JPH08265734A - 3次元画像の保存方法 - Google Patents

3次元画像の保存方法

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JPH08265734A
JPH08265734A JP6625595A JP6625595A JPH08265734A JP H08265734 A JPH08265734 A JP H08265734A JP 6625595 A JP6625595 A JP 6625595A JP 6625595 A JP6625595 A JP 6625595A JP H08265734 A JPH08265734 A JP H08265734A
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Junichi Ichikawa
純一 市川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性に優れ、1データセット内の保存すべ
きデータを限定し、効率的に3次元画像データを記録媒
体に記憶する。 【構成】 ステップS3で3次元画像の軸方向の側面上
に範囲指定カーソルを表示させ、範囲指定カーソルの位
置は操作用端末及びトラックボールにて指定及び変更
し、ステップS4で範囲指定カーソルの2つの指定ポイ
ントで囲まれた保存領域のみを光磁気ディスクへ保存す
る。これらの一連の処理をCPUの制御のもとに演算処
理プロセッサにて行い、診断に必要なデータ範囲のみを
光磁気ディスクに保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置等の医
療装置から得られる3次元画像を保存する3次元画像の
保存方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、患部を立体的に把握できる超音波
3次元診断装置の必要性が高まっている。3次元的にデ
ータを収集する場合そのデータ量は数10MBにも及び、
広い範囲の3次元データを記録するためには、大容量の
メモリや記録媒体が必要になっており、コストが高くな
る原因となっている。
【0003】一方、このようにして得た3次元データの
全てのデータが診断に役立つわけではなく、実際には一
部分のみのデータがあれば診断が可能である。
【0004】従来は、特開平4−166143号公報に
示されているような、画像メモリに格納されているデー
タ中から記録する範囲を設定して必要なデータのみ記録
を行うことで、記録媒体(記録紙)を節約するような試
みがなされている。
【0005】また、特開昭61−3118号公報に示さ
れているように、3次元表示に必要な部分のみをメモリ
に記録することで、メモリの節約の試みがなされてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−166143号公報に示されている方法は、経時的
変化を捕らえるMモード画像を前提としているため、本
発明のようなBモード像を利用した3次元データを得る
装置に応用する場合、空間的な記録範囲設定などに対応
できないという問題点がある。
【0007】また、特開昭61−3118号公報に示さ
れている方法では、メモリに格納されているのは、3次
元データのある一部分のみであり、記録できるのもこの
一部分のデータのみであるために、記録したデータを後
で呼び出して別の視点からみるということができず、3
次元データの利点を失ってしまうという問題点がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、操作性に優れ、1データセット内の保存すべき
データを限定することで、効率的に3次元画像データを
記録媒体に記憶することのできる3次元画像の保存方法
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の3次元
画像の保存方法は、平面内についての断層像を前記平面
を含まない方向に沿って複数取得する原画像取得ステッ
プと、前記原画像取得ステップで取得された前記断層像
を、所定の様式にて画像表示する表示ステップと、前記
表示ステップで表示された画像の部分領域を指定する指
定ステップと、前記原画像取得ステップにて取得された
複数の前記断層像について、前記指定ステップで指定さ
れた前記画像の部分領域に対応する部分領域を記憶媒体
に保存する保存ステップとを備え、前記指定ステップで
前記表示ステップにて表示された画像の部分領域を指定
し、前記保存ステップで指定された前記画像の部分領域
に対応する部分領域を記憶媒体に保存することで、操作
性に優れ、1データセット内の保存すべきデータを限定
し、効率的に3次元画像データを記録媒体に記憶するこ
とを可能とする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0011】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
わり、図1は超音波診断装置の構成を示すブロック図、
図2は図1の超音波診断装置による画像データの保存方
法の流れを示すフローチャート、図3は図2のフローチ
ャートによる画像データの表示及び保存を説明する説明
図である。
【0012】本実施例の超音波診断装置は、図1に示す
ように、超音波の送受信及びリアルタイムのエコー画像
(超音波断層像)の表示を行う超音波観測部1と、この
超音波観測部1で得られたエコーデータを基に各種画像
処理を行う画像処理部2を設けている。また、超音波観
測部1には、超音波を送受波する超音波振動子3aを有
する超音波プローブ、及びこの超音波プローブ3を駆動
する駆動部4が接続されている。
【0013】上記超音波観測部1は、駆動部4に対して
超音波を送受信する送受信部5と、この送受信部5で取
り込まれたエコーデータを記憶するフレームメモリ6
と、このフレームメモリ6に記憶された1走査毎の音線
データを所望のテレビジョン方式の画像データに変換す
るデジタルスキャンコンバータ(DSC)7と、このD
SC7のデジタル画像信号をアナログ信号に変換するD
/A変換回路8と、このD/A変換回路8の出力信号を
入力してリアルタイムのエコー画像の表示を行うモニタ
9と、前記駆動部4、送受信部5、フレームメモリ6各
部の制御を行うシステムコントローラ10とを備えて構
成されている。
【0014】また、前記画像処理部2は、画像処理等の
制御を行うCPU11と、各画像処理結果のデータ等を
記憶する主記憶装置12と、超音波観測部1からのエコ
ーデータを記憶する画像データ記憶装置13と、音線デ
ータを所望のテレビジョンデータに変換するDSC処理
及び輝度値変換処理等の各種画像処理を高速に行うため
の演算プロセッサ14と、処理プログラムやバックアッ
プデータ等の情報を記録する外部記憶装置15と、コマ
ンド等のデータを入力するキーボード等の操作用端末1
6と、画像領域の設定等に用いられる入力指示装置であ
る例えばトラックボール17と、画像処理後のデータが
一時記憶されるフレームバッファ18と、このフレーム
バッファ18の出力のデジタル画像をアナログ信号に変
換するD/A変換回路19と、このD/A変換回路19
の出力画像信号を入力して画像処理後の画像の表示を行
うモニタ20と、画像データ記憶装置13に記憶されて
いるデータを交換可能な媒体に記録する記録装置である
例えば光磁気ディスク21とを備えて構成されている。
また、画像処理部2の各部及び光磁気ディスク21は、
データ転送バス22を介して接続され、処理画像データ
等の受け渡しが行われるようになっている。
【0015】次に、このように構成された本実施例の超
音波診断装置の作用について説明する。
【0016】超音波観測を行う際には、超音波プローブ
3を体腔内に挿入し、システムコントローラー10の制
御に基づき送受信部5及び駆動部4によって超音波振動
子3aを回転させつつ生体内に超音波を送受波すること
によって、体腔内の断層像のエコーデータが取り込まれ
るようになっている。こうして得られたエコーデータは
フレームメモリ6に記憶され、DSC7、D/A変換回
路8を経てモニタ9にリアルタイムの超音波断層像とし
て表示される。
【0017】また、同時にDSC7の前段からデジタル
信号としてエコーデータが音線データの形で画像処理部
2へ送られるようになっている。
【0018】画像処理部2へ送られた音線データは、超
音波断層像1枚を形成する画像データ毎に画像データ記
憶装置13に格納される。画像データ記憶装置13へ記
憶された画像データは、演算処理プロセッサ14によっ
てDSC処理、輝度値変換処理等の画像処理が行われ
る。また画像処理の結果は、フレームバッファ18に送
られて一時記憶され、D/A変換回路19を経てモニタ
20へ送出されて超音波断層像が表示される。
【0019】ここで、画像処理部2における断層画像の
保存方法について、図2及び図3を用いて説明する。駆
動部4により振動子を回転させつつ軸方向に移動させ、
上記処理を繰り返し行うことにより、図2に示すステッ
プS1において、画像データ記憶装置13には超音波断
層像複数枚分のデータが記憶され、3次元的なデータが
記憶され、断層原画像が取得される。次に、ステップS
2で断層原画像のデータは例えば40枚(振動子の軸方
向の40mmの移動分に相当)毎に1セットとして扱わ
れ、演算処理プロセッサ14によって、図3に示すよう
に3次元画像構築されて、超音波画像としてモニタ20
に表示される。図3の超音波画像である3次元画像31
は、ラジアル画像32を軸方向に並べて補間をかけて表
示している。通常は、この1セット毎に光磁気ディスク
21に格納されるが、本実施例では、以下に述べる方法
により、断層画像を指定して保存することができる。
【0020】すなわち、本実施例における光磁気ディス
ク21へデータを保存する方法は、ステップS3で3次
元画像31の軸方向の側面33上に範囲指定カーソル3
4を表示させ、範囲指定カーソル34の位置は操作用端
末16及びトラックボール17にて指定及び変更し、ス
テップS4で範囲指定カーソル34の指定ポイント34
a及び34bとで囲まれた保存領域35(図3の斜線
部)のみを光磁気ディスク21へ保存する。これらの一
連の処理をCPU11の制御のもとに演算処理プロセッ
サ14にて行う。
【0021】従って、本実施例の超音波診断装置による
画像データの保存方法によれば、診断に必要なデータ範
囲のみを光磁気ディスクに保存することができ、ディス
クの節約になる。また、3次元画像上で保存範囲を指定
でき、操作性が良い。
【0022】次に、第2実施例について説明する。図4
及び図5は本発明の第2実施例に係わり、図4は画像デ
ータの保存範囲の指定方法を説明する説明図、図5は図
4の画像データの保存範囲の指定方法の変形例を説明す
る説明図である。第2実施例は、データ保存範囲の指定
方法が第1実施例と異なるだけであるので、異なる点の
み説明する。
【0023】本実施例では、画像データは演算処理プロ
セッサ14で処理され、図4に示すように、ラジアル画
像の半面41と軸方向の断面を表すリニア画像42とし
て表示される。ここで、リニア画像42上に範囲指定カ
ーソル34を表示させる。範囲指定カーソル34の位置
はトラックボール17及び操作用端末16等の入力装置
から変更可能にする。患部43を範囲指定カーソル34
の指定ポイント34a及び34bとに挟むように設定
し、この設定した領域(図4斜線部)のみを保存範囲と
して、光磁気ディスク21へデータを保存する。
【0024】従って、本実施例の画像データの保存方法
によれば、第1実施例の効果に加え、リニア画像42上
で患部43の確認を行いながらデータの保存範囲を設定
できるので、操作性が向上する。
【0025】なお、データ保存範囲の指定に用いられる
画像は、本実施例では、図4に示すように、ラジアル画
像の半面41と軸方向の断面を示すリニア画像43を用
いているが、用いる画像はこれに限らず、例えば図5に
示すように、ラジアル画像の全画面41aとリニア画像
42から構成される画像でも良い。
【0026】次に、第3実施例について説明する。図6
は本発明の第3実施例に係る画像データの保存範囲の指
定方法を説明する説明図である。第3実施例は、データ
保存範囲の指定方法が第1実施例と異なるだけであるの
で、異なる点のみ説明する。
【0027】本実施例では、画像データは演算処理プロ
セッサ14で処理され、図6のように、複数枚のラジア
ル画像を一覧表示させる(ここでは説明の都合上、画像
51a〜51lの12枚にて説明する。)。
【0028】ここで、操作用端末16から画像番号を入
力することで、保存する画像の範囲を指定し、指定した
範囲のみを保存する。例えば、画像51dと51jを選
ぶとその間の画像51d〜画像51jの7枚が保存の対
象となる。
【0029】従って、本実施例の画像データの保存方法
によれば、第1実施例の効果に加え、ラジアル画像の一
覧上の確認を行いながらデータの保存範囲を設定できる
ので、データ範囲の設定ミスが少なく操作性が向上す
る。
【0030】次に、第4実施例について説明する。図7
は本発明の第4実施例に係る画像データの保存範囲の指
定方法を説明する説明図である。第4実施例は、データ
保存範囲の指定方法が第1実施例と異なるだけであるの
で、異なる点のみ説明する。
【0031】本実施例では、画像データは演算処理プロ
セッサ14で処理され、各音線データは図7に示すよう
に座標変換されて、ラジアル画像を形成する。ここで説
明の都合上各音線に図6のように番号をつける。操作用
端末16等から音線の番号を入力することで、保存する
画像の範囲を指定し、指定した範囲のみを保存する。例
えば、90と256を選ぶことで図6の斜線部が保存の
対象となる。
【0032】従って、本実施例の画像データの保存方法
によれば、第1実施例の効果に加え、DSC前の音線デ
ータに対して直接指定できるため、データとして扱いや
すい。また、限られたメモリでの軸方向の走査幅を延ば
すことができ、例えば保存する範囲をもとのラジアル画
像の半分とすると軸方向の走査幅は2倍に延びる。
【0033】次に、第5実施例について説明する。図8
及び図9は本発明の第5実施例に係わり、図8は画像デ
ータの保存範囲の指定方法を説明する第1の説明図、図
9は図8の画像データの保存範囲の指定方法を説明する
第2の説明図である。第5実施例は、データ保存範囲の
指定方法が第1実施例と異なるだけであるので、異なる
点のみ説明する。
【0034】本実施例では、画像データは演算処理プロ
セッサ14で処理され、各音線データは第4実施例と同
様に座標変換されて、ラジアル画像を形成する(図7参
照)。ここで各音線のサンプル点を図8に示すように番
号づけする。このサンプル点にて保存する画像範囲を指
定し、指定した範囲のみを保存する。例えば、100と
300を指定したとすると図9の斜線部が保存の対象と
なる。
【0035】従って、本実施例の画像データの保存方法
によれば、第1実施例の効果に加え、DSC前の音線デ
ータに対して直接指定できるため、データとして扱いや
すい。また、限られたメモリでの軸方向の走査幅を延ば
すことができる。例えば、保存する範囲をもとのラジア
ル画像の半分とすると軸方向の走査幅は2倍に延びる。
【0036】次に、第6実施例について説明する。図1
0は本発明の第6実施例に係る画像データの保存範囲の
指定方法を説明する説明図である。第6実施例は、デー
タ保存範囲の指定方法が第1実施例と異なるだけである
ので、異なる点のみ説明する。
【0037】本実施例では、画像データは演算処理プロ
セッサ14で処理され、各音線データは図10に示すよ
うに座標変換されて、ラジアル画像55を形成する。ラ
ジアル画像55上にトラックボール17等で位置や大き
さを可変できる関心領域を指定するROI指定BOX5
6を表示させ、ROI指定BOX56にて患部57を囲
み、ROI指定BOX56にて囲まれた部分のみを保存
するようにする。
【0038】従って、本実施例の画像データの保存方法
によれば、第1実施例の効果に加え、ラジアル画像上で
直接患部の画像を確認しながら保存範囲を設定できるた
め、操作性が向上する。また、限られたメモリでの軸方
向の走査幅を延ばすことができる。例えば、保存する範
囲をとものラジアル画像の半分とすると軸方向の走査幅
は2倍に延びる。
【0039】次に、第7実施例について説明する。図1
1は本発明の第7実施例に係る画像データの表示方法を
説明する説明図である。第7実施例は、画像表示画面が
第6実施例と異なるだけであるので、異なる点のみ説明
する。
【0040】本実施例では、画像データは演算処理プロ
セッサ14で処理され、各音線データは座標変換され
て、ラジアル画像55を形成し、図11に示されるよう
にモニタ20に表示される。モニタ20には、ラジアル
画像55の他に、図示しないプリンタの用紙の残量を示
す媒体残量表示部である例えば棒グラフ61及び残りの
枚数表示62と、デジタル記録媒体である例えば光磁気
ディスク21の残量を示す媒体残量表示である例えば棒
グラフ63及び光磁気ディスク残量数字表示64が設け
られている。またプリンタ及び光磁気ディスク21の動
作中には、動作中である旨を表示するようになってい
る。
【0041】そして、CPU11はプリンタ用紙及び光
磁気ディスク21の残量を常に監視し、モニタ20上の
表示を更新するようにシステムを制御する。また、CP
U11は、プリンタ印刷中、デジタル記録中であること
を検出して、モニタ20上の表示に反映させる。
【0042】従って、本実施例の画像データの保存方法
によれば、第6実施例の効果に加え、交換用の媒体を準
備補充すべきか否かを臨床検査の前に知ることができ
る。また、プリンタあるいは光磁気ディスク21等のデ
ジタル記録手段が動作中かどうかが一目でわかるため、
操作性がさらに向上する。
【0043】次に、第8実施例について説明する。図1
2は本発明の第8実施例に係る超音波診断装置の構成を
示すブロック図である。第8実施例は、第1実施例とほ
とんど同じであるので、異なる点のみ説明する。
【0044】すなわち、第8実施例の超音波診断装置
は、図12に示すように、データ転送バス22と外部記
憶装置15の間にメモリ61を持つサブCPU62を挟
み、メモリ61、サブCPU62、外部記憶装置15を
複数設けたところが第1実施例と異なるだけである。
【0045】第8実施例の超音波診断装置では、CPU
11は画像を外部記憶装置15に保存する際に、画面1
枚を分割してタグをつけてデータ転送バス22にのせ
る。サブCPU62は自分用のタグがついたデータを受
け取り一旦メモリ61に格納した後、自分の支配する外
部記憶装置15に転送する。再び外部記憶装置15から
画像を読み出すときには、CPU11は、各サブCPU
62を介して分割されたデータを集めて1枚の画像を再
構成する。
【0046】このようにすることで、第1実施例の効果
に加え、外部記憶装置15の書き込み速度が遅いときで
も、システムとしての画像の書き込み速度は速くなる。
【0047】なお、画面1枚を分割してタグをつけてデ
ータ転送バス22にのせるとしたが、これに限らない。
すなわち、CPU11は画像を外部記憶装置15に保存
する際に、複数枚の画像を画像1枚毎に、サブCPU6
2に転送する。各サブCPU62は受け取った画像デー
タ1枚分を一旦メモリ61に格納した後自分の支配する
外部記憶装置15に転送する。このようにして外部記憶
装置15への転送作業を並列に行うようにしてもよい。
そして、再び外部記憶装置15から画像を読み出すとき
には、CPU11は、各サブCPUを介してデータを集
めて1セット分画像を得る。
【0048】このように並列処理することで、外部記憶
装置15の書き込み速度が遅いときでも、システムとし
ての画像の書き込み速度は速くなり動画像記録装置等に
応用できる。
【0049】次に、第9実施例について説明する。図1
3は本発明の第9実施例に係る超音波診断装置の構成を
示すブロック図である。第9実施例は、第1実施例とほ
とんど同じであるので、異なる点のみ説明する。
【0050】すなわち、第9実施例の超音波診断装置
は、図13に示すように、D/A変換回路19に信号変
換部65を接続し、信号変換部65にNTSCモニタ6
6、VTR67を接続したところが第1実施例と異な
る。
【0051】第9実施例の超音波診断装置では、D/A
変換回路19でD/Aされた画像信号は信号変換部65
にてNTSC信号に変換され、NTSCモニタ66にて
表示するとともに、VTR67にて記録することができ
る。
【0052】従って、第9実施例の超音波診断装置によ
れば、第1実施例の効果に加え、一般のNTSCモニタ
66でも画像処理の結果の画像を表示することができ
る。また、一般の家庭用VTR67に画像処理の結果を
録画でき、光磁気ディス21ク等を用意しなくても動画
像記録を行うことができる。
【0053】次に、第10実施例について説明する。図
14は本発明の第10実施例に係る超音波診断装置の構
成を示すブロック図である。第10実施例は、第9実施
例とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明する。
【0054】すなわち、第10実施例の超音波診断装置
は、図14に示すように、画像処理部2内にA/D部7
1を設け、A/D部71と画像処理部2内の各部とは、
データ転送バス22にて結ばれている。A/D部71に
は、超音波観測装置72が接続できるようになってい
る。その他の構成は第9実施例と同じである。
【0055】第10実施例の超音波診断装置では、超音
波観測装置72にて生成されたNTSC信号による画像
をA/D部71にてA/Dすることで、デジタル化し、
画像処理部2内で扱えるようにしている。この場合、画
像処理部2内でのデータの扱いは音線データを演算処理
プロセッサ14にてDSCした後の画像データの扱いと
同様になる。また、第9実施例と同様に、D/A変換回
路19でD/Aされた画像信号は信号変換部65にてN
TSC信号に変換され、NTSCモニタ66にて表示す
るとともに、VTR67にて記録することができる。
【0056】従って、第9実施例の効果に加え、アナロ
グ出力しか持たない超音波観測装置も接続して画像処理
を行うことができる。
【0057】次に、第11実施例について説明する。図
15は本発明の第11実施例に係る画像データの保存範
囲の指定方法を説明する説明図である。第11実施例
は、データ保存範囲の指定方法が第1実施例と異なるだ
けであるので、異なる点のみ説明する。
【0058】第1実施例において光磁気ディスク21に
画像を保存するとき、CPU11は画像データ記憶装置
13からデータを読み出し、一旦主記憶装置12にバッ
ファの領域を設けて、データを格納する。このバッファ
からCPU11は光磁気ディスク21の書き込み速度に
合わせてデータを読み出して光磁気ディスク21に書き
込みを行う。このとき、連続して、画像保存を行う場
合、光磁気ディスク21の書き込み速度は遅いため、バ
ッファ中に光磁気ディスク21への書き込みの順番待ち
のデータセットがたまる。
【0059】ここで、順番待ちのデータの保存をやめる
方法について説明する。キーボード16からデータ保存
をやめるモード(以下スキップモードとする)へ入る指
示を送ると、CPU11はその信号を受け、画面の表示
を図15のようにする。ここでは画像保存の順番待ちを
しているデータセットが3セットである場合を説明す
る。
【0060】図15において、データセット名表示部8
1には、順番待ちをしている3セット分のデータセット
名が表示されている。例えばデータセット名表示部81
のデータセット3の光磁気ディスク21への保存をやめ
る場合、操作用端末16、トラックボール17等を用い
て、画面上でデータセット名表示部81のデータセット
3を選択し、データセット名を画面上で反転させ、その
後操作用端末16、トラックボール17を用いてSKI
Pボタン82を選択することで、データセット3の光磁
気ディスク21への保存をやめることができる。データ
セット2,1についても同様である。データセット名を
画面上で選択した後で、やはり光磁気ディスク21へ保
存しようと考えなおした場合は、CANCELボタン8
3を選択することで、再度画像保存の順番待ちをさせる
ことができる。
【0061】従って、本実施例によれば、第1実施例の
効果に加え、バッファメモリが順番待ちデータでいっぱ
いのときに新たに画像保存の順番待ちのデータよりも良
いデータがとれたとき、すぐに保存することができる。
また、不要なデータを光磁気ディスク21に保存するこ
とが減り、光磁気ディスク21を効率良く使うことがで
きる。
【0062】[付記] (付記項1) 平面内についての断層像を前記平面を含
まない方向に沿って複数取得する原画像取得ステップ
と、前記原画像取得ステップで取得された前記断層像
を、所定の様式にて画像表示する表示ステップと、前記
表示ステップで表示された画像の部分領域を指定する指
定ステップと、前記原画像取得ステップにて取得された
複数の前記断層像について、前記指定ステップで指定さ
れた前記画像の部分領域に対応する部分領域を記憶媒体
に保存する保存ステップとを備えたことを特徴とする3
次元画像の保存方法。
【0063】(付記項2) 前記原画像取得ステップで
取得された複数の前記断層像を前記平面を含まない方向
に沿って重ね合わせて処理し3次元画像を構築する3次
元画像構築ステップを含み、前記表示ステップは、前記
3次元画像構築ステップにて構築された前記3次元画像
を表示することを特徴とする付記項1に記載の3次元画
像の保存方法。
【0064】(付記項3) 前記指定ステップは、前記
平面を含まない方向の異なる2点を選択し、前記3次元
画像の部分領域を指定することを特徴とする付記項2に
記載の3次元画像の保存方法。
【0065】(付記項4) 前記表示ステップは、前記
原画像取得ステップにて取得された複数の前記断層像を
画像表示し、前記指定ステップは、前記表示ステップに
て画像表示された複数の前記断層像を選択して指定する
ことを特徴とする付記項1に記載の3次元画像の保存方
法。
【0066】(付記項5) 前記原画像取得ステップ
は、前記平面内を走査して走査線の集合として前記断層
像を取得し、前記表示ステップは、前記断層像を表示
し、前記指定ステップは、前記断層像の走査線を選択し
て、前記画像の部分領域を指定することを特徴とする付
記項1に記載の3次元画像の保存方法。
【0067】(付記項6) 前記原画像取得ステップ
は、前記平面内を走査して走査線の集合として前記断層
像を取得し、前記表示ステップは、前記断層像を表示
し、前記指定ステップは、前記断層像の走査線の方向へ
の2点をを選択して、前記画像の部分領域を指定するこ
とを特徴とする付記項1に記載の3次元画像の保存方
法。
【0068】(付記項7) 前記表示ステップは、前記
原画像取得ステップにて取得された複数の前記断層像の
1つを画像表示すると共に、変形、移動自在な閉曲線を
前記画像表示された断層像に重畳して表示し、前記指定
ステップは、表示された前記閉曲線を変形、移動させる
領域設定ステップを含み、前記閉曲線によって囲まれる
領域と画像表示された前記断層像の共通部分を前記画像
の部分領域として指定することを特徴とする付記項1に
記載の3次元画像の保存方法。
【0069】(付記項8) 平面内についての断層像を
前記平面を含まない方向に沿って複数取得された原画像
を格納する原画像格納手段と、前記原画像格納手段に格
納された前記断層像を、所定の様式に画像処理する演算
手段と、前記演算手段で画像処理された画像を表示する
表示手段と、前記表示手段にて表示された画像の部分領
域を指定する入力手段と、前記原画像格納手段に格納さ
れた前記原画像のうち、前記入力手段にて指定された前
記画像の部分領域に対応する部分領域を記憶媒体に画像
保存手段とを備えたことを特徴とする3次元画像の記憶
装置。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明の3次元画像
の保存方法によれば、指定ステップで表示ステップにて
表示された画像の部分領域を指定し、保存ステップで指
定された画像の部分領域に対応する部分領域を記憶媒体
に保存するので、操作性に優れ、1データセット内の保
存すべきデータを限定し、効率的に3次元画像データを
記録媒体に記憶することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る超音波診断装置の構
成を示すブロック図
【図2】図1の超音波診断装置による画像データの保存
方法の流れを示すフローチャート
【図3】図2のフローチャートによる画像データの表示
及び保存を説明する説明図
【図4】本発明の第2実施例に係る画像データの保存範
囲の指定方法を説明する説明図
【図5】図4の画像データの保存範囲の指定方法の変形
例を説明する説明図
【図6】本発明の第3実施例に係る画像データの保存範
囲の指定方法を説明する説明図
【図7】本発明の第4実施例に係る画像データの保存範
囲の指定方法を説明する説明図
【図8】本発明の第5実施例に係る画像データの保存範
囲の指定方法を説明する第1の説明図
【図9】図7の画像データの保存範囲の指定方法を説明
する第2の説明図
【図10】本発明の第6実施例に係る画像データの保存
範囲の指定方法を説明する説明図
【図11】本発明の第7実施例に係る画像データの表示
方法を説明する説明図
【図12】本発明の第8実施例に係る超音波診断装置の
構成を示すブロック図
【図13】本発明の第9実施例に係る超音波診断装置の
構成を示すブロック図
【図14】本発明の第10実施例に係る超音波診断装置
の構成を示すブロック図
【図15】本発明の第11実施例に係る画像データの保
存範囲の指定方法を説明する説明図
【符号の説明】
1…超音波観測部 2…画像処理部 3…超音波プローブ 3a…超音波振動子 4…駆動部 5…送受信部 6…フレームメモリ 7…DSC 8…D/A変換回路 9、20…モニタ 10…システムコントローラ 11…CPU 12…主記憶装置 13…画像データ記憶装置 14…演算プロセッサ 15…外部記憶装置 16…操作用端末 17…トラックボール 18…フレームバッファ 19…D/A変換回路 21…光磁気ディスク 22…データ転送バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面内についての断層像を前記平面を含
    まない方向に沿って複数取得する原画像取得ステップ
    と、 前記原画像取得ステップで取得された前記断層像を、所
    定の様式にて画像表示する表示ステップと、 前記表示ステップで表示された画像の部分領域を指定す
    る指定ステップと、 前記原画像取得ステップにて取得された複数の前記断層
    像について、前記指定ステップで指定された前記画像の
    部分領域に対応する部分領域を記憶媒体に保存する保存
    ステップとを備えたことを特徴とする3次元画像の保存
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011244893A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Toshiba Corp 超音波診断装置

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