JPH08264341A - トランス - Google Patents

トランス

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JPH08264341A
JPH08264341A JP6566495A JP6566495A JPH08264341A JP H08264341 A JPH08264341 A JP H08264341A JP 6566495 A JP6566495 A JP 6566495A JP 6566495 A JP6566495 A JP 6566495A JP H08264341 A JPH08264341 A JP H08264341A
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JP
Japan
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wiring board
printed wiring
transformer
core
winding
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JP6566495A
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Inventor
Tomoyuki Kondo
智之 近藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 交流電源電圧を正確に検知可能にし、また、
交流電源電圧検知用のトランスを取付けたプリント配線
基板の全体の高さ寸法を小さくし、製造コストを安くす
る。 【構成】 本発明のトランス13は、プリント配線基板
20の一方の面に薄板状のコア21を取付け、このコア
21の1次側脚部27に1次巻線15を巻回し、更に、
コア21の2次側脚部29に2次巻線17を巻回して構
成されている。そして、上記2次巻線17は、プリント
配線基板20の他方の面に形成された導体パターン26
と、プリント配線基板20にコア21の2次側脚部29
をまたぐように取付けられたジャンパ線30とにより構
成されている。また、1次巻線15は、1次側脚部27
にリード線28を巻回して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子レンジ用の
プリント配線基板に実装するためのトランスであって、
特には、電源電圧検知用のトランスとして用いるのに好
適するトランスに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子レンジにおいては、交流電源
(AC100V)の電圧を検知して、その検知結果を加
熱運転制御のために用いるように構成されている。この
構成の場合、交流電源電圧を検知するに当たっては、マ
イクロコンピュータやリレー等に直流電圧を供給する直
流電源回路に配設されているトランスの2次電圧を利用
するように構成している。具体的には、上記トランスの
2次電圧の値を検知して、この検知した2次電圧値から
交流電源電圧を推定するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、直
流電源回路のトランスには、マイクロコンピュータやリ
レー等の負荷に供給される電流が流れる。ここで、普通
の電子レンジには、2〜4個のリレーが設けられてお
り、これらリレーに流れる電流がある程度大きいことか
ら、リレーがオンしている状態では上記トランスにかな
り大きい電流が流れている。そして、このような電流が
流れ続けると、トランスが発熱し、該トランスの温度が
上昇するようになる。このため、リレーのオン状態があ
る程度長く(例えば10分以上)続くと、トランスの温
度がかなり上昇する。一方、トランスの2次電圧値は、
トランスの温度が上下動するのに応じて変動するという
特性がある。
【0004】従って、リレーがオンする前と、リレーが
オンした後ある程度時間が経過したときとでは、交流電
源電圧が同じであってもトランスの2次電圧値がかなり
変動する。このため、上記従来構成では、交流電源電圧
を正確に検知(推定)することができないという欠点が
あった。これに対して、交流電源電圧の検知だけに用い
る専用のトランスを使用する構成が考えられる。しか
し、この専用トランスを使用する構成の場合、上記専用
トランスの高さ寸法がかなり大きいことから、交流電源
電圧検知用の電気回路を実装するためのプリント配線基
板に上記専用トランスを取付けると、このプリント配線
基板の全体の高さ寸法が大きくなり、該プリント配線基
板を配設するためのスペースが大きくなってしまうとい
う不具合があった。また、専用のトランスを使用するの
で部品点数が増えて製造コストが高くなるという不具合
もある。
【0005】そこで、本発明の目的は、交流電源電圧を
正確に検知することができ、また、交流電源電圧検知用
のトランスを取付けたプリント配線基板の全体の高さ寸
法を極力小さくし得ると共に、製造コストが高くなるこ
とを防止できるトランスを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のトランスは、電
気部品を装着するためのプリント配線基板と、このプリ
ント配線基板の一方の面に取付けられた薄板状のコア
と、このコアの1次側脚部に巻回された1次巻線と、前
記コアの2次側脚部に巻回された2次巻線とを備え、前
記2次巻線を、前記プリント配線基板の他方の面に形成
された導体パターンと、前記プリント配線基板に前記コ
アの2次側脚部をまたぐように取付けられたジャンパ線
とにより構成したところに特徴を有する。
【0007】この構成の場合、前記1次巻線を、リード
線を巻回することにより構成することが好ましい。ま
た、前記1次巻線を、前記プリント配線基板の他方の面
に形成された導体パターンと、前記プリント配線基板に
前記コアの1次側脚部をまたぐように取付けられたジャ
ンパ線とにより構成することも考えられる。更に、前記
プリント配線基板に設けられ前記1次巻線の端子を構成
する接続端子部を備えると共に、外部から導かれた電力
供給用リード線の一端部に設けられ前記接続端子部に着
脱可能に接続されるコネクタを備える構成とすることが
一層好ましい。更にまた、前記ジャンパ線と前記コアの
2次側脚部との間に絶縁シートを配設するように構成し
ても良い。
【0008】
【作用】上記手段によれば、プリント配線基板に設けた
専用のトランスを使用して交流電源電圧を検知すること
が可能となるから、交流電源電圧を正確に検知すること
ができる。そして、上記専用のトランスは、プリント配
線基板の一方の面に薄板状のコアを取付け、このコアの
1次側脚部に1次巻線を巻回し、そして、コアの2次側
脚部に2次巻線を巻回して構成されているので、上記ト
ランスの高さ寸法を小さく(薄形に)構成することがで
き、ひいては上記トランスを取付けたプリント配線基板
の全体の高さ寸法を小さくすることができる。更に、上
記トランスの2次巻線を、プリント配線基板の他方の面
に形成された導体パターンと、プリント配線基板にコア
の2次側脚部をまたぐように取付けられたジャンパ線と
により構成したので、トランスの2次巻線を簡単な構成
にて容易に構成することができ、トランス全体の製造コ
ストを安くし得る。
【0009】また、上記構成の場合、リード線を巻回す
ることにより1次巻線を構成するようにすると、1次巻
線の巻回数(ターン数)を多くすることが容易である。
一方、1次巻線を、プリント配線基板の他方の面に形成
された導体パターンと、プリント配線基板にコアの1次
側脚部をまたぐように取付けられたジャンパ線とにより
構成すると、1次巻線を簡単な構成にて容易に構成する
ことが可能となる。更に、プリント配線基板に1次巻線
の端子を構成する接続端子部を設けると共に、外部から
導かれた電力供給用リード線の一端部に上記接続端子部
に着脱可能に接続されるコネクタを設けるように構成す
ると、電力供給用リード線を接続したり、取外したりす
る作業が簡単になる。更にまた、ジャンパ線とコアの2
次側脚部との間に絶縁シートを配設すると、ジャンパ線
とコアとの間を確実に絶縁することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した第1の
実施例について図1ないし図4を参照しながら説明す
る。まず、電子レンジの電気的構成を機能ブロックの組
合せにて示す図2において、制御回路1は、例えばマイ
クロコンピュータ等から構成されており、電子レンジの
加熱運転全般を制御する機能を有している。上記制御回
路1は、CPU2、ROM3及びRAM4を有する構成
となっており、そのROM3内に上記制御を実行するた
めの制御プログラムを記憶している。
【0011】そして、制御回路1は、操作パネルに設け
られた各種のキースイッチ5からのスイッチ信号、操作
パネルに設けられた調理メニュー選択用の回転ダイヤル
により回転されるエンコーダ6からの回転信号、食品か
ら発生する水蒸気等のガスを検知するガスセンサ7から
の検知信号及び交流電源電圧を検知する電源電圧検知回
路8からの検知信号を受けるように構成されている。ま
た、制御回路1は、操作パネルに設けられた表示部9、
食品を載置する回転皿を回転駆動するRTモータ10及
び加熱調理室内へマイクロ波を供給するマグネトロン1
1を駆動回路12を介して駆動制御するように構成され
ている。
【0012】次に、上記電源電圧検知回路8の具体的構
成を図3に従って説明する。この電源電圧検知回路8
は、電源電圧検知専用のトランス13及び整流平滑回路
14から構成されている。上記トランス13の1次巻線
15の端子間には、交流電源16が接続されている。そ
して、トランス13の2次巻線17の端子間には、整流
平滑回路14を構成する図示する極性のダイオード18
及び平滑コンデンサ19の直列回路が接続されている。
更に、ダイオード18と平滑コンデンサ19の中間接続
点Aは制御回路1の入力端子(マイクロコンピュータの
入力端子)に接続され、平滑コンデンサ19の他方の端
子(トランス13の2次巻線17の一方の端子に接続さ
れる端子)はアースされている。
【0013】この構成の場合、上記トランス13は、1
次巻線15に印加された約100Vの交流電源電圧を例
えば約5Vに降圧して2次巻線17から出力するように
構成されている。この2次巻線17から出力された約5
Vの交流電圧は、ダイオード18により半波整流される
と共に、平滑コンデンサ19により平滑されて直流電圧
に変換される。そして、この直流電圧が制御回路1の入
力端子へ与えられるように構成されている。
【0014】ここで、上記トランス13の具体的構成に
ついて図1を参照して説明する。この図1において、プ
リント配線基板20は、電源電圧検知回路8を配設する
ための基板である。具体的には、プリント配線基板20
の図1中左端部に、トランス13が設けられている。こ
の場合、トランス13のコア21は、全体としてほぼ矩
形枠状をなすと共に薄板状をなしており、例えばケイ素
鋼板を積層して構成されている。このコア21の図1中
上辺部には、コア21の内側の開口部22とコア21の
外側とを連通するスリット23が形成されている。この
ような構成のコア21は、プリント配線基板20の左端
部に載置されて取付けられている。
【0015】そして、上記プリント配線基板20の左端
部には、コア21の内側の開口部22に対応して該開口
部22よりも若干小さい矩形状の開口部24が予め形成
されていると共に、コア21のスリット23に対応する
ようにスリット25が予め形成されている。更に、プリ
ント配線基板20の図1中下面には、導体パターン26
が破線で示すように設けられている。
【0016】さて、コア21の図1中左辺部は1次側脚
部27を構成しており、この1次側脚部27には1次巻
線15が巻回されている。この1次巻線15は、例えば
絶縁被覆を有するリード線28を、上記1次側脚部27
とプリント配線基板20のうちの上記1次側脚部27を
載置する部分とに巻回することにより構成されている。
上記リード線28(1次巻線15)の両端は、交流電源
16(図3参照)に接続されている。この場合、リード
線28を巻回するに際しては、予め巻枠等を使って巻回
しておいたコイル状のリード線28をコア21及びプリ
ント配線基板20のスリット23及び25を通して挿入
して装着するように構成することが好ましい。
【0017】また、コア21の図1中右辺部は2次側脚
部29を構成しており、この2次側脚部29には2次巻
線17が巻回されている。この2次巻線17は、プリン
ト配線基板20の下面の導体パターン26と、プリント
配線基板20にコア21の2次側脚部29をまたぐよう
に取付けられた複数のジャンパ線30とにより構成され
ている。この場合、ジャンパ線30は、ほぼコ字状をな
しており、コア21の2次側脚部29をまたぐと共に、
その両端部の脚部30aをプリント配線基板20のうち
の2次側脚部29の両側に形成された貫通孔内に挿入し
ている。そして、プリント配線基板20の下面における
貫通孔の周縁部に設けられたランド(即ち、導体パター
ン26の端部)に、ジャンパ線30の両脚部30aを例
えば半田付けして固定するように構成されている。
【0018】これにより、1本のジャンパ線30とこの
ジャンパ線30に対応する導体パターン26とから、2
次巻線17の1ターンが構成されるようになっている。
図1の構成の場合、2次巻線17として3ターン分を示
している。ここで、ジャンパ線30とコア21の2次側
脚部29との間には、絶縁プラスチックや絶縁紙等から
成る絶縁シート31が配設されており、もって、ジャン
パ線30とコア21とが絶縁されている。また、コア2
1の厚み寸法は、ジャンパ線30の脚部30aの長さ寸
法よりも小さくなるように(具体的には、少なくともプ
リント配線基板20の板厚分小さくなるように)構成さ
れている。更に、1次巻線15の巻回数(ターン数)と
2次巻線17の巻回数(ターン数)は、前述したように
100Vの入力電圧を5Vの出力電圧に変換可能な巻回
数にそれぞれ設定されている。
【0019】一方、プリント配線基板20の上面におけ
るトランス13の右方には、ダイオード18及び平滑コ
ンデンサ19が実装されている。これらダイオード18
及び平滑コンデンサ19並びに2次巻線17は、プリン
ト配線基板20の下面に形成された導体パターン26
(図1中破線で示す)により前述した通りに(図3に示
す通りに)接続されている。そして、プリント配線基板
20の上面の残りの部分には、図示はしないが制御回路
1を構成する各電気部品、即ち、マイクロコンピュータ
等が実装されている。
【0020】このような構成の本実施例によれば、プリ
ント配線基板20に設けた専用のトランス13を使用し
て交流電源電圧を検知する構成としたので、交流電源電
圧を正確に検知することができる。ここで、本実施例の
電源電圧検知回路8から出力される電圧を、図4におい
て直線Pで示す。この図4において、直線Q1は初期時
(リレーをまだオンしていないとき)に従来構成の電源
電圧検知回路から出力される電圧を示し、直線Q2は運
転時(リレーをオン状態にし続けたとき或いはその後)
に従来構成の電源電圧検知回路から出力される電圧を示
している。この図4から明らかなように、従来構成の電
源電圧検知回路では初期と運転時とでかなり出力電圧が
変動し、本実施例の電源電圧検知回路8では出力電圧が
変動しないことがわかる。
【0021】また、上記実施例では、プリント配線基板
20の一方の面に薄板状のコア21を取付け、このコア
21の1次側脚部27に1次巻線15を巻回し、更に、
コア21の2次側脚部29に2次巻線17を巻回するこ
とにより上記専用のトランス13を構成したので、トラ
ンス13の高さ寸法を小さく(薄形に)構成することが
でき、ひいてはトランス13を配設したプリント配線基
板20の全体の高さ寸法を小さくすることができる。
【0022】更に、上記実施例では、トランス13の2
次巻線17を、プリント配線基板20の他方の面に形成
した導体パターン26と、プリント配線基板20にコア
21の2次側脚部29をまたぐように取付けたジャンパ
線30とにより構成したので、トランス13の2次巻線
17を簡単な構成にて容易に構成することができ、トラ
ンス13全体の製造コストを安くすることが可能とな
る。更にまた、上記実施例の場合、リード線28を巻回
することによりトランス13の1次巻線15を構成した
ので、1次巻線15の巻回数(ターン数)を多くするこ
とを容易に実現することができる。
【0023】ここで、トランス13の一次巻線15をリ
ード線28を巻回して構成する代わりに、通常のマグネ
ットワイヤー(トランスやモータの巻線を構成する絶縁
電線)を巻回して構成しても良い。この場合、上記マグ
ネットワイヤーを薄形の巻枠(ボビン等)に巻回した
後、巻回したマグネットワイヤー及び巻枠をトランス1
3の1次側脚部27に嵌合装着するように構成しても良
い。
【0024】尚、上記実施例では、トランス13から出
力される2次電圧を1個のダイオード18により半波整
流するように構成したが、これに限られるものではな
く、例えば図5に示す第2の実施例のように、上記2次
電圧を2個のダイオード32、33によりセンタタップ
方式で全波整流するように構成しても良い。この第2の
実施例では、2個のダイオード32、33により全波整
流した電圧を平滑コンデンサ34により平滑して直流電
圧を得るようにしている。また、トランス13の2次電
圧を4個のダイオードによりブリッジ方式で全波整流す
るように構成しても良い。
【0025】図6は本発明の第3の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同一部分には同一符号を付している。上記
第3の実施例では、図6に示すように、トランス13の
1次巻線15を、プリント配線基板20の下面に形成さ
れた導体パターン35と、プリント配線基板20にコア
21の1次側脚部27をまたぐように取付けられたジャ
ンパ線36とにより構成している。この場合、ジャンパ
線36は、ほぼコ字状をなしており、コア21の1次側
脚部27をまたぐと共に、その両端部の脚部36aをプ
リント配線基板20のうちの1次側脚部27の両側に形
成された貫通孔内に挿入している。そして、プリント配
線基板20の下面における上記貫通孔の周縁部に設けら
れたランド(即ち、導体パターン35の端部)に、ジャ
ンパ線36の両脚部36aを例えば半田付けして固定し
ている。更に、ジャンパ線36とコア21の2次側脚部
29との間には、絶縁プラスチックや絶縁紙等から成る
絶縁シート37が配設されている。尚、第3の実施例で
は、コア21にスリット23を設けていないし、また、
プリント配線基板20に開口部24及びスリット25を
設けていない。
【0026】また、プリント配線基板20の右端部に
は、接続端子部として2本の接続ピン38、39が上方
に向けて突設されている。これら接続ピン38、39の
基端部には、トランス13の1次巻線15の両端子であ
る導体パターン35の両端部が例えば半田付けにより接
続されている。この場合、接続ピン38、39がトラン
ス13の1次巻線15の端子を構成している。そして、
外部から導かれた電力供給用リード線40、41の一端
部にコネクタ42を設け、このコネクタ42を上記接続
ピン38、39に着脱可能に接続するように構成してい
る。また、上記電力供給用リード線40、41の他端部
には、交流電源16が接続されている。尚、上述した以
外の第3の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ
構成となっている。
【0027】従って、上記第3の実施例においても、第
1の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
特に、第3の実施例では、トランス13の1次巻線15
をプリント配線基板20の導体パターン35とジャンパ
線36とから構成したので、1次巻線15を簡単な構成
にて容易に構成することが可能となる。また、プリント
配線基板20に1次巻線15の端子として接続ピン3
8、39を設け、電力供給用リード線40、41の一端
部に設けたコネクタ42を上記接続ピン38、39に着
脱可能に接続する構成としたので、電力供給用リード線
40、41を1次巻線15に接続したり、取外したりす
る作業を簡単に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、交流電源電圧を検知する専用のトランスを、プリン
ト配線基板の一方の面に薄板状のコアを取付け、このコ
アの1次側脚部に1次巻線を巻回し、そして、コアの2
次側脚部に2次巻線を巻回して構成し、更に、上記2次
巻線を、プリント配線基板の他方の面に形成された導体
パターンと、プリント配線基板にコアの2次側脚部をま
たぐように取付けられたジャンパ線とにより構成したの
で、交流電源電圧を正確に検知することができ、交流電
源電圧検知用のトランスを取付けたプリント配線基板の
全体の高さ寸法を極力小さくし得、また、トランス全体
の製造コストを安くし得るという優れた効果を奏する。
【0029】また、上記構成の場合、リード線を巻回す
ることにより1次巻線を構成するようにすると、1次巻
線の巻回数(ターン数)を多くすることが容易である。
更に、1次巻線を、プリント配線基板の他方の面に形成
された導体パターンと、プリント配線基板にコアの1次
側脚部をまたぐように取付けられたジャンパ線とにより
構成すると、1次巻線を簡単な構成にて容易に構成する
ことが可能となる。更にまた、プリント配線基板に1次
巻線の端子を構成する接続端子部を設けると共に、外部
から導かれた電力供給用リード線の一端部に上記接続端
子部に着脱可能に接続されるコネクタを設けるように構
成すると、電力供給用リード線を接続したり、取外した
りする作業が簡単になる。また、ジャンパ線とコアの2
次側脚部との間に絶縁シートを配設すると、ジャンパ線
とコアとの間を確実に絶縁することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すトランス及びプリ
ント配線基板の斜視図
【図2】ブロック図
【図3】電源電圧検知回路の電気回路図
【図4】交流電源電圧と電源電圧検知回路の出力電圧と
の関係を示す特性図
【図5】本発明の第2の実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
1は制御回路、8は電源電圧検知回路、13はトラン
ス、14は整流平滑回路、15は1次巻線、16は交流
電源、17は2次巻線、20はプリント配線基板、21
はコア、23、25はスリット、26は導体パターン、
27は1次側脚部、28はリード線、29は2次側脚
部、30はジャンパ線、30aは脚部、31は絶縁シー
ト、35は導体パターン、36はジャンパ線、37は絶
縁シート、38、39は接続ピン(接続端子部)、4
0、41は電力供給用リード線、42はコネクタを示
す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品を装着するためのプリント配線
    基板と、 このプリント配線基板の一方の面に取付けられた薄板状
    のコアと、 このコアの1次側脚部に巻回された1次巻線と、 前記コアの2次側脚部に巻回された2次巻線とを備え、 前記2次巻線を、前記プリント配線基板の他方の面に形
    成された導体パターンと、前記プリント配線基板に前記
    コアの2次側脚部をまたぐように取付けられたジャンパ
    線とにより構成したことを特徴とするトランス。
  2. 【請求項2】 前記1次巻線は、リード線を巻回するこ
    とにより構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のトランス。
  3. 【請求項3】 前記1次巻線は、前記プリント配線基板
    の他方の面に形成された導体パターンと、前記プリント
    配線基板に前記コアの1次側脚部をまたぐように取付け
    られたジャンパ線とにより構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のトランス。
  4. 【請求項4】 前記プリント配線基板に設けられ前記1
    次巻線の端子を構成する接続端子部と、 外部から導かれた電力供給用リード線の一端部に設けら
    れ前記接続端子部に着脱可能に接続されるコネクタとを
    備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載のトランス。
  5. 【請求項5】 前記ジャンパ線と前記コアの2次側脚部
    との間に絶縁シートを配設したことを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載のトランス。
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CN1299301C (zh) * 1999-01-18 2007-02-07 Sht有限公司 线圈装置及其制造方法
CN101932151A (zh) * 2009-06-25 2010-12-29 株式会社东芝 微波炉的变压器搭载基板装置

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