JPH0826294B2 - 油固化剤 - Google Patents
油固化剤Info
- Publication number
- JPH0826294B2 JPH0826294B2 JP27498293A JP27498293A JPH0826294B2 JP H0826294 B2 JPH0826294 B2 JP H0826294B2 JP 27498293 A JP27498293 A JP 27498293A JP 27498293 A JP27498293 A JP 27498293A JP H0826294 B2 JPH0826294 B2 JP H0826294B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- solidifying agent
- styrene
- butadiene
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水面上に流出したり、
地上での運送、貯蔵中に流出したり、又作業場での漏出
した油を速やかに固化し、回収除去するのに適した処理
剤に関するものである。
地上での運送、貯蔵中に流出したり、又作業場での漏出
した油を速やかに固化し、回収除去するのに適した処理
剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の石油消費量の増加に伴い、その採
掘、輸送、貯蔵中の漏出事故が増加し、かつ事故の規模
も大きくなる傾向にある。又Offshore(沖合
の)の油田や天然ガス田、石油積出し港等では常に油の
漏出が起きている。それ等の事故により、事故当事者の
莫大な経済的負担のみならず、環境汚染による生体系へ
の影響も深刻な問題になっている。
掘、輸送、貯蔵中の漏出事故が増加し、かつ事故の規模
も大きくなる傾向にある。又Offshore(沖合
の)の油田や天然ガス田、石油積出し港等では常に油の
漏出が起きている。それ等の事故により、事故当事者の
莫大な経済的負担のみならず、環境汚染による生体系へ
の影響も深刻な問題になっている。
【0003】従来タンカ−や製油所等から流出した油を
処理する方法としては、オイルフェンスを張って油の拡
散を防ぎ、フェンス中の油を汲み上げる方法、油処理剤
を散布する方法等がある。
処理する方法としては、オイルフェンスを張って油の拡
散を防ぎ、フェンス中の油を汲み上げる方法、油処理剤
を散布する方法等がある。
【0004】
【従来技術の欠点】しかし、広範囲に流出した油を汲み
取るのは非常に困難を伴い、又処理剤を散布しても大部
分は未回収で海上、海中に拡散し、環境汚染の問題は解
決されていない。
取るのは非常に困難を伴い、又処理剤を散布しても大部
分は未回収で海上、海中に拡散し、環境汚染の問題は解
決されていない。
【0005】又良く知られている油吸着剤としてはアミ
ノ酸系製品があるが、吸着後のゲル化物をネット状の様
な道具で回収するには固さが不十分である。合成有機物
として有機溶媒に溶かしたジベンジリデンソルビト−ル
は引火性を有するために取扱いが難しく、溶媒自体が汚
染源となる。ポリノルボネンの粉状物は、欠点の少ない
製品ではあるが、コストが高く大量に使用するには適し
ていない。
ノ酸系製品があるが、吸着後のゲル化物をネット状の様
な道具で回収するには固さが不十分である。合成有機物
として有機溶媒に溶かしたジベンジリデンソルビト−ル
は引火性を有するために取扱いが難しく、溶媒自体が汚
染源となる。ポリノルボネンの粉状物は、欠点の少ない
製品ではあるが、コストが高く大量に使用するには適し
ていない。
【0006】これらに対し、合成材料として比較的コス
トの問題を軽減できるものとして、ブロックコポリマ−
が知られている。例えば、米国特許3518183号に
は、ポリスチレン・ポリイソプレンブロックコポリマ−
が提案されている。又、日本国の特公昭49−1303
69号公報記載の発明ではポリスチレン・ポリブタジエ
ンブロックコポリマ−が好ましいとされ、その分子構造
の末端のひとつは、ポリブタジエン相であると述べられ
ている。
トの問題を軽減できるものとして、ブロックコポリマ−
が知られている。例えば、米国特許3518183号に
は、ポリスチレン・ポリイソプレンブロックコポリマ−
が提案されている。又、日本国の特公昭49−1303
69号公報記載の発明ではポリスチレン・ポリブタジエ
ンブロックコポリマ−が好ましいとされ、その分子構造
の末端のひとつは、ポリブタジエン相であると述べられ
ている。
【0007】然し乍らこれらの実験結果を見ると、提案
されたブロックコポリマ−が吸着固化する油の量はブロ
ックコポリマ−1部に対し油が1〜2部で吸着能は低
く、而も固化に要する時間が長く、総体的に効果は十分
といえない。
されたブロックコポリマ−が吸着固化する油の量はブロ
ックコポリマ−1部に対し油が1〜2部で吸着能は低
く、而も固化に要する時間が長く、総体的に効果は十分
といえない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、2
種類のブロックコポリマ−を使用することにより出来る
だけ多くの油を吸着し、固化物の回収を容易にする迄に
固める事で、総体的に回収効率を高めようとするもので
ある。
種類のブロックコポリマ−を使用することにより出来る
だけ多くの油を吸着し、固化物の回収を容易にする迄に
固める事で、総体的に回収効率を高めようとするもので
ある。
【0009】更に本発明では、油処理剤を調整する際、
ブロックコポリマ−の分子量及びブロック相の構成比を
変化させるだけでなく2種類の混合比を変える事によ
り、より広い選択肢を得ることが出来、油の性質に適応
することが出来るようにしようとするものである。
ブロックコポリマ−の分子量及びブロック相の構成比を
変化させるだけでなく2種類の混合比を変える事によ
り、より広い選択肢を得ることが出来、油の性質に適応
することが出来るようにしようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明を詳細に説明する
と、ポリスチレンブロック相をポリマ−の両端に有する
ポリスチレン・ポリブタジエンブロックポリマ−のスチ
レンとブタジエンの構成比が1つはスチレン20部以
下、ブタジエン80部以上、他の1つはスチレン40部
以上、ブタジエン60部以下の構成比を持ち、分子量が
共に5×104以上の2成分からなる粉体状の油固化剤
としたものである。
と、ポリスチレンブロック相をポリマ−の両端に有する
ポリスチレン・ポリブタジエンブロックポリマ−のスチ
レンとブタジエンの構成比が1つはスチレン20部以
下、ブタジエン80部以上、他の1つはスチレン40部
以上、ブタジエン60部以下の構成比を持ち、分子量が
共に5×104以上の2成分からなる粉体状の油固化剤
としたものである。
【0011】ブロックコポリマ−は、その分子構造の末
端にポリスチレンブロック相を持つものであり、その分
子構造は、線状構造、ラジアル構造、テレラジアル構造
のいづれでも良い。重要なのは、その末端が、ポリスチ
レンブロック相であることである。
端にポリスチレンブロック相を持つものであり、その分
子構造は、線状構造、ラジアル構造、テレラジアル構造
のいづれでも良い。重要なのは、その末端が、ポリスチ
レンブロック相であることである。
【0012】固化剤として最適な製品を調整するには2
種類のブロックコポリマ−のうち、1つのブロックコポ
リマ−は、スチレン/ブタジエン構成比15/85〜2
5/75、他の1つは30/70〜50/50であるべ
きで、分子量は両ポリマ−とも、油との必要以上の相溶
性を防ぐために5×104以上が必要である。
種類のブロックコポリマ−のうち、1つのブロックコポ
リマ−は、スチレン/ブタジエン構成比15/85〜2
5/75、他の1つは30/70〜50/50であるべ
きで、分子量は両ポリマ−とも、油との必要以上の相溶
性を防ぐために5×104以上が必要である。
【0013】さらに、本発明のポリスチレン・ポリブタ
ジエンブロックコポリ−は適当な大きさを持つ粉体状で
ある事が必要である。基本的には、油との接触面積が大
きいことが望ましいが、実用上あまり細かくするのは適
当ではない。よってポリマ−の粉体が20メッシュの標
準ふるい分け試験機を80%以上通過する粒径を持つも
のである。以下、本発明の実験例を述べる。
ジエンブロックコポリ−は適当な大きさを持つ粉体状で
ある事が必要である。基本的には、油との接触面積が大
きいことが望ましいが、実用上あまり細かくするのは適
当ではない。よってポリマ−の粉体が20メッシュの標
準ふるい分け試験機を80%以上通過する粒径を持つも
のである。以下、本発明の実験例を述べる。
【0014】
1)使用された油及び水は、全て24hrs室温にて密
閉保管されたものを使用した。 2)上記の水には、海水と飲料水を用いて予備テストを
行ったがそれらの結果に差違が認められなかったので、
全て飲料水を使用した。 3)1000ccのビ−カ−に水800ccを入れ、油
を90gr入れ,いずれの場合も、試料(固化剤)6g
rを投入した。 4)油の吸着固化量は固化剤投入後15分、30分、1
時間、6時間放置し1.0×1.0cmの大きさの網目
を持つ網ですくえる状態になったと判断した上記の最初
の時間で秤量した。 5)油の投入量は、秤量時に固化物を取り出した時、全
ての場合に水の表面に油膜が残るように決めた。 6)固化剤は油膜上に手で均一に散布し、ガラス棒で軽
く3回攪拌した。 7)秤量のため固化物を取り出す時、固化物の固さと、
油と固化物の界面の様子を観察した。
閉保管されたものを使用した。 2)上記の水には、海水と飲料水を用いて予備テストを
行ったがそれらの結果に差違が認められなかったので、
全て飲料水を使用した。 3)1000ccのビ−カ−に水800ccを入れ、油
を90gr入れ,いずれの場合も、試料(固化剤)6g
rを投入した。 4)油の吸着固化量は固化剤投入後15分、30分、1
時間、6時間放置し1.0×1.0cmの大きさの網目
を持つ網ですくえる状態になったと判断した上記の最初
の時間で秤量した。 5)油の投入量は、秤量時に固化物を取り出した時、全
ての場合に水の表面に油膜が残るように決めた。 6)固化剤は油膜上に手で均一に散布し、ガラス棒で軽
く3回攪拌した。 7)秤量のため固化物を取り出す時、固化物の固さと、
油と固化物の界面の様子を観察した。
【0015】
【実験例1】中東産の原油を使い上記で述べた方法で試
験を行った。使用したコポリマ−は、スチレン/ブタジ
エン構成比20/80〜40/60とそれぞれ分子量を
5×104〜5×105の間で変えた6種類と、それらを
適当に組み合わせて投入後30分に於ける固化物の状態
を観察し、その後取り上げて秤量した。それらの一連の
テストで固化物重量が最大でかつ網での回収が可能であ
ったのは、コポリマ−のスチレン/ブタジエン構成比が
20/80、分子量が2×105以上のもの4grとコ
ポリマ−のスチレン・ブタジェン構成比が40/60で
分子量が1以上のもの2grとの組合せであった。この
組合せは67grの重量を有した固化物になり、実質6
1grの原油を吸着した。これはコポリマ−重量の約1
0倍に相当する。尚これらのコポリマ−単独での固化物
の重量はそれぞれ、57gr(吸油量51gr)、52
gr(吸油量46gr)であり、後者の方が前者より硬
い固化物を生成した。
験を行った。使用したコポリマ−は、スチレン/ブタジ
エン構成比20/80〜40/60とそれぞれ分子量を
5×104〜5×105の間で変えた6種類と、それらを
適当に組み合わせて投入後30分に於ける固化物の状態
を観察し、その後取り上げて秤量した。それらの一連の
テストで固化物重量が最大でかつ網での回収が可能であ
ったのは、コポリマ−のスチレン/ブタジエン構成比が
20/80、分子量が2×105以上のもの4grとコ
ポリマ−のスチレン・ブタジェン構成比が40/60で
分子量が1以上のもの2grとの組合せであった。この
組合せは67grの重量を有した固化物になり、実質6
1grの原油を吸着した。これはコポリマ−重量の約1
0倍に相当する。尚これらのコポリマ−単独での固化物
の重量はそれぞれ、57gr(吸油量51gr)、52
gr(吸油量46gr)であり、後者の方が前者より硬
い固化物を生成した。
【0016】 次ぎの段階として2成分系の油固化剤が
有効に働くかどうかを検証するために6種類のS−B−
Sを選択した。 これらのサンプルはそれぞれ、 混合比1:4,1:2,1:1及び単体にて試験を行っ
た。 更に対象とする油の種類を増やし中東産原油C重油、A
重油、家庭用燃料油(灯油)の4種類の油について試験
を行った。評価方法は吸油量を第一義的に考え最も多く
の油を吸着したものを4点とし、吸油速度の最も早いも
のを3点とし、更に油固化物の安定性(硬さ)と粘着度
を同一項目で感応的に判断し最も良かったと思われるも
のを3点として、計10点をもって判定した。
有効に働くかどうかを検証するために6種類のS−B−
Sを選択した。 これらのサンプルはそれぞれ、 混合比1:4,1:2,1:1及び単体にて試験を行っ
た。 更に対象とする油の種類を増やし中東産原油C重油、A
重油、家庭用燃料油(灯油)の4種類の油について試験
を行った。評価方法は吸油量を第一義的に考え最も多く
の油を吸着したものを4点とし、吸油速度の最も早いも
のを3点とし、更に油固化物の安定性(硬さ)と粘着度
を同一項目で感応的に判断し最も良かったと思われるも
のを3点として、計10点をもって判定した。
【0017】
【実験例3】家庭用燃料油(灯油)を使ってテストを行
った。上記に記した試験方法で実施した。吸着は投入と
同時に起るが灯油が過剰に存在すると、未吸着の灯油と
固化物の界面が常に柔らかく、固化物の回収に多少の困
難が見られた。しかし、コポリマ−のスチレン/ブタジ
エン構成比が20/80と45/55の組合せで、両コ
ポリマ−とも分子量が大きい方が吸着量、固化物の硬さ
が優れていた。この組合せでは、30分間放置後固化物
重量は25grであった。
った。上記に記した試験方法で実施した。吸着は投入と
同時に起るが灯油が過剰に存在すると、未吸着の灯油と
固化物の界面が常に柔らかく、固化物の回収に多少の困
難が見られた。しかし、コポリマ−のスチレン/ブタジ
エン構成比が20/80と45/55の組合せで、両コ
ポリマ−とも分子量が大きい方が吸着量、固化物の硬さ
が優れていた。この組合せでは、30分間放置後固化物
重量は25grであった。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、従来の油処理剤に比較
し、吸油量が大きく、又固化物の取扱が容易である。低
コストの固化剤を製造するのに有効である。
し、吸油量が大きく、又固化物の取扱が容易である。低
コストの固化剤を製造するのに有効である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリスチレンブロック相をポリマ−の両
端に有するポリスチレン・ポリブタジエンブロックポリ
マ−のスチレンとブタジエンの構成比が1つはスチレン
20部以下、ブタジエン80部以上、他の1つは、スチ
レン40部以上、ブタジエン60部以下の構成比を持
ち、分子量が共に5×104以上の2成分からなる粉体
状の油固化剤。 - 【請求項2】 粉体の粒径は、80%以上が20メッシ
ュの標準ふるいを通過する大きさのものとした請求項1
記載の油固化剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27498293A JPH0826294B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 油固化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27498293A JPH0826294B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 油固化剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07102238A JPH07102238A (ja) | 1995-04-18 |
JPH0826294B2 true JPH0826294B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=17549268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27498293A Expired - Lifetime JPH0826294B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 油固化剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826294B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100350209B1 (ko) * | 2000-09-29 | 2002-08-28 | 진양화성공업 주식회사 | 유류오염 방지제의 제조방법 |
JP5283963B2 (ja) | 2008-05-08 | 2013-09-04 | 株式会社東芝 | 樹脂複合体、およびそれを用いた水処理方法、ならびにその樹脂複合体の製造法 |
JP5433200B2 (ja) | 2008-10-22 | 2014-03-05 | 株式会社東芝 | 油分吸着材、及び油分回収方法 |
JP5317771B2 (ja) | 2009-03-09 | 2013-10-16 | 株式会社東芝 | 吸着材、有機物回収方法及び油分回収方法 |
JP2010207760A (ja) | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Toshiba Corp | 油分吸着材、及び油分回収方法 |
WO2011004431A1 (ja) | 2009-07-08 | 2011-01-13 | 株式会社 東芝 | 油分吸着材および油分吸着材の製造方法 |
JP5422525B2 (ja) | 2010-09-03 | 2014-02-19 | 株式会社東芝 | 排水処理方法 |
JP6055061B1 (ja) * | 2015-10-13 | 2016-12-27 | 実男 山崎 | 粉末油凝固剤及び流動型油凝固剤 |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP27498293A patent/JPH0826294B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07102238A (ja) | 1995-04-18 |
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