JPH08262181A - 原子炉圧力容器のフランジシール面加工補修装置 - Google Patents

原子炉圧力容器のフランジシール面加工補修装置

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JPH08262181A
JPH08262181A JP7060792A JP6079295A JPH08262181A JP H08262181 A JPH08262181 A JP H08262181A JP 7060792 A JP7060792 A JP 7060792A JP 6079295 A JP6079295 A JP 6079295A JP H08262181 A JPH08262181 A JP H08262181A
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Takeshi Kageyama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力容器本体と上蓋のフランジシール面を短
時間且つ自動的に加工・補修し得るようにする。 【構成】 原子炉圧力容器における圧力容器本体の胴フ
ランジ、又は上蓋の蓋フランジの外周側に形成された円
周方向22へ延びる複数のボルト孔へ位置決ピンを挿入
し、位置決ピンを介して前記円周方向22へ延びる円形
の軌条21を取付け、該軌条21に沿って走行体28を
円周方向22へ走行させ、該走行体28に対し軌条21
の半径方向38へ半径方向移動体50を往復移動させ、
該半径方向移動体50に対し昇降体59を上下方向16
へ移動させて、昇降体59に交換可能に取付けられた各
種の加工ユニット65でフランジシール面の加工・補修
を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉圧力容器のフラ
ンジシール面加工補修装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13に示すように、原子炉圧力容器1
は、圧力容器本体2と、圧力容器本体2の上部開口3を
閉止するための上蓋4とで構成されており、圧力容器本
体2の上端には胴フランジ5が形成され、又、上蓋4の
下端には蓋フランジ6が形成されている。
【0003】そして、胴フランジ5と蓋フランジ6の内
周側には、それぞれ、図14に示すように、ステンレス
肉盛などによるフランジシール面7,8が形成されてお
り、胴フランジ5と蓋フランジ6の外周側の部分を、周
方向に所定の間隔を置いて、複数本のボルト9で締結固
定することにより、閉止するようになっている。
【0004】尚、10は胴フランジ5側のボルト孔、1
1は蓋フランジ6側のボルト孔、12は蓋フランジ6側
のフランジシール面8に形成された周方向へ延びるシー
ル溝、13はシール溝12に嵌入されたOリングなどの
シール部材である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】原子炉圧力容器1にお
ける胴フランジ5と蓋フランジ6のフランジシール面
7,8は、運転中に原子炉圧力容器1の内部に発生する
高温高圧の蒸気などによる摩耗力を常時受けており、
又、原子炉圧力容器1を定期点検するために圧力容器本
体2から上蓋4を剥がした時にフランジシール面7,8
に傷などが付くおそれがある。
【0006】このように、胴フランジ5と蓋フランジ6
のフランジシール面7,8は、損傷をこうむる機会が多
く、損傷を受け場合にそのままにしておいたのでは、運
転に支障を生じるおそれがあるため、定期点検などの折
に、併せてフランジシール面7,8を補修する必要があ
る。
【0007】従来は、フランジシール面7,8を補修す
るための加工装置が存在しなかったので、検査員が手作
業によって補修する以外に補修する手段はなかった。
【0008】ところが、検査員が手作業によってフラン
ジシール面7,8を補修する場合には、フランジシール
面7,8に必要な精度を出すのが難しいという問題や、
非常な労力や時間を要するという問題があった。
【0009】本発明は、上述の実情に鑑み、圧力容器本
体と上蓋のフランジシール面を短時間且つ自動的に加工
・補修し得るようにした原子炉圧力容器のフランジシー
ル面加工補修装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、原子炉圧力容
器における圧力容器本体の胴フランジ、又は上蓋の蓋フ
ランジの外周側に形成された円周方向へ延びる複数のボ
ルト孔へ挿入可能な位置決ピンを介して、胴フランジ又
は蓋フランジへ取付けられた、前記円周方向へ延びる円
形の軌条と、該軌条に沿って円周方向へ走行可能に取付
けられた走行体と、該走行体に軌条の曲率中心点へ向か
う半径方向へ往復移動可能に設けられた半径方向移動体
と、該半径方向移動体に上下方向へ移動可能に設けられ
た昇降体と、昇降体に交換可能に取付けられたフランジ
シール面の加工・補修に必要な各種の加工ユニットとを
備えたことを特徴とする原子炉圧力容器のフランジシー
ル面加工補修装置にかかるものである。
【0011】この場合において、軌条の曲率中心点に回
転継手を介して自転可能に設けられ、予め計測されたデ
ータに基づき数値制御を行って、走行体や半径方向移動
体や昇降体や加工ユニットを精密に位置調整可能な演算
制御装置部を備えるようにしても良い。
【0012】又、走行体に、軌条の高さを計測するレー
ル高さ検出器と、フランジシール面の高さを計測するフ
ランジ高さ検出器とを設けるようにしても良い。
【0013】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0014】原子炉圧力容器における圧力容器本体の胴
フランジ、又は上蓋の蓋フランジの外周側に形成された
円周方向へ延びる複数のボルト孔へ位置決ピンを挿入
し、位置決ピンを介して円周方向へ延びる円形の軌条を
取付け、該軌条に沿って走行体を円周方向へ走行させ、
該走行体に対し軌条の半径方向へ半径方向移動体を往復
移動させ、該半径方向移動体に対し昇降体を上下方向へ
移動させて、昇降体に交換可能に取付けられた各種の加
工ユニットでフランジシール面の加工・補修を行わせ
る。
【0015】このような装置を用いることにより、圧力
容器本体と上蓋のフランジシール面を短時間且つ自動的
に加工・補修することができる。
【0016】この場合において、軌条の曲率中心点に回
転継手を介して自転可能に設けられた演算制御装置部に
より、予め計測されたデータに基づき数値制御を行っ
て、走行体や半径方向移動体や昇降体や加工ユニットを
精密に位置調整させるようにしても良い。
【0017】又、走行体に、設けたレール高さ検出器に
より軌条の高さを計測させ、フランジ高さ検出器により
フランジシール面の高さを計測させるようにしても良
い。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0019】図1〜図11は、本発明の第一の実施例で
ある。
【0020】尚、原子炉圧力容器1の構造については、
図13・図14と同様であるため、必要に応じてこれら
の図を参照する。
【0021】原子炉圧力容器1が設置された建屋の床面
などの基準平面14上に、圧力容器本体2から取外され
た上蓋4のボルト孔11の位置と対応するように、複数
台のレール支持体15を円形に配置する。
【0022】各レール支持体15は、上下方向16へ延
びて、上蓋4下面の外周側の部分を下から支持する上蓋
支持部17と、上蓋4の内周側の部分の下方に、上蓋支
持部17よりも一段低くなるよう形成されたレール設置
部18とを備えた段状をしており、前記上蓋支持部17
には上蓋4のボルト孔11に嵌合可能な位置決ピン19
が突設されている。
【0023】そして、各レール支持体15のレール設置
部18間に、高さ調整機構20を介して円形の軌条21
を取付ける。
【0024】該軌条21は、図2・図3に示すように、
円周方向22へ延びる一対の案内レール23,23と、
案内レール23,23間に配置され、これと同心状に円
周方向22へ延びるラック24とを備えている。
【0025】又、前記基準平面14における、円形の軌
条21の曲率中心点25上に、スリップリングなどの回
転継手26を介して、NCコントローラを備えた演算制
御装置部27を水平回転可能に設ける。尚、回転継手2
6から演算制御装置部27へは、交流100V或いは2
00Vなどの一次電源のみ供給させるようにする。
【0026】更に、前記軌条21に沿って走行自在に走
行体28を取付け、該走行体28と演算制御装置部27
との間を各種のケーブル類を通すようにしたケーブルダ
クト29で接続する。
【0027】前記走行体28は、その下面に案内レール
23に沿って摺動するリニアブッシュ30を備えてお
り、且つ、前記ラック24に歯合するピニオン31(図
9参照)をその出力軸に接続されたサーボモータなどの
走行駆動装置32を備えている。
【0028】そして、前記走行体28の上面に、図9に
示すような計測装置本体33と、図3に示すような加工
装置本体34のいずれかを、図示しないボルトなどを用
いて交換可能に取付ける。
【0029】尚、計測装置本体33を一体に固設された
走行体28と、加工装置本体34を一体に固設された走
行体28とを、それぞれ別個に設けても良い。又、計測
装置本体33と加工装置本体34を同時に走行体28に
取付けるようにするのが理想的である。
【0030】前記計測装置本体33には、図9に示すよ
うに、精密水準器などのレール高さ検出器35が取付け
られ、且つ、蓋フランジ6のフランジシール面8へ検出
端36を接触させてデジタルゲージなどのフランジ高さ
検出器37が取付けられている。
【0031】又、計測装置本体33は、その上部に、軌
条21の曲率中心点25を中心として半径方向38へ延
びるボールブッシュなどの案内部材39を保持する軸支
持部材40を備え、一端を演算制御装置部27にボルト
41などで固定された計測棒42の他端部近傍が、前記
案内部材39に半径方向38へ摺動可能に挿通されてい
る。
【0032】そして、計測装置本体33には、計測棒4
2の他端面にその探触子43を接触させて、精密マイク
ロメータなどのレール径方向位置検出器44が取付けら
れ、且つ、計測棒42の他端部近傍には、フランジシー
ル面8のシール溝12にその探触子45を接触させて、
精密マイクロメータなどのシール溝径方向位置検出器4
6が取付けられている。
【0033】一方、前記加工装置本体34は、図3に示
すように、その上面に軌条21の曲率中心点25を中心
としてほぼ半径方向38へ延びるリニアガイド47とリ
ニアブッシュ48とから成るガイド部材49を介して、
半径方向38へ移動自在に半径方向移動体50が取付け
られ、加工装置本体34に取付けられたサーボモータな
どの半径方向走行駆動装置51、歯車機構52、スクリ
ュウ軸53、図示しないナットから成る駆動力伝達機構
54を介して、半径方向移動体50が半径方向38へ移
動可能となるよう構成されている。
【0034】そして、半径方向移動体50に上下方向1
6へ延びる昇降案内板55を取付け、昇降案内板55
に、上下方向16へ延びるリニアガイド56とリニアブ
ッシュ57から成るガイド部材58を介して、上下方向
16へ移動自在に昇降体59が取付けられ、半径方向移
動体50に取付けられたサーボモータなどの昇降駆動装
置60、歯車機構61、スクリュウ軸62、図示しない
ナットから成る駆動力伝達機構63を介して昇降体59
が昇降可能となるよう構成されている。
【0035】更に、昇降体59にボルト64を介して、
各種の加工ユニット65を交換可能に取付ける。
【0036】尚、図3の加工装置本体34には、精密水
準器などのレール高さ検出器35と、デジタルゲージな
どのフランジ高さ検出器37が取付けられているが、こ
れらは、最低限、計測装置本体33のものと択一的に取
付ければ良い。
【0037】上記加工ユニット65には、図3に示すよ
うなバイトなどの切削工具66をボルト67などを用い
て交換可能に保持する切削ユニット68や、図4に示す
ような肉盛用トーチ69を半径方向38へ往復移動(ウ
イービング)可能に保持する肉盛ユニット70や、図5
に示すような円板71の周縁部に沿って多数の切削歯7
2を配置されて成るフライスカッター73を回転可能に
保持するフライス加工ユニット74や、図6に示すよう
な円板形のバフ75を回転可能に保持するバフ仕上ユニ
ット76や、図7に示すようなシール溝12に沿って延
びる細長い乾式のラップ材77を前記軌条21の接線方
向78へ往復動可能に支持するラップ加工ユニット79
などがある。その他にも、上記以外の各種の加工ユニッ
ト65を取付けることが可能である。
【0038】尚、図4中、80はウイービング用モー
タ、81は溶加ワイヤ、82はワイヤ供給装置、83は
ワイヤ支持体である。
【0039】図5中、84はカッター旋回モータ、図6
中、85はバフ旋回モータ、86はバフ旋回モータ85
に接続された駆動軸、87は駆動軸86に形成された回
止用切欠部、88はバフ75を取付けるためのバフ支持
体、89はバフ支持体88に形成されて、内部に前記回
止用切欠部87と合致する図示しない切欠係止部用凸部
を備えた、前記駆動軸86に嵌合可能な嵌合筒部、90
は嵌合筒部89と駆動軸86との間に介装されたバフ7
5を上方へ付勢するためのスプリングなどの押圧部材で
ある。
【0040】又、前記ラップ加工ユニット79は、図7
・図8に示すように、ユニット本体91の上部に形成さ
れた接線方向78へ延びる案内用凸条92に沿って移動
自在に嵌着された接線方向移動体93を備え、ユニット
本体91に取付けられた接線方向往復動用モータ94、
図示しない歯車機構、クランクピン95、半径方向38
へ延びる長孔部材96から成る駆動力伝達機構97を介
して、接線方向移動体93が接線方向78へ往復移動可
能となるよう構成されている。
【0041】更に、接線方向移動体93は、その上部に
形成された半径方向38へ延びる凹溝98へ凸条99を
摺動自在に嵌着させることによって、半径方向38へ移
動自在に支持される半径方向移動体100を備えてい
る。
【0042】そして、図8に示すように、接線方向移動
体93に半径方向38へ延びるスクリュウ軸101を挿
通配置し、該スクリュウ軸101に一対の角形ナット1
02,103を間隔を置き螺着して、該角形ナット10
2,103の上辺部104を半径方向移動体100の底
面に回転不能に係止させ、角形ナット102,103間
に、半径方向移動体100の底面から下方へ延びる位置
規定部材105を配置して、その軸孔106に前記スク
リュウ軸101を挿通させ、位置規定部材105の両面
と角形ナット102,103との間にそれぞれ、位置規
定部材105を弾性的に支持するスプリング107,1
08を介装して、半径方向押付力調整機構109を構成
し、スクリュウ軸101の一端部に取付けられたツマミ
110を回して、スプリング107,108のいずれか
を撓めさせることにより、ラップ材77のシール溝12
に対する半径方向38への押付力を調整可能とする。
【0043】又、半径方向移動体100は、その上部に
上下方向16へ摺動自在に昇降体111を外嵌されてい
る。
【0044】そして、半径方向移動体100に半径方向
38へ延びるウォーム軸112を挿通配置し、該ウォー
ム軸112にウォームホイール113を歯合し、該ウォ
ームホイール113の軸心位置に形成されたナット部1
14に上下方向16へ延びるスクリュウ軸115を螺着
し、該スクリュウ軸115の下端を半径方向移動体10
0に形成された下端側案内筒116で昇降可能に支持す
ると共に、スクリュウ軸115の下端に形成された回止
用切欠部117と下端側案内筒116に形成された切欠
係止用凸部118とを係合させることによりスクリュウ
軸115の回止めを行わせ、該スクリュウ軸115の上
端を昇降体111に形成された上端側案内筒119で昇
降可能に支持すると共に、スクリュウ軸115の上面と
上端側案内筒119との間にスプリングなどの押付力調
整部材120を介装して、ウォーム軸112の一端部に
取付けられたツマミ121を回して押付力調整部材12
0を撓めさせることにより、ラップ材77のシール溝1
2に対する上方への押付力を調整可能とする。
【0045】尚、図10中、122は基準平面14と平
行な基準レール面、123は基準レール面122に対す
る軌条21の案内レール23各部の実際の高さ、124
は計測装置本体33(案内レール23)からフランジシ
ール面8の各部までの高さ、125はフランジシール面
8に対する仕上面、126は仕上面125を得るための
フランジシール面8の加工量、θはレール支持体15に
よって保持された上蓋4の傾きである。
【0046】図11中、127は軌条21の曲率中心点
25から案内レール23までの距離、128は軌条21
の曲率中心点25からシール溝12までの距離、129
はレール支持体15で保持された上蓋4の曲率中心点、
130はシール溝12の仕上面、131は軌条21の曲
率中心点25から仕上面130までの加工量である。
【0047】次に、作動について説明する。
【0048】図13に示すような原子炉圧力容器1を定
期点検する際には、先ず、原子炉圧力容器1が設置され
た建屋の床面などの基準平面14上に、取外した原子炉
圧力容器1の上蓋4のボルト孔11の位置に対応するよ
う、予め、複数台のレール支持体15を円形に設置して
おく。
【0049】そして、レール支持体15における内周側
の、上蓋支持部17よりも一段低くなるよう形成された
レール設置部18の間に、高さ調整機構20を介して円
形の軌条21を取付け、高さ調整機構20によって軌条
21が水平となるように調整しておく。
【0050】更に、前記基準平面14における、円形の
軌条21の曲率中心点25上に、スリップリングなどの
回転継手26を介して、NCコントローラを備えた演算
制御装置部27を回転可能に取付ける。この際、回転継
手26から演算制御装置部27へは、交流100Vか2
00Vの一次電源のみを供給させるようにする。又、レ
ール支持体15や軌条21や演算制御装置部27など
は、予め必要な大きさに分解した状態で建屋内へ搬入
し、建屋内で組立てるようにする。
【0051】更に又、前記軌条21に設けられた案内レ
ール23に、その下面のリニアブッシュ30を嵌合させ
て、走行体28を取付け、同時に、軌条21に設けられ
たラック24に、走行体28に取付けられたサーボモー
タなどの走行駆動装置32に接続されたピニオン31を
歯合させ、走行体28と演算制御装置部27との間を各
種のケーブル類を通すようにしたケーブルダクト29で
接続する。
【0052】上記のように組立てができたら、原子炉圧
力容器1の胴フランジ5と蓋フランジ6との間を円周方
向22数箇所の位置で締結固定しているボルト9を外し
て圧力容器本体2から上蓋4を取外す。
【0053】そして、取外された上蓋4の下面の外周側
の部分を、円形に配置された複数台のレール支持体15
の上蓋支持部17で支持させると共に、上蓋支持部17
から突設された位置決ピン19を上蓋4のボルト孔11
に嵌合させて、上蓋4を位置決めさせる。
【0054】上蓋4がレール支持体15の上に置かれた
ら、次に、走行体28の上面に図9に示すような計測装
置本体33を図示しないボルトなどを用いて取付ける。
【0055】尚、計測装置本体33を一体に固設された
走行体28を予め軌条21に取付けておいても良い。或
いは、計測装置本体33と加工装置本体34を同時に備
えた走行体28を、予め軌条21に取付けておくように
するのが最も便宜が良い。
【0056】そして、サーボモータなどの走行駆動装置
32を駆動してピニオン31を回転させ、ラック24に
対するピニオン31の歯合位置を変位させることによっ
て、軌条21に沿い走行体28をゆっくりと円周方向2
2へ移動させる。走行体28の回転に伴って演算制御装
置部27も回転継手26を中心に自転される。このよう
に演算制御装置部27を自転させることにより、ケーブ
ル類の取回しが容易となる。
【0057】この時、計測装置本体33に取付けた精密
水準器などのレール高さ検出器35を用いて、図10に
示すように、基準平面14と平行な基準レール面122
から、案内レール23の円周方向22の各部までの高さ
123(実際には計測装置本体33の定点までの高さ)
を精密に測定する。同時に、蓋フランジ6のフランジシ
ール面8へ検出端36を接触させたデジタルゲージなど
のフランジ高さ検出器37を用いて、案内レール23か
らフランジシール面8の円周方向22の各部までの高さ
124(実際には計測装置本体33の定点からの高さ)
を精密に測定する。
【0058】この時の測定値は、ケーブルダクト29内
に配線されたケーブル類を介して演算制御装置部27へ
送られ、演算制御装置部27に記憶されると共に、測定
値を基に演算制御装置部27によって、レール支持体1
5で保持された上蓋4の傾きθや、フランジシール面8
の仕上面125の位置や、仕上面125までの加工量1
26が算出される。
【0059】上蓋4にはシール溝12があるので、更
に、計測装置本体33に固定された、精密マイクロメー
タなどのレール径方向位置検出器44の探触子43を用
いて、図11に示すように、ボールブッシュなどの案内
部材39に摺動可能に挿通された計測棒42の他端面の
位置を検出させることにより、軌条21の曲率中心点2
5から案内レール23までの距離127(実際には計測
装置本体33の定点までの距離)を精密に計測し、同時
に、計測棒42の他端部近傍に固定された精密マイクロ
メータなどのシール溝径方向位置検出器46の探触子4
5を用いて、フランジシール面8のシール溝12の位置
を検出させることにより、軌条21の曲率中心点25か
らシール溝12までの距離128を精密に計測する。
【0060】この時の測定値は、ケーブルダクト29内
に配線されたケーブル類を介して演算制御装置部27へ
送られ、演算制御装置部27に記憶されると共に、測定
値を基に演算制御装置部27によって、レール支持体1
5で保持された上蓋4の曲率中心点129や、シール溝
12の仕上面130の位置や、軌条21の曲率中心点2
5から仕上面130までの加工量131が算出される。
【0061】尚、上記データは、案内レール23の全周
360度に対して連続的に収集するようにする。或い
は、3度置きや5度置きなど、円周方向22に所定の角
度を置いて収集し、計算で線形補完させるようにしても
良い。
【0062】このように、各データが求められたら、走
行体28から計測装置本体33を取外して、代りに、走
行体28に加工装置本体34を取付け、更に、加工装置
本体34の昇降案内板55に、必要な加工ユニット65
を取付ける。
【0063】尚、計測装置本体33と加工装置本体34
を同時に備えた走行体28を、予め軌条21に取付けて
おいた場合には、この交換作業は不要である。
【0064】こうして、走行体28に加工装置本体34
と必要な加工ユニット65が取付けられたら、演算制御
装置部27が上記データに基づき、以下のように数値制
御を行わせる。
【0065】即ち、先ず、サーボモータなどの走行駆動
装置32を駆動させてピニオン31を回転させ、ラック
24に対するピニオン31の歯合位置を変位させること
によって、走行体28を軌条21に沿い走行させる。更
に、加工装置本体34に取付けられたサーボモータなど
の半径方向走行駆動装置51を駆動させて、歯車機構5
2、スクリュウ軸53、図示しないナットから成る駆動
力伝達機構54を介し、半径方向移動体50を、リニア
ガイド47とリニアブッシュ48とから成るガイド部材
49に沿い半径方向38へ移動させる。且つ、半径方向
移動体50に取付けられたサーボモータなどの昇降駆動
装置60を駆動させて、歯車機構61、スクリュウ軸6
2、図示しないナットから成る駆動力伝達機構63を介
し、昇降体59を、リニアガイド56とリニアブッシュ
57から成るガイド部材58に沿って昇降させる。これ
により、加工ユニット65の位置が円周方向22、半径
方向38、上下方向16に制御され、各種加工ユニット
65によって、以下のように、蓋フランジ6のフランジ
シール面8やシール溝12が精密に加工・補修される。
【0066】尚、図3の加工装置本体34に取付けられ
た、精密水準器などのレール高さ検出器35や、デジタ
ルゲージなどのフランジ高さ検出器37などは、フィー
ドバック制御に利用するようにしても良い。
【0067】フランジシール面8を加工・補修するに
は、先ず、昇降案内板55に図4に示すような肉盛ユニ
ット70を取付けて、肉盛用トーチ69を用いてワイヤ
供給装置82から送給される溶加ワイヤ81を溶融させ
つつ、フランジシール面8の全面、或いは、必要な部分
に肉盛を行わせる。
【0068】この際、ウイービング用モータ80を駆動
して肉盛用トーチ69を半径方向38へウイービングさ
せるようにしても良い。
【0069】フランジシール面8に必要な肉盛が行われ
たら、昇降案内板55に図5に示すようなフライス加工
ユニット74を取付けて、カッター旋回モータ84を駆
動することにより、円板71の周縁部に沿って切削歯7
2を配置されて成るフライスカッター73を回転させ、
フライスカッター73でフランジシール面8を切削させ
る。
【0070】フランジシール面8が切削されたら、昇降
案内板55に図6に示すようなバフ仕上ユニット76を
取付けて、バフ旋回モータ85を駆動することにより、
円板形のバフ75を回転させてフランジシール面8を研
磨し、フランジシール面8を仕上げさせる。
【0071】この際、嵌合筒部89と駆動軸86との間
に介装されたスプリングなどの押圧部材90により、バ
フ75は上方へ付勢され、フランジシール面8へ所定の
押圧力で押付けられる。
【0072】尚、バフ旋回モータ85に接続された駆動
軸86に対し、嵌合筒部89の部分でバフ支持体88を
着脱することができるので、目の粗さの異なるバフ75
を複数種類用意しておき、切換え使用することが可能で
ある。
【0073】次に、シール溝12を加工・補修するに
は、昇降案内板55に図3に示すような切削ユニット6
8を取付けて、バイトなどの切削工具66でシール溝1
2を切削させる。
【0074】尚、切削ユニット68からは、ボルト67
を緩めることにより簡単に切削工具66を取り外すこと
ができるので、先端形状の異なる複数種類の切削工具6
6を用意しておき、加工目的や加工部の状況に応じて交
換使用することが可能である。
【0075】こうしてシール溝12の切削が済んだら、
昇降案内板55に図7に示すようなラップ加工ユニット
79を取付け、ユニット本体91に取付けられた接線方
向往復動用モータ94を駆動して、図示しない歯車機
構、クランクピン95、半径方向38へ延びる長孔部材
96から成る駆動力伝達機構97を介し、接線方向移動
体93を、案内用凸条92に沿って接線方向78へ往復
移動させ、半径方向移動体100、昇降体111を介し
て細長い乾式のラップ材77を接線方向78へ往復動さ
せ、シール溝12内部を長手方向に研磨して、仕上げさ
せる。
【0076】この際、接線方向移動体93に挿通配置さ
れたスクリュウ軸101一端部のツマミ110を回すこ
とにより、スクリュウ軸101に螺着され、上辺部10
4を半径方向移動体100の底面に回転不能に係止され
た一対の角形ナット102,103が僅かに変位され、
角形ナット102,103と位置規定部材105との間
に介装されたスプリング107,108の一方が撓めら
れることとなるので、位置規定部材105と一体の半径
方向移動体100、昇降体111を介して、シール溝1
2に嵌合されたラップ材77に半径方向38への押付力
が付与され、且つ、押付力が調整されるようになる。
【0077】同様に、半径方向移動体100に挿通配置
されたウォーム軸112一端部のツマミ121を回すこ
とにより、ウォーム軸112、ウォームホイール11
3、ウォームホイール113の軸心位置に形成されたナ
ット部114を介して、スクリュウ軸115が僅かに上
方へ移動され、スクリュウ軸115の上面と上端側案内
筒119との間に介装されたスプリングなどの押付力調
整部材120が撓められることとなるので、シール溝1
2に嵌合されたラップ材77に上方に対する押付力が付
与され、且つ、押付力が調整されるようになる。
【0078】尚、上記の他にも、昇降案内板55に各種
の加工ユニット65を取付けて加工させることが可能で
ある。
【0079】又、上記した加工の手順は、任意であり、
一部の加工工程を省略したり、又、繰返し行わせたりし
ても良い。
【0080】以上により、短時間且つ自動的に、蓋フラ
ンジ6のフランジシール面8やシール溝12が高精度で
加工・補修される。
【0081】図12は、本発明の第二の実施例であり、
胴フランジ5側のフランジシール面7を加工、補修させ
る場合を示している。
【0082】本実施例では、胴フランジ5の円周方向2
2数箇所の位置に形成されたボルト孔10に位置決ピン
19を挿入し、位置決ピン19に軌条21を取付けて、
該軌条21に走行体28を取付け、計測装置本体33や
加工装置本体34を取付けるようにしたものである。
【0083】計測装置本体33や加工装置本体34の基
本構造は前記実施例と同様であるが、フランジシール面
7が下向きであることに対応して、検出器や加工ユニッ
ト類が下方へ向いている点が異なる。
【0084】又、胴フランジ5側のフランジシール面7
には、シール溝12がないので、胴フランジ5側のフラ
ンジシール面7を計測する場合、加工装置本体34に
は、レール径方向位置検出器44やシール溝径方向位置
検出器46は不要である。
【0085】従って、図3と同様にレール高さ検出器3
5やフランジ高さ検出器37を取付けた加工装置本体3
4のみで計測から補修作業までの全てを行わせることが
可能である。尚、シール溝12の補修を行わない場合に
は、蓋フランジ6側のフランジシール面8の場合でも同
様である。又、蓋フランジ6を基準平面14上にひっく
り返して置くような台座を用意すれば、本実施例の装置
で、胴フランジ5と蓋フランジ6の両方を補修させるこ
とができるようになる。
【0086】尚、132は圧力容器本体2内に設けられ
た遮蔽板であり、遮蔽板132を基準平面14として、
その上に演算制御装置部27を設けるようにしている。
【0087】上記した以外は、前記実施例と同様の構成
を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0088】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の原子炉圧
力容器のフランジシール面加工補修装置によれば、圧力
容器本体と上蓋のフランジシール面を短時間且つ自動的
に加工・補修することができるという優れた効果を奏し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の全体概略側方断面図で
ある。
【図2】図1を部分的に拡大した概略斜視図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】肉盛ユニットの斜視図である。
【図5】フライス加工ユニットの斜視図である。
【図6】バフ仕上ユニットの斜視図である。
【図7】ラップ加工ユニットの斜視図である。
【図8】ラップ加工ユニットの部分拡大側断面図であ
る。
【図9】計測装置本体で計測している状態を示す概略側
面図である。
【図10】レール高さ検出器やフランジ高さ検出器によ
る計測の状態を誇張した側面図である。
【図11】レール径方向位置検出器やシール溝径方向位
置検出器による計測の状態を誇張した平面図である。
【図12】本発明の第二の実施例の全体概略側方断面図
である。
【図13】原子炉圧力容器の概略断面図である。
【図14】図13の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器 2 圧力容器本体 4 上蓋 5 胴フランジ 6 蓋フランジ 7 フランジシール面 8 フランジシール面 10 ボルト孔 11 ボルト孔 16 上下方向 19 位置決ピン 21 軌条 22 円周方向 25 曲率中心点 26 回転継手 27 演算制御装置部 28 走行体 35 レール高さ検出器 37 フランジ高さ検出器 38 半径方向 50 半径方向移動体 59 昇降体 65 加工ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本沢 重和 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 森田 晶彦 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 影山 武司 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜第一工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉圧力容器における圧力容器本体の
    胴フランジ、又は上蓋の蓋フランジの外周側に形成され
    た円周方向へ延びる複数のボルト孔へ挿入可能な位置決
    ピンを介して、胴フランジ又は蓋フランジへ取付けられ
    た、前記円周方向へ延びる円形の軌条と、該軌条に沿っ
    て円周方向へ走行可能に取付けられた走行体と、該走行
    体に軌条の曲率中心点へ向かう半径方向へ往復移動可能
    に設けられた半径方向移動体と、該半径方向移動体に上
    下方向へ移動可能に設けられた昇降体と、昇降体に交換
    可能に取付けられたフランジシール面の加工・補修に必
    要な各種の加工ユニットとを備えたことを特徴とする原
    子炉圧力容器のフランジシール面加工補修装置。
  2. 【請求項2】 軌条の曲率中心点に回転継手を介して自
    転可能に設けられ、予め計測されたデータに基づき数値
    制御を行って、走行体や半径方向移動体や昇降体や加工
    ユニットを精密に位置調整可能な演算制御装置部を備え
    た請求項1記載の原子炉圧力容器のフランジシール面加
    工補修装置。
  3. 【請求項3】 走行体に、軌条の高さを計測するレール
    高さ検出器と、フランジシール面の高さを計測するフラ
    ンジ高さ検出器とを設けた請求項1又は2記載の原子炉
    圧力容器のフランジシール面加工補修装置。
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