JPH08265685A - 映像信号蓄積伝送方法および装置 - Google Patents

映像信号蓄積伝送方法および装置

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JPH08265685A
JPH08265685A JP6928895A JP6928895A JPH08265685A JP H08265685 A JPH08265685 A JP H08265685A JP 6928895 A JP6928895 A JP 6928895A JP 6928895 A JP6928895 A JP 6928895A JP H08265685 A JPH08265685 A JP H08265685A
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video
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正 加瀬沢
Hidetoshi Mishima
英俊 三嶋
Yoshinori Asamura
▲よし▼範 浅村
Masahito Nagasawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーンチェンジを的確にとらえて再生映像信
号の低域通過フィルタ処理を行うことができる映像信号
蓄積伝送方法および装置を得ること。 【構成】 複数の映像信号から一つの映像信号110を
編集するときその編集情報信号210を作成し、編集し
た映像信号110を符号化するとき上記編集情報信号2
10に基づいて符号量を制御するとともに、上記編集情
報信号210を多重化した映像データ300を伝送し、
受信側において、映像データ300を復号するとき上記
編集情報信号210を分離し、この編集情報信号210
に基づいて再生した映像信号に符号化によるモザイク状
の劣化を防止するための低域通過フィルタ処理を施すよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像信号を蓄積して
編集し、この編集した映像信号を符号化して伝送し、受
信した伝送信号を映像信号に復号化する映像信号蓄積伝
送方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の映像信号蓄積伝送装置に
おける蓄積部および符号化部を示すブロック回路図であ
る。図において、第1の撮像手段1にて撮像された映像
信号101は、切り換え手段2bの第1の入力に与えら
れ、同様に、第nの撮像手段1にて撮像された映像信号
102は、第1の切り換え手段2bの第nの入力に与え
られる。第1の切り換え手段2bの出力103は、第1
の蓄積手段3bに与えられ、第1の蓄積手段3bの出力
104は、編集手段4bの第1の入力に与えられる。同
様な構成により、第mの蓄積手段3bの出力108は、
編集手段4bの第mの入力に与えられる。
【0003】編集手段4bの出力109は、蓄積手段5
bに入力される。蓄積手段5bの出力である映像信号1
10は、符号化手段6bに与えられ、符号化手段6bの
出力である映像データ111は、出力端子7aより出力
される。
【0004】図5は、この従来例における符号化手段6
bを示すブロック回路図である。図において、符号化手
段6bに入力された映像信号110は、減算手段10の
第1の入力に与えられるとともに、動き検出手段19の
第1の入力に与えられる。減算手段10の出力121
は、DCT手段11の第1の入力に与えられ、DCT手
段11の出力122は量子化手段12の入力に与えられ
る。量子化手段12の出力123は、可変長符号化手段
13bの第1の入力に与えられるとともに、逆量子化手
段15の入力に与えられ、逆量子化手段15の出力12
4は逆DCT手段16に与えられ、逆DCT手段16の
出力125は加算手段17の第1の入力に与えられる。
加算手段17の出力126はメモリ手段18の第1の入
力に与えられ、メモリ手段18の出力127は、動き検
出手段19の第2の入力に与えられるとともに、選択手
段20の第1の入力に与えられる。選択手段20の第2
の入力には、ゼロ信号が与えられる。選択手段20の出
力128は、減算手段10の第2の入力に与えられると
ともに、加算手段17の第2の入力に与えられる。
【0005】一方、動き検出手段19の第1の出力12
9は、選択手段20の第3の入力に与えられるととも
に、可変長符号化手段13bの第2の入力に与えられ
る。また、動き検出手段19の第2の出力130は、メ
モリ手段18の第2の入力に与えられるとともに、可変
長符号化手段13bの第3の入力に与えられる。可変長
符号化手段13bの出力131は送信バッファ手段14
の入力に与えられ、送信バッファ手段14の第2の出力
132は符号量制御手段21bに与えられ、符号量制御
手段21bの出力133は量子化手段12の第2の入力
に与えられる。送信バッファ手段14の第1の出力11
1は、符号化手段6bの映像データ出力として出力端子
7aを介して伝送される。
【0006】図6は、従来の映像信号蓄積伝送装置にお
ける復号化部を示すブロック回路図である。図におい
て、入力端子7bから復号化手段8bに入力された映像
データ111は、受信バッファ手段22を介して可変長
復号化手段23bに与えられる。可変長復号化手段23
bの第1の出力142は逆量子化手段15に与えられ、
逆量子化手段15の出力143は逆DCT手段16に与
えられ、逆DCT手段16の出力144は加算手段17
の第1の入力に与えられる。加算手段17の出力145
は、フィルタ手段24の第1の入力、メモリ手段18の
第1の入力およびシーンチェンジ検出手段25の入力に
与えられる。
【0007】一方、可変長復号化手段23bの第2の出
力149はメモリ手段18の第2の入力に与えられ、可
変長復号化手段23bの第3の出力150は選択手段2
0の第3の入力に与えられる。メモリ手段18の出力1
47は選択手段20の第1の入力に与えられ、選択手段
20の第2の入力にはゼロ信号が与えられる。選択手段
20の出力148は加算手段17の第2の入力に与えら
れる。
【0008】一方、シーンチェンジ検出手段26の出力
151はフィルタ手段24の第2の入力に与えられ、フ
ィルタ手段24の出力112は復号化手段8bの再生映
像信号として表示手段9に出力されて表示される。
【0009】次に、従来例の動作について説明する。一
般に、1つの映像ソースは、複数の撮像手段により撮像
された映像を適宜編集することにより作成される。この
とき、上記編集には、リアルタイムで行われる場合(た
とえば、カメラの切り換え等)と、非リアルタイムで行
われる場合(たとえば、撮像後の編集等)とがある。
【0010】図4において、複数の撮像手段1により撮
像された映像信号は、第1〜第mの切り換え手段2bに
よってそれぞれ映像信号が選択され、一度、第1〜第m
の蓄積手段3bに蓄えられる。上記過程は、リアルタイ
ムで行われる編集を示している。
【0011】更に、以下のように、上記複数の蓄積手段
3bを用いて非リアルタイムで行われる編集を行う。第
1〜第mの蓄積手段3bに蓄えられた複数の映像信号
は、適宜選択されて出力され、編集手段4bにおいて1
つの映像信号109に編集されて出力される。この選択
された映像信号109は蓄積手段5bに蓄えられる。以
上のように、リアルタイムおよび非リアルタイムの編集
過程を経て1つの映像ソースが作成され、蓄積される。
【0012】次に、上記蓄積手段5bに蓄えられた映像
信号は、以下のような処理過程を経て符号化され、伝送
される。蓄積手段5bに蓄えられた映像信号110は、
符号化手段6bに与えられ、たとえば、MPEG2(ISO/IEC
13818-2)などの符号化手段を用いて符号化される。符号
化された映像データ111は、出力端子7aより出力さ
れる。通常、上記映像データ111は、音声データ等と
適宜多重化され、伝送(蓄積)される。
【0013】図5は、従来の符号化手段6bの一例を示
すブロック回路図である。一般に、映像信号符号化手段
として、動き補償予測とDCTを用いた手法がよく使わ
れている。この従来例も、動き補償予測とDCTを用い
ている。一般に、動き補償予測を用いた符号化手法で
は、符号化される画像の動きが激しい場合や、細かな絵
柄が動いている場合、あるいは、シーンチェンジの場合
には、予測誤差の増加により発生符号量が増加する。通
常、このような場合には、量子化手段の量子化ステップ
を粗くし、発生符号量を減少させるように制御する必要
がある。従来例では、送信バッファ手段14において送
信バッファ残量を算出し、符号量制御手段21bが上記
送信バッファ残量に基づき、発生符号量を制御してい
る。
【0014】図6は、図5に示した符号化手段6bに対
応した動き補償予測とDCTを用いた手法に対する復号
化手段を示すブロック回路図である。先に述べたよう
に、動き補償予測を用いた符号化手法では、符号化され
る画像の動きが激しい場合や、細かな絵柄が動いている
場合、あるいは、シーンチェンジの場合には、予測誤差
の増加により発生符号量が増加する。通常、このような
場合には、図5中の量子化手段12の量子化ステップを
粗くして符号化される。このとき、量子化ステップを粗
くすることは、画質劣化を生じさせることを意味する。
たとえば、シーンチェンジ直後の映像は量子化ステップ
が極端に粗くなり、ブロック歪と言われるモザイク状の
画像が再生されることになる。従来例では、図6中に示
す復号化された映像信号145に基づいてシーンチェン
ジを検出し、シーンチェンジ時にはフィルタ手段24に
おいて低域通過フィルタ処理を施すことで、ブロック歪
を視覚的に軽減させている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号蓄積伝
送装置における符号化手段は以上のように構成されてお
り、送信バッファ残量をフィードバックさせることによ
って、符号量制御を行っていた。そのため、シーンチェ
ンジのように急激に発生符号量が増加する場合には、送
信バッファがオーバーフローしてしまい、システムが破
綻してしまうことがあった。
【0016】また、シーンチェンジをあらかじめ検出し
て符号量制御する手法もあるが、一般に、シーンチェン
ジ検出には、フレーム単位のメモリが必要となり、回路
規模の増大につながっていた。
【0017】また、従来の映像信号蓄積伝送装置におい
ては、シーンチェンジ検出手段を復号化手段に設ける必
要があった。一般にシーンチェンジ検出には、フレーム
単位のメモリが必要となり、ハードウェア量の増加につ
ながっていた。
【0018】また、復号化された映像信号から正確にシ
ーンチェンジを検出することは困難であるという問題が
あった。
【0019】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、シーンチェンジ検出手段を設け
ることなくシーンチェンジを的確にとらえて、符号化お
よび復号化処理を行うことができ、回路規模を小さくで
きる映像信号蓄積伝送方法および装置を得ることを目的
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る映
像信号蓄積伝送方法は、複数の撮像された映像信号を蓄
積し、この蓄積された複数の映像信号を編集するととも
にその編集情報を得、この編集情報を上記編集した映像
信号に多重化して符号化して伝送し、受信側において、
上記編集情報を分離し、この編集情報を参照して復号化
した再生映像信号の低域通過フイルタ処理を行うように
したものである。
【0021】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、上記編集情報を参照して編集した映像信号の符号化
時の符号量制御を行うようにしたものである。
【0022】また、請求項3の発明に係る映像信号蓄積
伝送装置は、複数の撮像された映像信号を蓄積する手段
と、この蓄積された複数の映像信号を編集するとともに
この編集した映像信号の編集情報を得る手段と、この編
集された映像信号に上記編集情報を多重化する手段と、
この多重化された映像信号を符号化して伝送する手段
と、受信側において、この伝送されてきた映像データを
復号化して再生映像信号を得るとともに上記編集情報を
分離する手段と、この編集情報を参照して上記再生映像
信号の低域通過フイルタ処理を行う手段を備えたもので
ある。
【0023】また、請求項4の発明は、請求項3におい
て、上記編集情報を参照して編集した映像信号の符号化
時の符号量制御を行う手段を備えたものである。
【0024】
【作用】請求項1の発明に係る映像信号蓄積伝送方法、
および請求項3の発明に係る映像信号蓄積伝送装置によ
れば、編集した映像信号にその編集情報を重畳して伝送
し、受信側において、分離した編集情報を参照して再生
映像信号の低域通過フイルタ処理を行うので、シーンチ
ェンジ等に生じるブロック歪みを軽減することができ
る。
【0025】請求項2の発明に係る映像信号蓄積伝送方
法、および請求項4の発明に係る映像信号蓄積伝送装置
によれば、上記編集情報を参照して編集した映像信号の
符号化時の符号量制御を行うので、シーンチェンジ時等
に発生する符号量を抑制でき、回路規模を小さくでき
る。
【0026】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例について説明す
る。図1は、この実施例の映像信号蓄積伝送装置におけ
る蓄積部および符号化部を示すブロック回路図である。
図において、図4と同一符号はそれぞれ同一または相当
部分を示しており、第1の切り換え手段2aの第1の出
力である映像信号103およびその編集情報信号である
第2の出力203は、第1の蓄積手段3aの第1の入力
および第2の入力に与えられる。また、第1の蓄積手段
3aの第1の出力である映像信号104およびその編集
情報信号である第2の出力204は、編集手段4aの第
1の入力および第2の入力に与えられる。同様な構成に
より、第mの蓄積手段3aの第1の出力である映像信号
108およびその編集情報信号である第2の出力208
は、編集手段4aの第2m−1および第2mの入力に与
えられる。
【0027】編集手段4aの第1の出力である映像信号
109およびその編集情報信号である第2の出力209
は、蓄積手段5aの第1の入力および第2の入力に与え
られる。蓄積手段5aの第1の出力である映像信号11
0およびその編集情報信号である第2の出力210は、
符号化手段6aの第1の入力および第2の入力に与えら
れる。符号化手段6aの出力である映像データ300
は、出力端子7aより出力される。
【0028】図2は、この実施例における符号化手段6
aを示すブロック回路図である。図において、図5と同
一符号はそれぞれ同一または相当部分を示しており、符
号化手段6aに入力された編集情報信号210は、符号
量制御手段21aの第2の入力に与えられるとともに、
可変長符号化手段13aの第4の入力に与えられる。
【0029】図3は、この実施例の映像信号蓄積伝送装
置における復号化手段8aを示すブロック回路図であ
る。図において、図6と同一符号はそれぞれ同一または
相当部分を示しており、可変長復号化手段23aの第4
の出力210は、フィルタ手段24の第2の入力に与え
られ、フィルタ手段24の出力113は、復号化手段8
aの再生映像信号出力として表示手段9に出力されて表
示される。
【0030】以下、この実施例の動作について説明す
る。図1において、第1〜第nの撮像手段1により撮像
された複数の映像信号は、第1〜第mの切り換え手段2
aにおいて、それぞれ1つの映像信号のみが選択されて
出力される。このとき、各切り換え手段2aは、選択さ
れた映像信号103,107とともに、それぞれの編集
情報信号203,207を第1〜第mの蓄積手段3aに
送出する。この編集情報信号203,207は、映像信
号103,107のシーンチェンジを示す信号であっ
て、上記切り換え手段2aにおける選択信号の切り換え
はシーンチェンジの発生を意味し、その情報を蓄積手段
3aに伝送する。第1〜第mの蓄積手段3aでは、映像
信号103,107とともに、その編集情報信号20
3,207を蓄積する。
【0031】この編集情報信号203,207として
は、映像ソースのアイデンティティを示す指標をすべて
のフレームに付加する構成や、シーンチェンジ直後のフ
レームにシーンチェンジを示す指標を付加する構成等が
考えられるが、特にこの信号フォーマットを規定するも
のではない。また、蓄積手段3aは、ディジタルでもア
ナログでもよく、編集情報信号は、映像信号のブランキ
ング期間に多重する方法や、新たに領域を設けて蓄積す
る方法等が考えられるが、これに関しても規定するもの
ではない。
【0032】通常、複数の蓄積手段3aに蓄えられた映
像信号は、更に編集されることになる。図1において、
編集手段4aでは複数の蓄積手段3aに蓄積された映像
信号を編集し、新たな映像シーケンスとして蓄積手段5
aに蓄える。このとき、編集手段4aでは、上記切り換
え手段2aと上記蓄積手段3aを通して作成された編集
情報信号に、新たに編集手段4aにおける編集情報を付
加することになる。編集手段4aにおける映像信号の編
集は、多くの場合、シーンチェンジの発生を意味するこ
とになり、蓄積された編集情報信号は、切り換え手段2
aにおけるリアルタイム編集に関する情報と、編集手段
4aにおける非リアルタイム編集に関する情報の両者を
含むことになる。
【0033】このようにして、蓄積手段5aに蓄えられ
た映像信号110と編集情報信号210は、符号化手段
6aに与えられ、たとえば、MPEG2(ISO/IEC 13818-2)な
どの符号化手段を用いて符号化される。符号化された映
像データ300は、出力端子7aより出力される。通
常、上記映像データ300は、音声データ等と適宜多重
化され、伝送(蓄積)される。
【0034】図2に示す符号化手段6aでは、蓄積手段
5aより、映像信号110と編集情報信号210の両者
を受け取り、符号化を行う。このとき、編集情報信号2
10はシーンチェンジを示す指標であるからり、符号化
手段6aでは、これに基づいて符号量制御を行うことが
できる。先に述べたように、シーンチェンジでは、予測
誤差の増加により発生符号量が急激に増加するが、本実
施例では、編集情報信号210によりシーンチェンジを
あらかじめ知ることができるので、シーンチェンジ時に
も安定した符号量制御が可能となる。
【0035】一方、編集情報信号210は、上記符号化
手段6aにおいて映像データ110に多重化されて伝送
される。上記処理は、編集情報を復号化手段8aに伝送
することを目的としている。そのため、編集情報信号2
10は必ずしも図2中に示す可変長符号化手段13aで
多重化される必要はなく、他の手段,手法、たとえば、
映像、音声が多重化される手段で多重化されてもよく、
これを規定するものではない。
【0036】次に、図3に示した復号化手段8aの動作
を説明する。入力端子7bから入力された映像データ3
00は復号化手段8aに入力され、可変長符号化手段2
3aでは、符号化手段6aで多重化された編集情報信号
210を分離し、これをフィルタ手段24に送出する。
先に述べたように、一般に、シーンチェンジ直後の映像
は量子化ステップが極端に粗くなり、ブロック歪と言わ
れるモザイク状の劣化が生ずるので、本実施例では、分
離した編集情報信号210に基づき、シーンチェンジ直
後の映像信号145に低域通過フィルタ処理を施し、こ
の再生映像信号113を表示手段9に出力して表示する
ので、上記モザイク状の劣化の発生を軽減することがで
きる。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明に係る映像信号蓄積伝送
方法、および請求項3の発明に係る映像信号蓄積伝送装
置によれば、編集した映像信号にその編集情報を多重化
して伝送し、受信側において、分離した編集情報を参照
して再生映像信号の低域通過フイルタ処理を行うので、
シーンチェンジ検出回路を設けることなく、シーンチェ
ンジ時等に生じるブロック歪みを軽減することができ
る。
【0038】請求項2の発明に係る映像信号蓄積伝送方
法、および請求項4の発明に係る映像信号蓄積伝送装置
によれば、編集情報を参照して編集した映像信号の符号
化時の符号量制御を行うので、シーンチェンジ時等に発
生する符号量を抑制でき、回路規模を小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の蓄積部および符号化手
段のブロック回路図である。
【図2】 この実施例の符号化手段のブロック回路図で
ある。
【図3】 この実施例の復号化手段のブロック回路図で
ある。
【図4】 従来の映像信号蓄積伝送装置の蓄積部および
符号化手段のブロック回路図である。
【図5】 従来例の符号化手段のブロック回路図であ
る。
【図6】 従来例の復号化手段のブロック回路図であ
る。
【符号の説明】
1 撮像手段、2 切り換え手段、3,5 蓄積手段、
4 編集手段、6 符号化手段、8 復号化手段、9
表示手段、10 減算手段、11 DCT手段、12
量子化手段、13 可変長符号化手段、14 送信バッ
ファ手段、15逆量子化手段、16 逆DCT手段、1
7 加算手段、18 メモリ手段、19 動き検出手
段、20 選択手段、21 符号量制御手段、22 受
信バッファ手段、23 可変長復号化手段、24 フィ
ルタ手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長沢 雅人 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社映像システム開発研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の撮像された映像信号を蓄積し、こ
    の蓄積された複数の映像信号を編集した映像信号を符号
    化して伝送し、受信側でこの伝送されてきた映像データ
    を復号化して再生映像信号を得る映像信号蓄積伝送方法
    において、 上記編集した映像信号の編集情報を当該映像信号に多重
    化して伝送し、受信側で上記編集情報を分離し、この編
    集情報を参照して復号化した再生映像信号の低域通過フ
    イルタ処理を行うことを特徴とする映像信号蓄積伝送方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記編集した映像信
    号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行うこ
    とを特徴とする映像信号蓄積伝送方法。
  3. 【請求項3】 複数の撮像された映像信号を蓄積する手
    段、この蓄積された複数の映像信号を編集する手段、上
    記編集した映像信号の編集情報を得る手段、この編集さ
    れた映像信号に上記編集情報を多重化する手段、この編
    集情報が多重化された映像信号を符号化して伝送する手
    段、受信側において、上記伝送されてきた映像データを
    復号化して再生映像信号を得るとともに上記編集情報を
    分離する手段、および、この編集情報を参照して上記再
    生映像信号の低域通過フイルタ処理を行う手段を備えた
    映像信号蓄積伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記編集した映像信
    号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行う手
    段を備えたことを特徴とする映像信号蓄積伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004532553A (ja) * 2001-03-21 2004-10-21 アップル・コンピューター・インコーポレーテッド 改良されたビデオ圧縮のためのトラック

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JP2004532553A (ja) * 2001-03-21 2004-10-21 アップル・コンピューター・インコーポレーテッド 改良されたビデオ圧縮のためのトラック
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