JPH08263330A - ログ蓄積システム - Google Patents

ログ蓄積システム

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Publication number
JPH08263330A
JPH08263330A JP7061004A JP6100495A JPH08263330A JP H08263330 A JPH08263330 A JP H08263330A JP 7061004 A JP7061004 A JP 7061004A JP 6100495 A JP6100495 A JP 6100495A JP H08263330 A JPH08263330 A JP H08263330A
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JP
Japan
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log
information
log information
condition
occurrence
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7061004A
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English (en)
Inventor
Noboru Hirabayashi
昇 平林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータを使用するシステムのログ情報
を蓄積するログ蓄積システムに関し、特定の種別のログ
情報のみを読み出す際の処理が効率的で、システムに負
担がかからず、時間もかからないようにすることを目的
とする。 【構成】 複数の記憶領域21,22,・・・2n を設け、
ログ収集手段1によって、解析対象のコンピュータを含
むシステムのログ情報を収集し、ログ格納手段3によっ
て、上記の収集したログ情報を、該ログ情報の発生条件
別に分類して、上記の複数の記憶領域21,22,・・・2
n の内のそれぞれ異なる記憶領域に格納するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを使用す
るシステムのログ情報を蓄積するログ蓄積システムに関
する。計算機、通信システム等、コンピュータを使用す
るシステムの保守運用のために、システムのログ情報を
蓄積し、読み出して解析することが行われている。この
ようなログ情報の読み出し処理は、システムへの負担を
最小限に抑えて短時間で行われることが望ましい。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを使用するシステムには、
システムが正常に稼動しているかを判定するため、ある
いは、その他の運用状態を把握するために、システム内
にログを蓄積し、その内容を読み出させる機能がある。
図17は、コンピュータを使用するシステムからログ情
報を読み出す際の従来の構成として、解析対象のシステ
ムに直接に、保守端末が接続される場合を示すものであ
る。また、図18は、コンピュータを使用するシステム
からログ情報を読み出す際の従来の構成として、解析対
象のシステムから遠隔に位置する保守運用システムから
通信回線を介して解析対象のシステムに接続する場合を
示すものである。
【0003】これらのログを参照する場合、実際は蓄積
されたログをすべて見たいという場合は少なく、ある時
間のある種別の蓄積状況だけを見たいというような要求
がある。その場合、順番に蓄積されたログを検索して目
的の種別のログ情報をサーチするには時間がかかり、効
率的でない。特に、図18に示すような、遠隔に位置す
る保守運用システムがログの検索を自動で行うような場
合には、保守運用システムの処理能力を圧迫してしまう
ことにもなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、コンピ
ュータを使用するシステムにおける従来のログ蓄積シス
テムにおいては、特定の種別のログ情報のみを読み出す
際の処理が効率的でなく、システムに負担がかかる上
に、時間もかかるという問題がある。本発明は、特定の
種別のログ情報のみを読み出す際の処理が効率的で、シ
ステムに負担がかからず、時間もかからないログ蓄積シ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の第1の
形態の原理構成図である。図1において、1はログ収集
手段、21,22,・・・2n は複数の記憶領域、そして、
3はログ格納手段である。本発明の第1の形態において
は、複数の記憶領域21,22,・・・2n を設ける。そし
て、ログ収集手段1は、解析対象のコンピュータを含む
システムのログ情報を収集する。また、ログ格納手段3
は、上記の収集したログ情報を、該ログ情報の発生条件
別に分類して、上記の複数の記憶領域21,22,・・・2
n の内のそれぞれ異なる記憶領域に格納する。 図2
は、本発明の第2の形態の原理構成図である。
【0006】本発明の第2の形態においては、上記の図
1の構成に加えて、読み出し手段4を具備する。読み出
し手段4は、発生条件を指定したログ情報読み出し指示
を入力して、該ログ情報読み出し指示にて指定された発
生条件に該当するログ情報を記憶する前記記憶領域よ
り、該当するログ情報を読み出す。
【0007】図3は、本発明の第3の形態の原理構成図
である。本発明の第3の形態においては、上記の図1の
構成に加えて、分配情報記憶手段5を具備する。分配情
報記憶手段5は、前記ログ情報の発生条件と、該発生条
件のログ情報を格納する記憶領域との対応関係に関する
情報を記憶するものである。
【0008】図4は、本発明の第4の形態の原理構成図
である。本発明の第4の形態においては、上記の図3の
構成に加えて、読み出し手段4′を具備する。読み出し
手段4′は、発生条件を指定したログ情報読み出し指示
を入力して、該ログ情報読み出し指示にて指定された発
生条件に該当するログ情報を記憶する前記記憶領域を、
前記分配情報記憶手段5を参照して認識し、上記の該当
するログ情報を読み出すものである。
【0009】図5は、本発明の第5の形態の原理構成図
である。本発明の第5の形態においては、上記の図1〜
4のそれぞれの構成において、前記ログ収集手段1の前
段に、前記ログ情報の各々の発生条件を示す発生条件情
報を該ログ情報に付与する発生条件情報付与手段10を
具備する。なお、上記の本発明の第1〜4の形態におい
て、上記の発生条件別分類は、ログ情報の発生箇所によ
る分類、ログ情報の発生時刻による分類、或るいは、ロ
グ情報の重要度による分類の何れかであってもよい。
【0010】図6は、本発明の第6の形態の原理構成図
である。本発明の第6の形態においては、上記の図1の
構成に加えて、種類設定手段7を具備する。種類設定手
段7は、複数種類の発生条件別分類の何れの種類により
上記のログ格納手段3がログ情報の分類を行うかを設定
する。この場合、ログ格納手段3は上記の設定に従って
前記発生条件別の分類を行う。
【0011】図7は、本発明の第7の形態の原理構成図
である。本発明の第7の形態においては、上記の図1の
構成に加えて、分配情報記憶手段5′を具備する。分配
情報記憶手段5′は、前記ログ情報の発生条件と、該発
生条件のログ情報を格納する記憶領域との対応関係に関
する情報を記憶するものであり、複数種類の発生条件別
分類各々毎に設けられる。
【0012】図8は、本発明の第8の形態の原理構成図
である。本発明の第8の形態においては、上記の図7の
構成に加えて、有効/無効表示手段6を具備する。有効
/無効表示手段6は、前記複数種類の発生条件別分類毎
に設けられた分配情報記憶手段5の各々が現在有効か否
かを示すものである。
【0013】図9は、本発明の第9の形態の原理構成図
である。本発明の第9の形態においては、上記の図8の
構成に加えて、表示制御手段8を具備する。表示制御手
段8は、前記複数種類の発生条件別分類の何れの種類に
より前記ログ格納手段3がログ情報の分類を行うかを指
定する種類選択指示を入力すると、前記有効/無効表示
手段6において前記種類選択指示が指定する種類の発生
条件別分類が有効であることを表示させるものである。
この場合、上記のログ格納手段3は、上記の有効/無効
表示手段6にて有効と表示されている種類の発生条件別
の分類を行う。
【0014】図10は、本発明の第10の形態の原理構
成図である。本発明の第10の形態においては、上記の
図8の構成に加えて、読み出し手段4″を具備する。読
み出し手段4″は、発生条件を指定したログ情報読み出
し指示を入力して、該ログ情報読み出し指示にて指定さ
れた発生条件に該当するログ情報を記憶する前記記憶領
域を、前記有効/無効表示手段6が有効であることを示
す前記分配情報記憶手段5′の1つを参照して認識し、
前記該当するログ情報を読み出すものである。
【0015】図11は、本発明の第11の形態の原理構
成図である。本発明の第11の形態においては、上記の
図6〜10のそれぞれの構成における前記ログ収集手段
1の前段に発生条件情報付与手段10´を具備する。発
生条件情報付与手段10´は、前記ログ情報の各々の発
生条件を前記複数の種類の発生条件について示す発生条
件情報を該ログ情報に付与する。
【0016】なお、上記の本発明の第5〜9の形態にお
いて、上記の複数種類の発生条件別分類は、ログ情報の
発生箇所による分類、ログ情報の発生時刻による分類、
および、ログ情報の重要度による分類の何れか1つまた
は複数、或るいは、これら全てであってもよい。
【0017】
【作用】図1に示される、本発明の第1の形態において
は、複数の記憶領域21,22,・・・2n を設け、ログ収
集手段1によって、解析対象のコンピュータを含むシス
テムのログ情報を収集し、ログ格納手段3によって、上
記の収集したログ情報を、該ログ情報の発生条件別に分
類して、上記の複数の記憶領域21,22,・・・2 n の内
のそれぞれ異なる記憶領域に格納する。
【0018】上記の複数の記憶領域21,22,・・・2n
の各々の記憶領域内の記憶内容は、それぞれ、条件検索
操作を行うこと無しに連続的に読み出し可能であるの
で、本発明の第1の形態によれば、特定の種別のログ情
報のみを読み出す際の処理が効率的で、システムに負担
がかからず、時間もかからない。図2に示される、本発
明の第2の形態においては、図1の構成に加えて、読み
出し手段4を具備し、この読み出し手段4によって、発
生条件を指定したログ情報読み出し指示を入力して、該
ログ情報読み出し指示にて指定された発生条件に該当す
るログ情報を記憶する前記記憶領域より、該当するログ
情報を読み出す。
【0019】図3に示される、本発明の第3の形態にお
いては、図1の構成に加えて、分配情報記憶手段5を具
備し、分配情報記憶手段5によって、前記ログ情報の発
生条件と、該発生条件のログ情報を格納する記憶領域と
の対応関係に関する情報を記憶する。したがって、特定
の発生条件のログ情報を読み出す際には、この分配情報
記憶手段5を参照すれば、目的のログ情報がどの記憶領
域に記憶されているかが認識され得る。
【0020】図4に示される、本発明の第4の形態にお
いては、上記の図3の構成に加えて、読み出し手段4′
を具備し、この読み出し手段4′によって、発生条件を
指定したログ情報読み出し指示を入力して、該ログ情報
読み出し指示にて指定された発生条件に該当するログ情
報を記憶する前記記憶領域を、前記分配情報記憶手段5
を参照して認識し、上記の該当するログ情報を読み出
す。すなわち、ログ情報の読み出しの際に、上記の分配
情報記憶手段5を利用している。
【0021】図5に示される、本発明の第5の形態にお
いては、上記の図1〜4のそれぞれの構成における前記
ログ収集手段1の前段に具備する発生条件情報付与手段
10によって、前記ログ情報の各々の発生条件を示す発
生条件情報を該ログ情報に付与する。これにより、上記
のログ格納手段3は、各ログ情報の発生条件を容易に認
識できる。
【0022】図6に示される、本発明の第6の形態にお
いては、上記の図1の構成に加えて、種類設定手段7を
具備し、この種類設定手段7によって、複数種類の発生
条件別分類の何れの種類により上記のログ格納手段3が
ログ情報の分類を行うかを設定する。この場合、ログ格
納手段3は上記の設定に従って前記発生条件別の分類を
行う。
【0023】本発明の第6の形態によれば、例えば、ロ
グ情報の発生箇所による分類、ログ情報の発生時刻によ
る分類、或るいは、ログ情報の重要度による分類の何れ
か等に設定することにより、複数種類の発生条件別分類
に対応できるログ蓄積システムが提供される。図7に示
される、本発明の第7の形態においては、上記の図1の
構成に加えて、複数種類の発生条件別分類各々毎に分配
情報記憶手段5′を具備し、この分配情報記憶手段5′
によって、前記ログ情報の発生条件と、該発生条件のロ
グ情報を格納する記憶領域との対応関係に関する情報を
記憶する。
【0024】本発明の第7の形態によれば、例えば、ロ
グ情報の発生箇所による分類、ログ情報の発生時刻によ
る分類、或るいは、ログ情報の重要度による分類等の各
々毎に分配情報記憶手段5′を設けることにより、複数
種類の発生条件別分類に対応できるログ蓄積システムに
対して、より一層の便宜が図られる。図8に示される、
本発明の第8の形態においては、上記の図7の構成に加
えて、有効/無効表示手段6を具備し、この有効/無効
表示手段6によって、前記複数種類の発生条件別分類毎
に設けられた分配情報記憶手段5の各々が現在有効か否
かを示す。これにより、複数種類の発生条件別分類各々
毎に設けられた上記の分配情報記憶手段5′の何れを参
照すればよいかが容易に認識され得る。
【0025】図9に示される、本発明の第9の形態にお
いては、上記の図8の構成に加えて、表示制御手段8を
具備し、この表示制御手段8によって、前記複数種類の
発生条件別分類の何れの種類により前記ログ格納手段3
がログ情報の分類を行うかを指定する種類選択指示を入
力すると、前記有効/無効表示手段6において前記種類
選択指示が指定する種類の発生条件別分類が有効である
ことを表示させるものである。この場合、上記のログ格
納手段3によって、上記の有効/無効表示手段6にて有
効と表示されている種類の発生条件別の分類を行う。
【0026】図10に示される、本発明の第10の形態
においては、上記の図8の構成に加えて、読み出し手段
4″を具備し、この読み出し手段4″によって、発生条
件を指定したログ情報読み出し指示を入力して、該ログ
情報読み出し指示にて指定された発生条件に該当するロ
グ情報を記憶する前記記憶領域を、前記有効/無効表示
手段6が有効であることを示す前記分配情報記憶手段
5′の1つを参照して認識し、前記該当するログ情報を
読み出す。すなわち、ログ情報の読み出しの際に、上記
の有効/無効表示手段6および分配情報記憶手段5′を
利用している。
【0027】図11に示される、本発明の第11の形態
においては、上記の図6〜10のそれぞれの構成におけ
る前記ログ収集手段1の前段に具備する発生条件情報付
与手段10´によって、前記ログ情報の各々の発生条件
を前記複数の種類の発生条件について示す発生条件情報
を該ログ情報に付与する。これにより、上記のログ格納
手段3は、何れの種類による発生条件分類が設定された
場合でも各ログ情報の発生条件を容易に認識できる。
【0028】
【実施例】図12は、本発明の第1の実施例の構成図で
ある。図12において、100は解析対象のシステム、
11はファイル分配装置、12は蓄積情報受信部、13
はファイル制御部、14−1,14−2,・・・14−
nは蓄積媒体、15は保守運用システムである。また、
ファイル分配装置11内において、111は分配制御
部、112−1は分配条件管理部、そして、114はフ
ァイル参照部である。
【0029】図12の構成は、ログ蓄積情報の発生場所
によって、蓄積する媒体を決め、分配して格納する場合
の例を示している。ログを蓄積する解析対象の計算機ま
たは通信システム100に、ファイル分配機能を持った
専用のファイル分配装置11を設置する。このファイル
分配装置11は、分配制御部111、分配条件管理部1
12、ファイル参照部114を具備する。システム10
0内の複数の情報生成元1,2,・・・nにて生成さた
ログ情報は、システム内の蓄積情報受信部12収集され
る。この時、各情報生成元1,2,・・・nでは、実際
に蓄積すべきログ情報(y1)以外に、発生箇所を示す
発生元情報(x1)を付与する。蓄積情報受信部12
は、この発生元情報(x1)を付与されたログ情報を、
ファイル分配装置11内の分配制御部111に渡す。分
配制御部111は、蓄積情報受信部12から受けた発生
元情報(x1)をキーとして分配情報管理部112−1
内に記憶する分配情報テーブル(z1)を参照し、蓄積
すべき媒体を判断する。分配制御部111はここで得ら
れた媒体を指定して、ファイル制御部13に対して、そ
の媒体へのログ情報の蓄積を指示する。このようにし
て、ログ情報の発生元別に蓄積するべき媒体が決めら
れ、蓄積される。
【0030】保守運用上の要求で、特別な発生元情報を
見たい時は、保守運用システム15より、ファイル分配
装置11内のファイル参照部114に発生元情報(x
1)を指定してログ情報参照を要求すると、ファイル参
照部114は、分配条件管理部112の分配情報テーブ
ル(z1)を参照し、特定の媒体の情報のみを読み出す
べく、ファイル制御部13に対して媒体を指定して読み
出し要求を行う。こうして、保守運用システムは必要な
情報だけを得ることができる。
【0031】図13は、本発明の第2の実施例の構成図
である。本発明の第2の実施例では、ログ蓄積情報の発
生時間によって、蓄積する媒体を決め、分配・蓄積する
ものである。図13において、図12の構成と異なるの
は、分配条件管理部112−2の分配情報テーブル(z
2)の内容のみである。ファイル制御部13および蓄積
媒体14−1,14−2,・・・14−n、そして、保
守運用システム15については図示を省略している。各
情報生成元1,2,・・・nでは、実際に蓄積すべきロ
グ情報(y2)以外に、発生時間情報(x2)を付与
し、蓄積情報受信部12に情報を渡す。また、分配情報
テーブル(z2)は、発生時間情報(x2)をキーとし
て、その発生時間(x2)のログ情報を格納すべき蓄積
媒体を示す情報を保持している。
【0032】図14は、本発明の第3の実施例の構成図
である。本発明の第3の実施例では、ログ蓄積情報の重
要度によって、蓄積する媒体を決め、分配・蓄積するも
のである。図14において、図12および図13の構成
と異なるのは、分配条件管理部112−3の分配情報テ
ーブル(z3)の内容のみである。ファイル制御部13
および蓄積媒体14−1,14−2,・・・14−n、
そして、保守運用システム15については図示を省略し
ている。各情報生成元1,2,・・・nでは、実際に蓄
積すべきログ情報(y3)以外に、そのログ蓄積情報の
重要度(x3)を付与し、蓄積情報受信部12に情報を
渡す。また、分配情報テーブル(z3)は、重要度情報
(x3)をキーとして、その重要度(x3)のログ情報
を格納すべき蓄積媒体を示す情報を保持している。
【0033】上記の第1〜第3の実施例は、それぞれ1
つ種類の発生条件により蓄積媒体を振り分ける方式であ
るが、複数の種類の発生条件のうちの何れかの種類の発
生条件をキーに蓄積媒体を振り分けることも可能であ
る。また、その振り分け条件は固定的に分配条件管理部
112で持つ必要はなく、外部(例えば、保守運用シス
テム15等)からの分配条件の指定、あるいはシステム
内部の分配条件の変更要因により、分配条件(発生条件
の種類)を変更することも可能である。これを実現する
ための構成を以下に示す。
【0034】図15は、本発明の第4の実施例の構成図
である。また、図16は、本発明の第4の実施例におけ
る分配情報テーブルの構成例を示す図である。本発明の
第4の実施例では、ログ蓄積情報の重要度によって、蓄
積する媒体を決め、分配・蓄積するものである。図15
において、図12〜図14の構成と異なるのは、分配条
件設定部113を設けた点、および、分配条件管理部1
12−4の分配情報テーブルの構成である。ファイル制
御部13および蓄積媒体14−1,14−2,・・・1
4−nについては図示を省略している。
【0035】また、図16の分配情報テーブルは、それ
ぞれ異なる種類の発生条件をキーとする分配情報テーブ
ルを複数(z1),(z2),・・・(zn)備えるも
のであり、各分配情報テーブルに有効フラグを有する。
更に、本発明の第4の実施例では、情報発生元から蓄積
情報受信部12に渡す情報の構成を固定的に定めてお
く。すなわち、複数の種類の発生元条件を設定できるよ
うに、発生元の条件を示すフィールド(x)を複数の情
報が入るようにする。フィールド(x)の数は、分配条
件管理部112−4で持つ分配情報テーブルの数に等し
い。つまり、(x)の発生元条件の種類の数である。上
記の各分配情報テーブルに有効フラグは、その分配条件
(発生条件の種類)を採用するか否かを規定するもので
あり、例えば、図16に示されるように、発生元の発生
時間だけを分配条件としたい場合には、分配情報テーブ
ル(z2)の有効フラグのみを「1」にして、その分配
条件だけを有効とすることができる。
【0036】この分配条件は、分配条件設定部113を
用いてシステムの外部から設定することができる。分配
条件設定部113は、外部からの設定要求に従い、分配
条件管理部112−4の分配条件を変更する。また、シ
ステム内部の変更要因(媒体の故障等)により、分配条
件を変更することもできる。なお、上記の構成におけ
る、情報生成元、および、その他の各機能(各部)は、
ソフトウェア(その機能を実現するプログラム)によっ
ても、或るいは、ハードウェア論理回路によっても、あ
るいは、それらの任意の組み合わせによって実現可能で
ある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定の種別のログ情報のみを読み出す際の処理が効率的
で、システムに負担がかからず、時間もかからないログ
蓄積システムを提供される。すなわち、ログの参照ユー
ザが参照しやすいようにログが蓄積されるため、ログを
参照する時の処理時間が短縮でき、また、参照に必要な
い情報を参照する煩わしさがなくなり、効率的な参照が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態の原理構成図である。
【図2】本発明の第2の形態の原理構成図である。
【図3】本発明の第3の形態の原理構成図である。
【図4】本発明の第4の形態の原理構成図である。
【図5】本発明の第5の形態の原理構成図である。
【図6】本発明の第6の形態の原理構成図である。
【図7】本発明の第7の形態の原理構成図である。
【図8】本発明の第8の形態の原理構成図である。
【図9】本発明の第9の形態の原理構成図である。
【図10】本発明の第10の形態の原理構成図である。
【図11】本発明の第11の形態の原理構成図である。
【図12】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図13】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図14】本発明の第3の実施例の構成図である。
【図15】本発明の第4の実施例の構成図である。
【図16】本発明の第4の実施例における分配情報テー
ブルの構成例を示す図である。
【図17】コンピュータを使用するシステムからログ情
報を読み出す際の従来の構成図である。
【図18】コンピュータを使用するシステムからログ情
報を読み出す際の従来の他の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…ログ収集手段 21,22,・・・2n …複数の記憶領域 3…ログ格納手段 4…読み出し手段 4′…読み出し手段 4″…読み出し手段 5…分配情報記憶手段 5′…分配情報記憶手段 6…有効/無効表示手段 7…種類設定手段 8…表示制御手段 10…発生条件情報付与手段 10´…発生条件情報付与手段 11…ファイル分配装置 12…蓄積情報受信部 13…ファイル制御部 14−1,14−2,・・・14−n…蓄積媒体 15…保守運用システム 100…解析対象の通信システム 111…分配制御部 112…分配条件管理部 113…分配条件設定部 114…ファイル参照部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを含むシステムのログ情報
    を収集するログ収集手段(1)と、 複数の記憶領域(21,22,・・・2n )と、 前記収集したログ情報を、該ログ情報の発生条件別に分
    類して、前記複数の記憶領域(21,22,・・・2n )の
    内のそれぞれ異なる記憶領域に格納するログ格納手段
    (3)とを有することを特徴とするログ蓄積システム。
  2. 【請求項2】 発生条件を指定したログ情報読み出し指
    示を入力して、該ログ情報読み出し指示にて指定された
    発生条件に該当するログ情報を記憶する前記記憶領域よ
    り、該当するログ情報を読み出す読み出し手段(4)を
    有する請求項1に記載のログ蓄積システム。
  3. 【請求項3】 前記ログ情報の発生条件と、該発生条件
    のログ情報を格納する記憶領域との対応関係に関する情
    報を記憶する分配情報記憶手段(5)を具備する請求項
    1に記載のログ蓄積システム。
  4. 【請求項4】 発生条件を指定したログ情報読み出し指
    示を入力して、該ログ情報読み出し指示にて指定された
    発生条件に該当するログ情報を記憶する前記記憶領域
    を、前記分配情報記憶手段(5)を参照して認識し、前
    記該当するログ情報を読み出す読み出し手段(4′)を
    有する請求項3に記載のログ蓄積システム。
  5. 【請求項5】 前記ログ収集手段(1)の前段に、前記
    ログ情報の各々の発生条件を示す発生条件情報を該ログ
    情報に付与する発生条件情報付与手段(10)を有する
    請求項1〜4の何れかに記載のログ蓄積システム。
  6. 【請求項6】 前記発生条件別分類は、前記ログ情報の
    発生箇所による分類である請求項1〜5の何れかに記載
    のログ蓄積システム。
  7. 【請求項7】 前記発生条件別分類は、前記ログ情報の
    発生時刻による分類である請求項1〜5の何れかに記載
    のログ蓄積システム。
  8. 【請求項8】 前記発生条件別分類は、前記ログ情報の
    重要度による分類である請求項1〜5の何れかに記載の
    ログ蓄積システム。
  9. 【請求項9】 複数種類の発生条件別分類の何れの種類
    により前記ログ格納手段(3)がログ情報の分類を行う
    かを設定する種類設定手段(7)を有し、前記ログ格納
    手段(3)は該設定に従って前記発生条件別の分類を行
    う請求項1に記載のログ蓄積システム。
  10. 【請求項10】 前記ログ情報の発生条件と、該発生条
    件のログ情報を格納する記憶領域との対応関係に関する
    情報を記憶する分配情報記憶手段(5′)を具備し、 該分配情報記憶手段(5′)は、複数種類の発生条件別
    分類各々毎に設けられる請求項1に記載のログ蓄積シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記複数種類の発生条件別分類毎に設
    けられた分配情報記憶手段(5)の各々が現在有効か否
    かを示す有効/無効表示手段(6)を有する請求項10
    に記載のログ蓄積システム。
  12. 【請求項12】 前記複数種類の発生条件別分類の何れ
    の種類により前記ログ格納手段(3)がログ情報の分類
    を行うかを指定する種類選択指示を入力すると、前記有
    効/無効表示手段(6)において前記種類選択指示が指
    定する種類の発生条件別分類が有効であることを表示さ
    せる表示制御手段(8)を有する請求項11に記載のロ
    グ蓄積システム。
  13. 【請求項13】 前記ログ格納手段(3)は、前記有効
    /無効表示手段(6)にて有効と表示されている種類の
    発生条件別の分類を行う請求項11または12の何れか
    に記載のログ蓄積システム。
  14. 【請求項14】 発生条件を指定したログ情報読み出し
    指示を入力して、該ログ情報読み出し指示にて指定され
    た発生条件に該当するログ情報を記憶する前記記憶領域
    を、前記有効/無効表示手段(6)が有効であることを
    示す前記分配情報記憶手段(5′)の1つを参照して認
    識し、前記該当するログ情報を読み出す読み出し手段
    (4″)を有する請求項11に記載のログ蓄積システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記ログ収集手段(1)の前段に、前
    記ログ情報の各々の発生条件を、前記複数の種類につい
    て示す発生条件情報を該ログ情報に付与する発生条件情
    報付与手段(10´)を有する請求項9〜14の何れか
    に記載のログ蓄積システム。
  16. 【請求項16】 前記複数種類の発生条件別分類は、前
    記ログ情報の発生箇所による分類を含む請求項9〜15
    の何れかに記載のログ蓄積システム。
  17. 【請求項17】 前記複数種類の発生条件別分類は、前
    記ログ情報の発生時刻による分類を含む請求項9〜15
    の何れかに記載のログ蓄積システム。
  18. 【請求項18】 前記複数種類の発生条件別分類は、前
    記ログ情報の重要度による分類を含む請求項9〜15の
    何れかに記載のログ蓄積システム。
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