JP2020014148A - 移動通信ネットワークのユーザ装置及び管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】UEによるTAUの頻度を増加させず、かつ、UEへのデータが到着した際に当該UEが高速通信を行うセルに在圏しているにも拘わらず当該セルの基地局を介してデータを受信できない可能性を低くできる技術を提供する。【解決手段】1つ以上の第1セルと、前記1つ以上の第1セルの少なくとも1つの第1セル内に配置される、1つ以上の第2セルとを有する移動通信ネットワークのユーザ装置は、前記1つ以上の第2セルのうちの1つの進入セルに進入した際、前記進入セルへの進入を前記移動通信ネットワークに通知するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記進入を前記移動通信ネットワークに通知すると判定すると、前記進入を前記移動通信ネットワークに通知する通知手段と、を備えている。【選択図】図8

Description

本発明は、移動通信ネットワークにおけるユーザ装置の位置(モビリティ)管理技術に関する。
ユーザ装置(UE)との通信速度の向上のため、28GHzや38GHz等の、所謂、ミリ波を移動通信ネットワークの無線区間において利用することが検討されている。ミリ波による通信の通信距離は、従来の、より低い無線周波数、具体的には、2GHz以下の無線周波数を使用する場合の通信距離と比較して大変短くなる。したがって、ミリ波で通信する基地局が提供するセルの大きさは、例えば、その半径が数メートルから数十メートルと、従来のより低い無線周波数で通信する基地局が提供するセルの大きさより大変小さくなる。以下、例えば、2GHz以下といった、より低い無線周波数で通信する基地局を第1基地局と呼び、ミリ波の様なより高い無線周波数で通信する基地局を第2基地局と呼ぶものとする。また、第1基地局が提供するセルを第1セルと呼び、第2基地局が提供するセルを第2セルと呼ぶものとする。
現在の移動通信ネットワークは、複数の第1セルを連続して、或いは、その一部を重複させて配置することで、ユーザに対して途切れのないサービスを提供している。一方、その大きさが大変小さい第2セルを、第1セルと同様に連続して配置するには、多数の第2基地局を設置する必要があり、現実的ではない。したがって、従来と同様に、第1セルを連続して、或いは、その一部を重複させて配置した上で、第1セルの中に、複数の第2セルを離散的に配置することが検討され、ヘテロジニアスネットワーク(HetNet)として参照される。
一方、例えば、第1セルのみで構成される移動通信ネットワークは、以下に説明するUEのモビリティ管理を行う。まず、複数の隣接するセルをトラッキングエリア(TA)としてグループ化し、同じTAに属する第1基地局には、同じTA識別子(TAI)を付与する。各第1基地局は、自装置に付与されたTAIを周期的にブロードキャストする。UEは、在圏するセルの第1基地局がブロードキャストするTAIを監視することで、自装置がどのTAに在圏しているかを判定する。そして、UEは、異なるTAに進入したときや、同じTAへの滞在時間が閾値以上になったときに、移動通信ネットワークのモビリティ管理装置(以下、単に、管理装置と呼ぶ。)に、在圏するセルの第1基地局を介して在圏するTAのTAIを報告する。なお、この報告は、TAアップデート(TAU)と呼ばれる。これにより、移動通信ネットワークは、UEの位置を、TAを単位として認識する。そして、UE宛のデータが移動通信ネットワークに到着した場合、移動通信ネットワークは、当該UEが在圏するTAの総ての第1基地局を介して当該UEをページングする。自装置宛のページングを検出したUEは、自装置が在圏するセルの第1基地局を介してページングに対する応答を送信する。これにより、移動通信ネットワークは、UEが在圏するセルを認識する。その後、移動通信ネットワークは、UEが在圏するセルの第1基地局を介して当該UEとのコネクションを設定し、設定したコネクションを介して当該UEにデータを送信する。
HetNetにおいては、多数の第2セルが配置されるが、上述した様に、第2セルは、非常に小さく、移動しているUEは第2セルを非常に短時間で通過し得る。したがって、多数の第2セルを配置すると、UEによるTAUの頻度が増加し、多数のTAUにより、UEの消費電力が増加する。また、移動通信ネットワークにおいては、TAUによるトラフィック、つまり、制御用トラフィックが増加し、通常のトラフィック、つまり、ユーザによるデータ送信のためのトラフィックに影響を与える。
このため、非特許文献1は、TAUの頻度を減少させる構成を開示している。具体的には、UEは、第2セルに進入しても直ちにTAUを行わず、所定期間が経過しても依然当該第2セルに在圏している場合に初めてTAUを行う。これにより、当該所定期間内に当該第2セルを通過する様な状況においてはTAUが行われず、TAUの頻度を減少させることができる。
H.L.Fu,et al.,"Reducing Signaling Overhead for Small−cell/Macro−cell Networks",in IEEE Transactions on Mobile Computing,vol.12,no.8,pp.1587−1597,2013年8月
非特許文献1の構成において、所定期間がUEの第2セルへの平均的な滞在時間より小さくなりすぎると、TAUの頻度はあまり減少しなくなる。一方、所定期間がUEの第2セルへの平均的な滞在時間より大きくなりすぎると、UEによる第2セルに関するTAUの頻度は大きく減少するが、この場合、移動通信ネットワークは、UEが第2セルに在圏していても、それを認識できず、よって、UEが第2セルに在圏していても、第1セルを介して当該UEをページングし、第1セルの第1基地局を介して当該UEにデータを送信することになる。つまり、UEは、第2セルに在圏していても、当該第2セルの第2基地局を介したミリ波による高速通信の利点を享受する頻度が大きく減少する。
本発明は、UEによるTAUの頻度を増加させず、かつ、UEへのデータが到着した際に当該UEが高速通信を行うセルに在圏しているにも拘わらず当該セルの基地局を介してデータを受信できない可能性を低くできる技術を提供するものである。
本発明の一態様によると、1つ以上の第1セルと、前記1つ以上の第1セルの少なくとも1つの第1セル内に配置される、1つ以上の第2セルとを有する移動通信ネットワークのユーザ装置は、前記1つ以上の第2セルのうちの1つの進入セルに進入した際、前記進入セルへの進入を前記移動通信ネットワークに通知するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記進入を前記移動通信ネットワークに通知すると判定すると、前記進入を前記移動通信ネットワークに通知する通知手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によると、UEによるTAUの頻度を増加させず、かつ、UEへのデータが到着した際に当該UEが高速通信を行うセルに在圏していると、当該セルの基地局を介してデータを受信できる可能性を高くすることができる。
一実施形態によるセルの配置と、ユーザ装置の移動経路を示す図。 管理装置が管理する在圏情報を示す図。 管理装置が管理する在圏情報を示す図。 管理装置が管理する在圏情報を示す図。 管理装置が管理する在圏情報を示す図。 管理装置が管理する在圏情報を示す図。 管理装置が管理する在圏情報を示す図。 一実施形態によるユーザ装置の構成図。 一実施形態による管理装置の構成図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
図1は、本実施形態を説明するための例示的なHetNetを示している。セル1は、第1セルであり、その中には、1つ以上の第2セルであるセル21〜26が配置されている。上述した様に、第2セルは、第1セルと比較してそのサイズは大変小さいが、第1セルより高速な通信をUEと行うことができる。なお、図1には、第1セルとして1つのセル1のみを示しているが、移動通信ネットワークは、1つ以上の第1セル、より一般的には複数の第1セルを有する。複数の第1セルは、移動通信ネットワークのサービス提供範囲に渡り、連続的に、より詳しくは、その境界において部分的に重複する様に配置される。そして、1つ以上の第1セルの内の少なくとも1つの第1セルに、1つ以上の第2セルが配置される。
なお、上述した様に第1セルには第1基地局が存在し、第2セルには第2基地局が存在するが図の簡略化のため省略している。また、移動通信ネットワークは、UEのモビリティを管理する管理装置を有する。各UEは、TAUを行う際、在圏しているセルの基地局を介してTAUメッセージを送信する。なお、図の簡略化のため図1では、管理装置も省略している。
本実施形態において、第1セルには、従来と同様にTAIを割り当てる。図1において、セル1にはTAIとして#1を割り当てている。
本実施形態においては、同じセル1内の1つ以上のセル21〜26をグループ化する。図1では、セル21〜23を1つのグループとし、セル24〜26を1つのグループとしている。そして、同じグループに属する第2セルを1つのTAとし、同じTAIを割り当てる。図1において、セル21〜23にはTAIとして#21を割り当て、セル24〜26にはTAIとして#22を割り当てている。
また、図1は、UEの移動経路5も示している。UEは、位置31でセル1に進入し、その後、位置32でセル21に進入している。UEは、位置33でセル21から抜け出し、位置34でセル23に進入している。さらに、UEは、位置35でセル23から抜け出し、位置36でセル25に進入し、最後に、位置37でセル25から抜け出している。
本実施形態において、管理装置は、第1セルで構成されるTA(以下、第1TA)へのUEの在圏情報と、第2セルで構成されるTA(以下、第2TA)へのUEの在圏情報を個別に管理する。ここで、第1TAに対するUEのTAUに関する動作は従来と同様である。つまり、UEは、ある第1TAから異なる第1TAに進入するとTAUを行う。また、UEは、同じ第1TAに第1所定期間だけ滞在し続けると、TAUを行う。以下、UEの第2TAに対する動作について説明する。
まず、UEは、第2TAを抜け出て、どの第2TAにも在圏しない状態になったとしても、その旨を管理装置に通知しない。また、UEは、前回のTAUを行った際の第2TAとは異なる第2TAに進入すると確率的にTAUを行う。つまり、本実施形態において、前回のTAUで管理装置に通知した第2TAとは異なる第2TAにUEが進入した際、UEはTAUを行う場合と、TAUを行わない場合が存在する。また、UEは、第2TAのTAUを行うと、当該TAUを行ったタイミングから第2所定期間が経過した際、依然、同じ第2TAに在圏しているかを判定し、同じ第2TAに在圏しているとTAUを行う。一方、第2TAのTAUを行ったタイミングから第2所定期間が経過した際、いずれの第2TAにも在圏していないと、UEはTAUを行わない。上述した様に、本実施形態において、UEは、いずれの第2TAにも在圏しない状態になったことを管理装置に通知しないが、第2所定期間の経過時にTAUを行わないことで、いずれの第2TAにも在圏しない状態であることを事後的、かつ、暗示的に管理装置に通知する。
また、前回の第2TAに対するTAUから第2所定期間以上経過した後、いずれの第2TAにも在圏していない状態から第2TAに進入すると、進入した第2TAが前回TAUを行った第2TAと同じであっても、UEは、第2TAに進入した際に確率的にTAUを行う。言い換えると、ある第2TAへの在圏を示すTAUを行ったタイミングと第2所定期間との比較により、UEの第2TAへの在圏状態を管理装置がどの様に管理しているかをUEは判定することができる。そして、UEがある第2TAに進入した際、当該UEが当該第2TAには在圏していないと管理装置が認識している場合、UEは確率的にTAUを行う。一方、UEがある第2TAに進入した際、当該UEが当該第2TAに在圏していると管理装置が認識している場合、UEはTAUを行わない。
以下、UEが移動経路5に沿って移動した場合のUEの動作と管理装置が管理する在圏情報について図2から7を用いて説明する。なお、別途明記する以外、位置32から位置37までの移動時間は第2所定期間より短いものとする。セル21とセル23は同じ第2TAに属するため、位置32でUEがTAUを行うと、位置34でUEはTAUを行わない。一方、位置32でUEがTAUを行わないと、位置34でUEはTAUを確率的に行う。なお、セル25は、セル21及びセル23とは異なる第2TAに属するため、位置32及び位置34でUEがTAUを行ったか否かに拘わらず、UEは、位置36で確率的にTAUを行う。
UEが位置31以前において、セル1とは異なる第1TAに在圏していた場合、UEは、位置31においてTAI#1を示すTAUを行う。一方、UEが位置31以前において、セル1と同じ第1TAに在圏していた場合、UEは、位置31においてセル1を示すTAUを行わない。しかしながら、いずれにしても、図2から7に示す様に、管理装置は、UEが位置31から位置32の区間にいる間、UEがTAI#1の第1TAのみに在圏していると管理する。
図2は、位置32及び位置36の両方において、TAUを行った場合の管理装置での在圏情報を示している。UEは、位置32で、TAI#21を示すTAUを行う。上述した様に、UEは、セル21を抜け出して、いずれの第2セルにも在圏しない状態になったとしても、その旨を管理装置に通知しない。また、上述した様に、位置32でTAUを行ったため、位置34ではTAUを行わない。したがって、管理装置は、UEが位置32から位置36までの区間にいる間、UEがTAI#1の第1TA及びTAI#21の第2TAに在圏していると管理する。その後、UEは、位置36で、TAI#22を示すTAUを行う。したがって、管理装置は、UEが位置36から位置37までの区間にいる間、UEがTAI#1の第1TA及びTAI#22の第2TAに在圏していると管理する。
なお、例えば、位置32でUEがTAUを行ってから第2所定期間が経過したタイミングにおいて、UEがセル21又はセル23に在圏していると、UEは、TAUを行う。一方、位置32でUEがTAUを行ってから第2所定期間が経過したタイミングにおいて、UEが位置33と位置34との間にいるとUEはTAUを行わない。これにより、管理装置はUEがいずれの第2TAにも在圏していないと、第2TAの在圏情報を更新する。この場合、UEは、位置34において、確率的にTAUを行う。
図3は、位置32でTAUを行ったが、位置36ではTAUを行わなかった場合の管理装置での在圏情報を示している。位置31から位置36までの区間については図2と同様である。しかしながら、UEは、位置36でTAUを行わなかったため、管理装置は、UEが位置36から位置37の区間にいる間、UEがTAI#1の第1TA及びTAI#21の第2TAに在圏していると管理する。
なお、例えば、位置32でUEがTAUを行ってから第2所定期間が経過したタイミングにおいて、UEがセル25に在圏していると、当該タイミングにおいて、管理装置はUEがいずれの第2TAにも在圏していないと認識する。
図4は、位置32ではTAUを行わなかったが、位置34及び位置36でTAUを行った場合の管理装置での在圏情報を示している。UEは位置32でTAUを行わなかったため、管理装置は、UEが位置32から位置34までの区間にいる間、UEがTAI#1の第1TAのみに在圏していると管理する。その後、UEが位置34でTAUを行ったため、管理装置は、UEが位置34から位置36までの区間にいる間、UEがTAI#1の第1TA及びTAI#21の第2TAに在圏していると管理する。
図5は、位置32及び位置36ではTAUを行わなかったが、位置36でTAUを行った場合の管理装置での在圏情報を示している。UEは位置32及び位置34でTAUを行わなかったため、管理装置は、UEが位置32から位置36までの区間にいる間、UEがTAI#1の第1TAのみに在圏していると管理する。
図6は、位置32及び36ではTAUを行わなかったが、位置34でTAUを行った場合の管理装置での在圏情報を示している。UEは位置32でTAUを行わなかったため、管理装置は、UEが位置32から位置34までの区間にいる間、UEがTAI#1の第1TAのみに在圏していると管理する。その後、UEが位置34でTAUを行ったため、管理装置は、UEが位置34から位置36までの区間にいる間、UEがTAI#1の第1TA及びTAI#21の第2TAに在圏していると管理する。さらに、UEは位置36でTAUを行わなかったため、管理装置は、UEが位置36から位置37までの区間にいる間、UEがTAI#1の第1TA及びTAI#21の第2TAに在圏していると管理する。
図7は、位置32、34及び36でTAUを行わなかった場合の管理装置での在圏情報を示している。UEは総ての位置で第2TAのTAUを行わなかったため、管理装置は、UEが位置32から位置37までの区間にいる間、UEがTAI#1の第1TAのみに在圏していると管理する。
管理装置は、UE宛のデータが到着すると、第2TAの在圏情報に基づき、UEの第2TAへの在圏状態を判定する。つまり、UEが第2TAに在圏しているか否かと、第2TAに在圏している場合には、どの第2TAに在圏しているかを管理装置は判定する。UEが第2TAに在圏していると、移動通信ネットワークは、UEの在圏第2TAの総ての第2基地局を介してUEをページングする。そして、当該ページングに対してUEから応答があると、従来と同様に、移動通信ネットワークは、UEとのコネクションを設定してデータを送信する。一方、第2基地局を介したページングに対する応答がないと、移動通信ネットワークは、UEが在圏している第1TAの総ての第1基地局を介してページングする。第1TAに対するTAUは従来と同様であるため、移動通信ネットワークは、基本的には、当該ページングの応答をUEから受信し、よって、従来と同様に、UEとのコネクションを設定してデータを送信できる。なお、第1基地局を介したページングに対する応答がない場合についての処理も従来と同様である。つまり、移動通信ネットワークは、管理装置が在圏していると判定した第1TAの周囲の他の第1TAの第1基地局を介してページングする。
図2から7に示す様に、UEが第2TAに在圏している場合でも、UEがいずれの第2TAにも在圏していないと管理装置が判定する場合や、UEが実際に在圏している第2TAとは異なる第2TAに在圏していると管理装置が判定する場合が生じ得る。このときに、UE宛のデータが移動通信ネットワークに到着しても、移動通信ネットワークは、第1基地局を介してUEをページングし、よって、UEに第1基地局を介してデータを送信してしまう。したがって、UEが第2セルに在圏している間に、当該UE宛のデータが移動通信ネットワークに到着する可能性が高いのであれば、TAUを行って第2セルへの在圏を管理装置に通知することで、UEは、第2基地局を介して高速にデータを受信できる可能性が高くなる。一方、UEが第2セルに在圏している間に、当該UE宛のデータが移動通信ネットワークに到着する可能性が低いのであれば、TAUを行わないことで、TAUの頻度を減少させることができる。したがって、本実施形態において、UEは、第2セルに進入した際、当該第2セルに在圏している間に当該UE宛のデータが移動通信ネットワークに到着する可能性を示す判定値を生成し、当該判定値に基づきTAUを行うか否かを決定する。以下、具体的に説明する。
図8は、本実施形態によるUEの構成図である。到着頻度判定部41は、移動通信ネットワークに自装置宛のデータが到着し、これにより、移動通信ネットワークからページングを受信した頻度(以下、到着頻度)を算出する。例えば、過去10時間で、50回のページングを受けている場合、到着頻度は5回/時間である。なお、算出に利用する期間は、過去所定期間することができる。或いは、前回の電源投入時からの全期間を算出に利用する期間とすることができる。さらには、初めて電源を投入してからの全期間を算出に利用する期間とすることができる。さらには、毎年の1月1日の午前0時や、毎月の1日の午前0時や、毎週の日曜日の午前0時といった所定タイミングから現在までの期間を算出に利用する期間とすることができる。以下、到着頻度判定部41が判定する到着頻度をλとする。
また、到着頻度判定部41は、移動通信ネットワークから受けた前回のページングからの経過時間Eを計測する。
滞在時間判定部42は、自装置の第2セルへの滞在時間の平均値(以下、滞在平均値)を算出する。例えば、UEが3つのセルにそれぞれ、1分、5分、6分だけ滞在していた場合、滞在平均値は、4分である。なお、算出に利用する期間は、到着頻度と同様の考え方を適用できる。或いは、過去所定数の第2セルへの滞在時間の平均値とすることもできる。以下、滞在時間判定部42が判定する滞在平均値をSとする。
TAU実行判定部43は、第2セルへ進入した際に、TAUを行うか否かを判定するため、到着頻度判定部41から到着頻度λ及び経過時間Eを取得し、滞在時間判定部42から滞在平均値Sを取得する。TAU実行判定部43は、x=S+Eとし、以下の式(1)により、判定値Pを求める。
P=1−e−λx (1)
そして、TAU実行判定部43は、0以上かつ1以下の乱数Rを生成し、乱数Rが判定値P以下であるとTAUを実行すると決定し、乱数Rが判定値Pより大きいとTAUを実行しない決定する。
したがって、判定値Pが大きい程、TAUが行われる確率が高くなる。ここで、式(1)から明らかな様に、判定値Pは、到着頻度λが高い程、滞在平均値Sが長い程、前回のページングからの経過時間Eが長い程、大きくなる。到着頻度λが高い程、滞在平均値Sが長い程、前回のページングからの経過時間Eが長い程、UEが第2セルに在圏している間に移動通信ネットワークからページングされる確率は高くなる。したがって、到着頻度λが高い程、滞在平均値Sが長い程、前回のページングからの経過時間Eが長い程、TAUが行われる確率を高くすることで、UEが第2TAに在圏しているのにも拘らず、第1基地局を介してデータを受信する状態を減少させることができる。
一方、到着頻度λが低く、滞在平均値Sが短く、前回のページングからの経過時間Eが短いと、UEが第2TAに在圏している間に当該UEがページングされる確率も低くなる。この様な場合、UEがTAUを行っても無駄なTAUとなる可能性が高い。したがって、この様な場合にはTAUを行わないことで、無駄なTAUを抑え、よって、UEの消費電力の増加及び移動通信ネットワークへの制御トラフィックの増加を抑えることができる。なお、通信部43は、TAUメッセージ等を基地局と送受信するための無線インタフェースである。なお、判定値Pを、到着頻度λ、滞在平均値S及び前回のページングからの経過時間Eの少なくとも1つに基づき求める構成とすることもできる。
図9は、本実施形態による管理装置の構成図である。管理部61は、UEから受信する第1TAのTAU及び第2TAのTAUに基づき、図2から図7を用いて説明した様にUEの在圏情報を管理する。判定部62は、移動通信ネットワークにUEへのデータが到着し、当該UEをページングする必要が生じると、管理部61が管理している当該UEの第1TA及び第2TAへの在圏状態を判定する。ページング処理部63は、判定部62による判定結果に基づきUEへのページング処理を行う。なお、通信部64は、移動通信ネットワークの基地局を含む種々のノードとの通信処理を行う。
なお、上述した様に、判定部62は、第2TAへの在圏状態をまず判定し、第2TAに在圏していないと、第1TAへの在圏状態を判定する。また、判定部62の判定結果に基づきページング処理部63が第2基地局を介してUEのページングを行っても当該UEから応答がない場合にも、第1TAへの在圏状態を判定する。
41:到着頻度判定部、42:滞在時間判定部、43:TAU実行判定部、44:通信部

Claims (15)

  1. 1つ以上の第1セルと、前記1つ以上の第1セルの少なくとも1つの第1セル内に配置される、1つ以上の第2セルとを有する移動通信ネットワークのユーザ装置であって、
    前記1つ以上の第2セルのうちの1つの進入セルに進入した際、前記進入セルへの進入を前記移動通信ネットワークに通知するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記進入を前記移動通信ネットワークに通知すると判定すると、前記進入を前記移動通信ネットワークに通知する通知手段と、
    を備えていることを特徴とするユーザ装置。
  2. ページングされた頻度を判定する頻度判定手段をさらに備えており、
    前記頻度が高い程、前記判定手段が前記進入を前記移動通信ネットワークに通知する確率が高くなることを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記1つ以上の第2セルへの滞在時間を判定する滞在時間判定手段をさらに備えており、
    前記滞在時間の平均値が長い程、前記判定手段が前記進入を前記移動通信ネットワークに通知する確率が高くなることを特徴とする請求項1又は2に記載のユーザ装置。
  4. 前回のページングからの経過時間を判定する経過時間判定手段をさらに備えており、
    前記経過時間が長い程、前記判定手段が前記進入を前記移動通信ネットワークに通知する確率が高くなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  5. 前記判定手段は、前記進入セルに進入した際に判定値を生成し、生成した前記判定値に基づき前記進入を前記移動通信ネットワークに通知するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  6. 前記判定値は、前記ユーザ装置がページングされた頻度と、前記ユーザ装置の前記1つ以上の第2セルへの滞在時間に基づく値と、前記ユーザ装置への前回のページングからの経過時間と、の1つ以上に基づき求められることを特徴とする請求項5に記載のユーザ装置。
  7. 前記1つ以上の第2セルはグループ化され、
    前記進入セルと同じグループの第2セルに在圏していることを前記移動通信ネットワークに通知してから所定期間内に前記進入セルに進入した場合、前記判定手段は、前記進入セルへの進入を前記移動通信ネットワークに通知しないと判定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  8. 前記通知手段が、前記進入を前記移動通信ネットワークに通知した後、前記所定期間が経過したタイミングまでに、前記進入セルとは異なるグループの第2セルに進入していない場合、前記判定手段は、前記タイミングにおいて、前記進入セルと同じグループの第2セルに在圏しているか、いずれの第2セルにも在圏していないかを判定し、
    前記判定手段が、前記タイミングにおいて、前記進入セルと同じグループの第2セルに在圏していると判定すると、前記通知手段は、前記進入セルと同じグループの第2セルに在圏していることを前記移動通信ネットワークに通知することを特徴とする請求項7に記載のユーザ装置。
  9. 前記判定手段が、前記タイミングにおいて、いずれの第2セルにも在圏していないと判定しても、前記通知手段は、いずれの第2セルにも在圏していないことを前記移動通信ネットワークに通知しないことを特徴とする請求項8に記載のユーザ装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のユーザ装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 1つ以上の第1セルと、前記1つ以上の第1セルの少なくとも1つの第1セル内に配置される、1つ以上の第2セルとを有する移動通信ネットワークの管理装置であって、
    前記1つ以上の第1セルは、1つ以上の第1グループにグループ化され、
    前記1つ以上の第2セルは、1つ以上の第2グループにグループ化され、
    前記管理装置は、
    ユーザ装置それぞれについて、前記1つ以上の第1グループへの在圏状態を示す第1在圏情報と、前記1つ以上の第2グループへの在圏状態を示す第2在圏情報と、を管理する管理手段を備えていることを特徴とする管理装置。
  12. 前記移動通信ネットワークにユーザ装置へのデータが到着すると、前記第2在圏情報に基づき、前記ユーザ装置が前記1つ以上の第2グループのいずれかに在圏しているか否かを判定する判定手段と、
    前記ユーザ装置が前記1つ以上の第2グループのいずれかに在圏していると前記判定手段が判定すると、前記ユーザ装置が在圏すると前記判定手段が判定した第2グループの基地局を介して前記ユーザ装置のページングを行うページング手段と、
    をさらに備え、
    前記ユーザ装置が在圏すると前記判定手段が判定した第2グループの基地局を介した前記ユーザ装置のページングに対する応答がないと、
    前記判定手段は、前記第1在圏情報に基づき前記1つ以上の第1グループの内の前記ユーザ装置が在圏する第1グループを判定し、
    前記ページング手段は、前記ユーザ装置が在圏すると前記判定手段が判定した前記第1グループの基地局を介して前記ユーザ装置のページングを行うことを特徴とする請求項11に記載の管理装置。
  13. 前記判定手段は、前記ユーザ装置が前記1つ以上の第2グループのいずれにも在圏していないと判定すると、前記第1在圏情報に基づき前記1つ以上の第1グループの内の前記ユーザ装置が在圏する第1グループを判定し、
    前記ページング手段は、前記ユーザ装置が在圏すると前記判定手段が判定した前記第1グループの基地局を介して前記ユーザ装置のページングを行うことを特徴とする請求項12に記載の管理装置。
  14. 前記管理手段は、前記ユーザ装置からの前記1つ以上の第1グループへの在圏状態を通知する第1メッセ―ジに基づき前記第1在圏情報を管理し、前記ユーザ装置からの前記1つ以上の第2グループへの在圏状態を通知する第2メッセ―ジに基づき前記第2在圏情報を管理することを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の管理装置。
  15. 請求項11から14のいずれか1項に記載の管理装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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