面14とをそれぞれ別々
に圧縮成形するため、型締力を低くすることができる。
したがって、金型の強度をそれほど強くする必要がな
い。
【0042】具体的には、従来の射出成形装置である
と、約4,000tの型締力が必要であったが、本実施
例の射出圧縮成形装置10であると、約1,000tの
型締力で圧縮成形を行うことが可能となる。
【0043】上記実施例では、第1段階の成形で一対の
第1可動金型30,30を最初に動かして、内箱12の
側壁部16を成形した後、第2段階の成形で第2可動金
型28を動かして内箱12の天井面14を圧縮成形した
が、これに代えて、第1段階の成形で第2可動金型28
を移動させて内箱12の天井面14を圧縮成形した後、
第2段階の成形で一対の第1可動金型30を移動させて
側壁16を後から圧縮成形してもよい。
【0044】また、第2可動金型28及び第1可動金型
30をそれぞれ別々に動かす方法としては、上記実施例
に代えて、第2可動金型28と第1可動金型30にそれ
ぞれ別の油圧シリンダを設けて移動させてもよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1の射出圧縮成形装置であると、
第1成形空間で成形する成形物の側壁部と、第2成形空
間で成形する成形部材の平面部とをそれぞれ別々に圧縮
成形するため、深物の成形でも型締力を低く抑えること
ができる。
【0046】請求項2の射出圧縮成形装置であると、第
1可動金型と第2可動金型を、第1可動手段と第2可動
手段とによって別々に動かすため、深物の成形でも確実
に圧縮成形することができる。
【0047】請求項3の射出圧縮成形装置においては、
可動金型台に第1可動金型と第2可動金型を取付け、こ
の可動金型台の動きを伝達部材によって別々に第1可動
金型または第2可動金型に伝達するため、深物の成形で
も確実に圧縮成形することができる。
【0048】請求項4の射出圧縮成形方法であると、第
1段階の成形で成形部材の側壁部を成形し、第2段階の
成形で成形部材の平面部を成形するため、深物の成形で
も型締力を低く抑えることができる。
【0049】請求項5の射出圧縮成形方法であると、第
1段階の成形で成形部材の平面部を成形し、第2段階の
成形で成形部材の側壁部を成形するため、型締力を低く
抑えるこどができる。
【0050】請求項6の冷蔵庫の内箱であると、インジ
ェクションプレスにより成形するため、深物の内箱が成
形可能となり、また、その際に型締力を低く抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の射出成形装置において、第2成形空
間に溶融樹脂Wを射出している状態の縦断面図である。
【図2】本実施例の射出成形装置において、第2可動金
型を移動させて第2成形空間で圧縮成形している状態の
縦断面図である。
【図3】本実施例の射出成形装置において、第1成形空
間に溶融樹脂を射出している状態の縦断面図である。
【図4】本実施例の射出成形装置において、第1可動金
型で圧縮成形している状態の縦断面図である。
【図5】本実施例の射出成形装置において、固定金型か
ら可動金型を外して成形部材を取出そうとしている状態
の縦断面図である。
【図6】冷蔵庫の内箱の斜視図である。
【図7】従来の射出圧縮成形装置の縦断面図である。
【符号の説明】
10 射出圧縮成形装置 12 内箱 14 天井面 16 側壁部 18 固定金型 20 凹部 22 インロー 24 溝 26 可動金型 28 第1可動金型 30 第2可動金型 32 仕切部 34 油圧シリンダ 36 スライドプッシャー 38 油圧シリンダ 40 可動金型台 42 油圧シリンダ 46 注入口 48 第1ホットランナー 50 第2ホットランナー 52 第3ホットランナー 54 第1射出口 56 第2射出口 58 第3射出口 60 第1バルブ 62 第2バルブ 64 第3バルブ 66 第1成形空間 68 第2成形空間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形空間である凹部を有する雌形の固定金
    型と、前記凹部に挿入される凸部を有する雄形の可動金
    型からなり、両金型内に射出された溶融樹脂を圧縮する
    射出圧縮成形装置において、 前記可動金型は、 前記固定金型の凹部の両側面部との間で第1成形空間を
    形成する第1可動金型と、 前記固定金型の凹部の平面部との間で第2成形空間を形
    成する第2可動金型とよりなり、 前記第1成形空間と前記第2成形空間とを仕切る仕切り
    部を進退自在に設けたことを特徴とする射出圧縮成形装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の射出圧縮成形装置におい
    て、 前記第1可動金型を圧縮方向に移動させる第1可動手段
    と、 前記第2可動金型を圧縮方向に移動させる第2可動手段
    とを設けたことを特徴とする射出圧縮成形装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の射出圧縮成形装置におい
    て、 前記第1可動金型及び前記第2可動金型とを保持してい
    る可動金型台と、 前記可動金型台を圧縮方向に移動させる移動手段と、 前記可動金型台の圧縮方向への動きを、前記第1可動金
    型と前記第2可動金型との一方のみに伝達する伝達部材
    とよりなることを特徴とする射出圧縮成形装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の射出圧縮成形装置におい
    て、 前記仕切り部によって前記第1成形空間と前記第2成形
    空間とを仕切った状態で、前記固定金型の凹部の平面部
    に対し、前記第2可動金型を挿入して、前記第2成形空
    間内で溶融樹脂を射出して圧縮し、第1段階の成形を行
    い、 その後、前記仕切り部を前記仕切り位置から退出させ、
    前記固定金型の凹部の側面部に対し、前記第1可動金型
    を挿入して前記第1成形空間内で溶融樹脂を射出して圧
    縮し、第2段階の成形を行うことを特徴とする射出圧縮
    成形方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の射出圧縮成形装置におい
    て、 前記仕切り部によって前記第1成形空間と前記第2成形
    空間とを仕切った状態で、前記固定金型の凹部の側面部
    に対し、前記第1可動金型を挿入して、前記第1成形空
    間内で溶融樹脂を射出して圧縮し、第1段階の成形を行
    い、 その後、前記仕切り部を前記仕切り位置から退出させ、
    前記固定金型の凹部の平面部に対し、前記第2可動金型
    を挿入して前記第2成形空間内で溶融樹脂を射出して圧
    縮し、第2段階の成形を行うことを特徴とする射出圧縮
    成形方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の射出圧縮成形装置によって
    射出圧縮成形されたことを特徴とする冷蔵庫の内箱。
JP7627895A 1995-03-31 1995-03-31 射出圧縮成形装置、射出圧縮成形方法及び冷蔵庫の内箱 Pending JPH08267521A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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