JPH08265825A - 分散型位置登録制御方法 - Google Patents

分散型位置登録制御方法

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JPH08265825A
JPH08265825A JP7060252A JP6025295A JPH08265825A JP H08265825 A JPH08265825 A JP H08265825A JP 7060252 A JP7060252 A JP 7060252A JP 6025295 A JP6025295 A JP 6025295A JP H08265825 A JPH08265825 A JP H08265825A
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JP
Japan
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area
base station
mobile terminal
registration
control device
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Withdrawn
Application number
JP7060252A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Horiguchi
善規 堀口
Yasuichi Tsujino
保一 辻野
Hideyuki Mita
英之 三田
Miyoshi Goto
美佳 後藤
Satoru Adachi
悟 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動通信システムにおいて使用する分散型位
置登録制御方法に関し、エリアへの位置登録を均等分配
できる様にすることを目的とする。 【構成】 制御装置、サービスエリアを複数のエリアに
分割し、分割したエリア内に設けられ、必要な情報を報
知する基地局及び移動端末を有し、制御装置がシステム
の動作を制御する移動通信システムにおいて、制御装置
にエリア別に位置登録している移動端末の個数を管理す
るエリア対応移動端末個数管理手段を設け、制御装置
は、エリア対応移動端末個数管理手段の移動端末個数を
更新する毎に対応する基地局を介して更新した移動端末
個数をエリア内に報知し、移動端末が移動端末個数の少
ない基地局に位置登録できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信システムにおい
て使用する分散型位置登録制御方法に関するものであ
る。
【0002】一般に、移動通信システムにおいては、 使用する移動端末は位置登録した基地局のエリア内で
しか通信できない。 エリアを構成する基地局への位置登録数には制限がな
い。 基地局の使用可能な通信回線には限界がある。 と云う前提がある。
【0003】この為、局所的にある特定エリアに多数の
位置登録された移動端末が着信を待ち受ける状態になっ
ても、全ての通信回線が使用中の場合にはこれらの移動
端末は通信回線を使用することは不可能となる。
【0004】そこで、位置登録個数に制限を設けて、エ
リアに均等な位置登録が行える様にすることが必要であ
る。
【0005】
【従来の技術】移動通信システムは、有線通信システム
に比較して移動端末が手軽に持ち歩けると云う便利性が
あるので、ある特定の場所、例えば、大会議室、催し物
会場、空港などに移動端末を持つ不特定多数の人間が集
中する場合がある。
【0006】しかし、基地局の使用可能な通信回線数に
は限界があるので、この様な場所では移動端末が不通状
態となり(呼損率が増える)、緊急の連絡が取れない場
合が生ずる。
【0007】この様な状態を緩和する為に基地局を増設
して重複するエリアを構成しても、上記の様に基地局へ
の位置登録数に制限がないので、特定エリアに位置登録
が集中する可能性は変わらない。
【0008】この為、増設した別の基地局の通信回線に
空きがあっても特定エリアの回線が全て使用中であれ
ば、特定エリアで着信を待っている移動端末は全て不通
状態となる。
【0009】この様な状態では、増やした基地局のエリ
アが有効に生かされているとは云えず、呼損率が高い状
態は変わらない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、基地局が
使用できる通信回線数に制限があるので、局所的にある
特定のエリアに多数の移動端末が位置登録して全ての通
信回線が使用中の場合、他の移動端末は使用不可能な状
態となり緊急の連絡が取れない場合がある。
【0011】本発明は、エリアへ均等な位置登録ができ
る様にすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、制御装
置にエリア別に位置登録している移動端末の個数を管理
する「エリア対応移動端末個数管理手段」を設ける。
【0013】そこで、制御装置は、「エリア対応移動端
末個数管理手段」の移動端末個数を更新する毎に、対応
する基地局を介して更新した移動端末個数をエリア内に
報知し、移動端末が移動端末個数の少ない基地局に位置
登録できる様にした。
【0014】第2の本発明は、制御装置に基地局別に使
用中の無線チャネル個数を管理する「基地局対応無線チ
ャネル使用中管理手段」を設ける。そこで、制御装置
は、移動端末による無線チャネルの捕捉/ 解放に対応し
て「基地局対応無線チャネル使用中管理手段」のチャネ
ル使用個数を更新し、対応する基地局を介して更新した
チャネル使用個数をエリア内に報知する。
【0015】これにより、移動端末がチャネル使用個数
の少ない基地局に位置登録できる様にした。第3の本発
明は、制御装置に上記の「エリア対応移動端末個数管理
手段」及びエリア別に移動端末の適正位置登録個数を管
理する「エリア対応適正位置登録個数管理手段」を設け
る。
【0016】そこで、制御装置は、「エリア対応移動端
末個数管理手段」と「エリア対応適正位置登録個数管理
手段」を用いて、周期的に各エリア内に位置登録してい
る移動端末個数のチェックを行うが、移動端末個数が適
正位置登録個数を越えている場合、位置登録している移
動端末を他エリアに登録替えさせる為の情報を対応する
基地局に通知し、該当エリアに位置登録している移動端
末個数を適正位置登録個数に近ずける様にした。
【0017】第4の本発明は、請求項3の制御装置に、
更に、適正位置登録個数を越えた移動端末個数に対応し
て、エリアの移動を促す対象となる移動端末を決定する
「エリア移動端末個数対応位置登録スライド管理手段」
を設ける。
【0018】そこで、制御装置は上記情報として、「エ
リア移動端末個数対応位置登録スライド管理手段」を用
いて決定した他エリアへの位置登録を促す対象移動端末
番号を、対応する基地局を介して報知する様にした。
【0019】第5の本発明は、請求項3の制御装置に、
更に、移動端末別に位置登録の優先順位のクラス分けを
管理する「移動端末クラス管理手段」、エリアと位置登
録の優先順位クラス別に移動端末の個数を管理する「エ
リア−クラス対応移動端末個数管理手段」及び各エリア
とそのエリアに隣接しているエリアの情報を管理する
「エリア隣接管理情報管理手段」を設ける。
【0020】そこで、制御装置は上記情報として、「エ
リア−クラス対応移動端末個数管理手段」で指定した移
動端末クラス及び「エリア隣接管理情報管理手段」を用
いて決定した位置登録可能な隣接エリアを、対応する基
地局を介して報知する様にした。
【0021】第6の本発明は、請求項3の制御装置が上
記情報として、理由を付した登録拒否を対応する基地局
を介して位置登録を要求した移動端末に通知する様にし
た。第7の本発明は、請求項3の制御装置に、更に、電
界強度クラス別に基地局が送出する電波の強さを管理す
る「電界強度クラス対応電界強度値管理手段」及びエリ
ア別に現在の基地局の電界強度クラスを管理する「エリ
ア対応電界強度クラス管理手段」を設ける。
【0022】そこで、制御装置は上記情報として、「電
界強度クラス対応電界強度値管理手段」及び「エリア番
号対応電界強度クラス管理手段」を用いて、該当エリア
の現在の電界強度クラスよりも更に弱い電界強度クラス
を該当エリア内の基地局に通知する。
【0023】これにより、基地局は通知を受けた電界強
度クラスまで電界強度を落す様にした。第8の本発明
は、制御装置に請求項4、5、7で示した他エリアへの
位置登録を促す手段にそれぞれ異なる優先順位を与え、
パターン化して管理する「変更パターン対応位置登録変
更処理順序管理手段」、エリア別に前記の「変更パター
ン対応位置登録変更処理順序管理手段」のパターンを可
変に管理する「エリア対応変更パターン管理手段」及び
エリア対応に階段的に実施する「エリア対応位置登録変
更処理制御管理手段」を設ける。
【0024】そこで、制御装置は、「変更パターン対応
位置登録処理順序管理手段」、「エリア対応変更パター
ン管理手段」、「エリア対応位置登録変更処理制御管理
手段」を用いて、請求項4、5、7の分散型位置登録制
御方法をエリア別に組み合わせて段階的に実施する様に
した。
【0025】第9の本発明は、請求項8の制御装置にエ
リア別に位置登録変更処理の実行/非実行を指定する
「エリア対応位置登録変更処理実行/非実行管理手段」
を設ける。
【0026】そして、制御装置は、「エリア対応位置登
録変更処理実行/非実行管理手段」に従って、請求項
4、5、7の位置登録変更処理を処理する様にした。第
10の本発明は、制御装置に上記の「エリア対応移動端末
個数管理手段」の他に、切替可能な基地局の現エリア番
号を管理する「基地局対応現エリア番号管理手段」、隣
接エリア間でエリア番号の切替可能な基地局を予め登録
する「隣接エリア間切替可能基地局登録管理手段」及び
エリア別に基地局数を管理する「エリア対応基地局個数
管理手段」を設ける。
【0027】そこで、制御装置は、周期的に「エリア対
応移動端末個数管理手段」と「エリア対応基地局個数管
理手段」を用いて、各エリアの基地局当りの位置登録移
動端末個数を算出して比較するが、比較結果に設定値以
上の差がある場合、「隣接エリア間切替可能基地局登録
管理手段」と「基地局対応現エリア番号管理手段」から
切替可能な基地局の現エリア番号を抽出し、抽出した切
替可能な基地局に変更エリア番号を通知し、隣接エリア
の基地局を該当エリアに取り込む様にした。
【0028】第11の本発明は、制御装置に「エリア対応
基地局管理手段」の他に、1つの基地局を複数のエリア
に位置登録を可能とする「基地局対応エリア番号管理手
段」を設ける。
【0029】そこで、制御装置は、移動端末が通知した
位置登録時の基地局番号及び位置登録している間、着信
の待ち受けが可能な複数の基地局番号を抽出する。ま
た、「基地局対応エリア番号管理手段」から基地局番号
に対応するエリア番号、「エリア対応基地局管理手段」
からエリア番号に対応する基地局番号をそれぞれ取り出
し、着信の待ち受けが可能な基地局番号と比較して、差
分の少ないエリア番号の基地局に対して位置登録したこ
とを通知する。
【0030】これにより、該当基地局は基地局番号を移
動端末に通知し、移動端末は受信した基地局番号を最適
のエリアとして着信を待ち受ける様にした。第12の本発
明は、請求項11の制御装置に、更に、位置登録時の基地
局番号の組合せを蓄積する「位置登録情報蓄積管理手
段」を設ける。
【0031】そして、制御装置は、「位置登録情報蓄積
管理手段」に格納された基地局番号の組合せを利用し
て、「基地局対応エリア番号管理手段」中のエリアパタ
ーンを自動的に組み替えて最適のエリアを構成する様に
した。
【0032】第13の本発明は、請求項11の制御装置に、
「固定型位置登録エリア」か「半固定型位置登録エリ
ア」の何れかを基地局別に指定した「基地局対応制御条
件登録管理手段」を設け、制御装置は、移動端末の位置
登録時、半固定型位置登録エリアを構成できる様にし
た。
【0033】
【作用】第1の本発明の制御装置は、移動端末が位置登
録を行う毎に新旧エリアが異なれば、内蔵する「エリア
対応移動端末個数管理手段」の旧エリアの移動端末個数
を1つ減算し、新エリアの移動端末個数を1つ加算して
更新し、更新した移動端末個数を対応する基地局を介し
て報知する。
【0034】そこで、移動端末は位置登録時、そのエリ
アに登録している移動端末個数が認識できるので、多け
れば他のエリアを探して移動端末個数が少ないエリアに
位置登録できる様にした(図1参照)。
【0035】第2の本発明の制御装置は、あるエリアに
位置登録した移動端末が無線チャネルを捕捉/解放する
度に、内蔵する「基地局対応無線チャネル使用中管理手
段」の該当基地局の無線チャネル使用個数を更新し、更
新した無線チャネル使用個数を基地局を介して報知す
る。
【0036】そこで、移動端末は発信時、基地局のチャ
ネル使用個数を認識して同一エリア内の使用可能チャネ
ルのある基地局(例えば、2B) から発信する様にした
(図4参照)。
【0037】第3の本発明の制御装置は、内蔵する「エ
リア対応移動端末個数管理手段」、「エリア対応適正位
置登録個数管理手段」を用いて、位置登録している移動
端末個数が、適正位置登録個数を越えていないかどうか
を周期的にチェックする。
【0038】チェック結果として移動端末個数が適正位
置登録個数を越えている場合、位置登録している移動端
末を他のエリアに位置登録させる為の情報を対応する基
地局に通知し、該当エリアに位置登録している移動端末
の一部を他のエリアに位置登録させて、位置登録してい
る移動端末個数を適正位置登録個数に近ずける様にした
(図7参照)。
【0039】第4の本発明の制御装置は、内蔵する「エ
リア移動端末個数対応位置登録スライド管理手段」を用
いて決定した、他エリアに位置登録替えを促す対象の移
動端末番号を、上記情報として対応する基地局を介して
報知する様にした( 図7参照)。
【0040】第5の本発明の制御装置は、内蔵する「移
動端末クラス管理手段」、「エリア−クラス対応移動端
末個数管理手段」、「エリア隣接管理情報管理手段」を
用いて決定した移動端末クラスと位置登録可能な隣接エ
リアを、上記情報として対応する基地局に通知する。
【0041】そこで、基地局は他エリアへの位置登録を
促す対象の移動端末クラスと隣接エリア内の基地局番号
を報知し、移動端末はこの報知情報を受信して他エリア
に位置登録替えを行う様にした(図10参照)。
【0042】第6の本発明の制御装置は、位置登録して
いる移動端末個数が適正位置登録個数を越えている時、
登録拒否の理由を位置登録要求をした移動端末に対して
通知する様にした(図12参照) 。
【0043】第7の本発明の制御装置は、内蔵する「電
界強度クラス対応電界強度値管理手段」、「エリア番号
対応電界強度クラス管理手段」を用いて、該当エリアの
現在の電界強度クラスよりも弱い電界強度クラスを決定
し、決定した電界強度クラスを上記情報として対応する
基地局に通知する。
【0044】そこで、基地局は通知を受けた電界強度ま
で落とし、位置登録を要求する移動端末を電界強度の高
い他のエリアに位置登録させる様にした( 図15参照) 。
第8の本発明の制御装置は、内蔵する「変更パターン対
応位置登録処理順序管理手段」、「エリア対変更パター
ン管理手段」、「エリア対応位置登録変更処理制御管理
手段」を用いて、請求項4、5、7の分散型位置登録制
御方法をエリア別に組み合わせて段階的に実施できる様
にした( 図17参照) 。
【0045】第9の本発明の制御装置は、内蔵する「エ
リア対応位置登録変更処理実行/非実行管理手段」を用
いて、請求項4、5、7の位置登録変更を処理する様に
した( 図19参照) 。
【0046】第10の本発明の制御装置は、内蔵する「エ
リア対応移動端末個数管理手段」、「エリア対基地局個
数管理手段」を用いて、各エリアの基地局当りの位置登
録移動端末個数を求めて比較し、比較結果に設定値以上
の差がある場合、更に、内蔵する「基地局対現エリア番
号管理手段」、「隣接エリア間切替可能基地局登録管理
手段」を用いて切替可能な基地局の現エリア番号を抽出
する。
【0047】そして、抽出した切替可能な基地局に変更
エリア番号を通知して、隣接エリアの基地局を位置登録
移動端末個数の多いエリアに取り込み、エリアの基地局
当りの位置登録移動端末個数の低減を図る様にした( 図
22参照) 。
【0048】第11の本発明の制御装置は、移動端末が通
知した基地局番号及び位置登録している間、着信の待ち
受けが可能な複数の基地局番号を抽出する。そして、内
蔵の「基地局対応エリア番号管理手段」から基地局番号
に対応するエリア番号、「エリア対応基地局管理手段」
からエリア番号に対応する基地局番号をそれぞれ取り出
し、着信の待ち受けが可能な基地局番号を比較して、差
分の少ないエリア番号を最適なエリアと決定して、この
エリア番号の基地局に位置登録したことを通知する。
【0049】そこで、この基地局は基地局番号を移動端
末に通知し、移動端末はこのエリアで着信を待ち受け
る。第12の本発明の制御装置は、内蔵する「位置登録情
報蓄積管理手段」に格納された基地局番号の組合せを用
いて、上記の「基地局対応エリア番号管理手段」のエリ
アパターンを自動的に組み替えて最適エリアを構成でき
る様にした。
【0050】第13の本発明の制御装置は、内蔵する「基
地局対応制御条件登録管理手段」を用いて移動端末の位
置登録時、半固定位置登録エリアを構成できる様にし
た。これにより、急激な移動端末の増加が起こる場合で
も、均等な位置登録が可能となり、通信回線がより有効
に確保できることで、呼損率が減少する。
【0051】
【実施例】図1は第1の本発明の実施例の要部システム
説明図、図2は第1の本発明の実施例の要部機能説明
図、図3は第1の本発明の実施例のフローチャート図、
図4は第2の本発明の実施例の要部説明図で、(a) はシ
ステム説明図、(b) は機能説明図、図5は第2の本発明
の実施例のフローチャート図である。
【0052】図6は第3、第4の本発明の実施例の要部
システム説明図、図7は第3、第4の本発明の実施例の
要部機能説明図、図8は第3、第4の本発明の実施例の
フローチャート図、図9は第5の本発明の実施例の要部
システム説明図、図10は第5の本発明の実施例の要部機
能説明図である。
【0053】図11は第5の本発明の実施例のフローチャ
ート図、図12は第6の本発明の実施例の要部説明図で、
(a) はシステム説明図、(b) は機能説明図、図13は第6
の本発明の実施例のフローチャート図、図14は第7の本
発明の実施例の要部システム説明図、図15は第7の本発
明の実施例の要部機能説明図である。
【0054】図16は第7の本発明の実施例のフローチャ
ート図、図17は第8の本発明の実施例の要部機能説明
図、図18は第8の本発明の実施例のフローチャート図、
図19は第9の本発明の実施例の要部機能説明図、図20は
第9の本発明の実施例のフローチャート図である。
【0055】図21は第10の本発明の実施例の要部システ
ム説明図で、(a) は1基地局当りの位置登録している移
動端末個数が不均等の場合、(b) は1基地局当りの位置
登録している移動端末個数を均等にした場合である。
【0056】また、図22は第10の本発明の実施例の要部
機能説明図、図23は第10の本発明の実施例のフローチャ
ート図( その1)、図24は第10の本発明の実施例のフロ
ーチャート図(その2)、図25は第11の本発明の実施例
の要部システム説明図、図26は第11の本発明の実施例の
要部機能説明図、図27は第11の本発明の実施例のフロー
チャート図である。
【0057】図28は第12の本発明の実施例の要部機能説
明図、図29は第12の本発明の実施例のフローチャート
図、図30は第13の本発明の実施例の要部機能説明図、図
31は第13の本発明の実施例のフローチャート図、図32は
第1〜第13の本発明の実施例を実施する為の制御装置の
要部構成図の一例、図33は第1〜第13の本発明を実施す
る為の制御装置の要部機能説明図の一例である。
【0058】なお、全図を通じて、同一符号は同一対象
物を示す以下、図1〜図33を用いて本発明の実施例を説
明する。また、実施例に記載されている「テーブル」
は、請求項中の、例えば、エリア対応移動端末個数管理
手段の「管理手段」に対応する。 (1) 第1の本発明の説明 図1において、1は移動通信システムの制御装置であ
り、図示しない交換処理部や回線処理部を介して多数の
基地局と接続しているが、図では一部分が重なったエリ
アA,エリアB内の基地局2A, 2Bと移動端末3 だけを示
している。
【0059】図2に示す様に、制御装置1はエリア番
号:移動端末個数の関係を示すエリア対応移動端末個数
テーブル40、移動端末番号:エリア番号の関係を示す移
動端末エリア管理テーブル41、エリア番号:基地局番号
の関係を示すエリア対応基地局管理テーブル57、基地局
番号:現エリア番号の関係を示す基地局対応現エリア番
号管理テーブル56を備え、上記テーブル40, 41の更新は
位置登録処理部31によって、テーブル57, 56の更新は登
録処理部33によってそれぞれ行われる。
【0060】なお、上記の移動端末エリア管理テーブル
41は各端末が位置するエリアを記憶しているが、エリア
管理はダイナミックに行われており、移動端末がエリア
間を移動すると新たなエリアに更新される。
【0061】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図3のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
移動端末が、位置登録している移動端末個数が少ないエ
リアに位置登録する。
【0062】そこで、図2に示す制御装置1の中の位置
登録処理部31は、移動端末エリア管理テーブル41から位
置登録した移動端末の前エリア番号( 前に位置登録して
いたエリア番号) 、基地局対応現エリア番号管理テーブ
ル56から位置登録した基地局のエリア番号をそれぞれ抽
出する( 図3-S1 〜S3参照 )。
【0063】そして、前エリア番号と現エリア番号が同
一か否かを比較する( 図3-S4 参照) 。比較結果が一致
の場合、位置登録を完了する( 図3-S10参照) 。しか
し、比較結果が不一致の場合、位置登録を行った後にエ
リア対応移動端末個数テーブル40の前エリアの移動端末
個数を1個減算し、現エリアの移動端末個数を1個加算
する( 図3-S5, S6 参照) 。
【0064】そして、エリア対応基地局管理テーブル57
から前エリア/ 現エリアに属する基地局を抽出し( 図3
-S7 参照) 、抽出した基地局に対して更新した移動端末
個数を通知するので、基地局は通知された移動端末個数
をそれぞれ対応するエリアに報知する( 図3-S8, S9 参
照) 。
【0065】つまり、図1の制御装置1は、移動端末3a
が位置登録を行う毎に、新旧のエリア番号が異なればエ
リア対応移動端末個数テーブル40の最新移動端末個数を
それぞれの基地局2A, 2Bに通知する。
【0066】それぞれの基地局はエリア内の移動端末個
数を報知するので、移動端末3aは位置登録を要求する
際、そのエリア内の移動端末個数を認識して、多ければ
他のエリアを探し、移動端末個数の少ないエリアに位置
登録を行う。
【0067】これにより、あるエリアに対する移動端末
の位置登録個数のかたよりを緩和させることができるの
で、各移動端末の同時使用に対する呼損率を減少させる
ことが可能となる。 (2) 第2の実施例の説明 図4(a) に示す様に、1つのエリアに2つの基地局2A,
2Bが設けられており、例えば、基地局2Aの使用チャネル
数は基地局2Bの使用チャネル数よりも多い状態にあると
する。
【0068】また、図4(b) に示す様に、制御装置は基
地局番号:チャネル使用個数の関係を示す基地局対応チ
ャネル使用中テーブル42を備え、このテーブルの更新は
チャネル捕捉/ 解放処理部32によって行われる。
【0069】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図5のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
あるエリアに位置登録した移動端末3aが発着信操作によ
り、ある基地局に対してチャネルの捕捉/ 解放を行った
とする( 図5-S1 参照) 。
【0070】制御装置内のチャネル捕捉/ 解放処理部32
は、移動端末の動作がチャネルの捕捉か/ 解放かを判定
する( 図5-S2 参照) 。捕捉の場合には基地局対応チャ
ネル使用中テーブル42のチャネル使用個数に1個加算
し、切断等でチャネル解放の場合にはチャネル使用個数
に1個減算した後、該当基地局に対してチャネル使用個
数を通知する( 図5-S3 〜S5参照) 。
【0071】基地局2Aは、通知されたチャネル使用個数
を報知するので、移動端末は報知されたチャネル使用個
数を基に空きチャネルの多い基地局を選択することがで
きる( 図5-S6 参照) 。
【0072】つまり、図4(a) の制御装置1は移動端末
3が無線チャネルを使用/解放する度に基地局対応チャ
ネル使用中テーブル42のチャネル使用個数を基地局(例
えば、2A)に通知するので、基地局2Aは報知情報として
その基地局内のチャネル使用個数を報知する。
【0073】移動端末3a は発信時、その基地局内のチ
ャネル使用個数を認識することにより使用するチャネル
がなければ、同一エリア内で空きチャネルの多い基地局
2Bを選択して発信する。
【0074】これにより、基地局2A内のチャネルが全て
使用中であっても移動端末は他の基地局2Bに発信するこ
とが可能となり、呼損率を減少させることができる。 (3) 第3、第4の本発明の実施例の説明 上記第1の本発明を実施することにより、エリア内の位
置登録している移動端末個数のかたよりを緩和させるこ
とができても、図6のエリアA に示す様に、多くの移動
端末が一斉に位置登録した場合、エリア内の位置登録し
ている移動端末個数のかたよりを解消させることはでき
ない。
【0075】この為、図7に示す様に、制御装置にエリ
ア番号:適正位置登録個数の関係を示すエリア対応適正
位置登録個数テーブル45、エリア移動端末個数( エリア
の移動を促す対象となる移動端末個数) :移動端末番号
の第1桁の関係を示すエリア移動端末個数対応位置登録
スライドテーブル44を、前記のエリア対応移動端末個数
テーブル40、エリア対応基地局管理テーブル57の他に設
ける。
【0076】なお、エリア移動端末個数対応位置登録ス
ライドテーブル44、エリア対応適正位置登録個数テーブ
ル45、エリア対応基地局管理テーブル57の更新は登録処
理部33で行い、エリア対応移動端末個数テーブル40の更
新は第1の本発明の制御と同じく位置登録処理部31で行
う。
【0077】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図8のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
制御装置内のエリア待ち受け個数管理部34は図示しない
交換処理部から周期的に起動され、以下の処理を行う(
図8-S1 参照) 。
【0078】エリア対応移動端末個数テーブル40からエ
リア番号対応移動端末個数(仮に結果A とする) を抽出
する( 図8-S2 参照) 。また、エリア対応適正位置登録
個数テーブル45からエリア番号対応適正位置登録個数(
仮に結果B とする) を抽出し、結果A と結果B を比較す
る( 図8-S3, S4 参照) 。
【0079】比較結果が結果A >結果B であれば、適正
位置登録個数を越える移動端末個数を基にエリア移動端
末個数対応位置登録スライドテーブル44より、移動を促
す対象となる移動端末番号の第1桁を抽出する( 図8-S
5 参照) 。
【0080】そして、該当エリアに属する基地局をエリ
ア対応基地局管理テーブル57から抽出し、抽出した基地
局に対して移動端末番号の、例えば、第1桁( 請求項3
の情報に対応する)を通知する( 図8-S6 〜S8参照) 。
【0081】基地局は通知された移動端末番号の第1桁
を報知し、報知された第1桁の移動端末は別のエリアに
位置登録をやり直す。しかし、上記のエリア番号対応移
動端末個数が少なくて次エリアの処理を行う場合、全エ
リアについて処理の処理が終了しない場合はステップS2
に戻る( 図8-S4-NO, S9-NO, S10参照) 。
【0082】つまり、エリア待ち受け個数管理部34はエ
リア別に位置登録している移動端末個数を周期的にチェ
ックし、エリア対応適正位置登録個数テーブル45の適正
位置登録個数を越えた場合、適正位置登録個数を越えた
個数別に索引するエリア移動端末個数対応位置登録スラ
イドテーブル44から他エリアへの位置登録を促す対象と
なる移動端末番号の第1桁を抽出する。
【0083】そして、エリア待ち受け個数管理部34から
図6の基地局( 例えば、2A) に対して抽出した移動端末
番号の第1桁を通知する( 例えば、適正個数を越えた移
動端末個数が5の場合は2)。
【0084】そこで、基地局2Aは移動端末番号の第1桁
を報知し、移動端末3aはその報知情報を受信すること
で、図6の点線矢印に示す様に他エリア( 例えば、エリ
アB)に位置登録をやり直す。
【0085】これにより、エリア内の位置登録している
移動端末個数のかたよりを減少させることが可能とな
る。 (4) 第5の本発明の実施例の説明 第5の本発明は、第4の本発明の登録替えを行わせる移
動端末の決定方法及び他エリアへの位置登録制御を更に
高度化したものである。
【0086】この為、図10に示す様に、制御装置1に前
記のエリア対応移動端末個数テーブル40、エリア対応適
正位置登録個数テーブル45とエリア対応基地局管理テー
ブル57の他に、エリア番号:優先順位のクラス別移動機
端末個数の関係を示すエリア−クラス対応移動端末個数
テーブル46、移動端末番号:優先順位のクラスの関係を
示す移動端末クラステーブル47、エリア隣接管理情報テ
ーブル48を設ける。
【0087】なお、エリア対応移動端末個数テーブル4
0、エリア−クラス対応移動端末個数テーブル46の更新
は位置登録処理部31により、エリア対応適正位置登録個
数テーブル45、エリア隣接管理情報テーブル48、エリア
対応基地局管理テーブル57の更新は登録処理部33によっ
て行われる。
【0088】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図11のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
図示しない交換処理部は、エリア待ち受け個数管理部34
を周期的に起動する(図11-S1 参照) 。
【0089】エリア待ち受け個数管理部34は、エリア対
応移動端末個数テーブル40よりエリア番号対応移動端末
個数を抽出し( 仮に結果A とする) 、エリア対応適正位
置登録個数テーブル45から抽出したエリア番号対応適正
位置登録個数( 仮に結果B とする) と比較する( 図11-S
2,S3参照) 。
【0090】結果A >結果B の場合、エリア−クラス対
応移動端末個数テーブル 46 より、位置登録している移
動端末のうち、優先順位が最高クラスから規定個数のみ
エリア内に残し、溢れた移動端末のクラスを制御装置内
で蓄積する( 仮に結果C とする)(図11-S4, S5 参照) 。
【0091】更に、エリア隣接管理情報テーブル 48 よ
り隣接エリア番号、エリア対応基地局管理テーブル57よ
り該当基地局を抽出し、隣接エリア毎の位置登録してい
る移動端末個数をチェックする。
【0092】そして、位置登録している移動端末個数の
少ない隣接エリアがあれば、移動端末のクラス( 結果C)
と上記の位置登録している移動端末個数の少ないエリア
を基地局に通知する( 図11-S6 〜S8参照) 。
【0093】通知された基地局は他エリアへの位置登録
を促す対象移動端末クラスと位置登録対象基地局番号を
報知する。これにより、移動端末3はこの報知情報を受
信することで該当エリアに対して位置登録する( 図11-S
9, S10参照) 。
【0094】しかし、結果A <結果B で、次エリアの処
理を行う場合( 図11-S11参照) 、全エリアについて処理
が未の場合はステップS2に戻る。また、位置登録してい
る移動端末個数の少ない隣接エリアがなければ、規定個
数を増やしてステップS5に戻る( 図11-S12参照) 。つま
り、あるエリア( 例えば、図9のエリアB)に位置登録し
ている移動端末個数が適正位置登録個数以上になった場
合、エリア−クラス対応移動端末個数テーブル46から位
置登録している移動端末のうち、優先順位が最高クラス
(例えば、図10のクラス松) から一定個数をそのエリア
に残し、他のクラス( 例えば、図10のクラス竹, 梅) を
エリア待ち受け個数管理部、即ち、制御装置1より基地
局2Bに対して通知する。
【0095】更に、制御装置1はエリア隣接管理情報テ
ーブル48より隣接エリアを抽出し、その隣接エリアの位
置登録している移動端末個数をチェックし、位置登録し
ている移動端末個数の少ない隣接エリア( 例えば、エリ
アC)を基地局2Bに対してクラスと共に通知する。
【0096】基地局2Bは他エリアへの位置登録を促す対
象移動端末クラスと位置登録対象基地局番号2Cを報知す
る。そこで、対象移動端末3はその報知情報を受信して
点線矢印の様に該当エリアに位置登録する。 (5) 第6の本発明の実施例の説明 図12(b) に示す様に、制御装置に前記のエリア対応適正
位置登録個数テーブル45とエリア対応移動端末個数テー
ブル40を設ける。
【0097】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図13のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
移動端末があるエリアへの位置登録を要求すると、図12
(b) に示す位置登録処理部31はエリア対応移動端末個数
テーブル40から、あるエリアに位置登録している移動端
末個数を抽出する( 仮に結果A とする) 。
【0098】また、エリア対応適正位置登録個数テーブ
ル45から上記のエリアに対応する適正位置登録個数を抽
出する( 仮に結果B とする)(図13- S1〜S3参照) 。そし
て、結果A と結果B を比較した時、結果A >結果B なら
位置登録を規制する規制エリアとみなして、位置登録を
要求してきた移動端末に対して規制による位置登録の拒
否を通知する。そこで、移動端末は別のエリアに位置登
録を行う。
【0099】しかし、結果A <結果B なら位置登録をし
て完了する( 図13- S4〜S6) 。つまり、図12(a) に示す
移動端末3aが、例えば、エリアA へ位置登録を要求した
時、該当エリア内の適正位置登録個数と位置登録してい
る移動端末個数を比較し、適正位置登録個数を越える場
合は、制御装置1より移動端末3aに対して拒絶理由を添
えて位置登録を拒否する。
【0100】移動端末3aは位置登録の拒否を受信した
時、自分で報知情報によって別のエリア(例えば、エリ
アB)へ位置登録を要求する。これにより、あるエリアに
対する移動端末の位置登録個数のかたよりを緩和させる
ことができ、各移動端末の同時発信に対する呼損率も減
少させることができる。 (6) 第7の本発明の実施例の説明 図15に示す様に、制御装置1に、エリア番号:適正位置
登録個数の関係を示すエリア対応適正位置登録個数テー
ブル45、エリア対応移動端末個数テーブル40、エリア対
応基地局管理テーブル57の他に、エリア番号:電界強度
クラスの関係を示すエリア対応電界強度クラス管理テー
ブル49、電界強度クラス:電界強度値の関係を示す電界
強度クラス対応電界強度値登録テーブル50を設ける。
【0101】なお、エリア対応電界強度クラス管理テー
ブル49の更新はエリア待ち受け個数管理部34により、エ
リア対応適正位置登録個数テーブル45、電界強度クラス
対応電界強度値登録テーブル50、エリア対応基地局管理
テーブル57の更新は登録処理部33により、エリア対応移
動端末個数テーブル40の更新は図示しない位置登録処理
部31により行われる。
【0102】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図16のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
図示しない交換処理部36は一定周期でエリア待ち受け個
数管理部34を起動する( 図16-S1 参照) 。
【0103】そこで、エリア待ち受け個数管理部34は、
エリア対応適正位置登録個数テーブル45からエリア番号
に対応する適正位置登録個数を、エリア対応移動端末個
数テーブル40よりエリア番号に位置登録している移動端
末個数をそれぞれ抽出し、適正位置登録個数と位置登録
している移動端末個数を比較する( 図16-S2, S3 参照)
【0104】上の処理で位置登録している移動端末個数
の方が多い場合、エリア対応電界強度クラス管理テーブ
ル49より該当エリアの現在の電界強度クラスを抽出する
( 図16-S4 参照) 。
【0105】そして、電界強度クラス対応電界強度登録
テーブル50から、抽出した現在の電界強度クラスより弱
い電界強度クラスの電界強度値を基地局に通知すると共
に、上の処理で基地局に通知した電界強度クラスをエリ
ア対応電界強度クラス管理テーブル49に設定する( 図16
-S5, S6 参照) 。
【0106】そこで、基地局は通知された電界強度値ま
で電界強度を下げる。これを全エリアについて行う( 図
16-S7 〜S8参照) 。なお、位置登録している移動端末個
数の方が少なく、次エリアの処理の場合(図16-S9 参照)
、全エリアについて処理済でない場合はステップS2に
戻る。
【0107】つまり、図14の制御装置1の中の図示しな
いエリア待ち受け個数管理部34が、周期的に該当エリア
内の適正位置登録個数と現在、位置登録している移動端
末個数とを比較し、適正位置登録個数を越えた場合は該
当エリアの現電界強度クラスをチェックし、その電界強
度値より弱い電界強度値を該当エリアの基地局( 例え
ば、2A) に通知する。
【0108】基地局2Aは受信した電界強度値まで電界強
度値を落とす( 例えば、エリアA の実線から点線まで落
とす) 。該当エリアの受信レベルが低い場所で待ち受け
ている移動端末3a, 3b, 3cは基地局2Aからの電界強度が
落ちることで、該当エリアから遠ざかっていると認識
し、受信レベルの高い別のエリア( 例えば、エリアB)を
探し、基地局2Bに対して位置登録の要求を行う。 (7) 第8の本発明の実施例の説明 第8の本発明の実施例は、第4、第5、第7の本発明の
実施例をエリア対応に選択及び階段的に実施するもので
ある。
【0109】この為、図17に示す様に、制御装置1に前
記のエリア対応移動端末個数テーブル40、エリア対応適
正位置登録個数テーブル45、エリア番号:位置登録変更
処理段階の関係を示すエリア対応位置登録変更処理制御
テーブル51、変更パターン番号:処理順序の関係を示す
変更パターン対応位置登録変更処理順序テーブル52、エ
リア番号:変更パターン番号の関係を示すエリア対応変
更パターンテーブル53を設ける。
【0110】なお、エリア対応位置登録変更処理制御テ
ーブル51の更新はエリア待ち受け変更制御部35により、
エリア対応適正位置登録個数テーブル45、変更パターン
対応位置登録変更処理順序テーブル52、エリア対応変更
パターンテーブル53の更新は登録処理部33により、エリ
ア対応移動端末個数テーブル40の更新は図示しない位置
登録処理部31により、それぞれ行われる。
【0111】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図18のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
交換処理部36は一定周期でエリア待ち受け変更制御部35
を起動する。
【0112】エリア待ち受け変更制御部35は、エリア対
応適正位置登録個数テーブル45から適正位置登録個数
を、エリア対応移動端末個数テーブル40から位置登録し
ている移動端末個数個数をそれぞれ抽出する( 図18-S1,
S2 参照) 。
【0113】上の処理で位置登録している移動端末個数
の方が多い場合、エリア対応位置登録変更処理制御テー
ブル51からエリア対応の位置登録変更処理段階を抽出
し、エリア対応変更パターンテーブル53からエリア対応
の変更パターン番号を抽出する( 図18-S3 〜S5参照) 。
【0114】そして、変更パターン対応位置登録変更処
理順序テーブル52から、抽出した変更パターン番号に対
応する処理順序を抽出し、処理順序と位置登録変更処理
段階を用いて次に行う処理方式を決定する。
【0115】ここで、変更パターン対応位置登録変更処
理順序テーブル52の中の方式1、方式2、方式3は第
4、第5、第7の本発明の実施例に対応している( 図18
-S6 〜S9参照)なお、位置登録している移動端末個数の
方が少なく、次エリアの制御を行う場合及び全エリアに
ついての処理が終了しない場合はステップS2に戻る( 図
18-S10, S9-NO 参照) 。
【0116】つまり、エリア対応変更パターンテーブル
53、変更パターン対応位置登録変更処理順序テーブル5
2、エリア対応位置登録変更処理制御テーブル51を備え
ることにより、第4、第5、第7の本発明の実施例をエ
リア対応に組み合わせ段階的に実施することが可能とな
る。 (8) 第9の本発明の実施例の説明 図19に示す様に、制御装置1にエリア番号:位置登録変
更処理条件の関係を示すエリア対応位置登録変更処理-
実行/ 非実行登録テーブル54を設け、このテーブルの更
新は登録処理部33により行う。
【0117】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図20のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
交換処理部36から周期的に起動されるエリア待ち受け変
更制御部35は、エリア対応位置登録変更処理- 実行/ 非
実行登録テーブル54からエリア番号に対応する位置登録
変更処理条件の実行/非実行を抽出する( 図20-S1 参
照) 。
【0118】上の処理結果が実行であればエリア待ち受
け変更制御部35は、テーブル54からエリア対応の位置登
録変更処理条件を参照して第4、5、7の本発明の実施
例を実行する。
【0119】なお、全エリアの処理が済まない場合、変
更処理が非実行で、次エリアの制御の場合はステップS1
に戻る( 図20-S4-NO, S5参照) 。つまり、図19に示す様
に、エリア対応に位置登録変更処理の実行/ 非実行を指
定するエリア対応位置登録変更処理- 実行/ 非実行登録
テーブル54を備えることにより、このテーブル54に従っ
て第4、5、7の本発明の実施例の位置登録を処理する
様にした。
【0120】これにより、当該エリアに位置登録してい
る移動端末個数が多くてもそのエリアで位置登録するこ
とも可能となる様な選択ができる。 (9) 第10の本発明の実施例の説明 本発明も、エリア対応の位置登録している移動端末個数
を均等化させるものである。
【0121】図22に示す様に、制御装置に前記のエリア
対応移動端末個数テーブル40、エリア隣接管理情報テー
ブル48、切替元エリア:切替先エリア:切替可能基地局
番号の関係を示す隣接エリア間切替可能基地局登録テー
ブル55、前記の基地局対応現エリア番号管理テーブル5
6、エリア番号:基地局数の関係を示すエリア対応基地
局個数テーブル60を設ける。
【0122】なお、基地局対応現エリア番号管理テーブ
ル56、エリア対応基地局個数テーブル60の更新はエリア
待ち受け変更制御部35により、エリア隣接管理情報テー
ブル48、隣接エリア間切替可能基地局登録テーブル55、
エリア対応基地局個数テーブル60の更新は登録処理部33
により、エリア対応移動端末個数テーブル40の更新は位
置登録処理部31により、それぞれ行われる。
【0123】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図23, 図24のフローチャート図を用いて詳細に説明
する。図示しない交換処理部36が一定周期でエリア待ち
受け変更制御部35を起動するので、この制御部35はエリ
ア対応移動端末個数テーブル40からエリア番号別に位置
登録している移動端末個数を抽出して合計を算出する。
【0124】また、エリア対応基地局個数テーブル60か
らエリア番号別に基地局数を抽出し、合計基地数を算出
する。これから該当エリアの1基地局当りの位置登録し
ている移動端末個数を算出する( 図23-S1, S2 参照) 。
【0125】算出した移動端末個数が規定値以上の場
合、エリア隣接管理情報テーブル48より隣接エリアを抽
出し、隣接エリアのエリア対応移動端末個数テーブル40
とエリア対応基地局個数テーブル60より、上記と同様
に、隣接エリアの1基地局当りの位置登録している移動
端末個数を算出する( 図23-S4 〜S5参照) 。
【0126】そして、該当エリアと隣接エリアの基地局
当りの位置登録している移動端末個数を比較し、該当エ
リアの移動端末個数が隣接エリアの移動端末個数よりも
多い場合、隣接エリア切替可能基地局登録テーブル55か
ら切替可能基地局番号を抽出する( 図23-S6, S7 参照)
【0127】基地局対応現エリア番号管理テーブル56よ
り、切替可能基地局の現エリア番号を抽出し、現エリア
番号と切替エリア番号が同じ場合、切替可能基地局に変
更エリア番号を通知する( 図23-S8 〜S10 参照) 。そこ
で、切替可能基地局は報知するエリア番号に変更する(
図24-S15参照) 。
【0128】なお、現エリア番号と切替番号が違い、且
つ、他に切替可能基地局番号があればステップS7に戻る
( 図23- S13 参照) 。しかし、位置登録している移動
端末個数が規定値以下で、次エリアの処理の場合、(
該当エリアの基地局当りの移動端末個数) ≦( 隣接エリ
アの基地局当りの移動端末個数) で、次エリアの処理の
場合、他に切替可能基地局番号がなく、次エリアの処
理の場合、全エリアについての処理が終わっていない
場合はステップS2に戻る( 図23-S11, S12, S14及び図24
-S16-NO 参照) 。
【0129】つまり、エリア待ち受け変更制御部35が、
周期的にエリア対応移動端末個数テーブル40とエリア対
応基地局個数テーブル60から該当エリアの1基地局当り
の位置登録している移動端末個数を算出し、算出した個
数が多ければ、隣接エリアも同様に1基地局当りの位置
登録している移動端末個数を算出する。
【0130】この時、位置登録している移動端末個数の
少ないエリアがあれば、隣接エリア間切替可能基地局登
録テーブル55から切替可能基地局番号、基地局対応現エ
リア番号管理テーブル56で切替可能基地局の現エリア番
号をそれぞれ抽出し、切替可能であればその基地局のエ
リアを、位置登録している移動端末個数の多いエリアに
変更する。
【0131】例えば、図21(a)の場合、エリアB は基地
局2Bの1局、位置登録している移動端末3Bが6個である
のに対し、隣接エリアであるエリアA は基地局2A1,2A2
の2局、位置登録している移動端末3Aが3個である。
【0132】そこで、制御装置1は切替可能基地局2A2
に対してエリア番号をB に変更する通知を行うと、位置
登録している移動端末個数の多いエリアB は隣接エリア
の基地局を取り込むことが可能となり、エリアB の位置
登録している移動端末が3個となって均等化される( 図
21(a) →図21(b) 参照) 。 (10)第11の本発明の実施例の説明 図26に示す様に、制御装置に、前記のエリア対応基地局
管理テーブル57、基地局番号:エリア番号との関係を示
す基地局対応エリア番号テーブル61を設け、これらのテ
ーブルの更新は登録処理部33により行う。
【0133】また、図25に示す様に1つの基地局(例え
ば、θ)が、例えば、2つのエリア(例えば、エリアA
とエリアB)に登録されており、移動端末は位置登録時の
基地局と着信待ち受け可能基地局を複数通知できる機能
を持っているとする。
【0134】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図27のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
例えば、図25中の移動端末3aが位置登録要求を行う際、
基地局と着信待ち受け可能基地局番号として基地局αと
基地局θの両方を通知したとする。
【0135】位置登録処理部31は、受信した基地局番号
と着信の待ち受け可能基地局番号を抽出し、基地局対応
エリア番号テーブル61より受信した基地局番号をベース
にエリア番号を抽出する。
【0136】そして、エリア対応基地局管理テーブル57
よりエリア番号対応基地局と着信待ち受け可能基地局番
号と比較し、差分の少ないエリア番号( 2つの基地局を
含むエリアA ) の基地局に対して位置登録完了を通知す
る。
【0137】なお、差分の少ないエリア番号を最適エリ
アとして移動端末エリア管理テーブル41に書き込む( 図
27-S1 〜S3参照) 。基地局は基地局番号を移動端末に通
知し、通知された基地局番号を最適の通信エリアとして
移動端末が待ち受ける。
【0138】つまり、図25の移動端末3aの位置登録時、
移動端末が待ち受けできる基地局の情報を基に、上述し
たテーブルから最適なエリア( 例えば、エリアA)を決定
する。そこで、移動端末への着信時、移動端末が待ち受
け可能な基地局θに対しても着信させることが可能とな
り、着信時の呼損を減少させることが可能となる。
【0139】また、1つのエリアに複数の基地局を設け
た為、位置登録の回数が減少する。 (11)第12の本発明の実施例の説明 図28に示す様に、制御装置に、上記のエリア対応基地局
管理テーブル57、基地局対応エリア番号テーブル61と位
置登録情報蓄積テーブル58を設け、エリア対応基地局管
理テーブル57、基地局対応エリア番号テーブル61の更新
は登録処理部33により、位置登録情報蓄積テーブル58の
更新は位置登録処理部31により、それぞれ行う。
【0140】また、移動端末は位置登録時の基地局と着
信待ち受け可能基地局に複数通知できる機能を持ってい
るとする。さて、上記の様に構成された制御装置の動作
を図29のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
【0141】移動端末は位置登録要求を行う際、着信待
ち受け可能基地局番号も通知する。制御装置内の位置登
録処理部31は、位置登録要求の情報を位置登録情報蓄積
テーブル58に蓄積する。
【0142】そして、図示しない保守コンソールより、
エリア対応基地局テーブル57と基地局対応エリア番号テ
ーブル61を自動生成するコマンドを投入する。これによ
り、位置登録情報蓄積テーブル58を基にエリア対応基地
局テーブル57と基地局対応エリア番号テーブル61を自動
生成する( 図29-S1 〜S4参照) 。
【0143】つまり、移動端末の位置登録時、移動端末
が待ち受けできる基地局の情報を位置登録情報蓄積テー
ブル58に蓄積し、蓄積された情報を基に現状の基地局対
応エリア番号管理テーブル61と比較し、統計を取り、各
エリアに追加する基地局、各エリアから削除する基地局
を決定して基地局対応エリア番号管理テーブル61を生成
しなおす。
【0144】なお、上記蓄積された情報には、移動端末
が待ち受けできる基地局の情報として、例えば、基地局
1,2,3の組合せが多ければ、移動端末からの待ち受
けできる基地局情報が基地局1,2,3,4でも基地局
1,2,3に決めて基地局対応エリア番号管理テーブル
61を更新します。
【0145】これにより、保守コンソール38からの登録
を行うことなしに第12の発明を実施できる。 (12)第13の本発明の実施例の説明 図30に示す様に、制御装置に、前記のエリア対応基地局
管理テーブル57、基地局番号:エリア制御条件との関係
を示す基地局対応制御条件登録テーブル59を設け、これ
らのテーブルの更新は登録処理部33で行われる。
【0146】ここで、固定型位置登録エリアはエリアと
基地局が1:1 に対応しているエリアでり、半固定型位置
登録エリアは1つの基地局が複数のエリアに属すること
ができるもので、図25に示す様な場合である。
【0147】さて、上記の様に構成された制御装置の動
作を図31のフローチャートを用いて詳細に説明する。保
守コンソールより基地局が固定型エリアか半固定型エリ
アかの条件を登録する。そして、登録された条件を、基
地局対応制御条件登録テーブル59、エリア対応基地局管
理テーブル57に書き込む( 図31-S1, S2 参照) 。
【0148】今、移動端末が位置登録の要求をすると、
位置登録処理部31は位置登録要求をした基地局のエリア
制御条件を基地局対応制御条件テーブル59より抽出する
( 図31-S3, S4 参照) 。
【0149】基地局が固定エリアの場合は固定エリア対
応の位置登録処理を行うが、半固定エリアの場合には半
固定位置登録処理を行う( 図31-S5 〜S7参照) 。つま
り、基地局対応制御条件テーブル59を備えることによ
り、固定型位置登録エリアと半固定型位置登録エリアを
システムで選択することが可能となる。
【0150】なお、上記の制御装置としては、図32に示
す様に、少なく共、CPU,プログラムROM1, ROM2, RAM,イ
ンタフェースINF を有し、上記の様々なテーブルは、例
えばROM2に格納し、フローチャート図に対応するプログ
ラムはプログラムROM1に格納し、インタフェースを介し
て交換処理部や回線制御部を介して基地局と接続させる
ことにより、上記の第1〜第13の発明を実施することが
可能である。
【0151】また、図33には制御装置の機能構成図で、
上記で説明した処理部やテーブルをまとめたものであ
る。以上の様に本発明は、大会議室、国会議事堂、証券
取引所、卸売市場、催し物会場、空港、など不特定他数
のユーザが同時に移動端末を使用する様な場所におい
て、本発明は優れた利便性を発揮する。以下に詳細を述
べる。 (1) まず、特定の場所で、多くのユーザの通信回線を確
保する為、基地局を密集させた様な重なったエリアを想
定する。
【0152】この様な重なったエリアにユーザが移動す
る場合、第1の本発明の機能では待ち受けている移動端
末個数が最小のエリアを自動的に選択する。同一エリア
内でも、第2の本発明の機能を使用すれば、使用中の回
線数が最も少ない基地局を自動的に選択する。
【0153】また、上記の様な重なるエリア内で急激な
移動端末の増減があっても、第3,第4の本発明の機能
を使用すればこの重なりのエリア内にいる限り、位置登
録している移動端末個数の最も少ないエリアを自動的に
選択/登録変更することができる。特に、移動の多い場
所に滞在する場合(催し物会場の警備者・受付者等)に
この機能が有効である。
【0154】更に、移動端末に優先順位を選定すること
で、優先順位の高い移動端末はどんなに混み合った場所
でも優先的に通信回線を保証する(第5の本発明)。こ
れは緊急度の高い通信回線を確保する為に有効である。
【0155】収納能力を越える移動端末が位置登録して
いるエリアへの追加位置登録を規制すること(第6の本
発明)。また、この様なエリアの電界強度を下げて、電
波帯域を狭くする手法(第7の本発明)により、ユーザ
に対して圏外警告信号を発し、別の空き回線のある、或
いは位置登録している移動端末個数少ないエリアへの移
動を促す。
【0156】即ち、その場所では回線を確保する確率が
少ないことを事前に警告することで、呼損率を抑えるも
のである。 (2) 半固定型位置登録エリア( 第10,11の本発明) を考
えてみる。
【0157】この機能を応用すれば、端末の移動に応じ
て連続した同一エリア構成を実現できる。これは、通信
状態での移動が多い端末・いつも移動している端末への
通信回線を確保するのに大変有効である。
【0158】また、これらの最適エリア構成を学習する
能力( 第12の本発明) を使えば、自動的に実条件にそっ
たエリアの再構築を行える。通常、一つのシステムで
は、単独に存在するエリア、少しだけ重なったエリア、
丸ごと重なったエリアが混在するであろう。
【0159】上記で挙げた様な機能をエリア( 又は基地
局) 対応に実行/ 非実行を選択する( 第8,第9の本発
明)こと、同時に固定型位置登録エリアと半固定型位置
登録エリアを有効に使い分ける(第13の発明) ことを有
効に利用したエリア構成を構築すれば、有効に生かされ
ない無駄なエリア( また基地局) はかなり少なくなり呼
損率を下げることができる。
【0160】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に本発明によれ
ば、エリアへの位置登録を均等分配できる様になると云
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明の実施例の要部システム説明図で
ある。
【図2】第1の本発明の実施例の要部機能説明図であ
る。
【図3】第1の本発明の実施例のフローチャート図であ
る。
【図4】第2の本発明の実施例の要部説明図で、(a) は
システム説明図、(b) は機能説明図である。
【図5】第2の本発明の実施例のフローチャート図であ
る。
【図6】第3、第4の本発明の実施例の要部システム説
明図である。
【図7】第3、第4の本発明の実施例の要部機能説明図
である。
【図8】第3、第4の本発明の実施例のフローチャート
図である。
【図9】第5の本発明の実施例の要部システム説明図で
ある。
【図10】第5の本発明の実施例の要部機能説明図であ
る。
【図11】第5の本発明の実施例のフローチャート図で
ある。
【図12】第6の本発明の実施例の要部説明図で、(a)
はシステム説明図、(b) は機能説明図である。
【図13】第6の本発明の実施例のフローチャート図で
ある。
【図14】第7の本発明の実施例の要部システム説明図
である。
【図15】第7の本発明の実施例の要部機能説明図であ
る。
【図16】第7の本発明の実施例のフローチャート図で
ある。
【図17】第8の本発明の実施例の要部機能説明図であ
る。
【図18】第8の本発明の実施例のフローチャート図で
ある。
【図19】第9の本発明の実施例の要部機能説明図であ
る。
【図20】第9の本発明の実施例のフローチャート図で
ある。
【図21】第10の本発明の実施例の要部システム説明
図である。
【図22】第10の本発明の実施例の要部機能説明図で
ある。
【図23】第10の本発明の実施例のフローチャート図
( その1)である。
【図24】第10の本発明の実施例のフローチャート図
(その2)である。
【図25】第11の本発明の実施例の要部システム説明
図である。
【図26】第11の本発明の実施例の要部機能説明図で
ある。
【図27】第11の本発明の実施例のフローチャート図
である。
【図28】第12の本発明の実施例の要部機能説明図で
ある。
【図29】第12の本発明の実施例のフローチャート図
である。
【図30】第12の本発明の制御装置の要部機能説明図
である。
【図31】第13の本発明の実施例のフローチャート図
である。
【図32】第1〜第13の本発明の実施例を実施する為
の制御装置の要部構成図の一例である。
【図33】第1〜第13の本発明を実施する為の制御装
置の要部機能説明図の一例である。
【符号の説明】
1 制御装置 31 位置登録処理部 32 チャネル捕捉/ 解放処理部 33 登録処理部 34 エリア待ち受け個数処理部 35 エリア待ち受け変更処理部 40 エリア対応移動端末個数テーブル 41 移動端末エリア管理テーブル 42 基地局対応チャネル使用中テーブル 44 エリア移動端末個数対応位置登録スライドテーブル 45 エリア対応適正位置登録個数テーブル 46 エリア- クラス対応移動端末個数テーブル 47 移動端末クラステーブル
フロントページの続き (72)発明者 三田 英之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通関西通信システム株式会社内 (72)発明者 後藤 美佳 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通関西通信システム株式会社内 (72)発明者 安達 悟 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通関西通信システム株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置、サービスエリアを複数のエリ
    アに分割し、分割したエリア内に設けられ、必要な情報
    を報知する基地局及び移動端末を有し、該制御装置がシ
    ステムの動作を制御する移動通信システムにおいて、 該制御装置に、エリア別に位置登録している移動端末の
    個数を管理するエリア対応移動端末個数管理手段を設
    け、 該制御装置は、該エリア対応移動端末個数管理手段の移
    動端末個数を更新する毎に、対応する基地局を介して更
    新した移動端末個数をエリア内に報知し、 移動端末が移動端末個数の少ない基地局に位置登録でき
    る様にしたことを特徴とする分散型位置登録制御方法。
  2. 【請求項2】 上記移動通信システムにおいて、 制御装置に、基地局別に使用中の無線チャネル個数を管
    理する基地局対応無線チャネル使用中管理手段を設け、 該制御装置は、移動端末による無線チャネルの捕捉/ 解
    放に対応して該基地局対応無線チャネル使用中管理手段
    のチャネル使用個数を更新し、対応する基地局を介して
    更新したチャネル使用個数をエリア内に報知し、 移動端末がチャネル使用個数の少ない基地局に位置登録
    できる様にしたことを特徴とする分散型位置登録制御方
    法。
  3. 【請求項3】 上記移動通信システムにおいて、 制御装置に、上記エリア対応移動端末個数管理手段及び
    エリア別に移動端末の適正位置登録個数を管理するエリ
    ア対応適正位置登録個数管理手段を設け、 該制御装置は、該エリア対応移動端末個数管理手段とエ
    リア対応適正位置登録個数管理手段を用いて、周期的に
    各エリア内に位置登録している移動端末個数のチェック
    を行い、 位置登録している移動端末個数が適正位置登録個数を越
    えている場合、位置登録している移動端末を他エリアに
    登録替えさせる為の情報を対応する基地局に通知して、 該当エリアに位置登録している移動端末個数を適正位置
    登録個数に近ずける様にしたことを特徴とする分散型位
    置登録制御方法。
  4. 【請求項4】 上記移動通信システムにおいて、 請求項3の制御装置に、更に、適正位置登録個数を越え
    た移動端末個数に対応して、エリアの移動を促す対象と
    なる移動端末を決定するエリア移動端末個数対応位置登
    録スライド管理手段を設け、 制御装置は上記情報として、エリア移動端末個数対応位
    置登録スライド管理手段を用いて決定した他エリアへの
    位置登録を促す対象移動端末番号を、対応する基地局を
    介して報知する様にしたことを特徴とする請求項3の分
    散型位置登録制御方法。
  5. 【請求項5】 上記移動通信システムにおいて、 請求項3の制御装置に、更に、移動端末別に位置登録の
    優先順位のクラス分けを管理する移動端末クラス管理手
    段、エリアと位置登録の優先順位クラス別に移動端末の
    個数を管理するエリア−クラス対応移動端末個数管理手
    段及び各エリアとそのエリアに隣接しているエリアの情
    報を管理するエリア隣接管理情報管理手段を設け、 該制御装置は上記情報として、該エリア−クラス対応移
    動端末個数管理手段で指定した移動端末クラス及び該エ
    リア隣接管理情報管理手段を用いて決定した位置登録可
    能な隣接エリアを、対応する基地局を介して報知する様
    にしたことを特徴とする請求項3の分散型位置登録制御
    方法。
  6. 【請求項6】 上記移動通信システムにおいて、 請求項3の制御装置は上記情報として、理由を付した登
    録拒否を対応する基地局を介して位置登録を要求した移
    動端末に通知する様にしたことを特徴とする請求項3の
    分散型位置登録制御方法。
  7. 【請求項7】 上記移動通信システムにおいて、 請求項3の制御装置に、更に、電界強度クラス別に基地
    局が送出する電波の強さを管理する電界強度クラス対応
    電界強度値管理手段及びエリア別に現在の基地局の電界
    強度クラスを管理するエリア対応電界強度クラス管理手
    段を設け、 制御装置は上記情報として、該電界強度クラス対応電界
    強度値管理手段及びエリア対応電界強度クラス管理手段
    を用いて決定した、該当エリアの現在の電界強度クラス
    よりも更に弱い電界強度クラスを該当エリア内の基地局
    に通知し、 該基地局は通知を受けた電界強度クラスまで電界強度を
    落す様にしたことを特徴とする請求項3の分散型位置登
    録制御方法。
  8. 【請求項8】 上記移動通信システムにおいて、 制御装置に、請求項4、5、7で示した他エリアへの位
    置登録を促す手段に、それぞれ異なる優先順位を与え、
    パターン化して管理する変更パターン対応位置登録変更
    処理順序管理手段、エリア別に該変更パターン対応位置
    登録変更処理順序管理手段のパターンを可変に管理する
    エリア対応変更パターン管理手段及びエリア対応に階段
    的に実施するエリア対応位置登録変更処理制御管理手段
    を設け、 制御装置は、該変更パターン対応位置登録変更処理順序
    管理手段、エリア対応変更パターン管理手段及びエリア
    対応位置登録変更処理制御管理手段を用いて、請求項
    4、5、7の分散型位置登録制御方法をエリア別に組み
    合わせて段階的に実施する様にしたことを特徴とする分
    散型位置登録制御方法。
  9. 【請求項9】 上記移動通信システムにおいて、 請求項8の制御装置に、エリア別に位置登録変更処理の
    実行/非実行を指定するエリア対応位置登録変更処理実
    行/非実行管理手段を設け、 制御装置は、エリア対応位置登録変更処理実行/非実行
    管理手段に従って、位置登録変更を処理する様にしたこ
    とを特徴とする請求項8の分散型位置登録制御方法。
  10. 【請求項10】 上記移動通信システムにおいて、 制御装置に、上記のエリア対応移動端末個数管理手段の
    他に、切替可能な基地局の現エリア番号を管理する基地
    局対応現エリア番号管理手段、隣接エリア間でエリア番
    号の切替可能な基地局を予め登録する隣接エリア間切替
    可能基地局登録管理手段及びエリア別に基地局数を管理
    するエリア対応基地局個数管理手段を設け、 制御装置は、周期的にエリア対応移動端末個数管理手段
    とエリア対応基地局個数管理手段から、各エリアの基地
    局当りの位置登録移動端末個数を算出して比較し、比較
    結果に設定値以上の差がある場合、 隣接エリア間切替可能基地局登録管理手段と基地局対応
    現エリア番号管理手段から切替可能な基地局の現エリア
    番号を抽出し、抽出した切替可能な基地局に対して変更
    エリア番号を通知して隣接エリアの基地局を該当エリア
    に取り込む様にしたことを特徴とする分散型位置登録制
    御方法。
  11. 【請求項11】 上記移動通信システムにおいて、 制御装置に、エリア対応基地局管理手段及び1つの基地
    局を複数のエリアに位置登録を可能とする基地局対応エ
    リア番号管理手段を設け、 制御装置は、移動端末が通知した位置登録時の基地局番
    号及び位置登録している間、着信の待ち受けが可能な複
    数の基地局番号を抽出すると共に、 該基地局対応エリア番号管理手段から基地局番号に対応
    するエリア番号を、該エリア対応基地局管理手段からエ
    リア番号に対応する基地局番号をそれぞれ取り出し、該
    着信の待ち受けが可能な基地局番号と比較して、差分の
    少ないエリア番号の基地局に対して位置登録したことを
    通知し、 該当基地局は基地局番号を移動端末に通知し、移動端末
    は受信した基地局番号を最適のエリアとして着信を待ち
    受ける様にしたことを特徴とする分散型位置登録制御方
    法。
  12. 【請求項12】 上記移動通信システムにおいて、 請求項11の制御装置に、更に位置登録時の基地局番号
    の組合せを蓄積する位置登録情報蓄積管理手段を設け、 制御装置は、位置登録情報蓄積管理手段に格納された基
    地局番号の組合せを利用して、基地局対応エリア番号管
    理手段中のエリアパターンを自動的に組み替えて最適の
    エリアを構成する様にした請求項11の分散型位置登録
    制御方法。
  13. 【請求項13】 上記移動通信システネにおいて、 請求項11の制御装置に、1つの基地局が1つのエリア
    に属する「固定型位置登録エリア」か、1つの基地局が
    複数のエリアに属してもよい「半固定型位置登録エリ
    ア」の何れかを、基地局別に指定した基地局対応制御条
    件登録管理手段を設け、 制御装置は、移動端末の位置登録時、半固定型位置登録
    エリアを構成可能にしたことを特徴とする請求項11の
    分散型位置登録制御方法。
JP7060252A 1995-03-20 1995-03-20 分散型位置登録制御方法 Withdrawn JPH08265825A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4740395B2 (ja) * 2008-03-31 2011-08-03 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信方法、移動通信システム、プログラム、交換局及び特定無線基地局

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