JPH082668A - 焼結材料の挿入装置 - Google Patents

焼結材料の挿入装置

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JPH082668A
JPH082668A JP13454494A JP13454494A JPH082668A JP H082668 A JPH082668 A JP H082668A JP 13454494 A JP13454494 A JP 13454494A JP 13454494 A JP13454494 A JP 13454494A JP H082668 A JPH082668 A JP H082668A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 作業者の負担の軽減と作業時間の短縮化によ
って焼結効率の向上を実現でき、また、焼結炉設備全体
の設置スペースの点やコストの点で好ましい焼結材料の
挿入装置を提供する。 【構成】 上下フレーム15は、二つの高さモードに上
下駆動手段により上下動する。上モードでは、スラグ4
0の載置された受け皿22をローラーコンベア14の上
を移動して材料挿入口51の側へ供給する。下モードで
は、スラグ40の載置された受け皿22を焼結炉50内
の焼結開始位置へ挿入する。さらに、挿入してあるスラ
グ40の載置された受け皿22を今回挿入したスラグ4
0の載置された受け皿22で押し出すように送りチェー
ン13の正回動に連動する押し棒21の押し板部211
によって焼結炉内を搬送すると共に、送りチェーン13
の逆回動に連動して押し棒21を反対側へ復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼結すべき焼結材料と
してのタングステンやモリブデン等の粉末成形体(スラ
グ)を焼結炉内の焼結開始位置へ挿入すると共に、挿入
したスラグを焼結炉内を焼結しながら搬送するための焼
結材料の挿入装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5(a)および(b)は、従来の焼結
材料の挿入装置を示す上面図および側面図である。尚、
この図においては、説明の便宜上、一部を断面図あるい
は透視図の形式で示している。
【0003】図5(a)および(b)において、焼結材
料の挿入装置60は、その搬送方向を焼結炉50の材料
挿入口51に向けて設置されており、スラグ40を焼結
炉50内部の焼結開始位置へ挿入するものである。尚、
この例では、前回挿入してあるスラグ40を今回挿入し
たスラグ40で押し出すように焼結炉50内部をスラグ
40の焼結を行いながら搬送する。例えば、焼結炉50
の規模にもよるが、スラグ40が所定数(例えば、6
個)連なった状態のものが、新たに焼結開始位置へ挿入
されたスラグ40によって押し出されるように搬送され
るときに焼結がなされる。搬送されながら焼結されたス
ラグ40(焼結体)は、焼結炉50の図中左側の抽出口
(図示せず)から別の作業によって抽出されるので、上
記所定数よりも増加することはない。また、焼結作業を
終了するときには、後述するスラグ40用の受け皿の空
のもので、前回挿入してあるスラグ40を押し出すこと
もできる。
【0004】焼結炉50において、材料挿入口51と焼
結開始位置との間には、基面52が延びている。
【0005】焼結材料の挿入装置60は、基台61と、
基台61の幅方向の中心付近に備えられた3つのスプロ
ケット62と、スプロケット62に張架され、基台61
の上面の隙間部から露出し露出部を持つ送りチェーン6
3と、送りチェーン63の露出部を挟んで基台61の上
部に二列に備えられた複数のローラ641から成るロー
ラーコンベア64とを有している。ローラーコンベア6
4の複数のローラ641は、その上面が焼結炉50の基
面52よりも僅かに高い。
【0006】さらに、焼結材料の挿入装置60には、少
なくとも焼結炉50外部の材料挿入口51付近から焼結
炉50内部の焼結開始位置までの距離に応じた長さを持
つ押し棒71と、スラグ40が載置可能な板状を呈し、
押し棒71の押し板部711に当接して荷重の印加され
る受け皿72とが載置されている。押し棒71は、搬送
方向に延び、その前端に幅の広いL型アングル状の押し
板部711を持っている。受け皿72に載置されたスラ
グ40は、押し板部711によって荷重される。押し板
部711および受け皿72は、送りチェーン63の露出
部が露出する基台61上面の隙間部よりも幅が広いの
で、送りチェーン63に接触すること無く、二列のロー
ラーコンベア64に載置される。この構成により、搬送
方向に移動可能である。また、受け皿72にはスラグ4
0が載置され、この状態で後述するように焼結炉50内
部の焼結開始位置に配置される。
【0007】図6は、図5(b)における符号Bを付し
た押し棒71の後端部分の詳細図である。図6におい
て、押し棒71は、押し棒71に一体に備えられた爪部
712と、取り外し可能に備えられた重り部713とを
有している。この構成により、押し棒71が焼結材料の
挿入装置60上に載置されたときには、重り部713の
荷重によって送りチェーン63のチェーンローラ631
に爪部712が確実に引っ掛かる一方、重り部713を
取り外せば爪部712の引っ掛かりを解除することが可
能である。そして、爪部712がチェーンローラ631
に確実に引っ掛かった状態では、送りチェーン63の回
動に応じて搬送方向に押し棒71は駆動される。特に、
焼結炉50の材料挿入口51へ向かう挿入方向に移動す
るときには、スラグ40の載置された受け皿72を押し
棒71で押し出すように移動させることが可能である。
【0008】尚、押し棒71が移動する前進端から後退
端までのストロークは、押し棒71の爪部712が引っ
掛けられるチェーンローラ631が基台61の上面に露
出している範囲であり、さらに、チェーンローラ631
に引っ掛かっている爪部712がスプロケット62に干
渉しないような範囲に設定される。そして、押し棒71
のストロークと長さに応じて、受け皿72に載置された
スラグ40の焼結開始位置は決まる。
【0009】次に、焼結材料の挿入装置60を用いてス
ラグ40を焼結炉50へ挿入する作業を説明する。
【0010】いま、前回の挿入工程の終了のままの状態
であるとすると、作業者は、前進端にある押し棒71か
ら重り部713を取り外した後に、送りチェーン63に
対する爪部712の引っ掛かりを解除し、焼結炉50内
から引き出して、二列のローラーコンベア64の外側に
押し棒71を退かしておく。
【0011】作業者は、焼結材料の挿入装置60後方の
ローラーコンベア64上に焼結すべきスラグ40を受け
皿72に載置した状態で運搬車等から移す。
【0012】続いて、作業者は、ローラーコンベア64
上のスラグ40を受け皿72ごと、焼結材料の挿入装置
60の前方へ移動(供給)する。この工程は、ローラー
コンベア64にモータ等の駆動源を接続することで、モ
ータ駆動可能である。尚、押し棒71が退かされている
ため、スラグ40の挿入および移動作業に支障はない。
【0013】次に、作業者は、退かしておいた押し棒7
1を手にとり、その押し板部711で押すようにして、
予め焼結材料の挿入装置60の前方へ移動してあるスラ
グ40を焼結炉50内部の焼結開始位置へ手作業により
挿入する。
【0014】続いて、手に持っている押し棒71の爪部
712を送りチェーン63に引っ掛けた後に重り部71
3を載せて押し棒71をセットする。そして、送りチェ
ーン63により押し棒71を駆動して、焼結開始位置に
挿入されているスラグ40の載置された受け皿72を押
す。ここで、既にスラグ40の載置された受け皿72
(前回分)が挿入してあるのであれば、この前回分は今
回焼結開始位置へ挿入したスラグ40の載置された受け
皿72で押し出すように搬送される。そして、搬送され
ながら焼結が行われる。
【0015】以上のようにして焼結材料の挿入サイクル
は終了し、以後、これが繰り返される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、工業的量産
性の向上の要望から、焼結炉には、焼結効率の向上や焼
結量の増加が所望されている。このため、一度に大量の
スラグを受け入れて、これを確実に焼結するべく、焼結
炉が大型化する傾向にある。
【0017】この実情に応じて、例えば、焼結材料の挿
入装置60における押し棒71は、大型化した焼結炉5
0内部の焼結開始位置に到達可能なように長さが約2m
であり、また、複数の重いスラグ40(受け皿72を含
めて1セットで約250Kg)を確実に押し出すように
搬送可能な強度を得るために重さが約30kgもある。
このように長くかつ重い押し棒71を、焼結作業の度
に、爪部712を外して二列のローラーコンベア64の
外側に退かし、さらに、これを持ち上げてスラグ40を
押したり、送りチェーン63にセットし直したりする作
業は、作業者にとって大きな負担となるという問題点が
ある。また、この作業のために作業時間も長くなり、焼
結効率の向上による工業的量産性の向上に対しても好ま
しくないという問題点がある。
【0018】尚、押し棒71を退かすのは、運搬車等に
載置されている新たなスラグ40を焼結材料の挿入装置
60の後方から供給するときの邪魔になるからである。
よって、長くかつ重い押し棒71を退かさずしてスラグ
40を供給する手段として、次に示す二方法のいずれか
がとられることもある。第1に、焼結材料の挿入装置6
0の側方のうちの押し棒71の押し板部711よりも焼
結炉50側に運搬車を用意し、焼結材料の挿入装置60
と運搬車との間に、即ち、焼結材料の挿入装置60の搬
送方向に対して直角に延びるローラーコンベアを設置
し、直角方向にスラグ40を供給する方法である。この
ときは、ローラーコンベア64の一部を分割した構造と
しておき、90度回転させる必要がある。第2に、焼結
材料の挿入装置60自体を90度や180度等だけ回動
可能に構成し、新たなスラグ40を供給する際に焼結材
料の挿入装置60を回動し、回動した焼結材料の挿入装
置60の前端からスラグ40を供給し、再び焼結材料の
挿入装置60を回動して戻す方法である。
【0019】しかし、これらの方法では、直角に延びる
ローラーコンベアを設置するための大きなスペースが必
要であったり、あるいは焼結材料の挿入装置60自体を
回動するためのかなり大きなスペースや大掛かりな構造
が必要となり、焼結炉50および焼結材料の挿入装置6
0を有する焼結炉設備全体としても、設置スペースの点
やコストの点で好ましくないという問題点がある。
【0020】本発明の課題は、作業者の負担の軽減と作
業時間の短縮化によって焼結効率の向上を実現できる焼
結材料の挿入装置を提供することである。
【0021】本発明の他の課題は、大きなスペースや大
掛かりな構造が不要であり、焼結炉設備全体の設置スペ
ースの点やコストの点で好ましい焼結材料の挿入装置を
提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、焼結炉
側面の材料挿入口と焼結炉内とを結ぶ挿入方向に延在す
るように基台の上面にて露出した露出部を備え、挿入方
向に正回動および逆回動する送りチェーンを有し、送り
チェーンの正回動に基づいて焼結すべき焼結材料の載置
された受け皿を材料挿入口から焼結炉内の焼結開始位置
へ挿入すると共に前回挿入してある焼結すべき焼結材料
の載置された受け皿を今回挿入した焼結すべき焼結材料
の載置された受け皿で押し出すように焼結炉内を搬送す
る焼結材料の挿入装置において、前記基台の上の前記送
りチェーンを挟む両側のうちの前記材料挿入口の側の端
を含む領域にて送りチェーンに平行にかつ材料挿入口の
底面よりも僅かに高く延在する第1の対のローラーコン
ベアと、前記送りチェーンの前記露出部の上に平行に延
在し、その一端には前記送りチェーンのチェーンローラ
を把持する把持部を備える一方、他端には前記受け皿の
皿幅よりも幅狭かつ前記第1の対のローラーコンベアに
架載可能な板幅を持つ押し板部を備え、前記送りチェー
ンの回動に連動して押し板部が第1の対のローラーコン
ベアの上を直線動する押し棒と、前記基台の上に上下可
動に設けられ、前記押し板部の板幅よりも幅広かつ前記
受け皿の皿幅よりも幅狭の間隙部を規定するように前記
押し棒を挟んで両側に延在する対のフレーム部を備えた
上下フレームと、前記上下フレームの前記対のフレーム
部の上にて前記送りチェーンに平行に延在する第2の対
のローラーコンベアとを有し、前記上下フレームは、前
記第2の対のローラーコンベアが前記押し棒の最高部分
よりも高くなる上モードと、第2の対のローラーコンベ
アが前記第1の対のローラーコンベアと同じ高さとなる
下モードとの二つの高さモードに上下駆動手段により上
下動し、前記上下フレームの前記上モードでは、新たな
前記焼結材料の載置された前記受け皿を前記材料挿入口
の反対側の端から前記押し棒の前記最高部分を越すよう
に前記第2の対のローラーコンベアの上を移動して前記
押し板部よりも前記材料挿入口の側へ供給し、前記上下
フレームの前記下モードでは、前記送りチェーンの正回
動に連動する前記押し棒の前記押し板部によって前記焼
結材料の載置された前記受け皿を前記第2の対のローラ
ーコンベアの上を移動して前記焼結炉内の前記焼結開始
位置へ挿入し、さらに、前記上下フレームの前記下モー
ドおよび前記上モードのうちのいずれかでは、前回挿入
してある焼結すべき焼結材料の載置された受け皿を今回
挿入した焼結すべき焼結材料の載置された受け皿で押し
出すように前記送りチェーンの正回動に連動する前記押
し棒の前記押し板部によって前記焼結炉内を搬送すると
共に、前記送りチェーンの逆回動に連動して前記押し棒
を前記材料挿入口の反対側へ復帰することを特徴とする
焼結材料の挿入装置が得られる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
よる焼結材料の挿入装置を説明する。
【0024】図1(a)および(b)は、本実施例によ
る焼結材料の挿入装置を示す上面図および側面図であ
る。尚、同図において、従来例と同一部あるいは同様部
には、図5(a)および(b)と同一符号を付し、詳述
を省略する。また、説明の便宜上、一部を断面図あるい
は透視図の形式で示している。
【0025】図1(a)および(b)において、焼結材
料の挿入装置10は、従来例と同様に材料挿入口51、
基面52、および焼結開始位置を持つ焼結炉50の材料
挿入口51に搬送方向を向けて設置されている。本実施
例でも、前回挿入してあるスラグ40を今回挿入したス
ラグ40で押し出すように焼結炉50内部をスラグ40
の焼結を行いながら搬送する。即ち、スラグ40が所定
数連なった状態のものが、新たに焼結開始位置へ挿入さ
れたスラグ40によって押し出されるように搬送される
ときに焼結がなされる。また、焼結されたスラグ40
(焼結体)は、焼結炉50の図中左側の抽出口(図示せ
ず)から別の作業によって抽出される。
【0026】焼結材料の挿入装置10は、焼結炉50の
基面52よりも低い基台11と、基台11の幅方向の中
心付近に備えられた3つのスプロケット12と、スプロ
ケット12に張架されて基台11の上面に露出する露出
部を持つ送りチェーン13と、送りチェーン13の両側
のうちの焼結炉50に近い領域にて基台11の上部に二
列に備えられた複数のローラから成る第1の対のローラ
ーコンベアであるコロコン19と、基台11上に上下動
可能に備えられた上下フレーム15とを有している。3
つのスプロケット12のうちのひとつには、後述する搬
送駆動手段が接続されており、送りチェーン13は前後
方向に回動可能である。また、上下フレーム15は、後
述する上下駆動手段により上下に駆動される。
【0027】上下フレーム15は後述する幅寸法の間隙
部を規定するように後述する押し棒を挟んで両側に延在
する対のフレーム部を備えている。上下フレーム15の
間隙部からは、基台11に備えられた送りチェーン13
およびコロコン19とが露出している。また、上下フレ
ーム15の対のフレーム部の上には、間隙部を挟んで二
列に延在する複数のローラ141から成る第2の対のロ
ーラーコンベアであるローラーコンベア14が備えられ
ている。ローラーコンベア14にも従来例と同様に駆動
手段が接続されてもよく、この場合には、従来例と同様
に後述するスラグ40の供給を機械化できる。
【0028】基台11上の上下フレームの間隙部内で
は、少なくとも焼結炉50外部の開口部51付近から焼
結炉50内部の焼結開始位置までの距離に応じた長さを
持つ押し棒21が備えられている。押し棒21は搬送方
向に延びており、その前端に二列のコロコン19よりも
幅が広く、かつ上下フレーム15の間隙部よりも幅の狭
いL型アングル状の押し板部211を持っている。押し
板部211が上記のような幅を持っているため、押し棒
21の前端は二列のコロコン19上に載置される形とな
っている。
【0029】図2は、図1(b)における符号Aを付し
た押し棒21の後端部分の詳細図である。図2におい
て、押し棒21は、送りチェーン13のチェーンローラ
131を挟持する挟持部212を持っている。即ち、押
し棒21の後端は、送りチェーン13のチェーンローラ
131上に載置される形となっている。そして、挟持部
212がチェーンローラ131を挟持しているため、送
りチェーン13の回動に応じて押し棒21は搬送方向に
駆動される。特に、焼結炉50の材料挿入口51へ向か
う挿入方向に移動するときには、スラグ40の載置され
た受け皿22を押し出すように移動させる。尚、押し棒
21は、左右方向に振れないように、垂直に立設する対
のローラにより左右の動きが規制されることが好まし
い。
【0030】上下駆動手段は、基台11の四方にそれぞ
れ備えられ、上下フレーム15を軸支する上下用リンク
16と、基台11の一方の側の2つの上下用リンク16
の内側に備えられ、上下フレーム15の平面方向の動き
を規制して上下動のみを可能とする2つの上下ガイド1
7と、基台11の他方の側にて上下用リンク16の一つ
に軸接続され、かつ図示しない電気ポンプ等を含む油圧
回路に接続された上下用油圧シリンダ18とを有してい
る。尚、上下用リンクのうちの上下用油圧シリンダ18
側の2つの間は、シャフトによって軸接続されている。
尚、上下駆動手段は、本実施例に限らず、電気ポンプ等
に接続された空気圧シリンダ、あるいはラック&ピニオ
ンやネジ式のジャッキ等の電気モータ等に接続され、電
気モータの回転運動を直線運動に変換する構造でもよ
い。
【0031】焼結材料の挿入装置10では、上記駆動手
段により上下フレーム15が、下モードと上モードとの
2段階の高さモードに駆動される。下モードは、ローラ
ーコンベア14の上面(即ち、スラグ40の載置された
受け皿22の裏面)が、焼結炉50の基面52よりも僅
かに高く、スラグ40を焼結炉50へ挿入しやすい高さ
(従来例と同様の高さ)である。一方、上モードは、ロ
ーラーコンベア14の上面が、押し棒21の最も高い部
分(本実施例では、押し板部211)の高さを越え、か
つ受け皿22に載置されたスラグ40を供給する運搬車
と同じ高さである。より具体的には、下モードと上モー
ドとの間のリフト量は、約50mmである。尚、上モー
ドのときには、押し棒21の最も高い部分がローラーコ
ンベア14上を移動される受け皿22に干渉しないこと
はいうまでもない。
【0032】また、押し棒21が移動する前進端から後
退端までのストロークは、従来例と同様に、挟持部21
2が挟持するチェーンローラ131が上下フレーム15
の間隙部に露出している範囲であり、さらに、チェーン
ローラ131を挟持している挟持部212がスプロケッ
ト12に干渉しないような範囲に設定される。そして、
押し棒21のストロークと長さに応じて、受け皿22に
載置されたスラグ40の焼結開始位置は決まる。
【0033】以上説明した焼結材料の挿入装置10の後
端側から見た側面図を図3に示す。尚、図3において
も、一部を断面図あるいは透視図の形式で示している。
【0034】次に、本発明の一実施例による焼結材料の
挿入装置10を用いてスラグ40を焼結炉50へ挿入す
る作業を説明する。
【0035】いま、前回の挿入工程の終了のままの状態
であるとすると、押し棒21がストロークの前進端にあ
ると共に、上下フレーム15が下モードにある。
【0036】作業者は、上下用油圧シリンダ18を操作
して上下フレーム15を上モードとする。このとき、上
下フレーム15が押し板部211等に干渉せずに、押し
棒21の最も高い部分よりも高い位置になることは勿論
である。続いて、作業者は、搬送駆動手段により押し棒
21を後退端側へ移動(復帰)させる。尚、押し棒21
の後退端側への復帰は、上下フレーム15が下モードに
あっても可能であるので、押し棒21の復帰の後に上下
フレーム15を上モードとしてもよい。
【0037】次に、作業者は、焼結材料の挿入装置10
後方のローラーコンベア14上に焼結すべきスラグ40
を受け皿22に載置した状態で運搬車等から移す。
【0038】続いて、作業者は、ローラーコンベア14
上のスラグ40を受け皿22ごと、押し棒21の押し板
部211よりも焼結炉50に近い位置にまで移動する。
この工程は、ローラーコンベア14に駆動手段を接続し
ておけば、機械化可能である。
【0039】次に、作業者は、上下用油圧シリンダ18
を操作して上下フレーム15を下モードとする。続い
て、予め焼結材料の挿入装置10の前方へ移動してある
受け皿22に載置した状態のスラグ40を、搬送駆動手
段により押し棒21を移動して押し板部211で押すよ
うにして焼結炉50内の焼結開始位置にまで挿入する。
ここで、スラグ40の載置された受け皿22(前回分)
が既に挿入してあるのであれば、この前回分は、焼結開
始位置へ今回挿入したスラグ40の載置された受け皿2
2で押し出すように搬送される。そして、搬送されなが
ら焼結が行われる。
【0040】以上のようにして焼結材料の挿入サイクル
は終了し、以後、これが繰り返される。
【0041】尚、スラグ40を焼結開始位置へ挿入した
後の複数のスラグ40の搬送と、搬送駆動手段による押
し棒21の後退端側への移動は、上下フレーム15を上
モードとする途中あるいはその後に行ってもよい。これ
は、押し棒21の高さが、上下フレーム15の高さモー
ドに拘らず不変のためである。
【0042】次に、搬送駆動手段について説明する。図
4は、搬送駆動手段を説明するための図であり、焼結材
料の挿入装置10の上下フレーム15よりも下側の内部
構造を示す概略的な平面図である。図4において、焼結
材料の挿入装置10の搬送駆動手段は、スプロケット1
2と送りチェーン13(図4には図示せず)との他に、
図示しない駆動制御器の駆動電源にそれぞれ電気的に接
続された低速モータ31および高速モータ32と、両モ
ータとベルト等により機械的に接続されて両モータの各
駆動出力を切り替え可能に出力するダブルクラッチ33
と、ベルト等により機械的にダブルクラッチ33の出力
側と接続される一方焼結材料の挿入装置10の後端側下
方のスプロケット12に接続された減速機34とから成
っている。そして、作業者が駆動制御器の操作部を操作
するか、あるいは予め作業工程をメモリしておきマイク
ロプロセッサによりプログラム動作することによって、
低速モータ31および高速モータ32を使い分けて、押
し棒21の移動速度を制御するようにする。より具体的
には、低速モータ31による押し棒21の低速駆動は、
複数のスラグ40を押し出すように搬送する所謂全体送
りの際に用いる。一方、高速モータ32による押し棒2
1の高速駆動は、スラグ40を焼結炉50内部の焼結開
始位置へ挿入するときや、押し棒21を引き出して復帰
する際に用いる。尚、本実施例においては、低速移動の
速度は約0.03mm/秒であり、高速移動の速度は約
100mm/秒である。
【0043】このように、低速モータ31および高速モ
ータ32を使い分けることにより、低速であっても確実
な動作が要求されたり、大きなトルクで重量物を移動す
る必要があるとき、さらには搬送しながらの焼結のため
の焼結時間の調整が必要なときに、低速移動を行う一
方、この他のときには高速移動を行うことが可能とな
り、正確かつ安全な動作を維持しつつ作業の迅速化を実
現できる。尚、本実施例では、低速駆動は少なくとも1
500kg(スラグ40と受け皿22とが6セット)、
高速駆動は少なくとも250kg(スラグ40と受け皿
22とが1セット)の搬送あるいは移動が可能である。
【0044】さらに、上記駆動制御器に、上下駆動手段
と搬送駆動手段との両方、あるいはローラーコンベア1
4の駆動手段をも加えた3つを電気的接続し、新たなス
ラグ40の供給工程、スラグ40の焼結開始位置への挿
入工程、スラグ40の搬送工程、および押し棒21の復
帰工程から成る焼結材料の挿入サイクルについて、各工
程に応じて押し棒21の直線動および上下フレーム15
の上下動を一括して駆動制御器が制御するようにしても
よい。
【0045】
【発明の効果】本発明による焼結材料の挿入装置は、第
2の対のローラーコンベアが押し棒の最高部分よりも高
くなる上モードと、第2の対のローラーコンベアが第1
の対のローラーコンベアと同じ高さとなる下モードとの
二つの高さモードに上下駆動手段により上下フレームが
上下動し、上下フレームの上モードでは、新たな焼結材
料の載置された受け皿を材料挿入口の反対側の端から押
し棒の最高部分を越すように第2の対のローラーコンベ
アの上を移動して押し板部よりも材料挿入口の側へ供給
し、上下フレームの下モードでは、送りチェーンの正回
動に連動する押し棒の押し板部によって焼結材料の載置
された受け皿を第2の対のローラーコンベアの上を移動
して焼結炉内の焼結開始位置へ挿入し、さらに、上下フ
レームの下モードおよび上モードのうちのいずれかで
は、挿入してある焼結すべき焼結材料の載置された受け
皿を今回挿入した焼結すべき焼結材料の載置された受け
皿で押し出すように送りチェーンの正回動に連動する押
し棒の押し板部によって焼結炉内を搬送すると共に、送
りチェーンの逆回動に連動して押し棒を材料挿入口の反
対側へ復帰するため、従来必要であった押し棒の取り外
しおよび取り付け直し作業が不要であり、作業者の負担
が軽減されると共に作業時間が短縮化され、焼結効率の
向上が実現できる。
【0046】また、焼結材料の挿入装置の長手方向であ
る搬送方向に直角に延びる別のコンベアを設置すること
や、焼結材料の挿入装置自身の一部あるいは全体を回動
することがないため、大きなスペースや大掛かりな構造
が不要であり、焼結炉設備全体の設置スペースの点やコ
ストの点で好ましい。
【0047】さらに、押し棒の駆動速度を制御すれば、
タングステン、モリブデンなどの形状が複雑な材料や重
量物で壊れやすい材料などを正確かつ安全に挿入できる
と共に、作業の迅速化も実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による焼結材料の挿入装置を
示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図であ
る。
【図2】図1に示す焼結材料の挿入装置における符号A
の部分の詳細図である。
【図3】図1に示す焼結材料の挿入装置の後端側から見
た側面図である。
【図4】図1に示す焼結材料の挿入装置の搬送駆動手段
を説明するための図であり、上下フレームよりも下側の
内部構造を示す概略的な平面図である。
【図5】従来例による焼結材料の挿入装置を示す図であ
り、(a)は上面図、(b)は側面図である。
【図6】図5に示す焼結材料の挿入装置における符号B
の部分の詳細図である。
【符号の説明】
10、60 焼結材料の挿入装置 11、61 基台 12、62 スプロケット 13、63 送りチェーン 14、64 ローラーコンベア 15 上下フレーム 16 上下用リンク 17 上下用ガイド 18 上下用油圧シリンダ 19 コロコン 21、71 押し棒 22、72 受け皿 31 低速モータ 32 高速モータ 33 ダブルクラッチ 34 減速機 40 スラグ 50 焼結炉 51 材料挿入口 52 基面 141、641 ローラ 211、711 押し板部 212 把持部 712 爪部 713 重り部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結炉側面の材料挿入口と焼結炉内とを
    結ぶ挿入方向に延在するように基台の上面にて露出した
    露出部を備え、挿入方向に正回動および逆回動する送り
    チェーンを有し、送りチェーンの正回動に基づいて焼結
    すべき焼結材料の載置された受け皿を材料挿入口から焼
    結炉内の焼結開始位置へ挿入すると共に前回挿入してあ
    る焼結すべき焼結材料の載置された受け皿を今回挿入し
    た焼結すべき焼結材料の載置された受け皿で押し出すよ
    うに焼結炉内を搬送する焼結材料の挿入装置において、
    前記基台の上の前記送りチェーンを挟む両側のうちの前
    記材料挿入口の側の端を含む領域にて送りチェーンに平
    行にかつ材料挿入口の底面よりも僅かに高く延在する第
    1の対のローラーコンベアと、前記送りチェーンの前記
    露出部の上に平行に延在し、その一端には前記送りチェ
    ーンのチェーンローラを把持する把持部を備える一方、
    他端には前記受け皿の皿幅よりも幅狭かつ前記第1の対
    のローラーコンベアに架載可能な板幅を持つ押し板部を
    備え、前記送りチェーンの回動に連動して押し板部が第
    1の対のローラーコンベアの上を直線動する押し棒と、
    前記基台の上に上下可動に設けられ、前記押し板部の板
    幅よりも幅広かつ前記受け皿の皿幅よりも幅狭の間隙部
    を規定するように前記押し棒を挟んで両側に延在する対
    のフレーム部を備えた上下フレームと、前記上下フレー
    ムの前記対のフレーム部の上にて前記送りチェーンに平
    行に延在する第2の対のローラーコンベアとを有し、前
    記上下フレームは、前記第2の対のローラーコンベアが
    前記押し棒の最高部分よりも高くなる上モードと、第2
    の対のローラーコンベアが前記第1の対のローラーコン
    ベアと同じ高さとなる下モードとの二つの高さモードに
    上下駆動手段により上下動し、前記上下フレームの前記
    上モードでは、新たな前記焼結材料の載置された前記受
    け皿を前記材料挿入口の反対側の端から前記押し棒の前
    記最高部分を越すように前記第2の対のローラーコンベ
    アの上を移動して前記押し板部よりも前記材料挿入口の
    側へ供給し、前記上下フレームの前記下モードでは、前
    記送りチェーンの正回動に連動する前記押し棒の前記押
    し板部によって前記焼結材料の載置された前記受け皿を
    前記第2の対のローラーコンベアの上を移動して前記焼
    結炉内の前記焼結開始位置へ挿入し、さらに、前記上下
    フレームの前記下モードおよび前記上モードのうちのい
    ずれかでは、前回挿入してある焼結すべき焼結材料の載
    置された受け皿を今回挿入した焼結すべき焼結材料の載
    置された受け皿で押し出すように前記送りチェーンの正
    回動に連動する前記押し棒の前記押し板部によって前記
    焼結炉内を搬送すると共に、前記送りチェーンの逆回動
    に連動して前記押し棒を前記材料挿入口の反対側へ復帰
    することを特徴とする焼結材料の挿入装置。
  2. 【請求項2】 前記送りチェーンと、前記送りチェーン
    の張架されたスプロケットと、高速モータおよび低速モ
    ータが並列に接続される入力側と前記スプロケットに接
    続されて高速モータおよび低速モータの各駆動出力を切
    り替え可能に出力する出力側とを備えたダブルクラッチ
    とを含み、前回挿入してある焼結すべき焼結材料の載置
    された受け皿を今回挿入した焼結すべき焼結材料の載置
    された受け皿で押し出すように前記焼結炉内を搬送する
    ときには前記低速モータによって前記押し棒の搬送速度
    を低速とする一方、前記焼結材料の載置された前記受け
    皿を前記焼結炉内の前記焼結開始位置へ挿入するときお
    よび前記押し棒を前記材料挿入口の反対側へ復帰すると
    きには前記高速モータによって前記押し棒の移動速度を
    高速とする搬送駆動手段を有する請求項1記載の焼結材
    料の挿入装置。
  3. 【請求項3】 前記上下駆動手段は、電気ポンプを持つ
    圧力シリンダ構造および電気モータを持つ回転動作−直
    線動作変換構造のうちのいずれか一方の電気的制御可能
    な構造であり、前記上下駆動手段と前記搬送駆動手段と
    に接続され、新たな焼結材料の供給工程、焼結材料の挿
    入工程、焼結材料の搬送工程、および押し棒の復帰工程
    から成る焼結材料の挿入サイクルについて、各工程に応
    じて前記押し棒の直線動および前記上下フレームの上下
    動を制御する制御回路を有する請求項2記載の焼結材料
    の挿入装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101857138A (zh) * 2010-06-09 2010-10-13 五力机电科技(昆山)有限公司 送料机
CN105151654A (zh) * 2015-09-16 2015-12-16 苏州汇科机电设备有限公司 Mim烧结炉的承烧板输送机构
JP2021173419A (ja) * 2020-04-17 2021-11-01 中外炉工業株式会社 連続式加熱炉に用いるプッシャ装置およびそれを備える連続式加熱炉

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JP2021173419A (ja) * 2020-04-17 2021-11-01 中外炉工業株式会社 連続式加熱炉に用いるプッシャ装置およびそれを備える連続式加熱炉

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