JPH08265889A - イヤホン付電気機器 - Google Patents

イヤホン付電気機器

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Publication number
JPH08265889A
JPH08265889A JP6984495A JP6984495A JPH08265889A JP H08265889 A JPH08265889 A JP H08265889A JP 6984495 A JP6984495 A JP 6984495A JP 6984495 A JP6984495 A JP 6984495A JP H08265889 A JPH08265889 A JP H08265889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary battery
spool
earphone
battery
earphone line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6984495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Okuyama
英希 奥山
Noriyoshi Kuga
典義 久我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP6984495A priority Critical patent/JPH08265889A/ja
Publication of JPH08265889A publication Critical patent/JPH08265889A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な操作をすることなく二次電池の充電が
可能なイヤホン付電気機器を提供することにある。 【構成】 イヤホンライン2を引き出すとスプール3が
回転してゼンマイ4が巻かれる。制御レバー7がラチェ
ット車34のつめ6を係止することによりスプール3の
巻戻りを防いでおり、制御レバー7をつめ6から外す
と、スプール3はゼンマイ4によりイヤホンライン2を
巻き取りながら回転する。この回転は歯車9、10を介
してロータ13を回転させ、これによりコイル13に誘
起される電流によって二次電池15が充電される。ラジ
オ等の機能を果たす機能回路17に接続された電池18
が切れて、機能回路17の動作が停止した場合、スイッ
チ19を操作して機能回路17を二次電池15に接続す
ることによりその動作を再開させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイヤホン付電気機器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯ラジオ、補聴器等のイヤ
ホン付電気機器が市販されている。また、このようなイ
ヤホン付電気機器の中にはイヤホンから本体に延びるイ
ヤホンラインを本体内部に巻き取るものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなイヤホン付電気機器は携行し易いように小型なもの
が望まれるため、電源として用いられる電池の容量は小
さくならざるを得ない。そのため使用者は頻繁に電池交
換しなければならず煩わしい。また、電池交換(また
は、電池の充電)そのものを忘れがちになり、不意の電
池切れも往々にしてある。特に、補聴器等、使用者にと
って欠くことのできないものの電池切れは煩わしいもの
である。
【0004】そこで本発明は、特別な操作をすることな
く二次電池の充電が可能なイヤホン付電気機器を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】イヤホンラインを巻き付
けるスプールと、上記イヤホンラインを引き出す際の上
記スプールの回転運動によって巻かれるゼンマイ手段
と、上記イヤホンラインの引出し状態の際、ゼンマイ手
段の巻戻りを禁止させるとともに、所定の操作によりゼ
ンマイ手段の巻戻り禁止を解いて上記ゼンマイの巻戻り
により上記スプールを回転させて上記イヤホンラインを
巻き取らせる制御手段とを具備したイヤホン付電気機器
において、上記スプールの回転により回転されるロータ
を備えた発電手段と、上記発電手段の発生する電流によ
り充電される二次電池とを設け、上記二次電池を電源の
一部または主電源としての電池の電圧が低下した際に用
いることにより、上記目的を達成する。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例のイヤホン付き電気機
器について説明する。図1は本例の構成を示す説明図で
ある。まず、同図を参照しながら本例の機械体部分につ
いて説明する。1はイヤホンであり、2はイヤホンライ
ンであり、3はスプールである。スプール3はイヤホン
ライン2を巻き付ける巻回部31を備え、その内側にゼ
ンマイ4を納める。ゼンマイ4の一端はスプール3に設
けられた固定部32に固定され、他端はスプール3の軸
33を支持する軸受側5に固定されており、イヤホンラ
イン2を引き出す際のスプール3の回転により、軸受側
5に巻きつけられる。また、スプール3において、巻回
部31を挟む一対の円盤状の側壁の一方は、その全周に
わたりつめ6を設けてあり、ラチェット車34を構成す
る。7は制御レバーであり、中央に設けられた軸71に
よりイヤホン付き電気機器の本体8に支持され、軸の両
側はバネ72、73を介して本体8に固定されている。
また、制御レバー7は先端に設けられたつめ74により
ラチェット車34のつめ6を係止する。すなわち、ラチ
ェット車34と制御レバー7はラチェット機構をなし、
同図の矢印Aに示す方向にイヤホンライン2を引出し自
在とするとともに、イヤホンライン2の巻取りを防ぐ。
また、軸71の先端に設けられたノブ75を回すことに
より軸71中心に回動し、ラチェット車34のつめ6を
開放し、イヤホンライン2の巻取りを可能とする。9は
第1の歯車であり、スプール3の軸33を軸としてスプ
ール3とともに回転する。10は第2の歯車で第1の歯
車9により回転され、後述のロータを回転させる。11
はロータであり、12はステータ、13はコイルであ
る。
【0007】次に本例の回路構成について説明する。1
4はダイオードブリッジよりなる整流回路であり、コイ
ル13に接続されてコイル13に誘起される電流を整流
する。15は2次電池であり、整流回路14からの電流
により充電される。16は過充電防止回路であり、二次
電池の両端の電圧が所定の値を超えた際、整流回路14
の電流を帰還して二次電池の過充電を防止する。ここで
過充電防止回路16は、二次電池15の陽極にコレクタ
を接続してエミッタを陰極に接続したnpn型のトラン
ジスタtr1と、エミッタをトランジスタtr1のコレ
クタに接続してコレクタをトランジスタtr1のベース
に接続したpnp型のトランジスタtr2と、コレクタ
をトランジスタtr2のベースに接続し、ベースを二次
電池15の陽極に接続してエミッタをツェナーダイオー
ドzdを介してトランジスタtr1のエミッタに接続し
たnpn型のトランジスタtr3と、トランジスタtr
2のコレクタとベースとの間に接続された抵抗rとから
構成される。17はラジオ等の機能を果たす機能回路で
あり、18は電池であり、19は選択スイッチである。
選択スイッチ19は機能回路17を二次電池15または
電池18に選択的に接続する。
【0008】次に本例の動作について説明する。通常ス
イッチ19は電池18側にオンとして機能回路17は電
池18を電源として動作する。本例のイヤホン付き電気
機器を使用する際にイヤホンライン2を引き出すと、ス
プール3は図1の矢印Aの方向に回転し、ゼンマイ4が
巻かれる。イヤホンライン2を放すと、ゼンマイ4はス
プール3を矢印Aと逆向きに回転させようとするが、制
御レバー7のつめ71がラチェット車34のつめ6を係
止してスプール3の回転を止める。これにより、イヤホ
ンライン2は所望の長さに引き出された状態に保持され
る。また、イヤホンライン2を巻き取る際には、ノブ7
5を回して軸71を中心に制御レバー7を回動させる。
これにより、図2(スプール3を制御レバー7の軸71
の方向から見た図。)の破線に示すように制御レバー7
はラチェット車34から離れ、つめ71がつめ6から外
れ、スプール3はバネ4の巻戻りによって矢印Aの逆方
向に回転し、イヤホンライン2を巻き取る。このような
スプール3の回転は歯車9、10を介してロータ11を
回転させる。ロータ11の回転によりコイル13に誘起
される電流は整流回路14を介して整流され、二次電池
15を充電する。すなわち、イヤホンライン2の引出
し、巻取り時のスプール3の回転によって二次電池15
が充電される。また、二次電池15の充電電圧が所定の
値に達すると、トランジスタtr3がオンとなり、これ
によりトランジスタtr2、1がオンとなり、図1に示
す端子a、b間が導通して整流回路14から二次電池1
5への電流は端子a、b間を介してコイル13に帰還さ
れ、二次電池15の過充電が防止される。これにより二
次電池15は所定の充電電圧に充電される。電池18が
切れて機能回路17の動作が停止した場合、スイッチ1
9を二次電池15側にオンとすることにより、機能回路
17の動作を再開させることができる。
【0009】以上のように本例では、イヤホン付き電気
機器の使用に伴い行われるイヤホンライン2の引出し、
巻取りによって二次電池15を充電するため、特別な充
電動作を行わなくても二次電池15が充電される。
【0010】上記一実施例では、電池切れの際にマニュ
アル操作によって機能回路17を二次電池15に接続し
たが、これに限るものではない。特に図示しないが、電
池18の電圧を予め定めた特定の値と比較する比較手段
を設け、電池18の電圧が特定値より低くなった時にス
イッチ19を電池18側から二次電池15側に切り替え
るように構成してもよい。また、二次電池15の電圧を
所定値およびそれより低電圧の特定値と比較するウイン
ドコンパレータ等の比較手段を設け、二次電池15の電
圧が所定値に達した時にスイッチ19を電池18側から
二次電池15側に切り替え、二次電池15の電圧が特定
値より低くなった時にスイッチ19を二次電池15側か
ら電池18側に切り替えるように構成しても良い。この
ように構成した場合、電池18からの電力消費を軽減で
きるので電池寿命を延ばすことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、イヤホン付電気機器の
使用に伴うイヤホンラインの引出し、巻取りによって二
次電池が充電されるので、特別な操作をすることなく二
次電池の充電が可能なイヤホン付電気機器を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】
【符号の説明】
1 イヤホン 2 イヤホンライン 3 スプール 4 ゼンマイ(ゼンマイ手段) 34 ラチェット車(制御手段) 7 制御レバー(制御手段) 11 ロータ(発電手段) 12 ステータ(発電手段) 13 コイル(発電手段) 15 二次電池 18 電池(主電源)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イヤホンラインを巻き付けるスプール
    と、上記イヤホンラインを引き出す際の上記スプールの
    回転運動によって巻かれるゼンマイ手段と、上記イヤホ
    ンラインの引出し状態の際、ゼンマイ手段の巻戻りを禁
    止させるとともに、所定の操作によりゼンマイ手段の巻
    戻り禁止を解いて上記ゼンマイの巻戻りにより上記スプ
    ールを回転させて上記イヤホンラインを巻き取らせる制
    御手段とを具備したイヤホン付電気機器において、 上記スプールの回転により回転されるロータを備えた発
    電手段と、 上記発電手段の発生する電流により充電される二次電池
    とを具備し、 上記二次電池を電源の一部または主電源としての電池の
    電圧が低下した際に用いることを特徴とするイヤホン付
    電気機器。
JP6984495A 1995-03-28 1995-03-28 イヤホン付電気機器 Pending JPH08265889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6984495A JPH08265889A (ja) 1995-03-28 1995-03-28 イヤホン付電気機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6984495A JPH08265889A (ja) 1995-03-28 1995-03-28 イヤホン付電気機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08265889A true JPH08265889A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13414530

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6984495A Pending JPH08265889A (ja) 1995-03-28 1995-03-28 イヤホン付電気機器

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JP (1) JPH08265889A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110994750A (zh) * 2020-01-06 2020-04-10 嵊州航羽电子有限公司 一种便携式多功能充电设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110994750A (zh) * 2020-01-06 2020-04-10 嵊州航羽电子有限公司 一种便携式多功能充电设备

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