JPH082657A - 整列供給コンベヤ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 いたって簡単な構造にて構成するコンベヤ装
置であって、物品の配列ピッチを変えて送り出したり、
送られた物品間に欠如がある場合には、該欠如を是正す
ることが出来る整列供給コンベヤ装置の提供。 【構成】 第１スライドコンベヤ、第２スライドコンベ
ヤ、ベルトコンベヤ、それにチェーンコンベヤが一直線
状に接続して成るコンベヤ装置であり、第１スライドコ
ンベヤの後端ローラ８と第２スライドコンベヤの先端ロ
ーラ１１は対を成して後退・前進動を間歇的に行い、又
第１スライドコンベヤは間歇運動と連続運動を行うよう
に制御され、第２スライドコンベヤは第１スライドコン
ベヤに同調して間歇運動を行う。そしてベルトコンベヤ
並びにチェーンコンベヤは上記スライドコンベヤと同一
速度で連続運転を行うように制御されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は所定の数量が間歇的に送
られてきた物品を、その配列ピッチを変えて送り出す為
のコンベヤ装置に関するものであり、送られた物品間に
欠如があってもこの欠如を是正することが出来るコンベ
ヤ装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】コンベヤは物品を搬送する為の装置であ
るが、その形態は数多くあって、用途に応じて色々なコ
ンベヤが用いられている。従って、物品を単に連続的に
運ぶ場合のみならず、間歇的に運んだり、一時的に該物
品をストックしたりすることが出来る機能を有するコン
ベヤも知られている。例えば、車両等の製造ラインに用
いられるコンベヤは台車を装着し、該台車に製造中の車
両を載せて送りながら、所定の場所にて必要な部品を組
み付けていく。

【０００３】その為に上記台車はレールに載って走行
し、常時一定速度で動いているコンベヤチェーンによっ
て牽引され、必要な場所で停止することが出来ると共
に、前方に別の台車が停止している場合には、後方の台
車も衝突することなく停止するようにコントロールされ
ている。本発明に係るコンベヤ装置はこのように作動す
るものではないが、連続した動き以外に、搬送物品のス
トック機能や配列機能等を備えるならば、該コンベヤ装
置としての構造は非常に複雑化してしまう。

【０００４】勿論、台車とコンベヤチェーンを用いるこ
とで、適当なピッチ毎に他のコンベヤに移し替えて搬送
することは比較的簡単であるが、コンベヤを用いて搬送
する物品には車両等の大型構造物だけではなくて、食品
等の小物物品もあって、このような小物を配列搬送する
場合に、台車に載せてチェーンコンベヤで牽引するよう
なコンベヤ装置は大型化して製造コストも高くなり好ま
しくない。

【０００５】

【本発明が解決しようとする課題】本発明は間歇的に送
られてきた所定量の物品を、その配列ピッチを変えて送
り出す為のコンベヤ装置を対象とした技術であるが、従
来の装置は上記のごとく構造が複雑化しており、簡単な
小物部品を対象とすることは出来ない。本発明が解決し
ようとする課題はこの問題点であり、従来のコンベヤに
比べて簡単な構造でもって、物品の配列を直して搬送す
るコンベヤ装置を提供する。一方では搬送物品間に欠如
が生じた場合には該欠如を是正して次のコンベヤへ送り
出すコンベヤ装置を提供する。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明のコンベヤ装置は
４基のコンベヤを接続して構成する。すなわち２基のス
ライドコンベヤと１基のベルトコンベヤ、それに１基の
チェーンコンベヤでもって構成する。スライドコンベヤ
は互いに隣り合うローラがスライドすることが出来るよ
うに構成され、しかも両ローラは対を成し、間隔は一定
していて離れないようになっている。そして入口側の第
１スライドコンベヤは連続運転と間歇運転を行い、第２
のスライドコンベヤは間歇運転を行って物品を搬送す
る。

【０００７】第２のスライドコンベヤの後方にはベルト
コンベヤが接続され、更にベルトコンベヤの後方には一
部重複してチェーンコンベヤが接続されている。チェー
ンコンベヤのチェーンには一定ピッチ毎に搬送具（アタ
ッチ爪）が装着されていて、物品は該搬送具に載って搬
送される。ここでチェーンコンベヤにて搬送される物品
のピッチＱはスライドコンベヤ上の物品のピッチＰより
も大きくなる。搬送物品のピッチを大きくすることで、
後の作業工程を行い易くしている。

【０００８】第２スライドコンベヤからベルトコンベヤ
に物品が移される場合、両コンベヤの速度は一定してい
るが、ベルトコンベヤに載ってしまうならば第２スライ
ドコンベヤは一定時間停止する。従って停止時間中のベ
ルトコンベヤの走行分だけ搬送物品間のピッチが拡大す
る。このように、第２スライドコンベヤに載っている各
物品は１個づつベルトコンベヤへ移され、ベルトコンベ
ヤからチェーンコンベヤに載り換えて搬送されて行く。

【０００９】ところで、第１スライドコンベヤには所定
数量の物品が一度に載せられる。すなわち、第１スライ
ドコンベヤは連続運転して先頭物品が第１スライドコン
ベヤの後端に位置したところで一旦停止し、第２スライ
ドコンベヤの手前に位置する。その後は、第１及び第２
のスライドコンベヤは互いに同調して間歇的に作動し、
第１スライドコンベヤ上の物品を１個づつ第２スライド
コンベヤに移す。この場合、物品を１個送る毎に第１ス
ライドコンベヤの後端ローラ及び第２スライドコンベヤ
の先端ローラは前進する。該ローラの前進距離は物品の
送りピッチＰとなっている。

【００１０】第１スライドコンベヤ上の物品は、このよ
うに１個づつ第２スライドコンベヤへ移されることにな
るが、第１及び第２のスライドコンベヤのローラの前進
動は、第１スライドコンベヤ上に残り１個となったとこ
ろで停止し、その後、第１スライドコンベヤは連続運転
して所定数量の物品が載せられる。

【００１１】本発明は第１スライドコンベヤ上に物品の
欠如がある場合に、欠如のままで第２スライドコンベヤ
へ移行しないように調整する。すなわち、第１スライド
コンベヤの後端に物品がない場合、第１スライドコンベ
ヤの後端ローラ及び第２スライドコンベヤの先端ローラ
は後退し、第１スライドコンベヤは２倍の距離を走行
し、物品を第１スライドコンベヤの後端に位置させる。
以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。

【００１２】

【実施例】図１は本発明に係る整列供給コンベヤ装置の
概略図を表す実施例である。該コンベヤ装置は第１スラ
イドコンベヤ１、第２スライドコンベヤ２、ベルトコン
ベヤ３及びチェーンコンベヤ４から構成され、これら各
コンベヤ１、２、３、４は一直線状に配列されている。
そして第１スライドコンベヤ上の物品５、５…は第２ス
ライドコンベヤ２へ移され、更にベルトコンベヤ３から
チェーンコンベヤ４へと搬送される。

【００１３】同図から明らかなように、第１、第２のス
ライドコンベヤ１、２上に載っている各物品５、５…は
ピッチＰを隔てて配列されているが、ベルトコンベヤ３
及びチェーンコンベヤ４においては物品５、５…間距離
は拡大して、そのピッチはＱとなって搬送される。ここ
で、第１スライドコンベヤ１へは所定数量の物品５、５
…（同図では５個の物品）が載せられ、間歇作動にて１
個づつ送られる。

【００１４】第１スライドコンベヤ１の前には別のベル
トコンベヤ６が垂直方向に配置され、該ベルトコンベヤ
と第１スライドコンベヤ１とはカーブコンベヤ７が介在
して両コンベヤ６、１を互いに接続している。停止して
いるベルトコンベヤ６には５個の物品５、５…がピッチ
Ｐをおいて載せられ、該ベルトコンベヤ６が作動するな
らばカーブコンベヤ７を通過して上記第１スライドコン
ベヤ１へ移される。この場合、ベルトコンベヤ６、カー
ブコンベヤ７及び第１スライドコンベヤ１は共に同一速
度でもって連続運転が行われる。そして、先頭の物品５
が第１スライドコンベヤの後端に差し掛かったところで
停止する。

【００１５】本発明に係るコンベヤ装置が搬送する上記
物品５は任意であり、機械や電気の部品であってもよい
が、機械等の部品はコンベヤ上で互いに接触し合っても
問題ない為に、該コンベヤ装置を用いなくても、従来使
用されているより単純なコンベヤを用いて整列搬送する
ことは出来る。しかし、食品を詰めたトレー等は搬送中
に互いに接触することを避けねばならず、このような物
品には該コンベヤ装置が適している。

【００１６】ところで、上記第１スライドコンベヤ１は
その後端ローラ８が水平方向にスライドして位置が変化
するようになっている。図１（ｂ）は該後端ローラ８が
最も後方へ移動した状態であり、この位置から前方へ前
進する。後端ローラ８の前進は間歇的に行われ、その前
進距離は物品間距離Ｐとなっている。そして、該物品５
を第２スライドコンベヤ２へ送り出すと共に、後端ロー
ラ８が距離Ｐだけ前進する。後端ローラ８が前進すれば
同じく調整ローラ９も前進して両ローラ８、９間距離は
常に一定し、ベルト１０の緩みは生じない。

【００１７】同じく第２スライドコンベヤ２の先端ロー
ラ１１及び調整ローラ１２も前進し、上記第１スライド
コンベヤ１の後端ローラ８及び調整ローラ９に同調して
スライドする。従って、後端ローラ８と先端ローラ１１
間距離は常に一定化し、両ローラ８、１１の間隔が拡が
ることはない。同図の１３、１４は駆動ローラであっ
て、モータによって回転し、ベルト１０を走行させる。

【００１８】そして第２スライドコンベヤ２の後方には
ベルトコンベヤ３が配置され、又該ベルトコンベヤ３と
一部重複した状態でチェーンコンベヤ４が設置されてい
る。チェーンコンベヤ４のチェーン１６は両プーリー１
５ａ、１５ｂ間に巻き掛けされ、上記ベルトコンベヤ３
と同一速度で作動する。又チェーン１６にはアタッチ爪
１７、１７…が一定間隔で取着され、チェーンコンベヤ
４に載った物品５、５…はアタッチ爪１７、１７…に押
されて搬送される。

【００１９】図２は本発明に係るコンベヤ装置による物
品の搬送形態を表したものである。（ａ）は前記図１の
場合であり、第１スライドコンベヤ１には５ａ〜５ｅの
物品がピッチＰを隔てて配列している。この配列が完了
した段階では、第１スライドコンベヤ１及び第２スライ
ドコンベヤ２は停止し、ベルトコンベヤ３及びチェーン
コンベヤ４は稼動いている。

【００２０】（ｂ）は第１スライドコンベヤ１及び第２
スライドコンベヤ２が稼動して、物品５ａ〜５ｅを距離
Ｐだけ送った場合である。この距離Ｐは第１スライドコ
ンベヤ１上に配列している各物品間距離に等しい。そし
て、各物品５ａ〜５ｅを搬送すると同時に、第１スライ
ドコンベヤ１の後端ローラ８と第２スライドコンベヤ２
の先端ローラ１１は同じ距離Ｐだけ前進する。勿論この
場合も、ベルトコンベヤ３及びチェーンコンベヤ４は稼
動している。

【００２１】（ｃ）は各物品５ａ〜５ｅが更に距離Ｐだ
け送られた場合である。この時も、物品５ａ〜５ｅを搬
送すると同時に第１スライドコンベヤ１の後端ローラ８
及び第２スライドコンベヤ２の先端ローラ１１は距離Ｐ
だけ前進する。（ｄ）は第１スライドコンベヤ１及び第
２スライドコンベヤ２は稼動して、第１スライドコンベ
ヤ１上にある最後の物品５ｅが送られて、第２スライド
コンベヤ２へ移動する。この場合には、上記後端ローラ
８及び先端ローラ１１はそのまま定位置に保たれる。従
って、第１スライドコンベヤ１上には物品５はなくな
る。

【００２２】（ｅ）は第１スライドコンベヤ１に別の物
品５ｆ〜５ｊが搬送される過程である。これら各物品５
ｆ〜５ｊは前記ベルトコンベヤ６からカーブコンベヤ７
を通過して第１スライドコンベヤ１に運び込まれる。こ
の場合、第１スライドコンベヤ１は間歇運動ではなくて
連続運動に切り替えられて稼動する。しかし、後端ロー
ラ８が前進している為に、５個の物品５ｆ〜５ｊの全て
が載ることは出来ず、該後端ローラ８は再び後方へ後退
する。ただし、第２スライドコンベヤ２の先端ローラ１
１のスライドに同調して間歇的に前進する。

【００２３】（ｆ）は第１スライドコンベヤ１の後端ロ
ーラ８が最も後退した状態であって、５個の物品５ｆ〜
５ｊが第１スライドコンベヤ上に搬入され、上記（ａ）
の場合と同じになる。第２スライドコンベヤ２上には３
個の物品５ｃ、５ｄ、５ｅが残っており、他の物品５
ａ、５ｂはチェーンコンベヤ４とベルトコンベヤ３上に
載っている。第１スライドコンベヤ１に載った５個の物
品５ｆ〜５ｊは上記（ａ）〜（ｆ）に示した各行程に従
って第２スライドコンベヤ２へ１個づつ間歇的に搬送さ
れる。ここで、上記第１スライドコンベヤ１及び第２ス
ライドコンベヤ２の間歇運動並びに第１スライドコンベ
ヤ１の後端ローラ８及び第２スライドコンベヤ２の先端
ローラ１１の間歇的後退動並びに前進動を行う機構は特
に限定しない。

【００２４】第１スライドコンベヤ１及び第２スライド
コンベヤ２の駆動ローラ１３、１４はメインモーターに
よって回転駆動し、しかも間歇的な回転をカムを介して
与えることが出来る。しかし、第１スライドコンベヤ１
の場合には連続回転を与える場合もある為に、間にクラ
ッチを介在して別のモーターを用いて連続回転を与え
る。そして後端ローラ８及び先端ローラ１１の前進・後
退の間歇的スライド運動は上記メインモーターから動力
を得て、カムを利用することが出来、この場合もスライ
ド運動を停止する場合がある為に、間にクラッチを介在
する。

【００２５】メカを利用した駆動方式でなく、上記駆動
ローラ１３、１４の駆動源としてパルスモーターを用
い、コンピューターでコントロールすることが出来る。
又後端ローラ８及び先端ローラ１１のスライドをエヤー
シリンダーにて行うことが出来る。特に、第１スライド
コンベヤ上に物品の欠如がある場合には、第１スライド
コンベヤの後端ローラ８及び第２スライドコンベヤの先
端ローラ１１のスライドをコンピューターにてコントロ
ールし、又第１スライドコンベヤの走行距離もコントロ
ールする。

【００２６】図３は第１スライドコンベヤ１上の物品に
欠如が存在した場合の動作を表した実施例である。物品
の欠如は第１スライドコンベヤ１の後端が空所になった
ところで調整する。勿論、該後端に物品が存在しないこ
とは適当なセンサーにて検出する訳であるが、第１スラ
イドコンベヤ１の後端ローラ８及び第２スライドコンベ
ヤ２の先端ローラ１１は共に１ピッチだけ後退する。第
２スライドコンベヤ２の先端に載っている物品Ａは１ピ
ッチ進んでも先端ローラ１１が１ピッチだけ後退する為
に、なお先端に位置している。

【００２７】第１スライドコンベヤ１の後端には物品が
存在せずに空所となっている。従って、第１スライドコ
ンベヤ１は物品Ｂを２ピッチ搬送すると同時に、その後
端ローラ８は１ピッチだけ後退する。このように、第１
スライドコンベヤ１の後端に物品が欠如した場合にはコ
ンベヤの送りピッチを２ピッチにして、第１及び第２ス
ライドコンベヤ１、２の後端及び先端ローラを１ピッチ
分後退するように制御することは容易である。勿論、連
続して２個の物品が欠如した場合には、第１スライドコ
ンベヤ１の送りピッチは３ピッチとなる。

【００２８】このように、第１スライドコンベヤ１及び
第２スライドコンベヤ２間で物品が連続した状態に配列
されたならば、後端ローラ８及び先端ローラ１１は再び
元の位置に戻される。以上述べたように、本発明の整列
供給コンベヤ装置を上記のように構成することで次のよ
うな効果を得ることが出来る。

【００２９】

【発明の効果】本発明のコンベヤ装置は２基のスライド
コンベヤとベルトコンベヤ、それにチェーンコンベヤを
接続して構成したものであり、比較的簡単な構造にて物
品の間隔を必要な距離に正して搬送することが出来る。
それに、該コンベヤ装置では搬送する各物品間の接触は
なく、第１スライドコンベヤに一度に置かれた複数個の
物品をスムーズに１個づつ第２スライドコンベヤへ送り
出し、ベルトコンベヤを通過してチェーンコンベヤにて
搬送することが出来る。又、同じコンベヤ装置でもっ
て、第１スライドコンベヤ上に物品の欠如が存在した場
合には、該欠如を是正して第２スライドコンベヤへ送り
出すように制御することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の整列供給コンベヤ装置の概略図。

【図２】本発明のコンベヤ装置を用いての各物品の搬送
行程。

【図３】物品の欠如を是正して搬送する本発明の整列供
給コンベヤ装置。

【符号の説明】

１ 第１スライドコンベヤ ２ 第２スライドコンベヤ ３ ベルトコンベヤ ４ チェーンコンベヤ ５ 物品 ６ ベルトコンベヤ ７ カーブコンベヤ ８ 後端ローラ ９ 調整ローラ 10 ベルト 11 先端ローラ 12 調整ローラ 13 駆動ローラ 14 駆動ローラ 15 プーリ 16 チェーン 17 アタッチ爪

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１スライドコンベヤ、第２スライドコ
   ンベヤ、ベルトコンベヤ、それにチェーンコンベヤが一
   直線状に互いに接続されたコンベヤ装置において、上記
   第１スライドコンベヤの後端ローラと第２スライドコン
   ベヤの先端ローラは対を成して後退・前進動を間歇的に
   行い得る装置を有し、又第１スライドコンベヤは間歇運
   動と連続運動を行うように制御され、第２スライドコン
   ベヤは第１スライドコンベヤに同調して間歇運動を行う
   ように制御され、ベルトコンベヤ並びにチェーンコンベ
   ヤは上記スライドコンベヤと同一速度で連続運転を行う
   ように制御され、更に該チェーンコンベヤのチェーンに
   は所定の間隔をおいてアタッチ爪を備えたことを特徴と
   する整列供給コンベヤ。
2. 【請求項２】 第１スライドコンベヤ、第２スライドコ
   ンベヤ、ベルトコンベヤ、それにチェーンコンベヤが一
   直線状に互いに接続されたコンベヤ装置において、上記
   第１スライドコンベヤの後端ローラと第２スライドコン
   ベヤの先端ローラは対を成して後退・前進動を行い得る
   装置を有し、又第１スライドコンベヤは間歇運動と連続
   運動を行うとともに間歇運動時の搬送ピッチが調整可能
   に制御され、第２スライドコンベヤは第１スライドコン
   ベヤに同調して間歇運動を行うように制御され、ベルト
   コンベヤ並びにチェーンコンベヤは上記スライドコンベ
   ヤと同一速度で連続運転を行うように制御され、更に該
   チェーンコンベヤのチェーンには所定の間隔をおいてア
   タッチ爪を備えたことを特徴とする整列供給コンベヤ。