JPH08261672A - 熱伝導装置 - Google Patents
熱伝導装置Info
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- JPH08261672A JPH08261672A JP7061110A JP6111095A JPH08261672A JP H08261672 A JPH08261672 A JP H08261672A JP 7061110 A JP7061110 A JP 7061110A JP 6111095 A JP6111095 A JP 6111095A JP H08261672 A JPH08261672 A JP H08261672A
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- Japan
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- conductor
- radiator
- conducting
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-
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/20—Cooling means
- G06F1/203—Cooling means for portable computers, e.g. for laptops
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2200/00—Indexing scheme relating to G06F1/04 - G06F1/32
- G06F2200/20—Indexing scheme relating to G06F1/20
- G06F2200/203—Heat conductive hinge
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- Theoretical Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発熱体と放熱体との間を熱伝導体で接続する
熱伝導装置に関し、発熱体と放熱体との相対位置が変化
しても熱伝導体がそれに追従しても熱伝導体がその変化
に追従して熱伝導を行うことを目的とする。 【構成】 発熱体と放熱体との間を熱伝導体で接続する
ように構成した熱伝導装置において、熱伝導体が、剛性
を有する第1および第2熱伝導部材と、第1熱伝導部材
と第2熱伝導部材とを屈曲可能に接続する第3熱伝導部
材からなることを特徴とする。
熱伝導装置に関し、発熱体と放熱体との相対位置が変化
しても熱伝導体がそれに追従しても熱伝導体がその変化
に追従して熱伝導を行うことを目的とする。 【構成】 発熱体と放熱体との間を熱伝導体で接続する
ように構成した熱伝導装置において、熱伝導体が、剛性
を有する第1および第2熱伝導部材と、第1熱伝導部材
と第2熱伝導部材とを屈曲可能に接続する第3熱伝導部
材からなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱伝導装置に関し、
特に、発熱体と放熱体との間を熱伝導体で接続するよう
に構成した熱伝導装置に関する。
特に、発熱体と放熱体との間を熱伝導体で接続するよう
に構成した熱伝導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器では、電子部品のような
発熱体と、放熱フィンのような放熱体とが離れて配置さ
れている場合には、両者を熱伝導体で接続し、発熱体か
ら生じる熱を放熱体へ伝導して外気へ放出するようにし
た熱伝導装置が知られている(例えば、特開昭63−1
53924号公報参照)。
発熱体と、放熱フィンのような放熱体とが離れて配置さ
れている場合には、両者を熱伝導体で接続し、発熱体か
ら生じる熱を放熱体へ伝導して外気へ放出するようにし
た熱伝導装置が知られている(例えば、特開昭63−1
53924号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱伝導装置においては、発熱体と放熱体とを結合する熱
伝導体が、剛性を有するため、発熱体と放熱体の位置が
相対的に変化するような構成を有する電子機器には適用
できないという問題があった。
熱伝導装置においては、発熱体と放熱体とを結合する熱
伝導体が、剛性を有するため、発熱体と放熱体の位置が
相対的に変化するような構成を有する電子機器には適用
できないという問題があった。
【0004】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、熱伝導体を放熱体の位置が相対的に変化
する電子機器に使用できる熱伝導装置を提供するもので
ある。
されたもので、熱伝導体を放熱体の位置が相対的に変化
する電子機器に使用できる熱伝導装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、発熱体と放
熱体との間を熱伝導体で接続するように構成した熱伝導
装置において、熱伝導体が、剛性を有する第1および第
2熱伝導部材と、第1熱伝導部材と第2熱伝導部材とを
屈曲可能に接続する第3熱伝導部材からなることを特徴
とする熱伝導装置を提供するものである。
熱体との間を熱伝導体で接続するように構成した熱伝導
装置において、熱伝導体が、剛性を有する第1および第
2熱伝導部材と、第1熱伝導部材と第2熱伝導部材とを
屈曲可能に接続する第3熱伝導部材からなることを特徴
とする熱伝導装置を提供するものである。
【0006】この発明における発熱体とは、例えば、作
動中に発熱する電子部品やそれらを搭載した基板である
が、とくにこれに限定されない。また、放熱体とは、熱
を気体や液体のような熱媒体に自然又は強制的に放出さ
せるためのものであり、例えば、空冷式や水冷式の冷却
フィンがあげられる。
動中に発熱する電子部品やそれらを搭載した基板である
が、とくにこれに限定されない。また、放熱体とは、熱
を気体や液体のような熱媒体に自然又は強制的に放出さ
せるためのものであり、例えば、空冷式や水冷式の冷却
フィンがあげられる。
【0007】熱伝導体を構成する第1および第2熱伝導
部材は、剛性を有する、例えば棒状や帯状の熱伝導部材
であり、これは、例えば銅、アルミニウム、銀およびそ
の合金のような熱伝導率の高い材料で形成してもよい
し、又は、市販のヒートパイプ(古河電気工業(株)
製)を用いて形成してもよい。
部材は、剛性を有する、例えば棒状や帯状の熱伝導部材
であり、これは、例えば銅、アルミニウム、銀およびそ
の合金のような熱伝導率の高い材料で形成してもよい
し、又は、市販のヒートパイプ(古河電気工業(株)
製)を用いて形成してもよい。
【0008】ここでいうヒートパイプとは、パイプの内
部に蒸気流通路と液還流通路(毛細管)とを設けて熱媒
体(例えば、純水)を封入して減圧し、パイプの一端を
加熱すると熱媒体が蒸気流となって他端へ移動し、他端
を冷却すると、熱媒体が液化して毛細作用により加熱側
へ還流するようにした構成を有するものである。
部に蒸気流通路と液還流通路(毛細管)とを設けて熱媒
体(例えば、純水)を封入して減圧し、パイプの一端を
加熱すると熱媒体が蒸気流となって他端へ移動し、他端
を冷却すると、熱媒体が液化して毛細作用により加熱側
へ還流するようにした構成を有するものである。
【0009】また、第3熱伝導部材は、互いに接触する
接触面を各々有する2つの部材と、その2つの部材が接
触面で接触しながら相対的に回動できるようにその2つ
の部材を結合する軸から所謂、ヒンジを構成するように
してもよい。
接触面を各々有する2つの部材と、その2つの部材が接
触面で接触しながら相対的に回動できるようにその2つ
の部材を結合する軸から所謂、ヒンジを構成するように
してもよい。
【0010】この場合、互い接触する接触面の熱抵抗を
低下させるると共に摺動性を向上させるため、その接触
面には熱伝導性潤滑剤を塗布することが好ましい。熱伝
導性潤滑剤には、例えば、市販のサーマルグリース(SC
H-20 サンハヤト(株)製)を用いることができる。さ
らに、この発明は、熱伝達効率を向上させるために、さ
らにペルチェ素子を備え、第1および第2熱伝導部材の
少なくともいずれか一方と、第3熱伝導部材との間にそ
のペルチェ素子を介在させることが好ましい。
低下させるると共に摺動性を向上させるため、その接触
面には熱伝導性潤滑剤を塗布することが好ましい。熱伝
導性潤滑剤には、例えば、市販のサーマルグリース(SC
H-20 サンハヤト(株)製)を用いることができる。さ
らに、この発明は、熱伝達効率を向上させるために、さ
らにペルチェ素子を備え、第1および第2熱伝導部材の
少なくともいずれか一方と、第3熱伝導部材との間にそ
のペルチェ素子を介在させることが好ましい。
【0011】このペルチェ素子とは、N形とP形の半導
体を金属片で接合した電子冷却素子で、直流電流をN形
半導体からP形半導体に流すことにより、N形では電流
の向きと逆方向に、P形では順方向にそれぞれ熱の移動
が生じて、両者を接合する金属片を冷却するように構成
したものであり、これには、例えば市販のペルチェ・モ
ジュールTECI-1705型((株)フジタカ製)を用いても
よい。
体を金属片で接合した電子冷却素子で、直流電流をN形
半導体からP形半導体に流すことにより、N形では電流
の向きと逆方向に、P形では順方向にそれぞれ熱の移動
が生じて、両者を接合する金属片を冷却するように構成
したものであり、これには、例えば市販のペルチェ・モ
ジュールTECI-1705型((株)フジタカ製)を用いても
よい。
【0012】第1およおび第2熱伝導部材をペルチェ素
子で中継することにより、発熱体とペルチェ素子間、お
よびパルチェ素子と放熱体間の各温度匂配が増大し、第
1および第2熱伝導部材の熱伝導効率が向上する。
子で中継することにより、発熱体とペルチェ素子間、お
よびパルチェ素子と放熱体間の各温度匂配が増大し、第
1および第2熱伝導部材の熱伝導効率が向上する。
【0013】
【作用】発熱体から生じる熱は、第1、第2および第3
熱伝導部材からなる熱伝導体を介して放熱体へ伝導され
る。そして、熱伝導体は、第3熱伝導部材の作用により
屈曲可能であるので、発熱体と放熱体の位置が相対的に
変化しても、それに追従することができる。
熱伝導部材からなる熱伝導体を介して放熱体へ伝導され
る。そして、熱伝導体は、第3熱伝導部材の作用により
屈曲可能であるので、発熱体と放熱体の位置が相対的に
変化しても、それに追従することができる。
【0014】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
詳述する。これによってこの発明が現定されるものでは
ない。図1はこの発明の一実施例を示すラップトップ型
パーソナルコンピュータの側面図、図2はその要部構成
図であり、本体1は上面にキーボード1a,内部にMP
Uなどの電子部品を掲載した基板1bを備え、表示部2
は前面に液晶表示パネル2aを備える。
詳述する。これによってこの発明が現定されるものでは
ない。図1はこの発明の一実施例を示すラップトップ型
パーソナルコンピュータの側面図、図2はその要部構成
図であり、本体1は上面にキーボード1a,内部にMP
Uなどの電子部品を掲載した基板1bを備え、表示部2
は前面に液晶表示パネル2aを備える。
【0015】本体1と表示部2とは、接続部3で接続さ
れ、パーソナルコンピュータの非使用時には、表示部2
は、本体1の上に折りたたんで重ねられ、使用時には、
図1のように開かれるようになっている。
れ、パーソナルコンピュータの非使用時には、表示部2
は、本体1の上に折りたたんで重ねられ、使用時には、
図1のように開かれるようになっている。
【0016】そして、基板1bのMPUの上面に設けら
れた集熱板4と、表示部2の裏面に設けられた放熱板
(ヒートシンク)5とは、2本のヒートパイプ6と7に
よって接続されると共に、ヒートパイプ6と7とは、ヒ
ンジ部8で接続され、表示部2が本体1上に閉じられる
ときそれに連動してヒートパイプ6と7がヒンジ部8で
屈曲するようになっている。
れた集熱板4と、表示部2の裏面に設けられた放熱板
(ヒートシンク)5とは、2本のヒートパイプ6と7に
よって接続されると共に、ヒートパイプ6と7とは、ヒ
ンジ部8で接続され、表示部2が本体1上に閉じられる
ときそれに連動してヒートパイプ6と7がヒンジ部8で
屈曲するようになっている。
【0017】なお、ヒートパイプ6と7には、外径3m
m、長さ100mmのマイクロヒートパイプ(古河電気向
上(株)製)を用いている。また、放熱板5には、アル
ミニウム製120mm×50mmの面積を有し、高さ15mm
のフィンが付いたものを用いている。
m、長さ100mmのマイクロヒートパイプ(古河電気向
上(株)製)を用いている。また、放熱板5には、アル
ミニウム製120mm×50mmの面積を有し、高さ15mm
のフィンが付いたものを用いている。
【0018】図3は、ヒンジ部8の詳細を示す分解斜視
図である。同図に示すように、ヒンジ部8において、銅
製の円盤8aと8bには、それぞれの表面にヒートパイ
プ6と7の各端部がロウ付けされている。
図である。同図に示すように、ヒンジ部8において、銅
製の円盤8aと8bには、それぞれの表面にヒートパイ
プ6と7の各端部がロウ付けされている。
【0019】そして、ヒンジ部8は、円盤8aと8bと
を、その間にペルチェ素子9挟んで、ボルト8c、ワッ
シャ8d、スプリング8eおよびナット8fを用いてし
めつることによって組立てられる。
を、その間にペルチェ素子9挟んで、ボルト8c、ワッ
シャ8d、スプリング8eおよびナット8fを用いてし
めつることによって組立てられる。
【0020】なお、この時、円盤8aとペルチェ素子9
との接触面、および円盤8bとペルチェ素子9との接触
面については、熱抵抗を低下させ、かつ、摺動性を向上
させるための潤滑剤、サーマルグリース(SCH-20 サン
ハヤト(株)製)が塗布されており、また、接触面の接
触圧は、スプリング8eの圧縮量によって調整される。
との接触面、および円盤8bとペルチェ素子9との接触
面については、熱抵抗を低下させ、かつ、摺動性を向上
させるための潤滑剤、サーマルグリース(SCH-20 サン
ハヤト(株)製)が塗布されており、また、接触面の接
触圧は、スプリング8eの圧縮量によって調整される。
【0021】図4は、ペルチェ素子9の側面図、図5は
その上面図であり、直径30mm,厚さ1mmのセラミック
基板9aと9bとの間に、半導体(テルル化ビスマス)
9cが設けられている。図6はセラミック基板9bの上
面図である。
その上面図であり、直径30mm,厚さ1mmのセラミック
基板9aと9bとの間に、半導体(テルル化ビスマス)
9cが設けられている。図6はセラミック基板9bの上
面図である。
【0022】半導体9cは、同数のP形半導体9fとN
形半導体9gからなり、図7に示すようにセラミック基
板9b上に配列され、セラミック基板9aの裏面に設け
られた銅ハク9dと、セラミック基板9bの表面に設け
られた銅ハク9eによって電気的に直列接続され、その
直列回路の両端に直流電源9hが接続される。
形半導体9gからなり、図7に示すようにセラミック基
板9b上に配列され、セラミック基板9aの裏面に設け
られた銅ハク9dと、セラミック基板9bの表面に設け
られた銅ハク9eによって電気的に直列接続され、その
直列回路の両端に直流電源9hが接続される。
【0023】ここで、セラミック基板9aは、銅ハク9
dがN形半導体9gからP形半導体9fへ電流を流すの
で、低温(吸熱)側となり、セラミック基板9bは、銅
ハク9eが、その逆に電流を流すので、高温(放熱)側
となる。
dがN形半導体9gからP形半導体9fへ電流を流すの
で、低温(吸熱)側となり、セラミック基板9bは、銅
ハク9eが、その逆に電流を流すので、高温(放熱)側
となる。
【0024】従って、図3において、ヒートパイプ6は
円盤8aを介してセラミック基板9a側に接触し、ヒー
トパイプ7は円盤8bを介してセラミック基板9b側に
接触するように構成される。
円盤8aを介してセラミック基板9a側に接触し、ヒー
トパイプ7は円盤8bを介してセラミック基板9b側に
接触するように構成される。
【0025】このような構成において、基板1bのMP
Uで生じる熱は、集熱板4からヒートパイプ6によって
パルチェ素子9の吸熱側に伝達され、ペルチェ素子9の
放熱側から発せられた熱はヒートパイプ7を介して放熱
板5へ伝達され大気に放出される。
Uで生じる熱は、集熱板4からヒートパイプ6によって
パルチェ素子9の吸熱側に伝達され、ペルチェ素子9の
放熱側から発せられた熱はヒートパイプ7を介して放熱
板5へ伝達され大気に放出される。
【0026】図8は、集熱板4から放熱板5に至る温度
匂配(熱伝導距離に対する温度変化特性)を示す図であ
り、集熱板4から放出される熱は、実線で示すように、
ペルチェ素子の冷却部に伝達され、ペルチェ素子の発熱
部から放出される熱は、放射板5へ伝達されるが、その
温度匂配は、ペルチェ素子が存在しない時の匂配(破線
で示す)に比べて、十分に大きいものとなる。従って、
ヒートパイプ6と7の熱伝導効率が大きく維持されるた
め、集熱板4の生じる熱が極めて効率よく放熱板5へ伝
達される。
匂配(熱伝導距離に対する温度変化特性)を示す図であ
り、集熱板4から放出される熱は、実線で示すように、
ペルチェ素子の冷却部に伝達され、ペルチェ素子の発熱
部から放出される熱は、放射板5へ伝達されるが、その
温度匂配は、ペルチェ素子が存在しない時の匂配(破線
で示す)に比べて、十分に大きいものとなる。従って、
ヒートパイプ6と7の熱伝導効率が大きく維持されるた
め、集熱板4の生じる熱が極めて効率よく放熱板5へ伝
達される。
【0027】図9は、ペルチェ素子9の変形例を示す側
面図、図10はその上面図であり、直径37mmで厚さ
1.0mmの銅板10aと10bの間に、市販のペルチェ
・モジュール10c(TECI-1705型 (株)フジタカ
製)を3個、挟設したものである。
面図、図10はその上面図であり、直径37mmで厚さ
1.0mmの銅板10aと10bの間に、市販のペルチェ
・モジュール10c(TECI-1705型 (株)フジタカ
製)を3個、挟設したものである。
【0028】図11は、ヒンジ部8の変形例を示す斜視
図であり、42.6mm×14.2mmの面積を有する厚さ
1.0mmの銅板11aと11bとの間に3個のパルチェ
・モジュール10cと挟設し、銅板11aの上に貫通孔
11cを有する銅ブロック11dを搭載している。
図であり、42.6mm×14.2mmの面積を有する厚さ
1.0mmの銅板11aと11bとの間に3個のパルチェ
・モジュール10cと挟設し、銅板11aの上に貫通孔
11cを有する銅ブロック11dを搭載している。
【0029】そして、ヒートパイプ7の端部は、サーマ
ルグリースが塗布された後、貫通孔11cに挿入され、
それによって、ヒートパイプ7は、銅ブロック11dに
より矢印方向に回動できるように支持される。また、ヒ
ートパイプ6の端部は、銅板11bの裏面にロウ付けさ
れている。
ルグリースが塗布された後、貫通孔11cに挿入され、
それによって、ヒートパイプ7は、銅ブロック11dに
より矢印方向に回動できるように支持される。また、ヒ
ートパイプ6の端部は、銅板11bの裏面にロウ付けさ
れている。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、発熱体と放熱体との
間を結合する熱伝導体が屈曲可能に構成されるので、発
熱体と放熱体との相対位置が変化しても、熱伝導体は、
それに追従して屈曲し、発熱体から放熱体への熱伝導を
支障なく行なうことができる。また、熱伝導体の途中に
ペルチェ素子を設けることにより、熱伝導体における温
度匂配が大きくなり、熱伝導効率が向上する。
間を結合する熱伝導体が屈曲可能に構成されるので、発
熱体と放熱体との相対位置が変化しても、熱伝導体は、
それに追従して屈曲し、発熱体から放熱体への熱伝導を
支障なく行なうことができる。また、熱伝導体の途中に
ペルチェ素子を設けることにより、熱伝導体における温
度匂配が大きくなり、熱伝導効率が向上する。
【図1】この発明の一実施例を示すパーソナルコンピュ
ータの側面図である。
ータの側面図である。
【図2】図1の要部詳細構成図である。
【図3】図2の要部分解斜視図である。
【図4】図3の要部側面図である。
【図5】図4の上面図である。
【図6】図4の要部上面図である。
【図7】図4の要部配置図である。
【図8】実施例の距離に対する温度匂配を示すグラフで
ある。
ある。
【図9】実施例のペルチェ素子の変形例を示す側面図で
ある。
ある。
【図10】図9の上面図である。
【図11】実施例のヒンジ部の変形例を示す斜視図であ
る。
る。
1 本体 1a キーボード 1b 基板 2 表示部 2a 液晶表示パネル 3 接続部 4 集熱板 5 放熱板 6 ヒートパイプ 7 ヒートパイプ 8 ヒンジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 浩一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 西井 耕太 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 発熱体と放熱体との間を熱伝導体で接続
するように構成した熱伝導装置において、 熱伝導体が、剛性を有する第1および第2熱伝導部材
と、第1熱伝導部材と第2熱伝導部材とを屈曲可能に接
続する第3熱伝導部材からなることを特徴とする熱伝導
装置。 - 【請求項2】 さらにペルチェ素子を備え、第1および
第2熱伝導部材の少なくともいずれか一方と、第3熱伝
導部材との間にそのペルチェ素子を介在させた請求項1
記載の熱伝導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7061110A JPH08261672A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 熱伝導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7061110A JPH08261672A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 熱伝導装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08261672A true JPH08261672A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13161622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7061110A Withdrawn JPH08261672A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 熱伝導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08261672A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000277964A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-06 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ノートブック型パーソナルコンピューターの冷却方法及び冷却装置 |
US6250378B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-06-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus and its heat spreading method |
US6324055B1 (en) | 1998-06-18 | 2001-11-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Mobile information processing apparatus and covers for the mobile information processing apparatus and the desktop information processing apparatus |
US6377454B1 (en) | 1999-04-28 | 2002-04-23 | Fujitsu Limited | Heat conducting apparatus and electronic apparatus having the same |
WO2003071200A1 (fr) * | 2002-02-25 | 2003-08-28 | Famm Co. Ltd. | Unite de recuperation de chaleur et systeme de recuperation de chaleur d'immeuble l'utilisant |
JP2007019214A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Nec Corp | 電子機器 |
JP2008014529A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ヒートシンク用部品 |
JP2015108697A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクター |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP7061110A patent/JPH08261672A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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