JPH08263896A - 張力検出装置 - Google Patents

張力検出装置

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Publication number
JPH08263896A
JPH08263896A JP7091251A JP9125195A JPH08263896A JP H08263896 A JPH08263896 A JP H08263896A JP 7091251 A JP7091251 A JP 7091251A JP 9125195 A JP9125195 A JP 9125195A JP H08263896 A JPH08263896 A JP H08263896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
base block
elastic body
idler
magnetic tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP7091251A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Ishimura
秀夫 石村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP7091251A priority Critical patent/JPH08263896A/ja
Publication of JPH08263896A publication Critical patent/JPH08263896A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で高感度,高分解能の張力検出装置を提
供する。 【構成】 ベースブロック21は内部がくりぬかれてお
り、弾性体23が充填されている。このベースブロック
21の上面には磁気テープTが巻き付けられるアイドラ
22が取り付けられている。弾性体23の表面には、ベ
ースブロック21の対角方向に歪みゲージ24が貼り付
けられている。アイドラ22に磁気テープTが巻き付い
て走行すると、張力変動によりベースブロック21は破
線で示すように菱形状に変形する。この時、弾性体23
の対角方向の伸びが歪みゲージ24によって電気的に検
出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピュータ用
磁気テープ装置に用いられる張力検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ用磁気テープ装置において
は、磁気テープの経路を形成するテープガイドのベース
部にその磁気テープの張力を検出するための張力検出装
置が設けられている。
【0003】図2は従来の張力検出装置の一例を示す斜
視図である。図2において、内部がくりぬかれているベ
ースブロック1の上面には磁気テープTが巻き付いて走
行経路を形成するアイドラ2が取り付けられている。ベ
ースブロック1の側面には圧電素子3が接着されてい
る。このように構成される張力検出装置は、負荷のかか
る方向(白抜き矢印の方向)に対して歪み変形を生じる
向きに図示していないメインベース上に取り付けられ
る。アイドラ2に磁気テープTが巻き付いて走行する
と、張力変動によりベースブロック1の側面には圧縮力
/引張力が働き、図3に示すように、ベースブロック1
には歪みが生じる。この歪みが圧電素子3の圧電効果に
よって電気的に検出される。なお、図3では、便宜上、
ベースブロック1の歪みを強調して図示している。
【0004】図4は従来の張力検出装置の他の例を示す
平面図である。なお、図4において、(A)は(B)に
おけるb方向より見た側面平面図、(B)は(A)にお
けるa方向より見た上面平面図である。図4において、
板ばね4を数枚重ねたものを向かい合わせに並べ、その
上にアッパーブロック5を介して磁気テープT(ここで
は図示せず)が巻き付いて走行経路を形成するアイドラ
6が取り付けられている。アッパーブロック5の下部に
はダンパーゴム7を介して重り8が吊り下げられてい
る。この重り8の側面にはマグネット9が接着固定され
ている。アイドラ6に磁気テープTが巻き付いて走行す
ると、張力変動により板ばね4の2重はり構造体にたわ
み変位が生じ、マグネット9の位置が移動する。これに
よって、磁界が変化するので、この磁界の変化が検出部
(コイル)10の発生電圧によって電気的に検出され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した図2に示した
従来の張力検出装置は、小型で構造が簡単であり、磁気
テープ装置に実装しやすいという特長がある。しかし、
ベースブロック1の剛性が比較的大きいため、張力の微
小変化に対しては歪みが小さく張力を検出することがで
きない。また、圧電素子3を用いているので、張力の動
的変化分を検出することができるものの、静的張力を検
出することができない等の問題点がある。一方、図4に
示した従来の張力検出装置は、板ばね4の2重はり構造
により、張力の微小変化に対しても張力を検出すること
ができ、静的張力も検出することができるという特長が
ある。しかし、構造が複雑で部品点数が多く、コスト高
となり、大型であるため磁気テープ装置に実装しにくい
という問題点がある。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、小型で高感度,高分解能の張力検出装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、張力被検出物の張力を検
出するための張力検出装置において、一の側面からこの
側面に対向する側面まで内部がくりぬかれた四角柱状の
ベースブロックと、前記ベースブロックに取り付けら
れ、前記張力被検出物が巻き付けられるアイドラと、前
記ベースブロックの内部に充填された弾性体と、前記弾
性体の表面に前記ベースブロックの対角方向に貼り付け
られた歪みゲージとを備えて構成したことを特徴とする
張力検出装置を提供するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の張力検出装置について、添付
図面を参照して説明する。図1は本発明の張力検出装置
の一実施例を示す斜視図である。
【0009】図1において、一の側面からこの側面に対
向する側面まで内部がくりぬかれている四角柱状のベー
スブロック21の上面には、張力被検出物である磁気テ
ープTが巻き付いて走行経路を形成するアイドラ22が
取り付けられている。このベースブロック21の内部に
はシリコンゴム等の粘弾性のある弾性体23が充填され
ている。この弾性体23の表面には、ベースブロック2
1の対角方向に歪みゲージ24が貼り付けられている。
このように構成される本発明の張力検出装置は、磁気テ
ープTの張力の合力方向(白抜き矢印の方向)に対して
ベースブロック21のくりぬいていない面を向けるよう
に図示していないメインベース上に取り付けられる。
【0010】アイドラ22に磁気テープTが巻き付いて
走行すると、張力変動によりベースブロック21は破線
で示すように菱形状に変形する。この時、内部の弾性体
23も同様に変形し、弾性体23には対角方向に伸びが
生じる。この弾性体23の対角方向の伸びが歪みゲージ
24によって電気的に検出される。なお、歪みゲージ2
4は弾性体23の一方の側面だけに設けてもよいし、両
方の側面に設けてもよい。
【0011】このような本発明の張力検出装置は、小型
で構造が簡単である。また、弾性体23の伸びを検出す
るので、張力の微小変化に対しても張力を検出すること
ができ、張力の動的変化分及び静的張力の双方を検出す
ることができる。さらに、弾性体23によって共振を抑
えることができるという効果も得ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の張
力検出装置は、一の側面からこの側面に対向する側面ま
で内部がくりぬかれた四角柱状のベースブロックと、こ
のベースブロックに取り付けられ、張力被検出物が巻き
付けられるアイドラと、ベースブロックの内部に充填さ
れた弾性体と、この弾性体の表面にベースブロックの対
角方向に貼り付けられた歪みゲージとを備えて構成した
ので、小型で高感度,高分解能であり、張力の動的変化
分及び静的張力の双方を検出することができる。さら
に、弾性体によって共振を抑えることができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
【図3】図2に示す従来例を説明するための図である。
【図4】他の従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
21 ベースブロック 22 アイドラ 23 弾性体 24 歪みゲージ T 磁気テープ(張力被検出物)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】張力被検出物の張力を検出するための張力
    検出装置において、 一の側面からこの側面に対向する側面まで内部がくりぬ
    かれた四角柱状のベースブロックと、 前記ベースブロックに取り付けられ、前記張力被検出物
    が巻き付けられるアイドラと、 前記ベースブロックの内部に充填された弾性体と、 前記弾性体の表面に前記ベースブロックの対角方向に貼
    り付けられた歪みゲージとを備えて構成したことを特徴
    とする張力検出装置。
JP7091251A 1995-03-24 1995-03-24 張力検出装置 Pending JPH08263896A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7091251A JPH08263896A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 張力検出装置

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JP7091251A JPH08263896A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 張力検出装置

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JPH08263896A true JPH08263896A (ja) 1996-10-11

Family

ID=14021211

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JP7091251A Pending JPH08263896A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 張力検出装置

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