JPH08261728A - 光学的界面間寸法測定装置 - Google Patents

光学的界面間寸法測定装置

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JPH08261728A
JPH08261728A JP6638995A JP6638995A JPH08261728A JP H08261728 A JPH08261728 A JP H08261728A JP 6638995 A JP6638995 A JP 6638995A JP 6638995 A JP6638995 A JP 6638995A JP H08261728 A JPH08261728 A JP H08261728A
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弘一 松本
Kaoru Minojima
薫 美濃島
Tetsuo Udagawa
哲夫 宇田川
Fumio Kobayashi
富美男 小林
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超短パルス光をビームスプリッタにより被検
体へのプローブ光とポンプ光に分離し、プローブ光の被
検体の各界面からの反射光とポンプ光の両パルスが同期
したときのポンプ光の光路長を測定することにより、測
定操作を簡易とし、被検体の厚みに拘わらず高精度な界
面間寸法測定を可能とする。 【構成】 超短パルス光2aがプローブ光2bとポンプ
光2cに分離され、このプローブ光2bの被検体3の各
レンズ界面からの反射光と、ポンプ光2cの光遅延量可
変手段5からの反射光が合致パルス発生手段8に入射さ
れる。上記両反射光のパルスの合致パルス発生手段8へ
の入射タイミングが合致したとき合致パルスが出力さ
れ、これに応じて検出電気信号12aが光学的寸法算出手
段14に入力され、このときの光遅延量可変手段5の移動
位置を移動位置検出手段13から読み取り、これに基づい
て上記各レンズ界面の光学寸法を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、複数の界面を有する
被検体の該界面間の光学寸法を光学的に測定する光学的
界面間寸法測定装置に関し、特に、例えば多数枚構成の
レンズ系におけるこれら各レンズの厚みやレンズ間距
離、さらにはコーナーキューブ等の複雑な光学系の界面
間の光学寸法を測定する測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、収差が小さく、高精度なレンズ系は多数枚のレンズ
を組み合わせることにより構成されており、これら各レ
ンズの厚みやレンズ間隔を高精度に設定することが必要
となる。
【0003】従来、このようなレンズ系を製造する際の
検査工程では、各レンズの厚みはマイクロメータやノギ
ス等を用いて、またレンズ間隔はダイヤルゲージ等を用
いて機械的に測定していたため、極めて労力と時間を要
する作業となっており、また測定精度の点で必ずしも充
分ではなかった。また、一旦レンズ鏡胴内に組み込まれ
た各レンズを取りはずしてから測定する必要があり、製
造技術の面でも効率的であるとはいえなかった。
【0004】また、干渉計等を用いた長さの光学測定に
おいては、通常コーナーキューブが反射鏡として用いら
れるが、このコーナーキューブの所定位置間の光学的寸
法を測定し光学中心を精密に見積もることが長さの光学
測定を高精度で行なうためのポイントとなる。しかしな
がら、このようなコーナーキューブは通常面取りがなさ
れており、この面取り部分について仮想エッジを設定し
た上で、面の寸法や角度を測定しなければならず、機械
的手段を用いた直接測定は困難であった。
【0005】さらに、光学部材の厚みを非接触で測定す
る手法として、顕微鏡を用いて、光学部材の各面にピン
トが合うレンズ鏡胴の各位置を測定し、これら各測定位
置の間隔に屈折率を乗じた値を光学部材の厚みとして得
るものが知られている。しかし、このような顕微鏡を用
いた手法では、ワーキングディスタンスに限界があり、
厚みの薄い光学部材しか測定することが困難であり、ま
た測定精度の点でも問題がある。
【0006】このような、機械的にあるいは顕微鏡を用
いて界面間距離を測定する手法に対し、連続発振レーザ
光(CW光)をプローブ光とした光学的測長法も知られ
ている。このような光学的測長法を用いれば、非接触で
測長することが可能であり、上述した従来技術のような
面倒さは改善されるものの、多数枚レンズからなるレン
ズ系やコーナーキューブのような複雑な光学系では多面
からの反射光が互いに重畳してしまい精密な界面間寸法
の測定は困難であった。
【0007】本願発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであって、測定操作が簡易で、被検体の厚みに拘わ
らず高精度な界面間寸法測定が可能な光学的界面間寸法
測定装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明の第1の光学的
界面間寸法測定装置は、パルス光出力手段と、このパル
ス光出力手段からのパルス光を2系に分離し、一方を複
数の界面を有する被検体へのプローブ光として、他方を
参照光として出力するビームスプリッタと、該参照光を
反射せしめる、該参照光の光路長を変化させるように移
動可能な光遅延量可変手段と、前記プローブ光の前記被
検体の各界面からの反射光と前記参照光の前記光遅延量
可変手段からの反射光を入射され、これら両反射光のパ
ルスの入射タイミングが合致したときに合致パルスを発
生する合致パルス発生手段と、該合致パルス発生手段か
ら、前記各界面の各々に応じた合致パルスが出力された
ときにおける、該各合致パルスに対応する前記光遅延量
可変手段の移動位置の間隔に基づき前記被検体の各界面
間の光学的寸法を算出する光学的寸法算出手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0009】また、本願発明の第2の光学的界面間寸法
測定装置は、前記第1の光学的界面間寸法測定装置にお
いて、前記ビームスプリッタと前記被検体との間に、該
被検体の界面の形状に応じてこの界面に前記プローブ光
が垂直に入射するように調整し得る、光軸方向に移動可
能な集光方向調整レンズ系が配設されてなることを特徴
とするものである。
【0010】また、本願発明の第3の光学的界面間寸法
測定装置は、前記第1の光学的界面間寸法測定装置にお
いて、前記ビームスプリッタと前記被検体との間に、前
記プローブ光を前記被検体の界面に集束させ得る集束レ
ンズが配設されてなることを特徴とするものである。
【0011】さらに、本願発明の第4の光学的界面間寸
法測定装置は、前記第1〜第3の光学的界面間寸法測定
装置のうちいずれかの装置において、前記ビームスプリ
ッタが偏光ビームスプリッタであり、前記プローブ光お
よび前記参照光のうち前記偏光ビームスプリッタにより
反射される光の往復両光路中にλ/4光学位相板が配設
され、前記プローブ光の被検体からの反射光および前記
参照光の光遅延量可変手段からの反射光のうちいずれか
一方を他方の進行方向と同一方向に反射する反射手段が
配設されてなることを特徴とするものである。
【0012】また、本願発明の第5の光学的界面間寸法
測定装置は、前記第1〜第3の光学的界面間寸法測定装
置のうちいずれかの装置において、前記ビームスプリッ
タが偏光ビームスプリッタであり、前記プローブ光と前
記参照光の両者の往復両光路中にλ/4光学位相板が配
設され、該プローブ光の被検体からの反射光および該参
照光の光遅延量可変手段からの反射光の両者が前記偏光
ビームスプリッタに戻るように構成されてなることを特
徴とするものである。
【0013】また、本願発明の第6の光学的界面間寸法
測定装置は、パルス光出力手段と、このパルス光出力手
段からのパルス光の大部分を被検体へのプローブ光とし
て反射し、該パルス光のその余の部分を参照光として透
過する高反射膜を少なくとも一部に施されたビームスプ
リッタと、該ビームスプリッタと前記被検体の間の前記
プローブ光の往復両光路中に配されたλ/4光学位相板
と、前記ビームスプリッタと該λ/4光学位相板の間の
前記プローブ光の光路中に配され、該ビームスプリッタ
からのプローブ光を透過するとともに、このプローブ光
の前記被検体からの反射光を反射せしめて、該被検体か
らの反射光の前記高反射膜が施された部分への入射を回
避させ得る偏光ビームスプリッタと、該参照光を反射せ
しめる、該参照光の光路長を変化させるように移動可能
な光遅延量可変手段と、前記プローブ光の前記被検体の
各界面からの反射光と前記参照光の前記光遅延量可変手
段からの反射光を入射され、これら両反射光のパルスの
入射タイミングが合致したときに合致パルスを発生する
合致パルス発生手段と、該合致パルス発生手段から、前
記各界面の各々に応じた合致パルスが出力されたときに
おける、該各合致パルスに対応する前記光遅延量可変手
段の移動位置の間隔に基づき前記被検体の各界面間の光
学的寸法を算出する光学的寸法算出手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0014】なお、上記「光学寸法」とは、物理的な界
面間距離に、その界面間に介在する物質の屈折率を乗じ
たものである。
【0015】
【作用および発明の効果】上記第1の光学的界面間寸法
測定装置によれば、測定光をビームスプリッタによりプ
ローブ光と参照光の2系に分離し、プローブ光の被検体
各界面からの反射光と、参照光の光遅延量可変手段から
の反射光を同時に観察し、これらプローブ光と参照光の
光路長が一致した際の光遅延量可変手段の移動位置に基
づいて上記各界面間の光学寸法を測定しているので、非
接触で界面間の光学寸法を測定することができる。
【0016】また、測定光としてパルス光を用いている
ので、プローブ光および参照光が共にパルス光となって
おり、これら両パルス光の合致パルス発生手段への入射
タイミングが合致したときにこの合致パルス発生手段か
ら合致パルスが出力されるようになっている。このよう
に、測定光としてパルス光を用いることにより、多数枚
のレンズを有するレンズ系やコーナーキューブ等の複雑
な光学系を被検体とした場合に、空間的に重畳する多面
からの反射光を時間的に分離することが可能となり、被
検体の各界面毎にプローブ光と参照光の光路長が相等し
くなる光遅延量可変手段の移動位置を高精度で求めるこ
とができ、これら移動位置の差を求めることにより、容
易にかつ高精度で界面間の光学寸法を測定することが可
能となる。
【0017】なお、上記パルス光はパルス幅が短いほど
測定の分解能を高くすることが可能であり、測定精度を
高くすることができる。特に、近年注目されつつあるフ
ェムト秒パルスレーザ等の超短パルスレーザを用いるこ
とにより、本願発明の効果をより大きなものとすること
ができる。
【0018】また、上記本願発明の第2の光学的界面間
寸法測定装置によれば、前記ビームスプリッタと前記被
検体との間に、集光方向調整レンズ系を配設し、このレ
ンズ系を光軸方向に移動可能とすることで被検体の界面
の形状に応じてこの界面にプローブ光が垂直に入射する
ようにしており、プローブ光のこの界面からの反射光が
この入射光と同一経路を戻るように設定し得るから、こ
のプローブ光の反射光を効率的に合致パルス発生手段に
入射せしめることが可能である。
【0019】また、上記本願発明の第3の光学的界面間
寸法測定装置によれば、前記ビームスプリッタと前記被
検体との間に集束レンズを配設して、前記プローブ光を
この被検体の界面に集束させ得るようにしており、該界
面が小さい凹凸形状を有していてもこの界面からの散乱
光の割合を小さくすることができ、このプローブ光の反
射光を効率的に合致パルス発生手段に入射せしめること
ができる。
【0020】さらに、本願発明の第4の光学的界面間寸
法測定装置によれば、パルス光を偏光ビームスプリッタ
によりS偏光とP偏光に分離して一方をプローブ光、他
方を参照光とし、この偏光ビームスプリッタから反射さ
れたS偏光の光路上にλ/4光学位相板を配設してこの
S偏光の戻り光が再び偏光ビームスプリッタに入射され
る際にはP偏光に変換されるようにしており、しかも、
このP偏光と前記光遅延量可変手段から反射されたP偏
光のうち一方の進行方向を他方の進行方向に反射手段を
用いてそろえているから、上記偏光ビームスプリッタに
おける入射光の光量の損失が少なくプローブ光および参
照光を効率的に合致パルス発生手段に入射せしめること
ができる。
【0021】また、本願発明の第5の光学的界面間寸法
測定装置によれば、偏光ビームスプリッタにより分離さ
れたS偏光とP偏光の両光路上に各々λ/4光学位相板
を配設し、この偏光ビームスプリッタにより反射された
S偏光の戻り光はP偏光に変換されてこの偏光ビームス
プリッタを透過可能とされ、一方この偏光ビームスプリ
ッタを透過したP偏光の戻り光はS偏光に変換されてこ
の偏光ビームスプリッタで反射され、この後両偏光は進
行方向を同一方向にそろえられて合致パルス発生手段に
入射されるから、上述した第4の光学的界面間寸法測定
装置に比べてプローブ光の戻り光または参照光の戻り光
のうち一方の進行方向を他方の進行方向にそろえる反射
手段が不要となる。
【0022】さらに、本願発明の第6の光学的界面間寸
法測定装置によれば、ビームスプリッタの高反射膜が施
された部分からの反射光をプローブ光として、透過光を
参照光として使用し、各界面からの反射光量を確保する
上でより大きな光量が必要となるプローブ光の光量割合
を高めているので測定精度を上げることが可能である。
さらに、ビームスプリッタにより反射されたプローブ光
を、λ/4光学位相板および偏光ビームスプリッタを用
いて往路と復路の経路を変えるようにして、このプロー
ブ光の被検体からの反射光が前記ビームスプリッタの高
反射膜部分に入射するのを回避するようにしているの
で、該高反射膜部分の存在によりこの被検体からの反射
光が合致パルス発生手段に入射するのを妨げられること
がなく、したがってプローブ光を効率的に合致パルス発
生手段に入射せしめることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例に係る光学的界
面間寸法測定装置を示す概略図である。この装置は、励
起用のAr+ レーザ1と、超短パルス光2aを出力する
モードロックチタンサファイアレーザ2と、この超短パ
ルス光2aの入射角が45°となるように配された、被検
体3へのプローブ光2bと参照光2cを分離するビーム
スプリッタ4と、この参照光(後述する合致パルス発生
手段8のポンプ光;以下単にポンプ光と称する)2cを
180 °向きを変えて反射する、この光進行方向に移動可
能なコーナーキューブ状の光遅延量可変手段5とを備え
ている。また、このポンプ光2cの光遅延量可変手段5
からの反射光の進行方向を、上記ビームスプリッタ4を
透過したプローブ光を被検体3の各界面からの反射光の
進行方向にそろえる全反射ミラー6と、上記両反射光を
同一位置に集束せしめる集束レンズ7と、この集束レン
ズ7により上記両反射光が集束される位置に配され、上
記2つの反射光のパルスが同一タイミングで入射したと
きのみ、合致パルス光2dを出力する非線形結晶である
合致パルス発生手段8と、この合致パルス光2dを透過
し、他の外乱光をカットするアパーチャ部材9および外
乱光カットフィルタ10と、この合致パルス光2dを検出
し、それに応じて検出電気信号12aを出力するフォトダ
イオード11と、上記光遅延量可変手段5の移動量を検出
し、それに応じた検出電気信号12bを出力する移動位置
検出手段13と、被検体3の各界面からの反射光に応じた
合致パルス2dの検出と上記光遅延量可変手段5の移動
量に基づき、各界面間の光学的寸法を算出し、この算出
結果を出力する光学的寸法算出手段14を備えている。
【0025】上記Ar+ レーザ1は6Wの励起光を出力
するように設定されており、この励起光を入力されたチ
タンサファイアレーザ2は自己モード同期法により、い
わゆるフェムト秒光と称される超短パルス光2aを出力
する。この超短パルス光2aとしては、例えばパルス幅
117 fs、繰り返し周波数76MHz、平均出力500 m
W、中心波長780 nmのものが出力される。
【0026】また、上記合致パルス発生手段8は1mm
厚のLBOからなる非線形結晶であって、プローブ光2
bの被検体3の各界面からの反射光とポンプ光2cの光
遅延量可変手段5からの反射光のパルスが同時に入射さ
れたときに、両反射光の和周波パルス(合致パルス)を
発生するようになっている。
【0027】また、光遅延量可変手段5は光反射体であ
るコーナーキューブ状の全反射ミラーをパルスステージ
からなる移動位置検出手段13上で矢印A方向に移動可能
に形成したものであり、この移動位置検出手段13から
は、該全反射ミラーの移動位置に応じて検出パルス信号
12bが出力されるようになっている。
【0028】なお、この被検体3は複数枚のレンズから
構成されてなるズームレンズ系であって、本実施例装置
においては、これら各レンズの界面間寸法を検出するこ
とになる。
【0029】以下、上記実施例装置の作用について説明
する。
【0030】チタンサファイアレーザ2から出力された
超短パルス光2aはハーフミラーからなるビームスプリ
ッタ4でプローブ光2bとポンプ光2cに分離される。
このプローブ光2bとポンプ光2cも超短パルス光とな
っている。プローブ光2bは被検体3の各レンズ界面に
おいて反射され、その界面毎に反射光が形成される。こ
の各界面で反射されたプローブ光2bはビームスプリッ
タ4に戻り、このビームスプリッタ4を透過し、集束レ
ンズ7により合致パルス発生手段8を構成する非線形結
晶の所定位置に入射する。一方、ポンプ光2cは所定の
移動位置に配された光遅延量可変手段5により反射さ
れ、ポンプ光2dとして全反射ミラー6および集束レン
ズ7を介して上記非線形結晶の上記所定位置に入射す
る。
【0031】この非線形結晶である合致パルス発生手段
8においてはプローブ光2bのパルスとポンプ光2cの
パルスとが同時に入射したときのみ合致パルス2dを発
生する。
【0032】すなわち、図2(a)に示すように、プロ
ーブ光2bが時刻t1 のタイミングで、一方ポンプ光2
cが時刻t2 のタイミングで各々上記合致パルス発生手
段8に入射した場合には合致パルス2dは出力されず、
図2(b)に示すようにプローブ光2bとポンプ光2c
が共に時刻t3 のタイミングで上記合致パルス発生手段
8に入射した場合にのみこの時刻t3 のタイミングで合
致パルス2dが出力される。
【0033】この合致パルス2d以外の外乱光(プロー
ブ光2b、ポンプ光2cや他のノイズ光成分)はアパー
チャ部材9や外乱光カットフィルタ10で除去され、この
合致パルス2dのみがフォトダイオード11により検出さ
れる。このフォトダイオード11は合致パルス2dの受光
タイミングに基づき検出電気信号12aを光学的寸法算出
手段14に出力する。
【0034】光学的寸法算出手段14においては、各界面
からのプローブ光2bに応じた検出電気信号12aをトリ
ガパルスとして、光遅延量可変手段5の位置情報を有す
る移動位置検出手段13からの各検出電気信号12bをホー
ルドし、このホールドされた各移動位置情報の差に基づ
いて被検体3のレンズ界面間の光学的寸法を算出し、こ
の算出結果を測定値として出力する。
【0035】すなわち、光学的寸法算出手段14に検出電
気信号12aが入力されたタイミングにおいては、プロー
ブ光2bとポンプ光2cの光路長が等しい値となってお
り、各レンズ界面同志の光路差、すなわち界面間光学寸
法がポンプ光2cの光路長の変化量により測定されるこ
ととなる。なお、光学遅延量可変手段5の移動量の2倍
が参照光2cの変化量に相当するので、このことも考慮
して光学的寸法算出手段14の算出処理が行なわれる。
【0036】上記実施例装置によれば、光遅延量可変手
段5を矢印A方向に移動させながら、プローブ光2bと
ポンプ光2cを合致パルス発生手段8に入射せしめるこ
とにより、この合致パルス発生手段8から各レンズ界面
に応じた合致パルス2dが次々と発生するため、該光遅
延量可変手段5の矢印A方向の1スキャン操作により被
検体3の全ての界面間の光学寸法を得ることができ、寸
法測定を極めて迅速に行なうことができる。しかも、プ
ローブ光2bとポンプ光2cの光パルス幅が極めて短い
ので、合致パルス2dのパルス幅も短くなり、上記光学
寸法の分解能を上げることができる。
【0037】次に図3は、上記実施例装置においてビー
ムスプリッタ4と被検体3との間に、凸レンズ21と凹レ
ンズ22からなる光垂直入射光学系を挿入した場合につい
て示すものである。すなわち、ビームスプリッタ4から
のプローブ光2bは凹レンズ22および凸レンズ21を順に
通過して被検体3のレンズ界面(曲率中心3bを中心と
する球面)3aに入射する。この凸レンズ21を矢印B方
向に移動させ、プローブ光2bがこのレンズ界面3aに
垂直に入射するように調整すれば、このプローブ光2b
のレンズ界面3aからの反射光も、このプローブ光2b
の入射経路と同一の経路をたどってビームスプリッタ4
に戻されることとなる。これにより、プローブ光2bを
効率的にビームスプリッタ4に戻すことが可能となる。
【0038】なお、凸レンズ21を、このレンズ界面3a
の形状に応じて矢印B方向に移動させ、プローブ光2b
の集束方向を変化させることにより種々の形状の球面レ
ンズに対応することが可能である。
【0039】さらに、レンズ界面が凹面の場合には凸レ
ンズ21と凹レンズ22の位置を入れ替えて凹レンズ22を矢
印B方向に移動可能とすればよい。
【0040】次に、図4は上記実施例装置において、ビ
ームスプリッタ4と被検体3の界面3cとの間に集束レ
ンズ31を配設した場合について示すものである。
【0041】すなわち、集束レンズ31を用いてプローブ
光2bを界面3c上の一点に集束せしめることにより、
このプローブ光2bの界面3cからの反射光もこの一点
からプローブ光の入射経路をたどってビームスプリッタ
4に戻すことが可能となり、これにより、被検体3の界
面3cに微小な凹凸が形成されていても、プローブ光2
bがこの界面3cで乱反射する割合が小さくなり、プロ
ーブ光2bを効率的にビームスプリッタ4に戻すことが
可能となる。
【0042】次に図5は、図1に示す実施例装置におい
て、ハーフミラーからなるビームスプリッタ4に代えて
偏光ビームスプリッタ4aを用いた場合について示すも
のである。
【0043】すなわち、チタンサファイアレーザ2から
は目的に応じた楕円偏光である超短パルス光2aが出力
され、偏光ビームスプリッタ4aによりS偏光であるプ
ローブ光2bとP偏光であるポンプ光2cに分離され
る。
【0044】なお、超短パルス光2aを構成するS偏光
とP偏光の強度比は、偏光ビームスプリッタ4aにおい
て分離された2偏光2b,2cのうちS偏光の割合が多
くなるような値に調整されている。
【0045】S偏光であるプローブ光2bはλ/4光学
位相板41を透過して円偏光とされる。この後、被検体3
の各レンズ界面において逆向きの円偏光とされたプロー
ブ光2bは、λ/4光学位相板41を透過してP偏光に変
換され、偏光ビームスプリッタ4aを透過し集束レンズ
7を介して合致パルス発生手段8に入射する。
【0046】一方、P偏光であるポンプ光2cは光遅延
量可変手段5により反射され、全反射ミラー6および集
束レンズ7を介して合致パルス発生手段8に入射する。
【0047】このように、偏光ビームスプリッタ4aお
よびλ/4光学位相板41を用いることにより、プローブ
光2bが偏光ビームスプリッタ4aにおいて反射される
のを防止することができ、プローブ光2bを効率的に合
致パルス発生手段8に入射させることが可能となる。
【0048】次に図6は、図1に示す実施例装置におい
て、ハーフミラーからなるビームスプリッタ4に代えて
偏光ビームスプリッタ4bを用い、さらにこの偏光ビー
ムスプリッタ4bにより分離されたプローブ光2bおよ
びポンプ光2cの両光路内に各々λ/4光学位相板41
a,41bを配設した場合について示すものである。
【0049】すなわち、プローブ光2bについては上記
図5に示す光学系と同様の経路をたどることとなるが、
ポンプ光2cについては偏光ビームスプリッタ4bから
出力されたP偏光がλ/4光学位相板41bを2回通過す
ることによりS偏光に変換されて偏光ビームスプリッタ
4bに戻るように構成されている点で図5に示す光学系
と異なっている。ポンプ光2cは偏光ビームスプリッタ
4bに入射する際にはS偏光に変換されているので、こ
の偏光ビームスプリッタ4bにおいて全反射され、偏光
ビームスプリッタ4bを透過したプローブ光2bの進行
方向にそろえられる。
【0050】この図6に示す光学系のように、ポンプ光
2cの経路内にもλ/4光学位相板41bを挿入すれば、
図5に示す光学系において用いられているような全反射
ミラー6が不用となる。
【0051】次に図7に示す光学系では、図1の光学系
におけるビームスプリッタ4に代えて、一部に高反射膜
を有するハーフミラーからなるビームスプリッタ4cを
用いており、さらにプローブ光2bの経路を往路と復路
で変えるようにしている。
【0052】すなわち、チタンサファイアレーザ2から
出力された超短パルス光2aは、ビームスプリッタ4c
の高反射膜が施された部分4dにおいて、プローブ光2
bがポンプ光2cよりもその光量割合が大きくなるよう
に両光に分離される。
【0053】ビームスプリッタ4cからのプローブ光2
bは偏光ビームスプリッタ51においてP偏光成分のみが
選択的に透過せしめられる。このP偏光であるプローブ
光2bはλ/4光学位相板41cを往復計2回通過するこ
とによりS偏光に変換されることとなるので、被検体3
からの反射光は偏光ビームスプリッタ51において側方に
反射され、プローブ光2bの経路が往路と復路で異なる
こととなる。
【0054】偏光ビームスプリッタ51で反射されたプロ
ーブ光2bは全反射ミラー52で反射され、ビームスプリ
ッタ4cの透明部分(反射膜が付されていない部分)4
eを透過し、この後、全反射ミラー6で反射されたポン
プ光2cとその進行方向をそろえられ、集束レンズ7を
介して合致パルス発生手段8に入射する。
【0055】上記ビームスプリッタ4cの高反射膜4d
が施された部分は、例えば反射率が90〜95%程度となる
ように形成されており、多層構成とするのが好ましい。
【0056】なお、上記ビームスプリッタ4cの高反射
膜が施されていない透明部分4eには反射防止膜を施す
ようにすればなお好ましい。
【0057】この図7に示す光学系によれば、超短パル
ス光2aを、ビームスプリッタ4cの高反射膜が施され
た部分4dにおいて分離してプローブ光2bの光量割合
を大きくし、しかもこのプローブ光2bの被検体3から
の戻り光はビームスプリッタ4cの透明部分4eを透過
せしめているので、光量が多数の界面の反射光に分割さ
れるためにプローブ光2bとして大きな光量が必要とさ
れる本実施例の如き光学的界面間寸法測定装置において
は特に有用である。
【0058】なお、偏光ビームスプリッタ51で反射され
たプローブ光2bの戻り光は、ビームスプリッタ4cの
高反射膜が施された部分4dをう回するような経路とす
ればよいので、この戻り光がビームスプリッタ4cの外
部を通過するように構成することも可能である。
【0059】なお、上記偏光ビームスプリッタ51に入射
するプローブ光2bは楕円偏光とされていてもよいが、
光量の損失を少なくするためにこの偏光ビームスプリッ
タ51の前段においてP偏光としておくのが好ましい。
【0060】さらに、上記実施例装置においてプローブ
光2bが微弱となっている場合には、ポンプ光2cの散
乱除去のためにプローブ光2bの光路中にチョッパを挿
入し、このチョッパからの出力信号をリファレンスとし
てロックインアンプでフォトダイオード11からの検出電
気信号12aを検出するのが好ましい。
【0061】なお、本願発明の光学的界面間寸法測定装
置としては上記実施例のものに限られるものではなく、
種々の態様に変更可能である。
【0062】例えば、前述した実施例装置においては、
ビームスプリッタからの反射光をプローブ光とし、透過
光をポンプ光としているが、この両光は反射光と透過光
を入れ替えることも可能である。
【0063】また、パルス光出力手段としては超短パル
ス光を安定して出力できるものであればよく、例えばA
+ レーザ励起によるCr:LiSAF、CPM,KL
M等の各レーザやNd:YAGレーザ励起によるKLM
レーザ等を用いることも可能である。
【0064】さらに、超短パルス光のビームスプリッタ
への入射角度は45°に限られるものではなく、適宜その
値を変更することが可能である。
【0065】また、ポンプ光の光遅延量可変手段への往
復経路は上記実施例の如く互いに平行とするのがポンプ
光の光路長を算出する上で有利であるが、ポンプ光の光
路長を特定できるものであれば必ずしも互いに平行とな
る場合に限られない。
【0066】さらに、本願発明の合致パルス発生手段と
しても上記実施例のものに限られるものではなく、プロ
ーブ光とポンプ光のパルスが同一タイミングで入射した
ときに所定のパルス信号を発生できるものであればよ
い。
【0067】また、上記実施例における被検体は多数枚
のレンズを組み合わせたレンズ系であるが、本発明装置
による測定対象はこれに限られないことは勿論であり、
複数の界面を有する透明体(固体,液体)であれば測定
対象とし得る。
【0068】例えば、コーナーキューブの光学中心を測
定するためにコーナーキューブの光入射位置と光射出位
置の間のコーナーキューブ内の光路長を測定する場合に
も本願発明装置を用いることが可能である。さらには光
ファイバの結合状態や破断点を遠隔測定する場合や、動
物の皮膚の厚みを測定する場合等にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例に係る光学的界面間寸法測定
装置を示す概略図
【図2】プローブ光とポンプ光のパルスのタイミングが
合致したときに合致パルスが発生する様子を示すタイミ
ングチャート
【図3】図1に示す装置のビームスプリッタと被検体と
の間に挿入する光学系を示す概略図
【図4】図1に示す装置のビームスプリッタと被検体と
の間に挿入する光学系を示す概略図
【図5】図1に示す装置の一部変形例を示す概略図
【図6】図1に示す装置の一部変形例を示す概略図
【図7】図1に示す装置の一部変形例を示す概略図
【符号の説明】
1 Ar+ レーザ 2 チタンサファイアレーザ 2a 超短パルス光 2b プローブ光 2c ポンプ光 2d 合致パルス 3 被検体 4,4c ビームスプリッタ 4a,4b,51 偏光ビームスプリッタ 5 光遅延量可変手段 6,52 全反射ミラー 7,31 集束レンズ 8 合致パルス発生手段 9 アパーチャ部材 10 外乱光カットフィルタ 11 フォトダイオード 12a,12b 検出電気信号 13 移動位置検出手段 14 光学的寸法算出手段 21 凸レンズ 22 凹レンズ 41,41a,41b,41c…λ/4光学位相板
フロントページの続き (72)発明者 美濃島 薫 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業技 術院 計量研究所内 (72)発明者 宇田川 哲夫 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 小林 富美男 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス光出力手段と、 このパルス光出力手段からのパルス光を2系に分離し、
    一方を複数の界面を有する被検体へのプローブ光とし
    て、他方を参照光として出力するビームスプリッタと、 該参照光を反射せしめる、該参照光の光路長を変化させ
    るように移動可能な光遅延量可変手段と、 前記プローブ光の前記被検体の各界面からの反射光と前
    記参照光の前記光遅延量可変手段からの反射光を入射さ
    れ、これら両反射光のパルスの入射タイミングが合致し
    たときに合致パルスを発生する合致パルス発生手段と、 該合致パルス発生手段から、前記各界面の各々に応じた
    合致パルスが出力されたときにおける、該各合致パルス
    に対応する前記光遅延量可変手段の移動位置の間隔に基
    づき前記被検体の各界面間の光学的寸法を算出する光学
    的寸法算出手段を備えたことを特徴とする光学的界面間
    寸法測定装置。
  2. 【請求項2】 前記ビームスプリッタと前記被検体との
    間に、該被検体の界面の形状に応じてこの界面に前記プ
    ローブ光が垂直に入射するように調整し得る、光軸方向
    に移動可能な集光方向調整レンズ系が配設されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光学的界面間寸法測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ビームスプリッタと前記被検体との
    間に、前記プローブ光を前記被検体の界面に集束させ得
    る集束レンズが配設されてなることを特徴とする請求項
    1記載の光学的界面間寸法測定装置。
  4. 【請求項4】 前記ビームスプリッタが偏光ビームスプ
    リッタであり、 前記プローブ光および前記参照光のうち前記偏光ビーム
    スプリッタにより反射される光の往復両光路中にλ/4
    光学位相板が配設され、 前記プローブ光の被検体からの反射光および前記参照光
    の光遅延量可変手段からの反射光のうちいずれか一方を
    他方の進行方向と同一方向に反射する反射手段が配設さ
    れてなることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか
    1項記載の光学的界面間寸法測定装置。
  5. 【請求項5】 前記ビームスプリッタが偏光ビームスプ
    リッタであり、 前記プローブ光と前記参照光の両者の往復両光路中にλ
    /4光学位相板が配設され、 該プローブ光の被検体からの反射光および該参照光の光
    遅延量可変手段からの反射光の両者が前記偏光ビームス
    プリッタに戻るように構成されてなることを特徴とする
    請求項1〜3のうちいずれか1項記載の光学的界面間寸
    法測定装置。
  6. 【請求項6】 パルス光出力手段と、 このパルス光出力手段からのパルス光の大部分を被検体
    へのプローブ光として反射し、該パルス光のその余の部
    分を参照光として透過する高反射膜を少なくとも一部に
    施されたビームスプリッタと、 該ビームスプリッタと前記被検体の間の前記プローブ光
    の往復両光路中に配されたλ/4光学位相板と、 前記ビームスプリッタと該λ/4光学位相板の間の前記
    プローブ光の光路中に配され、該ビームスプリッタから
    のプローブ光を透過するとともに、このプローブ光の前
    記被検体からの反射光を反射せしめて、該被検体からの
    反射光の前記高反射膜が施された部分への入射を回避さ
    せ得る偏光ビームスプリッタと、 該参照光を反射せしめる、該参照光の光路長を変化させ
    るように移動可能な光遅延量可変手段と、 前記プローブ光の前記被検体の各界面からの反射光と前
    記参照光の前記光遅延量可変手段からの反射光を入射さ
    れ、これら両反射光のパルスの入射タイミングが合致し
    たときに合致パルスを発生する合致パルス発生手段と、 該合致パルス発生手段から、前記各界面の各々に応じた
    合致パルスが出力されたときにおける、該各合致パルス
    に対応する前記光遅延量可変手段の移動位置の間隔に基
    づき前記被検体の各界面間の光学的寸法を算出する光学
    的寸法算出手段を備えたことを特徴とする光学的界面間
    寸法測定装置。
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