JPH10164771A - 発電機内蔵電気機器 - Google Patents

発電機内蔵電気機器

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JPH10164771A
JPH10164771A JP8322429A JP32242996A JPH10164771A JP H10164771 A JPH10164771 A JP H10164771A JP 8322429 A JP8322429 A JP 8322429A JP 32242996 A JP32242996 A JP 32242996A JP H10164771 A JPH10164771 A JP H10164771A
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JP
Japan
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power
generator
unit
power supply
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JP8322429A
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Inventor
Masahiro Tada
雅博 多田
Hiroichi Ikegami
博一 池上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発電機からの発電電力が利用される電源部から
電力が供給されて作動する負荷部を備え、小型軽量化が
図られるとともに、簡単で容易な操作により、しかも、
操作に要される労力が比較的小とされるもとで使用でき
るものとなす。 【解決手段】固定子と回転子とを備えた三相交流発電機
11と、三相交流発電機11の回転子を回転駆動して三
相交流発電機11に発電動作を行わせる手動回転駆動部
12及び増速部13と、三相交流発電機11からの発電
電力を直流電力に変換する電力変換手段42,44と、
電力変換手段42,44からの直流電力により充電され
る電気二重層コンデンサ51を含む第1の電源部と、一
次電池52を含む第2の電源部と、第1もしくは第2の
電源部51;52からの電力供給がなされて作動する負
荷部56〜58,62と、第1及び第2の電源部からの
電力を選択的に負荷部56〜58,62に供給するスイ
ッチ50とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マニュアル回転駆
動機構により回転せしめられる回転子を有した発電機
と、その発電機の発電電力を利用する電源部と、を備え
た発電機内蔵電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用ラジオ受信機等の電気機器におい
て、マニュアル回転駆動機構とそれによって回転子が回
転せしめられることにより発電動作を行う発電機とを内
蔵したものが提案されている。このような発電機内蔵電
気機器が実用に供される際には、例えば、使用者が手動
でマニュアル回転駆動機構を回転させ、それによりマニ
ュアル回転駆動機構が、発電機の回転子を回転させて、
発電機に発電状態をとらせる。発電機から得られる発電
電力は、内蔵された二次電池の充電に供される。そし
て、携帯用ラジオ受信機等の電気機器が、発電機から得
られる発電電力が利用されての充電がなされた二次電池
を動作電源として、信号受信動作及び音声再生動作等の
動作を行う状態とされる。
【0003】斯かる発電機内蔵電気機器は、必要に応じ
て自ら電力を発生させることができ、従って、外部電源
を必要とすることなく、また、内蔵した電池の消耗・用
尽を気にすることなく動作させることができるので、例
えば、災害対策用としての使用が考えられる。即ち、大
規模な地震,火災等の災害を被って、商用電力供給シス
テムが破壊されてしまい、かつ、新たな電池を入手する
ことが困難とされてしまったような状況のもとにおいて
も、電気機器としての本来の機能を支障なく果たせるこ
とになる。
【0004】それゆえ、発電機内蔵電気機器にあって
は、例えば、使用者が、災害時に備えて身辺に常備する
ことができ、災害が生じた時には、自由に持ち運ぶこと
ができるとともに、簡単で容易な操作により、しかも、
操作に要される労力が比較的小とされるもとで使用でき
ることが要求される。そのため、発電機内蔵電気機器に
内蔵される発電機,発電機の回転子を回転させるマニュ
アル回転駆動機構、及び、発電機から得られる発電電力
が利用されることになる電源部等が、小型軽量化が図ら
れるとともに、操作効率が良好であるものとされること
が望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなもとで、従
来提案されている発電機内蔵電気機器、例えば、発電機
内蔵ラジオ受信機にあっては、電源部を形成する二次電
池に対して、直流発電機と、手動により回転させること
ができる回転駆動部及び回転駆動部の回転を増速して直
流発電機の回転子に伝達する増速部を含んで成るマニュ
アル回転駆動機構とが設けられている。そして、マニュ
アル回転駆動機構における回転駆動部を手動によって回
転させると、その回転駆動部の回転がマニュアル回転駆
動機構における増速部により、例えば、40〜50倍に
増速されて直流発電機の回転子に伝達され、直流発電機
が発電状態におかれる。それにより、直流発電機から得
られる直流電力は、直接的に二次電池に供給されて、そ
の二次電池の充電に供される。
【0006】斯かる発電機内蔵ラジオ受信機にあって
は、使用者の手動により回転駆動部が回転せしめられ、
回転駆動部の回転が増速部により増速されて直流発電機
の回転子に伝達されて、その回転子が回転駆動されるに
あたり、直流発電機の回転子の回転に要されるトルクが
比較的大とされ、それに伴って、回転駆動部を回転させ
る使用者が比較的大なる労力を要求されることになると
いう問題がある。
【0007】即ち、増速部による回転増速倍率が、例え
ば、40〜50倍と比較的大とされることにより、特
に、直流発電機の回転子の回転初期に要される初期トル
クが大とされることになる。それに加え、直流発電機か
ら得られる発電電力が直接的に二次電池に供給されるの
で、二次電池において要求される電力が、直流発電機の
出力電圧が二次電池における許容端子間電圧が考慮され
て比較的小とされ、それに伴って直流発電機の出力電流
が比較的大とされる状況のもとで二次電池に供給され
る。従って、比較的大とされる直流発電機の出力電流に
応じて、直流発電機の回転子の回転に要されるトルクが
比較的大とされてしまうのである。
【0008】それに加えて、直流発電機においては、回
転子の回転方向によって出力電圧の極性が左右されるの
で、回転駆動部が、その回転を一方向のみに制限する逆
回転防止手段を備えることが必要とされ、構成の複雑化
がまねかれる。さらに、直流発電機にあっては、その発
電電力がブラッシによる切換整流がなされて得られるの
で、その切換整流に起因するノイズ(発電ノイズ)が発
生する。それゆえ、直流発電機が発電動作状態にあるも
とで、発電機内蔵ラジオ受信機がラジオ放送を受信する
動作状態をとるものとされると、再生出力に不所望な発
電機ノイズが混入することになってしまう。
【0009】また、電源部を形成する二次電池に対する
充電が必要とされる状態のもとでは、二次電池に対して
充分な充電を行うにあたり比較的長い時間に亙って二次
電池に対する電力供給を継続することが要求される。従
って、二次電池の充電にあたっては、比較的長い時間に
亙って直流発電機の発電状態を維持すべく、マニュアル
回転駆動機構における回転駆動部を手動によって回転さ
せることが必要とされることになり、斯かる点からも、
回転駆動部を回転させる使用者が比較的大なる労力を要
求されることになってしまう。
【0010】さらに、電源部が二次電池を含んで形成さ
れるので、二次電池を備えることによるコストの高騰も
まねかれることになる。
【0011】斯かる点に鑑み、本発明は、発電機,その
発電機の回転子を回転させるマニュアル回転駆動機構,
発電機から得られる発電電力が利用されることになる電
源部、及び、電源部からの電力供給がなされて作動する
負荷部を備え、小型軽量化が図られるとともに、簡単で
容易な操作により、しかも、操作に要される労力が比較
的小とされるもとで使用することができる発電機内蔵電
気機器を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発電機内蔵
電気機器は、固定子と回転子とを備えた交流発電機と、
交流発電機の回転子に連結されて回転せしめられ、回転
子を回転駆動して交流発電機に発電動作を行わせるマニ
ュアル回転駆動機構と、交流発電機から得られる発電電
力を直流電力に変換する電力変換手段と、電力変換手段
から得られる直流電力による充電が行われる電力蓄積用
コンデンサを含んで形成される第1の電源部と、一次電
池を含んで形成される第2の電源部と、第1もしくは第
2の電源部からの電力供給がなされて作動する負荷部
と、第1の電源部からの電力及び第2の電源部からの電
力を選択的に負荷部に供給する電源選択部とを備えて構
成される。
【0013】そして、負荷部は、例えば、ラジオ受信機
構成部,照明部,ブザー等を含み、それらのうちの選択
されたものに対して、第1の電源部からの電力もしくは
第2の電源部からの電力が供給される。
【0014】このように構成される本発明に係る発電機
内蔵電気機器にあっては、マニュアル回転駆動機構が作
動せしめられて交流発電機の回転子が回転駆動される
と、交流発電機が所定の発電電力を発生する発電動作状
態におかれ、その発電電力が直流電力に変換されて、第
1の電源部を形成する電力蓄積用コンデンサの充電に供
される。それにより、第1の電源部が適正な電力供給を
行える状態とされる。
【0015】また、第1の電源部に加えて、一次電池を
含んで形成される第2の電源部が備えられており、電源
選択部によって、負荷部に第1の電源部からの電力が供
給される状態と負荷部に第2の電源部からの電力が供給
される状態とが選択的にとられる。
【0016】従って、本発明に係る発電機内蔵電気機器
においては、第1の電源部を適正な電力供給を行える状
態とするために備えられる発電機が、交流発電機とされ
ることにより、従来提案されている発電機内蔵ラジオ受
信機にみられる如くの直流発電機が用いられることに伴
う問題が解消される。
【0017】そして、第1の電源部が適正な電力供給を
行える状態とされるべく、電力蓄積用コンデンサが充電
されるに際しては、交流発電機から得られる発電電力が
電力変換手段により直流電圧に変換されて電力蓄積用コ
ンデンサに供給されるので、交流発電機が、出力電圧が
比較的大とされて出力電流が比較的小とされるもとで発
電電力を発生する状態をとり得ることになり、その際に
は、交流発電機の回転子の回転に要されるトルクの低減
が図られる。
【0018】また、第1の電源部が適正な電力供給を行
える状態とされるにあたり、交流発電機から得られる発
電電力が電力変換手段により変換されて得られる直流電
圧により、二次電池ではなく、電力蓄積用コンデンサが
充電される。斯かる電力蓄積用コンデンサは、例えば、
電気二重層コンデンサとされ、それを充分に充電するに
要される時間は、例えば、二次電池を充分に充電するに
要される時間に比して著しく短くて足りる。従って、第
1の電源部を適正な電力供給を行える状態にするに際し
ては、比較的短い時間だけ交流発電機の発電状態を維持
すべく、マニュアル回転駆動機構における回転駆動部を
手動によって回転させればよいことになる。
【0019】さらに、第1の電源部が、二次電池を備え
るのではなく、電力蓄積用コンデンサを備えるものとさ
れることにより、軽量化及びコストの低減が図られる。
【0020】これよりして、本発明に係る発電機内蔵電
気機器は、全体の小型軽量化が図られるとともに、操作
効率が良好であって、簡単で容易な操作をもって、しか
も、その操作に要される労力が比較的小とされるもと
で、便利に使用することができるものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る発電機内蔵
電気機器の一例を示す。この図1に示される例にあって
は、三相交流発電機11が備えられており、さらに、そ
の三相交流発電機11に対して、手動回転駆動部12と
増速部13とが設けられている。
【0022】手動回転駆動部12及び増速部13は、三
相交流発電機11の回転子に連結されて回転せしめら
れ、それにより三相交流発電機11の回転子を回転駆動
して、三相交流発電機11に発電動作を行わせるマニュ
アル回転駆動機構を構成している。手動回転駆動部12
は、例えば、装置の使用者によって手動で回転せしめら
れ、増速部13は、手動回転駆動部12の回転を増速し
て三相交流発電機11の回転子に伝達し、三相交流発電
機11の回転子についての回転駆動を行う。
【0023】図2,図3及び図4は、三相交流発電機1
1,手動回転駆動部12及び増速部13についての一具
体例を示す。斯かる図2,図3及び図4に示される具体
例においては、回動軸15の一端部に回転駆動用ハンド
ル16が連結されて、手動回転駆動部12が構成されて
いる。回動軸15には、ギア17が取り付けられてお
り、ギア17はギア18に噛合している。ギア18には
共通軸線を有したギア19が一体化されて設けられてお
り、ギア19は、回動軸20に取り付けられたギア21
に噛合している。
【0024】回動軸20には、ギア31も取り付けられ
ており、ギア21とギア31とは、回動軸20を介して
一体的に回転する。ギア31は、回動軸32に取り付け
られたギア33に噛合している。回動軸15及び20及
びギア18及び19についての共通回動軸は、固定支持
板部材22及び23によって支持されており、また、回
動軸32は、固定支持板部材23によって支持されてい
る。そして、ギア17,18,19,21及び31は、
ギア33に噛合した増速部13を構成している。
【0025】回動軸32は、三相交流発電機11の回転
軸を形成しており、回動軸32には、三相交流発電機1
1における回転子35が取り付けられている。回転子3
5は、カップ状に形成された回転支持部材36と、回転
支持部材36の円筒状部の内側に固着された環状磁石3
7とを含んで形成されている。
【0026】回転子35における環状磁石37の内側
に、三相交流発電機11における固定子38が、回動軸
32を包囲して配されており、固定子38は、固定支持
板部材23に取り付けられて固定されている。この固定
子38は、図4に示される如く、回動軸32を中心にし
て等間隔をおいて環状に配置された複数の固定子巻線3
9を有している。そして、各固定子巻線39が巻装され
た磁気コア40の一端に設けられた磁極形成部が、回転
子35における環状磁石37の内面に微細な磁気ギャッ
プを形成して対向配置されている。このようにして、回
動軸32,回動軸32に取り付けられた回転子35、及
び、固定支持板部材23に取り付けられて固定された固
定子38は、三相交流発電機11を構成している。
【0027】このようなもとで、例えば、装置の使用者
により、手動回転駆動部12を構成する回転駆動用ハン
ドル16に設けられた摘み16aが摘まれて、回転駆動
用ハンドル16が回動軸15を中心にして回転せしめら
れると、回転駆動用ハンドル16の回転に伴って回転す
る回動軸15の回転が、増速部13を構成するギア1
7,18,19,21及び31を介して、三相交流発電
機11を構成する回動軸32に取り付けられたギア33
に伝達される。このとき、ギア17,18,19,21
及び31は、回動軸15の回転を増速して、回動軸32
に取り付けられたギア33に伝える。回動軸32には、
三相交流発電機11を構成する回転子35が取り付けら
れていることからして、増速部13を構成するギア1
7,18,19,21及び31は、回動軸15の回転を
増速し、ギア33及び回動軸32を介して、三相交流発
電機11における回転子35に伝達し、回転子35を回
転駆動することになる。
【0028】回転子35が回転駆動されることにより、
それに伴って回転子35における環状磁石37が、その
内面に微細な磁気ギャップを形成して対向配置された複
数の磁極形成部に対して回動する。それにより、複数の
磁極形成部の夫々が設けられた磁気コア40に巻装され
た固定子巻線39に起電力が発生し、三相交流発電機1
1が三相交流電圧及び電流を発生する発電動作状態にお
かれる。このような三相交流発電機11の発電動作状態
は、手動回転駆動部12を構成する回転駆動用ハンドル
16が回転せしめられている期間中継続される。
【0029】上述の如くの三相交流発電機11,手動回
転駆動部12及び増速部13が備えられた図1に示され
る例にあっては、三相交流発電機11における複数の固
定子巻線がスター型結線41を形成しており、このスタ
ー型結線41が接続された三相交流発電機11における
出力端子11A,11B及び11Cに、三相交流発電機
11の発電電力に基づく出力電圧である三相交流電圧E
a,Eb及びEcが夫々導出される。三相交流発電機1
1における出力端子11A,11B及び11Cに導出さ
れる三相交流電圧Ea,Eb及びEcは、三相整流部4
2における三相入力端子42IA,42IB及び42I
Cに夫々供給される。三相整流部42にあっては、三相
交流発電機11からの三相交流電圧Ea,Eb及びEc
についての整流素子群42Dによる整流動作が行われ、
コンデンサ43の両端が接続された出力正極端子42O
Pと出力負極端子42ONとの間に、直流電圧DVrが
得られる。出力負極端子42ONは、接地されて基準電
位点とされている。
【0030】三相整流部42における出力正極端子42
OPと出力負極端子42ONとの間に接続されたコンデ
ンサ43の両端間に得られる直流電圧DVrは、定電圧
安定化回路44における入力端子44A及び44Bに供
給される。定電圧安定化回路44においては、直流電圧
DVrに基づき、直流電圧DVrより小なる一定の値を
有した安定化された直流電圧DVcが得られて、それが
コンデンサ45の両端が接続された出力正極端子44P
と出力負極端子44Nとの間に導出される。出力負極端
子44Nは、接地されて基準電位点とされている。
【0031】定電圧安定化回路44における出力正極端
子44Pは、ダイオード46を介して、スイッチ50に
おける選択接点50Aに接続されている。そして、スイ
ッチ50における選択接点50Aと基準電位点とされた
定電圧安定化回路44における出力負極端子44Nとの
間に、電力蓄積用コンデンサを形成する電気二重層コン
デンサ51が接続されている。それにより、定電圧安定
化回路44における出力正極端子44Pと出力負極端子
44Nとの間に得られる直流電圧DVc及びそれに伴う
直流電流が、ダイオード46を通じて、電気二重層コン
デンサ51に供給され、電気二重層コンデンサ51の充
電に供される。
【0032】直流電圧DVc及びそれに伴う直流電流に
より充電された電気二重層コンデンサ51は、所定の直
流電力を供給することができる電源部を形成する。
【0033】斯かる三相整流部42及び定電圧安定化回
路44は、三相交流発電機11の発電電力に基づいて、
三相交流発電機11における出力端子11A,11B及
び11Cに導出される三相交流発電機11の出力電圧で
ある三相交流電圧Ea,Eb及びEc、及び、それに伴
って三相交流発電機11における出力端子11A,11
B及び11Cを通じて流れる三相交流発電機11の出力
電流である三相交流電流Ia,Ib及びIcから、定電
圧安定化回路44における出力正極端子44Pと出力負
極端子44Nとの間に得られる直流電圧DVc及びそれ
に伴う直流電流を生じる電力変換手段、即ち、三相交流
発電機11の発電電力を直流電力に変換する電力変換手
段を構成している。
【0034】また、スイッチ50における選択接点50
Bと基準電位点との間に、電源部を形成する一次電池5
2が接続されており、一次電池52の両端には、電圧供
給ジャック53が設けられている。スイッチ50には、
選択接点50A及び50Bに加えて、空き接点とされた
選択接点50Cが設けられており、また、選択接点50
A,50B及び50Cに選択的に接触する可動接点50
Dが設けられている。
【0035】スイッチ50における可動接点50Dに
は、スイッチ54における可動接点54Aが接続されて
いる。スイッチ54には、可動接点54Aが選択的に接
触する選択接点54B,54C及び54Dが設けられて
おり、これら選択接点54B,54C及び54Dは、負
荷接続端子55A,55B及び55Cに夫々接続されて
いる。
【0036】負荷接続端子55Aと基準電位点との間に
は、ラジオ放送信号を選択受信して、受信されたラジオ
放送信号に基づく再生音声を得る動作を行うラジオ受信
機構成部56が接続されている。また、負荷接続端子5
5Bと基準電位点との間には、照明用ランプ57が接続
されており、負荷接続端子55Cと基準電位点との間に
は、照明用高輝度発光ダイオード58が接続されてい
る。
【0037】さらに、スイッチ50における選択接点5
0Aに接続された電気二重層コンデンサ51の一端が、
ダイオード60及びブザー用スイッチ61を介してブザ
ー用発振部62に接続されるとともに、スイッチ50に
おける選択接点50Bに接続された一次電池52の一端
が、ダイオード63及びブザー用スイッチ61を介して
ブザー用発振部62に接続されている。ブザー用発振部
62の出力端は、ラジオ受信機構成部56に接続されて
いる。
【0038】これらのラジオ受信機構成部56,照明用
ランプ57,照明用高輝度発光ダイオード58及びブザ
ー用発振部62は、電気二重層コンデンサ51が形成す
る電源部及び一次電池52が形成する電源部に対する負
荷部を形成している。
【0039】また、図1に示される例においては、三相
整流部42における出力正極端子42OPと基準電位点
との間に、抵抗素子65と発光ダイオード66とが直列
に接続されている。従って、三相整流部42における出
力正極端子42OPと出力負極端子42ONとの間に得
られる直流電圧DVrが、抵抗素子65と発光ダイオー
ド66との直列接続にも供給される。
【0040】抵抗素子65は、三相交流発電機11が所
定の発電電力を発生する適正な動作状態にあるとき、そ
の際に得られる直流電圧DVrに基づいて、発光ダイオ
ード66を所定の値以上の電流が流れるようにすべく、
その抵抗値が選定されている。従って、発光ダイオード
66は、三相交流発電機11が所定の発電電力を発生す
る適正な動作状態にあるとき、その両端間に所定の値以
上の電圧が加えられて、赤色の色光(R)を発する発光
状態をとり、それによって、三相交流発電機11が所定
の発電電力を発生する適正な動作状態にあることを表示
する。
【0041】さらに、図1に示される例においては、ス
イッチ50における選択接点50Aに接続された電気二
重層コンデンサ51の一端と基準電位点との間(電気二
重層コンデンサ51の両端間)に、抵抗素子67,70
及び71,PNP形トランジスタ68,発光ダイオード
69及びツェナーダイオード72が接続されている。そ
れにより、抵抗素子67,PNP形トランジスタ68の
エミッタ−コレクタ通路、及び、発光ダイオード69の
直列接続に、電気二重層コンデンサ51の両端間に得ら
れる直流電圧が供給される。ツェナーダイオード72
は、電気二重層コンデンサ51の両端間に得られる直流
電圧が、電気二重層コンデンサ51が満充電状態となっ
たとき得られる電圧であるとき、その両端間に一定の電
圧を生じ、それによって、PNP形トランジスタ68を
導通状態とする。
【0042】PNP形トランジスタ68が導通状態とさ
れると、電気二重層コンデンサ51の一端から抵抗素子
67,PNP形トランジスタ68のエミッタ−コレクタ
通路、及び、発光ダイオード69を通じて基準電位点へ
と電流が流れる。この電流は、発光ダイオード69を所
定の値以上の値を有した電流として流れ、それに伴い、
発光ダイオード69が発光状態とされる。従って、発光
ダイオード69は、電気二重層コンデンサ51が満充電
状態となったとき、所定の値以上の値を有した電流が流
れるものとされて、緑色の色光(G)を発する発光状態
をとり、それによって、電気二重層コンデンサ51が満
充電状態となったことを表示する。
【0043】なお、定電圧安定化回路44における出力
正極端子44Pとスイッチ50における選択接点50A
に接続された電気二重層コンデンサ51の一端との間に
ダイオード46が接続されていることにより、電気二重
層コンデンサ51の両端間に得られる電圧が、定電圧安
定化回路44における出力正極端子44Pに加えられる
ことはない。
【0044】このような、三相整流部42における出力
正極端子42OPと基準電位点との間に接続された抵抗
素子65及び発光ダイオード66は、交流発電機11か
ら所定の発電電力が得られるとき表示状態をとる発電状
態表示部73を形成しており、また、スイッチ50にお
ける選択接点50Aに接続された電気二重層コンデンサ
51の一端と基準電位点との間に接続された抵抗素子6
7,70及び71,PNP形トランジスタ68,発光ダ
イオード69及びツェナーダイオード72は、電源部を
形成する電気二重層コンデンサ51が満充電状態となっ
たとき表示状態をとる充電状態表示部74を形成してい
る。
【0045】従って、例えば、三相交流発電機11を発
電動作状態とすべく、手動回転駆動部12を手動により
回転させてマニュアル回転駆動機構を作動させる使用者
は、三相交流発電機11が所定の発電電力を発生する適
正な発電動作状態におかれているか否かを、発電状態表
示部73における発光ダイオード66が赤色の色光を発
する発光状態におかれているか否かを視覚的に認識する
ことによって的確に検知できるとともに、電気二重層コ
ンデンサ51が満充電状態とされたか否かを、充電状態
表示部74における発光ダイオード69が緑色の色光を
発する発光状態におかれているか否かを視覚的に認識す
ることによって的確に検知できる。
【0046】斯かるもとで、スイッチ50における可動
接点50Dには、選択接点50Aに接触せしめられると
き、電源部を形成する電気二重層コンデンサ51の一端
に得られる直流電圧が導出され、選択接点50Bに接触
せしめられるとき、電源部を形成する一次電池52の一
端に得られる直流電圧が導出され、さらに、選択接点5
0Cに接触せしめられるとき、直流電圧は導出されな
い。
【0047】これらのスイッチ50における可動接点5
0Dに選択的に導出される電気二重層コンデンサ51の
一端に得られる直流電圧、及び、一次電池52の一端に
得られる直流電圧は、スイッチ54における可動接点5
4Aに供給される。スイッチ54においては、可動接点
54Aが選択接点54Bに接触せしめられるとき選択接
点54Bに,可動接点54Aが選択接点54Cに接触せ
しめられるとき選択接点54Cに、そして、可動接点5
4Aが選択接点54Dに接触せしめられるとき選択接点
54Dに、電気二重層コンデンサ51の一端に得られる
直流電圧もしくは一次電池52の一端に得られる直流電
圧が導出される。
【0048】そして、スイッチ54における選択接点5
4Bに導出された、電気二重層コンデンサ51の一端に
得られる直流電圧もしくは一次電池52の一端に得られ
る直流電圧は、それに伴う電流と共に、負荷接続端子5
5Aを通じて、ラジオ受信機構成部56に供給される。
それにより、ラジオ受信機構成部56が、電気二重層コ
ンデンサ51の一端に得られる直流電圧もしくは一次電
池52の一端に得られる直流電圧及びそれに伴う電流を
動作電源として作動し、ラジオ放送信号受信,音声再生
等を行う状態とされる。
【0049】また、スイッチ54における選択接点54
Cに導出された、電気二重層コンデンサ51の一端に得
られる直流電圧もしくは一次電池52の一端に得られる
直流電圧は、それに伴う電流と共に、負荷接続端子55
Bを通じて、照明用ランプ57に供給される。それによ
り、照明用ランプ57が、電気二重層コンデンサ51の
一端に得られる直流電圧もしくは一次電池52の一端に
得られる直流電圧及びそれに伴う電流を動作電源として
作動し、発光状態とされる。
【0050】さらに、スイッチ54における選択接点5
4Dに導出された、電気二重層コンデンサ51の一端に
得られる直流電圧もしくは一次電池52の一端に得られ
る直流電圧は、それに伴う電流と共に、負荷接続端子5
5Cを通じて、照明用高輝度発光ダイオード58に供給
される。それにより、照明用高輝度発光ダイオード58
が、電気二重層コンデンサ51の一端に得られる直流電
圧もしくは一次電池52の一端に得られる直流電圧及び
それに伴う電流を動作電源として作動し、発光状態とさ
れる。
【0051】斯かるもとで、照明用ランプ57及び照明
用高輝度発光ダイオード58は、照明部を形成してい
る。そして、スイッチ50は、電源部を形成する電気二
重層コンデンサ51からの電力及び電源部を形成する一
次電池52からの電力を選択的にスイッチ54を介して
負荷部に供給する電源選択部を形成しており、また、ス
イッチ54は、電源選択部を形成するスイッチ50によ
り選択された、電源部を形成する電気二重層コンデンサ
51からの電力もしくは電源部を形成する一次電池52
からの電力を、ラジオ受信機構成部56,照明用ランプ
57及び照明用高輝度発光ダイオード58に選択的に供
給する負荷選択部を形成している。
【0052】一方、ブザー用スイッチ61がオン状態に
されると、電気二重層コンデンサ51の一端に得られる
直流電圧と一次電池52の一端に得られる直流電圧との
うちの大である方が、それに伴う電流と共に、ブザー用
スイッチ61を通じてブザー用発振部62に供給され
る。それにより、ブザー用発振部62が、電源部を形成
する電気二重層コンデンサ51からの電力もしくは電源
部を形成する一次電池52からの電力を動作電源として
作動し、ブザー用発振出力信号Sbを発生して、それを
ラジオ受信機構成部56に供給する。
【0053】そのとき、ラジオ受信機構成部56が動作
状態にあれば、ラジオ受信機構成部56に内蔵されたス
ピーカから、ブザー用発振出力信号Sbに基づくブザー
音が得られる。従って、ブザー用発振部62とラジオ受
信機構成部56とは、ブザーを形成していることにな
る。斯かるブザーは、例えば、非常事態の発生を知らせ
るべくブザー音を発するものとして用いられる。
【0054】図5,図6,図7,図8及び図9は、上述
の図2〜図4に示される如くの三相交流発電機11,手
動回転駆動部12及び増速部13を有した、図1に示さ
れる本発明に係る発電機内蔵電気機器の一例の外観を示
す。
【0055】図5〜図9にあらわされた図1に示される
例の外観にあっては、全体として長方体状とされたケー
ス80が備えられている。図5に示される、ケース80
の面形成部81Aには、内蔵されたラジオ受信機構成部
56に連結されたアンテナ82が配されており、また、
手動回転駆動部12を構成する回転駆動用ハンドル16
が取り付けられた円盤状部材83が配されている。円盤
状部材83は、その中心部が図2に示される回動軸15
に固着されている。
【0056】そして、円盤状部材83の外面側には、回
転駆動用ハンドル16における摘み16aが設けられた
端部に対向する端部が、軸84を介して取り付けられて
いる。それにより、回転駆動用ハンドル16は、その全
体が、円盤状部材83に対して軸84を回動中心として
回動でき、摘み16aを面形成部81Aから外側に向け
る状態と、摘み16aを面形成部81A側に向ける状態
とを選択的にとることができる。
【0057】回転駆動用ハンドル16に設けられた摘み
16aが摘まれて、回転駆動用ハンドル16が回動軸1
5を中心にして回転せしめられるときには、円盤状部材
83が回転駆動用ハンドル16に伴って回動軸15を中
心にして回転する。
【0058】また、面形成部81Aにおける円盤状部材
83の周囲には、回転駆動用ハンドル16が摘み16a
を面形成部81A側に向ける状態をとるとき、摘み16
aを収容できる摘み格納孔85が設けられている。
【0059】図6に示される、ケース80における面形
成部81Aに対向する面形成部81Bには、内蔵された
ラジオ受信機構成部56に関連した、放送信号バンド選
択部86,選局表示部87及びスピーカカバー部88が
設けられている。スピーカカバー部88は、ラジオ受信
機構成部56に備えられたスピーカの開口部を覆ってい
る。
【0060】図7に示される、ケース80における面形
成部81Aと面形成部81Bとの間の面形成部81Cに
は、内蔵されたラジオ受信機構成部56に連結された音
量調整部89と、電源選択部を形成するスイッチ50に
対する操作部90と、負荷選択部を形成するスイッチ5
4に対する操作部91と、ブザー用スイッチ61に対す
る操作部92とが設けられている。さらに、面形成部8
1Cには、発電状態表示部73における赤色光を発する
発光ダイオード66の先端部及び充電状態表示部74に
おける緑色光を発する発光ダイオード69の先端部が配
されている。
【0061】図8に示される、ケース80における面形
成部81Aと面形成部81Bとの間において面形成部8
1Cに隣接する面形成部81Dには、照明用ランプ57
を内蔵した懐中電灯部95が設けられており、また、照
明用高輝度発光ダイオード58の先端部が、懐中電灯の
役割りを果たすべく配されている。
【0062】図9に示される、ケース80における面形
成部81Dに対向する面形成部81Eには、内蔵された
ラジオ受信機構成部56及び選局表示部87に連結され
た選局操作部96が設けられており、さらに、内蔵され
た一次電池52の両端に接続された電圧供給ジャック5
3と内蔵されたラジオ受信機構成部56に設けられたイ
ヤフォーンジャック97とが配されている。
【0063】なお、上述の例における発電状態表示部7
3における発光ダイオード66及び充電状態表示部74
における発光ダイオード69の各々は、その発光状態
が、適宜、点滅発光状態とされてもよい。
【0064】また、上述の例にあっては、三相交流発電
機11が用いられているが、本発明に係る発電機内蔵電
気機器は、三相交流発電機が用いられる例に限定される
ものではなく、三相交流発電機に代えて、単層交流発電
機が用いられるものとされてもよい。単層交流発電機が
用いられる場合には、上述の例においてみられる三相整
流部42に代えて、単層整流部が用いられること勿論で
ある。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る発電機内蔵電気機器にあっては、発電機の発電電力
が利用される第1の電源部からの電力と一次電池を含ん
で成る第2の電源からの電力とが選択的に負荷部に供給
されるにあたり、第1の電源部を適正な電力供給を行え
る状態とするために備えられる発電機が、交流発電機と
されることにより、従来提案されている発電機内蔵電気
機器にみられる如くの直流発電機が用いられることに伴
う問題が解消される。そして、第1の電源部が適正な電
力供給を行える状態とされるべく、電力蓄積用コンデン
サが充電されるに際しては、交流発電機から得られる発
電電力が電力変換手段により直流電圧に変換されて電力
蓄積用コンデンサに供給されるので、交流発電機が、出
力電圧が比較的大とされて出力電流が比較的小とされる
もとで発電電力を発生する状態をとり得ることになり、
その際には、交流発電機の回転子の回転に要されるトル
クの低減が図られる。
【0066】また、第1の電源部が適正な電力供給を行
える状態とされるにあたり、交流発電機から得られる発
電電力が電力変換手段により変換されて得られる直流電
圧により、二次電池ではなく、電力蓄積用コンデンサが
充電され、電力蓄積用コンデンサを充分に充電するに要
される時間は、例えば、二次電池を充分に充電するに要
される時間に比して著しく短くて足りるので、第1の電
源部を適正な電力供給を行える状態にするに際しては、
比較的短い時間だけ交流発電機の発電状態を維持すべ
く、マニュアル回転駆動機構における回転駆動部を手動
によって回転させればよいことになる。さらに、第1の
電源部が、二次電池を備えるのではなく、電力蓄積用コ
ンデンサを備えるものとされることにより、軽量化及び
コストの低減が図られる。
【0067】従って、本発明に係る発電機内蔵電気機器
は、全体の小型軽量化が図られるとともに、操作効率が
良好であって、簡単で容易な操作をもって、しかも、そ
の操作に要される労力が比較的小とされるもとで、便利
に使用することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発電機内蔵電気機器の一例を示す
ブロック表示を含む回路構成図である。
【図2】本発明に係る発電機内蔵電気機器の例における
三相交流発電機,手動回転駆動部及び増速部についての
一具体例を示す概略平面図である。
【図3】本発明に係る発電機内蔵電気機器の例における
三相交流発電機,手動回転駆動部及び増速部についての
一具体例を示す概略断面図である。
【図4】本発明に係る発電機内蔵電気機器の例における
三相交流発電機についての一具体例を示す概略断面図で
ある。
【図5】本発明に係る発電機内蔵電気機器の一例の外観
を示す平面図。
【図6】本発明に係る発電機内蔵電気機器の一例の外観
を示す平面図。
【図7】本発明に係る発電機内蔵電気機器の一例の外観
を示す側面図。
【図8】本発明に係る発電機内蔵電気機器の一例の外観
を示す側面図。
【図9】本発明に係る発電機内蔵電気機器の一例の外観
を示す側面図。
【符号の説明】
11 三相交流発電機 12 手動回転駆動部
13 増速部 16 回転駆動用ハンドル 17,18,19,2
1,31,33 ギア 35 回転子 38 固定子 41 スター型
結線 42三相整流部 44 定電圧安定化回
路 46,60,63 ダイオード 50,54 スイッチ 51 電気二重層コンデン
サ 52 一次電池 55A,55B,55C
負荷接続端子 56 ラジオ受信機構成部
57 照明用ランプ 58 照明用高輝度発光ダイ
オード 61 ブザー用スイッチ 62 ブザ
ー用発振部 66,69 発光ダイオード 6
8 PNP形トランジスタ 72 ツェナーダイオ
ード 73 発電状態表示部 74 充電状態表示部
80 ケース 81A,81B,81C,81D,81E 面形成部
82 アンテナ 86 放送信号バンド選択部 87 選局表示部
88 スピーカカバー部 89音量調整部
90,91,92 操作部 95 懐中電灯部
96 選局操作部 97 イヤフォーンジャッ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子と回転子とを備えた交流発電機と、 該交流発電機の回転子に連結されて回転せしめられ、上
    記回転子を回転駆動して上記交流発電機に発電動作を行
    わせるマニュアル回転駆動機構と、 上記交流発電機から得られる発電電力を直流電力に変換
    する電力変換手段と、 該電力変換手段から得られる直流電力による充電が行わ
    れる電力蓄積用コンデンサを含んで形成される第1の電
    源部と、 一次電池を含んで形成される第2の電源部と、 上記第1もしくは第2の電源部からの電力供給がなされ
    て作動する負荷部と、上記第1の電源部からの電力及び
    上記第2の電源部からの電力を選択的に上記負荷部に供
    給する電源選択部と、を備えて構成される発電機内蔵電
    気機器。
  2. 【請求項2】電力変換手段と電源選択部との間に接続さ
    れ、電力変換手段から得られる直流電力を定電圧化され
    た電力として第1の電源部に供給する定電圧化部を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の発電機内蔵電気機
    器。
  3. 【請求項3】負荷部が複数種設けられ、電源選択部によ
    り選択された第1の電源部からの電力もしくは第2の電
    源部からの電力を、上記複数種の負荷に選択的に供給す
    る負荷選択部を備えることを特徴とする請求項1または
    2記載の発電機内蔵電気機器。
  4. 【請求項4】負荷部がラジオ受信機構成部を含むことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発電機内蔵
    電気機器。
  5. 【請求項5】負荷部が照明部を含むことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の発電機内蔵電気機器。
  6. 【請求項6】負荷部がブザーを含むことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の発電機内蔵電気機器。
  7. 【請求項7】交流発電機から所定の発電電力が得られる
    とき表示状態をとる発電状態表示部を備えることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載の発電機内蔵電気
    機器。
  8. 【請求項8】第1の電源部における電力蓄積用コンデン
    サが満充電状態となったとき表示状態をとる充電状態表
    示部を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載の発電機内蔵電気機器。
JP8322429A 1996-12-03 1996-12-03 発電機内蔵電気機器 Pending JPH10164771A (ja)

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