JPH08263088A - 自動ピクト点字発声機 - Google Patents

自動ピクト点字発声機

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JPH08263088A
JPH08263088A JP7091269A JP9126995A JPH08263088A JP H08263088 A JPH08263088 A JP H08263088A JP 7091269 A JP7091269 A JP 7091269A JP 9126995 A JP9126995 A JP 9126995A JP H08263088 A JPH08263088 A JP H08263088A
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automatic
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Pending
Application number
JP7091269A
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English (en)
Inventor
Akimasa Yamaguchi
昭昌 山口
Kazuo Mikami
和夫 三上
Yukio Kubo
幸男 久保
Hajime Miyamoto
一 宮元
Atsushi Sakota
敦 迫田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視力障害者や健常者に対しピクト点字パネル
にて場所案内や業務案内を行うにあたり聴覚及び触角あ
るいは視覚にて案内誘導することが出来る装置を提供す
ることにある。 【構成】ピクト点字パネルに人が近づいた事を検知する
センサ−部と、そのセンサ−部からの出力の変化に応じ
てシグナル音等を発生する発音部と、ピクトパネルを触
れた事を検知するセンサ部と、そのセンサ部からの出力
の変化に応じて点字内容を音声出力する発声部とを設け
た自動ピクト点字発声機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盲人者及び健常者が使
用する点字も含めたピクト標識板に関するものである。
(ピクト:pictograph・絵で示した標識の
略)
【0002】
【従来の技術】従来のピクト標識板及び点字ピクトパネ
ルは、弱視者や盲人にとって設置場所が発見しずらく、
又全ての盲人が点字を解読できるという状況ではない
為、現在設置されている点字パネルは、一部の盲人にし
か利用できないという欠点があった。又、言葉を発声す
る点字パネルは存在していたが、パネル内のボタンスイ
ッチ等を捜して押さなければ使用出来ないという問題が
あり普及には至っていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】盲人にとっては、点字
ピクトパネル自体の設置場所を捜すのが一苦労であり、
又、全ての盲人が点字を完璧に解読できるとは限らな
い。そこで点字ピクトパネルのそばに人が近づくとシグ
ナル音が発生し、その設置場所が特定出来、点字ピクト
パネルを指で触ればその点字内容が言葉で出力される自
動ピクト点字発声機の出現が望まれるようになった。
【0004】本発明は、上記盲人の要望を実現し、触角
と聴覚を駆使して詳細な場所案内が可能な点字パネルの
提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の自動ピクト点字発声機においては、人が近
づいた事を検知するセンサ部と、前記センサ部からの出
力の変化に応じてシグナル音を発生する音源出力部と、
ピクトパネルに近接あるいは接触する指を検知するセン
サ部と、そのセンサ−部からの出力の変化に応じて点字
内容を発声する音声出力部とで構成される。
【0006】
【作用】上記の如く構成されたピクト点字発声機によれ
ば、例えば、前記発生機の前を通過する人の気配をセン
サ−部が検知し、その出力の変化に応じてピクト点字発
声機の設置場所を知らせるシグナル音が発声する。次
に、ピクト点字発声機を指で触るとセンサ−部が検知
し、その出力の変化に応じて点字内容を音声で案内出力
する。これにより盲人がピクト点字発声機の設置場所を
容易に発見出来、且つ点字の解読も不要な為全てのレベ
ルの盲人が点字パネル案内を利用できることになる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例について述べる。図1
は本発明の自動ピクト点字発声機の一実施例を示すブロ
ック図である。センサ−部1は人体を検知するセンサ−
回路で例えば5〜10m角の広角エリアを検知し、例え
ば焦電センサ−、赤外線センサ−、超音波センサ−、イ
メ−ジセンサ−等とセンサ−信号増幅、波形整形回路等
で構成する。シグナル音発生手段3は、センサ−部1で
人を検知した場合、検知したことを周囲に知らせる為の
シグナル音を発生する音源駆動回路であり、例えば音源
IC等によりスピ−カ−8を駆動する。
【0008】センサ−部2は点字パネルに接近あるいは
接触する盲人の手又は指を検知するセンサ−回路で、例
えば静電近接センサ−、光電センサ−、接触センサ−、
導電センサ−等とセンサ−信号増幅、波形整形回路等で
構成する。音声出力手段4は、センサ−部2で盲人の手
あるいは指を検知した場合、パネルのピクトあるいは点
字内容を説明、案内する音声メッセ−ジを発生する音声
メッセ−ジ駆動回路であり、例えばテ−ププレ−ヤ−、
音声合成LSI等によりスピ−カ−8を駆動し音声メッ
セ−ジを再生させる。
【0009】図2は本発明の自動ピクト点字発声機の他
の実施例を示すブロック図である。図1におけるシグナ
ル音発生手段3と音声出力手段4を一体化する方式で、
音声合成出力手段5にて兼用する。すなわち5はセンサ
−部1及びセンサ−部2よりの出力信号に応じて各々に
対応するシグナル音、音声メッセ−ジを選択し、スピ−
カ−8を駆動して音あるいは音声を再生させる回路で、
例えば多チャンネルテ−ププレ−ヤ−、フレ−ズ切替式
音声合成LSI等で構成する。
【0010】図3は本発明の自動ピクト点字発声機の他
の実施例を示すブロック図である。図1と図2において
は全盲者を対象にしている為、視覚にて訴えることは無
意味であるが図3は全盲者ではなく多少光を感知出来る
弱視者を対象にした場合の実施例である。表示手段6は
点字パネルの位置を弱視者が発見しやすくする為の点滅
用表示ランプであり例えば高輝度発光ダイオ−ド、白熱
ランプ、ネオン球等で構成する。表示駆動手段7は6を
連続点滅させる為の表示ランプ駆動回路であり例えば、
点滅クロック発生回路とランプ駆動回路等で構成する。
【0011】図4は本発明の自動ピクト点字発声機の一
実施例を示す外観図である。9は点字内容とピクトマ−
クを貼付する点字パネル、10はシグナル音発生手段
3、音声出力手段4あるいは音声合成出力手段5を収納
するケ−スであり、1は人体を検知するセンサ−部1、
2は盲人の手、指を検知するセンサ−部2、8はシグナ
ル音、音声メッセ−ジ等を出力するスピ−カ−である。
11は点字ピクトマ−ク及び点字の貼付エリアである。
6は点滅用の表示手段である。
【0012】図5は本発明の自動ピクト点字発声機の一
実施例を示すケ−ス斜視図である。5はセンサ−部1か
らの信号によりシグナル音を発生し、さらにセンサ−部
2よりの信号により音声メッセ−ジを再生する音声合成
出力手段である。7は点滅用の表示手段6を連続点滅さ
せる表示駆動手段である。又、本発明の他の実施例とし
て点滅用ランプのかわりに「ここに○○案内パネルがあ
ります」という繰り返し呼びかけ音声メッセ−ジを発生
し続け、人体感知エリアに人が入ると呼びかけ音声がス
トップし音声メッセ−ジに切り替わる機構を付加するこ
とも本発明に含まれる。
【0013】図6は本発明の自動ピクト点字発声機の他
の実施例を示すブロック図である。12は盲人の杖等に
装着する例えば電波、磁波、光等を利用した各種信号の
無線送信機で、13は前記各種信号用の無線受信機であ
る。自動ピクト点字発声機が見通しの悪い場所に設置さ
れている場合でも受信機13は盲人の杖から発生する無
線信号を受信し、前記信号に対応するシグナル音を音声
合成出力手段5とスピ−カ−8により発生させる。シグ
ナル音の発生する方向へ近づき、点字パネルに接近ある
いは接触する盲人の手又は指をセンサ−部2で検知し、
音声合成出力手段5とスピ−カ−8により点字説明内容
が音声メッセ−ジにて再生される。又、センサ−部2を
用いず盲人の手、指の検知の代わりに12より点字説明
スタ−ト用の別の無線信号を発し13にて受信信号を識
別することにより5、8にて音声メッセ−ジを再生する
ことも本実施例より容易に考えられる。図7は本発明の
盲人用杖14に装着した無線送信機12の実施例を示す
外観図である。
【0014】又、本発明の自動ピクト点字発声機の他の
実施例として、微弱電波、FMラジオ波、光等による無
線送受信機あるいはポケットベル無線等の子局をもつ盲
人と、自動ピクト点字発声機との交信を通じて点字パネ
ルまでの位置、方向、距離等の情報を伝送する機構を付
加することも本発明に含まれる。さらに障害者用以外に
一般健常者あるいは外国人向けの場所案内誘導システム
へ応用することも本発明に含まれる。
【0015】本発明のピクト点字発声機は、前記図4、
図5のように構成されているので、本機を従来の点字設
置場所やピクト設置場所に設置すれば、常時ランプが点
滅し視力の弱い方にピクト点字標識の場所が発見しやす
くなる。又、盲人が近づくと自動ピクト点字発声機の場
所を知らせるシグナル音もしくは音声が発生し、全盲者
にもピクトの場所が分かりやすく誘導ができる。次に点
字を含め本装置を触ると場所説明やインフォメ−ション
が音声メッセ−ジにて説明ガイダンスすることができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の自動ピクト点字発声機を従来の
ピクト設置場所に設置すれば弱視者や盲人者及び健常者
に対し聴覚及び触角あるいは視覚を有効且つ効率的にコ
ンビネ−ションすることにより、より親切な無人の場所
案内誘導を行うことができる。障害者の立場に即した福
祉機器の提供以外にも、一般人あるいは外国人向けの場
所案内、誘導用等のマルチメディアシステムの一環とし
て、社会的インパクトを与える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動ピクト点字発声機の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明の自動ピクト点字発声機の他の実施例を
示すブロック図である。
【図3】本発明の自動ピクト点字発声機の他の実施例を
示すブロック図である。
【図4】本発明の自動ピクト点字発声機の一実施例を示
す外観図である。
【図5】本発明の自動ピクト点字発声機の一実施例を示
すケ−ス斜視図である。
【図6】本発明の自動ピクト点字発声機の他の実施例を
示すブロック図である。
【図7】本発明の盲人用杖14に装着した無線送信機1
2の一実施例を示す外観図である。
【符号の説明】
1 センサ−部1 2 センサ−部2 3 シグナル音発生手段 4 音声出力手段 5 音声合成出力手段 6 表示手段 7 表示駆動手段 8 スピ−カ− 9 点字パネル 10ケ−ス 11点字ピクトマ−ク貼付エリア 12無線送信機 13無線受信機 14杖
フロントページの続き (71)出願人 595056387 宮元 一 神奈川県川崎市宮前区土橋2丁目9番2号 リ−ガル鷺沼203号 (71)出願人 595056398 迫田 敦 大阪府寝屋川市日之出町25番4号 (72)発明者 山口 昭昌 和歌山県和歌山市塩屋5丁目5番43号 (72)発明者 三上 和夫 京都府京都市南区西九条東島町50番地 (72)発明者 久保 幸男 大阪府大阪市西区川口1丁目2番16号 中 之島リバ−サイド204 (72)発明者 宮元 一 神奈川県川崎市宮前区土橋2丁目9番2号 リ−ガル鷺沼203号 (72)発明者 迫田 敦 大阪府寝屋川市日之出町25番4号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手、指を検知するセンサ−部(2)と前
    記センサ−部(2)からの出力変化に対応して、音声出
    力する音声出力手段(4)を設けた事を特徴とする自動
    ピクト点字発声機。
  2. 【請求項2】 人を感知するセンサ−部(1)と前記セ
    ンサ−部(1)からの出力の変化に対応して作動するシ
    グナル音発生手段(3)を設けた請求項1記載の自動ピ
    クト点字発声機。
  3. 【請求項3】 センサ−部(1)の変化に対応してシグ
    ナル音を発生し、且つセンサ−部(2)の出力変化に対
    応して音声出力する音声合成出力手段(5)を設けた請
    求項2記載の自動ピクト点字発声機。
  4. 【請求項4】 表示部(6)を点滅させる表示駆動手段
    (7)を設けた請求項1又は2又は3記載の自動ピクト
    点字発声機。
JP7091269A 1995-03-24 1995-03-24 自動ピクト点字発声機 Pending JPH08263088A (ja)

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JP7091269A JPH08263088A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 自動ピクト点字発声機

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JPH08263088A true JPH08263088A (ja) 1996-10-11

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JP7091269A Pending JPH08263088A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 自動ピクト点字発声機

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JP (1) JPH08263088A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265278A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 音声出力管理システムおよび音声出力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265278A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 音声出力管理システムおよび音声出力装置

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