JPH08263177A - Cpuリセット方法及びcpuリセット回路 - Google Patents

Cpuリセット方法及びcpuリセット回路

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JPH08263177A
JPH08263177A JP7068206A JP6820695A JPH08263177A JP H08263177 A JPH08263177 A JP H08263177A JP 7068206 A JP7068206 A JP 7068206A JP 6820695 A JP6820695 A JP 6820695A JP H08263177 A JPH08263177 A JP H08263177A
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cpu
internal
signal
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JP7068206A
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Yoshihisa Aida
芳久 会田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起動時の誤動作を防止する。 【構成】 電源のオン時に発生されるリセットパルスS
1に基づいて、リセット信号発生回路2により内部リセ
ット信号を発生する。内部リセット信号に基づいて、発
振回路3が発振して、クロックCLKを出力する。内部
CPU10では、内部リセット信号とクロックCLKに
基づいて、リセットされる。内部CPU履歴信号発生回
路30により、内部CPU10の正常/異常動作を示す
内部CPU履歴信号S31、S32を出力する。リセッ
ト認識回路40により、内部CPU履歴信号S31、S
32をクロックCLK1のタイミングでラッチして、内
部CPU10が正常動作でなければ、再リセット発生要
求信号S40をリセット認識回路2に出力する。リセッ
ト信号発生回路2では、再リセット信号S2aを発生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯型機器などに多く
用いられる、発振回路を内蔵したマイクロコンピュータ
などのCPUリセット方法及びCPUリセット回路に関
し、特に電源投入時にパワーオンリセット回路などを用
いてリセットパルスを発生させ、内部CPUをリセット
状態にするような場合に用いられる。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータはその低電
圧動作化に伴い、様々な携帯型機器において使用されて
いる。この際、搭載部品点数の制限などから、リセット
パルスを発生するパワーオンリセット回路などを周辺に
組むケースが多く見られる。ところが、一般的に水晶発
振起動(中でも32KHz)は発振起動が不安定で、安
定発振までに数秒を要したり、異常発振したりする場合
がある。このため、内部に生成した内部リセット信号の
保持時間内に発振が安定せず、正常なリセット動作が行
えないままCPUがメモリに記憶されたプログラムを実
行してしまい、結果としてマイクロコンピュータが暴走
に至ることになる。従来は、発振回路で発生したクロッ
クを内部のカウンタなどを用いて一定の時間の間、リセ
ットパルスを内部に保持するなどの方法によって、内部
リセットパルスを長くすることで内部のCPUが誤動作
を起こさないように対策を取ってきた。
【0003】しかしながら、水晶が異常発振を引き起こ
すなど、見かけ上クロックが発生しているかのような状
態が発生した場合、カウンタを用いてクロックを認識す
るなどの方法では、異常クロックまでは認識できないた
めに、プログラムが記憶されているROMやRAMなど
内部ロジックが異常クロックによって誤動作(ROMや
RAMは、一定のアクセスタイムを要するために確実な
アクセスが保証されなくなるため)を引き起こしてしま
うことがある。また、内部ロジックの暴走検知の方法と
して、ウォッチドッグタイマーなどが上げられるが、こ
れはマイクロコンピュータのプログラムが正常に実行さ
れ、ウォッチドッグタイマーの設定が行われなければ動
作しないため、起動時に誤動作を防ぐようなケースには
適用できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CPUリセット方法及びCPUリセット回路において
は、次のような課題があった。 (a) 電源投入時のパワーオンリセットなどによるリ
セットパルスの印加において、内蔵の発振回路の起動状
態によっては正常なリセット動作が行われず誤動作に至
るという問題点があった。 (b) また、水晶の異常発振による異常クロックによ
り誤動作を引き起こしてしまうという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、内部リセット信号に基づいてリセッ
トし、発振回路により生成されたクロックに基づいてメ
モリに記憶されたプログラムを実行するCPUのCPU
リセット方法において、以下の処理を実行する。すなわ
ち、電源オン時に発生されるリセットパルスに基づい
て、前記内部リセット信号を発生するリセット信号発生
処理と、前記CPUの正常/異常動作を判別する内部C
PU履歴信号を発生する内部CPU履歴信号発生処理
と、前記内部CPU履歴信号が前記CPUの異常動作を
示している場合に、前記CPUを再リセットするように
制御するリセット認識処理とを実行する。
【0006】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにCPUリセ
ット方法を構成したので、メモリの実行アドレス、レジ
スタの内容などが所定の値にセットされかを判別する内
部CPU履歴信号を発生する。内部CPU履歴信号によ
り、CPUが異常動作していると判別されると、CPU
を再リセットするように制御して、再リセットして、再
スタートする。従って、前記課題を解決できるのであ
る。
【0007】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例のCPUリセット回路の
構成図である。本第1実施例のCPUリセット回路が従
来のCPUリセット回路と異なる点は、CPUの正常/
異常動作を判別する内部CPU履歴信号を発生する内部
CPU履歴信号発生回路30と、内部CPU履歴信号に
よりCPUの異常動作していると判別した場合に、再リ
セット要求信号をリセット発生回路に出力するリセット
認識回路40とを設けたことである。このCPUリセッ
ト回路は、リセット端子1、リセット信号発生回路2、
カウンタ4、内部CPU履歴信号発生回路30、リセッ
ト認識回路40とにより構成されている。リセット信号
発生回路2には、リセット端子1を通して電源オン時に
発生するリセットパルスS1が入力され、リセット認識
回路40より再リセット発生要求信号S40が入力され
る。カウンタ4には、発振回路3よりクロックCLKが
入力され、リセット信号発生回路2よりリセット信号S
2dが入力される。発振回路3には、リセット信号発生
回路2より起動要求信号s2bが入力される。
【0008】プログラムを記憶するプログラムROM1
1、プログラムカウンタ12などを有する内部CPU1
0には、リセット信号発生回路2より内部リセット信号
S2aが入力され、発振回路3よりクロックCLKを入
力する。図示しないバスを通して、内部CPU10に接
続された複数の内部制御レジスタ20−1〜20−nを
有する内部制御レジスタ群20には、リセット信号発生
回路2より内部リセット信号S2aが入力され、発振回
路3よりクロックCLKが入力される。内部CPU履歴
信号発生部30は、内部CPU10が実行するプログラ
ムアドレスが所定のアドレスを実行したかを判別するプ
ログラム認識プログラムアドレス認識回路31と内部制
御レジスタ群20が所定の値に設定されたかを判別する
内部制御レジスタ初期値認識回路32とにより構成され
ている。内部プログラムアドレス認識回路31には、プ
ログラムカウンタ12よりプログラムのアドレスが入力
される。内部制御レジスタ初期値認識回路32には、内
部制御レジスタ群20の内容が入力される。リセット認
識回路40には、リセット信号発生回路2より、リセッ
ト信号S2cを入力し、カウンタ4よりクロックCLK
の分周クロックCLK1が入力され、プログラムアドレ
ス認識回路31より内部CPU履歴信号S31が入力さ
れ、内部制御レジスタ初期値認識回路32より内部CP
U履歴信号S32が入力される。
【0009】図2は、図1中のリセット認識回路の回路
図である。図2に示すように、リセット認識回路40
は、フリップフロップ(以下、FFと呼ぶ)41、4
2、NANDゲート43、FF44により構成されてい
る。FF41のD端子、クロック端子、R端子には、V
DD電源電位(論理レベル“1”)、内部クロック履歴信
号S31、リセット信号S2dがそれぞれ入力される。
FF42のD端子、クロック端子、R端子には、VDD
源電位(論理レベル“1”)、内部クロック履歴信号S
32、リセット信号S2dがそれぞれ入力される。NA
NDゲート43には、FF41、FF42のQ端子の出
力信号が入力される。FF44のD端子、クロック端子
には、NANDゲート43の出力信号、クロックCLK
1が入力される。FF44からは、再リセット発生要求
信号S40が出力される。
【0010】図3は、図1のタイムチャートである。以
下、図3を参照しつつCPUリセット方法及び図1のC
PUリセット回路の動作の説明をする。 [リセット信号発生処理]電源がオンされると、図示し
ないパワーオンリセット回路によりリセットパルスS1
がリセット端子1に入力される。リセット端子1にリセ
ットパルスS1が印加されると、リセット信号発生回路
2では、リセット信号を発生して、内部CPU10とレ
ジスタ群20に内部リセット信号S2aを出力し、発振
回路3に起動要求信号S2bを出力し、カウンタ4にリ
セット信号S2cを出力し、リセット認識回路40に内
部リセット信号S2dを出力する。 [発振処理]発振回路3では、起動要求信号S2bに基
づいて、発振を開始して、水晶などによる発振波形にし
たがって、内部クロックCLKを生成して、カウンタ4
に出力する。
【0011】[CPU動作]内部CPU10では、内部
リセット信号S2aとクロックCLKに基づいて、内部
をリセットする。ここでは、図3に示すように、発振回
路3の発振が遅れて、内部リセット信号S2aが立ち下
がった後にクロックCLKが出力されるものとしている
ため、内部CPU10では、内部リセット信号S2aが
解除される立ち下がりのタイミングからプログラムRO
M11に記憶されたプログラムが実行する。内部CPU
10が正常に動作すると所定のアドレス(例えば、
“0”番地)から実行する。また、プログラムが最初に
実行される命令コードに所定のアドレスにジャンプする
命令を指定しておき、そのジャンプ先の命令コードを内
部制御レジスタ群20の所定のレジスタに所定の値をセ
ットする命令を指定しておく。すると、内部CPU10
が正常動作したかをその所定のアドレスを実行し、その
アドレスの命令である所定のアドレスにジャンプして、
所定のレジスタに所定の値が設定されたかを調べること
により判別することができる。
【0012】[内部CPU履歴信号発生処理]内部CP
U履歴信号発生回路30中のプログラムアドレス認識回
路31では、プログラムカウンタ12より出力されるア
ドレスをラッチして、そのアドレスと内部CPU10の
正常動作時に通過するアドレスとのANDをとり、その
出力S31を内部CPU履歴信号としてリセット認識回
路40に出力する。ここで、内部CPU10が正常動作
していると、内部CPU履歴信号S31が“1”とな
る。内部CPU履歴信号発生回路30中の内部制御レジ
スタ初期値認識回路32では、内部制御レジスタ群20
の出力と内部CPU10の正常動作時にセットされるべ
き値とANDをとり、その出力S32を内部CPU履歴
信号としてリセット認識回路40に出力する。ここで、
内部CPU10が正常動作していると、内部CPU履歴
信号S32が“1”となる。
【0013】[リセット認識処理]リセット認識回路4
0中のFF41,FF42、FF44は、リセット信号
S2dによりリセットされ、NANDゲート43により
FF44のD端子に“1”が出力される。FF41、F
F42のクロック端子には、内部CPU履歴信号S3
1、S32がそれぞれ入力される。図3に示すように、
内部CPU10は、リセットされないままに動作を開始
したために、内部CPU10が正常なアドレスを通過し
ないので、内部CPU履歴信号S31、S32は“0”
である。そのため、FF41、FF42のクロック端子
に入力されるクロックが変化しないため、FF44のD
端子には、“1”が入力されたままである。カウンタ4
は、リセット信号発生回路2のリセット信号S2cによ
りリセットされ、クロックCLKを分周して、分周クロ
ックCLK1をFF44のクロック端子に出力する。F
F44では、分周クロックCLK1に基づいて、“1”
をラッチして、リセット信号発生回路2に再リセット発
生要求信号S40を出力する。
【0014】[再リセット信号発生処理]リセット信号
発生回路2では、リセットパルスS1と再リセット要求
信号S40とのORをとって、再リセット信号S2aを
作成して、内部CPU10及び内部制御レジスタ群20
に出力する。この時点において、クロックCLKが発生
されているので、内部CPU10及び内部制御レジスタ
群20がリセットされて、内部CPU10が先頭番地か
ら再スタートする。 [内部CPU履歴信号発生処理]上述したように、再び
内部CPU履歴信号発生回路30中のプログラムアドレ
ス認識回路31及び内部制御レジスタ初期値認識回路3
2では、内部CPU履歴信号S31、S32を発生す
る。この時点では、内部CPU10が正常に動作してい
るので、内部CPU履歴信号S31、S32は、それぞ
れ“1”となる。
【0015】[リセット認識処理]リセット認識回路4
0では、内部CPU履歴信号S31、S32がそれぞれ
“1”に変化するタイミングで、FF41、FF42よ
り“1”が出力され、NANDゲート43より“0”が
FF44のD端子に入力される。FF44では、クロッ
クCLK1に基づいて、“0”をラッチして、リセット
信号発生回路2に出力する。そのため、内部CPU1
0、内部制御レジスタ群20は、再リセットされず、内
部CPU10は、処理を続行する。以上のように、本第
1の実施例では、内部CPU履歴信号発生回路30とリ
セット認識回路40を設けて、内部CPU10が誤動作
した場合には、内部CPU10及び内部制御レジスタ群
20を再リセットするようにしたので、誤動作が避けら
れるという利点がある。
【0016】第2の実施例 図4は、本発明の第2の実施例のCPUリセット回路の
構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符
号を付してある。本第2の実施例のCPUリセット回路
が第1の実施例のCPUリセット回路と異なる点は、内
部CPU履歴信号S31、S32をラッチするタイミン
グをクロックCLKをカウンタ50により分周した分周
クロックCLKAとしたことである。図4に示すよう
に、このCPUリセット回路は、リセット信号発生回路
2、内部CPU履歴信号発生回路30、カウンタ50、
リセット認識回路60により構成されている。リセット
認識回路60には、カウンタ50より第1の分周クロッ
クCLKA、第2の分周クロックCLKBが入力され
る。リセット信号発生回路2には、リセット端子1を通
して電源オン時に発生するリセットパルスS1が入力さ
れ、カウンタ50よりリセット信号解除信号S50が入
力され、リセット認識回路60より再リセット信号要求
信号S60が入力される。
【0017】図5は、図4中のリセット認識回路60の
回路図である。図5に示すように、リセット認識回路6
0は、FF61,FF62、NANDゲート63、FF
64により構成されている。FF61のD端子、クロッ
ク端子、R端子には、内部CPU履歴信号S31、クロ
ックCLKA、内部リセット信号S2dがそれぞれ入力
される。FF62のD端子、クロック端子、R端子に
は、内部CPU履歴信号S32、クロックCLKA、内
部リセット信号S2dがそれぞれ入力される。NAND
ゲート63には、FF61、FF62のQ端子の出力信
号がそれぞれ入力される。FF64のD端子、クロック
端子、R端子には、NANDゲート63の出力信号、第
2の分周クロックCLKB、内部リセット信号S2cが
それぞれ入力される。FF64のQ端子より再リセット
発生要求信号S60が出力される。
【0018】図6は、図4のCPUリセット回路のタイ
ムチャートである。以下、これらの図6を参照しつつ、
CPUリセット方法及び図4の動作の説明をする。 [リセット信号発生処理]電源がオンされると、図示し
ないパワーオンリセット回路によりリセットパルスS1
がリセット端子1に入力される。リセット端子1にリセ
ットパルスS1が印加されると、リセット信号発生回路
2では、リセット信号を発生して、内部CPU10に内
部リセット信号S2aを出力し、起動要求信号S2bを
発振回路3に出力し、リセット認識回路60に内部リセ
ット信号S2dを入力する。 [発振処理]発振回路3では、起動要求信号S2bに基
づいて、発振を開始して、水晶発振器などによる発振波
形にしたがって、クロックCLKを生成して、そのクロ
ックCLKを内部CPU10、内部制御レジスタ群2
0、及びカウンタ60に出力する。
【0019】[リセット信号解除処理]カウンタ60で
は、内部リセット信号S2cによりリセットされた後、
クロックCLKを所定のカウント値に一致すると、リセ
ット解除を指示する信号S60を出力する。リセット信
号発生回路2では、信号S60に基づいて、内部リセッ
ト信号S2cを立ち下げて、解除する。このカウンタ6
0によりリセット信号の解除の制御により、内部CPU
10、内部制御レジスタ20がリセットされる。 [CPU動作]内部CPU10では、クロックCLKに
同期して、内部リセット信号S2aに基づいて、リセッ
トする。ここでは、内部リセット信号S2aがクロック
CLKが発振されるまで、解除されずに維持されている
ので、内部CPU10及び内部制御レジスタ群20がリ
セットされる。内部CPU10では、内部リセット信号
S2aが解除されるタイミングでプログラムROM11
に記憶されたプログラムを読み込み、実行する。内部C
PU10が正常に動作すると所定のアドレス(例えば、
“0”番地)から実行する。また、そのプログラムが最
初に実行される命令コードに所定のアドレスにジャンプ
する命令を指定しておき、そのジャンプ先の命令コード
を内部制御レジスタ群20の所定の内部制御レジスタに
所定の値をセットする命令を指定しておく。すると、内
部CPU10が正常動作したかをその所定のアドレスを
実行し、そのアドレスの命令である所定のアドレスにジ
ャンプして、所定のレジスタに所定の値が設定されたか
を調べることにより判別することができる。
【0020】[内部CPU履歴信号発生処理]内部CP
U履歴信号発生回路30中のプログラムアドレス認識回
路31では、プログラムカウンタ12より出力されるプ
ログラムのアドレスと正常動作時に通過するアドレスと
のANDをとり、その出力を内部CPU履歴信号S31
としてリセット認識回路60に出力する。内部CPU履
歴信号発生回路30中の内部制御レジスタ初期値認識回
路32では、内部制御レジスタ群20の各内部制御レジ
スタの内容とのANDをとり、その出力を内部CPU履
歴信号S32としてリセット認識回路60に出力する。 [リセット認識処理]リセット認識回路60では、内部
リセット信号S2aによりFF61、FF62、FF6
4がリセットされて、FF64からは“0”が出力され
る。FF61のクロック端子、FF62のクロック端子
には、カウンタ50より第1の分周クロックCLKAが
入力される。FF61、FF62のD端子には、内部C
PU履歴信号S31、S32がそれぞれ入力される。
【0021】図6に示すようにこの時点では、発振回路
3が異常発振しているため、内部CPU10が正常に動
作しておらず、内部CPU履歴信号S31、S32の論
理レベルは“0”である。FF61、FF62では、内
部CPU10が正常動作の時に、正常なアドレス及びレ
ジスタ群20の値がセットされるタイミングを示す第1
の分周クロックCLKAをタイミング信号として、内部
CPU履歴信号S31、S32(この時点では、
“0”)をラッチして、NANDゲート63より“1”
をFF64のD端子に出力する。FF64では、第1の
分周クロックAよりも遅い第2の分周クロックCLKB
をタイミング信号として、D端子に入力された“1”を
ラッチして、リセット信号発生回路2に再リセット発生
要求信号S60を出力する。 [再リセット信号発生処理]リセット信号発生回路2で
は、リセットパルスS1と再リセット発生要求信号S6
0とのORをとって、再リセット信号S2aを作成し
て、内部CPU10及び内部制御レジスタ群20に出力
する。内部CPU10では、再リセット信号S2aによ
り、内部を再リセットした後、プグラムの実行の再開を
する。
【0022】[内部CPU履歴信号発生処理]上述した
ように、再び内部CPU履歴信号発生回路30中のプロ
グラムアドレス認識回路31及び内部制御レジスタ初期
値認識回路32では、内部CPU履歴信号S31、S3
2を発生する。そして、内部CPU10が正常に動作す
ると、内部CPU履歴信号S31、S32は、それぞれ
“1”となる。 [リセット認識処理]リセット認識回路60では、内部
CPU履歴信号S31、S32が共に“1”になると、
FF64からは“0”が出力されて、再リセット発生要
求信号S60の論理レベルは“0”となる。また、FF
64の再リセット発生要求信号S60が立ち下がると、
第2の分周クロックCLKBがキャンセルされて、それ
以降からは再リセット発生要求信号S60がセットされ
ない。以上説明したように、本第2の実施例では、第1
の実施例と同様の利点がある上に、さらに以下の利点が
ある。第2の実施例では、第1の分周クロックCLKA
をクロックとして、内部CPU履歴信号S31、S32
をラッチするので、内部CPU10が再スタートした時
点の内部CPU履歴信号S31、S32が有効となり、
正確に内部CPU10の正常動作を判別することができ
る。
【0023】なお、本発明は、上記実施例に限定されず
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 第2の実施例では、内部CPU履歴信号S3
1、S32をラッチするクロックを第1の分周クロック
CLKAとして説明したが、アドレスあるいは内部制御
レジスタの正常な値が出力されるタイミングを指定する
ものであればそれぞれ別の分周クロックとしてよい。 (b) 第1、第2の実施例では、リセット認識回路4
0、60により、リセット信号発生回路2に再リセット
発生要求信号を出力して、リセット信号発生回路2がリ
セット信号を出力したが、リセット認識回路40、60
がリセット信号を内部CPU10、内部制御レジスタ群
20に出力してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第4
の発明によれば、CPUが正常に動作しているかを判別
するCPU履歴信号を発生して、そのCPU履歴信号に
よってCPUが異常動作した場合にCPUをリセットす
るようにしたので、CPUを確実に動作させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のCPUリセット回路の
構成図である。
【図2】図1中のリセット認識回路の回路図である。
【図3】図1のタイムチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例のCPUリセット回路の
構成図である。
【図5】図4中のリセット認識回路の回路図である。
【図6】図4のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 リセット端子 2 リセット信号発生回路 3 発振回路 4,50 カウンタ 10 内部CPU 20 内部レジスタ群 30 CPU履歴信号発生回路 40,60 リセット認識回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部リセット信号に基づいてリセット
    し、発振回路により生成されたクロックに基づいてメモ
    リに記憶されたプログラムを実行するCPUのCPUリ
    セット方法において、 電源オン時に発生されるリセットパルスに基づいて、前
    記内部リセット信号を発生するリセット信号発生処理
    と、 前記CPUの正常/異常動作を判別する内部CPU履歴
    信号を発生する内部CPU履歴信号発生処理と、 前記内部CPU履歴信号が前記CPUの異常動作を示し
    ている場合に、前記CPUを再リセットするように制御
    するリセット認識処理とを、 実行することを特徴とするCPUリセット方法。
  2. 【請求項2】 前記内部CPU履歴処理は、 前記CPUのレジスタの内容及びプログラムカウンタの
    内容に基づいて、前記内部CPU履歴信号を発生するよ
    うにした、 ことを特徴とする請求項1記載のCPUリセット方法。
  3. 【請求項3】 内部リセット信号に基づいてリセット
    し、発振回路により生成されたクロックに基づいてメモ
    リに記憶されたプログラムを実行するCPUのCPUリ
    セット回路において、 電源オン時に発生されるリセットパルスに基づいて、前
    記内部リセット信号を発生するリセット信号発生部と、 前記CPUの正常/異常動作を判別する内部CPU履歴
    信号を発生する内部CPU履歴信号発生部と、 前記内部CPU履歴信号をクロックとして、論理レベル
    が一定のデータをラッチする第1のラッチ回路と、所定
    の分周比で前記クロックを分周した分周クロックに基づ
    いて、前記第1のラッチ回路の出力をラッチする第2の
    ラッチ回路とを有するリセット認識部とを、 備えたことを特徴とするCPUリセット回路。
  4. 【請求項4】 内部リセット信号に基づいてリセット
    し、発振回路により生成されたクロックに基づいてメモ
    リに記憶されたプログラムを実行するCPUのCPUリ
    セット回路において、 電源オン時に発生されるリセットパルスに基づいて、前
    記内部リセット信号を発生するリセット信号発生部と、 前記CPUの正常/異常動作を判別する内部CPU履歴
    信号を発生する内部CPU履歴信号発生部と、 前記クロックを分周した第1の分周クロックに基づい
    て、前記内部CPU履歴信号をラッチする第1のラッチ
    回路と、前記クロックを分周した第2の分周クロックに
    基づいて、前記第1のラッチ回路の出力をラッチする第
    2のラッチ回路とを、有するリセット認識部とを、 備えたことを特徴とするCPUリセット回路。
JP7068206A 1995-03-27 1995-03-27 Cpuリセット方法及びcpuリセット回路 Withdrawn JPH08263177A (ja)

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JP2007324703A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Elpida Memory Inc 半導体集積回路装置
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