JPH08266040A - 磁気増幅器 - Google Patents

磁気増幅器

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JPH08266040A
JPH08266040A JP7341447A JP34144795A JPH08266040A JP H08266040 A JPH08266040 A JP H08266040A JP 7341447 A JP7341447 A JP 7341447A JP 34144795 A JP34144795 A JP 34144795A JP H08266040 A JPH08266040 A JP H08266040A
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JP
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voltage
diode
output
overcurrent
magnetic amplifier
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Application number
JP7341447A
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English (en)
Inventor
Ui Ho Song
義 鎬 宋
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Sansei Denki KK
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Sansei Denki KK
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/12Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac
    • G05F1/32Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using magnetic devices having a controllable degree of saturation as final control devices

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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過負荷制御電流を適切な強さになるように制
御するための過電流制御ループをコイルを使用しないで
簡単な回路に置き換えることにより空間の効率を高め
て、製造費を節減することにある。 【解決手段】 この磁気増幅器は、入力される所定のパ
ルス信号を誘起させ交流正弦波を作る電圧変換部100
と、電圧変換部100から出力される電圧信号を整流及
び平滑させ負荷へ供給する出力電圧調節部110と、出
力電圧調節部110の出力電圧が過電圧である時、この
過電圧を制御するための過電圧制御電流を電圧変換部の
出力端に供給する過電圧検出部120と、電圧変換部と
出力電圧調節部との間に連結され電圧変換部の出力交流
電圧を過電圧検出部から出力される過電圧制御電流の方
向と反対に形成させ過電圧制御電流の強さを調節する過
電流減衰部130とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気増幅器(Magnet
ic amplifier)に関するものであって、より詳しくは磁
気増幅器の内部に巻線されたコイル数を減らし、空間の
効率を高め、磁気増幅器に発生する過電流により発生す
る熱問題、出力電圧の波形の歪み等を防止する磁気増幅
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、電子製品の小型可の趨勢とともに
多様な機能の機器が一つのシステムに結合された複合機
器が開発されている。即ち、TVとVCRが一体に結合
されたTVCRがその代表的な例といえる。
【0003】このような複合型電子機器の電源供給装置
としてはSMPSが多く使用されているが、このSMP
Sは一つのDC又はAC電源を変換させ種々の電源電圧
を発生させて必要な回路に各々供給する。前記SMPS
で入力電源を変換して作成した種々の電源電圧のうち、
TVの受像管のように大きな電圧を必要とするメイン負
荷にはメイン電源電圧が供給され、このメイン電圧はフ
ィードバック機能により設定電圧値として安定的に調整
される。
【0004】しかし、SPMSはこのようなメイン電源
電圧以外に他の回路に供給する他の電源電圧を発生すべ
きであり、この他の電源電圧もメイン電源電圧の変動に
関係なく、安定された出力電圧を保持すべきである。こ
れを解決するためのものが磁気増幅器である。この磁気
増幅器はSMPSから供給される他の電源電圧の出力電
圧をメイン電源電圧の変動に関係なく、自ら自動調節す
る。
【0005】図3は従来の磁気増幅器の回路図であっ
て、予め設定された周期と電圧レベル値を有するパルス
信号を誘起させ交流正弦波電圧信号に変換する電圧変換
部10と、前記電圧変換部10の出力電圧を整流及び平
滑して負荷に供給する出力電圧調節部20と、前記出力
電圧調節部20の出力電圧を検出して設定された基準電
圧と比較し、過電圧の発生時、これを調節するための過
電圧制御電流を前記電圧変換部10の出力側に供給する
過電圧検出部30と、前記電圧変換部10と出力電圧調
節部20との間に連結され、前記過電圧検出部30から
出力される過電圧制御電流の方向と反対の方向に減衰電
流を供給する過電流減衰部40とから構成されている。
【0006】ここで、電圧変換部10は一定の周期を有
するパルス信号をスイッチング出力するためのスイッチ
ング素子(SW1)、1次側に入力されるパルス波を誘
起させ交流正弦波電圧信号に変換させ2次側に出力させ
るトランス(T1)、トランス(T1)からの出力電圧
の幅を制御する1次コイル(L4)から構成されてい
る。
【0007】前記出力電圧調節部20は、1次コイル
(L4)からの電圧信号を整流及び平滑させ負荷(R
L)に伝えるダイオード(D1,D2)、コイル(L
3)及びコンデンサー(C1)から構成されている。
【0008】過電圧検出部30は、出力電圧調節部20
の出力電圧(V0 )を分圧するための抵抗(R1,R
2)と、分圧抵抗(R1,R2)により分圧された分圧
点(P1)の電流の流れを調節するための抵抗(R3,
R4)及びコンデンサー(C2)、分圧点(P1)の出
力電圧を検出して予め設定された基準電圧と比較し出力
電圧調節部20の出力電圧が一定のレベルになるように
制御するシャントレギュレーター(SR1)、別途の直
流電源(Vcc) の電圧を分圧するための抵抗(R5,R
6)と、抵抗(R5,R6)の分圧点(P2)の電圧に
より導通され別途の直流電源(Vcc)の電流をスイッチ
ング出力させるトランジスター(Q1)、トランジスタ
ー(Q1)からの直流電流を整流するダイオード(D
3)とから構成されている。
【0009】過電流減衰部40は、電圧変換部10の1
次コイル(L4)と反対の極性で巻線された2次コイル
(L5)と電流の流れを制御するための抵抗(R5)及
びダイオード(D4)とから構成されている。
【0010】図3を参照すると、トランス(T1)の1
次側にはスイッチング素子(SW1)のオン/オフによ
り固定幅を有するパルス信号が印加される。これにより
トランス(T1)の2次側(L2)には誘起された交流
電圧が正極性及び負極性の値を有する正弦波電圧信号と
して出力される。
【0011】即ち、前記スイッチング素子(SW1)が
オン状態であれば、ハイレベルのパルス信号がトランス
(T1)の1次側に印加され、トランス(T1)の2次
側に+帯域の正極性正弦波の一部が出力される。一方、
スイッチング素子(SW1)がオフ状態であれば、ロウ
レベルのパルス信号がトランス(T1)の1次側に印加
され、併せてトランス(T1)の2次側に−帯域の負極
性正弦波の一部が出力される。
【0012】従って、スイッチング素子(SW1)がオ
ン状態にされてトランス(T1)の2次側巻線(L2)
に+交流電圧信号が現れると磁気増幅器の1次コイル
(L4)は、負荷電流に依存したブロッキング(Blocki
ng)電圧を発生させトランス(T1)の2次側巻線に誘
起された交流電圧のパルス幅を狭くする。
【0013】この時、前記パルス幅が適正デューティー
になると磁気増幅器の1次コイル(L4)は飽和され
る。
【0014】再び、スイッチング素子(SW1)がオフ
されトランス(T1)の2次側(L2)の巻線に−交流
電圧信号が現れて負荷(RL)に供給される電圧が過電
圧状態であれば、前記過電圧検出部30のトランジスタ
ーQ1は、導通され別途の直流電源(Vcc)による過電
圧制御電流がダイオード(D3)を通じて電圧変換部1
0の1次コイル(L4)に印加される。
【0015】ここで、前記トランジスター(Q1)のベ
ース端にはシャントレギュレーター(SR1)の出力端
が連結されトランジスター(Q1)のベース電圧が適正
レベルを保持するように静電圧を提供してトランジスタ
ー(Q1)を保護する。
【0016】この時、前記シャントレギュレーター(S
R1)の基準電圧端には出力電圧(V0 )を分圧する抵
抗(R1,R2)が抵抗(R3)を通じて連結され、基
準電圧端に供給される出力電圧が内部基準電圧より大き
いと前記シャントレギュレーター(SR1)は導通され
る。
【0017】ここで、過電圧制御電流が多いほどトラン
ス(T1)の2次側に誘起された交流電圧のパルス幅が
大きく減らされ、出力デューティーの幅が狭くなる。即
ち、磁気増幅器は、過負荷制御電流の強さを調節しトラ
ンス(T1)の2次側(L2)に誘起された正弦波電圧
のパルス幅を自動的に調節して負荷の変動に関係なしに
出力電圧(V0 )を一定に保持する。
【0018】しかし、この時、過電圧制御電流が大きい
とダイオード(D1)に逆電流が流れると共に、ノイズ
により電圧変換部10の1次コイル(L4)に超過電流
が発生する。このような過電流は磁気増幅器に備えられ
たコアでヒステリー損失を増加させる原因になり、ま
た、不必要な電流による過熱現象出力波形の歪みなどが
発生する。
【0019】これを防止するために、1次コイル(L
4)が巻線された鉄心(コア)に1次コイル(L4)と
極性を反対にして2次コイル(L5)を巻線し、前記2
次コイル(L5)とトランス(T1)の2次側(L2)
との間には抵抗(R8)を連結し、二つのダイオード
(D1,D2)の間にはダイオード(D4)を連結す
る。
【0020】この時、電圧変換部10の1次コイル(L
4)と2次コイル(L5)は1:1の比率で巻線する。
従って、トランス(T1)の2次側(L2)の交流電圧
が−値になると、L2→D2→D4→L5→R8→L2
の過電流制御ループが形成されるので、ダイオード(D
3)を通じて1次コイル(L4)に過電圧制御電流とダ
イオード(D4)を通じた過電流減衰電流が互いに相殺
されて電圧変換部10の1次コイル(L4)に印加され
る過電圧制御電流が制限される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の磁気増幅器で過電流を相殺させるための2次コイル
が製品の小型化設計により省略される場合があり得る
し、これにより磁気増幅器内に発生する不必要な電流を
効果的に制御できなくなって磁気増幅器のコアでヒステ
リー損失が増加し、加熱が発生し易く、また出力電圧信
号の波形が不安定になる短所を有していた。
【0022】本発明は上記のような問題点を解決するた
めのものであって、本発明の目的は磁気増幅器の内部の
1次コイルに印加される過負荷制御電流を適切な強さに
なるように制御するための過電流制御ループをコイルを
使用しないで簡単な回路に置き換えることにより空間の
効率を高めて、製造費を節減できる磁気増幅器を提供す
ることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するために、請求項1記載の第1の発明による磁気増幅
器は、予め設定された周期と電圧レベル値を有するパル
ス信号を誘起させ交流正弦波電圧信号に変換する電圧変
換手段と、前記電圧変換手段の出力電圧を整流及び平滑
して負荷に供給する出力電圧調節手段と、前記出力電圧
調節手段の出力電圧を検出して設定された基準電圧と比
較し、過電圧の発生時、これを調節するための過電圧制
御電流を前記電圧変換手段の出力側に供給する過電圧検
出手段と、前記電圧変換手段と出力電圧調節手段との間
に連結され、前記電圧変換手段から出力される正弦波電
圧が+値である時、流れる電流を蓄電し、−値である
時、蓄電された電流を放電させるが、放電経路が前記過
電圧制御電流の方向と反対の方向になるように放電ルー
プを形成させる過電流減衰手段とから構成される。従っ
て、過負荷制御電流を適切な強さになるように制御する
ための過電流制御ループをコイルを使用しないで簡単な
回路に置き換えることにより空間の効率を高めて、製造
費を節減できる。従って、簡単な回路に置き換えること
により空間の効率を高めて、製造費を節減できる。
【0024】請求項2記載の第2の発明は、前記過電流
減衰手段は前記電圧変換手段の出力電圧が+帯域である
時、これを整流するための第1ダイオードと、前記第1
ダイオードを通過した電流を充電及び放電するコンデン
サーと、前記第1ダイオードの入力端にドレーン端が、
第1ダイオードの出力端にソース端が連結され、前記電
圧変換手段の出力電圧が−値である時、導通され前記コ
ンデンサーの放電電流を前記電圧変換手段の出力端に流
すようにスイッチング制御するスイッチ用トランジスタ
ーと、前記電圧変換手段の出力端と前記コンデンサーと
の間に連結され前記放電電流を前記コンデンサーに提供
する抵抗とから構成される。従って、電圧変換部の1次
コイルに印加される過電圧制御電流は、過電流減衰ルー
プを通じて流れる電流により相殺され1次コイルに印加
される最終電流が制限される。
【0025】請求項3記載の第3の発明は、前記過電流
減衰手段には前記電圧変換手段から出力される交流正弦
波を入力して一定の範囲を有する静電圧に変換させ前記
スイッチ用トランジスターの駆動電圧に供給させる駆動
電圧制御手段が更に備えられる。従って、電界トランジ
スターのゲート電圧を一定電圧の保持させ、電界トラン
ジスター(FET)を保護する。
【0026】請求項4記載の第4の発明は、前記駆動電
圧制御手段は前記電圧変換手段の出力端にカソード端が
連結された第2ダイオードと、前記第2ダイオードのア
ノード端にアノード端が連結され、カソード端は前記ス
イッチ用トランジスターのゲート端に連結された第1ツ
ェナーダイオードと、前記第2ダイオード及び第1ツェ
ナーダイオードと並列に、併せて二つのカソード端が相
互向かい合うように直列に連結された第3ダイオード及
び第2ツェナーダイオードとから構成される。従って、
電界トランジスターのゲート電圧を一定電圧の保持さ
せ、電界トランジスター(FET)を保護する。
【0027】請求項5記載の第5の発明は、前記スイッ
チ用トランジスターは、前記スイッチ用トランジスター
がターンオンされると、ゲート−ソース間の電圧
(VGS)をVZD1 +0.7Vに制限し、前記スイッチ用
トランジスターがターンオフされると、ゲート−ソース
間の電圧(VGS)を−(VZD2 +0.7)Vに制限して
前記スイッチ用トランジスターのゲート電圧を一定の電
圧に保持させることを要旨とする。従って、電界トラン
ジスターのゲート電圧を一定電圧の保持させ、電界トラ
ンジスター(FET)を保護する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明による磁気増幅器の
望ましい一実施形態について図1及び図2を参照して詳
細に説明する。
【0029】図1は本発明による磁気増幅器の回路図で
あって、電圧変換部100と、出力電圧調節部110
と、過電圧検出部120と、過電流減衰部130とから
構成されたものである。
【0030】このような構成は過電流減衰部130を除
外しては従来の構成と同一であるので、ここでは構成に
関する説明を省略し、過電流減衰部130の構成のみを
説明する。
【0031】即ち、過電流減衰部130はゲート端が接
地側に連結されトランス(T1)の2次側巻線(L2)
に−電圧が現れるとターンオンされる電界効果トランジ
スター(Field Effect Transistor:FET)と、電圧変
換部100の1次コイル(L4)と接地側に直列に連結
され電流の流れを調整するための抵抗(R8)及びダイ
オード(D4)と、前記電界効果トランジスター(FE
T)のドレーン−ソース間に連結されたダイオード(D
5)とダイオード(D5)のカソードと抵抗(R8)及
びダイオード(D4)との間に連結され前記電界効果ト
ランジスター(FET)がオフされる時、トランス(T
1)の2次側(L2)に電圧を充電するコンデンサー
(C3)とから構成される。
【0032】ここで、電界効果トランジスター(FE
T)のドレーン端とダイオード(D5)のアノード端の
接点はトランス(T1)の2次側巻線(L2)に連結さ
れる。
【0033】図1を参照すると、トランス(T1)の1
次側にはスイッチング素子(SW1)のオン/オフによ
り固定パルス幅を有するパルス信号が印加される。これ
によりトランス(T1)の2次側(L2)には誘起され
た交流電圧が正極性及び負極性の値を有する正弦波電圧
信号として出力される。
【0034】即ち、前記スイッチング素子(SW1)が
オン状態であれば、ハイレベルのパルス信号がトランス
(T1)の1次側に印加され、トランス(T1)の2次
側に+帯域の正極性正弦波の一部が出力される。一方、
スイッチング素子(SW1)がオフ状態であれば、ロウ
レベルのパルス信号がトランス(T1)の1次側に印加
され、併せてトランス(T1)の2次側に−帯域の負極
性正弦波の一部が出力される。
【0035】従って、スイッチング素子(SW1)がオ
ン状態にされてトランス(T1)の2次側巻線(L2)
に+電圧が現れると磁気増幅器の第1コイル(L4)
は、負荷電流に依存したブロッキング(Blocking)電圧
を発生させてトランス(T1)の2次側巻線に誘起され
た交流電圧のパルス幅を狭くする。
【0036】この時、前記パルス幅が適正デューティー
になると磁気増幅器の1次コイル(L4)は飽和され
る。
【0037】再び、スイッチング素子(SW1)がオフ
状態にされるとトランス(T1)の2次側(L2)巻線
に−交流電圧が現れて、負荷(RL)に供給される電圧
が過電圧信号であれば、前記過負荷検出部130のトラ
ンジスター(Q1)は導通され別途の直流電源(Vcc
による過負荷制御電流がダイオード(D3)を通じて電
圧変換部110の1次コイル(L4)に印加される。
【0038】ここで、前記トランジスター(Q1)のベ
ース端にはシャントレギュレーター(SR1)の出力端
が連結され、トランジスター(Q1)のベース電圧が適
正レベルを保持するように静電圧を提供してトランジス
ター(Q1)を保護する。
【0039】この時、前記シャントレギュレーター(S
R1)の基準電圧端には出力電圧(V0 )を分圧する抵
抗(R1,R2)が抵抗(R2)を通じて連結され、基
準電圧端に提供される出力電圧が内部基準電圧より大き
いときに前記シャントレギュレーター(SR1)は導通
される。
【0040】ここで、過負荷制御電流が多いほどトラン
ス(T1)の2次側に誘起された交流電圧のパルス幅が
多く減らされ出力デューティーの幅が狭くなる。即ち、
磁気増幅器は、過負荷制御電流の強さを調節してトラン
ス(T1)の2次側(L2)に誘起された正弦波電圧の
パルス幅を自動的に調節して負荷の変動に関係なしに出
力電圧(V0 )を一定に保持させる。
【0041】しかし、この時、過負荷制御電流が大きい
と、ダイオード(D1)に逆電流が流れると共に、ノイ
ズにより磁気増幅器の1次コイル(L4)に超過電流が
発生する。このような過電流は磁気増幅器のコアでヒス
テリー損失を増加させる原因になり、また、不必要な電
流による過熱現象、それから出力電圧波形の歪みなどが
発生する。
【0042】過電流減衰部130はこのような過電流を
減衰させるためのものであって、トランス(T1)の2
次側巻線(L2)に−電圧が現れると電界効果トランジ
スター(FET)は、ターンオンされる。前記電界効果
トランジスター(FET)がターンオンされるとFET
→L4→R8→C3→FETループが形成されるので、
電圧変換部100の1次コイル(L4)に印加される総
電流はダイオード(D3)を通じて印加される過電圧制
御電流と前記ループを通じて1次コイル(L4)に流れ
る電流と反対に流れる過電流減衰電流との差になる。
【0043】即ち、電圧変換部100の1次コイル(L
4)に印加される過電圧制御電流は、過電流減衰ループ
を通じて流れる電流により相殺され1次コイル(L4)
に印加される最終電流が制限される。
【0044】一方、前記スイッチング素子(SW1)が
オン状態にされてトランス(T1)の2次側巻線(L
2)に+電圧が現れると前記電界効果トランジスター
(FET)は、ターンオフされL2→D5→C3→D4
→L2ループが形成されトランス(T1)の2次側巻線
(L2)に現れた+電圧がコンデンサー(C3)に充電
される。
【0045】このように充電された電圧はトランス(T
1)の2次側電圧が一定値になった時、電界効果トラン
ジスター(FET)の駆動電源として作用する。
【0046】一方、図2は前記図1の他の一実施形態を
示すための磁気増幅器回路図であって、前記図1の過電
流減衰部130のFETのゲート−ソース端の間に方向
が反対であるツェナーダイオード(ZD1,ZD2)を
並列に連結して電界効果トランジスター(FET)のゲ
ート電圧を一定電圧に保持させる。
【0047】この時、前記第1ツェナーダイオード(Z
D1)には、前記第1ツェナーダイオード(ZD1)が
導通されるとオンされるダイオード(D6)が連結さ
れ、前記第2ツェナーダイオード(ZD2)には、前記
第2ツェナーダイオード(ZD2)が導通されるとオン
されるダイオード(D7)が連結されている。
【0048】即ち、前記トランス(T1)の2次側巻線
(L2)電圧が+となり、電界効果トランジスター(F
ET)がターンオフされると電界効果トランジスター
(FET)のゲート−ソース電圧(VGS)は、−(V
ZD2 +0.7)Vに制限され、前記トランス(T1)の
2次側巻線(L2)電圧が−となる。一方、電界効果ト
ランジスター(FET)がターンオンされると電界効果
トランジスター(FET)のゲート−ソース電圧
(VGS)は、VZD1 +0.7Vに制限されて電界効果ト
ランジスター(FET)を保護する。
【0049】
【発明の効果】以上のような本発明によると、磁気増幅
器の内部にコイルをできるだけ減らし、磁気増幅器の空
間の効率を高めると共にスイッチング半導体素子を利用
してコイルの役割を行うことにより、不必要な電流によ
る熱問題、出力電圧波形の歪みなどを防止する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気増幅器の回路図である。
【図2】本発明の他の一実施形態を示す磁気増幅器の回
路図である。
【図3】従来の磁気増幅器の回路図である。
【符号の説明】
130 過電流減衰部 C3 コンデンサー D4,D5,D6,D7 ダイオード FET 電界効果トランジスター R8,R9 抵抗 ZD1,ZD2 ツェナーダイオード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された周期と電圧レベル値を有
    するパルス信号を誘起させ交流正弦波電圧信号に変換す
    る電圧変換手段と、 前記電圧変換手段の出力電圧を整流及び平滑して負荷に
    供給する出力電圧調節手段と、 前記出力電圧調節手段の出力電圧を検出して設定された
    基準電圧と比較し、過電圧の発生時、これを調節するた
    めの過電圧制御電流を前記電圧変換手段の出力側に供給
    する過電圧検出手段と、 前記電圧変換手段と出力電圧調節手段との間に連結さ
    れ、前記電圧変換手段から出力される正弦波電圧が+値
    である時に流れる電流を蓄電し、−値である時に蓄電さ
    れた電流を放電させるが、放電経路が前記過電圧制御電
    流の方向と反対の方向になるように放電ループを形成す
    る過電流減衰手段とから構成されたことを特徴とする磁
    気増幅器。
  2. 【請求項2】 前記過電流減衰手段は前記電圧変換手段
    の出力電圧が+帯域である時、これを整流する第1ダイ
    オードと、前記第1ダイオードを通過した電流を充電及
    び放電するコンデンサーと、前記第1ダイオードの入力
    端にドレーン端が、当該第1ダイオードの出力端にソー
    ス端が連結されて前記電圧変換手段の出力電圧が−値で
    ある時に導通され前記コンデンサーの放電電流を前記電
    圧変換手段の出力端に流すスイッチ用トランジスター
    と、前記電圧変換手段の出力端と前記コンデンサーとの
    間に連結され前記放電電流がフィードバックされる経路
    を提供する抵抗とから構成されたことを特徴とする請求
    項1記載の磁気増幅器。
  3. 【請求項3】 前記過電流減衰手段には前記電圧変換手
    段から出力される交流正弦波を入力して一定の範囲を有
    する静電圧に変換させ前記スイッチ用トランジスターの
    駆動電圧に供給させる駆動電圧制御手段が更に備えられ
    たことを特徴とする請求項2記載の磁気増幅器。
  4. 【請求項4】 前記駆動電圧制御手段は前記電圧変換手
    段の出力端にカソード端が連結された第2ダイオード
    と、前記第2ダイオードのアノード端にアノード端が連
    結されカソード端は前記スイッチ用トランジスターのゲ
    ート端に連結された第1ツェナーダイオードと、 前記第2ダイオード及び第1ツェナーダイオードと並列
    で、併せて二つのカソード端が相互に向かい合うように
    直列に連結された第3ダイオード及び第2ツェナーダイ
    オードとから構成されたことを特徴とする請求項3記載
    の磁気増幅器。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ用トランジスターは、前記
    スイッチ用トランジスターがターンオンされると、ゲー
    ト−ソース間の電圧(VGS)をVZD1 +0.7Vに制限
    し、前記スイッチ用トランジスターがターンオフされる
    と、ゲート−ソース間の電圧(VGS)を−(VZD2
    0.7)Vに制限して前記スイッチ用トランジスターの
    ゲート電圧を一定の電圧に保持させることを特徴とする
    請求項3記載の磁気増幅器。
JP7341447A 1994-12-31 1995-12-27 磁気増幅器 Pending JPH08266040A (ja)

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