JPH08265962A - 発電機用の不足電圧継電装置 - Google Patents
発電機用の不足電圧継電装置Info
- Publication number
- JPH08265962A JPH08265962A JP7064148A JP6414895A JPH08265962A JP H08265962 A JPH08265962 A JP H08265962A JP 7064148 A JP7064148 A JP 7064148A JP 6414895 A JP6414895 A JP 6414895A JP H08265962 A JPH08265962 A JP H08265962A
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- Japan
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- generator
- circuit breaker
- current
- undervoltage relay
- voltage
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構外での異常により誤トリップすることな
く、不足電圧時には迅速にトリップする。 【構成】 不足電圧継電器27は、計器用変圧器PTG
の2次側に接続され、検出電圧vD が設定電圧以下にな
ると常閉接点Bを介してトリップ指令TG を出力して遮
断器52Gを遮断する。電流検出コイルCは、変成器C
TG の2次側に接続されており、検出電流iD が定格電
流iS の2倍以上になったら常閉接点Bを開く。構外で
短絡事故が生じると、構外の遮断器52Rは開路される
が、コイルCにより接点Bが開くため構内の不足電圧継
電器27のトリップ指令TG は出力されず、遮断器52
Gの閉路状態は保持され、負荷L1 ,L2 への発電機G
による電力供給が保持できる。
く、不足電圧時には迅速にトリップする。 【構成】 不足電圧継電器27は、計器用変圧器PTG
の2次側に接続され、検出電圧vD が設定電圧以下にな
ると常閉接点Bを介してトリップ指令TG を出力して遮
断器52Gを遮断する。電流検出コイルCは、変成器C
TG の2次側に接続されており、検出電流iD が定格電
流iS の2倍以上になったら常閉接点Bを開く。構外で
短絡事故が生じると、構外の遮断器52Rは開路される
が、コイルCにより接点Bが開くため構内の不足電圧継
電器27のトリップ指令TG は出力されず、遮断器52
Gの閉路状態は保持され、負荷L1 ,L2 への発電機G
による電力供給が保持できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電機用の不足電圧継電
装置に関し、自家発電用の発電機に備えて有効なもので
ある。
装置に関し、自家発電用の発電機に備えて有効なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、不足電圧継電器は、計器用変圧
器(PT)を介して検出した検出電圧が設定電圧よりも
小さくなったら、トリップ指令(引外し指令)を出力し
て遮断器に送る。遮断器はトリップ指令を受けると主回
路を開放する。
器(PT)を介して検出した検出電圧が設定電圧よりも
小さくなったら、トリップ指令(引外し指令)を出力し
て遮断器に送る。遮断器はトリップ指令を受けると主回
路を開放する。
【0003】また具体例は後述するが、自家用発電機用
の不足電圧継電器では、系統側の故障を区別するため
に、検出電圧の他に、変成器を介して検出した検出電流
も入力することがあり、系統側の故障時にはトリップ指
令を出力しないようにしている。
の不足電圧継電器では、系統側の故障を区別するため
に、検出電圧の他に、変成器を介して検出した検出電流
も入力することがあり、系統側の故障時にはトリップ指
令を出力しないようにしている。
【0004】ここで自家用発電機を備えた需要家におけ
る電気系統の一例を、図2の単線接続図を基に説明す
る。
る電気系統の一例を、図2の単線接続図を基に説明す
る。
【0005】図2に示すように需要家の構内には自励式
の交流発電機Gが備えられており、その出力電圧は自動
電圧調整器AVRにより調整されている。不足電圧継電
器27Gは計器用変圧器PTG 及び変成器CTG によ
り、電圧及び電流を検出しており、異常時にはトリップ
指令TG を出力し(詳細は後述)、発電機Gの出力ライ
ンに介装されている遮断器52Gを開路させる。また構
内には負荷L1 ,L2 及び遮断器52−1,52−2,
52−3が備えられている。
の交流発電機Gが備えられており、その出力電圧は自動
電圧調整器AVRにより調整されている。不足電圧継電
器27Gは計器用変圧器PTG 及び変成器CTG によ
り、電圧及び電流を検出しており、異常時にはトリップ
指令TG を出力し(詳細は後述)、発電機Gの出力ライ
ンに介装されている遮断器52Gを開路させる。また構
内には負荷L1 ,L2 及び遮断器52−1,52−2,
52−3が備えられている。
【0006】一方、構外には商用の系統電線Fがあり、
系統電線Fから構内に導入する電線に沿い、遮断器52
R,不足電圧継電器27Rが備えられている。不足電圧
継電器27Rは、計器用変圧器PTR を介して電圧を検
出しており、検出電圧が設定電圧以下になったらトリッ
プ指令TR を出力して遮断器52Rを開路させる。
系統電線Fから構内に導入する電線に沿い、遮断器52
R,不足電圧継電器27Rが備えられている。不足電圧
継電器27Rは、計器用変圧器PTR を介して電圧を検
出しており、検出電圧が設定電圧以下になったらトリッ
プ指令TR を出力して遮断器52Rを開路させる。
【0007】ここで不足電圧継電器27Gの動作につい
て説明する。なお、変成器CTG による検出電流を
iD 、発電機Gの定格電流をiS 、計器用変圧器PTG
による検出電圧をvD 、設定電圧をvS とする。 (1)iD <2iS で且つ vD >vS のとき。このと
きには正常動作が行なわれており、トリップ指令TG は
出力しない。 (2)iD <2iS で且つ vD ≦vS のとき。このと
きには検出電圧vD が設定電圧vS 以下になるのでトリ
ップ指令TG を出力して遮断器52Gを開路させる。 (3)iD ≧2iS のとき。このときにはトリップ指令
TG を出力しないロック状態となる。 (4)不足電圧継電器27Gは構外の不足電圧継電器2
7Rと時限協調がとられており、検出電圧vD が設定電
圧vS 以下となったときに、構外の不足電圧継電器27
Rが先に動作し、その後に構内の不足電圧継電器27G
が作動するように時限協調設定がされている。
て説明する。なお、変成器CTG による検出電流を
iD 、発電機Gの定格電流をiS 、計器用変圧器PTG
による検出電圧をvD 、設定電圧をvS とする。 (1)iD <2iS で且つ vD >vS のとき。このと
きには正常動作が行なわれており、トリップ指令TG は
出力しない。 (2)iD <2iS で且つ vD ≦vS のとき。このと
きには検出電圧vD が設定電圧vS 以下になるのでトリ
ップ指令TG を出力して遮断器52Gを開路させる。 (3)iD ≧2iS のとき。このときにはトリップ指令
TG を出力しないロック状態となる。 (4)不足電圧継電器27Gは構外の不足電圧継電器2
7Rと時限協調がとられており、検出電圧vD が設定電
圧vS 以下となったときに、構外の不足電圧継電器27
Rが先に動作し、その後に構内の不足電圧継電器27G
が作動するように時限協調設定がされている。
【0008】上述した図2に示す従来技術の動作につい
て説明する。例えば遮断器52−1を開路して発電機G
を単独運転しているときに、自動電圧調整器AVR等の
故障により発電機Gの出力電圧が低下したとする。そし
て検出電圧vD が設定電圧vS 以下になると、前述した
(2)の条件になり、不足電圧継電器27Gがトリップ
指令TG を出力し、遮断器52Gが開路される。
て説明する。例えば遮断器52−1を開路して発電機G
を単独運転しているときに、自動電圧調整器AVR等の
故障により発電機Gの出力電圧が低下したとする。そし
て検出電圧vD が設定電圧vS 以下になると、前述した
(2)の条件になり、不足電圧継電器27Gがトリップ
指令TG を出力し、遮断器52Gが開路される。
【0009】一方、遮断器52−1を閉路して系統電線
Fの電力に並行して発電機Gを並行運転しているとき
に、構外にて短絡事故が発生したとする。このように構
外にて短絡事故が発生すると、発電機Gが短絡電流を供
給すると共に、構外の不足電圧継電器27Rが作動して
トリップ指令TR を出力して遮断器52Rを開路する。
Fの電力に並行して発電機Gを並行運転しているとき
に、構外にて短絡事故が発生したとする。このように構
外にて短絡事故が発生すると、発電機Gが短絡電流を供
給すると共に、構外の不足電圧継電器27Rが作動して
トリップ指令TR を出力して遮断器52Rを開路する。
【0010】このとき構内の不足電圧継電器27Gで
は、短絡電流の発生により検出電流i D が定格電流iS
の2倍以上となり、前述した(3)の条件になり、ロッ
ク状態になる。しかも構内の不足電圧継電器27Gは構
外の不足電圧継電器27Rに対して遅延動作するように
時限協調設定されている(条件(4))。したがって不
足電圧継電器27Gからはトリップ指令TG は出力され
ない。
は、短絡電流の発生により検出電流i D が定格電流iS
の2倍以上となり、前述した(3)の条件になり、ロッ
ク状態になる。しかも構内の不足電圧継電器27Gは構
外の不足電圧継電器27Rに対して遅延動作するように
時限協調設定されている(条件(4))。したがって不
足電圧継電器27Gからはトリップ指令TG は出力され
ない。
【0011】結局、並行運転時に構外で短絡事故が生じ
ると、遮断器52Rは開路されるが、遮断器52Gの閉
路状態は保持され、発電機Gの単独運転状態に移行す
る。よって、構外で短絡事故が発生しても、構内の負荷
L1 ,L2 に継続して電力供給をすることができる。
ると、遮断器52Rは開路されるが、遮断器52Gの閉
路状態は保持され、発電機Gの単独運転状態に移行す
る。よって、構外で短絡事故が発生しても、構内の負荷
L1 ,L2 に継続して電力供給をすることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
では、不足電圧継電器27Gは、時限協調のため遅れ時
間動作をするようになっている。したがって遮断器52
−1を開路して発電機Gを単独運転している場合、検出
電圧vD が設定電圧vS 以下になっても、遅れ時間が経
過した後にならなくてはトリップ指令TG が出力されな
い。このため、遮断器52Gは、vD ≦vS となったこ
とが検出された時点から遅れ時間経過後に開路されるこ
ととなり、遮断器52Gの開路応答時間が長いという欠
点があった。また系統との協調設定を考えなければなら
ず、設定操作が面倒であった。
では、不足電圧継電器27Gは、時限協調のため遅れ時
間動作をするようになっている。したがって遮断器52
−1を開路して発電機Gを単独運転している場合、検出
電圧vD が設定電圧vS 以下になっても、遅れ時間が経
過した後にならなくてはトリップ指令TG が出力されな
い。このため、遮断器52Gは、vD ≦vS となったこ
とが検出された時点から遅れ時間経過後に開路されるこ
ととなり、遮断器52Gの開路応答時間が長いという欠
点があった。また系統との協調設定を考えなければなら
ず、設定操作が面倒であった。
【0013】本発明は、上記従来技術に鑑み、並行運転
時に構外で短絡事故が発生したときにはトリップ動作が
行なわれず、単独運転時に不足電圧状態になったときに
は迅速にトリップ動作をすることができ、且つ系統との
協調を考慮しなくてもよい。発電機用の不足電圧継電器
を提供することを目的とする。
時に構外で短絡事故が発生したときにはトリップ動作が
行なわれず、単独運転時に不足電圧状態になったときに
は迅速にトリップ動作をすることができ、且つ系統との
協調を考慮しなくてもよい。発電機用の不足電圧継電器
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、自家用発電機の出力ラインに介装された遮
断器に、トリップ指令を出力する不足電圧継電装置であ
って、前記自家用発電機の出力電圧を検出する計器用変
圧器の2次側に接続されており、検出電圧が設定電圧以
下になったら常閉接点を介してトリップ指令を前記遮断
器に送る不足電圧継電器と、前記自家用発電機の出力電
流を検出する変成器の2次側に接続されており、検出電
流が設定電流以上になったら前記常閉接点を開放する電
流検出コイルと、を有することを特徴とする。
明の構成は、自家用発電機の出力ラインに介装された遮
断器に、トリップ指令を出力する不足電圧継電装置であ
って、前記自家用発電機の出力電圧を検出する計器用変
圧器の2次側に接続されており、検出電圧が設定電圧以
下になったら常閉接点を介してトリップ指令を前記遮断
器に送る不足電圧継電器と、前記自家用発電機の出力電
流を検出する変成器の2次側に接続されており、検出電
流が設定電流以上になったら前記常閉接点を開放する電
流検出コイルと、を有することを特徴とする。
【0015】
【作用】発電機の単独運転時に不足電圧状態になると、
ただちに不足電圧継電器がトリップして遮断器が開路す
る。系統との並列運転時に構外で短絡事故が生じると、
コイルにより常閉接点が開き、不足電圧継電器からのト
リップ指令は遮断器に送られず遮断器の閉路状態を保持
できる。
ただちに不足電圧継電器がトリップして遮断器が開路す
る。系統との並列運転時に構外で短絡事故が生じると、
コイルにより常閉接点が開き、不足電圧継電器からのト
リップ指令は遮断器に送られず遮断器の閉路状態を保持
できる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。なお従来技術と同一機能をはたす部分には同
一符号を付して説明する。
説明する。なお従来技術と同一機能をはたす部分には同
一符号を付して説明する。
【0017】図1に示すように、本発明の実施例に係る
発電機用の不足電圧継電装置は、不足電圧継電器27と
リレーの常閉接点Bとリレーの電流検出コイルCとで構
成されている。不足電圧継電器27は、計器用変圧器P
TG の2次側に接続されており、検出電圧vD が設定電
圧vS 以下になったらトリップ指令TG を常閉接点Bを
介して出力して遮断器52Gを開路させる。また電流検
出コイルCは変成器CTG の2次側に接続されており、
検出電流iD が定格電流iS の2倍以上になったら常閉
接点Bをただちに開き、検出電流iD が定格電流iS の
2倍よりも小さくなったら常閉接点Bを閉じる。
発電機用の不足電圧継電装置は、不足電圧継電器27と
リレーの常閉接点Bとリレーの電流検出コイルCとで構
成されている。不足電圧継電器27は、計器用変圧器P
TG の2次側に接続されており、検出電圧vD が設定電
圧vS 以下になったらトリップ指令TG を常閉接点Bを
介して出力して遮断器52Gを開路させる。また電流検
出コイルCは変成器CTG の2次側に接続されており、
検出電流iD が定格電流iS の2倍以上になったら常閉
接点Bをただちに開き、検出電流iD が定格電流iS の
2倍よりも小さくなったら常閉接点Bを閉じる。
【0018】他の部分の構成は図2に示す従来技術と同
様となっている。即ち、構内には自励式の交流発電機
G、自動電圧調整器AVR、遮断器52−1,52−
2,52−3、負荷L1 ,L2 が備えられている。また
構外には系統電線F、計器用変圧器PTR 、不足電圧継
電器27R、遮断器52Rが備えられている。
様となっている。即ち、構内には自励式の交流発電機
G、自動電圧調整器AVR、遮断器52−1,52−
2,52−3、負荷L1 ,L2 が備えられている。また
構外には系統電線F、計器用変圧器PTR 、不足電圧継
電器27R、遮断器52Rが備えられている。
【0019】なお構内の不足電圧継電器27には遅れ時
間動作は設定されておらずvD ≦v S となったらただち
にトリップ指令TG を出力するようになっている。即
ち、構内の不足電圧継電器27と構外の不足電圧継電器
27Rとは時限協調設定がされていない。
間動作は設定されておらずvD ≦v S となったらただち
にトリップ指令TG を出力するようになっている。即
ち、構内の不足電圧継電器27と構外の不足電圧継電器
27Rとは時限協調設定がされていない。
【0020】次に上述した構成となっている実施例の動
作を説明する。
作を説明する。
【0021】例えば遮断器52−1を開路して発電機G
を単独運転しているときに、自動電圧調整器AVR等の
故障により発電機Gの出力電圧が低下したとする。そし
て検出電圧vD が設定電圧vS 以下になると、不足電圧
継電器27がただちにトリップ指令TG を出力し、遮断
器52Gが開路される。この場合、不足電圧継電器27
には遅延時間動作が設定されていないので、ただちに遮
断器52Gの開路動作を行うことができる。
を単独運転しているときに、自動電圧調整器AVR等の
故障により発電機Gの出力電圧が低下したとする。そし
て検出電圧vD が設定電圧vS 以下になると、不足電圧
継電器27がただちにトリップ指令TG を出力し、遮断
器52Gが開路される。この場合、不足電圧継電器27
には遅延時間動作が設定されていないので、ただちに遮
断器52Gの開路動作を行うことができる。
【0022】一方、遮断器52−1を閉路して系統電線
Fの電力に並行して発電機Gを並行運転しているとき
に、構外にて短絡事故が発生したとする。このように構
外にて短絡事故が発生すると、発電機Gが短絡電流を供
給すると共に、構外の不足電圧継電器27Rが作動して
トリップ指令TR を出力して遮断器52Rを開路する。
Fの電力に並行して発電機Gを並行運転しているとき
に、構外にて短絡事故が発生したとする。このように構
外にて短絡事故が発生すると、発電機Gが短絡電流を供
給すると共に、構外の不足電圧継電器27Rが作動して
トリップ指令TR を出力して遮断器52Rを開路する。
【0023】このとき構内では短絡電流の発生により検
出電流iD が定格電流iS の2倍以上となり、電流検出
コイルCにより常閉接点Bがただちに開かれる。しか
も、検出電圧vD が設定電圧vS 以下になる前に、常閉
接点Bが開かれる。したがって不足電圧継電器27から
トリップ指令TG は出力されない。
出電流iD が定格電流iS の2倍以上となり、電流検出
コイルCにより常閉接点Bがただちに開かれる。しか
も、検出電圧vD が設定電圧vS 以下になる前に、常閉
接点Bが開かれる。したがって不足電圧継電器27から
トリップ指令TG は出力されない。
【0024】結局、並行運転時に構外で短絡事故が生じ
ると、遮断器52Rは開路されるが、遮断器52Gの閉
路状態は保持され、発電機Gの単独運転状態に移行す
る。よって、構外で短絡事故が発生しても、構内の負荷
L1 ,L2 に継続して電力供給をすることができる。
ると、遮断器52Rは開路されるが、遮断器52Gの閉
路状態は保持され、発電機Gの単独運転状態に移行す
る。よって、構外で短絡事故が発生しても、構内の負荷
L1 ,L2 に継続して電力供給をすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、系統と並行して発電機を運転してい
るときに構外で短絡事故が発生しても、構内の遮断器の
閉路状態を保持して単独運転に移行でき、負荷に継続し
て電力供給ができる。
に本発明によれば、系統と並行して発電機を運転してい
るときに構外で短絡事故が発生しても、構内の遮断器の
閉路状態を保持して単独運転に移行でき、負荷に継続し
て電力供給ができる。
【0026】また系統と分離して発電機を単独運転して
いるときに出力電圧が低下したら、構内の遮断器を迅速
に開路することができる。
いるときに出力電圧が低下したら、構内の遮断器を迅速
に開路することができる。
【図1】本発明の実施例を示す単線接続図。
【図2】従来技術を示す単線接続図。
27G,27R 不足電圧継電器 52G,52R 遮断器 52−1,52−2,52−3 遮断器 G 交流発電機 AVR 自動電圧調整器 PTG ,PTR 計器用変圧器 CTG 変成器 TG ,TR トリップ指令 L1 ,L2 負荷 F 系統電線 C 電流検出コイル B 常閉接点
Claims (1)
- 【請求項1】 自家用発電機の出力ラインに介装された
遮断器に、トリップ指令を出力する不足電圧継電装置で
あって、 前記自家用発電機の出力電圧を検出する計器用変圧器の
2次側に接続されており、検出電圧が設定電圧以下にな
ったら常閉接点を介してトリップ指令を前記遮断器に送
る不足電圧継電器と、 前記自家用発電機の出力電流を検出する変成器の2次側
に接続されており、検出電流が設定電流以上になったら
前記常閉接点を開放する電流検出コイルと、を有するこ
とを特徴とする発電機用の不足電圧継電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7064148A JPH08265962A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 発電機用の不足電圧継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7064148A JPH08265962A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 発電機用の不足電圧継電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08265962A true JPH08265962A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13249714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7064148A Withdrawn JPH08265962A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 発電機用の不足電圧継電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08265962A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101396945B1 (ko) * | 2010-10-05 | 2014-05-19 | 엘에스산전 주식회사 | 누전 차단기 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP7064148A patent/JPH08265962A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101396945B1 (ko) * | 2010-10-05 | 2014-05-19 | 엘에스산전 주식회사 | 누전 차단기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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