JPH08262973A - 歯科実習机 - Google Patents

歯科実習机

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JPH08262973A
JPH08262973A JP6127695A JP6127695A JPH08262973A JP H08262973 A JPH08262973 A JP H08262973A JP 6127695 A JP6127695 A JP 6127695A JP 6127695 A JP6127695 A JP 6127695A JP H08262973 A JPH08262973 A JP H08262973A
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Takao Saito
隆雄 斎藤
Osamu Araki
修 荒木
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Yoshida Dental Mfg Co Ltd
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Yoshida Dental Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 胴体模型の形状を実際面に則したものとする
とともに、胴体模型に頭部模型を連結したまま実習状態
にセットし、かつ机の天板下方に格納を可能にする。 【構成】 人体の形状及び大きさに近似して形成させた
胴体模型とし、縦軸4を回転中心として水平面内にて角
度変換し、さらにスライド軸5をスライドさせて上下方
向の位置調整をし、同時に水平軸13を回転中心に垂直
面内にて角度変換をする、この両軸4及び13による角
度変換の組み合わせにて全方位に角度変換をすることを
可能にする。また、頭部模型は胴体模型に対して自在継
手を介して任意に相対的角度を転換することが可能であ
る。これにより胴体模型と頭部模型とを連結したままで
実習状態にセットし、かつ机の下方に格納することが可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は胴体模型及び頭部模型を
備えた患者模型を備えた歯科実習机に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科実習机には患者模型としての
胴体模型や頭部模型が取り付けられていて、普段はこの
胴体模型や頭部模型を机の天板下方に格納しておいて実
習をしない時は机の面を他の目的の為に使用することが
できるようにしている。そして、治療実習をする時には
格納された患者模型天板下方から引き出して治療実習に
好都合な姿勢に固定して実習をするようになっている。
【0003】この種の歯科実習机としては、特開平4−
60684号公報に開示された発明が知られている。そ
して同公報記載の発明によれば、歯科実習机に取り付け
られている胴体模型は幅広かつ偏平なもので、常時は机
の天板下面に張り付けるようにして格納され、頭部模型
は取り外して箱の中に別々に格納されている。そしてこ
れらを実習に供するときは胴体模型を天板下面に沿って
手前側に摺動させつつ引き出し、引き出した後はさらに
水平面に対して上体を起こした状態にセットし、さらに
他の部分に格納されている頭部模型を取り出して胴体模
型に連結したうえで実習に供するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の歯科実習机では、胴体模型が偏平かつ幅広のもので
あり、胸の厚さや肩幅などが人体の実際と異なるため実
際面の状況に則した実習ができないことと、頭部模型を
胴体模型に連結したままででは天板下方に格納しようと
しても頭部模型が天板から大きく突出してしまい、邪魔
になる。従って、格納のときはそのたびに頭部模型を取
り外さなければならない。従って、実習の時はそのたび
に頭部模型を取り付けなければならないので面倒であ
る。また頭部模型を格納する箱が天板の下方に設けられ
ていると、実習の際にこの箱に足が当たってその部分に
足が入らなくなるので実習がしにくい。
【0005】よって本発明は前記問題点に鑑みてなされ
たものであり、胴体模型の形状を実際面に則したものと
するとともに、胴体模型に頭部模型を連結したままで机
の天板下方に格納し、取り出しすることを可能にし、し
かも実習時に胴体模型と頭部模型それぞれの角度変換が
自由に行えるようにした歯科実習机の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の歯科実習机は、胴体模型および頭部模型の
形状及び大きさを人体に近似して形成させ、胴体模型と
頭部模型とを連結したままで角度転換自在に机に装着
し、前記胴体模型と頭部模型とを机に対して実習状態と
格納状態とに変位自在に構成した。この場合、胴体模型
は縦軸を回転中心として水平面内の角度変換をするとと
もに縦軸をスライドさせて上下方向の位置調整を可能に
し、同時に水平軸を回転中心として垂直面内にて角度変
換を可能にし、この両軸の角度変換を組み合わせて患者
模型全体を全方位に角度変換することを可能にした。ま
た、頭部模型は胴体模型に対して自在継手を介して角度
転換が可能であるとともに頭部模型は胴体模型に対して
着脱可能である。
【0007】
【作用】本発明によれば、実習用机に対して胴体模型及
び頭部模型を全方位角度転換を可能にしたことにより胴
体模型に頭部模型を連結したままでも実習状態にセット
することができるとともに格納することが可能になり、
実習並びに格納に際して頭部模型をいちいち取り付け取
り外しする必要がない。また胴体模型および頭部模型は
人体に近似の大きさと形状を有するので実際面に則した
実習が可能である。
【0008】
【実施例1】以下、本発明の実施例を図面とともに具体
的に説明する。図1から図4は本発明の実施例1を示
し、図1は歯科実習机の正面図、図2は歯科実習机の斜
視図、図3及び図4は角度変換機構の説明図である。
【0009】本発明の歯科実習机は天板1の両側が足2
に連結され、天板1の下面には技工用バキューム30
が、天板1上にはフィルムビュアー31、エアワンタッ
チジョイントとガス取り出し口32、ハンドピース格納
庫とオートガスバーナ33、コントロールパネル34、
テレビモニター35、拡大鏡36、オペレーティングラ
イト37、インストラクター呼び出しライト38、その
他図示しない各種インスツルメントなどが配置されてい
る。
【0010】さらに、この歯科実習机天板1下方側面に
は患者模型12が取り付けられている。患者模型12は
胴体模型10とこれに連結する頭部模型11とからな
り、常時は図1に示すように頭部模型11を下方に向け
た状態にして足2の内側側面の位置に格納されている。
【0011】足2の内側側面には保持板3が固定されて
おり、保持板3の面には図1に示すように患者模型12
を水平方法にスライドさせるためのスライド機構3aが
設けられ、上下に伸縮自在なスライド軸5を有するガス
シリンダーからなる縦軸4が、スライド機構3aを介し
て水平方向可動に取り付けられている。そしてこの縦軸
4の上下方向スライドはガス圧によりガスシリンダーの
スライド軸5を伸縮させることにより行われるとともに
軸を中心にした回転が自在であり、またスライド軸5を
最下部まで押し込んだ位置ではクランプ6にて上下が固
定され、その他の任意の位置ではクランプ7にて固定さ
れるようになっている。
【0012】また、このスライド軸5上端から側方に連
結したアーム8(図3)には平板9が垂直方向に固設さ
れており、この平板9の両面に対して胴体模型10を嵌
合させ、水平軸であるピン13を介して胴体模型10が
垂直面内で回転自在に、かつ図4に示すようにU字溝1
5を介して任意の角度にてクランプ14にて固定するこ
とができるようになっている。
【0013】それから、胴体模型10に対しては頭部模
型11が挿入部材16を介して着脱自在となっており、
また挿入部材16と頭部模型11との連結部にはボール
ジョイント17が用いられレバー18にて任意の角度に
頭部模型11を固定することができるようになってい
る。
【0014】この構成の歯科実習机の作用としては、図
1に示すように常時は歯科実習机天板1下方に患者模型
12が胴体模型10と頭部模型11が連結された状態で
頭部模型11を下方に向けてクランプ6にて上下方向を
固定された状態で格納されている。患者模型12を使用
する場合はこの状態から患者模型12をスライド機構3
aを介して一旦手前側に引き出し、その後にガスシリン
ダである縦軸4のクランプ6及び7を緩めたことを確認
したうえで患者模型12を90°回転させて手前側に向
ける。
【0015】つぎに、ガスシリンダを作動させることに
よりスライド軸5を適当な位置まで上昇させ、クランプ
7にてその位置を固定する。この状態で胴体模型10を
ピン13を介して水平方向の適当な角度に起こし、その
位置をクランプ14にて固定する。さらに頭部模型11
の胴体模型10に対する角度をボールジョイント17を
介して適切な位置に調整してレバー18にて固定する。
【0016】また、患者模型10を垂直その他の姿勢に
する場合においても、前記と同様な操作をすることによ
りを全方位に位置決めすることができる。また再び天板
1下方に格納する場合も前記の逆の操作をすれば胴体模
型10に頭部模型11を連結したままで格納することが
できる。
【0017】
【実施例2】図5及び図6は本発明の実施例2を示し、
図5は患者模型を天板下方に格納した状態を示す図。図
6は天板下方から患者模型を引き出した状態を示す図で
ある。
【0018】本実施例の場合は前記実施例1において患
者模型12が取り付けられた保持板3を介して手前側に
引き出す構成になっていたことに替えて、回転アームを
介して回転により人体模型12を手前側に取り出すこと
を可能に構成にしたことを異にするものであり、その他
の構成は前記実施例1と同様である。
【0019】この回転アーム機構は、歯科実習机の足内
側側面にブラケット20を固設し、ピン21、アーム2
3、ピン22、を介して保持板24に連結して、保持板
24の面に対してガスシリンダからなる縦軸4を固設し
たものである。
【0020】本実施例によれば、回転により患者模型1
2を天板下方から引き出すことができる他、前記実施例
1と同様な作用効果を奏することができる。
【0021】なお、前記実施例1及び2において頭部模
型11は実習内容によって他の頭部模型と交換する必要
が生じた場合には、頭部模型11の挿入部材16を介し
て引き抜くことにより交換が可能である。また、この歯
科実習机は、複数の机を側方または後方に密接して配列
することが可能であり、狭い教室でもスペースを有効に
使用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、胴体模型に頭部模型を
連結したままで机の天板下方に格納し、取り出しをする
ことが可能であり、しかも実習時における胴体模型と頭
部模型を全方位に角度変換しつつ実習状態にセットする
ことができる。さらに、実際面に則した形状と大きさの
胴体模型および頭部模型を用いたことにより実習が効果
的になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す歯科実習机の正面図。
【図2】図1の斜視図。
【図3】胴体模型の回転機構を示す図。
【図4】胴体模型及び頭部模型の回転機構を示す図。
【図5】本発明の実施例2を示す引き出し機構を示す
図。
【図6】本発明の実施例2を示す引き出し機構を示す
図。
【符号の説明】
1 天板 2 足 3,24 保持板 3a スライド機構 4 縦軸 5 スライド軸 6,7,14 クランプ 8,23 アーム 9 平板 10 胴体模型 11 頭部模型 12 患者模型 13,21,22 ピン 15 U字溝 16 挿入部材 17 ボールジョイント 18 レバー 20 ブラケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体模型と頭部模型とを連結したまま角
    度転換自在に机に装着し、前記胴体模型と頭部模型とを
    机に対して実習状態と格納状態とに変位自在に構成した
    ことを特徴とする歯科実習机。
  2. 【請求項2】 前記胴体模型の角度変換は縦軸を回転中
    心とした水平面内の角度変換及び縦軸の縦方向のスライ
    ドによる位置調整が可能であるとともに水平軸を回転中
    心とした垂直面内での角度変換が可能であり、この両軸
    の角度変換の組み合わせにより全方位の角度変換が可能
    であることを特長とする請求項1記載の歯科実習机。
  3. 【請求項3】 前記頭部模型は前記胴体模型に対して自
    在継手を介して任意に相対的角度を転換することが可能
    であるとともに胴体模型に対して着脱自在であることを
    特徴とする請求項1記載の歯科実習机。
  4. 【請求項4】 前記胴体模型および頭部模型は人体の形
    状および大きさを近似させたことを特徴とする請求項1
    記載の歯科実習机。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108403245A (zh) * 2018-04-25 2018-08-17 李振 一种可调节的牙科器械用固定架
CN108735043A (zh) * 2018-08-03 2018-11-02 苏州承儒信息科技有限公司 一种教育用递进式作业提交设备及其工作方法

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