JPH08264057A - 碍管組立方法及び装置 - Google Patents

碍管組立方法及び装置

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JPH08264057A
JPH08264057A JP6815795A JP6815795A JPH08264057A JP H08264057 A JPH08264057 A JP H08264057A JP 6815795 A JP6815795 A JP 6815795A JP 6815795 A JP6815795 A JP 6815795A JP H08264057 A JPH08264057 A JP H08264057A
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metal fitting
porcelain
porcelain tube
rail
metal
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JP6815795A
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Takashi Amagi
高 天木
Tokio Nakagawa
時夫 中川
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来よりも短い日数で碍管の両端面に対して
金具をセメント接着することができる碍管組立方法及び
装置を提供する。 【構成】 レール1上の台車2、3により碍管30を水平
に支持する。このレール1の両端部に金具支持台4、5
が設けられており、金具31、32を略垂直に立てた姿勢
で、かつある角度内において上下方向及び水平方向に傾
動自在に支持する。碍管30の端面を金具支持台4、5に
支持された金具31、32と接触させることにより、碍管30
の端面を基準として金具31、32をセメント接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型の碍管の上下両端
面に金具をセメント接着する碍管組立方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】碍管の製造工程中には、焼成後に上下両
端面を研削加工された碍管に対して、金具をセメントに
より接着する碍管組立工程がある。このとき、碍管のセ
ンターと金具のセンターとを正しく一致させる必要があ
るとともに、研削加工された碍管の端面に金具を密着さ
せる必要がある。
【0003】このため、従来は碍管を垂直に立ててその
上面に金具位置決め用の治具を取り付けて金具をセット
し、金具と碍管端部との間にセメントを注入して接着を
行い、数日間そのまま放置してセメントが硬化した後に
上下を反転して同様に反対側の金具をセメント接着する
方法が取られていた。この場合、上下を反転すると先に
取り付けられた金具によって碍管の全重量が支えられる
こととなるため、セメントを十分に硬化させておく必要
があった。
【0004】この方法は金具の位置決めが行い易い利点
があり、特に大型の碍管であって金具の重量が数百kgに
及ぶような場合にも、金具を水平方向に位置調節するだ
けでよいので作業し易いという利点がある。しかし、セ
メントが硬化するまでそのまま放置しなければならず、
碍管の両側に金具を接着するために平均して7日間とい
う長い日数を要するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、金具の重量が大きい場合にも従来よ
りも短い日数で碍管の両端面に対して金具をセメント接
着することができる碍管組立方法及び装置を提供するた
めになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の碍管組立方法は、碍管を台車上に
水平に載せ、上下方向及び水平方向に傾動自在に支持さ
れた金具を碍管の端部に配置し、碍管の端面を基準とし
て金具を位置決めし、両者の間隙に接着剤を充填して接
着することを特徴とするものである。また本発明の碍管
組立装置は、レール上に碍管を水平に支持する台車を設
けるとともに、このレールの両端部に、金具を略垂直に
立てた姿勢で、かつある角度内において上下方向及び水
平方向に傾動自在に支持する金具支持台を設けたことを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、台車上に碍管を水平に支持し
た状態でその両端面に対して金具の取付けが行えるの
で、従来のように片側のセメントが十分に硬化した後に
反対側のセメント接着を行う必要がない。従ってこの工
程に要する日数を従来の半分に短縮することができる。
また、金具を上下方向及び水平方向に傾動自在な支持具
により略垂直に立てた姿勢で支持させたため、予め研削
された碍管の端面を基準として金具を位置決めしながら
両者間を接着することができ、金具の重量が大きい場合
にも容易に金具の位置決めができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1は実施例の碍管組立装置の全体を示
す正面図であり、1はレール、2と3はこのレール上を
走行できる台車、4はレール1の右端に固定された太径
側の金具支持台、5はレール1の左端に位置調節自在に
設けられた細径側の金具支持台、30は台車2、3上に支
持された碍管である。
【0009】図2に示すように、台車2、3にはX字状
にアーム6、6をクロスさせた昇降機構が搭載されてお
り、アームの上端のローラ7、7により碍管30を支持す
ることができる。なお、アームの下端のスライドブロッ
ク8をハンドル9付きの送りねじ10により移動させれ
ば、レール1からローラ7、7までの高さを変えること
ができる。この機構を利用して、各種サイズの碍管30を
水平に支持したまま昇降し、碍管30のセンターの高さを
金具支持台4、5のセンターの高さと一致させることが
できる。
【0010】図3、図4は太径側の金具支持台4を拡大
して示すもので、11はベース、12はこのベース11の上面
にハンドル13によってレール1の方向に位置調節自在に
設けられた可動ベースである。そしてこの可動ベース12
上には、一対のL型アーム14がハンドル15によってレー
ル1と直角方向に位置調節自在に設けられている。
【0011】さらに一対のL型アーム14の先端部には水
平軸16が設けられており、この水平軸16に金具支持ヘッ
ド17が枢着されている。金具支持ヘッド17はL型アーム
14の上面に設けられたハンドル18付きの送りねじ19によ
り、水平軸16を中心として上下方向に傾動させることが
できる。
【0012】金具支持ヘッド17はハンドル20付きの垂直
な送りねじ21を備え、この送りねじ21上に上下一対の金
具取付用ブロック22、22を備えている。送りねじ21は中
央から逆ねじとなっているため、これらの金具取付用ブ
ロック22、22はハンドル20を回転させるとセンターを中
心として近接したり離れたりし、各種のサイズの碍管に
対応できるようになっている。そしてこれらの金具取付
用ブロック22、22の球面状の端面に太径側の金具31がボ
ルトによりゆるやかに支持されている。
【0013】なお、図5に示す細径側の金具32のための
金具支持台5も太径側の金具支持台4と基本的な構造は
同一であるので、対応する部分に同一の番号を付して説
明を省略する。ただし細径側の金具支持台5は車輪23を
備え、ハンドル24を回転させることによりレール1上を
走行できる点が相違している。
【0014】次にこの装置を使用した碍管組立方法を説
明する。まず図1に示すように台車2、3に碍管30を水
平に支持させ、ハンドル9を回転させて碍管30のセンタ
ーの高さを金具支持台4、5のセンターの高さ(水平軸
16の高さ)と一致させる。また金具支持台4、5にそれ
ぞれ太径側の金具31と細径側の金具32をボルトにより支
持させる。このとき、金具31、32は上下の2か所のみを
金具取付用ブロック22、22の球面状の端面にゆるやかに
取り付けてあるため、金具31、32はある角度範囲内にお
いて水平方向に傾動自在である。
【0015】次に台車2、3をレール1上で移動させ
て、金具支持台4に支持された太径側の金具31に碍管30
の太径側の端面を密着させる。上記したように金具31は
水平方向に傾動自在に支持されており、また水平軸16を
中心として上下方向にも傾動自在とされているから、金
具31は予め研摩されている碍管30の太径側の端面を基準
として傾動して密着する。なお、太径側の金具31のセン
ターが水平面内において碍管30のセンターとずれている
場合には、ハンドル13、15によって予め位置を合わせて
おくものとする。
【0016】このようにして、碍管30の太径側の端面を
基準として太径側の金具31を位置決めしながら密着させ
た後、両者間にセメント等の接着剤を流し込んで接着す
る。この場合、セメントは従来よりもやや流動性の高い
ものを使用することが好ましい。
【0017】次に碍管30の細径側の端面に対して金具支
持台5を接近させ、同様に細径側の金具32を細径側の端
面を基準として位置決めしつつセメント等の接着剤で接
着する。このままの状態でセメントを硬化させればよ
く、両側の金具31、32を同時に接着するため、従来の半
分の日数で碍管組立工程が終了する。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
碍管が大型で金具の重量が大きい場合にも、従来の約半
分の日数で碍管の両端面に対して金具を正確に接着する
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の碍管組立装置の全体を示す正
面図である。
【図2】台車部分の側面図である。
【図3】太径側の金具支持台の正面図である。
【図4】太径側の金具支持台の平面図である。
【図5】細径側の金具支持台の正面図である。
【符号の説明】
1 レール、2 台車、3 台車、4 太径側の金具支
持台、5 細径側の金具支持台、6 アーム、7 ロー
ラ、8 スライドブロック、9 ハンドル、10 送りね
じ、11 ベース、12 可動ベース、13 ハンドル、14
L型アーム、15 ハンドル、16 水平軸、17 金具支持
ヘッド、18 ハンドル、19 送りねじ、20 ハンドル、
21 送りねじ、22 金具取付用ブロック、23 車輪、24
ハンドル、30 碍管、31 太径側の金具、32 細径側
の金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 碍管を台車上に水平に載せ、上下方向及
    び水平方向に傾動自在に支持された金具を碍管の端部に
    配置し、碍管の端面を基準として金具を位置決めし、両
    者の間隙に接着剤を充填して接着することを特徴とする
    碍管組立方法。
  2. 【請求項2】 レール上に碍管を水平に支持する台車を
    設けるとともに、このレールの両端部に、金具を略垂直
    に立てた姿勢で、かつある角度内において上下方向及び
    水平方向に傾動自在に支持する金具支持台を設けたこと
    を特徴とする碍管組立装置。
JP06815795A 1995-03-27 1995-03-27 碍管組立方法及び装置 Expired - Lifetime JP3239037B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106024226A (zh) * 2016-07-05 2016-10-12 苏州达力客自动化科技有限公司 电瓷瓶前道旋坯设备
CN109108994A (zh) * 2018-09-03 2019-01-01 周江南 一种变压器瓷套分段粘接机器人

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CN109108994B (zh) * 2018-09-03 2021-10-15 佛山市顺德区强立电器有限公司 一种变压器瓷套分段粘接机器人

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