JPH08262796A - 電子写真用トナーおよびバインダー樹脂 - Google Patents

電子写真用トナーおよびバインダー樹脂

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Publication number
JPH08262796A
JPH08262796A JP7070116A JP7011695A JPH08262796A JP H08262796 A JPH08262796 A JP H08262796A JP 7070116 A JP7070116 A JP 7070116A JP 7011695 A JP7011695 A JP 7011695A JP H08262796 A JPH08262796 A JP H08262796A
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JP
Japan
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toner
resin
copolymer
water
binder resin
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Withdrawn
Application number
JP7070116A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Hirano
暢宏 平野
Akihiro Shimoyama
昭広 下山
Akiyoshi Uchizono
明美 内園
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 バインダー樹脂および着色剤を含む電子写真
用トナーであって、該バインダー樹脂は生分解性樹脂よ
りなり、そして該着色剤は非水溶性食用色素よりなる。 【効果】 本発明の生分解性トナーは、帯電安定性およ
び耐久性のいずれにも優れ、容易に生分解され、そし
て、分解後、有害な物質を残留することがない。その結
果、トナーの人体への安全性が高められ得、しかもトナ
ーが廃棄された場合、廃棄トナーによる環境汚染が低減
され得る。さらに、キャリアスペントや画像カブリなど
のない高品質な画像形成が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用トナーに関
し、より詳しくは、静電式複写機やレーザービームプリ
ンタなどの電子写真式画像形成装置において好適に用い
られる環境にやさしい電子写真用トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法は、一般には光導電性物質を
利用して種々の手段により感光体上に電気的潜像を形成
し、次いでこの電気的潜像を電子写真用トナーを用いて
現像してトナー像として顕像化させ、そしてトナー像を
感光体表面から紙のような転写材に転写した後、加熱、
圧力、加熱加圧、あるいは溶剤蒸気により定着し、複写
物を得る方法である。
【0003】上記画像形成に使用される電子写真用トナ
一としては、バインダー樹脂中に、カーボンブラックな
どの着色剤や電荷制御剤などを配合し、これを所定の粒
径に造粒したものが用いられる。
【0004】トナーに用いられる上記バインダー樹脂、
着色剤や電荷制御剤などは、いずれも安定な人工の化合
物であるため、土中、水中などのあらゆる環境下におい
て難分解性である。そのため、使用済みトナーを土中へ
の埋没により廃棄した場合、これらは環境汚染源となる
可能性がある。また、使用済みトナーを焼却した場合、
着色剤や電荷制御剤に含まれる金属が環境を汚染する問
題が発生する。従って、環境を汚染することなく廃棄し
得るトナーの開発が重要課題である。
【0005】上記、環境を汚染することなく廃棄し得る
トナーを実現する方法として、特開平4−67046号
公報および特開平4−179967号公報にはバインダ
ー樹脂に生分解性樹脂を用いる方法が提案されている。
これらの技術においては、バインダー樹脂が生分解性で
あるため、埋没による場合、土中でトナーは確かに分解
されるが、トナーに含まれる着色剤や電荷制御剤は生分
解性がないため残存し、環境汚染の原因となり得る問題
がある。また、生分解性樹脂は、一般に強度がないため
トナーのバインダー樹脂に用いた場合、トナーの耐久性
が低下するなどの問題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術の課題を解決すべくなされたものであり、生分解
性を有し、環境汚染の少ないトナーを提供することを目
的とする。
【0007】本発明の他の目的は、生分解性であるにも
かかわらず、キャリアスペント、カブリを起こさず、帯
電安定性および耐久性に優れたトナーを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、バインダー樹
脂および着色剤を含む電子写真用トナーであって、該バ
インダー樹脂は生分解性樹脂よりなり、そして該着色剤
は非水溶性食用色素よりなる。そのことにより上記目的
が達成される。
【0009】本発明の好ましい実施態様においては、上
記生分解性樹脂は脂肪族ポリエステル樹脂である。
【0010】本発明の好ましい実施態様においては、上
記脂肪族ポリエステル樹脂はε−カプロラクトンの重合
体である。
【0011】本発明の好ましい実施態様においては、上
記生分解性樹脂は脂肪族ポリエステルとポリアミドの共
重合体である。
【0012】本発明の好ましい実施態様においては、上
記共重合体はブロック共重合体である。
【0013】本発明の好ましい実施態様においては、上
記脂肪族ポリエステルはε−カプロラクトンの重合体で
あり、上記ポリアミドはε−カプロラクタムの重合体で
ある。
【0014】本発明の好ましい実施態様においては、上
記ブロック共重合体は40〜70重量%のε−カプロラ
クトンの重合体を含む。
【0015】また、本発明は、生分解性樹脂を有する脂
肪族ポリエステルとポリアミドの共重合体を含む電子写
真用トナーに用いるバインダー樹脂である。
【0016】以下に本発明についてさらに詳細に説明す
る。
【0017】本発明において、「生分解性」とは、細
菌、真菌などの微生物、酵素などにより分子の結合が切
断されて、環境汚染性のない物質を生じることを指し、
「生分解性樹脂」とは生分解性を有する樹脂をいう。
【0018】本発明に用いられるバインダー樹脂として
は、通常、当業者に生分解性樹脂として公知の樹脂はい
ずれも使用することができ、例えば、ポリカプロラクト
ン、ポリ酪酸、ポリビニルアルコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリウレタン、
ポリアミド、ポリエチレンアジベード、脂肪族ポリエス
テル、ポリグリコリド、脂肪族ポリグリコール酸、ポリ
ヒドロキシブチレートおよびその誘導体、プルラン、3
−ヒドロキシブチレート−3−ヒドロキシバリレート共
重合体、3−ヒドロキシブチレート−4−ヒドロキシバ
リレート共重合体、3−ヒドロキシブチレート−4−ヒ
ドロキシブチレート共重合体、ポリカプロラクタム−ポ
リエチレンブレンド共重合体、ポリカプロラクタム−ポ
リプロピレンブレンド共重合体、ポリカプロラクタム−
6−ナイロンブレンド共重合体、脂肪族ポリエステル−
芳香族ポリエステル共重合体、脂肪族ポリエステル−ポ
リアミド共重合体、グリコリド−ラクチド共重合体、水
溶性ポリ−α−アミノ酸、6−ナイロンオリゴマー、エ
チレンイソフタレート−カプロラクタム共重合体、アミ
ド−脂肪族ポリエステルブロック共重合体、澱粉を混合
したエチレン−アクリル酸共重合体、ゼラチン化した澱
粉を混合したエチレン−アクリル酸共重合体、炭酸ガス
−酸化エチレン共重合体、澱粉−ポリエチレンブレンド
複合体、澱粉−ポリプロピレンブレンド複合体、セルロ
ース−キトサン混合物、セルロースエステル、アミロー
スエステル、針葉樹グルコマンナン、ガラクトグルコマ
ンナン、針葉樹4−O−メチルグルクロノアラビノキシ
ラン、広葉樹4−O−グルクロノキシラン、広葉樹リグ
ニン、木粉のエステル化物などが用いられ得る。これら
は、単独または2種以上混合して用いられ得る。
【0019】これらの中で、ポリカプロラクトン(即
ち、ε−カプロラクトンの重合体)は、環境安定性およ
び帯電安定性に優れる点、リパーゼ、エステラーゼなど
により完全に容易に分解される点、そして他の樹脂との
ブレンド、または共重合などによる物理的性質の改変を
行いやすい点で好ましい。
【0020】本発明において、上記生分解性樹脂に、生
分解性を妨げない範囲で下記のような樹脂を混合して、
バインダー樹脂の機械的強度を向上させることができ
る:ポリスチレン、ポリ−p−クロルスチレン、ポリビ
ニルトルエンなどのスチレンおよびその置換体の単重合
体;スチレン−p−クロルスチレン共重合体、スチレン
−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリ
ン共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、
スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−
α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエー
テル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプ
レン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン
共重合体などの、スチレン系共重合体;ポリ塩化ビニ
ル、フェノール樹脂、天然変性フェノール樹脂、天然樹
脂変性マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹
脂、ポリ酢酸ビニル、シリコーン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、
エポキシ樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール、
テルペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油系樹脂、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリメチレン、ポリウレ
タンエラストマー、エチレン−エチルアクリレート共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹
脂、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプ
レン樹脂、線状飽和ポリエステル、パラフィンなど。
【0021】混合量は、生分解性樹脂の種類によって異
なるが、通常、生分解性樹脂100重量部に対して40
〜70重量部である。40重量部以下では混合による改
質効果が見られない。70重量部以上では、生分解性が
阻害される。ε−カプロラクトンの重合体をバインダー
樹脂に用いる場合、他のモノマーを共重合させることに
より、得られるバインダー樹脂の性質の改良、例えば機
械的強度などが向上され得る。このような他のモノマー
としては、ε−カプロラクタム、エチレン、プロピレ
ン、イソプレン、ブタジエン、塩化ビニル、酢酸ビニ
ル、ウレタン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル、スチレン、アクリロニトリル、ビニルエチルエー
テル、およびこれらの誘導体などが用いられ得る。これ
らのうち、ε−カプロラクタムが好適に用いられ得る。
ε−カプロラクタムとε−カプロラクトンとを共重合し
て得られるバインダー樹脂は、機械的強度、環境安定性
などの特性に優れる。その結果、このバインダー樹脂を
含むトナーは、帯電安定性、耐久性が向上する。
【0022】脂肪族ポリエステルと他のモノマーとの重
合により得られる共重合体は、ランダム共重合体、ブロ
ック共重合体またはグラフト共重合体のいずれであって
もよい。生分解性を損なわない点でブロック共重合体が
好ましい。例えば、ε−カプロラクタムを共重合した場
合、得られるバインダー樹脂は、以下の式で表されるブ
ロック共重合体であることが好ましい。
【0023】 -[CO-(CH2)4-CH2-O]n-[CO-(CH2)4-CH2-NH]m- ここで、nは70〜120、mは105〜50である。
nが70より少ないと生分解性に劣り、120より多い
と得られるバインダー樹脂の機械的強度が充分でない。
【0024】本発明で用いられる非水溶性食用色素とし
ては、タール色素などの公知の油溶性食用色素、水溶性
食用色素の金属塩、水溶性食用色素の金属塩を基質に吸
着させた食用レーキなどが用いられ得る。
【0025】これらの中で、1)水、油脂、および有機
溶媒にほとんど不溶であり、2)1次粒子径が10μm
以下の微粒子であるため着色性が高く、そして3)原料
である水溶性の食用色素に比べて堅牢性に優れている点
で食用レーキが好ましい。食用レーキを構成する水溶性
の食用色素としては、食用赤色40号、食用赤色2号、
食用赤色3号、食用赤色106号、食用黄色5号、食用
黄色4号、食用青色1号、食用青色2号などが用いられ
得る。水溶性の食用色素と塩を生成する金属としては、
ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、カリウム、
カルシウム、鉄、亜鉛、バリウムなどが用いられ得る。
安全性などの点でアルミニウムが好ましい。金属塩を吸
着させる基質としては、水酸化アルミニウムなどの吸着
性の体質顔料が用いられ得る。
【0026】食用レーキとしては、食用赤色40号アル
ミニウムレーキ、食用赤色2号アルミニウムレーキ、食
用赤色3号アルミニウムレーキ、食用赤色106号アル
ミニウムレーキ、食用黄色5号アルミニウムレーキ、食
用黄色4号アルミニウムレーキ、食用青色1号アルミニ
ウムレーキ、食用青色2号アルミニウムレーキなどが用
いられ得る。これらは、単独または2種以上組み合わせ
て用いられ得る。また、必要に応じて上記食用レーキの
他に、上記油溶性食用色素、水溶性食用色素、水溶性食
用色素の金属塩、またはこれらの混合物も用いられ得
る。
【0027】上記色の異なる食用レーキを任意の配合比
で混合することにより、様々な色味を調製し得る。例え
ば、黒色は、食用赤色40号アルミニウムレーキ、食用
黄色5号アルミニウムレーキ、および食用青色1号アル
ミニウムレーキを混合することにより調製され得る。
【0028】非水溶性食用色素の使用量は、バインダー
樹脂100重量部に対して5〜20重量部、好ましくは
10〜15重量部である。5重量部より少ないと得られ
るトナーの着色が充分でない。20重量部より多いと着
色剤が分散不良を起こし、帯電性能に劣る。
【0029】上記の非水溶性食用色素は、電荷制御剤と
しても機能し得る。その場合、負帯電用としては、上記
のアルミニウムレーキが好適に用いられ得る。このよう
に、非水溶性食用色素が電荷制御剤の機能を有する場
合、トナーの環境安全性が向上するだけでなくトナーの
コストダウンにも寄与し得る。
【0030】(トナー中の配合剤)さらに、本発明のト
ナーには、本発明の目的を妨げない範囲で通常トナー中
に配合され得る配合剤を含有させることができる。
【0031】配合剤としては、電荷制御剤、離型剤、磁
性粉などがある。
【0032】電荷制御剤としては、トナーの極性に応じ
て、正電荷制御剤あるいは負電荷制御剤が用いられ得
る。
【0033】正電荷制御剤としては、塩基性窒素原子を
有する有機化合物、例えば塩基性染料、アミノピリン、
ピリミジン化合物、多核ポリアミノ化合物、アミノシラ
ン類あるいは、これらの化合物で表面処理された充填剤
などが使用され得る。
【0034】負電荷制御剤としては、カルボキシ基を含
有する化合物(例えばアルキルサリチル酸金属キレート
など)、金属錯塩染料、脂肪酸石鹸、ナフテン酸金属塩
などが使用され得る。
【0035】電荷制御剤は、バインダー樹脂100重量
部に対して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜8
重量部の割合で使用され得る。
【0036】離型剤としては、脂肪族系炭化水素、脂肪
族金属塩類、高級脂肪酸類、脂肪酸エステル類もしくは
その部分ケン化物、シリコーンオイル、各種ワックスな
どがあげられる。中でも、重量平均分子量が1000〜
10000程度の脂肪族系炭化水素が好ましい。具体的
には、低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレ
ン、パラフィンワックス、炭素原子数4以上のオレフィ
ン単位からなる低分子量のオレフィン重合体などの1種
または2種以上の組み合わせが好適である。
【0037】離型剤は、バインダー樹脂100重量部に
対して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜8重量
部の割合で使用される。
【0038】磁性粉としては、各種フェライト、例え
ば、四三酸化鉄(Fe34)、三二酸化鉄(γ−Fe2
3)、酸化鉄亜鉛(ZnFe24)、酸化鉄イットリ
ウム(Y3Fe512)、酸化鉄カドミウム(CdFe2
4)、酸化鉄ガドリニウム(GdFe54)、酸化鉄
銅(CuFe24)、酸化鉄鉛(PbFe1219)、酸
化鉄ネオジム(NdFeO3)、酸化鉄バリウム(Ba
Fe1219)、酸化鉄マグネシウム(MgFe24)、
酸化鉄マンガン(MnFe24)、酸化鉄ランタン(L
aFeO3)、鉄粉、コバルト粉、ニッケル粉などが挙
げられる。
【0039】本発明のトナーは、以下の方法で調製され
得る。
【0040】本発明のトナーは、トナー製造のための周
知の方法により製造され得る。例えば、上記トナーを構
成する成分を乾式ブレンダ、ヘンシェルミキサー、ボー
ルミルなどによって均質に予備混練して混合物を得る。
得られた混合物を、例えばパンバリーミキサー、ロー
ル、一軸または二軸の押出混練機などの混練装置を用い
て均一に溶融混練する。得られた混練物を冷却して粉砕
し、必要に応じて分級してトナー原粉が製造され得る。
トナー原粉はまた、懸濁重合法などにより製造され得
る。トナー原粉の粒径は、一般に体積基準平均粒径(コ
ールターカウンターによるメジアン径)が、5〜25μ
m、好ましくは5〜15μm、特に7〜12μmの範囲
内にあるのが好ましい。
【0041】上記トナー原粉は、そのままトナーとして
使用され得る。あるいは、必要に応じてその表面に表面
処理剤を外添して、流動性や帯電性を向上させ得る。
【0042】表面処理剤としては、無機微粒子やフッ素
樹脂粒子などの、従来公知の種々の材料が使用され得
る。特に、疎水性または親水性のシリカ微粒子を含むシ
リカ系表面処理剤、例えば超微粒子状無水シリカやコロ
イダルシリカなどが好適に使用される。表面処理剤は、
トナーの総重量、つまりトナー原粉と表面処理剤との合
計重量あたり0.1〜2.0重量%の量で外添される。
【0043】本発明のトナーは、フェライト、鉄粉など
の磁性キャリアと混合して、2成分系現像剤として、画
像形成装置に使用され得る。
【0044】磁性キャリアとしては、好適にはフェライ
ト系の磁性キャリアが用いられる。FeならびにCu、
Mg、Mn、およびNiからなる群から選ばれる金属成
分の少なくとも1種、好適には2種以上を含有するソフ
トフェライトが好適に使用され得る。例えば、銅−亜鉛
−マグネシウムフェライトの焼結フェライトでなる粒
子、特に球状粒子が、ソフトフェライトとして使用され
得る。磁性キャリアの表面は、コートされていなくても
よいが、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂、エポキシ樹
脂、アミノ樹脂、ウレタン系樹脂などでコートされてい
る方が好適である。磁性キャリアの粒径は30〜200
μm、特に50〜150μmの範囲にあることが望まし
い。キャリアの飽和磁化は30〜70emu/g、特に
45〜65emu/gの範囲にあるのが望ましい。
【0045】磁性キャリアとトナーとの混合比は、一般
に98:2〜90:10の重量比、特に97:3〜9
4:6の重量比であることが好ましい。
【0046】
【作用】本発明のトナーは、生分解性樹脂よりなるバイ
ンダー樹脂および非水溶性食用色素よりなる着色剤を有
することにより、廃棄された場合、容易に分解され、分
解産物は環境を汚染しない。
【0047】また、上記非水溶性食用色素は、カーボン
ブラックのような導電性を有さないため、トナーは帯電
安定性に優れる。
【0048】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はこれらには限定されるものではない。
【0049】本明細書中では、特に指示のない限り、部
数はすべて重量部である。
【0050】(樹脂の調製1) (低分子量ポリエステルa−1の調製)乾燥窒素導入管
付きのガラス製反応容器に、ε−カプロラクトン100
部を入れ、塩化マグネシウムの50%水溶液を触媒とし
て用いて、150℃で2時間、副生成物である水を除去
しながら加熱反応させることにより、低分子量ポリエス
テルa−1を得た。
【0051】(低分子量ポリアミドb−1の調製)乾燥
窒素導入管付きのガラス製反応容器に、ε−カプロラク
タム100部を入れ、アミン系塩であるN−フェニルカ
ルバモイル−ε−カプロラクタムを50部触媒として用
いて、200℃で4時間、副生成物である水を除去しな
がら加熱反応させることにより、低分子量ポリアミドb
−1を得た。
【0052】(樹脂Aの調製)乾燥窒素導入管付きのガ
ラス製反応容器に、上記低分子量ポリエステルa−1を
70部および上記低分子量ポリアミドb−1を30部、
ならびに触媒として塩化マグネシウムの50%水溶液お
よびアミン系塩であるN−フェニルカルバモイル−ε−
カプロラクタムを50部入れた。この反応混合物を25
0℃で4時間加熱して、副生成物である水を除去しなが
ら反応させることにより、ブロック共重合体樹脂Aを得
た。
【0053】(樹脂の調製2) (低分子量ポリアミドb−2の調製)乾燥窒素導入管付
きのガラス製反応容器に、ε−ヘプタンラクタム100
部を入れ、アミン系塩N−フェニルカルバモイル−ε−
カプロラクタムを50部触媒として用いた以外は、上記
低分子量ポリアミドb−1の調製と同様にして、低分子
量ポリアミドb−2を得た。
【0054】(樹脂Bの調製)次に、乾燥窒素導入管付
きのガラス製反応容器に、上記低分子量ポリエステルa
−1を70部および上記低分子量ポリアミドb−2を3
0部、ならびに触媒として塩化マグネシウムの50%水
溶液およびアミン系塩であるN−フェニルカルバモイル
−ε−カプロラクタムを50部入れた以外は上記樹脂A
の調製と同様にして、ブロック共重合体樹脂Bを得た。
【0055】(樹脂の調製3) (樹脂C’の調製)ガラス製反応容器に、ε−カプロラ
クトンを100部および触媒として塩化マグネシウムの
50%水溶液を入れ、この反応混合物を180℃で4時
間加熱して、反応副生成物である水を除去しながら反応
させることにより、樹脂C’を得た。
【0056】(樹脂の調製4) (樹脂D’の調製)ε−カプロラクトンの代わりにグリ
コリドを用いた以外は上記樹脂C’の調製と同様にし
て、樹脂D’を得た。
【0057】(実施例1) (トナーの調製)上記樹脂の調製1で作製した樹脂C’
を100部、着色剤として食用黄色アルミニウムレーキ
を5.7部および食用黄色アルミニウムレーキを4.3
部、電荷制御剤として保土ヶ谷TRH(保土ヶ谷化学
製)を3部、および離型剤として低分子量ポリプロピレ
ンを2部混合し、二軸押出機を用いて145℃にて溶融
混練した。得られたトナー成分混練物を冷却し、粉砕
し、分級して、平均粒径が10μmのトナー原粉を得
た。得られたトナー原粉に、流動性改良剤として平均粒
径が0.015μmの疎水性シリカ微粒子をトナー原粉
100重量部に対して0.3重量部の割合で添加(外
添)し、そしてヘンシェルミキサーで2分間混合して、
トナーを得た。
【0058】(現像剤の調製)上記トナーを平均粒径1
00μmのフェライトキャリアと混合してトナー濃度
3.5%の2成分系現像剤を調製した。
【0059】(実施例2)上記樹脂の調製2で調製した
樹脂D’を用いた以外は、実施例1と同様にしてトナー
を得、そして現像剤を得た。
【0060】(実施例3)上記樹脂の調製1で調製した
樹脂Aを用いた以外は、実施例3と同様にしてトナーを
得、そして現像剤を得た。
【0061】(実施例4)上記樹脂の調製2で調製した
樹脂Bを用いた以外は、実施例3と同様にしてトナーを
得、そして現像剤を得た。
【0062】(比較例1)離型剤を用いない以外は、実
施例1と同様にしてトナーを得、そして現像剤を得た。
【0063】(比較例2)上記樹脂の調製3で調製した
樹脂C’を100部用いた以外は、実施例1と同様にし
てトナーを得、そして現像剤を得た。
【0064】
【表1】
【0065】(バインダー樹脂およびトナーの評価)次
の項目について、上記実施例および比較例で得られた樹
脂およびトナーを評価した。 (a)ガラス転移点 示差走査熱量計(リガク(株)製、型番「TAS−20
0」)を用いて、実施例および比較例で作製した樹脂の
ガラス転移点を測定した。
【0066】(b)軟化開始温度 フローテスタ(島津製作所(株)製、型番「CFT−5
00A」)を用いて、実施例および比較例で作製した樹
脂の軟化開始温度を測定した。
【0067】(c)軟化温度 上記フローテスタを用いて、実施例および比較例で作製
した樹脂の軟化温度を測定した。
【0068】(d)耐久性 電子写真複写機(三田工業株式会社製、型番「DC−1
755」、加熱圧ロール定着方式、OPCドラム使用)
において、所定の原稿を用いて連続複写を行い、画像品
質が低下し始めた複写枚数をもって耐久性とした。
【0069】(e)飽和帯電量 実施例および比較例で作製したトナーを含む2成分系現
像剤200mgの帯電量を「ブローオフ粉体帯電測定装
置」(東芝ケミカル社製)を用いて測定し、トナー1g
あたりの帯電量の平均値を算出した。
【0070】(f)混練シート減少率 以下の実施例および比較例で作製したトナーを、二軸押
出機を用いて温度145℃にて混練成形することによ
り、厚さ1mm×縦10cm×横10cmの混練シート
を得た。次いで、得られた混練シートの初期重量W0
測定した。この混練シートを土中に埋め、温度を20℃
〜30℃に維持した。6週間後に残存する混練シート
を取り出して、再度重量W1を測定し、下式に従って混
練シート減少率を算出した。
【0071】
【数1】
【0072】(g)金属検出 上記評価項目(f)で得られた残存混練シートを元素分析
し、金属の検出の有無を測定した。
【0073】評価結果を表2に示す。
【0074】
【表2】
【0075】表2からわかるように、実施例1〜4のト
ナーは、混練シート減少率が70〜80%と高く、生分
解性に優れ、しかも、分解後、金属を含む電荷制御剤を
用いた比較例1〜2のトナーは金属が残存したが、実施
例1〜4のトナーは全く金属を残留しなかった。
【0076】さらに、実施例1〜4のトナーは電荷制御
剤を含んでいないにもかかわらず、従来の電荷制御剤を
含む比較例1〜2と同レベルの帯電安定性を有してい
た。
【0077】また、実施例1〜2のトナーはバインダー
樹脂として脂肪族ポリエステル樹脂のみを用いたが、充
分な耐久性を有していた。そしてバインダー樹脂に脂肪
族ポリエステルとポリアミドの共重合体を用いるとさら
に耐久性が向上した(実施例5および6)。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、トナーに所定の生分解
性樹脂および非水溶性食用色素を用いることにより、ト
ナーとしての帯電安定性、および耐久性のいずれにも優
れ、容易に生分解され、そして、分解後、有害な物質を
残留することがない。その結果、トナーの人体への安全
性が高められ得、しかもトナーが廃棄された場合、廃棄
トナーによる環境汚染が低減され得る。さらに、キャリ
アスペントや画像カブリなどのない高品質な画像形成が
可能になる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バインダー樹脂および着色剤を含む電子
    写真用トナーであって、 該バインダー樹脂は生分解性樹脂よりなり、そして該着
    色剤は非水溶性食用色素よりなる、電子写真用トナー。
  2. 【請求項2】 前記生分解性樹脂が脂肪族ポリエステル
    樹脂である、請求項1に記載のトナー。
  3. 【請求項3】 前記脂肪族ポリエステル樹脂がε−カプ
    ロラクトンの重合体である、請求項2に記載のトナー。
  4. 【請求項4】 前記生分解性樹脂が脂肪族ポリエステル
    とポリアミドとの共重合体である、請求項1に記載のト
    ナー。
  5. 【請求項5】 前記脂肪族ポリエステルがε−カプロラ
    クトンの重合体であり、前記ポリアミドがε−カプロラ
    クタムの重合体である、請求項4に記載のトナー。
  6. 【請求項6】 前記共重合体がブロック共重合体であ
    る、請求項4に記載のトナー。
  7. 【請求項7】 前記ブロック共重合体が40〜70重量
    %のε−カプロラクトンの重合体を含む、請求項6に記
    載のトナー。
  8. 【請求項8】 電子写真用トナーに用いるバインダー樹
    脂であって、生分解性を有する脂肪族ポリエステルとポ
    リアミドとの共重合体を含む、バインダー樹脂。
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