JPH08266796A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

Info

Publication number
JPH08266796A
JPH08266796A JP7077743A JP7774395A JPH08266796A JP H08266796 A JPH08266796 A JP H08266796A JP 7077743 A JP7077743 A JP 7077743A JP 7774395 A JP7774395 A JP 7774395A JP H08266796 A JPH08266796 A JP H08266796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying chamber
heat exchange
exchange member
water
clothes dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7077743A
Other languages
English (en)
Inventor
Morimasa Mano
守正 真野
Masayuki Arakawa
眞行 荒川
Makoto Goto
誠 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP7077743A priority Critical patent/JPH08266796A/ja
Publication of JPH08266796A publication Critical patent/JPH08266796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯物から蒸発する水分が乾燥室の内壁に残
存することを防ぐことができる衣類乾燥機を提供するこ
と。 【構成】 正面扉2より乾燥室30内に入れられた洗濯
物5に対して、シーズヒータ12によって温められた空
気を室内クロスフローファン8によって吹き付けると、
洗濯物5の水分が蒸発し、その蒸発した水分の一部は、
乾燥室30内面に結露するが、残りの蒸発した水分は、
熱交換部材16で冷やされて結露し、その水分は、フィ
ルム27表面上を流下し、水受け樋25を介して排水タ
ンク26に回収される。また、乾燥室30内面に結露し
て流下した水分は溝34に回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内で洗濯物を乾燥さ
せることが可能な衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯物をハンガー等に掛けた状態
で、乾燥室内に納め、温風を洗濯物に吹き付けて、洗濯
物の水分を蒸発させ、その水分を除去することによって
洗濯物を乾燥させる衣類乾燥機があった。
【0003】水分を除去する方法としては、乾燥室内の
高温多湿の空気を冷却部材によって冷やし、その冷却部
材面上で結露させて、その水滴を回収するものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような衣類乾燥機では、衣類の出し入れを行う扉の内
側面や、乾燥室内壁面等の熱交換器以外の場所において
も、ある程度の結露を生じるため、衣類が略乾燥しても
扉内側面等に水滴が残ることがあった。そのため、乾燥
室から衣類を取り出すときに、扉内面側に残った水滴が
装置外部に滴下したり、乾燥した衣類に付着してしまう
問題点があった。
【0005】更に、乾燥室内に存在する水滴によって、
乾燥室内の湿度が高くなり、洗濯物を乾燥させるために
長時間費やしてしまう等の問題点があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、洗濯物から蒸発する水分が乾燥
室の内壁に残存することを防ぐことができる衣類乾燥機
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の衣類乾燥機は、洗濯物の出し入れを行うため
の開閉部を有する乾燥室と、前記乾燥室内の空気を加熱
するための乾燥熱源と、前記乾燥熱源によって温められ
た空気を前記乾燥室内で強制的に対流させるための送風
手段と、前記送風手段によって前記乾燥室内で強制的に
対流させられた空気を前記乾燥室外の空気に対して密閉
状態で分離させると共に、乾燥室内の水蒸気を結露させ
るための熱交換部材と、前記乾燥室及び前記熱交換部材
の各内面に結露して流下する水を回収するための液体回
収手段とを備えており、少なくとも、前記熱交換部材の
内面に、水の表面張力を低下させるために親水処理を施
している。
【0008】また、前記親水処理を、前記熱交換部材の
内面及び前記乾燥室内面の双方に施すことが望ましい。
【0009】更に、前記親水処理は、セルロース系フィ
ルムをケン化したものを前記熱交換部材の内面、または
前記乾燥室内面、あるいはその双方に接着することが望
ましい。
【0010】また、前記液体回収手段は、前記熱交換部
材の内面に結露して流下する水を回収するために、前記
熱交換部材の下部に設けられた第一の液体回収部と、前
記乾燥室内面に結露して流下する水を回収するために、
前記乾燥室底部に設けられた第二の液体回収部とで構成
してもよい。
【0011】更に、前記熱交換部材の水平断面形状を波
状、または折り板状とすることが望ましい。
【0012】また、前記熱交換部材の乾燥室外側に、前
記熱交換部材を冷却させる冷却手段を備えることが望ま
しい。
【0013】
【作用】上記の構成を有する本発明の衣類乾燥機によれ
ば、開閉部より乾燥室内に入れられた洗濯物に対して、
乾燥熱源によって温められた空気を送風手段によって吹
き付けると、洗濯物の水分が蒸発する。蒸発した水分の
一部は、乾燥室内面に結露するが、残りの蒸発した水分
は、熱交換部材で冷やされて、親水処理が施された熱交
換部材の内面に結露し、結露した水分は、親水処理によ
って表面張力が低下し、下方に流れ易くなり液体回収手
段によって回収することにより除湿を行い、衣類の乾燥
時間を短縮させる。
【0014】また、親水処理が施された前記熱交換部材
の内面及び前記乾燥室内面に結露した水分は、前記液体
回収手段によって回収される。
【0015】また、前記熱交換部材の内面、または乾燥
室の内面に結露した水分の表面張力は、前記熱交換部材
の内面、または前記乾燥室内面、あるいはその双方に接
着されたセルロース系フィルムをケン化したものによっ
て低下され、容易に前記フィルムの上部を流下する。
【0016】また、前記熱交換部材の下部に設けられた
第一の液体回収部によって、前記熱交換部材の内面に結
露して流下する水を回収し、前記乾燥室底部に設けられ
た第二の液体回収部によって、前記乾燥室内面に結露し
て流下する水を回収する。
【0017】更に、熱交換部材の水平断面形状を波状、
または折り板状にして、熱交換部材の表面積を大きく
し、多量の水分を結露させる。
【0018】また、前記熱交換部材の乾燥室外側に備え
られた冷却手段によって、前記熱交換部材を冷却し、そ
の熱交換部材の内面に多量の水分を結露させる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した衣類乾燥機の一実
施例について図面を参照しながら説明する。
【0020】図1及び図2は、本実施例の衣類乾燥機1
の外観を示す斜視図であり、図3はその構成を示す断面
図である。
【0021】本実施例の衣類乾燥機1のハウジング32
は、防水、断熱処理された板状の耐熱プラスチックによ
り形成され、開閉可能な正面扉2、上面扉3、後述する
熱交換部材16と共に乾燥室30を構成している。上面
扉3は、洗濯物5から蒸発した水分が上面扉3に付着し
たときに、下方に流下させるように、正面扉2側に傾斜
させるように構成されている。衣類乾燥機1は、操作パ
ネル4が設けられている。複数の洗濯物5は、それぞれ
ハンガー6に掛けられて物干し棒7に吊るされる。
【0022】乾燥室30の後方下部には、細長い円筒状
の送風手段としての室内クロスフローファン8と、赤熱
以下の比較的低温で大きな熱量を放出するための螺旋状
の細長い乾燥熱源としてのシーズヒ−タ12とが配置さ
れている。室内クロスフローファン8は、図示しないモ
ーターによって駆動され、乾燥室30上部空間の空気
を、乾燥室30とは隔壁9によって区画されると共に、
室内クロスフローファン8と隣接した位置に形成される
風路10を通して吸い込み、シーズヒータ12側へ勢い
よく送風するように構成されている。室内クロスフロー
ファン8によって送風された空気は、シーズヒータ12
によって加熱され、底面11と所定の距離を隔て略平行
に設置された乾燥室底部13に設けられた、多数の孔か
らハンガー6に掛けられた洗濯物5に直接吹き付け、洗
濯物5の水分を蒸発させるようになっている。水蒸気を
含み高湿度となって上昇した空気は、乾燥室30上部の
開口部14から取り込まれ、風路10を通過し、室内側
クロスフローファン8に吸い込まれるようになってい
る。
【0023】前記乾燥室30上部の開口部14近傍に
は、乾燥室30内の温度を計測するためのサーミスタ素
子をパッケージに収納した温度センサ15が取り付けら
れている。風路10の後方には、薄いアルミニウム板で
形成された熱交換部材16が配置されており、乾燥室3
0内側を乾燥室30外側と密閉して分離すると共に、そ
の室内側熱交換面で風路10の一部を形成している。ま
た、熱交換部材16は、図4に示すように、水平断面形
状が、折り板状である三角波状に形成されているために
見かけの投影面積に比較して大きな熱交換面積を有して
いる。尚、波形の形状として、三角波、台形波、S字
波、その他任意な選択が可能である。本実施例のように
三角波であれば、板厚が無視できると仮定して、θが6
0゜で面積拡大率は2となり、30゜で約3.8とな
る。倍率はθにのみ依存して波の高さhには無関係とな
るから薄型に製作することが可能である。
【0024】また、熱交換部材16の乾燥室30側面、
上面扉3、正面扉2、隔壁9等を含む内壁には、水の表
面張力を低下させる親水処理が施されたフィルム27が
接着されている。このフィルム27は、特開平6ー27
9756号公報に記載されたものであり、セルロース系
フィルムをケン化処理することによって得られるもので
ある。このため、乾燥室30内の湿った空気は、熱交換
部材16で冷やされ、フィルム27の表面上に凝縮し、
このフィルム27の表面上を流下する。前記熱交換部材
16の下部には、フィルム27表面上を流下する水を回
収するために、水平面に対して少し傾斜した第一の液体
回収部としての水受け樋25が設置されており、その水
受け樋25は、排水タンク26に接続されている。更
に、各内壁から流下する水を回収するための第二の液体
回収部として底部11の中央部に溝34が配置され、そ
の溝34に各内壁を流下する水を流し込むために、底部
11は傾斜を持たせて形成されている。また、底部11
には、溝34が配置される空間を得るために、脚33が
設けられている。溝34の底部には、回収された水を抜
くための水抜き孔35が開口されており、常には、栓3
6によって水が装置外部に漏れないようになっている。
【0025】また、図3において、衣類乾燥機1の左上
側部には、熱交換部材16を冷却させるための冷却手段
としての室外クロスフローファン17が配置されてお
り、図示しないモータにより駆動され、衣類乾燥機1の
左側下方部に設けられた外気吸い込み口18より室外側
風路19を通して外気を吸い込み、室外クロスフローフ
ァン17の上部に設けられた外気吹き出し口20から外
部へ放出するように構成されている。このため、熱交換
部材16で分離されたそれぞれの空気の流れ方向が互い
に逆向きになり、温度勾配を大きくして結露領域を拡大
させている。
【0026】更に、外気吸い込み口18の下部には外気
を乾燥室30内に取り込むための外気取り入れ口21が
設置され、衣類乾燥機1上面には乾燥室30内の空気を
外部へ放出するための内気放出口22が設置されてお
り、それぞれ図示しない電磁アクチュエータにより駆動
される第1のダンパー23及び第2のダンパー24によ
って開閉可能に構成されている。
【0027】次に、本実施例の衣類乾燥機1の動作を説
明する。始めに操作パネル4上に配置された図示しない
作動スイッチ等の押下により電源が投入されると、上記
各要素が動作を開始し、乾燥室30内はシーズヒータ1
2で加熱された空気が多量に循環する。すると、洗濯物
5は次第に温度が上昇し、水分の蒸発が始まる。乾燥室
30内を循環する空気の少なくとも一部は開口部14か
ら取り込まれ風路10を通過するが、風路10の一部を
形成する熱交換部材16の室外側熱交換面は、室外クロ
スフローファン17によって外気で強制冷却されている
ために、室内側熱交換面に沿って流れる間に冷却されて
結露を生じて除湿された後、室内クロスフローファン8
に吸い込まれ乾燥室内を循環する。熱交換部材16のフ
ィルム27が接着された側面では、結露した水分は成長
して水滴となる間もなく、この面上を伝い落ち、水受け
樋25に流れ込み、排水タンク26に集められ回収さ
れ、同様に、乾燥室30内の各内壁のフィルム27が接
着された表面では、結露した水分は各内壁を伝い落ち、
底部11に設けられた溝34に回収される。
【0028】一方、第1の外気取り入れ口18より取り
込まれ風路19を通過する外気は、風路19の一部を形
成する熱交換部材16の室外側熱交換面に沿って流れる
間に加熱され、室外クロスフローファン17により外気
吹き出し口20から温風となって放出される。
【0029】尚、乾燥室30内の温度をあまり高くする
ことなく洗濯物を早く安全に乾燥させるためには、強い
風をムラなく当て水分の蒸発を盛んにして蒸発潜熱に見
合うヒータ負荷を大きくして大熱量を供給することと、
大能力の除湿機構によって乾燥室30内の湿度を低く維
持することが重要である。
【0030】また、操作パネル4は、高、中、低、3段
階の乾燥温度が選択できるようにスイッチが配置されて
いる。図示しない制御装置は温度センサ15により乾燥
室30内の温度を計測し、計測温度が選択設定された温
度を越えた時点でシーズヒータ12への通電を遮断す
る。そして、温度が下降し設定温度を下回ると再度通電
を行う。この繰り返しにより乾燥室30内は選択された
温度に保たれる。
【0031】乾燥が進むにつれて次第に通電期間が短く
なり、終了が近づき残り水分が少なくなるとこの傾向が
より顕著になるから、通電期間が予め設定した基準値を
下回った時点で、電磁アクチュエータを駆動して、外気
取り入れ口21と内気放出口22を同時に開き、乾燥室
30内に外気を導入するが、それぞれの開口面積は乾燥
室内の温度が低下しない程度に設定されているために、
乾燥室内は相対湿度が更に低下し、残っている水分の蒸
発が盛んに行われ、同時に水蒸気を含んだ空気の一部は
内気放出口22から屋内に放出される。
【0032】この状態で予め設定された時間が経過した
後、シーズヒータ12への通電を停止し、その後、室
内、室外各クロスフローファン8、17のみを運転して
乾燥室内の温度を下げてから、乾燥終了を表示する。
【0033】図5は、乾燥期間中の単位時間当たりの水
分回収量の推移を示したものである。図の実線は外気を
導入すること無く乾燥を行った場合を示し、破線は外気
を導入した場合を示す。屋内に放出された水蒸気の量
は、図の斜線部分の面積で示すように僅かである。
【0034】以上説明したことから明かなように本実施
例の衣類乾燥機1によれば、正面扉2より乾燥室30内
に入れられた洗濯物5に対して、シーズヒータ12によ
って温められた空気を室内クロスフローファン8によっ
て吹き付けると、洗濯物5の水分が蒸発し、その蒸発し
た水分の一部は、乾燥室30内面に結露し、フィルム2
7表面上を流下し、溝34に回収され、残りの蒸発した
水分は、熱交換部材16で冷やされて結露し、その水分
は、フィルム27表面上を流下し、水受け樋25を介し
て排水タンク26に回収されるため、乾燥室30内面及
び熱交換部材16に水滴が存在せず、乾燥室30内の湿
度が低減し、洗濯物5の乾燥時間を短縮させることがで
きる。
【0035】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ことはなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の
変更を加えることができる。
【0036】例えば、本実施例では、冷却手段として室
外クロスフローファン17を用いて外気を強制的に熱交
換部材16に送風しているが、熱交換部材16を冷やす
方法であれば何れでもよく、例えば、熱交換部材16の
室外側面に冷却剤を設置してもよい。また、衣類乾燥機
1の外部から、冷房装置等による冷気を導入するように
構成してもよい。
【0037】尚、前記実施例によれば、熱交換部材16
の内面と、乾燥室30の各内面との双方に、フィルム2
7を接着して親水処理を施したが、送風手段の送風能力
及び乾燥熱源の加熱能力を高めて乾燥能力を更に向上さ
せれば、前記乾燥室の各内面での水分の結露を十分少な
くすることができるので、乾燥室30の各内面の親水処
理を省くことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明の衣類乾燥機によれば、開閉部より乾燥室内に入れら
れた洗濯物に対して、乾燥熱源によって温められた空気
を送風手段によって吹き付けると、洗濯物の水分が蒸発
する。蒸発した水分の一部は、乾燥室内面に結露する
が、残りの蒸発した水分は、熱交換部材で冷やされて、
親水処理が施された熱交換部材の内面に結露し、結露し
た水分は、親水処理によって表面張力が低下し、下方に
流れ易くなり、前記熱交換部材に水滴が存続しないた
め、乾燥室内の湿度が低減し、衣類の乾燥時間を短縮さ
せることができる。
【0039】また、前記熱交換部材の内面及び前記乾燥
室内面に親水処理を施したため、結露した水分を多量に
回収することができ、かつ、衣類を乾燥させる時間を更
に短縮することができる。
【0040】また、前記熱交換部材の内面、または前記
乾燥室の内面、あるいはその双方にセルロース系フィル
ムをケン化したもの接着したため、親水処理を安価に、
かつ容易に実施することができ、かつ、半永久的に結露
した水分の表面張力を低下させることができる。
【0041】また、前記熱交換部材の下部に設けられた
第一の液体回収部によって、前記熱交換部材の内面に結
露して流下する水を回収し、前記乾燥室底部に設けられ
た第二の液体回収部によって、前記乾燥室内面に結露し
て流下する水を回収することで、前記熱交換部材の内面
及び前記乾燥室内面に水滴が存続しないため、更に、乾
燥室内の湿度を低減し、衣類の乾燥時間を短縮させるこ
とができ、かつ衣類を乾燥室内から取り出すときに、衣
類が乾燥室内面に触れることによって水滴が付着するこ
とがなくなる。
【0042】更に、熱交換部材の水平断面形状を波状、
または折り板状にして、熱交換部材の表面積を大きくし
たため、前記熱交換部材に結露する面積が増大し、多量
の水分を取り除くことができる。
【0043】また、前記熱交換部材の乾燥室外側に備え
られた冷却手段によって、前記熱交換部材を冷却したた
め、素早く熱交換部材の内面に結露させることができる
等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の衣類乾燥機を正面右斜め上方から
見た状態を示す斜視図である。
【図2】第一実施例の衣類乾燥機を背面右斜め上方から
見た状態を示す斜視図である。
【図3】第一実施例の衣類乾燥機の中央断面図である。
【図4】熱交換部材の外観の一部を示す部分斜視図であ
る。
【図5】乾燥期間中の単位時間当りの水分回収量の推移
を示す図である。
【図6】熱交換部材の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 衣類乾燥機 2 正面扉 3 上面扉 6 ハンガー 7 物干し棒 8 室内クロスフローファン 12 シーズヒータ 16 熱交換部材 17 室外クロスフローファン 19 室外側風路 25 水受け樋 26 排水タンク 27 フィルム 34 溝 36 栓

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯物の出し入れを行うための開閉部を
    有する乾燥室と、 前記乾燥室内の空気を加熱するための乾燥熱源と、 前記乾燥熱源によって温められた空気を前記乾燥室内で
    強制的に対流させるための送風手段と、 前記送風手段によって前記乾燥室内で強制的に対流させ
    られた空気を前記乾燥室外の空気に対して密閉状態で分
    離させると共に、乾燥室内の水蒸気を結露させるための
    熱交換部材と、 前記乾燥室及び前記熱交換部材の各内面に結露して流下
    する水を回収するための液体回収手段とを備え、 少なくとも、前記熱交換部材の内面に、水の表面張力を
    低下させる親水処理を施したことを特徴とする衣類乾燥
    機。
  2. 【請求項2】 前記親水処理を、前記熱交換部材の内面
    及び前記乾燥室内面の双方に施したことを特徴とする請
    求項1に記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 前記親水処理は、セルロース系フィルム
    をケン化したものを前記熱交換部材の内面、または前記
    乾燥室内面、あるいはその双方に接着したことを特徴と
    する請求項1または2に記載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 前記液体回収手段は、前記熱交換部材の
    内面に結露して流下する水を回収するために、前記熱交
    換部材の下部に設けられた第一の液体回収部と、前記乾
    燥室内面に結露して流下する水を回収するために、前記
    乾燥室底部に設けられた第二の液体回収部とで構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 前記熱交換部材の水平断面形状を波状、
    または折り板状としたことを特徴とする請求項1に記載
    の衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 前記熱交換部材の乾燥室外側に、前記熱
    交換部材を冷却させる冷却手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の衣類乾燥機。
JP7077743A 1995-04-03 1995-04-03 衣類乾燥機 Pending JPH08266796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7077743A JPH08266796A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7077743A JPH08266796A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 衣類乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08266796A true JPH08266796A (ja) 1996-10-15

Family

ID=13642398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7077743A Pending JPH08266796A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 衣類乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08266796A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3315657A1 (en) * 2016-10-31 2018-05-02 BSH Hausgeräte GmbH A laundry drying appliance

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3315657A1 (en) * 2016-10-31 2018-05-02 BSH Hausgeräte GmbH A laundry drying appliance
CN108004735A (zh) * 2016-10-31 2018-05-08 博西华电器(江苏)有限公司 干衣机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7191546B2 (en) Low temperature clothes dryer
JPH085245A (ja) 乾燥機並びに該乾燥機の除湿ユニット及び冷却器
JP2001116290A (ja) 暖房乾燥機
JPH10235091A (ja) 乾燥機及び衣類乾燥機
JPH08266796A (ja) 衣類乾燥機
JPH0996434A (ja) ふく射式空調システム
JPH10306974A (ja) 加湿冷蔵庫
JP2544496Y2 (ja) 除湿機
JP2001208462A (ja) ショーケース
JPH1076100A (ja) 衣類乾燥機
JP2924213B2 (ja) 除湿機
JPH0894238A (ja) 蒸発装置
KR100576455B1 (ko) 제습기와 그 운전 방법
JPH10305195A (ja) 除湿機能付き衣類乾燥機
JP2002054827A (ja) 空気調和装置
CN219531347U (zh) 一种快速蒸发化霜水的冷柜
KR20050049953A (ko) 난방 겸용 제습기
JPH08257295A (ja) 衣類乾燥機
JPH10305192A (ja) 除湿機能付き衣類乾燥機
JPH07308499A (ja) 衣類乾燥機
JPH0213916Y2 (ja)
KR200465049Y1 (ko) 공기조화기
KR950001515Y1 (ko) 식기 건조기
JP2001153547A (ja) バスル−ムの乾燥システム
JPH07308498A (ja) 衣類乾燥機