JP2005223447A - 無線通信方法、無線通信システム及び無線通信端末 - Google Patents

無線通信方法、無線通信システム及び無線通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 無線電話システムにおいて、特定の基地局への集中位置登録により、移動局がサービス参入時にリソース不足でサービスが受けれない事態を極力回避する。
【解決手段】 高出力基地局と低出力基地局とが混在するようなセル構成であり、移動局が存在するエリアの基地局に位置登録を行い、その位置登録された基地局と移動局が無線通信を行う場合において、それぞれの基地局に位置登録された移動局の台数を集計し、集計結果に基づいて、過剰な位置登録状態であることを示す報知情報をエリア内の移動局に対して送信し、移動局では、受信した報知情報に基づいて、例えば過剰な位置登録状況にある基地局を避けて、位置登録する基地局を選択する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、セルラ方式の無線電話システムに適用して好適な無線通信方法、及びこの通信方法を適用した無線通信システム、並びにこのシステムに使用される無線通信端末に関する。
従来、セルラ方式の無線電話システムでのセル構成として、階層型セル構成(Hierarchical Cell Structure:HCS)と称される構成をとる場合がある。この階層型セル構成は、広域カバーエリアを持つ高出力基地局(マクロセル)と、狭カバレッジの低出力基地局(マイクロセル)が構成されている。高出力基地局は、例えば一定面積毎に配置され、低出力基地局は、高出力基地局によるエリア内の電波が届きにくい箇所(例えば特定の建物内)に設置される。
この階層型セル構成の場合、基地局の設置状況によっては、マクロセルの基地局のカバレッジとマイクロセルの基地局のカバレッジとがオーバーラップすることがある。ここで、セルラ方式の無線電話システムの1つである、W−CDMA方式では、移動局は、高速に移動している場合を除いて、マイクロセルから優先的にセル選択のための品質測定を行い、その品質測定の結果、セル選択の基準が満足していれば、そのマイクロセルを優先的に位置登録する基地局として選定する。セル選択の基準としては、そのセルの基地局と良好に無線通信が可能であるか否かの判断などである。
非特許文献1には、W−CDMA方式の無線電話システムにおける位置登録処理の例についての開示がある。
立川 敬二著、「W−CDMA移動通信方式」丸善出版、平成13年6月25日、p250〜p252
ところが、単純にマイクロセルを構成する基地局と良好に無線通信ができるからと言って、その基地局に位置登録してしまうと、位置登録状態が好ましくない状態になる可能性がある。即ち、マイクロセルを構成する低出力基地局は、設置スペース、カバレッジの尋さなどを考慮して設計であり、基地局の収容能力が通常の基地局(高出力基地局)よりも劣る。
従って、低出力基地局に位置登録する移動局が集中すると、移動局がネットワーク側からサービスを受けたい時点で、リソース不足により、正常にサービスが受けられない事態が発生する。このような事態が該当するセル内で頻繁に発生すると、サービス品質のバロメータの1つである、呼損率の悪化につながる。
また、リソースの有無の判断が、制御チャンネルを確立した後に行われるため、呼切断するでの処理によるネットワークリソースの無駄遣いが生じる。
図12は、無線電話システムでの位置登録処理例を示したフローチャートである。まず、ユーザが所持する移動局としての無線通信端末の電源投入などがあって、通信を行うセルを選択するセル選択手順(ステップS1)が行われ、続いてその選択されたセルの基地局に対して位置登録を行う位置登録手順(ステップS2)が実行される。そして、その位置登録後に、無線通信端末で無線電話サービスが実行されるか否か判断し(ステップS3)、その時点でサービスを受けない場合には、端末が待ち受け状態に移行する(ステップS4)。
位置登録後に無線通信端末で無線電話サービスが実行されると判断した場合には、そのときのサービス(呼発信又は呼着信)に応じた手順が実行される(ステップS5)。この呼発信手順又は呼着信手順の実行時に、このとき位置登録した基地局が提供するリソースに空きがあるか否か判断し(ステップS6)、リソースに空きがある場合には、通話チャンネルなどが割当てられて、通信が開始される(ステップS7)。リソースに空きがない場合には、このときの呼確立に失敗し(ステップS8)、ステップS3のサービス実行判定に戻る。
ここで、ステップS6からステップS8に移行する状態が、オーバーロード状態が発生した状態であり、低出力基地局に位置登録する移動局が集中すると、このような事態が頻繁に発生してしまう。
階層型セル構成の場合の、セル内に存在する移動局のセル選択手順は、例えばW−CDMA方式の無線電話システムの規格では、3GPP TS25.304及びTS25.922で規定されており、マイクロセルを優先的に品質・受信レベル測定を行い、セル選択候補として選定する。また、無線基地局の制御装置(以下制御局と称する)では、移動局で実際に発呼や着呼を行うサービス参入時点で、リソース有無の判定を行う。従って、呼確立ステージにおいて、要求するリソースの有無を判定し、サービスに合うデータベアラーの確立を試行する。
セルの状態が過剰位置登録状態にある場合には、階層型セル構成のマイクロセルに位置登録する移動局は、サービス参入時に、このセルのリソースを利用してサービスをアクセスするため、リソース不足によりサービス参入ができない可能性が十分にあり得る。サービスに参入できるか否かの判断、つまり制御局のコール・アドミッション・コントロール(Call Admission Control:CAC)部での判断は、制御チャネル確立後のデータベアラ確立の際に行われるため、呼確立進行過程中では、随分と下流の処理(具体的には図12のフローチャートの下側での処理)になってしまう。
これによって、呼が拒否されるまで無線リソース(消費電力・共通チャネル及び制御チャネルリソース等)、及びネットワークリソース(消費電力・ATM回線等)が無駄に消費される。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、無線電話システムにおいて、特定の基地局への集中位置登録により、移動局がサービス参入時にリソース不足でサービスが受けれない事態を極力回避することを目的とする。
本発明は、複数用意された基地局のそれぞれのサービスエリアの少なくとも一部が重複して存在するセル構成で、移動局が存在するエリアの基地局に位置登録を行い、その位置登録された基地局と移動局が無線通信を行う場合において、それぞれの基地局に位置登録された移動局の台数を集計し、集計結果に基づいて、過剰な位置登録状態であることを示す報知情報をエリア内の移動局に対して送信し、移動局では、受信した報知情報に基づいて、位置登録する基地局を選択するようにしたものである。
このようにしたことで、移動局では、過剰な位置登録状態であることを示す報知情報が送信される基地局に対する位置登録を避ける処理が可能になる。
本発明によると、移動局では、過剰な位置登録状態であることを示す報知情報が送信される基地局に対する位置登録を避ける処理が可能になり、複数のセルで均一的に分散して位置登録される状態を実現でき、移動局がサービス参入時にリソース不足でサービスが受けれない事態を極力回避できるようになる。特に、報知情報で移動局に対して通知されるので、特定の基地局への過剰な位置登録要求が集中するのを回避でき、位置登録のトラヒックの集中によるネットワーク不具合を回避できる。
この場合、サービスエリアの少なくとも一部が重複して存在するセル構成は、広域カバーエリアを持つ高出力基地局と、広域カバーエリア内に形成されるエリアの低出力基地局とを有する階層型セル構成であることで、収容能力が低い低出力基地局への過剰位置登録により呼確立失敗、呼切断などの不具合を効果的に回避できる。
また、移動局が低出力基地局のエリア内にいる場合、その低出力基地局が報知情報で過剰な位置登録状態であることが示されない場合に、優先的に当該低出力基地局への位置登録を実行し、過剰な位置登録状態であることが示された場合に、前記高出力基地局への位置登録を実行するようにしたことで、低出力基地局と高出力基地局との位置登録状況の効果的な割り振りが行え、無線リソースの有効利用が図れる。
さらに、報知情報での過剰な位置登録状態であることの通知は、基地局からの制御情報内の報知情報の所定のパラメータを、位置登録台数に応じて動的に変化させて行うことで、報知情報のパラメータを使用して、位置登録状況に応じた細かな通知が可能になり、良好な位置登録の制御が可能になる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図11を参照して説明する。
本例においては、セルラ方式の無線電話システムに適用したものである。まず、本例が適用されるセル構成のシステム構成例を、図1を参照して説明する。
本例では、W−CDMA方式のデジタル無線電話システムに適用したものであり、セル構成として、背景技術の欄で既に説明した階層型セル構成(HCS)を想定している。即ち、例えば図1に示すように、広域カバーエリアを持つ高出力基地局1と、狭カバレッジの低出力基地局2とが用意されている。高出力基地局1は、例えば一定面積毎に配置され、基地局1で比較的広い面積の通信可能エリアであるマクロセル1aが構成される。低出力基地局2は、例えば高出力基地局によるエリア内の電波が届きにくい箇所(例えば特定の建物内)に設置されて、比較的狭い面積の通信可能エリアであるマイクロセル2aが構成される。ここでのセル構成では、マイクロセル2aは、マクロセル1a内に形成されて、エリアがオーバーラップしている。但し、マイクロセル2a内の建物の状況などにより、マイクロセル2a内の移動局が常時高出力基地局1と通信できるとは限らない。
各基地局1,2は、制御局10と所定の回線により接続してあり、各セル内の移動局20の位置登録や呼の接続などが制御局10の制御で実行される。また、それぞれの基地局には、位置登録される移動局の台数の適正値が予め設定してあり、その設定値のデータが制御局10に登録されている。位置登録される移動局の台数の適正値を超えた場合が、後述する過剰位置登録状態に相当する。但し、本例の場合には、マイクロセルだけを監視セルとして、過剰位置登録状態であるかを制御局で重点的に監視するようにしてある。
図2は、本例の制御局10の構成例を示した図である。制御局10は、外部インターフェース部11と、共通チャネル終端部12と、選択合成部13と、制御信号終端部14と、中央処理部15とが、内部スイッチ19に接続してあり、基地局などと通信しながら、中央処理部15が、発呼,着呼などの制御を行うようにしてある。中央処理部15としては、演算処理を実行するプロセッサ16と、主記憶装置17と、2次記憶装置18とを備える。図2に示すように、主記憶装置17又は2次記憶装置18には、運用情報15aが記憶される。運用情報15aの詳細については後述するが、各セルでの移動局の位置登録状況や、各移動局が位置登録されたセルについてのデータなどがある。
図3は、本例の移動局20の構成例を示した図である。ユーザが使用する無線通信端末である移動局20は、アンテナ21が通信部22に接続してあり、通信部22で無線信号の受信処理及び送信処理が行われ、基地局との間での双方向の無線通信が行われる。例えば音声通話時には、通信部22が切替スイッチ23を介してマイクロホン24とスピーカ25とに接続される。また、移動局20に接続された別のデータ端末(図示せず)とデータ通信を行う際には、そのデータ端末を接続端末26に接続し、切替スイッチ23で接続端子26側と通信を行うように切替えられる。
また移動局20は、液晶表示パネルなどで構成される表示部27と、操作キー等で構成される操作部28と、この移動局を作動させるプログラムなどが記憶されたROM29と、データ保持用のRAM30と、中央制御ユニット(CPU)31とを備え、制御手段であるCPU31の制御で、各種通信処理が実行される。
また図3に示した移動局20は、音楽再生機能を有し、音楽制御部32の制御で、ドライバ33で音楽再生が実行される。また移動局20は、カメラ可能を有し、カメラ部34が撮像制御部35の制御で撮像(撮影)を行う構成としてある。さらに移動局20は、Bluetooth (商標)などの近距離無線通信を行う機能を有し、近距離通信回路36と、その通信回路36に接続されたアンテナ37とを有し、近隣のデータ端末などと通信を行うことができる。なお、移動局20のこれらの付加的な機能を実現する構成については、移動局(無線通信端末)としての使用目的などに応じて、適宜用意される。
図4は、本例のシステム構成での移動局でのセル選択のシーケンス例を示した図である。移動局は基地局を介して制御局と通信を行う。移動局では、その移動局に設定されたプログラムに基づいたセル選択手順が実行され(ステップS11)、その手順で選択されたセルの品質・受信レベル測定を行い(ステップS12)、その結果の報告に基づいて、条件を満足するセルがある場合に、そのセルを位置登録する候補として選定し、そのセルの基地局を経由して制御局に、RRC(Radio Resource Control)コネクションリクエストを送信する(ステップS13)。
このコネクションリクエストを受信した制御局では、位置登録トラヒックデータを集計する。この集計としては、SRB確立要因を獲得し(ステップS14)、このときのリクエストが位置登録であるか否か判断する(ステップS15)。位置登録である場合には、制御局の中央処理部内で各基地局毎に用意された位置登録カウンタの内部変数(Instantaneous Registered UE)のカウントアップを行う(ステップS16)。その後、RRCコネクションセットアップを、コネクションリクエストのあった移動局に対して送信し(ステップS17)、アタッチ手順を実行する。
その後、制御局の中央処理部15では、位置登録カウンタの内部変数のカウントアップを行った場合に、過剰位置登録状態であるか否か判定される。即ち、位置登録カウンタの内部変数(Instantaneous Registered UE)が、その基地局の適正登録台数であるスレッショルド値に、所定のマージンを加算した値を超えたか否か判断する(ステップS18)。ここで、超えていない場合には、制御局での更新処理を終了する。そして、位置登録カウンタの内部変数(Instantaneous Registered UE)が、該当する値を超えたと判断した場合には、誘導セル選択のパラメータを抽出し(ステップS19)、そのパラメータに基づいて報知情報を更新する(ステップS20)。
そして、その更新された報知情報を、該当する基地局から、セル内の移動局に対して同報送信する(ステップS21)。ここでの報知情報は、各セル内の移動局に対して、基地局から随時(定期的に)無線送信される制御情報である。
なお、ステップS18での過剰位置登録状態か否かの判定としては、例えば次式に基づいて行われる。この過剰位置登録状態か否かの判定は、セル特有のトラヒック傾向を考慮したものとなる。
〔Instantaneous Registered UE〕 > T*(W+α)
この式において、〔Instantaneous Registered UE〕は位置登録台数を示しカウンタ値、Tは当該基地局の位置登録数の上限、Wは時間帯別位置登録数から求まる発信割合、αはセルがどのように位置登録移動局を許容するかを示すパラメータである。セル運用情報は0〜1値を持ち、控えめなセル運用の場合は低く設定し、活発的なセル運用の場合は高く設定することが可能である。
これらのパラメータを用いて、ある時間区間Thys で上述式の条件を満たす場合に、該当するセルが過剰位置登録状態であると判定し、誘導セル選択を起動する。この誘導セル選択の処理は、ここではマイクロセルに対して行われる。
次に、このような位置登録トラヒックデータを集計する処理の詳細について説明すると、移動局での位置登録としては、例えば図5のフローチャートに示す処理で実行される。例えば移動局で電源オンがあった場合(若しくはサービスエリアに入った場合)(ステップS31)、セル選択を行い(ステップS32)、セル選択基準に満足するセルを検出したか否か判断し(ステップS33)、セル選択基準に満足するセルを検出した場合に、位置登録手順を起動し、RRCコネクションの確立準備を行い(ステップS34)、RRCコネクションリクエストを送信し(ステップS35)、コネクションを確立させる(ステップS26)。
図6は、移動局からのRRCコネクションリクエストを受信した制御局での処理を示したフローチャートである。まず、RRCコネクションリクエストを受信すると(ステップS41)、RRCコネクションの確立要因を判定する(ステップS42)。具体的には、コネクションの確立要因が位置の登録(アタッチ)であるか否か判断し(ステップS43)、位置登録である場合には、そのとき登録される基地局で構成されるセルがマイクロセルであるか否か判断する(ステップS44)。マイクロセルである場合には、位置登録される移動局の数を示すカウンタ値(Instantaneous Registered UE)をカウントアップする(ステップS45)。
また、コネクションの確立要因が位置登録の削除(デタッチ)であるか否か判断し(ステップS46)、位置登録の削除である場合には、そのとき登録削除される基地局で構成されるセルがマイクロセルであるか否か判断する(ステップS47)。マイクロセルである場合には、位置登録される移動局の数を示すカウンタ値(Instantaneous Registered UE)をカウントダウンする(ステップS48)。
また、その他の要因でアイドルモードからコネクティドモードのRRCコネクション確立は、位置登録カウンタを更新しない。
これらのカウンタ値の更新処理を行った後に、通常の処理が行われて、コネクションを確立させる(ステップS49)。
なお、その他のケースで、監視セルであるマイクロセル内に移動局が移動局が移動する場合(例えばコネクションモード時のHO若しくはセルアップデイト)は、該当するメッセージ(Measurement Report若しくはCell Update)に同様な手順が適用可能である。
位置登録する位置と位置登録元のセルを関連付けるため、移動局はセル選択後のサービングセル(Serving Cell)のセルID情報(Primary Scrambling Code )を、共通チャネル測定結果情報要素(Measured Result On RACH IE)に追加する必要がある。無線基地局は、このセルID情報を基に、位置登録信号が監視中のマイクロセルからかどうか判定する。位置登録トラヒック集計データは、制御局内に保存される。
次に、このようにして得られた位置登録トラヒック集計データに基づいて、過剰位置登録状態が判定される。図7のフローチャートは、この過剰位置登録状態の判定を行って、報知情報を更新する処理を示した図である。まず、制御局で最新位置登録集計データを獲得すると(ステップS51)、その集計データで示されるセルに特有のトラヒックデータ(上述したデータT,W)を取得する(ステップS52)。さらに、現在のセル運用データ(上述したデータα)を取得し(ステップS53)、カウンタ値(Instantaneous Registered UE)との比較から、過剰位置登録状態にあるか否か判断する(ステップS54)。ここで、過剰位置登録状態でないと判断した場合には、ステップS51に戻り、別の最新位置登録集計データが獲得されるまで待機する。
そして、ステップS54で、過剰位置登録状態であると判断した場合には、セル選択パラメータを取得し(ステップS55)、誘導セル選択パラメータを抽出し(ステップS56)、そのセルで基地局から随時送信する報知情報を更新する(ステップS57)。
図7は、あるマイクロセルでの位置登録台数(Instantaneous Registered UEのカウント値)の変化と、各パラメータの例とを示した図である。この図7の例では、時間区間Thysの区間が過剰位置登録状態となっており、マイクロセルの収容能力Xを超えて、位置登録閾値に発信割合を乗算した値TWを超えて、さらに最大許容する位置登録数T(W+α)を超えた場合に、過剰位置登録状態となって報知情報でそのことがセル内の移動局に告知される。
ここで、誘導セル選択パラメータの抽出処理の詳細について説明する。過剰位置登録処理は、マイクロセルがこれ以上位置登録する移動局を受け入れられないと判断した場合に実行される処理であり、制御局がマイクロセルへの移動局位置登録数に制限をかける。具体的には、例えば3GPPで規定されているHCSセル選択パラメータを動的に変化させ、マクロセルに誘導選択を行う。下記の表1は、3GPPで規定されているHCSセル選択パラメータを示したもので、誘導選択を行う場合の当該マイクロでの旧設定(即ちマクロセルに誘導しない状態)との相対比較と、その設定で誘導される近隣のマクロセル(或いはエリアがオーバーラップしたマクロセル)での旧設定との相対比較を示している。また、表2は、各パラメータの内容を示している。
Figure 2005223447
Figure 2005223447
この表1で示されるようにパラメータを設定すると、そのパラメータの設定値を、セル選択の基準データとして報知情報内に配置して、該当するマイクロセルの基地局から、そのセル内の移動局に対して同報で報知する。
次に、このように送信される報知情報を受信した移動局での処理例を、図9,図10のフローチャートを参照して説明する。新規にマイクロセルに参入した移動局の場合には、図9に示すように処理される。即ち、そのマイクロセルで送信される報知情報を取得し(ステップS61)、セルバリュータグ(Cell Value Tag)のSIB(System Information Block)コンテンツが変更されたか否か判断し(ステップS62)、変更された場合には、報知情報を受信したものに更新する(ステップS63)。変更されない場合には、この移動局内で受信して蓄積される報知情報を更新しない(ステップS64)。そして、その時に移動局に蓄積された報知情報のパラメータ値に基づいて適切なセル選択処理を実行する(ステップS65)。報知情報のパラメータ値で、マクロセルへの誘導が行われている状態の場合には、このセル選択処理時に、マイクロセルを極力避けて、マクロセルを優先的に選択するような処理が行われる。
また、マイクロセルに位置登録済の移動局の場合には、図10のフローチャートに示すように処理される。即ち、基地局から送信されるPCHを受信して、自局宛ての信号の選択を行うと共に、そのデータを監視しながら(ステップS71)、基地局からの報知情報の送信周期を監視し(ステップS72)、送信されるタイミングになると、基地局から送信される報知情報を受信する(ステップS73)。そして、その報知情報で示されるMIB(Master Information Block)バリュータグが、以前に受信して保持された値から変更されたか否か判断する(ステップS74)。ここで、変更されない場合には、受信した報知情報による更新を行わない(ステップS75)。また、MIBバリュータグが変更された場合には、移動局内で蓄積する報知情報の更新を行う(ステップS76)。
このときに更新される報知情報のパラメータ値で、マクロセルへの誘導が行われている状態の場合には、マイクロセルからマクロセルに位置登録しなおすような処理が実行される。
なお、図10のフローチャートの処理で示したMIBバリュータグは、報知情報の変更を指示する値であり、MIBバリュータグで変更を行う場合には、新規内容報知情報の識別子として、新しい値のMIBバリュータグを付与する。このMIBバリュータグを使用せずに、何らかのタイマ値を通知して、そのタイマの値によって報知情報の変更を通知するようにしても良い。
このMIBバリュータグなど使用して変更を通知することで、マイクロセル内に位置登録済の移動局に対しても、報知情報を更新して、位置登録の変更を促すことが可能になる。但し、この位置登録済の移動局に対しても位置変更を促すようにすると、そのマイクロセルに位置登録した移動局から、一斉に位置登録処理が行われることになって、位置登録トラヒックがネットワークを圧迫して、サービス品質低下に繋がる危険性がある。
従って、例えば基地局から更新された報知情報を送信する際に、MIBバリュータグを変更させず、新規マイクロセルに参入する移動局に対する誘導セル選択だけを行うようにすれば、マイクロセルに既に位置登録された移動局の一斉の位置登録のしなおしを阻止でき、新規参入の移動局に対してだけマクロセルへの位置登録に誘導することができる。
図11のフローチャートは、ここまで説明した処理に基づいて、移動局で実行される位置登録処理例を示した図である。図11に基づいて説明すると、セル選択手順が開始すると(ステップS81)、そのときに基地局から送信される報知情報に基づいて、直ちに過剰登録状態(即ちオーバーロード状態)であるか否か判断され(ステップS82)、オーバーロード状態である場合には、別のセル(ここではマクロセル)に振り分けて(ステップS83)、ステップS81に戻って、その別のセルに対するセル選択手順が実行される。
そして、ステップS82でオーバーロード状態でないと判断した場合には、そのセルへの位置登録手順が行われる(ステップS84)。その位置登録後に、無線通信端末で無線電話サービスが実行されるか否か判断し(ステップS85)、その時点でサービスを受けない場合には、端末が待ち受け状態に移行する(ステップS86)。
位置登録後に無線通信端末で無線電話サービスが実行されると判断した場合には、そのときのサービス(呼発信又は呼着信)に応じた手順が実行され(ステップS87)、基地局の制御により通話チャンネルなどが割当てられて、通信が開始される(ステップS88)。
この図11に示すように処理されることで、位置登録が行われる時点で、過剰位置登録状態である場合に、その基地局(セル)への位置登録が避けられることになり、収容能力が低いマイクロセルであっても、位置登録台数が適正に維持される。従って、図11のフローチャートのステップS87からステップS88に移行する場合のように、発呼又は着呼がある場合に、スムーズに通信が開始されるようになる。従来は、図12のフローチャートに示したように、ステップS5の発呼又は着呼の開始から、ステップS7の通信開始までの間に、リソースの空きがないことが多々あって、ステップS8の呼確立失敗に移行する可能性が高かったが、本例の場合にはそのようなことが回避される。
なお、ここまでの説明では、マイクロセルとマクロセルとがオーバーラップしている場合を想定し、マイクロセルからマクロセルに位置登録を誘導させる場合を主として想定したが、マクロセルで過剰位置登録があった場合にも、同様な処理を行って、別のセルに位置登録させるようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、W−CDMA方式のデジタル無線電話システムに適用したが、ネットワーク構成がセル構成で、移動局(通信端末)が位置登録されるシステム構成であれば、その他の無線通信システムにも適用可能である。表1に示した各パラメータは、W−CDMA方式の場合であり、システムが異なる場合にはパラメータの詳細は変化する。
本発明の一実施の形態によるシステム構成例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による制御局の構成例を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態による移動局(通信端末)の構成例を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態によるセル選択のシーケンス例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態による移動局での処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態でよる制御局での処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態による報知情報の更新処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態による位置登録台数の変化の一例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による新規マイクロセルに参入する移動局の処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるマイクロセルに位置登録済の移動局の処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態による位置登録処理例を示したフローチャートである。 従来の移動局(通信端末)での位置登録処理例を示したフローチャートである。
符号の説明
1…高出力基地局、1a…マクロセル、2…低出力基地局、2a…マイクロセル、10…制御局、11…外部インターフェース部、12…共通チャネル終端部、13…選択合成部、14…制御信号終端部、15…中央処理部、16…プロセッサ、17…主記憶装置、18…2次記憶装置、19…内部スイッチ、20…移動局(通信端末)、21…アンテナ、22…通信部、23…切替スイッチ、24…マイクロホン、25…スピーカ、26…接続端子、27…表示部、28…操作部、29…ROM、30…RAM、31…中央制御ユニット(CPU)、32…音楽制御部、33…ドライバ、34…カメラ部、35…撮像制御部、36…近距離通信回路、37…アンテナ

Claims (11)

  1. 複数用意された基地局のそれぞれのサービスエリアの少なくとも一部が重複して存在するセル構成で、移動局が存在するエリアの基地局に位置登録を行い、その位置登録された基地局と移動局が無線通信を行う無線通信方法において、
    前記それぞれの基地局に位置登録された移動局の台数を集計し、
    前記集計結果に基づいて、過剰な位置登録状態であることを示す報知情報をエリア内の移動局に対して送信し、
    移動局では、受信した報知情報に基づいて、位置登録する基地局を選択するようにした
    無線通信方法。
  2. 請求項1記載の無線通信方法において、
    前記サービスエリアの少なくとも一部が重複して存在するセル構成は、広域カバーエリアを持つ高出力基地局と、前記広域カバーエリア内に形成されるエリアの低出力基地局とを有する階層型セル構成である
    無線通信方法。
  3. 請求項2記載の無線通信方法において、
    前記移動局は、前記低出力基地局のエリア内にいる場合、その低出力基地局が報知情報で過剰な位置登録状態であることが示されない場合に、優先的に当該低出力基地局への位置登録を実行し、過剰な位置登録状態であることが示された場合に、前記高出力基地局への位置登録を実行する
    無線通信方法。
  4. 請求項1記載の無線通信方法において、
    前記報知情報での過剰な位置登録状態であることの通知は、基地局からの制御情報内の報知情報の所定のパラメータを、位置登録台数に応じて動的に変化させて行う
    無線通信方法。
  5. 複数用意された基地局のそれぞれのサービスエリアの少なくとも一部が重複して存在するセル構成で、移動局が存在するエリアの基地局に位置登録を行い、その位置登録された基地局と移動局が無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記基地局又はその基地局の制御局は、
    各基地局に位置登録された移動局の台数を集計する判定手段と、
    前記判定手段での集計結果に基づいて、過剰な位置登録状態であることを示す報知情報をエリア内の移動局に対して無線送信する通信手段とを備え、
    前記移動局は、
    前記基地局と無線通信を行う通信手段と、
    前記通信手段で受信される信号から通信可能な基地局を判別し、その判別した基地局からの前記報知情報に基づいて、最適な基地局を選択して位置登録を行う制御手段とを備えた
    無線通信システム。
  6. 請求項5記載の無線通信システムにおいて、
    前記基地局の配置で構成されるサービスエリアの少なくとも一部が重複して存在するセル構成は、広域カバーエリアを持つ高出力基地局と、前記広域カバーエリア内に形成されるエリアの低出力基地局とを有する階層型セル構成である
    無線通信システム。
  7. 請求項6記載の無線通信システムにおいて、
    前記移動局の制御手段は、前記低出力基地局からの信号が受信可能なエリア内にいることを判別し、その低出力基地局からの報知情報で過剰な位置登録状態であることが示されない場合に、優先的に当該低出力基地局への位置登録を実行し、過剰な位置登録状態であることが示された場合に、前記高出力基地局への位置登録を実行する
    無線通信システム。
  8. 請求項5記載の無線通信システムにおいて、
    前記基地局から送信される報知情報での過剰な位置登録状態であることの通知は、前記基地局の通信手段から送信される制御情報内の報知情報の所定のパラメータを、位置登録台数に応じて動的に変化させて行う
    無線通信システム。
  9. 複数用意された基地局のそれぞれのサービスエリアの少なくとも一部が重複して存在するセル構成として、移動局が存在するエリアの基地局に位置登録を行い、その位置登録された基地局と無線通信を行う移動局としての無線通信端末において、
    前記基地局と無線通信を行う通信手段と、
    前記通信手段で受信される信号から通信可能な基地局を判別し、その判別した基地局からの報知情報に基づいて、位置登録を行う基地局を選択する制御手段とを備えた
    無線通信端末。
  10. 請求項9記載の無線通信端末において、
    前記制御手段は、基地局として少なくとも高出力基地局と低出力基地局の2種類が用意された内の、低出力基地局からの信号が受信可能なエリア内にいることを判別し、その低出力基地局が報知情報で過剰な位置登録状態であることが示されない場合に、優先的に当該低出力基地局への位置登録を実行し、過剰な位置登録状態であることが示された場合に、当該低出力基地局とは別の前記高出力基地局への位置登録を実行する制御を行う
    無線通信端末。
  11. 請求項9記載の無線通信端末において、
    前記制御手段は、前記通信手段が受信した基地局からの制御情報内の所定のパラメータの判別で、過剰な位置登録状態であることの判断を行う
    無線通信端末。
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