JP3594355B2 - 映像信号蓄積伝送方法および装置 - Google Patents

映像信号蓄積伝送方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、映像信号を蓄積して編集し、この編集した映像信号を符号化して伝送し、受信した伝送信号を映像信号に復号化する映像信号蓄積伝送方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の映像信号蓄積伝送装置における蓄積部および符号化部を示すブロック回路図である。図において、第1の撮像手段1にて撮像された映像信号101は、切り換え手段2bの第1の入力に与えられ、同様に、第nの撮像手段1にて撮像された映像信号102は、第1の切り換え手段2bの第nの入力に与えられる。第1の切り換え手段2bの出力103は、第1の蓄積手段3bに与えられ、第1の蓄積手段3bの出力104は、編集手段4bの第1の入力に与えられる。同様な構成により、第mの蓄積手段3bの出力108は、編集手段4bの第mの入力に与えられる。
【0003】
編集手段4bの出力109は、蓄積手段5bに入力される。蓄積手段5bの出力である映像信号110は、符号化手段6bに与えられ、符号化手段6bの出力である映像データ111は、出力端子7aより出力される。
【0004】
図5は、この従来例における符号化手段6bを示すブロック回路図である。図において、符号化手段6bに入力された映像信号110は、減算手段10の第1の入力に与えられるとともに、動き検出手段19の第1の入力に与えられる。減算手段10の出力121は、DCT手段11の第1の入力に与えられ、DCT手段11の出力122は量子化手段12の入力に与えられる。量子化手段12の出力123は、可変長符号化手段13bの第1の入力に与えられるとともに、逆量子化手段15の入力に与えられ、逆量子化手段15の出力124は逆DCT手段16に与えられ、逆DCT手段16の出力125は加算手段17の第1の入力に与えられる。加算手段17の出力126はメモリ手段18の第1の入力に与えられ、メモリ手段18の出力127は、動き検出手段19の第2の入力に与えられるとともに、選択手段20の第1の入力に与えられる。選択手段20の第2の入力には、ゼロ信号が与えられる。選択手段20の出力128は、減算手段10の第2の入力に与えられるとともに、加算手段17の第2の入力に与えられる。
【0005】
一方、動き検出手段19の第1の出力129は、選択手段20の第3の入力に与えられるとともに、可変長符号化手段13bの第2の入力に与えられる。また、動き検出手段19の第2の出力130は、メモリ手段18の第2の入力に与えられるとともに、可変長符号化手段13bの第3の入力に与えられる。可変長符号化手段13bの出力131は送信バッファ手段14の入力に与えられ、送信バッファ手段14の第2の出力132は符号量制御手段21bに与えられ、符号量制御手段21bの出力133は量子化手段12の第2の入力に与えられる。送信バッファ手段14の第1の出力111は、符号化手段6bの映像データ出力として出力端子7aを介して伝送される。
【0006】
図6は、従来の映像信号蓄積伝送装置における復号化部を示すブロック回路図である。図において、入力端子7bから復号化手段8bに入力された映像データ111は、受信バッファ手段22を介して可変長復号化手段23bに与えられる。可変長復号化手段23bの第1の出力142は逆量子化手段15に与えられ、逆量子化手段15の出力143は逆DCT手段16に与えられ、逆DCT手段16の出力144は加算手段17の第1の入力に与えられる。加算手段17の出力145は、フィルタ手段24の第1の入力、メモリ手段18の第1の入力およびシーンチェンジ検出手段25の入力に与えられる。
【0007】
一方、可変長復号化手段23bの第2の出力149はメモリ手段18の第2の入力に与えられ、可変長復号化手段23bの第3の出力150は選択手段20の第3の入力に与えられる。メモリ手段18の出力147は選択手段20の第1の入力に与えられ、選択手段20の第2の入力にはゼロ信号が与えられる。選択手段20の出力148は加算手段17の第2の入力に与えられる。
【0008】
一方、シーンチェンジ検出手段26の出力151はフィルタ手段24の第2の入力に与えられ、フィルタ手段24の出力112は復号化手段8bの再生映像信号として表示手段9に出力されて表示される。
【0009】
次に、従来例の動作について説明する。
一般に、1つの映像ソースは、複数の撮像手段により撮像された映像を適宜編集することにより作成される。このとき、上記編集には、リアルタイムで行われる場合(たとえば、カメラの切り換え等)と、非リアルタイムで行われる場合(たとえば、撮像後の編集等)とがある。
【0010】
図4において、複数の撮像手段1により撮像された映像信号は、第1〜第mの切り換え手段2bによってそれぞれ映像信号が選択され、一度、第1〜第mの蓄積手段3bに蓄えられる。上記過程は、リアルタイムで行われる編集を示している。
【0011】
更に、以下のように、上記複数の蓄積手段3bを用いて非リアルタイムで行われる編集を行う。第1〜第mの蓄積手段3bに蓄えられた複数の映像信号は、適宜選択されて出力され、編集手段4bにおいて1つの映像信号109に編集されて出力される。この選択された映像信号109は蓄積手段5bに蓄えられる。
以上のように、リアルタイムおよび非リアルタイムの編集過程を経て1つの映像ソースが作成され、蓄積される。
【0012】
次に、上記蓄積手段5bに蓄えられた映像信号は、以下のような処理過程を経て符号化され、伝送される。蓄積手段5bに蓄えられた映像信号110は、符号化手段6bに与えられ、たとえば、MPEG2(ISO/IEC 13818−2)などの符号化手段を用いて符号化される。符号化された映像データ111は、出力端子7aより出力される。通常、上記映像データ111は、音声データ等と適宜多重化され、伝送(蓄積)される。
【0013】
図5は、従来の符号化手段6bの一例を示すブロック回路図である。
一般に、映像信号符号化手段として、動き補償予測とDCTを用いた手法がよく使われている。この従来例も、動き補償予測とDCTを用いている。
一般に、動き補償予測を用いた符号化手法では、符号化される画像の動きが激しい場合や、細かな絵柄が動いている場合、あるいは、シーンチェンジの場合には、予測誤差の増加により発生符号量が増加する。通常、このような場合には、量子化手段の量子化ステップを粗くし、発生符号量を減少させるように制御する必要がある。
従来例では、送信バッファ手段14において送信バッファ残量を算出し、符号量制御手段21bが上記送信バッファ残量に基づき、発生符号量を制御している。
【0014】
図6は、図5に示した符号化手段6bに対応した動き補償予測とDCTを用いた手法に対する復号化手段を示すブロック回路図である。
先に述べたように、動き補償予測を用いた符号化手法では、符号化される画像の動きが激しい場合や、細かな絵柄が動いている場合、あるいは、シーンチェンジの場合には、予測誤差の増加により発生符号量が増加する。通常、このような場合には、図5中の量子化手段12の量子化ステップを粗くして符号化される。このとき、量子化ステップを粗くすることは、画質劣化を生じさせることを意味する。たとえば、シーンチェンジ直後の映像は量子化ステップが極端に粗くなり、ブロック歪と言われるモザイク状の画像が再生されることになる。
従来例では、図6中に示す復号化された映像信号145に基づいてシーンチェンジを検出し、シーンチェンジ時にはフィルタ手段24において低域通過フィルタ処理を施すことで、ブロック歪を視覚的に軽減させている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
従来の映像信号蓄積伝送装置における符号化手段は以上のように構成されており、送信バッファ残量をフィードバックさせることによって、符号量制御を行っていた。そのため、シーンチェンジのように急激に発生符号量が増加する場合には、送信バッファがオーバーフローしてしまい、システムが破綻してしまうことがあった。
【0016】
また、シーンチェンジをあらかじめ検出して符号量制御する手法もあるが、一般に、シーンチェンジ検出には、フレーム単位のメモリが必要となり、回路規模の増大につながっていた。
【0017】
また、従来の映像信号蓄積伝送装置においては、シーンチェンジ検出手段を復号化手段に設ける必要があった。一般にシーンチェンジ検出には、フレーム単位のメモリが必要となり、ハードウェア量の増加につながっていた。
【0018】
また、復号化された映像信号から正確にシーンチェンジを検出することは困難であるという問題があった。
【0019】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、シーンチェンジ検出手段を設けることなくシーンチェンジを的確にとらえて、符号化および復号化処理を行うことができ、回路規模を小さくできる映像信号蓄積伝送方法および装置を得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る映像信号蓄積伝送方法は、
複数の撮像された映像信号を蓄積し、この蓄積された複数の映像信号を編集した映像信号を符号化して伝送し、受信側でこの伝送されてきた映像データを復号化して再生映像信号を得る映像信号蓄積伝送方法において、
上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行い、
上記編集した映像信号の編集情報を当該映像信号に多重化して伝送し、受信側で上記編集情報を分離し、この編集情報を参照して復号化した再生映像信号の低域通過フイルタ処理を行うことを特徴とする
【0021】
また、請求項2の発明に係る映像信号蓄積伝送方法は、
複数の撮像された映像信号を蓄積し、この蓄積された映像信号を編集した映像信号を符号化して伝送し、この伝送されてきた映像データを復号化して再生映像信号を得る映像信号蓄積伝送方法において、
上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行い、
上記編集した映像信号の編集情報を当該映像信号に多重化して伝送し、
上記復号化時において、上記編集情報を分離し、この編集情報を参照して上記編集後の映像信号を蓄積する
ことを特徴とする。
【0022】
また、請求項の発明に係る映像信号蓄積伝送装置は、
複数の蓄積装置を有し、その各々が
撮像された映像信号を蓄積する手段と、
蓄積された映像信号を編集する手段と、
上記編集した映像信号の編集情報を得る手段と、
この編集された映像信号に上記編集情報を多重化する手段と、
この編集情報が多重化された映像信号を符号化して伝送する手段と、
伝送されてきた映像データを復号化して再生映像信号を得るとともに上記編集情報を分離する手段とを有し、
上記複数の蓄積装置の一つから伝送された映像データを、別の蓄積装置で復号化して再生映像信号を得るとともに上記編集情報を分離して、この編集情報を参照して上記編集後の映像信号を上記別の蓄積装置で蓄積し、
上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行う手段を更に備える
ことを特徴とする
【0023】
請求項4の発明に係る映像信号蓄積伝送方法は、
複数の撮像された映像信号を蓄積し、この蓄積された映像信号を編集した映像信号を符号化して伝送する映像信号蓄積伝送方法において、
上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行い、
上記編集した映像信号の編集情報を当該映像信号に多重化して伝送する
ことを特徴とする。
請求項5の発明に係る映像信号蓄積方法は、
複数の撮像された映像信号を蓄積し、この蓄積された映像信号を編集した映像信号を符号化することからなる映像信号蓄積方法において、
上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行い、
上記編集した映像信号の編集情報を当該映像信号に多重化する
ことを特徴とする。
【0024】
【作用】
請求項1の発明に係る映像信号蓄積伝送方法によれば、編集した映像信号にその編集情報を重畳して伝送し、受信側において、分離した編集情報を参照して再生映像信号の低域通過フイルタ処理を行うので、シーンチェンジ等に生じるブロック歪みを軽減することができる。
【0025】
また、上記編集情報を参照して編集した映像信号の符号化時の符号量制御を行うので、シーンチェンジ時等に発生する符号量を抑制でき、回路規模を小さくできる。
【0026】
【実施例】
実施例1.
以下、この発明の一実施例について説明する。
図1は、この実施例の映像信号蓄積伝送装置における蓄積部および符号化部を示すブロック回路図である。図において、図4と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示しており、第1の切り換え手段2aの第1の出力である映像信号103およびその編集情報信号である第2の出力203は、第1の蓄積手段3aの第1の入力および第2の入力に与えられる。また、第1の蓄積手段3aの第1の出力である映像信号104およびその編集情報信号である第2の出力204は、編集手段4aの第1の入力および第2の入力に与えられる。同様な構成により、第mの蓄積手段3aの第1の出力である映像信号108およびその編集情報信号である第2の出力208は、編集手段4aの第2m−1および第2mの入力に与えられる。
【0027】
編集手段4aの第1の出力である映像信号109およびその編集情報信号である第2の出力209は、蓄積手段5aの第1の入力および第2の入力に与えられる。蓄積手段5aの第1の出力である映像信号110およびその編集情報信号である第2の出力210は、符号化手段6aの第1の入力および第2の入力に与えられる。符号化手段6aの出力である映像データ300は、出力端子7aより出力される。
【0028】
図2は、この実施例における符号化手段6aを示すブロック回路図である。図において、図5と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示しており、符号化手段6aに入力された編集情報信号210は、符号量制御手段21aの第2の入力に与えられるとともに、可変長符号化手段13aの第4の入力に与えられる。
【0029】
図3は、この実施例の映像信号蓄積伝送装置における復号化手段8aを示すブロック回路図である。図において、図6と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示しており、可変長復号化手段23aの第4の出力210は、フィルタ手段24の第2の入力に与えられ、フィルタ手段24の出力113は、復号化手段8aの再生映像信号出力として表示手段9に出力されて表示される。
【0030】
以下、この実施例の動作について説明する。
図1において、第1〜第nの撮像手段1により撮像された複数の映像信号は、第1〜第mの切り換え手段2aにおいて、それぞれ1つの映像信号のみが選択されて出力される。このとき、各切り換え手段2aは、選択された映像信号103,107とともに、それぞれの編集情報信号203,207を第1〜第mの蓄積手段3aに送出する。この編集情報信号203,207は、映像信号103,107のシーンチェンジを示す信号であって、上記切り換え手段2aにおける選択信号の切り換えはシーンチェンジの発生を意味し、その情報を蓄積手段3aに伝送する。第1〜第mの蓄積手段3aでは、映像信号103,107とともに、その編集情報信号203,207を蓄積する。
【0031】
この編集情報信号203,207としては、映像ソースのアイデンティティを示す指標をすべてのフレームに付加する構成や、シーンチェンジ直後のフレームにシーンチェンジを示す指標を付加する構成等が考えられるが、特にこの信号フォーマットを規定するものではない。また、蓄積手段3aは、ディジタルでもアナログでもよく、編集情報信号は、映像信号のブランキング期間に多重する方法や、新たに領域を設けて蓄積する方法等が考えられるが、これに関しても規定するものではない。
【0032】
通常、複数の蓄積手段3aに蓄えられた映像信号は、更に編集されることになる。図1において、編集手段4aでは複数の蓄積手段3aに蓄積された映像信号を編集し、新たな映像シーケンスとして蓄積手段5aに蓄える。このとき、編集手段4aでは、上記切り換え手段2aと上記蓄積手段3aを通して作成された編集情報信号に、新たに編集手段4aにおける編集情報を付加することになる。編集手段4aにおける映像信号の編集は、多くの場合、シーンチェンジの発生を意味することになり、蓄積された編集情報信号は、切り換え手段2aにおけるリアルタイム編集に関する情報と、編集手段4aにおける非リアルタイム編集に関する情報の両者を含むことになる。
【0033】
このようにして、蓄積手段5aに蓄えられた映像信号110と編集情報信号210は、符号化手段6aに与えられ、たとえば、MPEG2(ISO/IEC 13818−2)などの符号化手段を用いて符号化される。符号化された映像データ300は、出力端子7aより出力される。通常、上記映像データ300は、音声データ等と適宜多重化され、伝送(蓄積)される。
【0034】
図2に示す符号化手段6aでは、蓄積手段5aより、映像信号110と編集情報信号210の両者を受け取り、符号化を行う。このとき、編集情報信号210はシーンチェンジを示す指標であるからり、符号化手段6aでは、これに基づいて符号量制御を行うことができる。先に述べたように、シーンチェンジでは、予測誤差の増加により発生符号量が急激に増加するが、本実施例では、編集情報信号210によりシーンチェンジをあらかじめ知ることができるので、シーンチェンジ時にも安定した符号量制御が可能となる。
【0035】
一方、編集情報信号210は、上記符号化手段6aにおいて映像データ110に多重化されて伝送される。上記処理は、編集情報を復号化手段8aに伝送することを目的としている。そのため、編集情報信号210は必ずしも図2中に示す可変長符号化手段13aで多重化される必要はなく、他の手段,手法、たとえば、映像、音声が多重化される手段で多重化されてもよく、これを規定するものではない。
【0036】
次に、図3に示した復号化手段8aの動作を説明する。
入力端子7bから入力された映像データ300は復号化手段8aに入力され、可変長符号化手段23aでは、符号化手段6aで多重化された編集情報信号210を分離し、これをフィルタ手段24に送出する。先に述べたように、一般に、シーンチェンジ直後の映像は量子化ステップが極端に粗くなり、ブロック歪と言われるモザイク状の劣化が生ずるので、本実施例では、分離した編集情報信号210に基づき、シーンチェンジ直後の映像信号145に低域通過フィルタ処理を施し、この再生映像信号113を表示手段9に出力して表示するので、上記モザイク状の劣化の発生を軽減することができる。
【0037】
【発明の効果】
請求項1の発明に係る映像信号蓄積伝送方法によれば、編集した映像信号にその編集情報を多重化して伝送し、受信側において、分離した編集情報を参照して再生映像信号の低域通過フイルタ処理を行うので、シーンチェンジ検出回路を設けることなく、シーンチェンジ時等に生じるブロック歪みを軽減することができる。
【0038】
また、編集情報を参照して編集した映像信号の符号化時の符号量制御を行うので、シーンチェンジ時等に発生する符号量を抑制でき、回路規模を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の蓄積部および符号化手段のブロック回路図である。
【図2】この実施例の符号化手段のブロック回路図である。
【図3】この実施例の復号化手段のブロック回路図である。
【図4】従来の映像信号蓄積伝送装置の蓄積部および符号化手段のブロック回路図である。
【図5】従来例の符号化手段のブロック回路図である。
【図6】従来例の復号化手段のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 撮像手段、2 切り換え手段、3,5 蓄積手段、4 編集手段、6 符号化手段、8 復号化手段、9 表示手段、10 減算手段、11 DCT手段、12 量子化手段、13 可変長符号化手段、14 送信バッファ手段、15逆量子化手段、16 逆DCT手段、17 加算手段、18 メモリ手段、19 動き検出手段、20 選択手段、21 符号量制御手段、22 受信バッファ手段、23 可変長復号化手段、24 フィルタ手段。

Claims (5)

  1. 複数の撮像された映像信号を蓄積し、この蓄積された複数の映像信号を編集した映像信号を符号化して伝送し、受信側でこの伝送されてきた映像データを復号化して再生映像信号を得る映像信号蓄積伝送方法において、
    上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行い、
    上記編集した映像信号の編集情報を当該映像信号に多重化して伝送し、受信側で上記編集情報を分離し、この編集情報を参照して復号化した再生映像信号の低域通過フイルタ処理を行うことを特徴とする映像信号蓄積伝送方法。
  2. 複数の撮像された映像信号蓄積し、この蓄積された映像信号を編集した映像信号を符号化して伝送し、この伝送されてきた映像データを復号化して再生映像信号を得る映像信号蓄積伝送方法において、
    上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行い、
    上記編集した映像信号の編集情報を当該映像信号に多重化して伝送し、
    上記復号化時において、上記編集情報を分離し、この編集情報を参照して上記編集後の映像信号を蓄積する
    ことを特徴とする映像信号蓄積伝送方法。
  3. 複数の蓄積装置を有し、その各々が
    撮像された映像信号を蓄積する手段と、
    蓄積された映像信号を編集する手段と、
    上記編集した映像信号の編集情報を得る手段と、
    この編集された映像信号に上記編集情報を多重化する手段と、
    この編集情報が多重化された映像信号を符号化して伝送する手段と、
    伝送されてきた映像データを復号化して再生映像信号を得るとともに上記編集情報を分離する手段とを有し、
    上記複数の蓄積装置の一つから伝送された映像データを、別の蓄積装置で復号化して再生映像信号を得るとともに上記編集情報を分離して、この編集情報を参照して上記編集後の映像信号を上記別の蓄積装置で蓄積し、
    上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行う手段を更に備える
    ことを特徴とする映像信号蓄積伝送装置。
  4. 複数の撮像された映像信号を蓄積し、この蓄積された映像信号を編集した映像信号を符号化して伝送する映像信号蓄積伝送方法において、
    上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行い、
    上記編集した映像信号の編集情報を当該映像信号に多重化して伝送する
    ことを特徴とする映像信号蓄積伝送方法。
  5. 複数の撮像された映像信号を蓄積し、この蓄積された映像信号を編集した映像信号を符号化することからなる映像信号蓄積方法において、
    上記編集した映像信号の編集情報を参照して符号化時の符号量制御を行い、
    上記編集した映像信号の編集情報を当該映像信号に多重化する
    ことを特徴とする映像信号蓄積方法。
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