JPH08264243A - リモートコントロール機能を有するスイッチアダプタ - Google Patents
リモートコントロール機能を有するスイッチアダプタInfo
- Publication number
- JPH08264243A JPH08264243A JP7065992A JP6599295A JPH08264243A JP H08264243 A JPH08264243 A JP H08264243A JP 7065992 A JP7065992 A JP 7065992A JP 6599295 A JP6599295 A JP 6599295A JP H08264243 A JPH08264243 A JP H08264243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- remote control
- signal
- switch
- plug
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 家電機器の電源コードに取り付けられている
プラグ３と、壁際コンセント２などの商用電源との間に
介装して、オン・オフのリモートコントロールを可能な
らしめるスイッチアダプタを提供する。 【構成】 リモコンアダプタ本体１には、壁際コンセン
ト２に適合するプラグ部１ａと、家電機器コードプラグ
に適合するコンセント部１ｂとが設けられ、上記プラグ
部１ａとコンセント部１ｂとは開閉制御回路１ｄを介し
て接続導通されている。一方、リモコン送信器４は、オ
ン作動赤外線信号部１ｃによって受信され、オン・オフ
の信号を判別して開閉制御回路１ｄが作動せしめられ
る。
プラグ３と、壁際コンセント２などの商用電源との間に
介装して、オン・オフのリモートコントロールを可能な
らしめるスイッチアダプタを提供する。 【構成】 リモコンアダプタ本体１には、壁際コンセン
ト２に適合するプラグ部１ａと、家電機器コードプラグ
に適合するコンセント部１ｂとが設けられ、上記プラグ
部１ａとコンセント部１ｂとは開閉制御回路１ｄを介し
て接続導通されている。一方、リモコン送信器４は、オ
ン作動赤外線信号部１ｃによって受信され、オン・オフ
の信号を判別して開閉制御回路１ｄが作動せしめられ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、リモートコントロール
（略称リモコン）機能を備えていない電気機器のリモー
トコントロール操作を可能ならしめるために創作したス
イッチアダプタに関するものである。
（略称リモコン）機能を備えていない電気機器のリモー
トコントロール操作を可能ならしめるために創作したス
イッチアダプタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば家庭用電気機器類の中には、リモ
ートコントロール機能を備えたものと、リモートコント
ロール機能を備えていないものとが有る。家庭用電気機
器類に設けられているリモートコントロール機構は一般
に、当該電気機器に専用のリモコン送信器を有してい
て、電源のオン・オフ、および、その他の切換調節が可
能な構造である。例えばテレビ用リモコンは、電源のオ
ン・オフ、チャンネルの選択、音声の大小、その他の操
作が可能であり、シャンデリヤ用リモコンは、電源のオ
ン・オフ、および明暗の切換操作が可能である。リモー
トコントロール機能を有していない電気機器は、当該電
気機器の付設されている手動スイッチでオン・オフ操作
するか、もしくは、コードの先端に付いているプラグを
コンセントに差し込んだり抜き取ったりしてオン・オフ
操作を行なう。
ートコントロール機能を備えたものと、リモートコント
ロール機能を備えていないものとが有る。家庭用電気機
器類に設けられているリモートコントロール機構は一般
に、当該電気機器に専用のリモコン送信器を有してい
て、電源のオン・オフ、および、その他の切換調節が可
能な構造である。例えばテレビ用リモコンは、電源のオ
ン・オフ、チャンネルの選択、音声の大小、その他の操
作が可能であり、シャンデリヤ用リモコンは、電源のオ
ン・オフ、および明暗の切換操作が可能である。リモー
トコントロール機能を有していない電気機器は、当該電
気機器の付設されている手動スイッチでオン・オフ操作
するか、もしくは、コードの先端に付いているプラグを
コンセントに差し込んだり抜き取ったりしてオン・オフ
操作を行なう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】通常の住居の居間に
は、一般に複数個の家庭用電気機器類が備え付けられて
おり、これらの中にはリモートコントロール機構付きの
電気機器も有ればリモートコントロール機構無しの電気
機器も有る。リモートコントロール機能を有しない電気
機器を作動させたり停止させたりしようとすると、スイ
ッチに手の届く所まで足を運んでスイッチ操作するか、
もしくはコードプラグの抜き差しをしなければならない
ので厄介である。しかし、耐用命数の残っている電気機
器をリモコン付きのものと買い替えることは、家庭経済
にとっても負担が大きく、社会経済的見地からも好まし
くない。こうした観点から、既製の電気機器に対して簡
単なオン・オフ機能だけを有するリモコンユニットを後
付けすることが要望される。さらに、リモコン機能を有
する電気機器についても、次のような付具合が有る。す
なわち、一つの部屋に複数のリモコン機能付き電気機器
が置かれているとき、各電気機器それぞれのリモコン機
構が互いに独立しているため、専用のリモコン送信機を
使い分けなければならない。さらに、複数個のリモコン
機能付き電気機器とリモコン機能無しの電気機器とが一
つの部屋に置かれている場合、外出のためにスイッチを
切ろうとすると、多数の電気機器を一つ一つ切って回ら
なければならず、手数が掛かる上に切り忘れを生じる虞
れが有る。かといってメーンスイッチを切ると、電気時
計やタイマ付き電気機器まで通電を断たれてしまうの
で、面倒でも電気機器ごとにスイッチ操作しなければな
らない。
は、一般に複数個の家庭用電気機器類が備え付けられて
おり、これらの中にはリモートコントロール機構付きの
電気機器も有ればリモートコントロール機構無しの電気
機器も有る。リモートコントロール機能を有しない電気
機器を作動させたり停止させたりしようとすると、スイ
ッチに手の届く所まで足を運んでスイッチ操作するか、
もしくはコードプラグの抜き差しをしなければならない
ので厄介である。しかし、耐用命数の残っている電気機
器をリモコン付きのものと買い替えることは、家庭経済
にとっても負担が大きく、社会経済的見地からも好まし
くない。こうした観点から、既製の電気機器に対して簡
単なオン・オフ機能だけを有するリモコンユニットを後
付けすることが要望される。さらに、リモコン機能を有
する電気機器についても、次のような付具合が有る。す
なわち、一つの部屋に複数のリモコン機能付き電気機器
が置かれているとき、各電気機器それぞれのリモコン機
構が互いに独立しているため、専用のリモコン送信機を
使い分けなければならない。さらに、複数個のリモコン
機能付き電気機器とリモコン機能無しの電気機器とが一
つの部屋に置かれている場合、外出のためにスイッチを
切ろうとすると、多数の電気機器を一つ一つ切って回ら
なければならず、手数が掛かる上に切り忘れを生じる虞
れが有る。かといってメーンスイッチを切ると、電気時
計やタイマ付き電気機器まで通電を断たれてしまうの
で、面倒でも電気機器ごとにスイッチ操作しなければな
らない。
【０００４】本発明は上述の事情に鑑みて為されたもの
であって、ａ，リモートコントロール機構の無い電気機
器に対して、簡単で安価なオン・オフ機能のみを有する
リモートコントローラを後付けすることができ、ｂ，必
用に応じて迅速かつ容易に取り付けたり取り付けたりす
ることができ、ｃ，複数個の電気機器を単一のリモコン
送信機でオン・オフすることができ、その結果としてス
イッチの切り忘れを未然に防止することができる、リモ
ートコントロール機能とスイッチ機構とを備えた、電気
機器類用のアダプタを提供することを目的とする。
であって、ａ，リモートコントロール機構の無い電気機
器に対して、簡単で安価なオン・オフ機能のみを有する
リモートコントローラを後付けすることができ、ｂ，必
用に応じて迅速かつ容易に取り付けたり取り付けたりす
ることができ、ｃ，複数個の電気機器を単一のリモコン
送信機でオン・オフすることができ、その結果としてス
イッチの切り忘れを未然に防止することができる、リモ
ートコントロール機能とスイッチ機構とを備えた、電気
機器類用のアダプタを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的（簡便な後付
け式リモコン装置）を達成するため本発明のスイッチア
ダプタの構成は、リモコンアダプタ本体とリモコン操作
用送信器とから成り、上記のリモコン操作用送信器は、
スイッチをオンさせる光信号と、スイッチをオフさせる
光信号とを選択的に出射する機能を有するものであり、
前記のリモコンアダプタ本体は、（イ）商用電源に接続
するためのプラグ部と、（ロ）電気機器の受電用コード
に取り付けられているプラグを接続するためのコンセン
ト部と、（ハ）上記プラグ部とコンセント部との間に介
挿接続されているスイッチ回路と、（ニ）前記リモコン
操作用送信器の光信号を受けて電気信号を出力する受信
部と、（ホ）上記受信部の出力信号を入力されて、オン
信号であるかオフ信号であるかを判別し、前記スイッチ
回路に対して駆動信号を与える信号判別回路と、（ヘ）
上記スイッチ回路のオン・オフ状態を表示するオンオフ
表示部と、を具備していることを特徴とする。前記の
「商用電源に接続するためのプラグ」は、商用電源の配
電に用いられているソケットに接続し得る規格のプラグ
を意味し、自家発電電源に接続することも可能であって
も本発明の技術的範囲に属するものとする。
け式リモコン装置）を達成するため本発明のスイッチア
ダプタの構成は、リモコンアダプタ本体とリモコン操作
用送信器とから成り、上記のリモコン操作用送信器は、
スイッチをオンさせる光信号と、スイッチをオフさせる
光信号とを選択的に出射する機能を有するものであり、
前記のリモコンアダプタ本体は、（イ）商用電源に接続
するためのプラグ部と、（ロ）電気機器の受電用コード
に取り付けられているプラグを接続するためのコンセン
ト部と、（ハ）上記プラグ部とコンセント部との間に介
挿接続されているスイッチ回路と、（ニ）前記リモコン
操作用送信器の光信号を受けて電気信号を出力する受信
部と、（ホ）上記受信部の出力信号を入力されて、オン
信号であるかオフ信号であるかを判別し、前記スイッチ
回路に対して駆動信号を与える信号判別回路と、（ヘ）
上記スイッチ回路のオン・オフ状態を表示するオンオフ
表示部と、を具備していることを特徴とする。前記の
「商用電源に接続するためのプラグ」は、商用電源の配
電に用いられているソケットに接続し得る規格のプラグ
を意味し、自家発電電源に接続することも可能であって
も本発明の技術的範囲に属するものとする。
【０００６】
【作用】上述の手段によると、電気機器のコードプラグ
に適合するコンセント部と、電源に接続するためのプラ
グ部とを具備しているので、リモコンアダプタ本体を電
気機器と電源との間に接続することができ、また、取り
外しも容易である。そして、リモコンアダプタ本体を電
気機器と電源との間に介装すると、該電気機器の電源回
路と電源との間に、自動的にスイッチ回路が介挿接続さ
れる。上記のスイッチ回路は、リモコン操作用送信器に
よって、受信部および信号判別回路を介して光信号で開
閉されるので、リモコン機能無しの電気機器であっても
本発明のリモコンアダプタ本体を介して電源に接続する
ことにより、オン・オフのリモートコントロールが可能
になる。さらに、リモコン機能付きの電気機器であって
も、本発明のリモコンアダプタ本体を介して電源に接続
することにより、本発明のリモコン操作用送信器によっ
てオン・オフのリモートコントロールが可能になる。以
上の作用を利用して、一斉オン・オフしたい電気機器の
それぞれを本発明のリモコンアダプタ本体を介して電源
に接続しておくと、本発明のリモコン操作用送信機１個
だけで、一斉オン・オフしたい電気機器全部のオン・オ
フ・リモートコントロールを行なうことができて便利で
あるのみでなく、切るべきスイッチの切り忘れを生じる
虞れが無く、切ってはならないスイッチを誤って切って
しまう虞れも無い。さらに、本発明のリモコン操作用送
信器は、オン信号とオフ信号とを選択的に発信する構造
であるから、オン信号を発信すると、それまでオフして
いたスイッチ回路がオンするとともに、それまでオンし
ていたスイッチ回路はオン状態を持続する。また、オフ
信号を発信すると、それまでオンしていたスイッチ回路
も、オフしていたスイッチ回路も一斉にオフとなり、切
り忘れを生じない。こうした作用は、従来例のリモコン
が一般にオン・オフ反転繰り返し方式であったのに比し
て、本発明のリモコン操作用送信器がオン・オフ選択方
式であり、かつ、本発明のリモコンアダプタ本体に信号
判別回路が設けられていることによる効果である。
に適合するコンセント部と、電源に接続するためのプラ
グ部とを具備しているので、リモコンアダプタ本体を電
気機器と電源との間に接続することができ、また、取り
外しも容易である。そして、リモコンアダプタ本体を電
気機器と電源との間に介装すると、該電気機器の電源回
路と電源との間に、自動的にスイッチ回路が介挿接続さ
れる。上記のスイッチ回路は、リモコン操作用送信器に
よって、受信部および信号判別回路を介して光信号で開
閉されるので、リモコン機能無しの電気機器であっても
本発明のリモコンアダプタ本体を介して電源に接続する
ことにより、オン・オフのリモートコントロールが可能
になる。さらに、リモコン機能付きの電気機器であって
も、本発明のリモコンアダプタ本体を介して電源に接続
することにより、本発明のリモコン操作用送信器によっ
てオン・オフのリモートコントロールが可能になる。以
上の作用を利用して、一斉オン・オフしたい電気機器の
それぞれを本発明のリモコンアダプタ本体を介して電源
に接続しておくと、本発明のリモコン操作用送信機１個
だけで、一斉オン・オフしたい電気機器全部のオン・オ
フ・リモートコントロールを行なうことができて便利で
あるのみでなく、切るべきスイッチの切り忘れを生じる
虞れが無く、切ってはならないスイッチを誤って切って
しまう虞れも無い。さらに、本発明のリモコン操作用送
信器は、オン信号とオフ信号とを選択的に発信する構造
であるから、オン信号を発信すると、それまでオフして
いたスイッチ回路がオンするとともに、それまでオンし
ていたスイッチ回路はオン状態を持続する。また、オフ
信号を発信すると、それまでオンしていたスイッチ回路
も、オフしていたスイッチ回路も一斉にオフとなり、切
り忘れを生じない。こうした作用は、従来例のリモコン
が一般にオン・オフ反転繰り返し方式であったのに比し
て、本発明のリモコン操作用送信器がオン・オフ選択方
式であり、かつ、本発明のリモコンアダプタ本体に信号
判別回路が設けられていることによる効果である。
【０００７】
【実施例】次に、図１および図２を順次に参照しつつ、
本発明の実施例を説明する。図１は本発明に係るリモー
トコントロール機能を有するスイッチアダプタの１実施
例を示し、リモコンアダプタ本体とリモコン送信器並び
に壁際コンセントおよび家電機器のコードプラグを描い
た外観斜視図である。ただし、リモコン送信器の縮尺は
他の部材の縮尺に比して小さく描いてある。図示の１は
リモコンアダプタ本体であって、商用電源を供給されて
いる壁際コンセント２に適合するプラグ部１ａと、家電
機器のコードに設けられているプラグ３に適合するコン
セント部１ｂとを具備している。これにより、前記のプ
ラグ１ａを矢印ａのように壁際コンセント２に差し込む
とともに家電機器コードプラグ３を矢印ｂのようにコン
セント部１ｂに差し込むと、前記の家電機器のコードは
リモコンアダプタ本体１を介して壁際コンセント２に接
続される。
本発明の実施例を説明する。図１は本発明に係るリモー
トコントロール機能を有するスイッチアダプタの１実施
例を示し、リモコンアダプタ本体とリモコン送信器並び
に壁際コンセントおよび家電機器のコードプラグを描い
た外観斜視図である。ただし、リモコン送信器の縮尺は
他の部材の縮尺に比して小さく描いてある。図示の１は
リモコンアダプタ本体であって、商用電源を供給されて
いる壁際コンセント２に適合するプラグ部１ａと、家電
機器のコードに設けられているプラグ３に適合するコン
セント部１ｂとを具備している。これにより、前記のプ
ラグ１ａを矢印ａのように壁際コンセント２に差し込む
とともに家電機器コードプラグ３を矢印ｂのようにコン
セント部１ｂに差し込むと、前記の家電機器のコードは
リモコンアダプタ本体１を介して壁際コンセント２に接
続される。
【０００８】前記リモコンアダプタ本体１のプラグ部１
ａとコンセント部１ｂとは、開閉制御回路１ｄを介して
電気的に接続導通されており、上記の開閉制御回路１ｄ
は受信部１ｃに投射される光信号によって開閉作動せし
められる。この開閉作動を行なわせるための電気的構成
については図２を参照して後述する。図示の４はリモコ
ン操作用の送信器であって操作ボタン４ａまたは操作ボ
タン４ｂを押すと赤外ＬＥＤ４ｃから赤外信号５が投射
される。詳しくは、操作ボタン４ａを押すとオン作動を
指令する赤外線信号が投射され、操作ボタン４ｂを押す
とオフ作動を指令する赤外線信号が投射される。上記と
異なる実施例として、リモコン操作用送信機４に設ける
操作ボタンを１個として、これを繰り返して押すごとに
オン作動指令の赤外線信号と、オフ作動指令の赤外線信
号とが交互に投射されるように構成しても良い。このよ
うな構成においても光信号５は交互に「オン作動を指令
する状態」と「オフ作動を指令する状態」とを繰り返
し、操作者の意志によって何れかを選択される。この光
信号５が有している技術的な意味は、従来技術における
「今までオフであればオンせよ、今までオンであればオ
フせよ」という、単なるオン・オフ反転指令信号とは異
なる。
ａとコンセント部１ｂとは、開閉制御回路１ｄを介して
電気的に接続導通されており、上記の開閉制御回路１ｄ
は受信部１ｃに投射される光信号によって開閉作動せし
められる。この開閉作動を行なわせるための電気的構成
については図２を参照して後述する。図示の４はリモコ
ン操作用の送信器であって操作ボタン４ａまたは操作ボ
タン４ｂを押すと赤外ＬＥＤ４ｃから赤外信号５が投射
される。詳しくは、操作ボタン４ａを押すとオン作動を
指令する赤外線信号が投射され、操作ボタン４ｂを押す
とオフ作動を指令する赤外線信号が投射される。上記と
異なる実施例として、リモコン操作用送信機４に設ける
操作ボタンを１個として、これを繰り返して押すごとに
オン作動指令の赤外線信号と、オフ作動指令の赤外線信
号とが交互に投射されるように構成しても良い。このよ
うな構成においても光信号５は交互に「オン作動を指令
する状態」と「オフ作動を指令する状態」とを繰り返
し、操作者の意志によって何れかを選択される。この光
信号５が有している技術的な意味は、従来技術における
「今までオフであればオンせよ、今までオンであればオ
フせよ」という、単なるオン・オフ反転指令信号とは異
なる。
【０００９】投射された赤外線信号５は、アダプタ本体
の受信部１ｃで受信される。図２は上記実施例のリモコ
ンアダプタ本体の中に設置されている開閉制御回路の詳
細な系統図である。
の受信部１ｃで受信される。図２は上記実施例のリモコ
ンアダプタ本体の中に設置されている開閉制御回路の詳
細な系統図である。
【００１０】先に図１について説明したプラグ部１ａの
１対の端子片と、コンセント部１ｂの１対の端子片とは
相互にスイッチ回路１ｄ1 を介して接続導通されてい
る。先に図１について説明した受信部１ｃは光電変換素
子によって構成され、光信号を受けて電気信号を出力す
る。本実施例においては光電変換素子としてフォトトラ
ンジスタを用いたが、フォトダイオードもしくはフォト
セルを用いることもできる。光電変換素子よりなる受信
部１ｃが出力した電気的信号は信号判別回路１ｄ2に入
力されて、オン信号であるかオフ信号であるかを判別さ
れる。オン信号である場合は、該信号判別回路１ｄ2 は
前記スイッチ回路１ｄ1 にオン作動の駆動信号を出力
し、オフ信号である場合は同じくオフ作動の駆動信号を
出力する。これにより、前記スイッチ回路１ｄ1 はリモ
コン送信器４（図１）の操作ボタンの操作に従ってオン
・オフ作動する。
１対の端子片と、コンセント部１ｂの１対の端子片とは
相互にスイッチ回路１ｄ1 を介して接続導通されてい
る。先に図１について説明した受信部１ｃは光電変換素
子によって構成され、光信号を受けて電気信号を出力す
る。本実施例においては光電変換素子としてフォトトラ
ンジスタを用いたが、フォトダイオードもしくはフォト
セルを用いることもできる。光電変換素子よりなる受信
部１ｃが出力した電気的信号は信号判別回路１ｄ2に入
力されて、オン信号であるかオフ信号であるかを判別さ
れる。オン信号である場合は、該信号判別回路１ｄ2 は
前記スイッチ回路１ｄ1 にオン作動の駆動信号を出力
し、オフ信号である場合は同じくオフ作動の駆動信号を
出力する。これにより、前記スイッチ回路１ｄ1 はリモ
コン送信器４（図１）の操作ボタンの操作に従ってオン
・オフ作動する。
【００１１】（図１参照）本実施例によれば、コードプ
ラグ３を接続されている電気機器（図外）にリモコン機
構が設けられていても、設けられていなくても、リモコ
ン送信器４によってオン・オフのリモートコントロール
を行なうことができる。本図１に仮想線で示したように
追加のコンセント部１ｂ′を設けることにより、１個の
リモコンアダプタ本体１によって複数個の電気機器（図
外）をオン・オフ・リモートコントロールすることも可
能である。図示を省略するが、Ｎ個のリモコンアダプタ
本体１を用いてＮ個の家電機器のオン・オフ操作を１個
のリモコン送信器によって一斉にオン・オフ・リモート
コントロールすることもできる。このように使用すれば
スイッチの切り忘れや点け忘れをする虞れが無い上に、
オン・オフしてはならない電気機器（例えばタイマ予約
されているビデオデッキ，電気炊飯器，風呂釜装置な
ど）を誤ってオン・オフする虞れも無い。リモコンアダ
プタ本体１のオン・オフ状態は、ＬＥＤよりなるオン・
オフ表示部１ｅによって発光表示される（図２参照）本
実施例の開閉制御回路は既に説明したスイッチ回路１ｄ
1 および信号判別回路１ｄ2 と、次に説明する電源回路
１ｄ3 とによって構成されている。該電源回路１ｄ
3 は、プラグ部１ａから交流１００ボルトを供給され、
変圧・整流して、スイッチ回路１ｄ1および信号判別回
路１ｄ2 に定電圧（１２ボルト）の直流電源を供給する
とともに、商用電源の有害ノイズを遮断してスイッチ回
路１ｄ1 および信号判別回路１ｄ2 を保護している。
ラグ３を接続されている電気機器（図外）にリモコン機
構が設けられていても、設けられていなくても、リモコ
ン送信器４によってオン・オフのリモートコントロール
を行なうことができる。本図１に仮想線で示したように
追加のコンセント部１ｂ′を設けることにより、１個の
リモコンアダプタ本体１によって複数個の電気機器（図
外）をオン・オフ・リモートコントロールすることも可
能である。図示を省略するが、Ｎ個のリモコンアダプタ
本体１を用いてＮ個の家電機器のオン・オフ操作を１個
のリモコン送信器によって一斉にオン・オフ・リモート
コントロールすることもできる。このように使用すれば
スイッチの切り忘れや点け忘れをする虞れが無い上に、
オン・オフしてはならない電気機器（例えばタイマ予約
されているビデオデッキ，電気炊飯器，風呂釜装置な
ど）を誤ってオン・オフする虞れも無い。リモコンアダ
プタ本体１のオン・オフ状態は、ＬＥＤよりなるオン・
オフ表示部１ｅによって発光表示される（図２参照）本
実施例の開閉制御回路は既に説明したスイッチ回路１ｄ
1 および信号判別回路１ｄ2 と、次に説明する電源回路
１ｄ3 とによって構成されている。該電源回路１ｄ
3 は、プラグ部１ａから交流１００ボルトを供給され、
変圧・整流して、スイッチ回路１ｄ1および信号判別回
路１ｄ2 に定電圧（１２ボルト）の直流電源を供給する
とともに、商用電源の有害ノイズを遮断してスイッチ回
路１ｄ1 および信号判別回路１ｄ2 を保護している。
【００１２】
【発明の効果】本発明を適用すると、電気機器のコード
プラグに適合するコンセント部と、電源に接続するため
のプラグ部とを具備しているので、リモコンアダプタ本
体を電気機器と電源との間に接続することができ、ま
た、取り外しも容易である。そして、リモコンアダプタ
本体を電気機器と電源との間に介装すると、該電気機器
の電源回路と電源との間に、自動的にスイッチ回路が介
挿接続される。上記のスイッチ回路は、リモコン操作用
送信器によって、受信部および信号判別回路を介して光
信号で開閉されるので、リモコン機能無しの電気機器で
あっても本発明のリモコンアダプタ本対を介して電源に
接続することにより、オン・オフのリモートコントロー
ルが可能になる。さらに、リモコン機能付きの電気機器
であっても、本発明のリモコンアダプタ本体を介して電
源に接続することにより、本発明のリモコン操作用送信
器によってオン・オフのリモートコントロールが可能に
なる。以上の作用を利用して、一斉オン・オフしたい電
気機器のそれそれを本発明のリモコンアダプタ本体を介
して電源に接続しておくと、本発明のリモコン操作用送
信機１個だけで、一斉オン・オフしたい電気機器全部の
オン・オフ・リモートコントロールを行なうことができ
て便利であるのみでなく、切るべきスイッチの切り忘れ
を生じる虞れが無く、切ってはならないスイッチを誤っ
て切ってしまう虞れも無い。さらに、本発明のリモコン
操作用送信器は、オン信号とオフ信号とを選択的に発信
する構造であるから、オン信号を発信すると、それまで
オフしていたスイッチ回路がオンするとともに、それま
でオンしていたスイッチ回路はオン状態を持続する。ま
た、オフ信号を発信すると、それまでオンしていたスイ
ッチ回路も、オフしていたスイッチ回路も一斉にオフと
なり、切り忘れを生じない。こうした作用は、従来例の
リモコンが一般にオン・オフ反転繰り返し方式であった
のに比して、本発明のリモコン操作用送信器がオン・オ
フ選択方式であり、かつ、本発明のリモコンアダプタ本
体に信号判別回路が設けられていることによる効果であ
る。
プラグに適合するコンセント部と、電源に接続するため
のプラグ部とを具備しているので、リモコンアダプタ本
体を電気機器と電源との間に接続することができ、ま
た、取り外しも容易である。そして、リモコンアダプタ
本体を電気機器と電源との間に介装すると、該電気機器
の電源回路と電源との間に、自動的にスイッチ回路が介
挿接続される。上記のスイッチ回路は、リモコン操作用
送信器によって、受信部および信号判別回路を介して光
信号で開閉されるので、リモコン機能無しの電気機器で
あっても本発明のリモコンアダプタ本対を介して電源に
接続することにより、オン・オフのリモートコントロー
ルが可能になる。さらに、リモコン機能付きの電気機器
であっても、本発明のリモコンアダプタ本体を介して電
源に接続することにより、本発明のリモコン操作用送信
器によってオン・オフのリモートコントロールが可能に
なる。以上の作用を利用して、一斉オン・オフしたい電
気機器のそれそれを本発明のリモコンアダプタ本体を介
して電源に接続しておくと、本発明のリモコン操作用送
信機１個だけで、一斉オン・オフしたい電気機器全部の
オン・オフ・リモートコントロールを行なうことができ
て便利であるのみでなく、切るべきスイッチの切り忘れ
を生じる虞れが無く、切ってはならないスイッチを誤っ
て切ってしまう虞れも無い。さらに、本発明のリモコン
操作用送信器は、オン信号とオフ信号とを選択的に発信
する構造であるから、オン信号を発信すると、それまで
オフしていたスイッチ回路がオンするとともに、それま
でオンしていたスイッチ回路はオン状態を持続する。ま
た、オフ信号を発信すると、それまでオンしていたスイ
ッチ回路も、オフしていたスイッチ回路も一斉にオフと
なり、切り忘れを生じない。こうした作用は、従来例の
リモコンが一般にオン・オフ反転繰り返し方式であった
のに比して、本発明のリモコン操作用送信器がオン・オ
フ選択方式であり、かつ、本発明のリモコンアダプタ本
体に信号判別回路が設けられていることによる効果であ
る。
【図１】本発明に係るリモートコントロール機能を有す
るスイッチアダプタの１実施例を示し、リモコンアダプ
タ本体とリモコン送信器並びに壁際コンセントおよび家
電機器のコードプラグを描いた外観斜視図である。ただ
し、リモコン送信器の縮尺の他の部材の縮尺に比して小
さく描いてある。
るスイッチアダプタの１実施例を示し、リモコンアダプ
タ本体とリモコン送信器並びに壁際コンセントおよび家
電機器のコードプラグを描いた外観斜視図である。ただ
し、リモコン送信器の縮尺の他の部材の縮尺に比して小
さく描いてある。
【図２】上記実施例のリモコンアダプタ本体の中に設置
されている開閉制御回路の詳細な系統図である。
されている開閉制御回路の詳細な系統図である。
１…リモコンアダプタ本体、１ａ…プラグ部、１ｂ…コ
ンセント部、１ｃ…受信部、１ｄ…開閉制御回路部、１
ｄ1 …スイッチ回路、１ｄ2 …信号判別回路、１ｄ3 …
電源回路、１ｅ…オン・オフ表示部、２…壁際コンセン
ト、３…家電機器コードプラグ、４…リモコン操作用送
信器、４ａ，４ｂ…操作ボタン、４ｃ…赤外ＬＥＤ、５
…赤外線信号。
ンセント部、１ｃ…受信部、１ｄ…開閉制御回路部、１
ｄ1 …スイッチ回路、１ｄ2 …信号判別回路、１ｄ3 …
電源回路、１ｅ…オン・オフ表示部、２…壁際コンセン
ト、３…家電機器コードプラグ、４…リモコン操作用送
信器、４ａ，４ｂ…操作ボタン、４ｃ…赤外ＬＥＤ、５
…赤外線信号。
Claims (1)
- 【請求項１】 リモコンアダプタ本体とリモコン操作用
送信器とから成り、 上記のリモコン操作用送信器は、スイッチをオンさせる
光信号と、スイッチをオフさせる光信号とを選択的に出
射する機能を有するものであり、 前記のリモコンアダプタ本体は、（イ）商用電源に接続
するためのプラグ部と、（ロ）電気機器の受電用コード
に取り付けられているプラグを接続するためのコンセン
ト部と、（ハ）上記プラグ部とコンセント部との間に介
挿接続されているスイッチ回路と、（ニ）前記リモコン
操作用送信器の光信号を受けて電気信号を出力する受信
部と、（ホ）上記受信部の出力信号を入力されて、オン
信号であるかオフ信号であるかを判別し、前記スイッチ
回路に対して駆動信号を与える信号判別回路と、（ヘ）
上記スイッチ回路のオン・オフ状態を表示するオンオフ
表示部と、を具備していることを特徴とする、リモート
コントロール機能を有するスイッチアダプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7065992A JPH08264243A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | リモートコントロール機能を有するスイッチアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7065992A JPH08264243A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | リモートコントロール機能を有するスイッチアダプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08264243A true JPH08264243A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13303023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7065992A Pending JPH08264243A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | リモートコントロール機能を有するスイッチアダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08264243A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003081729A1 (en) * | 2002-03-21 | 2003-10-02 | Seung-Ki Park | Concentric plug that can be separable to plug and suppliable to plug electric current |
| GB2402007A (en) * | 2003-05-17 | 2004-11-24 | Zarlink Semiconductor Ltd | Mains power plug/housing, incorporating a digital television receiver |
| JP2009517835A (ja) * | 2005-11-30 | 2009-04-30 | リム，ソン−キュ | 電源制御可能なコンセント装置 |
| JP2011054547A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Hironori Matsui | 配線器具 |
| WO2019035662A1 (ko) * | 2017-08-17 | 2019-02-21 | 장재순 | 인터넷 케이블 접속용 어댑터, 및 이를 이용한 인터넷 접속 제어 시스템 및 방법 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP7065992A patent/JPH08264243A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003081729A1 (en) * | 2002-03-21 | 2003-10-02 | Seung-Ki Park | Concentric plug that can be separable to plug and suppliable to plug electric current |
| GB2402007A (en) * | 2003-05-17 | 2004-11-24 | Zarlink Semiconductor Ltd | Mains power plug/housing, incorporating a digital television receiver |
| GB2402007B (en) * | 2003-05-17 | 2006-02-22 | Zarlink Semiconductor Ltd | Digital television broadcast receiver |
| JP2009517835A (ja) * | 2005-11-30 | 2009-04-30 | リム，ソン−キュ | 電源制御可能なコンセント装置 |
| JP4932849B2 (ja) * | 2005-11-30 | 2012-05-16 | リム，ソン−キュ | 電源制御可能なコンセント装置 |
| JP2011054547A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Hironori Matsui | 配線器具 |
| WO2019035662A1 (ko) * | 2017-08-17 | 2019-02-21 | 장재순 | 인터넷 케이블 접속용 어댑터, 및 이를 이용한 인터넷 접속 제어 시스템 및 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5096563B2 (ja) | 電源装置 | |
| JP5626989B2 (ja) | ビデオインターホンを介してａｃ駆動器具を操作する方法および機器、双方向ｉｒドライバ、ならびに遠隔制御装置 | |
| KR20080114176A (ko) | 플러그장치 | |
| EP1338087A2 (en) | Automatic mute by baby monitor | |
| JP4363835B2 (ja) | 電気機器の動作状態制御システム | |
| JPH05174606A (ja) | 建物における照度レベルを自動制御するための設備 | |
| JPH08264243A (ja) | リモートコントロール機能を有するスイッチアダプタ | |
| US20030178554A1 (en) | Laser actuated remote operator | |
| JP2003133009A (ja) | テーブルタップ | |
| JP3635271B2 (ja) | 電力線情報コンセントおよび電力線ネットワーク | |
| KR20150000268U (ko) | 다기능 자동문 제어 스위치 | |
| KR200254008Y1 (ko) | 적외선 리모콘을 이용한 다용도 전원제어장치 | |
| JP2004266498A (ja) | 赤外線信号の中継装置 | |
| JPH07302651A (ja) | コンセント | |
| JPS6227008Y2 (ja) | ||
| KR20090087856A (ko) | 플러그장치 | |
| KR200289757Y1 (ko) | 홈오토메이션 시스템의 음성 제어장치 | |
| US20030146665A1 (en) | Electrically activated lamp or appliance switch and controller | |
| KR200337326Y1 (ko) | 가전제품용 리모콘의 위치알림장치 | |
| JPH04112632A (ja) | 外部機器の電源制御装置 | |
| JPH02213016A (ja) | 分離型自動スイッチ | |
| KR20000017419U (ko) | 일반 리모콘을 이용한 스위칭시스템 | |
| GB2300943A (en) | Remote control | |
| KR100646086B1 (ko) | 가전제품용 무선 리모콘을 이용한 조리용 주방기기 작동제어 방법 및 장치 | |
| KR200319115Y1 (ko) | 멀티콘센트 |