JPH08262302A - 撮影用レンズ - Google Patents
撮影用レンズInfo
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- JPH08262302A JPH08262302A JP6958395A JP6958395A JPH08262302A JP H08262302 A JPH08262302 A JP H08262302A JP 6958395 A JP6958395 A JP 6958395A JP 6958395 A JP6958395 A JP 6958395A JP H08262302 A JPH08262302 A JP H08262302A
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- lens
- guide
- barrel
- lens holding
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Abstract
抑えた高品質な撮影用レンズの提供を目的とする。 【構成】 移動レンズ2を保持する移動レンズ保持部材
3を固定部材1に対して光軸方向に沿って移動可能に支
持案内するガイド手段(4,5)を有する撮影用レンズ
において、該ガイド手段(4,5)は、移動レンズ保持
部材3または固定部材1のいずれか一方に別体に設けら
れた案内溝4aを有するガイド部材4と、移動レンズ保
持部材3または固定部材1のいずれか他方に設けられた
該案内溝4aに係合する係合部5とにより構成される。
Description
特にレンズ群が光軸方向に移動する際の直進案内溝に関
するもあである。
操作を行うレンズ群を光軸方向に移動させる構造とし
て、複数個の直進案内溝と該直進案内溝に係合する直進
案内ピンとカム、あるいはヘリコイド等の送り手段と該
送り手段に係合する送り案内ピンを用いる方式が一般的
に採用されている。
影用レンズの要部破断斜視図を示す。同図において、5
1は固定筒であり、レンズ保持鏡筒53を光軸に沿って
移動させるための直進案内溝51aが内径側に複数箇所
光軸方向に沿って形成されている。52はレンズ、53
はレンズ52を保持するレンズ保持鏡筒、54はレンズ
保持鏡筒53に具備された直進案内ピン、55は送り案
内ピン56が係合するカム溝55aが形成されたカム棒
である。56はレンズ保持鏡筒53に具備された送り案
内ピンである。
せるとカム溝55aに係合する送り案内ピン56によっ
てレンズ保持鏡筒53が光軸方向に移勤する。該レンズ
保持鏡筒53の回転規制、及び移動する際のガイドはレ
ンズ鏡筒5Зに具備された直進案内ピン54と該直進案
内ピン54が係合している直進案内溝51aにて行われ
ており、該レンズ鏡筒53は複数箇所の直進案内溝51
aによって宙釣りの状態である。すなわちレンズ鏡筒5
3の重量は直進案内溝51aが支える構造になってい
る。
は、撮影用レンズの骨組みをなす重要機構部品である。
一方、直進案内溝は光学性能や操作性を左右するため、
高い精度が要求される部分であり、加工の難易度が高
く、コストの高い部品となっている。
が固定筒の一部として形成されているので、直進案内溝
の加工における不良や、製品の衝撃や落下等により固定
筒が変形すると、直進案内溝に不具合が生じると、確実
な直進案内ができない場合があった。
の要求から、固定筒の材質は従来よリー般的に用いられ
ているアルミニウム合金からマグネシウム合金に替えら
れることも多く、耐食性、耐摩耗性、強度が必要とされ
る直進案内溝に不具合が発生する危険性が増している。
動レンズ群の重量化、あるいはズーム速度の高速化によ
る移動レンズ群の慣性力の増加により、直接案内溝にか
かる負荷はますます増大しており、前述の間題に拍車を
かけている。
あり、不具合の発生を抑えた高品質な撮影用レンズの提
供を目的とする。
成する為、本発明は固定筒、あるいは回転筒、あるいは
レンズ保持鏡筒に形成されていた複数個の直進案内溝を
それぞれ一つの部品として別体のガイド部材に形成した
ことを特徴とする。
た直進案内溝は該ガイド部材が締結される固定筒や回転
筒、あるいはレンズ保持鏡筒と異なる加工工程で製作す
ることができる。同様にして、異なる材質で製作するこ
とができる。
ズの要部破断斜視図で、送り手段にカムを採用した場合
を表したものである。
に複数の溝部1aが光軸方向に沿って形成されている。
この溝部1aは、後述するガイド部材4が取り付けられ
ている。2はレンズ、3はレンズ2を保持するレンズ保
持鏡筒である。4は直進案内溝4aが形成され、固定筒
1の溝部1aに締結されたガイド部材。4aはレンズ保
持鏡筒3が光軸方向に移動する際の直進案内溝。5はレ
ンズ保持鏡筒3に具備された直進案内ピン。6はカム溝
6aが形成されたカム棒。6aは送り案内ピン7が係合
するカム溝。7はレンズ保持鏡筒3に具備された送り案
内ピン。8は固定筒1とガイド4部材4を締結するビス
である。
ると、カム溝6aに係合する送り案内ピン7によってレ
ンズ保持鏡筒3が光軸方向に移動し、該レンズ保持鏡筒
3の回転規制、及び移動する際のガイドはレンズ鏡筒3
に具備された直進案内ピン5と該直進案内ピン5が係合
している直進案内溝4aにて行われている。
部材4に形成された直進案内溝4aによって宙釣りの状
態であり、該レンズ鏡筒3の重量は直進案内溝4aが支
える構造になっている。
にビス8で締結されたガイド部材4に設けられているの
で、直進案内溝4aに不具合が発生したとき、あるいは
発生が予想されたときは直ちに然るべき処置を施すこと
が容易となり、高品質な撮影用レンズの提供が実現す
る。
示し、送り手段にヘリコイドを採用した撮影用レンズの
要部破断斜視図である。
に逃げ部11aが光軸方向に沿って形成されている。1
1aはガイド部材14の逃げ部で、この逃げ部11a内
に直進案内ピン15がナット16にて取り付けられてい
る。12はレンズ、13はレンズ12を保持するレンズ
保持鏡筒、14は直進案内溝14aが形成され、レンズ
保持鏡筒13に締結されたガイド部材で、この直進案内
溝14aはレンズ保持鏡筒3が光軸方向に移動する際の
直進案内の役目を果たす。15は固定筒11に具備され
た直進案内ピン、16は直進案内ピン15を固定するナ
ット。17はオスヘリコイド、18はメスヘリコイドで
ある。19はレンズ保持鏡筒に具備され、メスヘリコイ
ド18に係合する送り案内ピン。20はレンズ保持鏡筒
13とガイド部材14を締結するビスである。
を回転させるとメスヘリコイド18に係合する送り案内
ピン19によつてレンズ保持鏡筒13が光軸方向に移動
し、該レンズ保持鏡筒13の回転規制、及び移動する際
のガイドは固定筒11に具備された直進案内ピン15と
該直進案内ピン15が係合している直進案内溝14aに
て行われている。
ド部材に形成された直進案内溝14aによって宙釣りの
状態であり、該レンズ鏡筒13の重量は直進案内溝14
aが支える構造になっている。しかしながら、直進案内
溝14aはレンズ保持鏡筒13の外周部にビス20で締
結されたガイド部材14に設けられているので、直進案
内溝14aに不具合が発生したとき、あるいは発生が予
想されたときは直ちに然るべき処置を施すことが容易と
なり、高品質な撮影用レンズの提供が実現する。
し、送り手段に3本カム方式を採用した撮影用レンズの
断面図であり、図4は図3のA―A断面図である。
32は変倍レンズ、33は補正レンズ、З4は結像レン
ズである。35は第1固定筒で、カム35aとカム35
bが形成されている。36は第2固定筒、37はガイド
部材41が締結された回転筒である。38と39はベア
リング、40は第2固定筒36に嵌合し、操作リング4
5を軸方向に規制する規制リングである。
筒37に締結されたガイド部材である。41aは直進案
内ピン44、及び直進案内ピン45が係合し、変倍レン
ズ保持部材42と補正レンズ保持部材43を光軸方向に
移動する際の直進案内溝である。42は変倍レンズ32
を保持する変倍レンズ保持部材、43は補正レンズ33
を保持する補正レンズ保持部材、44は直進案内ピン、
45は第2固定筒З6に回転可能に嵌合し、変倍操作を
行う操作リングである。
ピン46が係合する穴部である。46は回転筒З7に具
備され、操作リング45の回転を伝違する駆動ピンであ
る。47はガイド部材41を回転筒З7に締結するビス
である。
転させると、駆動ピン46により回転筒37が回転す
る。該回転筒37には直進案内溝41aが形成されたガ
イド部材41が締結されており、該直進案内溝41aに
は直進案内ピン44が係合している。同時に該直進案内
ピン44は固定筒З5に形成されたカム35aとカム3
5bにも係合しているので、操作リング45の回転によ
り、変倍レンズ保持部材42と補正レンズ保持部材43
は回転しながら光軸方向に移動する。
ンズ保持部材43は複数箇所のガイド部材41に形成さ
れた直進案内溝41aと固定筒35に形成されたカムЗ
5aとカム35bによって宙釣りの状態であり、変倍レ
ンズ保持部材42と補正レンズ保持部材43の重量は直
進案内溝41aが支える構造になっている。
37にビス47で締結されたガイド部材41に設けられ
ているので、直進案内溝41aに不具合が発生したと
き、あるいは発生が予想されたときは直ちに然るべき処
置を施すことが容易となり、高品位な撮影用レンズの提
供が実現する。
構成するガイド部材は、取付けられる固定筒、回転筒、
レンズ保持鏡筒とは別の材料で形成することができ、耐
食性、耐摩耗性の向上が図れ、また強度の面でも効果的
な材料の選択が可能となり、不具合の発生を低減するこ
とができる。
イド手段のガイド部材はレンズ保持部材、固定筒、回転
筒に別体に設けられることにより、前述の固定筒や回転
筒、あるいはレンズ保持鏡筒の不具合発生率が低減し、
コストが節約できる。
鏡筒に軽い材料が使用できるようになり、軽量化が達成
できる。
は、耐食性、耐摩耗性、強度の面で効果的な材料の選択
が可能となり、不具合の発生を低減することができる
し、耐久性も向上するうえ更なる仕様の向上が可能とな
る。
時間の短縮と交換費用の削滅が可能となるなど本発明の
効果は絶大である。
視図。
視図
ンズ 1a…溝部 34…結像レ
ンズ 2…レンズ 35…固定筒 3…レンズ保持鏡筒 35a、カム
35b…カム 4…ガイド 36…第2固
定筒 4a…直進案内溝 37…回転筒 5…直進案内ピン 38、39…
ベアリング 6…カム棒 40…規制リ
ング 6a…カム溝 41…ガイド
部材 7…送り案内ピン 41a…直進
案内溝 8…ビス 42…変倍レ
ンズ保持部材 11…固定筒 43…補正レ
ンズ保持部材 11a…逃げ部 44…直進案
内ピン 12…レンズ 45…操作リ
ング 13…レンズ保持鏡筒 45a…穴部 14…ガイド部材 46…駆動ピ
ン 14a…直進案内溝 47…ビス 15…直進案内ピン 51…固定筒 16…ナット 51a…直進
案内溝 17…オスヘリコイド 52…レンズ 18…メスヘリコイド 53…レンズ
保持鏡筒 19…送り案内ピン 54…直進案
内ピン 20…ビス 55…カム棒 31…焦点調整用レンズ 55a…カム
溝 32…変倍レンズ 56…送り案
内ピン
Claims (3)
- 【請求項1】 移動レンズを保持する移動レンズ保持部
材を固定部材に対して光軸方向に沿って移動可能に支持
案内するガイド手段を有する撮影用レンズにおいて、 該ガイド手段は、移動レンズ保持部材または固定部材の
いずれか一方に別体に設けられた案内溝を有するガイド
部材と、移動レンズ保持部材または固定部材のいずれか
他方に設けられた該案内溝に係合する係合部とにより構
成されたことを特徴とする撮影用レンズ。 - 【請求項2】 移動レンズを保持する移動レンズ保持部
材を光軸の回りに回転する回転部材に対して光軸方向に
沿って移動可能に支持案内するガイド手段を有する撮影
用レンズにおいて、 該ガイド手段は、回転部材に設けられた係合部と、該係
合部が係合する移動レンズ保持部材に別体に設けられた
案内溝を有するガイド部材とにより構成されたことを特
徴とする撮影用レンズ。 - 【請求項3】 請求項1または2において、ガイド部材
は、取付けられる部材とは異なる材質で形成されている
ことを特徴とする撮影用レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6958395A JP3595597B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 撮影用レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6958395A JP3595597B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 撮影用レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08262302A true JPH08262302A (ja) | 1996-10-11 |
JP3595597B2 JP3595597B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=13406995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6958395A Expired - Fee Related JP3595597B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 撮影用レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3595597B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7173772B2 (en) | 2003-11-25 | 2007-02-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens barrel |
JP2012048093A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Canon Inc | 光学装置 |
JP2014153618A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Canon Inc | レンズ装置及びそれを有する撮像装置 |
US10877236B2 (en) | 2014-12-26 | 2020-12-29 | Nikon Corporation | Lens barrel and camera |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP6958395A patent/JP3595597B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7173772B2 (en) | 2003-11-25 | 2007-02-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens barrel |
JP2012048093A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Canon Inc | 光学装置 |
JP2014153618A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Canon Inc | レンズ装置及びそれを有する撮像装置 |
US10877236B2 (en) | 2014-12-26 | 2020-12-29 | Nikon Corporation | Lens barrel and camera |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3595597B2 (ja) | 2004-12-02 |
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Legal Events
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