JPH08265164A - 時間的にパイプライン化された予測エンコーダ/デコーダの回路および方法 - Google Patents

時間的にパイプライン化された予測エンコーダ/デコーダの回路および方法

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JPH08265164A
JPH08265164A JP7338414A JP33841495A JPH08265164A JP H08265164 A JPH08265164 A JP H08265164A JP 7338414 A JP7338414 A JP 7338414A JP 33841495 A JP33841495 A JP 33841495A JP H08265164 A JPH08265164 A JP H08265164A
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Iii Nelson Botsford
ボッツフォード サード ネルソン
George John Kustka
ジョン クストカ ジョージ
John Norman Mailhot
ノーマン メイルホット ジョン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 予測エンコーダおよびデコーダのプロセッサ
のスタガー配列を用いるビデオ回路および方法の提供。 【解決手段】 特定のフレーム・レートで受信される入
力信号Sを符号化または復号化して同じフレーム・レ
ートの出力信号Sにする、パイプライン化される予測
エンコーダ/デコーダ回路1が、複数N個の予測エンコ
ーダ10を採用している。入力信号Sの各データ・フ
レームの情報を抽出し、その1/N倍のレートで対応す
るエンコーダ/デコーダに供給するために入力バッファ
を使用する。各エンコーダ/デコーダは次の受信された
画像フレームを処理しているエンコーダ/デコーダに対
してディジタル化されたフレーム情報を提供する以外
に、それが受信されるたびに対応する符号化/復号化さ
れた情報を発生する。符号化/復号化された情報は対応
しているフレーム・バッファ15に対して提供され、更
にマルチプレクサ25に接続され、符号化/復号化され
た出力Sを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に予測信号エン
コーダおよびデコーダに関し、特に、予測エンコーダお
よびデコーダのプロセッサのスタガー配列をそれぞれ使
っているビデオのエンコーダおよびデコーダの回路およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号の中に含まれている連
続画像フレームはほとんど同じであることが多い。テレ
ビジョン信号の中で放送される画像はフレーム間で実質
的には変化しないことが多く、その結果、2つの連続し
たフレームの情報の間には大きな相関がある。各画像フ
レームを記述するのに必要な総合のビット数を減らしな
がらテレビジョン信号のフレーム・レートを維持するた
めに、予測の方式に基づいて画像を適切に符号化するこ
とによって、この相関を利用する多くのシステムが工夫
されてきた。ハイ・デフィニション・テレビジョンのた
めのビデオ・データの圧縮用の確立されたビデオ信号の
符号化フォーマットとしては、たとえば、米国特許第
5,293,229号および5,231,484号の中
で記述されているMPEG−1および−2の標準規格が
あり、それらはここで参照によって組み込まれている。
【0003】動きの推定などのように、フレーム間で各
受信画像フレームを符号化するための画像の予測を行な
うのに十分な処理速度を有する単独の符号化回路は製造
するのに非常にコストが掛かる。ビデオ・エンコーダの
コストを最小にするために、複数の空間分離型ビデオ・
エンコーダ・プロセッサが使われてきた。その中で、各
エンコーダは画像フレームの特定の領域に対する動きを
推定し、それらの領域に対応する部分のディジタル・ビ
デオ信号を発生する。たとえば、4つのエンコーダ・プ
ロセッサが動きの推定を行なって対応する符号化された
ビデオ信号を生成するために使われ、その中で各エンコ
ーダ・プロセッサは2×2象限のマトリックスに分割さ
れたディスプレイのそれぞれの象限上で動作する。静止
画または動画の垂直または水平のストライプから構成さ
れる他の区画配列が提案されている。
【0004】空間分割型の既知のビデオ符号化技術はす
べて、動きの推定に関する共通の問題を共有している。
第1象限の中に現われるオブジェクトが符号化される
時、隣接する象限の中にそのオブジェクトがあって第1
象限に向かって動いていた場合、そのオブジェクトは隣
接する象限の前のフレームの任意の1つから予測するこ
とができる。結果として、第1象限のエンコーダ・プロ
セッサは隣接する象限からのピクチャ情報を利用するこ
とができなければならない。したがって、各画像フレー
ムを通して十分な動きの推定を提供するために、各象限
に対するピクチャ情報はその隣の象限と共有されなけれ
ばならない。そのような情報の共有が必要となることに
よって、ハードウエアおよび相互接続の複雑度およびコ
ストが大幅に増加する。
【0005】象限間でのピクチャ情報の共有を避ける既
知の方法では、動きの推定を象限内に制限するか、ある
いは象限の境界領域では全く行わないことが必要であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような方
法は符号化されたピクチャの中に望ましくない人工的な
部分を生じる。既知のビデオ・デコーダもエンコーダの
場合と同じ多くの問題を共有している。したがって、ハ
ードウエアおよび相互接続の複雑度を少なくした低コス
トのビデオ・エンコーダおよびデコーダの必要性が認識
されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様によ
ると、特定のフレーム・レートおよびフレーム・データ
・レートの入力信号を処理して実質的に等しいフレーム
・レートの符号化された出力信号を発生するための符号
化回路は複数N個の予測エンコーダを採用する。符号化
回路の入力バッファはディジタル入力信号を受信するた
めの1つの入力および複数N個の出力を備えている。複
数N個の予測エンコーダが順次配列されされており、そ
の中で各エンコーダは1つの信号入力、1つのディジタ
ル化されたフレーム情報の入力、1つの符号化された信
号の出力および1つのディジタル化されたフレーム情報
の出力を備えている。エンコーダの信号入力は入力バッ
ファの対応する出力に接続されている。エンコーダのデ
ィジタル化されたフレーム情報の出力は、そのシーケン
スの中のそれぞれの次のエンコーダのディジタル化され
たフレーム情報の入力に接続されている。そのシーケン
スの中の最後のエンコーダのディジタル化された情報の
出力は、そのシーケンスの中の最初のエンコーダのディ
ジタル化された情報の入力に接続されている。複数N個
のフレーム・バッファの各々の入力は対応するエンコー
ダ・プロセッサの出力に接続されている。マルチプレク
サは複数N個の入力および1つの出力を備えている。そ
のマルチプレクサの各入力は対応するフレーム・バッフ
ァの出力に接続されている。符号化された出力信号はそ
のマルチプレクサの出力において発生される。
【0008】本発明の方法によると、入力バッファは受
信された各フレームの情報を、少なくとも入力信号デー
タ・レートの1/N倍のレートで対応するエンコーダに
対して時間的にパイプライン化された方法で共有するこ
とができる。各エンコーダは情報フレーム全体をその情
報が受信されるレートで符号化し、シーケンスの中の次
のエンコーダに対して対応するディジタル化されたフレ
ーム情報を提供する。そのフレーム全体に対する符号化
された情報がフレーム・バッファによって記憶される
と、その記憶された情報はマルチプレクサの出力に対し
て提供され、そのフレームに対応しているそれぞれの部
分の出力信号を発生する。各部分の符号化された出力を
発生するために、受信された画像フレームのシーケンス
に対して複数N個のエンコーダの各々によってこれらの
ステップが順次繰り返される。
【0009】本発明の他の態様によると、特定のフレー
ム・データ・レートの符号化された入力信号を、実質的
に等しいフレーム・レートの復号化された出力信号に復
号化するための復号化回路は、符号化回路と実質的に同
じ方法で構成され動作することができる。復号化回路に
おいては、複数の予測エンコーダが複数の予測デコーダ
で置き換えられる。
【0010】本発明は画像フレームを時間的に処理する
ので、従来技術の典型的な空間的マルチプロセッサ構成
での、複雑でコストの掛かるプロセッサの接続配列が不
要となる。さらに、本発明は比較的速度の遅い低コスト
の予測エンコーダおよびデコーダを使って従来技術の符
号化および復号化回路と同じ処理性能を達成することが
できる。また、エンコーダまたはデコーダのプロセッサ
はディジタル化されたフレーム情報のフレーム全体を記
憶する必要はないので、先行するプロセッサから受信さ
れた情報を保持するためのメモリが最小で済む。したが
って、本発明は低コストで製造することができる。本発
明の他の特徴および利点は以下の詳細説明および付属図
面を参照することによって明らかになる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による符号化回路は多種類
のソース信号に対する符号化された信号を生成するのに
有用である。しかし、そのような回路はハイ・デフィニ
ション・テレビジョン(「HDTV」)信号を符号化す
る際に特に有用である。ディジタル化されたビデオ信号
I のような入力信号をHDTVのビデオ信号So のよ
うな符号化された出力信号に変換するための、本発明に
よる典型的な符号化回路1が図1に示されている。この
目的で、符号化回路1をHDTVタイプの送信器のエン
コーダ部分に適した回路として採用することができる。
HDTVのエンコーダに関する本発明の次の説明は現在
好適なアプリケーションの1つであり、本発明の限界を
意味するものではない。
【0012】この符号化回路1はピクチャー・バッファ
5のような入力バッファ、複数N個の予測エンコーダ1
0、対応する複数のフレーム・バッファ15およびマル
チプレクサ25を含んでいる。ピクチャー・バッファ5
はディジタル入力SI を受信するための入力6を備えて
おり、エンコーダ群10の各々に接続されている。説明
を簡単にする目的でエンコーダ群10の中に4つのエン
コーダ11−14が示されているが、これは本発明の限
界を意味するものではない。エンコーダ11、12、1
3および14は順に配列されており、それぞれ第1、第
2、第3および第4のエンコーダとも呼ばれる。本発明
による符号化回路は2台以上の任意の数のビデオ・エン
コーダを備えることができる。
【0013】11−14の各エンコーダは対応する情報
信号線20によって順番に次のエンコーダに接続されて
いる。たとえば、信号線20は第1エンコーダ11を第
2エンコーダ12に接続している。エンコーダ11−1
4はさらに複数のバッファ15のうちの対応するフレー
ム・バッファ16ー19に接続されている。16−19
の各フレーム・バッファは出力30において符号化され
た出力信号So を発生するマルチプレクサ25に接続さ
れている。バッファ・コントローラ35はピクチャー・
バッファ5およびフレーム・バッファ16−19に接続
され、以下に詳細に記述される方法で11−14の各ビ
デオ・エンコーダを制御することができる。
【0014】動作中、画像フレームのシーケンスに対す
る情報から構成されるディジタル化されたビデオ信号S
I がピクチャー・バッファ5に印加される。ピクチャー
・バッファ5はそれぞれの画像フレームに対応している
ディジタル化されたビデオ信号SI の連続した部分を順
次抽出する。各画像フレームに対して抽出された情報は
時間的にパイプライン化された方法で複数のエンコーダ
10のうちの対応するものに対して提供される。本発明
による典型的な時間的パイプライン・プロセスについて
の詳細は図3を参照して以下に記述される。
【0015】ビデオ・エンコーダ10のうちの各エンコ
ーダはピクチャー・バッファ5から供給されるそれぞれ
の画像フレームに対して符号化されたビデオ情報を発生
する。11−14の各エンコーダが符号化されたビデオ
情報を発生している時、その情報はフレーム・バッファ
16−19のそれぞれのバッファに対して提供される。
エンコーダ群10の各エンコーダはさらに対応する情報
信号線20の上で対応するディジタル化されたフレーム
情報を、入力信号SI の次の画像フレームを符号化して
いるシーケンス内の次のエンコーダに対して提供する。
【0016】ディジタル化されたフレーム情報は対応す
る符号化されたフレーム情報から発生された再構築され
たフレーム情報であるか、あるいはピクチャー・バッフ
ァ5から受信された元のディジタル化されたフレーム情
報であるか、あるいはそれらの組合せである可能性があ
る。ディジタル化されたフレーム情報は生成された時に
信号線20の上で次のエンコーダに対して提供される。
たとえば、図1において、ピクチャー・バッファ5は入
力信号SI の連続した画像フレームをエンコーダ11、
12、13、14の順序でエンコーダ群10に対して絶
えず提供し、ディジタル化されたフレーム情報がそれぞ
れの信号線20の上でそれぞれエンコーダ12、13、
14および11に対して送信されるようにしている。
【0017】フレーム・バッファ16−19のうちの1
つによって、1つの画像フレーム全体に対する符号化さ
れた情報を受信して記憶する時、マルチプレクサ25は
そのバッファを出力30に接続する。出力30に接続さ
れると、フレーム・バッファ16−19は符号化された
フレーム情報を出力30に対して提供し、その画像フレ
ームに対応している出力信号Soのそれぞれの部分を形
成する。フレーム・バッファ16−19は対応している
画像フレームがエンコーダ11−14によって受信され
る順序で画像フレーム全体に対する符号化された情報を
受信する。したがって、マルチプレクサの出力30にお
ける符号化された画像フレームの結果のシーケンスが符
号化された出力信号Soを形成する。
【0018】画像フレーム情報は、たとえば60フレー
ム/秒などの特定のフレーム・レートで入力SI に対し
て送信される。信号SI のフレームの各部分の中で、画
像データが特定の入力フレーム・データ・レートで送信
される。ピクチャー・バッファ5は各画像フレームに対
して受信された情報を抽出し、入力のフレーム・データ
・レートの1/N倍のデータ・レートで、すなわち、こ
の例のNが4である符号化回路1の場合は入力フレーム
・データ・レートの4分の1のデータ・レートで、エン
コーダ群10の対応する1つに対して抽出された情報を
供給することによって、エンコーダ群10に対してその
ような情報を時間的にパイプライン化する。言い換えれ
ば、ピクチャー・バッファ5は入力信号SI の中に受信
されるたびにフレーム情報を抽出し、そして即時、ある
いは適切な固定の遅延時間の後、それを入力フレーム・
データ・レートの4分の1のデータ・レートでエンコー
ダ群10のうちの対応する1つに対して供給する。
【0019】エンコーダ群10のうちの各エンコーダは
入力のフレーム・データ・レートの4分の1のデータ・
レートで情報を受信するので、1フレーム期間中に対応
する1つのエンコーダによって処理される与えられたフ
レームの部分は、画像フレームの4分の1に対応する領
域である。そのような方法で、エンコーダ群10の各エ
ンコーダは入力信号SI の4個のフレーム間隔の間に対
応するフレームに対する情報を受信する。結果として、
エンコーダ群10の中の各エンコーダは入力信号SI
ら抽出された4番目ごとの画像フレームに対するフレー
ム情報を受信する。また、1つの画像フレームの特定の
1つの領域に対する情報を符号化しているエンコーダ群
10のうちのどのエンコーダも、受信された次の画像フ
レームを符号化しているエンコーダより1つ進んだフレ
ームの4分の1の部分を常に符号化する。
【0020】画像フレームの特定の領域に対して符号化
された信号を発生するために、予測エンコーダ群10は
シーケンスの中の前のフレームのその領域に対するディ
ジタル化されたフレーム情報以外に、入力信号SI から
のその領域に対するディジタル化されたフレーム情報を
必要とする。エンコーダ・プロセッサ群10の中の1つ
として使うのに適しているエンコーダ100が、図2を
参照して以下に記述される。1つの与えられたフレーム
の部分は次の画像フレームよりフレームの4分の1の部
分だけ進んで処理されているので、特定のフレームに対
応しているディジタル化されたフレーム情報はエンコー
ダ群10の中でその次の画像フレームを処理している対
応する1つのエンコーダによって必要とされる時点で実
質的に作り出される。
【0021】たとえば、エンコーダ11が或る時点にお
いて第1の画像フレームの受信を開始した場合、それは
ピクチャー・バッファ5がその次の画像フレームに対す
る情報をエンコーダ12に対して提供し始める時点にお
いて、そのフレームの最初の4分の1の部分を受け取っ
て処理する。プロセッサ12が次の画像フレームに対し
て受信された情報の処理を開始する時、それはエンコー
ダ11によって以前に供給されたフレームの最初の4分
の1の部分に対するディジタル化されたフレーム情報を
持つことになる。次に、1フレーム間隔後に、エンコー
ダ11は、そのフレームの第2の4分の1に対するディ
ジタル化されたフレーム情報を符号化して発生する。し
たがって、第2の4分の1に対するディジタル化された
フレーム情報はプロセッサ12がピクチャー・バッファ
からそのフレームの第2の4分の1に対する情報を受信
している時点のあたりでプロセッサ12に対して提供さ
れる。このように、ディジタル化されたフレーム情報は
1つのエンコーダから次のエンコーダへ順次提供され
る。符号化回路1の動作についての詳細が図3を参照し
て以下に示される。
【0022】バッファ・コントローラ35はマイクロプ
ロセッサ、マイクロコントローラ、プログラマブル・ロ
ジック・アレイまたはアプリケーション固有の集積回路
などの処理ユニットであり、フレーム・バッファ16−
19のうちの対応している1つの充足性に基づいてエン
コーダ11−14によって発生される情報のビット数を
調整し、制御する。さらに、ピクチャー・バッファ5は
ソース画像のフィルタリングなどの前処理動作、あるい
はフレームの分散などのピクチャーの複雑度評価値の計
算を実行することができる。バッファ・コントローラ3
5によって実行されるアルゴリズムは、1つの画像フレ
ームに一度に操作する単独エンコーダ・システムのバッ
ファ・コントローラのアルゴリズムに付随するタイミン
グの問題を避けるためにいくつかの画像フレームが同時
に符号化されているということ以外に、ピクチャー・バ
ッファ5によって提供されるピクチャーの複雑度評価値
をさらに利用することができる。
【0023】図2はディジタル化されたビデオ信号をM
PEGフォーマットのHDTV信号に符号化するための
図1の符号化回路の中のエンコーダ群10の中の1つと
して使うことができる典型的な予測エンコーダ100を
示している。図2を参照して、エンコーダ100はMP
EGデータ・フォーマッタ130に接続されている符号
化ループ回路120に接続されている動き評価回路11
0を含んでいる。この動き評価回路110は入力112
においてピクチャー・バッファ5から画像フレーム情報
を受け取る。また、動き評価回路は入力114におい
て、それぞれの先行するエンコーダから再構築されたフ
レーム情報の形式で対応するディジタル化されたフレー
ム情報も受け取る。さらに、動き評価回路110は、そ
の再構築された情報の代わりに、あるいはそれと組み合
わせて前の源フレーム情報を使うこともできる。動き評
価回路110は対応する画像フレームに対する動きベク
トルと呼ばれる動きの評価データを符号化ループ回路1
20に対して提供する。
【0024】符号化ループ回路120はデータ・フォー
マッタ130に対して提供される画像フレームに対する
符号化された情報を発生する。また、符号化ループ回路
120は対応している現在の画像フレームに対する再構
築された情報を出力128において発生する。符号化ル
ープ回路120が「ループ」回路と呼ばれる理由は、従
来技術の符号化回路において、次の受信画像フレームの
符号化のためのディジタル化されたフレーム情報を提供
するために、ループ回路の中の動き補償回路へ再構築さ
れた情報が戻されていたからである。HDTVに対する
動き評価回路および符号化ループ回路は、この技術分野
では知られている。動き評価回路110および符号化ル
ープ回路120に適した回路は米国特許第5,134,
475号、5,136,377号、5,144,423
号および5,331,348号(AT&T特許)の中で
記述されている回路を含む。これらの特許は本発明の譲
受人に対して譲渡されており、ここで参照によって組み
込まれている。
【0025】図2に示されているように、符号化ループ
回路120は、適応量子化回路123に接続されている
離散コサイン変換(DCT)回路122などの変換回路
に接続されている動き補償回路121を適切に含むこと
ができる。適応量子化回路123はデータ・フォーマッ
タ回路130に対して動きの情報を提供し、さらに逆離
散コサイン変換(IDCT)125などの逆変換回路な
どに接続されている。IDCT回路125はシーケンス
の中の特定の次のエンコーダに対して提供される再構築
されたフレーム情報を発生する再構築回路126に接続
されている。オプションの知覚モデリング回路124が
DCT回路122および適応量子化回路123に接続さ
れている。
【0026】動作中、動き補償回路121は動き評価回
路120から動きベクトル情報を受け取り、この情報を
動き評価回路の入力114にに受信された再構築された
フレーム情報と組み合わせて、変位されたフレームを作
り出す。動きベクトルを持たない画像フレームの部分に
対応する変位されたフレームの部分はヌルで表すことが
できる。この変位されたフレームは現在のフレームの画
像の予測を表す。次に、動き補償回路121は動き評価
回路入力112において受信されたフレーム情報から変
位されたフレームを差し引いて変位されたフレーム差分
を発生し、それがDCT回路122に対して提供され
る。
【0027】動き評価回路の入力114に対して提供さ
れる変位されたフレーム差分、ディジタル化されたフレ
ーム情報は動き評価回路の入力112に対して提供され
るフレーム情報と同様に、ピクセル・ベースの形式であ
る。DCT回路122は動き補償回路121によって提
供される変位されたフレーム差分に対応している二次元
の変換ドメイン情報を発生する。MPEGの規格では変
位されたフレーム差分の離散コサイン変換の実行を規定
しているが、代わりの符号化技術が使われる場合、他の
変換回路を採用することができる。DCT回路122に
よって発生される変換情報は適応量子化回路123およ
びオプションの知覚モデリング回路124に対して提供
される。知覚モデリング回路124はフレームが符号化
される時に収集される統計情報に基づいて適応量子化回
路123によって適用される量子化を修正する。
【0028】適応量子化回路123によって発生される
符号化された情報はデータ・フォーマッタ130のフォ
ーマッタ/パッキング回路132に対して提供される。
フォーマッタ/パッキング回路132は可変長コード
(VLC)およびランレングス・コード(RLC)の技
法を使ってそのフレームに対する変換情報を符号化す
る。したがって、フォーマッタ/パッキング回路132
は符号化された信号を図1に示されている出力信号So
を作るのに必要なフォーマット化されたデータ・パケッ
トにアレンジする。データ・フォーマッタ130の中の
レート制御回路131はフォーマッタ/パッキング回路
132からの信号に基づいて適応量子化回路123がフ
ォーマッア・パッキング回路132へデータを提供する
レートを調整することができる。適切なデータ・フォー
マッタ回路130も上記の引用されたAT&T特許の中
で詳しく記述されている。
【0029】適応量子化回路123によって発生されて
符号化された、変位されたフレーム差分もIDCT回路
125によってピクセル・ベースのフォーマットに逆変
換される。次に、その変換された情報は動き補償回路1
21によって計算された変位されたフレーム情報を逆に
加算することによって、再構築回路126により動き評
価回路の入力112に対して提供されるフレーム情報に
類似のフォーマットに再構築される。回路126はその
発生され再構築された情報を符号化ループ回路の出力1
28に対して提供する。出力128において再構築され
た情報を、入力信号SI の次の画像フレームを処理して
いるエンコーダによってディジタル化されたフレーム情
報として使うことができる。
【0030】図3は図1の符号化回路1の時間的パイプ
ライン・プロセスの間の各種の時間間隔において符号化
された典型的な画像フレームを図式的に示している。図
3において、ピクチャー・バッファ5によって抽出され
る入力ソースのビデオ信号SI の中に含まれている画像
フレームが、参照番号201−207によって連続的に
番号付けられている行200の中の画像ブロックによっ
て表されている。図示し易いように、画像ブロック20
0の中の各画像ブロックは実質的に同じ画像を含んでい
る。しかし、実際のビデオ信号SI は互いに僅かに異な
っている画像フレームを含んでいるのが普通である。た
とえば、話者の唇および顔の筋肉は話している間に僅か
に動く。画像ブロック200の上には番号209があ
り、これは各画像フレームがピクチャー・バッファ5に
よって受信された順序に対応している。
【0031】時間の線210は画像フレーム情報が入力
信号SI の中に送信されるピクチャー・データ・レート
に基づいた符号化回路1の動作に対するイベントのタイ
ミングを示す。フレームのピクチャー・バッファ5によ
って各情報フレームが受信される時点に対応している時
刻またはフレーム間隔が、時間の線210の上で参照番
号215によって示されている。たとえば、時間の線2
10上で画像ブロック201の下に現われている時刻1
は最初の画像フレームに対する情報の受信を示す。フレ
ーム・データ・レートが60フレーム/秒であった場
合、時間の線210上の215の各時刻参照番号間の時
間間隔は1/60秒となる。説明の目的で、画像ブロッ
ク200は時間の線の参照番号215の直上のカラムに
示されており、対応する画像フレーム全体に対する情報
が受信された時点に対応する。たとえば、2番目のフレ
ームに対する情報は時刻参照番号1と2との間のインタ
ーバル上でピクチャー・バッファ5によって受信されて
おり、したがって、対応する画像ブロック202は時刻
参照番号2の上に示されている。
【0032】入力信号SI の中の各フレームに対する情
報を受信すると、ピクチャー・バッファ5はそのような
情報を入力信号SI の4分の1のフレーム・データ・レ
ートでエンコーダ群11−14の中の対応する1つのエ
ンコーダに対して供給する。フレーム情報がピクチャー
・バッファ5によってエンコーダ11−14に対して供
給される時、11−14の各エンコーダは対応する符号
化された情報を発生し、次の画像フレームを処理してい
るエンコーダに対してディジタル化されたフレーム情報
を実質的にリアルタイムで提供する。各フレーム・イン
ターバルにおいて、11−14の各エンコーダはフレー
ム情報の4分の1の部分であるそれぞれのフレーム領域
を受信して符号化し、その領域に対するディジタル化さ
れたフレーム情報を対応しているエンコーダに対して提
供する。各種の時点で11−14の各エンコーダによっ
て発生される符号化された情報の量に対応している画像
フレームの領域が画像ブロック220によって表されて
いる。画像ブロック220はそれぞれエンコーダ11、
12、13および14によって発生される情報に対応す
る4つの行211、212、213および214で示さ
れている。さらに、画像ブロック260の行は符号化さ
れた出力信号Soを形成するためにマルチプレクサの出
力30に対して提供される符号化された画像フレーム情
報を表す。
【0033】時刻0と1との間の最初の画像フレーム・
インターバルにおいて、ピクチャー・バッファ5は画像
ブロック201によって表される最初の画像フレームに
対する全体の情報を受信する。最初の画像フレームの情
報が受信されると、ピクチャー・バッファ5はそれを4
分の1のフレーム・データ・レートで最初のエンコーダ
11に対して供給する。エンコーダ11はその受信され
たフレーム情報を実質的にリアルタイムで処理する。結
果として、時刻1において最初のエンコーダ11は受信
されたフレーム情報の最初の4分の1の部分を受け取っ
て符号化している。したがって、時刻1において、最初
の画像フレーム201の4分の1に対応している処理さ
れた領域を表しているブロック230が、最初のエンコ
ーダ11に対して行211の中で示されている。符号化
されたフレーム情報はそれがエンコーダ11によって発
生されると、図1に示されているバッファ16に対して
提供される。また、時刻1において、最初のエンコーダ
11は最初の画像フレーム201の最初の4分の1の部
分に対するディジタル化フレーム情報を、図1に示され
ている信号線20経由で第2のエンコーダ12に対して
提供する。
【0034】次に、時刻1と2との間の第2のフレーム
・インターバルにおいて、ピクチャー・バッファ5は受
信された最初のフレーム情報201の第2の4分の1の
部分を最初のエンコーダ11に供給する。したがって、
時刻2において、最初のエンコーダ11はブロックの行
211の中で画像ブロック231によって示されている
ように最初の画像フレーム201の2分の1に対するフ
レーム情報を受け取って符号化している。また、時刻2
において、最初のエンコーダ11は画像フレーム201
の第2の4分の1の部分に対するディジタル化されたフ
レーム情報を第2のエンコーダ12に対して提供してい
る。さらに、時刻1と2との間の第2のフレーム・タイ
ム・インターバルにおいて、ピクチャー・バッファ5は
第2の画像フレーム202全体に対する情報を受信して
抽出し、その受信された第2のフレーム情報の最初の4
分の1の部分を第2のエンコーダ12に供給する。最初
のエンコーダ11が前にこの領域に対するディジタル化
されたフレーム情報を提供しているので、エンコーダ1
2はブロックの行212の中の時刻2において画像ブロ
ック240によって示されているように、時刻2におい
てそのフレームのこの最初の4分の1の部分に対する符
号化された情報を発生する。また、このタイム・インタ
ーバルにおいて、第2のエンコーダ12は第2の画像フ
レーム202の最初の4分の1の部分に対するディジタ
ル化されたフレーム情報を第3のエンコーダ13に対し
て提供する。
【0035】第2のエンコーダ12はエンコーダ11か
らのフレームの第2の4分の1の部分に対するディジタ
ル化されたフレーム情報を受け取っているので、第2の
エンコーダ12は時刻2と3との間のフレーム・インタ
ーバルにおいてピクチャー・バッファ5から対応してい
る情報が受信された時、フレーム202の第2の4分の
1の部分を符号化するのに必要な情報を持っている。ま
た、時刻2と3との間のタイム・インターバルにおい
て、第1のエンコーダ11は最初の画像フレーム201
の第3の4分の1の部分に対する受信された情報を受け
取って符号化し、その部分に対するディジタル化された
フレーム情報を第2のエンコーダ12に対して提供す
る。これは時刻3においてブロック行211の中の画像
ブロック232によって示されている。
【0036】この方法で、図3に示されているように、
最初のエンコーダ11は時刻4においてブロックの行2
11の中の画像ブロック233によって表されているよ
うに、第1の画像フレーム201に対する符号化された
情報を発生するために4つのフレーム・インターバルを
必要とする。時刻4において、バッファ16は最初の画
像フレーム201全体に対する符号化された情報を含ん
でいる。結果として、出力のマルチプレクサ25はバッ
ファ16をその出力30に接続し、バッファ16は符号
化された情報をマルチプレクサの出力30に対して提供
し、最初のフレームに対応する符号化された出力信号S
oの部分を形成する。これは、時刻4において出力のブ
ロックの行260の中の符号化された出力画像フレーム
261によって表されている。同様に、タイム・インタ
ーバル5において、第2のエンコーダ12のバッファ1
7が第2の画像フレーム202全体に対する符号化され
た情報を含んでおり、マルチプレクサ25はそれを出力
30に接続して符号化されたデータを出力30に対して
提供し、その第2の画像フレーム202に対する符号化
された出力信号Soの対応している部分を形成する。第
2の符号化された画像フレームに対応している出力信号
oの部分は、時刻5においてブロックの行260の中
の符号化された出力画像ブロック262によって表され
ている。
【0037】このプロセスが受信された最初の4つの画
像フレーム201−204の各々に対してピクチャー・
バッファ5およびエンコーダ11−14によって繰り返
される。エンコーダ群10の各エンコーダが与えられた
フレームに対する符号化された情報の発生を完了し、そ
の情報を対応しているフレーム・バッファ16−19の
中に記憶している時、マルチプレクサ25はその対応し
ているフレーム・バッファ16−19を出力30に接続
して符号化された出力信号So の対応している部分を発
生する。結果として、符号化回路1は各フレームの処理
が4つのフレーム・インターバルにおいて発生してい間
に、入力信号SI のフレーム・レートに等しいフレーム
・レートで符号化された画像フレームのシーケンスを含
んでいる符号化された出力信号Soを発生する。
【0038】時刻4において、最初のフレームがバッフ
ァ16から読まれた後、ピクチャー・バッファ5は第5
の画像フレーム205を、対応している最初のエンコー
ダ11に供給し始める。第4のフレーム204に対する
ディジタル化されたフレーム情報は、第4のエンコーダ
14によってブロックの行214の中の画像ブロック2
51によって表されているように、そのフレームの処理
に対して上記の方法と実質的に同じ方法で提供される。
時刻5において発生される第5の画像205の最初の4
分の1の部分に対する、対応する符号化された情報はそ
れぞれのブロックの行211の中の画像ブロック235
によって表されている。
【0039】図3に示すように、符号化回路1は第2の
プロセッサ12による次のフレームの対応している部分
の処理より4分の1の部分だけ先行した受信されたフレ
ーム情報を処理するように第1のエンコーダ11を動作
させる。この方法で、画像フレームの最初の4分の1の
部分に対するディジタル化されたフレーム情報は、第2
のプロセッサ12がそれを必要とする時点で利用でき
る。同様に、他のエンコーダ12、13、および14は
プロセッサ13、14および11による次のフレームの
対応している部分の処理より4分の1のフレームの部分
だけ先行している状態にあるようにそれぞれのフレーム
情報を処理する。図3は入力信号SI からのそのような
情報の受信時に、フレーム情報の供給をエンコーダ11
−14に対して即時開始するようにピクチャー・バッフ
ァ5の動作を表しているが、その代わりに、ピクチャー
・バッファ5は受信された情報を固定の遅延時間の後、
対応しているエンコーダ10に対して供給することがで
きる。
【0040】エンコーダは必要な時にフレームのそれぞ
れの部分に対するディジタル化されたフレーム情報を受
信するので、エンコーダ群10のうちのどのエンコーダ
もディジタル化されたフレーム情報のフレーム全体を記
憶するために十分なメモリを必要としない。11−14
の各エンコーダはエンコーダ群10の先行しているもの
から受信されたディジタル化されたフレーム情報の一部
分をそれが処理されるまで保持するのに必要な最小限の
メモリだけを必要とする。したがって、本発明はフレー
ム全体に対するディジタル化されたフレーム情報を記憶
するために十分な高速のメモリを必要とする単独のプロ
セッサを採用している従来技術の符号化回路より有利で
ある。本発明はさらに、複雑でコストの掛かるプロセッ
サ接続の配列を無くすことができるので、複数のエンコ
ーダを使って1つのフレームのそれぞれの部分を空間的
に処理する代表的な符号化回路より有利である。これら
の従来技術の回路に比べての符号化回路1のもう1つの
利点は、低速かつ低コストのエンコーダを使って同じ処
理性能が達成できることである。
【0041】上記では4つのエンコーダ11−14を使
って本発明を説明してきたが、本発明は2個以上の任意
の数のエンコーダを使うことができる。採用されるエン
コーダの数が多いほど、各エンコーダがそのフレーム情
報を符号化するための時間が長く取れる。たとえば、5
個のエンコーダが使われた場合、対応するピクチャー・
バッファは入力信号のデータ・フレーム・レートの1/
5のレートで入力信号情報を時間的にパイプライン化す
る。結果として、5個の各エンコーダは各フレームに対
する符号化された情報を発生するために5つのフレーム
・インターバルを持つことになる。類似の方法で、6個
のエンコーダが使われた場合、各エンコーダは各フレー
ムに対して符号化された情報を発生するために6個のフ
レーム・インターバルを持つことになる。したがって、
エンコーダの数が増えるほど、処理速度のより遅いエン
コーダを採用することができる。
【0042】次の表Aはリストされているフレーム・サ
イズおよびフレーム・レートに対して符号化されたMP
EGフォーマットの情報を発生するのに適したエンコー
ダの数と必要な処理速度を示す。表A 処理速度 画像サイス゛ フレーム・レートエンコータ゛ の数 (Mblk/秒/フ゜ロセッサ ヒ゜クセル数(mblk) ヒ゜クセル数(Mblk) (フレーム数/秒) 1Mblk=16×16ヒ゜クセル) /行 /カラム 6 36,000 1280(80) 720(45) 60 5 38,800 1728(108) 960(60) 30 6 39,600 1920(120) 1056(66) 30 6 38,400 2048(128) 1152(72) 25
【0043】本発明による復号化回路は図1の符号化回
路1と同じ方法で構築され、動作することができる。た
だし、予測デコーダ群がエンコーダ群10を置き換え
る。また、入力信号SI は符号化されたビデオ信号であ
り、一方、マルチプレクサ25によって発生される出力
信号は復号化されたビデオ信号であり、1つのデコーダ
によって次のデコーダに対して提供されるディジタル化
されたフレーム情報は符号化されたフォーマットにな
る。本発明によるデコーダ回路の中で使うことができる
適切な予測デコーダは本発明の譲受人に対して譲渡され
ている米国特許第5,134,477号の中で開示され
ている。この特許はここで参照によって組み込まれてい
る。
【0044】本発明による時間的にパイプライン化され
ている符号化/デコーダ回路が上記に詳しく説明された
が、本発明の意味するところから離れることなく、記述
された実施例に対して多くの変更が可能である。そのよ
うな変更はすべて本発明の範囲にあることが意図されて
いる。たとえば、時間的にパイプライン化されているス
タガー型の符号化回路はビデオ信号を符号化または復号
化するために、MPEG規格以外のフォーマット、たと
えば、NTSCの画像フレームまたは遠隔会議用ビデオ
・ピクチャーの中で使うことができる。そのようなピク
チャー画像を符号化または復号化する際、適切なソフト
ウエアを組み込んでいる従来のディジタル信号処理デバ
イスの配列をエンコーダまたはデコーダとして使うこと
ができる。また、時間的にスタガーされたエンコーダま
たはデコーダを使って音声、オーディオおよび他のディ
ジタル情報を符号化および復号化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による典型的な予測符号化回路の略ブロ
ック図である。
【図2】図1の符号化回路の中で使うことができる典型
的なエンコーダ・プロセッサの略ブロック図である。
【図3】図1の符号化回路の動作中に発生される典型的
な符号化されたビデオ・フレームのグラフィック描画で
ある。
【符号の説明】
5 ピクチャー・バッファ 6 入力信号SI 11、12、13、14 ビデオエンコーダ 16、17、18、19 バッファ 20 情報信号線 25 マルチプレクサ 30 符号化された出力信号SO 35 バッファ・コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 ジョージ ジョン クストカ アメリカ合衆国 07746 ニュージャーシ ィ,マールボロー,ダッチ レーン ロー ド 92 (72)発明者 ジョン ノーマン メイルホット アメリカ合衆国 08876 ニュージャーシ ィ,サマーヴィル,キャサリーン ストリ ート 381

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定のフレーム・レートおよびフレーム・
    データ・レートでのデータ・フレームのシーケンスを含
    んでいるディジタル入力信号を実質的に等しいフレーム
    ・レートの符号化された出力信号に変換する符号化回路
    であって、 1つの入力および複数N個の出力があって、入力がディ
    ジタル入力信号を受信できる入力バッファと、 各エンコーダが1つの信号入力、1つの予測信号入力、
    1つの符号化された信号出力およびディジタル化された
    フレーム情報の出力を持ち、エンコーダの信号入力が入
    力バッファ出力のそれぞれの1つに接続されており、デ
    ィジタル化されたフレーム情報の出力がそのシーケンス
    の中の次のエンコーダのディジタル化されたフレーム情
    報の入力に接続されていて、そのシーケンスの中の最後
    のエンコーダのディジタル化されたフレーム情報の出力
    がそのシーケンスの中の最初のエンコーダの中のディジ
    タル化されたフレーム情報の入力に接続されているシー
    ケンスで配列された複数N個の予測エンコーダと、 各フレーム・バッファが1つの入力および1つの出力を
    持ち、アクションフレーム・バッファの入力が対応して
    いるエンコーダの出力に接続されている複数のMフレー
    ム・バッファと、 1つの出力と複数N個の入力があって、各入力が対応し
    ているフレーム・バッファ出力に接続されており、その
    入力バッファが入力信号の受信された各情報フレームを
    時間的にパイプライン化された方法で1/N倍のフレー
    ム・データ・レートでエンコーダの対応している1つに
    対して供給し、各エンコーダが情報フレーム全体をその
    ような情報が受信されるレートの1/N倍のレートでそ
    の情報フレーム全体を符号化し、次のフレームに対する
    対応している予測情報をシーケンスの中の次のエンコー
    ダのディジタル化されたフレーム情報の入力に供給する
    マルチプレクサとを含む符号化回路。
  2. 【請求項2】複数のエンコーダおよびフレーム・バッフ
    ァの各々に接続されているバッファ・コントローラであ
    って、そのバッファ・コントローラが関連付けられてい
    るフレーム・バッファのデータの充足性に基づいて各エ
    ンコーダによって発生される情報のデータ・レートを調
    整することを特徴とするバッファ・コントローラをさら
    に含む、請求項1に記載の回路。
  3. 【請求項3】バッファ・コントローラがさらに入力バッ
    ファに接続されていて、その入力バッファがデータ・レ
    ートを調整するのに使うために入力信号のフレームに関
    係するデータの複雑度情報を決定して、それをバッファ
    ・コントローラに対して提供するように動作できること
    を特徴とする、請求項2に記載の回路。
  4. 【請求項4】入力信号がディジタル化されたビデオ信号
    であることを特徴とする、請求項1に記載の回路。
  5. 【請求項5】各エンコーダがディジタル化されたフレー
    ム情報に対する再構築されたフレーム情報を発生するよ
    うに動作できることを特徴とする、請求項4に記載の回
    路。
  6. 【請求項6】各エンコーダが、 1つの信号入力、1つの再構築された情報の入力および
    1つの出力があって、その信号入力がエンコーダ入力で
    ある動き評価回路と、 1つの入力、1つの符号化されたデータの出力および1
    つの再構築された情報の出力があって、その入力が動き
    評価回路の出力に接続されており、その再構築された情
    報の出力がシーケンスの中の次のエンコーダの動き評価
    回路の再構築された情報の入力に接続されている符号化
    ループ回路と、 1つの入力および1つの出力があって、その入力が符号
    化ループ回路の符号化されたデータの出力に接続されて
    おり、その出力がエンコーダの符号化された出力に接続
    されているデータ・フォーマッタとを含んでいることを
    特徴とする、請求項5に記載の回路。
  7. 【請求項7】各符号化ループ回路が、 1つの入力および1つの出力があって、その入力が符号
    化ループ回路の信号入力である動き補償回路と、 1つの入力と1つの出力があって、その入力が動き補償
    回路の出力に接続されている変換回路と、 1つの入力および第1および第2の符号化されたデータ
    の出力があって、その入力が変換回路の出力に接続され
    ており、そして第1の符号化されたデータの出力が符号
    化ループ回路の符号化されたデータの出力である適応量
    子化回路と、 1つの入力および1つの出力があって、その入力が適応
    量子化回路の第2の符号化された情報の出力に接続され
    ている逆変換回路と、 1つの入力および1つの再構築された情報の出力があっ
    て、その入力が逆変換回路の出力に接続されており、そ
    の再構築された情報の出力が符号化ループ回路の再構築
    された情報の出力に接続されている再構築回路とを含ん
    でいることを特徴とする、請求項6に記載の回路。
  8. 【請求項8】変換回路が離散コサイン変換回路であっ
    て、逆変換回路が逆離散コサイン変換回路であることを
    特徴とする、請求項7に記載の回路。
  9. 【請求項9】各符号化ループ回路が、 離散コサイン変換回路と適応量子化回路に接続されてい
    る知覚モデリング回路をさらに含んでいることを特徴と
    する、請求項8に記載の回路。
  10. 【請求項10】データ・フォーマッタが、 1つの入力および1つの出力があって、その入力および
    出力がデータ・フォーマッタの入力および出力であるフ
    ォーマッタ/パッキング回路と、 フォーマッタ/パッキング回路および符号化ループ回路
    の適応量子化回路に接続されているレート制御回路とを
    含んでいることを特徴とする、請求項7に記載の回路。
  11. 【請求項11】特定のフレーム・レートおよびフレーム
    ・データ・レートでのデータ・フレームのシーケンスを
    含んでいる符号化されたディジタル信号入力を処理し
    て、実質的に等しいフレーム・レートでの復号化された
    出力信号にするための復号化回路であって、 1つの入力および複数N個の出力があって、その入力が
    ディジタル入力信号を受信することができる入力バッフ
    ァと、 或るシーケンスに配列されていて、各デコーダが1つの
    信号入力、1つのディジタル化されたフレーム情報の入
    力、1つの復号化された信号出力およびディジタル化さ
    れたフレーム情報の出力があって、デコーダの信号入力
    が入力バッファ出力のそれぞれの1つに接続されてい
    て、ディジタル化されたフレーム情報の出力がシーケン
    スの中の次のデコーダのディジタル化されたフレーム情
    報の入力に接続されており、シーケンスの中の最後のデ
    コーダのディジタル化されたフレーム情報の出力がシー
    ケンスの中の最初のデコーダのディジタル化されたフレ
    ーム情報の入力に接続されている複数N個の予測デコー
    ダと、 各フレーム・バッファに1つの入力および1つの出力が
    あって、各フレーム・バッファの入力が対応しているデ
    コーダの出力に接続されている複数N個のフレーム・バ
    ッファと、 1つの出力および複数N個の入力があって、各入力が対
    応しているフレーム・バッファの出力に接続されてお
    り、その入力バッファが入力信号の受信された各情報フ
    レームを時間的にパイプライン化された方法でデコーダ
    のプロセッサの対応する1つに対して1/N倍のフレー
    ム・データ・レートで供給し、そのような情報が受信さ
    れる時に各デコーダが情報フレーム全体を復号化し、そ
    して次のフレームに対する対応しているディジタル化さ
    れたフレーム情報を、シーケンスの中の次のデコーダの
    ディジタル化されたフレーム情報の入力に対して供給す
    るマルチプレクサとを含む復号化回路。
  12. 【請求項12】複数のデコーダおよびフレーム・バッフ
    ァの1つにそれぞれ接続されているバッファ・コントロ
    ーラであって、そのバッファ・コントローラが関係付け
    られたフレーム・バッファのデータの充足性に基づい
    て、各デコーダによって発生される情報のデータ・レー
    トを調整することを特徴とするバッファ・コントローラ
    をさらに含む、請求項11に記載の回路。
  13. 【請求項13】バッファ・コントローラがさらに入力バ
    ッファに接続されていて、その入力バッファが入力フレ
    ームに関係しているデータ複雑度情報を求めてデータ・
    レートの調整に使うためにバッファ・コントローラに供
    給することを特徴とする、請求項12に記載の回路。
  14. 【請求項14】復号化された出力信号がディジタル化さ
    れたビデオ信号であることを特徴とする、請求項11に
    記載の回路。
  15. 【請求項15】各デコーダがディジタル化されたフレー
    ム情報に対して再構築された符号化されたフレーム情報
    を発生するように動作できることを特徴とする、請求項
    11に記載の回路。
  16. 【請求項16】複数N個のエンコーダを使って特定のフ
    レーム・レートおよびフレーム・データ・レートでのデ
    ータ・フレームのシーケンスを含んでいるディジタル信
    号入力を処理して等しいフレーム・レートの符号化され
    た出力信号にする方法であって、 入力信号の中の受信された各データ・フレームに対応し
    ているデータを抽出するステップと、 複数N個のエンコーダのシーケンスを使って入力信号の
    フレーム・データ・レートの1/N倍のデータ・レート
    で前のフレームのディジタル化されたフレーム情報に沿
    って抽出された各データ・フレームを順次処理し、ディ
    ジタル化されたフレーム情報がシーケンスの中の前のエ
    ンコーダによって発生され、その処理がデータ・フレー
    ムに対するディジタル化されたフレーム以外にデータ・
    フレームに対応している符号化されたデータを作り出す
    ステップと、 処理されるに従って各データ・フレームに対する符号化
    された情報を記憶するステップと、 その作られたディジタル化されたフレーム情報をエンコ
    ーダのシーケンスの中の次のエンコーダに対して供給す
    るステップと、 1つのデータ・フレーム全体が符号化され、符号化され
    た出力信号の対応している順次フレーム部分を作り出す
    ために記憶された時に、その記憶された符号化情報をマ
    ルチプレックスするステップとを含む、方法。
  17. 【請求項17】ピクチャーの複雑度の評価値を求めるス
    テップと、 ピクチャーの複雑度の評価値およびそのデータ・フレー
    ムに対して以前に記憶されている発生されたビット数に
    基づいて各エンコーダによって発生される情報のデータ
    ・レートを調整するステップとをさらに含んでいる、請
    求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】符号化の方法がディジタル化されたビデ
    オ信号を符号化されたビデオ信号に符号化することを特
    徴とする、請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】抽出された各データ・フレームを処理す
    るステップによって発生されるディジタル化されたフレ
    ーム情報が、再構築されたフレーム情報であることを特
    徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】複数N個のデコーダを使って、特定のフ
    レーム・レートおよびフレーム・データ・レートでのデ
    ータ・フレームのシーケンスを含んでいる符号化された
    入力信号を処理し、等しいフレーム・レートのディジタ
    ル出力信号にする方法であって、 入力信号の中の受信された各符号化データ・フレームに
    対応しているデータを抽出するステップと、 複数N個のデコーダのシーケンスを使って、フレーム・
    データ・レートの1/N倍のデータ・レートで前のフレ
    ームのディジタル化されたフレーム情報に沿って抽出さ
    れた各データ・フレームを順次処理し、そのディジタル
    化されたフレーム情報がシーケンスの中の前のデコーダ
    によって発生され、その処理がそのデータ・フレームに
    対するディジタル化されたフレーム情報以外にそのデー
    タ・フレームに対応している復号化されたデータを作り
    出すステップと、 処理されるたびに各データ・フレームに対する復号化さ
    れた情報を記憶するステップと、 その作り出されたディジタル化されたフレーム情報をデ
    コーダのシーケンスの中の次のデコーダに対して供給す
    るステップと、 1つのデータ・フレーム全体が復号化されて復号化され
    た出力信号の対応しているシーケンシャルなフレーム部
    分を作るために記憶された時に、記憶されている復号化
    された情報をマルチプレックスするステップとを含む、
    方法。
  21. 【請求項21】ピクチャーの複雑度評価値を求めるステ
    ップと、 そのピクチャーの複雑度評価値およびそのデータ・フレ
    ームに対して前に記憶されていた発生されたビットの数
    に基づいて各デコーダによって発生される情報のデータ
    ・レートを調整するステップとをさらに含んでいる、請
    求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】復号化方法が符号化されたビデオ信号を
    復号化された出力ビデオ信号に復号化することを特徴と
    する、請求項20に記載の方法
  23. 【請求項23】抽出されたデータ・フレームを処理する
    ステップによって発生されるディジタル化されたフレー
    ム情報が、再構築された符号化フレーム情報であること
    を特徴とする、請求項22に記載の方法。時間的にパイ
    プライン化された予測エンコーダ/デコーダの回路およ
    び方法
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