JPH08265137A - 論理回路及びその動作方法並びに半導体集積回路 - Google Patents

論理回路及びその動作方法並びに半導体集積回路

Info

Publication number
JPH08265137A
JPH08265137A JP7067957A JP6795795A JPH08265137A JP H08265137 A JPH08265137 A JP H08265137A JP 7067957 A JP7067957 A JP 7067957A JP 6795795 A JP6795795 A JP 6795795A JP H08265137 A JPH08265137 A JP H08265137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
resistor
differential circuit
constant current
differential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7067957A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Yamaura
新司 山浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7067957A priority Critical patent/JPH08265137A/ja
Publication of JPH08265137A publication Critical patent/JPH08265137A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】動作速度を低下させることなく電源電圧を低下
させる。 【構成】差動回路1は、抵抗R10に一定の電流Iが流
れ、一対の相補入力信号IN1、*IN1の電位差に応
じて抵抗R10から抵抗R12又は第3抵抗R11へ選
択的に電流が流れ、差動回路2Aは、電源供給線VC
C、VEE間に差動回路1と並列的に接続され、定電流
源としてのトランジスタT23がオンのときに一対の相
補入力信号IN2、*IN2の電位差に応じた信号を出
力し、レベルシフト回路3Aは、抵抗R12の出力電位
V2を略一定、例えば2.8V低下させてトランジスタ
T23をオン/オフする。レベルシフト回路3Aで抵抗
R12の出力電位V2を略一定シフトしてトランジスタ
T23をオン/オフするのでレベルシフト回路3Aは常
に動作している。トランジスタT23に対するオンとオ
フの制御電位の差は、抵抗R12に電流が流れることに
よる電位差に等しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路及びその動作
方法並びに半導体集積回路に係り、特にバイポーラトラ
ンジスタを用いた場合に好適な論理回路及びその動作方
法並びに半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ECL回路では、差動回路のトランジス
タ対を非飽和領域で動作させるため、動作が高速であ
る。図4(A)は、この種の排他的論理和回路を示す。
図中、T11、T12、T14、T15及びT23はN
PN型トランジスタであり、R11、R12及びR23
は抵抗であり、VCC及びVEEは電源供給線であり、
VBBは定電位である。IN1、*IN1は第1の相補
入力信号であり、IN2、*IN2は第2の相補入力信
号であり、OUT、*OUTは相補出力信号である。
【0003】入力信号IN2が高レベルでNPN型トラ
ンジスタT11とT12とが有効になっている場合、入
力信号IN1が高レベルのとき抵抗R11に電流が流れ
て出力信号OUTが低レベルとなり、入力信号IN1が
低レベルのとき出力信号OUTが高レベルとなる。入力
信号IN2が低レベルでNPN型トランジスタT14と
T15とが有効になっている場合、前記と逆に、入力信
号IN1が高レベルのとき出力信号OUTが高レベルと
なり、入力信号IN1が低レベルのとき出力信号OUT
が低レベルとなる。
【0004】この排他的論理和回路を用いて、各種フリ
ップフロップ等の論理回路を構成することができる。し
かし、電源供給線間に直列接続されたトランジスタの段
数が多いので、電源電圧が高くなり、例えばVCC=0
V、VEE=−7Vにする必要がある。このため、消費
電力も大きくなる。
【0005】定電流源を構成するNPN型トランジスタ
T23の代わりに抵抗を用いて電源電圧を下げる方法も
あるが、この場合、入力信号IN2、*IN2のレベル
遷移の際に、NPN型トランジスタT21及びT22の
エミッタ電位が変動して、誤動作したり、CMRR(同
相成分除去比)が低下する。図4(B)に示す回路は、
ダブルバランスドミキサに用いられているアナログ回路
であるが、観念上、排他的論理和回路として使用するこ
とが考えられる。図中、T11〜T13、T21〜T2
6及びT31〜T34はNPN型トランジスタであり、
R11〜R13、R23、R26、R31及びR32は
抵抗である。NPN型トランジスタT32とT23との
組及びNPN型トランジスタT34とT26との組は、
ミラー回路を構成しており、NPN型トランジスタT3
2とT23との電流比及びNPN型トランジスタT34
とT26との電流比が一定になる。
【0006】この回路をアナログ回路として用いる場
合、NPN型トランジスタT31及びT33は非飽和領
域で動作し、NPN型トランジスタT23及びT26に
は常に電流が流れ、論理回路のようにステップ変化しな
いので、問題はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4(B)に
示す回路を排他的論理和回路として用いる場合には、N
PN型トランジスタT23及びT26をオン/オフさせ
る必要があるので、NPN型トランジスタT31及びT
33もオン/オフさせなければならず、動作速度が低下
する原因となる。また、NPN型トランジスタT31及
びT33をオン/オフさせるためには、抵抗R11及び
R12の抵抗値を比較的大きくしなければならず、NP
N型トランジスタT12及びT31の寄生容量成分と抵
抗R12との直列接続による時定数が大きくなり、動作
速度がさらに低下する原因となる。
【0008】図4(B)に示す回路は、電源供給線間に
直列接続されたトランジスタの段数が図4(A)に示す
回路よりも少ないので、電源電圧を低くすることができ
るが、上記のように動作速度が遅いので、高速性のEC
L回路を用いた排他的論理和回路としては実用的でな
い。本発明の目的は、上記問題点に鑑み、動作速度を低
下させることなく電源電圧を低下させることができる論
理回路及びその動作方法並びに半導体集積回路を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明を、
実施例図1中の対応する符号を引用して説明する。第1
発明の論理回路では、第1抵抗R10に一定の電流が流
れ、一対の第1入力信号IN1、*IN1の電位差に応
じて第1抵抗R10から第2抵抗R12又は第3抵抗R
11へ選択的に電流が流れる第1差動回路1と、電源供
給線VCC、VEE間に第1差動回路1と並列的に接続
され、定電流源がオンのときに一対の第2入力信号IN
2、*IN2の電位差に応じた信号を出力する第2差動
回路2Aと、第2抵抗R12の出力電位を略一定シフト
して該定電流源をオン/オフするレベルシフト回路3A
と、を有する。
【0010】差動回路は動作が比較的高速であるので、
レベルシフト回路3Aの動作が比較的高速であれば、論
理回路の動作が比較的高速となる。この第1発明では、
レベルシフト回路3Aで第2抵抗R12の出力電位を略
一定シフトして第2差動回路2Aの定電流源をオン/オ
フするのでレベルシフト回路3Aは常に動作しており、
かつ、定電流源に対するオンの制御電圧と定電流源に対
するオフの制御電圧の差が、第2抵抗に電流が流れるこ
とによる電位差に等しく、第1抵抗を用いない場合より
も第1抵抗を用いた場合の方が第2抵抗を小さくするこ
とができるので、レベルシフト回路3Aの動作は比較的
高速となる。
【0011】また、第2差動回路2Aが、電源供給線間
に第1差動回路と並列的に接続されているので、直列的
に接続されている場合よりも低い電源電圧を用いること
ができる。第1発明の第1態様では、第1差動回路1及
び第2差動回路2AはいずれもECL回路であり、第2
レベルシフト回路3Aは、NPNトランジスタT31の
ベース電位を、NPNトランジスタT31のベース・エ
ミッタ間の略一定電圧とダイオードT32の順方向略一
定電圧との和だけ低下させる。
【0012】この第1態様では、高速性のバイポーラト
ランジスタを用いているので、本発明の高速性がさらに
高まる。第1発明の第2態様では、レベルシフト回路3
Aは、ダイオードT32のカソードが、一方では上記定
電流源の制御入力端に接続され、他方では第4抵抗R3
1を介して低電位側電源供給線VEEに接続されてい
る。
【0013】この第2態様によれば、定電流源の制御入
力端へ電流が流れなくてもを第4抵抗R31側へ電流が
流れるので、レベルシフト回路3Aに電流を常に流して
動作状態にすることができ、動作の高速化が確保され
る。第1発明の第3態様では、電源供給線間に第1差動
回路1と並列的に接続され、定電流源がオンのときに一
対の第2入力信号IN2、*IN2の電位差に応じて出
力する第3差動回路と、第3抵抗R11の出力電位を略
一定シフトして該第3差動回路の該定電流源をオン/オ
フするレベルシフト回路と、を有する。
【0014】この第3態様は、排他的論理和回路とな
り、これを基本として各種フリップフロップやラッチ回
路等の、上記効果を有する論理回路を構成できる。第2
発明の半導体集積回路では、上記いずれかの論理回路を
有する。この半導体集積回路は、半導体集積回路の低消
費電力化に寄与する。第3発明では、第1差動回路1に
おいて、第1抵抗R10に一定の電流を流し、一対の第
1入力信号IN1、*IN1の電位差に応じて第1抵抗
R10から第2抵抗R12又は第3抵抗R11へ選択的
に電流を流し、第2抵抗R12の出力電位をシフトし
て、電源供給線間に第1差動回路1と並列的に接続され
た第2差動回路2Aの定電流源をオン/オフし、第1差
動回路1への一対の第1入力信号IN1、*IN1の電
位差及び第2差動回路2Aへの一対の第2入力信号IN
2、*IN2の電位差に応じて第2差動回路2Aから信
号を出力する。
【0015】この第3発明によれば、上記第1発明の効
果が得られる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。ECL回路を用いた排他的論理和回路を、図2
と図3とに分割して示す。図1は、この排他的論理和回
路の主要部を抽出して示しており、最初にこれを説明す
る。
【0017】差動回路1は、NPN型トランジスタT1
1及びT12の両エミッタが、電流源としてのNPN型
トランジスタT13及び抵抗R13を介して電源供給線
VEEに接続されている。抵抗R13は、NPN型トラ
ンジスタT13の特性のばらつきを見かけ上小さくする
ためのものである。NPN型トランジスタT11及びT
12のコレクタはそれぞれ、抵抗R11及びR12の一
端に接続され、抵抗R11及びR12の他端は、抵抗R
10を介して電源供給線VCCに接続されている。
【0018】差動回路2Aは、差動回路1において抵抗
R10を省略した構成となっており、NPN型トランジ
スタT21〜T23及び抵抗R21〜R23はそれぞ
れ、差動回路1のNPN型トランジスタT11〜T13
及び抵抗R11〜R13に対応している。差動回路1及
び2Aはいずれも、差動対の一方と他方の特性が互いに
等しくなるように構成されている。
【0019】レベルシフト回路3Aは、エミッタフォロ
ア回路であり、NPN型トランジスタT31のコレクタ
が電源供給線VCCに接続され、NPN型トランジスタ
T31のベースが、差動回路1の一方の出力端であるN
PN型トランジスタT12のコレクタに接続されてい
る。NPN型トランジスタT31のエミッタは、NPN
型トランジスタT32のコレクタに接続され、NPN型
トランジスタT32はそのコレクタとベースとが短絡さ
れてダイオードとなっている。NPN型トランジスタT
32のエミッタは、一方では差動回路2Aの電流源の制
御入力端としてのNPN型トランジスタT23のベース
に接続され、他方では抵抗R31を介して電源供給線V
EEに接続されている。
【0020】NPN型トランジスタT11及びT12の
ベースには第1の相補入力信号*IN1及びIN1が供
給され、NPN型トランジスタT21及びT22のベー
スには第2の相補入力信号*IN2及びIN2が供給さ
れ、NPN型トランジスタT21及びT22のコレクタ
から相補出力信号*OUT及びOUTが取り出される。
【0021】動作の高速化のため、レベルシフト回路3
Aには常に電流が流れるようにし、NPN型トランジス
タT31及びT32のベース・エミッタ間の電圧を差動
回路1の動作状態に拘らず略一定にする。さらに、トラ
ンジスタとして例えば、AlGaAs/GaAs又はInGaP/GaAsな
どの化合物半導体を用いた高速性のヘテロ接合バイポー
ラトランジスタ(HBT)を用いる。この場合、NPN
型トランジスタT31及びT32のベース・エミッタ間
の電圧Vbeは共に1.4V程度になる。
【0022】一方、定電流源により抵抗R10に一定の
電流Iが流れるので、抵抗R10と抵抗R12との接続
点の電位V1=VCC−I・R10は一定になる。NP
N型トランジスタT31のベース電位V2は、入力信号
*IN1が高レベルで入力信号IN1が低レベルの場合
には、電位V1に等しくなり、逆に、入力信号*IN1
が低レベルで入力信号IN1が高レベルの場合には、V
2=V1−I・R12となる。したがって、NPN型ト
ランジスタT23のベース電位V3は、VCC=0、V
be=1.4とすると、 入力信号IN1が低レベルのとき、V3=−I・R10
−2.8 入力信号IN1が高レベルのとき、V3=−I・(R1
0+R12)−2.8 となる。
【0023】そこで、入力信号IN1が低レベルのとき
NPN型トランジスタT23がオンになるように抵抗R
10の抵抗値を決定し、入力信号IN1が高レベルのと
きNPN型トランジスタT23がオフになるように抵抗
R12の抵抗値を決定する。例えば、I=4mA、R1
0=100Ω、R11=R12=200Ωとすると、電
位V2及びV3の(高レベル電位)/(低レベル電位)
はそれぞれ−0.4V/−1.2V及び−3.2V/−
4.0Vとなる。この場合、レベルシフト回路3Aに常
に電流を流すには、例えばVEEを−5.3Vにし、抵
抗R31を600〜800Ω程度にすればよい。
【0024】図1の回路の動作は次の通りである。すな
わち、入力信号*IN1が高レベルで入力信号IN1が
低レベルの場合、NPN型トランジスタT23がオンに
なって差動回路2Aが有効になり、入力信号*IN2が
低レベルで入力信号IN2が高レベルのとき出力信号O
UTが高レベル、出力信号*OUTが低レベル、逆に入
力信号*IN2が高レベルで入力信号IN2が低レベル
のとき出力信号OUTが低レベル、出力信号*OUTが
高レベルになる。入力信号*IN1が低レベルで入力信
号IN1が高レベルの場合、NPN型トランジスタT2
3がオフになって差動回路2Aが無効になる。
【0025】したがって、差動回路1に対しレベルシフ
ト回路3A及び差動回路2Aと対称的な回路を付加すれ
ば、排他的論理和回路が構成される。図2及び図3は、
このような回路の付加にさらに入出力バッファ回路を付
加したものである。図2において、レベルシフト回路3
B及び差動回路2Bはそれぞれ差動回路1に対しレベル
シフト回路3A及び差動回路2Aと対称的になってい
る。ただし、抵抗R21及びR22は、差動回路2Aと
差動回路2Bとで共用されている。差動回路2BのNP
N型トランジスタT24〜T26及び抵抗R26は、差
動回路2AのNPN型トランジスタT21〜T23及び
抵抗R23に対応し、レベルシフト回路3BのNPN型
トランジスタT33、T34及び抵抗R32は、レベル
シフト回路3AのNPN型トランジスタT31、T32
及び抵抗R31に対応している。NPN型トランジスタ
T11のコレクタはNPN型トランジスタT33のベー
スに接続され、NPN型トランジスタT34のエミッタ
はNPN型トランジスタT26のベースに接続されてい
る。NPN型トランジスタT24及びT25のベースに
はそれぞれ第2の相補入力信号IN2及び*IN2が供
給される。
【0026】エミッタフォロア回路5Aは、排他的論理
和回路の第1の相補入力信号IN10及び*IN10に
対する入力バッファ回路であり、これらの信号電位をト
ランジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeだけ低下させ
せ、相補信号IN1及び*IN1として出力する。エミ
ッタフォロア回路5Aの抵抗R51及びR52は入力イ
ンピーダンスマッチング用であり、例えば50Ωであ
る。同様に、図3においてエミッタフォロア回路5B
は、排他的論理和回路の第2の相補入力信号IN20及
び*IN20に対する入力バッファ回路であり、これら
の信号電位を電圧Vbeだけ低下させた相補信号IN2及
び*IN2を出力する。エミッタフォロア回路5Cは、
出力バッファ回路であり、相補信号OUT及び*OUT
の電位を電圧Vbeだけ低下させてそれぞれ差動回路2C
のNPN型トランジスタT27及びT28のベースに供
給する。NPN型トランジスタT27及びT28のコレ
クタからそれぞれ、排他的論理和回路の相補出力信号*
OUTA及びOUTAが取り出される。
【0027】図2中のバイアス回路4A、4B及び図3
中のバイアス回路4C、4D及び4Eはそれぞれ、差動
回路1、エミッタフォロア回路5A、5B、5C及び差
動回路2Cの定電流源に対しベース電位を与えるための
ものである。バイアス回路4Aのコンデンサは、高周波
ノイズ吸収用である。本実施例では、一対の電源電圧供
給線間に直列接続されたトランジスタが2段であるの
で、電源電圧を従来よりも低くすることができる。例え
ば上記HBTを用いて図2及び図3の回路を構成した場
合、VCC=0Vに対しVEE=−5.2Vとすること
ができ、図4(A)の場合のVEE=−7.0Vよりも
電源電圧を低くすることができる。これにより、回路の
消費電力も低減され、本発明者がシミュレーションを行
ったところ、図2及び図3と同様の入出力バッファ回路
を図4(A)の回路に付加した場合に消費電力が380
mWとなるのに対し、図2及び図3の回路では340m
Wとなるという結果が得られた。
【0028】また、レベルシフト回路3A及び3Bに常
に電流を流すことができ、かつ、抵抗R11及びR12
の抵抗値を図4(B)の抵抗R11及びR12のそれよ
りも小さくすることができるので、高速動作が可能とな
る。なお、上記排他的論理和回路を用いて各種フリップ
フロップ回路等の論理回路を構成することができ、これ
ら及びこれらを含む半導体集積回路も本発明に含まれ、
本発明は、半導体集積回路の低消費電力化に寄与すると
ころが大きい。
【0029】また、上記実施例ではバイポーラトランジ
スタを用いた好適な場合を説明したが、本発明は各種ト
ランジスタを用いて構成しても、上記本発明の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例の排他的論理和回路の一部を
示す図である。
【図3】該排他的論理和回路の残部を示す図である。
【図4】従来技術の問題点を説明するための回路図であ
り、(A)は排他的論理和回路を示し、(B)はアナロ
グ回路を示す図である。
【符号の説明】
1、2A〜2C 差動回路 3A、3B レベルシフト回路 4A〜4E バイアス回路 5A〜5C エミッタフォロア回路 VCC、VEE 電源供給線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1抵抗に一定の電流が流れ、一対の第
    1入力信号の電位差に応じて該第1抵抗から第2抵抗又
    は第3抵抗へ選択的に電流が流れる第1差動回路と、 電源供給線間に該第1差動回路と並列的に接続され、定
    電流源がオンのときに一対の第2入力信号の電位差に応
    じた信号を出力する第2差動回路と、 該第2抵抗の出力電位を略一定シフトして該定電流源を
    オン/オフするレベルシフト回路と、 を有することを特徴とする論理回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の差動回路はいずれも
    ECL回路であり、 前記レベルシフト回路は、NPNトランジスタのベース
    電位を、該NPNトランジスタのベース・エミッタ間の
    略一定電圧とダイオードの順方向略一定電圧との和だけ
    低下させることを特徴とする請求項1記載の論理回路。
  3. 【請求項3】 前記レベルシフト回路は、前記ダイオー
    ドのカソードが、一方では前記定電流源の制御入力端に
    接続され、他方では第4抵抗を介して低電位側電源供給
    線に接続されていることを特徴とする請求項2記載の論
    理回路。
  4. 【請求項4】 電源供給線間に前記第1差動回路と並列
    的に接続され、定電流源がオンのときに前記一対の第2
    入力信号の電位差に応じて出力する第3差動回路と、 前記第3抵抗の出力電位をシフトして該第3差動回路の
    該定電流源をオン/オフするレベルシフト回路と、 を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    つに記載の論理回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    論理回路を有することを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 第1差動回路において、第1抵抗に一定
    の電流を流し、一対の第1入力信号の電位差に応じて該
    第1抵抗から第2抵抗又は第3抵抗へ選択的に電流を流
    し、 該第2抵抗の出力電位を略一定シフトして、電源供給線
    間に該第1差動回路と並列的に接続され第2差動回路の
    定電流源をオン/オフし、 該第1差動回路への該一対の第1入力信号の電位差及び
    該第2差動回路への一対の第2入力信号の電位差に応じ
    て該第2差動回路から信号を出力する、 ことを特徴とする論理動作方法。
JP7067957A 1995-03-27 1995-03-27 論理回路及びその動作方法並びに半導体集積回路 Withdrawn JPH08265137A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7067957A JPH08265137A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 論理回路及びその動作方法並びに半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7067957A JPH08265137A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 論理回路及びその動作方法並びに半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08265137A true JPH08265137A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13359957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7067957A Withdrawn JPH08265137A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 論理回路及びその動作方法並びに半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08265137A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005306A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 信号出力回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005306A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 信号出力回路
US8593201B2 (en) 2011-06-20 2013-11-26 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Signal output circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220014160A1 (en) Lower-skew receiver circuit with rf immunity for controller area network (can)
US6472908B1 (en) Differential output driver circuit and method for same
US8049534B2 (en) Low-power high-speed differential driver with precision current steering
US5371421A (en) Low power BiMOS amplifier and ECL-CMOS level converter
JPH0629832A (ja) Ecl回路
US20060061391A1 (en) High-speed differential logic buffer
US6114874A (en) Complementary MOS level translating apparatus and method
US6255857B1 (en) Signal level shifting circuits
US6211722B1 (en) Low voltage high speed multiplexer and latch
JPH1197774A (ja) 出力回路装置
US6545517B2 (en) Frequency splitter circuit
JPH08265137A (ja) 論理回路及びその動作方法並びに半導体集積回路
US5831454A (en) Emitter coupled logic (ECL) gate
JP3200021B2 (ja) 出力回路装置
JPH077407A (ja) 半導体集積回路装置
US20050231258A1 (en) Static flip-flop circuit
JPH0421370B2 (ja)
JP2933022B2 (ja) フリップフロップ回路
US20200228119A1 (en) Lower voltage switching of current mode logic circuits
US7592794B2 (en) Integrated low power received signal strength indicator (RSSI) with linear characteristic
JP4281193B2 (ja) 出力回路
JPH03201809A (ja) 差動出力回路
JP3337770B2 (ja) Eclゲート回路
KR100265347B1 (ko) 입력 버퍼링 장치
JPH04265015A (ja) 信号レベル変換回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020604