JPH104550A - Mpeg−2復号方法及びmpeg−2ビデオ復号器 - Google Patents

Mpeg−2復号方法及びmpeg−2ビデオ復号器

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JPH104550A JP8324181A JP32418196A JPH104550A JP H104550 A JPH104550 A JP H104550A JP 8324181 A JP8324181 A JP 8324181A JP 32418196 A JP32418196 A JP 32418196A JP H104550 A JPH104550 A JP H104550A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG−2復号器のスタティックメモリの
必要量を最適化するべく、メモリの著しい低減を可能に
すること。 【解決手段】 MPEG−2復号器のビデオRAM必要
量は、MPEG−2伸張の後で、関連するデータのビデ
オRAMへの格納の前における、少なくともIおよびP
画像における適応パルス符号変調技術(ADPCM)に
よる再圧縮によって低減される。前記ビデオRAMの中
に書き込まれ、ADPCM再圧縮され符号化されたデー
タは、表示されるべきB−画像の再構築の間において複
合化され伸張される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG圧縮アル
ゴリズムの使用に基づく集積ビデオ復号器に関し、特
に、必要量が低減されたビデオメモリを具備するMPE
G−2と呼ばれるMPEG−1標準の第2およびそれよ
り進歩したバージョンによる集積ビデオ復号器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】MPEG−1標準は、デジタル型の記憶
支援体、例えばCD−ROM、の上にビデオ情報を格納
および検索する効果的な方法を実行する産業の必要性に
応じて開発された。もちろん、MPEG−1標準は、D
AT、ウインチェスタディスク、光ディスク、およびI
SDNとLANネットワークのような類似の支援体の上
にデータを効果的に格納するための強力なツールであ
る。この標準のより効果的なバージョンで、いわゆるM
PEG−2は、デジタルビデオ伝送応用の分野における
ビットレートの必要性に支援されて開発された。その標
準は、一般に、約15Mbpsまでに、完全にインター
レースされ、TV解像度の画像を圧縮するデジタルTV
システムに対して受け入れられた。
【0003】MPEG−2標準の特別なバージョンは、
未来世代のHDVTシステムにおいて使用されることが
期待されている。このMPEG標準は、以前の国際標
準、例えばCCITT動作ベクトル決定アルゴリズム
(motion vectors determination algorithm)H.26
1および静止画像の符号化に対するISOJPEG委員
会のISO10918標準によって規定された重要なア
ルゴリズムと基準とを組み込みおよび利用している。実
行技術の異なる徹底した説明、および、MPEG標準に
よる圧縮されたビデオ画像に関するデータの関係する符
号化と復号化システムと同様に、MPEG標準(1およ
び2)は、この主題に関する多くの論文および報告に記
載されており、そのうちには次のようなものがある。
【0004】−国際ISO/IECDIS13818−
2“情報技術−動画および関連した音声情報の一般的な
符号化” −Leonardo Chiariglioneによる“MPEG符号化およ
び移送システム”、デジタルテレビジョンの放送−処理 −Didier J. Le Gall による“MPEGビデオ圧縮アル
ゴリズム”、信号処理画像通信、Elsevier Science Pub
lishers B.V., Vol. 4, No. 2,April 1992 −要約雑誌No.1995/012、電子工学部門、In
stitute of Electrical Engineers −ロンドン、“MP
EG−2−何がそうで何がそうでないのか”についての
討論会 −“MPEG圧縮アルゴリズムの外観”SGS-THOMSON MI
CROELECTRONICS (An 529/0294)によって公表された技術
ノート −データシート“STi3500A”SGS-THOMSON MICR
OELECTRONICSのデータシート −“STi3520A−MPEG音響/MPEG−2ビ
デオ集積復号器のための先行情報”(1995年6月)
【0005】ここでは図1として再現されている SGS-T
HOMSON MICROELECTRONICS によって市場で売られている
MPEG音響/MPEG−2ビデオ集積復号器に関連す
る刊行物No.STi3520Aについての図3におい
て示されているもののようなMPEG−2復号器の典型
的なアーキテクチャによると、十分に規定されたビデオ
メモリの必要性、すなわち、PALおよびNTSC応用
に対して、16MビットPALビデオ信号を支持できる
外部DRAMメモリの容量である必要性が存在し、次の
ように推定される。
【0006】MPEG−2ビデオ復号器およびMPEG
音響復号器の両方が共通のインタフェースを介して、1
6Mビットの唯一の外部DRAMメモリにアクセスする
ということを考慮に入れると、音響復号器は、MPEG
−2ビデオ復号器の必要性を満足させるために利用でき
る残りの16,646,144ビットをそのままにし
て、131,072ビットのみに対するアクセスを要求
してもよい。ビデオメモリは次のように構成できる。
【0007】−“ビットバッファ”:すなわち、伸張の
理想的でない工程が実際には行われることを考慮して、
MPEG−2標準が1.75Mビットプラス余分量、例
えば983,040ビットに固定するという圧縮された
データのためのバッファである。 −4:2:0のフォーマットにおける伸張された内部−
画像(decompressed Intra-picture)あるいは短くI−
画像のための第1の“I−フレームバッファ” −4:2:0のフォーマットにおける伸張された予測−
画像あるいは短くP−画像のための第2の“P−フレー
ムバッファ” −4:2:0フォーマットにおける伸張された双方向予
測画像あるいは短くB−画像のための第3の“B−フレ
ームバッファ”であって、低減された、すなわちPAL
あるいはNTSCシステムの場合においてそれぞれフレ
ームの0.7407あるいは0.6111であるメモリ
量を必要とする結局は理想化された第3のB−フレーム
バッファ
【0008】このMPEG−2標準技術により、I,P
あるいはB−画像を扱うこととは無関係に、ビデオ標準
の型に依存して、4:2:0における各“フレームバッ
ファ”は、次のテーブルによって与えられるメモリ量を
占有してもよい。
【0009】
【表1】
【0010】したがって、最も重い負荷の場合を表すP
ALシステムの場合、参照例となる必要な実際の全メモ
リ量は、下記のように与えられる。 1,835,008 + 835,584 + 4,976,640 + 4,976,640+ (4,97
6,640 * 0.7407)= 16,310,070 ビット この計算は、B−画像フレームバッファの0.7407
最適化を考慮に入れている。
【0011】さらなる最適化は、外部RAMへの格納ス
テップに頼ることなく、ディスプレイユニットの機能的
に上流に配置された専用回路ブロックにより集積復号器
装置の中で等価の機能を内部的に実行することによっ
て、B−画像の伸張を実行することにあってもよい。
【0012】このさらなる最適化を考慮して、ビデオR
AMの必要性は以下のように低減する。 1,835,008 + 835,584 + 4,976,640 + 4,976,640 = 12,6
23,872ビット この場合、B−バッファは、MPEG−2圧縮データス
トリーム、画像それ自身のビデオ表示工程によって要求
される画像(フィールドあるいはフレーム)の各行のそ
れにおいて定義された各8*8ブロックの走査を変換す
るために必要とされる復号器の“コア(core)”を含む
同じチップ内で実現される。そのような変換マクロセル
(macrocell)は、“ラスタ走査へのマクロブロック変
換器(MACROBLOCK TO RASTER SCAN CONVERTER)”と一
般に呼ばれる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにMPEG
−2復号器のスタティックメモリの最適化を制限する現
在の事情に鑑み、本発明はメモリの著しい低減を可能に
させる実施の方法および関連するシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の概念は、上述の
計算からもたらされ復号工程によって要求されるメモリ
量は、MPEG伸張に引き続き、それらが外部ビデオメ
モリに格納される前、および、それらが外部メモリによ
って読み取られる時のそれらの伸張の前において、予想
に対する参照(標準MPEG−1およびMPEG−2の
場合に対するI−画像およびP−画像)として用いられ
る画像の再圧縮を可能にさせるとき、著しく低減され得
るという認識に基づいている。
【0015】基本的に本発明の方法は、MPEG−2伸
張の後で、かつ、ディスプレイユニットに画像を送る前
に、B−画像の伸張が、B−画像の“マクロブロック走
査からラスタ走査への”変換バッファを採用することに
より、格納段階に頼らすして実行されると仮定する一
方、少なくともI−画像およびP−画像を再圧縮するこ
とにある。そのようなIおよびP画像再圧縮段階は、適
応差分パルス符号変調(an adaptive differential pul
se code modulation:ADPCM)技術に従って実行さ
れる。
【0016】本発明の一つの見方によれば、IおよびP
画像のADPCM再圧縮は、次の必要条件に応答してい
る。
【0017】効果: それらの伸張を実行するために用
いられそれに追加された圧縮画像によって占有されてい
るメモリ量は、前記ADPCM再圧縮を必要としない復
号器に対して用いられる合計メモリよりも低い。
【0018】効率: (1)画像の再圧縮は、メモリの
一部分を使用しないことから得られる節約に比較される
ならば、装置の全コストがひどく増加しないような簡単
な方法で実行される。
【0019】(2)再構築された画像の品質は、無視で
きる品質低下を受け、あるいは、コスト/品質の観点か
ら如何なる場合にも受け入れ可能である。
【0020】(3)適宜にかつ好ましくも、外部メモリ
の機能を制御し、動き補償工程のための予測器をこの外
部メモリから引き出すように要求される主クロックサイ
クルは、好適に低減される。これを得るためおよび好ま
しい実施例に従って、圧縮された情報の一部は、下で詳
しく説明されるように、専用バッファの中の復号器の
“コア”の素子の中に格納される。
【0021】実際、ADPCM技術による再圧縮は、例
えば、ルミナンスブロックの(例えば、それぞれ8*8
画素の)4ビット圧縮およびクロミナンスブロックの
(例えば、それぞれ8*8画素の)3ビット圧縮に従っ
て、データを符号化することにより、MPEG−2伸張
ブロック(I−画像に対し、動きの後では、P−画像に
対して)の離散余弦逆変換処理回路によって出力される
ように、クロミナンスおよびルミナンスブロックに関す
るデータに対して実行される。
【0022】場合によっては、ルミナンスおよび/また
はクロミナンスUとVのn*m画素の各ブロックは、さ
らに(n/2)*m画素の2つのサブブロックに予防的
に細分割され、このようなデータサブブロックに対し
て、ADPCM圧縮の行程/符号化/メモリへの書き込
み/メモリからの読み出し/復号化/ADPCM伸張が
実行されてもよい。
【0023】本発明のADPCM圧縮方法は、下に説明
されるように、上述の必要性、すなわち、異なるレベル
の圧縮に対して符号化および複合化の回路が最適化され
るべき場合には、符号化および複合化の回路の修正を極
度に単純な方法で可能にさせるように、それにある程度
の圧縮における柔軟性が加えられべきである必要性を満
たす。
【0024】本文脈において、短縮語“pel”は、以
降“pixel:画素”の代わりに用いられる。
【0025】本発明の一つの観点によると、関連する記
憶バッファに書き込まれ、そこから読み出されるビデオ
画像に関する制御バスとビデオデータ処理バスとをイン
タフェースするビデオ復号器MPEG−2であって、外
部DRAMメモリのビデオビットのためのそれぞれの第
1のバッファの中における圧縮データの獲得および書き
込みのための“先入れ先出し”型の第1のバッファと、
制御回路によって同期させられる画像初期コードの検出
回路と、オンスクリーンディスプレイ(OSD)データ
を格納するための双方向バッファと、圧縮入力データス
トリームの可変長復号ブロックと、前記可変長復号ブロ
ックによって復号化されたデータの伸張ブロックであ
り、“ランレングス”型の復号段、逆量子化機能をはた
す回路、逆離散余弦変換(I_DCT)の処理回路、お
よび、予測器の値発生ネットワークを有する伸張ブロッ
クとを一般的に有していてもよいビデオ復号器MPEG
−2において、 −適応差分パルス符号変調(ADPCM)技術により、
伸張されたIおよびP画像を符号化および再圧縮し、動
き補償の後に、外部メモリによってそれぞれのバッファ
の中に書き込まれるI_DCTブロック出力データを符
号化するための回路と、 −外部メモリのそれぞれのバッファから読み出され再圧
縮されたIおよびP画像に関連してI_DCTブロック
からの出力(ADPCM)データを伸張および復号化す
るための回路であり、伸張されたB−画像に関連するI
_DCTブロックの出力データと一緒に、外部ビデオデ
ィスプレイユニットに送られるべきIおよびP画像に関
連してビデオデータストリームを発生することができる
回路とをさらに有することを特徴とするビデオ復号器M
PEG−2。
【0026】本発明の一実施例によれば、符号化および
再圧縮を行う回路は、 −MPEG伸張ブロックによって生成された伸張I_D
CTデータの獲得バッファと、 −前記バッファのエネルギ内容を評価でき、外部メモリ
のそれぞれのバッファの中に格納されるべきI_DCT
ブロックによって出力された異なるデータブロックの画
素値のデジタル変動値を発生できる回路と、 −前記回路によって発生させられた実際あるいは現在の
デジタル変動値によって首尾一貫して条件付けられた多
重レベルの量子化器と、 −MPEG伸張ブロックによって生成されたI_DCT
データストリームを第1の入力を介して受け取ることが
でき、予測器の値を第2の入力を介して受け取ることが
でき、前記量子化器の入力に送られるべき出力データス
トリームを生成することができる微分器と、 −量子化器の出力ストリームを入力として受け取ること
ができる、それぞれのバッファの中の外部メモリの再圧
縮されたデータの符号化および書き込み回路と、 −I_DCT入力データストリームを第1の入力を介し
て受け取ることができ、ネットワークによって発生させ
られた予測器の値を第2の入力を介して受け取ることが
できるマルチプレクサを有する前記予測器の値の発生の
ためのネットワークと、 −量子化器の出力ストリームを第1の入力を介して受け
取ることができ、前記マルチプレクサによって出力され
たデータを第2の入力を介して受け取ることができ、合
計されたデータの出力ストリームを生成することができ
る加算器と、 −前記加算器によって生成された前記合計されたデータ
ストリームを入力として受け取ることができるととも
に、前記微分器と前記マルチプレクサの第2の入力に供
給される前記予測器の値を発生する回路が直列に後続す
る制限回路とを有していてもよい。
【0027】前記伸張および復号化回路は、それぞれの
外部メモリバッファからくる圧縮され符号化されたデー
タストリームを第1の入力を介して受け取ることがで
き、同じ外部メモリバッファの中に予め格納された関連
する変動値を第2の入力を介して受け取ることができる
復号化回路と、前記復号化回路によって出力された復号
化されたデータストリームを第1の入力を介して受け取
ることができ、前記かさんきの出力に既に発生されてい
る、伸張された画素値に関連する予測器の値を第2の入
力を介して受け取ることができる加算器の合計段からな
り、画素値の制限器が後続する伸張ネットワークとによ
って構成され得る。
【0028】もちろん、ルミナンスおよびクロミナンス
のデータブロックの画素の大きさ、MPEG−2圧縮技
術によるI_DCTデータのフォーマット、ADPCM
技術に従って既に伸張されたIおよびP画像の再圧縮デ
ータのフォーマット、同様に、推定されたデジタル変動
値のフォーマットと関連する量子化器のレベル数は、現
記載における例によって指示されたものと異なってもよ
いし、ビデオの復号器あるいは受信器の設計選択に基づ
いて通常規定されるであろう。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の種々の観点と関連する有
利な点とが重要な実施例についての後続の説明を通し、
また、付属の図面を参照することによって、より以上に
明かとなるであろう。図で示されたサンプルの例は、P
ALおよびNTSCの応用において使用可能であり、1
6MビットのPALを支持することができ、そのような
要求から開始して必要なビデオRAMの大きさを著しく
低減できるMPEG−2ビデオ復号器に関する。
【0030】図1において示されるアーキテクチャによ
り、MPEG−2ビデオ復号器(集積されたシステムの
“ビデオコア”)は、同じ外部DRAMに組み込まれて
いてもよい関係する音響バッファにアクセスするMPE
G音響復号器コア(不図示)によっても共同使用され得
る、インターフェース用のメモリデータバスを通して外
部DRAMメモリにアクセスする。メモリデータバスと
インターフェースする以外に、ビデオ復号器コアは、そ
れを介してシステムの制御マイクロプロセッサがインタ
フェースブロック、マイクロコントローラインターフェ
ース(MICROCONTROLLER INTERFACE)に介入するところ
の制御バスともインタフェースする。
【0031】ビデオ復号器は、同期管理、DSYNC および
VSYNCのためのコントローラ(COTROLLER)を含んでい
てもよい。従来のMPEG−2のアーキテクチャによる
と、復号器は、例えば、外部DRAMの第1のバッフ
ァ、ビットバッファの中の圧縮データの獲得および書き
込みのために1Kビットを持った“先入れ先出し”バッ
ファで圧縮データFIFOと、開始コード検出器と、オ
ンスクリーンディスプレイ(OSD)のためのメモリ双
方向バッファでメモリI/Oユニットと、圧縮入力デー
タストリーム(ビットストリーム)のための第1の可変
長復号器(VLD)ブロックとを有している。
【0032】MPEG−2DCTデータ伸張は、関連す
る伸張ブロック(パイプライン−RDL、I_QUAN
T、I_DCT、予測器構築)によって実行される。パ
イプラインは、“ランレングス”復号化段(a “run-le
ngth” decoding stage:RDL)と、逆量子化回路(an
inverse quantization circuit:I_QUANT)と、
逆離散余弦変換プロセッサ(an inverse discrete cosi
ne transform processor: I_DCT)と、予測器の値
の発生あるいは構築(予測器構築: PREDICTORCONSTRUC
TION)のためのネットワークとを典型的に含んでいる。
【0033】公知のアーキテクチャにおいて、I,Pお
よびB画像に関連して、逆離散余弦変換と動き補償とを
計算するI_DCT処理回路によって出力されたI_D
CTデータのブロックは、復号化されディスプレイユニ
ットに送られる前に、コード化された形、すなわち、あ
る数のビットのワードの形で、外部メモリのそれぞれの
バッファに書き込まれた。対照的に、本発明によると、
IおよびP画像に関連する伸張されたI_DCTデータ
は、コード化され外部メモリの関連するバッファに書き
込まれる前に、ADPCM技術に従って再圧縮される。
このことは、専用ブロック、ADPCM符号器によって
影響される。その後、再圧縮されたデータは、ディスプ
レイユニットに対して、伸張されたB−画像と一緒に、
送られるために、ADPCM復号器ブロックによって復
号化され、伸張される。
【0034】任意ではあるが、内部補助メモリ(ADP
CMメモリ)は、下に記述されるように、外部メモリの
管理を最適化するために実現されてもよい。そこで、B
−画像の“直接”の再構築の好ましい場合において、こ
のことは次のように実現される。
【0035】−ADPCM圧縮IおよびP予測器は、現
在“パイプライン”によってMPEG−2伸張されてい
るB−画像の動き補償を実行するために、外部メモリと
伸張されたADPCMとによって読み取られる。
【0036】そのように再構築されたI_DCTデータ
のマクロブロック(macroblock)は、図1において示さ
れているダイアグラムの中の表示ユニットに先行する
“ラスタ走査へのマクロブロック(MACROBLOCK TO RAST
ER SCAN)”変換回路に送られ、次にそれらは表示され
る。この手順は、B−画像を格納するように予定された
外部メモリの中の如何なるバッファをも必要としない、
なぜならば、そのようなバッファは、マクロセル(macr
ocell)“ラスタ走査へのマクロブロック変換器B−画
像(MACROBLOCK TO RASTER SCAN CONVERTER B-pictur
e)”の中に存在するからである。
【0037】図2は、伸張されたIおよびP画像に関連
しI_DCTブロック(簡略さのためにI_DCTデー
タとしてしばしば示される)によって出力されたデータ
から図1のダイヤグラムの再圧縮ブロックの詳細を示し
ている。図2を参照すると、ADPCM符号化ブロック
は、I_DCT入力データ獲得のための64*8ビット
バッファ(ブロックバッファ:BLOCK BUFFER)を有す
る。専用回路(変動推定器: VARIANCE ESTIMATOR)
は、I_DCT入力データの各サブブロックの平均画素
値と、I_DCTデータサブブロックの各画素間の差分
の絶対値の合計の平均とを計算する。そのようなパラメ
ータで入力データ(画素)ブロックの変動を評価するこ
とは可能である。
【0038】図3および4は、好ましい実施例による変
動予測ブロックの詳細な機能案を示している。変動予測
ブロックの図3および4の詳細な案は、当業者によって
直ちに理解されるように標準の術語を使用している。変
動推定の回路ブロックを構成する各段のさらなる定義お
よび記述は、本発明のアーキテクチャの全体の理解に対
して必要とは考えられない。
【0039】ROMブロックは、図示の例において指示
されているように、それぞれ8カラム(8ビット)から
なる56行によって構成されていてもよい。この読み出
し専用プログラマブルメモリ(不揮発性)には、ルミナ
ンスおよびクロミナンスの量子化の係数が格納されてい
る。実際に、例えば、ルミナンスは、各ワードが変動推
定器によって選択されるラインの16個の可能性のある
係数の中から一つを選択することを意味して、4ビット
でコード化される。これらの係数は、ゼロに関して対称
であり、したがって、行は絶対値係数(16というより
8)を含む。
【0040】プログラマブルROMの使用に対する代わ
りとして、それは、利用されるシリコンの面積という意
味で高価でない、すなわち、入力としてある変動値を受
け取り、要求された係数の値を出力するプログラマブル
ロジックアレイ(PLA)の使用。そのPLAは、複数
の係数の中の変動のブール変換を実行するようなアン
ド、オア、ノットゲートに配列されてもよい。
【0041】微分器の関連入力に印加されるべき予測器
の値を発生するDPCM圧縮回路網は、2入力マルチプ
レクサから作られている。そのマルチプレクサの第1の
入力には、I_DCT入力データの各サブブロックの第
1の画素(A1)の値が印加され、この場合、前記回路
網で発生された予測器の値は、他の入力に印加される。
加算器(+)は、マルチプレクサ(MUX)の出力値に
加えられるべき量子化回路(quantizer circuit:量子化
器,QUANTIZER)の出力を第1の入力を通して受け取
る。この合計の結果は、その出力ストリームが予測器の
値(COEFF)発生回路の入力に供給されるところの制限
回路(a limiter circuit: LIM.0-255)の入力に印加さ
れる。
【0042】制限段(LIM. 0-255)は、適切な結合性の
論理回路によって構成されてもよい。そのような段の使
用は、画素値の8ビット符号化の場合において、255
に固定されてもよい与えられた制限を越える偶発的な最
大画素値を圧縮するのに必要である。実際に、圧縮およ
び伸張の局面の期間において、画素値は、255の制限
を時折越えることがあり、そのような場合においては、
制限回路は、画素の最大値を設定された制限内に戻す。
I_DCTクロミナンスデータのための3ビット書き込
み符号化(CODER:符号器)回路と、ルミナンスI_DC
Tデータのための4ビット符号化回路とは、量子化回路
の出力ストリームを受け取り、そのように再圧縮された
データを外部メモリのそれぞれのバッファに書き込む。
【0043】符号化とADPCM再圧縮ブロックの機能
をよりよく図示する目的で、種々なブロック機能の説明
に詳細な記載が続く。
【0044】ADPCM再圧縮 IをM行とN列の画素マトリクスによって表されるデジ
タル画像とし、I(x,y)をy行とx列によって定義
され、数Bのビット(2進数)によって整数として定義
された画素としよう。画像Iは、R×C(R行およびC
欄)寸法を持つ長方形ブロックに再分割されるとしよ
う。圧縮に対する最大効率は、もしも、RとCとがそれ
ぞれMとNとの整数割り算器の間で選択されるならば、
獲得される。
【0045】前記アルゴリズムは、ブロック自身の表現
に必要なビット数の低減である各ブロックの圧縮を実行
し、ブロック自身から抽出されたデータを適宜に利用す
るとともに、この目的は、圧縮されたデータのストリー
ムの中のブロックおよびブロック自身の伸張に対するア
クセスを簡単にすることである。ADPCM圧縮機構
は、画像の隣接する画素の間に存在する相関関係を利用
し、画像自身の2進記述のための必要ビット数を低減す
る。実際、画素の“予測”と一般に呼ばれるものを生成
するために、それに隣接する画素の値のみを適切に結合
すること(したがって、画素自身の値を使用することな
しに)によって画素の値を概算することは可能である。
【0046】したがって、予測機構を規定し、各画素と
いうよりは予測誤差のみを適切にコード化することによ
って、画像のデジタル表現のための2進数の大きさを低
減することは可能である。画素の値の予測が正確になれ
ばなるほど、予測誤差のエントロピーは、より低くな
り、すなわち、後者をコード化するのに必要なビット数
はより少なくなる。
【0047】例えば、図8において示された走査技術に
従う各ブロックの画素の走査のための装置を考慮する
と、各画素に対して最初のものを除いて、画素自身の予
測器として用いられてもよいそれに先行する他のものが
ある。P(i,j),i=1,・・・,Cは、いずれかの
ブロックの行iと列jとによって定義される画素である
とし、P’(i,j)は、P(i,j)の予測器として
用いられた画素であるととし、図8の技術を参照するこ
とによって、装置は次のように定義される。
【0048】*P(1,1)=走査の第1の画素 *P’(i,1)=P(i−1,1);i=2,…,R *P’(i,j)=P(i,j−1);i=1,…,R
j=2,…,C
【0049】E(i,j)=P(i,j)−P’(i,
j)は、予測誤差であるとしよう。全部の予測誤差は、
一連の独立の偶発的な変数に対して充分に概算され、同
じように分布され得るとともに、ラプラシアン確立濃度
(Laplacian probability density)をもっている統計
表現を有しているということは公知の[bib:J&N]
である。予測誤差よりも前にこの知識を利用することに
よって、過度の歪みを導入することなしに、小グループ
の値Q(k),k=1,・・;LおよびL<2∧Bの上
にそれをマッピングすることによって予測誤差を圧縮す
ることが可能である。このマッピング動作は、一般に
“量子化(quantization)”と名付けられている。各L
値Q(k)は、Bより小さいCビットの数(例えば、L
=<2∧Bのときには、常に真である)でコード化され
得ると仮定して、予測工程を受けさせられた各画素の2
進コード化は、係数C/Bによって圧縮される。
【0050】ADPCM圧縮方法は、次に述べる操作を
介して画像がその中に伸張される各ブロックに適用され
る。
【0051】−デジタルストリームの中において適切な
量子化器を選択しコード化すること −そのブロックの第1の画素のコード化 −そのブロックの全ての残りの画素の相関関係を解き
(decorrelating)、量子化し、コード化すること。
【0052】これらの操作を実行する種々のステップお
よび回路アーキテクチャが以下に個々に記載される。
【0053】1)量子化器の選択とコード化 もしも、量子化値の設定が量子化されるべき信号のエネ
ルギを考慮に入れることによって計算されるならば、量
子化の工程によって導入された歪みは低減され得るとい
うことは充分に文書で証明されている。デジタル画像の
異なる部分は、非常に異なるエネルギ値を示してもよい
ということは、さらに公知である。本方法は、次のよう
にブロック自身のエネルギの関数として、各ブロックに
関連する全ての値Q(k)を規定する。
【0054】*単位エネルギの場合に利用される全ての
値Q1(k)k=1,…,Lは、符号器に対しても復号
器に対しても知られている。 *そのブロックのUエネルギは、デジタルストリームの
中で推定されコード化される。 *そのブロックによって効果的に使用される値Q(k)
は、次のように計算される。
【0055】 Q(k)=Q1(k)*U; k=1,…,L
【0056】ブロックエネルギの推定は、予測誤差のラ
プラシアン統計を仮定することによって、比較的に簡単
な方法で行われてもよい。実際に、この場合において、
エネルギは、ブロック予測誤差の絶対値の2つの平均の
平方根によって乗算することにより計算できる。そのエ
ネルギの符号化は、一定の量子化を基本的に実現するた
めに、最大値に応じて大きさを決め、結果をビットのK
数で表すことにより簡単に実行される。予測誤差の量子
化器の選択において、量子化誤差のピーク値を考慮に入
れることはさらに必要である。なぜならば、大きな予測
誤差の場合において、以下に示される技術によると、量
子化器のピーク回復値(peak restitution value)が小
さすぎるということが発生するかもしれないからであ
る。このように、変動の計算と同時に、その中で、飛び
越し走査における1フィールドのラインの間のより大き
な距離の故に、大きな予測誤差が起きそうである間に、
第1の列の誤差に対する予測のピーク値も計算されると
ともに、G連続水平ライン(すなわち、G=2)の各グ
ループに対しても行われる。予測誤差の過度のピークの
発生と、その結果としての、一対の行の場合の2*Uエ
ネルギおよび第1の列の場合の4*Uに対応する量子化
器の選択とを信号で伝えるために、画素のこれらのグル
ープのそれぞれのコード化に1ビットが加えられる。
【0057】図3および4において詳細に図示されたよ
うな回路アーキテクチャは、この変動推定を計算するた
めに用いられてもよい。
【0058】2)ブロックの第1の画素のコード化 図2の技術を参照すると、前にP(1,1)として指示
されたブロックの第1の画素は、如何なる種類の予測を
も受けずに、元々の解像度に従ってBビットによってコ
ード化される。
【0059】3)そのブロックの全ての他の画素の相関
関係の解放、量子化、コード化 図2の技術を参照すると、ブロックの各画素に対して、
画素P’は、前に規定されたように、予測器として適用
されるであろう。前に詳細が記載された図8の走査順序
に従って、この予測器は、既に量子化および再構築され
ており、したがって、元の画像からは取り込まれないと
いうことに留意すべきである。このことは、公知のAD
PCM技術とつじつまが合って、画像の品質のよりよい
制御を可能にする。
【0060】図2は、符号器の全体の形を与える以外
に、個々の画素の予測および量子化ループの詳細を与え
る回路を示している。予測誤差の計算は、モジュラスと
記号とによって実行される。このことは、量子化が作動
するレベル数を半分にすることによって、量子化を簡単
にすることを可能にしている。実際に、予測誤差の統計
がゼロの周りで対称的であるということが知られてい
る。
【0061】図5および図6は、量子化器の回路実施例
を図示している。図5の技術は、回復値T0,・・・,T
7の算術的な平均を表す7つの閾値S0,S1,S2,
S3,S4,S5,S6を発生するために用いられるア
ーキテクチャを示している。特に、その平均は、隣接し
た回復値(すなわち、S2=T2+T3)の間で計算さ
れ、この結果は、全精度を維持するために2によって割
られない。もちろん、これは、8ビットというよりは、
事実的に9ビット(すなわち、1記号ビットが加えられ
ている)で表されている図6の技術の“err”値に2
による乗算を行うことによって補償される。
【0062】図6は、実際の量子化回路を示している。
図5において計算された閾値は、絶対値の一連の8つの
間隔を定義し、したがって、もしも、“err”がS1
とS2とによって規定される合間に発生するならば、
“err”は、PLAによってあるいはROMを読み取
ることにより、前に生成された値T2によって置き換え
られる。
【0063】したがって、S1およびS2を供給された
2つの比較器は、結合ロジックの助けを借りて、マルチ
プレクサMUXを駆動し、“delta”と名前が付けられ
た出力にT2を移送する。その代わり、“err”の記
号ビットは、変更を受けずに出力に移送され、どんな場
合にも、“delta”の記号となる。図2のビデオRAM
における再圧縮と書き込みとのADPCM符号器の完全
な技術を再び参照すると、16ビットワードの中に組織
されるように再圧縮されたデータは、外部DRAMの中
に格納される。このように、例えば、8*8ブロックの
ルミナンスのコード化を表すNビットは、例えば、外部
のDRAMメモリに向けて、図1のメモリコントローラ
の使用によって16ビットワードの中にそろえられ送り
出される。明らかに、Nは、16ビットの倍数ではな
く、したがって、16ビットワードは、有用な情報を含
んでおらず、したがって、素子の上に実現可能である小
さな寸法(外部のDRAMのそれと比較して)のメモリ
の中にそのようなワードを格納することは好都合であ
る。特に有利な実現の形は、復号器の素子の上に集積可
能な選択的な補助メモリのようなものを表すいわゆるA
DPCMメモリブロックの存在により、図1の技術の中
に指示されている。
【0064】図1の技術のADPCM復号器ブロックの
アーキテクチャは、図7において詳細に示されている。
メモリから読み出されたものを上で参照されたNビット
と仮定しよう。それらから計算されたような変動は、R
OM(あるいはPLA)の中に格納された値を選択す
る、すなわち、格納された値の一つに狙いをつける。し
たがって、マルチプレクサMUXに供給される値T0,
T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7が生成され
る。4ビットのサブワード(ルミナンス伸張の場合にお
いて)は、Nビットから引き出され、それらは、T値の
選択においてMUXを駆動する。
【0065】最後に、現在のT値は、伸張された画素に
なる以外に、MUXによって選択される次の値に加えら
れるべき値にもなる。この工程は、圧縮によって影響を
受けない8*8ブロックの第1の画素によって開始され
る。
【0066】画素当たりNビットでの圧縮の例 図2乃至図7の例を参照して、偶然な動き補償の後の画
素のR*Cブロックを考えてみよう。
【0067】そのブロックの圧縮のために利用されるビ
ットの総数は、 K+8+(R*C−1)*N+1+R/G この場合、 − K=エネルギをコード化するために採用されたビッ
ト − 8=走査された第1の画素のために用いられたビッ
ト − N=量子化のために用いられたビット − (R*C−1)*N=残りの画素のDPCMコード
化のために採用されたビット − 1=第1の列において変更された量子化器を示すビ
ット − R/G=行のR/Gグループにおける変更された量
子化器を示すためのビット 元の表現によって要求される8*8*8=512に比較
して、K=6,R=8,C=8,N=4,G=2の場合
に対して、我々は、下記の合計を獲得する: 6+8+(8*8−1)*4+1+8/2=271ビッ
ト/ブロック K=6,R=8,C=8,N=3,G=2の場合におい
て、我々は、下記の合計を獲得する: 6+8+(8*8−1)*3+1+8/2=208ビッ
ト/ブロック
【0068】MPEGマクロブロックの圧縮の例 各マクロブロックは、ルミナンスの4つの8*8ブロッ
クと、クロミナンスの2つの8*8ブロックからできあ
がっており、各マクロブロックは、下記に等しいビット
数でコード化されている。
【0069】 各画像においては、1620マクロブロックがある: 3,072*1,620=4976640ビット
【0070】クロミナンス信号は、最も低い空間周波数
に制限された帯域を示すより低い内容をもっているとい
うことは公知である。このことは、クロミナンスそれ自
身のより大きな予測可能性、すなわち、ADPCM圧縮
のより大きな効率を意味する。ルミナンスに対して4ビ
ット/画素の圧縮と、クロミナンスに対して3ビット/
画素とを考慮することにより、メモリ必要量は以下のよ
うになる。
【0071】 したがって、各フレームが占有するのは以下のようであ
る: 1,500*1,620=2,430,000 そのように獲得されたマクロブロック圧縮係数は、2.
408に等しく、したがって、各マクロブロックの50
%圧縮を達成するのを可能にしている。
【0072】MPEG復号器に対する適用の例 上述の関係を考慮に入れると、MPEG伸張されたIお
よびP画像の50%の再圧縮を想定することによって、
ビデオメモリレジスタの8Mビットまでの低減に対する
目標を達成することは可能である。この結果は、MPE
G伸張の後で外部メモリに格納される前に、IおよびP
画像を再圧縮することによって達成される。したがっ
て、それらは、図1に示されているように、それらを外
部メモリから読み出すときに伸張されるであろう。
【0073】圧縮は、適応型のDPCM技術に従って、
I_DCTと動き補償パイプラインとから出力された8
*8ブロックに適用可能である。特に、考慮された例に
おいて、クロミナンスの8*8ブロックに対しては3ビ
ット圧縮が選択されるが、ルミナンスの8*8ブロック
に対しては4ビット圧縮が選択される。このように、メ
モリ必要量は次のようになる。
【0074】 1,835,008 + 835,584 + 2,430,000 + 2,430,000 = 7,716,352 ↓ ↓ ↓ 50%圧縮のPバッファ 50%圧縮のIバッファ 残りの672,256ビット(8/MビットDRAM容
量に対して)は、音響バッファを収容するため、およ
び、表示ユニットシステム(OSD)の必要性のために
利用可能である。
【0075】本発明の好ましい実施例による外部メモリ
の読み取られた帯域の低減上の例において説明されたよ
うに、ルミナンスの圧縮された8*8ブロックのコード
化のために必要なビット数は、271ビットである。本
発明の好ましい実施例に従って、図1の技術に示されて
いるメモリコントローラの現存しているアーキテクチャ
をできるかぎり少なく修正することと、これらのシステ
ムの機能が256ビットブロックの読み取りおよび書き
込みに対して現在最適化されているということを考慮に
入れることとの目的で、復号器素子の上に集積された専
用ローカルメモリの中の各ブロックに対して、271−
256=15ビットを格納することは、確かに有利であ
る。
【0076】これは、ADPCMメモリと呼ばれ、図1
の技術の中に示されている。そのような補助的なADP
CMメモリは、厳格には必要でないが、それによっても
たらされる、したがって、図1の全体の技術の中に含ま
れた追加の有利な点の故に、非常に好ましい選択である
ことを示しているということは強調されるべき事実であ
る。
【0077】単一のフレームに対するこの補助的なAD
PCMメモリの大きさは、したがって、次のようにな
る。
【0078】1,620*4*15=フレーム当たり9
7,200ビット この量は、PAL画像においては、1,620マクロブ
ロックが存在し、それらのそれぞれは、4つの8*8ブ
ロックを含み、それらのそれぞれは、上で定義されたよ
うに15ビットによって特徴づけられているということ
を考慮に入れている。この計算結果は、ADPCM技術
に従ってIおよびP画像が再圧縮されるので、2倍にさ
れる。この結果、ADPCMメモリの容量は、存在する
ところにおいて、194,400ビットであるべきであ
る。
【0079】公知のシステムの場合に比較して予測器の
読み取りに対するサイクル数を低減することが、特定の
重要な場合に対して、如何に可能であるかを示している
例が下に記載される。
【0080】ビデオメモリからの予測器の読み取り MPEG標準に従って動き補償工程を実行するために、
最大で16*16画素によって構成される予測器を外部
メモリから読み取ることが必要である。外部ビデオメモ
リのコントローラによって追従される通常の実行に従っ
て、その工程は、外部メモリがその中で典型的に配置さ
れている特定のページフォーマットに従って、画素の読
み取りと、幾つかの周りのものの読み取りとに基づいて
いる。これは、実際に要求されているものを超過してデ
ータを読み取ることを意味する厳しい条件である。
【0081】例えば、予測器を読み取るために、408
の8ビットコードの画素(圧縮された)が、63*3基
本クロックサイクルを利用するルミナンス成分のために
読み取られる。この状況は、画素が灰色の陰で強調され
ている図9において示されている。素子の中のADPC
M補助メモリの存在をさらに考慮し、そのなかでそのメ
モリからADPCM圧縮データが読み取られるこの発明
の好ましい実施例の場合においては、予測領域を含んで
いて8*8ブロックに属する576の画素は、外部DR
AMメモリから読み取られる(図10において示される
ように)。この場合、48*3の基本クロックサイクル
が必要である。これらのブロックのそれぞれを完成する
ために、残りの15ビットは、図1の内部ADPCMメ
モリから読み取られる。
【0082】この好ましい実施例の他に、本発明によっ
て読み取られる画素は、圧縮がない場合の408に比べ
て576であるという事実にも拘わらず、圧縮自身のお
かげで、メモリから読み取られる合計のビットは低減
し、その読み取りに必要なクロックサイクルの数も低減
するということは、どんな場合にも強調される。
【0083】選択的な内部ADPCMメモリの容量の定
義 ルミナンス ADPCM技術により圧縮されたルミナンスの8*8ブ
ロックをコード化するのに必要なビットの総数をTとし
よう。結果は次のようになるであろう。
【0084】2n≦T≦2n+1 この場合、nは1と等しいかそれよりも大きい。
【0085】過剰のビット数は、各ブロックに対して
(T−2n)に等しく、結果として、ADPCMメモリ
は次のものに等しい容量を有する。
【0086】 1,620*4*(T−2n)*2=L ↓ ↓ ↓IおよびP画像 ↓ ↓ 過剰ビット数=15(もしもT=27,n=8なら) ↓ 各マクロブロックに対するルマブロック 画像におけるマクロブロック
【0087】クロミナンス 圧縮されたADPCMクロミナンスデータの8*8ブロ
ックをコード化するのに必要なビットの総数をSとしよ
う。結果は次のようになるであろう。
【0088】2m≦S≦2m+1 この場合、mは1と等しいかそれよりも大きく、nと等
しいか異なる。
【0089】過剰のビット数は、各ブロックに対して
(S−2m)に等しく、結果として、ADPCMメモリ
は次のものに等しい容量を有する。
【0090】 1,620*2*(S−2m)*2=C ↓ ↓ ↓IおよびP画像 ↓ ↓ 過剰ビット数 ↓ 各マクロブロックに対するルマブロック 画像におけるマクロブロック 結論として、内部メモリは、L+Cに等しいかそれより
も大きい2者の電力に近似された、L+Cによって与え
られる容量を有していてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例によるビデオ復号器の
“コア”のブロックダイアグラムである。
【図2】ADPCM再圧縮および符号化回路技術を示し
ている。
【図3】図2の技術の変動予測ブロックの詳細な機能技
術を示している。
【図4】図2の技術の変動予測ブロックの詳細な機能技
術を示している。
【図5】図2において示された技術の量子化ブロック閾
値を発生させる回路の機能技術である。
【図6】多重レベル量子化回路の機能技術である。
【図7】ADPCM復号化および伸張回路技術を示して
いる。
【図8】I_DCTデータの8*8ブロックの走査を示
している。
【図9】画像再構築の異なる場合を示している。
【図10】画像再構築の異なる場合を示している。
フロントページの続き (72)発明者 ロベルト・サンニノ イタリア国 ベルガモ、ヴィア・モロニ 123

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEG圧縮アルゴリズムのそれぞれ
    I,Pおよび選択的なB−画像の伸張段を有するMPE
    G−2復号器の必要なビデオメモリを低減するととも
    に、これらの画像に関連するデータが、前記ビデオメモ
    リの中に組織されたそれぞれのバッファの中に格納され
    るMPEG−2復号方法において、 前記MPEG−2伸張の後で、前記ビデオメモリバッフ
    ァの中に関連するデータを格納する前に、少なくとも前
    記IおよびP画像を再圧縮し、前記伸張された画像デー
    タの離散余弦変換に関するn*m画素の各ブロックの変
    動を推定し、多重レベルの適応量子化器を形成する間
    に、一組の係数によって各ブロックの変動の値に乗算を
    行い、適応パルス符号変調技術(ADPCM)に従っ
    て、各ブロックの第1の画素をpビット数でコード化
    し、前記変動の推定値をnhビット数、すなわちこの場
    合、hは、ゼロより大きい整数であるnhビット数でコ
    ード化し、さらに、前記第1の画素に続く他の各画素と
    前記ブロックの全ての画素の平均値との間の差分をp−
    kビット数、すなわちこの場合、kはゼロより大きい整
    数であるp−kビット数でコード化し、 そのようにコード化された再圧縮IおよびP画像に関連
    するデータをビデオメモリの前記それぞれのバッファの
    中に格納し、 前記再圧縮IおよびPイメージの画素に関連する前記格
    納されたデータを復号し、適応パルス符号変調技術(A
    DPCM)に従って前記イメージを伸張し、それらをデ
    ィスプレイユニットに向けることを有することを特徴と
    するMPEG−2復号方法。
  2. 【請求項2】 n*m画素の各ブロックを(n/2)*
    m画素の2つのサブブロックに予防的に細分割し、前記
    サブブロックに対して、前記ADPCM再圧縮、符号化
    −復号化およびADPCM伸張を実行することを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のMPEG−2復号方
    法。
  3. 【請求項3】 制御バスとデータバスとを介してビデオ
    データがビデオ復号器の“コア”の外にあるそれぞれの
    RAMバッファの中で書き込まれ読み出される制御バス
    とデータバスとをインタフェースするMPEG−2ビデ
    オ復号器であって、 前記“コア”は、データ獲得と外部DRAMメモリの第
    1のバッファ(BIT BUFFER)への書き込みのための“第
    1の先入れ先出し”(FIFO)バッファと、制御器によっ
    て同期させられた開始コード検出回路(START CODE DET
    ECTOR )と、オンスクリーンディスプレイデータ(OSD
    )のための双方向バッファ(I/O UNIT)と、圧縮され
    たデータ入力ストリーム(BIT STREAM)の可変長復号器
    (VDL )と、“ランレングス”復号器、逆量子化回路、
    逆離散余弦変換プロセッサ、“予測器”発生回路、ディ
    スプレイユニットの上流の現在のB−画像のための“ラ
    スタ走査へのマクロブロック走査”変換回路を有し、可
    変長復号器によって復号化されたデータのMPEG伸張
    ブロック(パイプライン−RLD、I_QUANT、I
    _DCT、予測器構造)とを有する復号器において、 伸張されたIおよびP画像を再圧縮でき、前記外部メモ
    リのそれぞれのバッファの中に格納されるべき関連する
    データをコード化することができる差分型の適応差分パ
    ルス符号変調による符号化および再圧縮回路(ADPC
    Mエンコーダ)と、 IおよびP画像に関連する複合化され伸張されたデータ
    のストリームを発生することができる前記外部メモリの
    それぞれのバッファから読み出された前記再圧縮Iおよ
    びP画像に関連する格納データの復号化および伸張並び
    に復号化の回路(ADPCMデコーダ)と、 B−画像の動き補償および“ラスタ走査へのマクロブロ
    ック”変換の手段とを有することを特徴とするMPEG
    −2ビデオ復号器。
  4. 【請求項4】 前記再圧縮および符号化回路(ADPC
    Mエンコーダ)は、MPEG−2伸張の前記パイプライ
    ンによって生成された伸張I_DCTデータのブロック
    の獲得のためのバッファ(BLOCK BUFFER)と、 前記バッファ(BLOCK BUFFER)のエネルギ内容を推定す
    ることができ、前記メモリのそれぞれのバッファの中に
    格納されるべきI_DCTデータのブロックの画素値の
    前記変動のデジタル値を発生することができる回路(VA
    RIANCE ESTIMATOR:変動推定器)と、 前記メモリから読み取られた変動の前記デジタル値によ
    って選択された複数の予め確立されたデジタル値ROM, P
    LA)を格納するためのプログラマブル手段と、 変動の現在値によって選択されたデジタル値によって首
    尾一貫して条件付けられた多重レベル量子化回路(QUAN
    TIZER )と、 前記I_DCT伸張データブロックのストリームを第1
    の入力を介して受けることができ、予測器の値を第2の
    入力を介して受けることができ、前記多重レベル量子化
    回路(QUANTIZER )に入力されるデータのストリームを
    出力することができる微分回路(−)と、 前記量子化回路の出力ストリームを入力として受け取る
    ことができるところの、それぞれのメモリバッファの中
    のADPCM再圧縮データの書き込みコード化回路(CO
    DER )と、 伸張されたI_DCTデータストリームを第1の入力を
    介して受け取り、前記回路によって発生させられ予測器
    の値を第2の入力を介して受け取るマルチプレクサ(MU
    X )、前記量子化回路の出力を第1の入力を介して受け
    取り、前記マルチプレクサ(MUX )の出力を第2の入力
    を介して受け取り、合計されたデータのストリームを出
    力する加算器(+)、その出力が前記微分回路(−)お
    よび前記マルチプレクサ(MUX )の第2の入力に供給さ
    れ、前記予測器の値(COEFF )を発生する回路が直列に
    後続するとともに、前記加算器(+)によって生成され
    た合計されたデータの前記ストリームを入力を介して受
    け取る制限回路(LIM 0−255)を有する前記予測器
    の値の発生回路とを有することを特徴とする請求項3に
    よるMPEG−2ビデオ復号器。
  5. 【請求項5】 前記プログラマブル手段(ROM, PLA)
    は、読み取り専用メモリ(ROM )によって構成されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載のMPEG−2ビデ
    オ復号器。
  6. 【請求項6】 前記プログラマブル記憶手段は、プログ
    ラマブルロジックアレイ(PLA )によって構成されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載のMPEG−2ビデ
    オ復号器。
  7. 【請求項7】 ADPCM再圧縮データの一部分を復号
    器の中に記憶するための手段(ADPCMメモリ)を有
    することを特徴とする請求項4に記載のMPEG−2ビ
    デオ復号器。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段(ADPCMメモリ)は、
    194,400ビット容量のRAMメモリによって構成
    されていることを特徴とする請求項4に記載のMPEG
    −2ビデオ復号器。
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