JPH08261579A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
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- JPH08261579A JPH08261579A JP7065831A JP6583195A JPH08261579A JP H08261579 A JPH08261579 A JP H08261579A JP 7065831 A JP7065831 A JP 7065831A JP 6583195 A JP6583195 A JP 6583195A JP H08261579 A JPH08261579 A JP H08261579A
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 22
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 15
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調装置を、小型軽量、構造簡単、低コスト
にする。 【構成】 圧縮機23と、圧縮機23で発生した高温高
圧の冷媒を冷却する冷却器5と、冷却器5で冷却された
冷媒を断熱膨張させる膨張機21と、原動機7の回転を
増速して圧縮機23に伝達すると共に、その出力軸51
で膨張機21と圧縮機23の各動翼77、79を互いの
スラスト力を打ち消し合う方向に片持ち支持した増速機
構19とを備え、圧縮機23と膨張機21とを増速機構
19の軸方向一側に配置した。
にする。 【構成】 圧縮機23と、圧縮機23で発生した高温高
圧の冷媒を冷却する冷却器5と、冷却器5で冷却された
冷媒を断熱膨張させる膨張機21と、原動機7の回転を
増速して圧縮機23に伝達すると共に、その出力軸51
で膨張機21と圧縮機23の各動翼77、79を互いの
スラスト力を打ち消し合う方向に片持ち支持した増速機
構19とを備え、圧縮機23と膨張機21とを増速機構
19の軸方向一側に配置した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、車両のエア
コンディッショナに用いられる空調装置に関する。
コンディッショナに用いられる空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−134198号公報に図4の
ような回転流体機械201が記載されている。又、特開
平5−298294号公報に図5のような空調装置20
3が記載されている。
ような回転流体機械201が記載されている。又、特開
平5−298294号公報に図5のような空調装置20
3が記載されている。
【0003】回転流体機械201は、空調装置の主要部
を構成するものであり、ブロワ205とラジアルタ−ビ
ン207の各インペラ209、211はモ−タ213の
軸215を介して直結されており、ブロワ205で昇圧
された高温の空気は水冷の空気冷却器217で冷却され
た後、ラジアルタ−ビン207で断熱膨張して低温にな
り、空調などに供されると共に、ラジアルタ−ビン20
7で発生した回転力はブロワ205とモ−タ213とに
フィ−ドバックされてエネルギ−が回収される。
を構成するものであり、ブロワ205とラジアルタ−ビ
ン207の各インペラ209、211はモ−タ213の
軸215を介して直結されており、ブロワ205で昇圧
された高温の空気は水冷の空気冷却器217で冷却され
た後、ラジアルタ−ビン207で断熱膨張して低温にな
り、空調などに供されると共に、ラジアルタ−ビン20
7で発生した回転力はブロワ205とモ−タ213とに
フィ−ドバックされてエネルギ−が回収される。
【0004】ところが、回転流体機械201は、ブロワ
205とラジアルタ−ビン207とがモ−タ213に直
結されており、モ−タ213の回転数は約一万回転が限
度であるから、空調能力を高めるためにはインペラ20
9、211を大径にするか、又はインペラ段数を増やす
ことが必要であり、いずれも装置が大幅に大型化し、重
くなる。
205とラジアルタ−ビン207とがモ−タ213に直
結されており、モ−タ213の回転数は約一万回転が限
度であるから、空調能力を高めるためにはインペラ20
9、211を大径にするか、又はインペラ段数を増やす
ことが必要であり、いずれも装置が大幅に大型化し、重
くなる。
【0005】一方、空調装置203は、モ−タ219の
回転をベルト伝動機構221から増速機構223に伝達
して増速し、エアコンプレッサ225とタ−ビン227
とを駆動するように構成されており、増速機構223を
用いたことにより、装置の大型化と重量化とを避けなが
ら空調能力を向上させている。
回転をベルト伝動機構221から増速機構223に伝達
して増速し、エアコンプレッサ225とタ−ビン227
とを駆動するように構成されており、増速機構223を
用いたことにより、装置の大型化と重量化とを避けなが
ら空調能力を向上させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、空調装置20
3では、エアコンプレッサ225とタ−ビン227との
間に増速機構223が配置されている。例えば、原動機
がモ−タ219の場合はモ−タ219に軸を中空にすれ
ばエアコンプレッサ225とタ−ビン227と同軸配置
してこれらと連結することが可能であるが、原動機が車
両のエンジンである場合は、このようなことは困難であ
る。従って、ベルト伝動機構221のような伝動機構が
必要になり、空調装置203はベルト伝動機構221を
配置したことにより、軸方向と径方向共に大型になり、
構造が複雑で、重く、コストが上昇する。特に、大型で
重いことは、車両に搭載する場合車載性が大きく損なわ
れる。
3では、エアコンプレッサ225とタ−ビン227との
間に増速機構223が配置されている。例えば、原動機
がモ−タ219の場合はモ−タ219に軸を中空にすれ
ばエアコンプレッサ225とタ−ビン227と同軸配置
してこれらと連結することが可能であるが、原動機が車
両のエンジンである場合は、このようなことは困難であ
る。従って、ベルト伝動機構221のような伝動機構が
必要になり、空調装置203はベルト伝動機構221を
配置したことにより、軸方向と径方向共に大型になり、
構造が複雑で、重く、コストが上昇する。特に、大型で
重いことは、車両に搭載する場合車載性が大きく損なわ
れる。
【0007】そこで、この発明は、小型軽量であり、構
造簡単で、低コストな空調装置の提供を目的とする。
造簡単で、低コストな空調装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の空調装置は、
回転式の圧縮機と、この圧縮機で発生した高温高圧の冷
媒を冷却する冷却器と、冷却器で冷却された冷媒を断熱
膨張させると共に、その動翼が圧縮機の動翼に連結され
た回転式の膨張機と、原動機の回転力を圧縮機に伝達す
る増速機構とを備え、前記圧縮機と膨張機とが増速機構
の軸方向一側に配置されていることを特徴とする。
回転式の圧縮機と、この圧縮機で発生した高温高圧の冷
媒を冷却する冷却器と、冷却器で冷却された冷媒を断熱
膨張させると共に、その動翼が圧縮機の動翼に連結され
た回転式の膨張機と、原動機の回転力を圧縮機に伝達す
る増速機構とを備え、前記圧縮機と膨張機とが増速機構
の軸方向一側に配置されていることを特徴とする。
【0009】請求項2の空調装置は、圧縮機と膨張機の
各動翼が、増速機構の出力軸上で互いのスラスト力を打
ち消し合う方向に支持された請求項1の空調装置であ
る。
各動翼が、増速機構の出力軸上で互いのスラスト力を打
ち消し合う方向に支持された請求項1の空調装置であ
る。
【0010】請求項3の空調装置は、増速機構の出力軸
が、圧縮機と膨張機の各動翼を片持ち支持する請求項2
の空調装置である。
が、圧縮機と膨張機の各動翼を片持ち支持する請求項2
の空調装置である。
【0011】請求項4の空調装置は、空気を冷媒として
用い、膨張機の断熱膨張で生じた冷気を居住空間の空調
用に供し、居住空間からの暖気を圧縮機で圧縮する請求
項1、2又は3の空調装置である。
用い、膨張機の断熱膨張で生じた冷気を居住空間の空調
用に供し、居住空間からの暖気を圧縮機で圧縮する請求
項1、2又は3の空調装置である。
【0012】請求項5の空調装置は、冷却器が空冷式で
あり、冷却器で冷媒を冷却することにより発生した暖気
を居住空間の空調用に供する請求項1、2、3又は4の
空調装置である。
あり、冷却器で冷媒を冷却することにより発生した暖気
を居住空間の空調用に供する請求項1、2、3又は4の
空調装置である。
【0013】請求項6の空調装置は、膨張機で冷却され
た冷媒を空気で加熱すると共に、加熱時に生じた低湿度
の冷気を居住空間の空調用に供する加熱器を備えた請求
項1、2、3又は5の空調装置である。
た冷媒を空気で加熱すると共に、加熱時に生じた低湿度
の冷気を居住空間の空調用に供する加熱器を備えた請求
項1、2、3又は5の空調装置である。
【0014】請求項7の空調装置は、原動機を車両のエ
ンジンとし、居住空間を車室とした請求項4、5又は6
の空調装置である。
ンジンとし、居住空間を車室とした請求項4、5又は6
の空調装置である。
【0015】
【作用】各請求項の空調装置は、原動機の動力を圧縮機
に伝達する増速機構の軸方向一側に圧縮機と膨張機とを
配置したことにより、圧縮機と膨張機の各動翼の片持ち
支持や、ベアリングの共用化などが可能になり、それだ
け、軸方向に小型にできる。これに加えて、図5の従来
例で用いられているベルト伝動機構221のような伝動
機構を用いずに、原動機と増速機構との連結が可能であ
り、伝動機構のサイズだけ軸方向と径方向共に小型にな
ると共に、構造が簡単で、軽量で、低コストである。
に伝達する増速機構の軸方向一側に圧縮機と膨張機とを
配置したことにより、圧縮機と膨張機の各動翼の片持ち
支持や、ベアリングの共用化などが可能になり、それだ
け、軸方向に小型にできる。これに加えて、図5の従来
例で用いられているベルト伝動機構221のような伝動
機構を用いずに、原動機と増速機構との連結が可能であ
り、伝動機構のサイズだけ軸方向と径方向共に小型にな
ると共に、構造が簡単で、軽量で、低コストである。
【0016】又、圧縮機と膨張機の各動翼が連結されて
いるから、膨張機で発生した回転が、圧縮機の回転を促
進すると共に圧縮機を介して原動機にフィ−ドバックさ
れ、エネルギ−が回収されて燃費が向上する。
いるから、膨張機で発生した回転が、圧縮機の回転を促
進すると共に圧縮機を介して原動機にフィ−ドバックさ
れ、エネルギ−が回収されて燃費が向上する。
【0017】請求項2の空調装置は、請求項1の空調装
置において、圧縮機と膨張機の各動翼を増速機構の出力
軸上で互いのスラスト力を打ち消し合う方向に支持し
た。従って、出力軸のベアリング及びスラスト力を受け
る機構の負担が軽減し、これらの耐久性が向上する。
置において、圧縮機と膨張機の各動翼を増速機構の出力
軸上で互いのスラスト力を打ち消し合う方向に支持し
た。従って、出力軸のベアリング及びスラスト力を受け
る機構の負担が軽減し、これらの耐久性が向上する。
【0018】請求項3の空調装置は、請求項2の空調装
置において、圧縮機と膨張機の各動翼を増速機構の出力
軸で片持ち支持するものであり、圧縮機と膨張機の各動
翼を支承するためのベアリングが不要になるから、それ
だけ軸方向に小型になり、構造が簡単になり、部品点数
が低減して軽量になる。
置において、圧縮機と膨張機の各動翼を増速機構の出力
軸で片持ち支持するものであり、圧縮機と膨張機の各動
翼を支承するためのベアリングが不要になるから、それ
だけ軸方向に小型になり、構造が簡単になり、部品点数
が低減して軽量になる。
【0019】更に、各動翼のスラスト力が互いに打ち消
し合う請求項2の構成は、このようにベアリング個数の
少ない片持ち支持構成で特に有利であり、出力軸を支承
するベアリングの負担が軽減し、耐久性が大幅に向上す
る。
し合う請求項2の構成は、このようにベアリング個数の
少ない片持ち支持構成で特に有利であり、出力軸を支承
するベアリングの負担が軽減し、耐久性が大幅に向上す
る。
【0020】請求項4、5、6の各空調装置は、それぞ
れ、膨張機で発生した低温の冷媒、冷却器で冷媒を冷却
する際に発生した暖気、加熱器で冷媒を加熱する際に発
生した冷気を、居住空間の空調に用いるものであり、構
造簡単、小型軽量で、扱い易い。
れ、膨張機で発生した低温の冷媒、冷却器で冷媒を冷却
する際に発生した暖気、加熱器で冷媒を加熱する際に発
生した冷気を、居住空間の空調に用いるものであり、構
造簡単、小型軽量で、扱い易い。
【0021】又、請求項7は、請求項4、5、6の各空
調装置を車両に用いたものであり、軸方向と径方向共に
小型で軽量な特長は、車載用の装置として特に有利であ
る。
調装置を車両に用いたものであり、軸方向と径方向共に
小型で軽量な特長は、車載用の装置として特に有利であ
る。
【0022】
【実施例】図1、2により本発明の第1実施例を説明す
る。この実施例は請求項1及び請求項2、3、4、7の
特徴を備えている。図1は車両に用いられた実施例のエ
アコンシステム1(空調装置)を示し、図2は空調装置
1の回転機構部3を示している。なお、左右の方向は図
2での左右の方向であり、符号を与えていない部材等は
図示されていない。
る。この実施例は請求項1及び請求項2、3、4、7の
特徴を備えている。図1は車両に用いられた実施例のエ
アコンシステム1(空調装置)を示し、図2は空調装置
1の回転機構部3を示している。なお、左右の方向は図
2での左右の方向であり、符号を与えていない部材等は
図示されていない。
【0023】図1のように、エアコンシステム1は、回
転機構部3、熱交換器5(冷却器)、エンジン7(原動
機)、ベルト伝動機構9などから構成されている。
転機構部3、熱交換器5(冷却器)、エンジン7(原動
機)、ベルト伝動機構9などから構成されている。
【0024】ベルト伝動機構9はエンジン7のクランク
シャフト11に連結されたプ−リ13と回転機構部3側
のプ−リ15とこれらを連結するベルト17とから構成
されており、プ−リ15を介してエンジン7の回転を回
転機構部3に伝達する。
シャフト11に連結されたプ−リ13と回転機構部3側
のプ−リ15とこれらを連結するベルト17とから構成
されており、プ−リ15を介してエンジン7の回転を回
転機構部3に伝達する。
【0025】図2のように、回転機構部3は、プラネタ
リ−ギヤ式の増速機構19、遠心式タ−ビン21(膨張
機)、コンプレッサ23(圧縮機)などから構成されて
いる。
リ−ギヤ式の増速機構19、遠心式タ−ビン21(膨張
機)、コンプレッサ23(圧縮機)などから構成されて
いる。
【0026】プ−リ15は、本体25とハブ27とをボ
ルト29で固定して形成されており、増速機構19の入
力軸31にキ−33とナット35とで固定されている。
入力軸31はベアリング37によってケ−シング39の
ボス部41に支承されており、入力軸31とケ−シング
39との間にはシ−ル43が配置され、オイル洩れを防
止している。
ルト29で固定して形成されており、増速機構19の入
力軸31にキ−33とナット35とで固定されている。
入力軸31はベアリング37によってケ−シング39の
ボス部41に支承されており、入力軸31とケ−シング
39との間にはシ−ル43が配置され、オイル洩れを防
止している。
【0027】増速機構19は、フランジ部45を介して
入力軸31と一体に形成されたインタ−ナルギヤ47
と、周方向等間隔に配置された2個のピニオンギヤ49
と、タ−ビン21及びコンプレッサ23のインペラシャ
フト51(増速機構19の出力軸)に形成されたサンギ
ヤ53とを備えている。
入力軸31と一体に形成されたインタ−ナルギヤ47
と、周方向等間隔に配置された2個のピニオンギヤ49
と、タ−ビン21及びコンプレッサ23のインペラシャ
フト51(増速機構19の出力軸)に形成されたサンギ
ヤ53とを備えている。
【0028】ピニオンギヤ49はベアリング55を介し
てピニオンシャフト57に支承されている。タ−ビン2
1のケ−シング59にはフランジ部61が一体に形成さ
れており、ピニオンシャフト57はこのフランジ部61
に支持され、ねじ63でフランジ部61にボ−ル65を
押しつける抜け止め手段によって抜け止めが施されてい
る。ケ−シング39とフランジ部61との間には0リン
グ67が配置され、オイル洩れを防止している。
てピニオンシャフト57に支承されている。タ−ビン2
1のケ−シング59にはフランジ部61が一体に形成さ
れており、ピニオンシャフト57はこのフランジ部61
に支持され、ねじ63でフランジ部61にボ−ル65を
押しつける抜け止め手段によって抜け止めが施されてい
る。ケ−シング39とフランジ部61との間には0リン
グ67が配置され、オイル洩れを防止している。
【0029】インペラシャフト51には、サンギヤ53
の右側から、リング69、71、スペ−サ73、ブッシ
ュ75、タ−ビン21とコンプレッサ23の各インペラ
77、79(動翼)が装着され、ナット81で固定され
ている。このように、各インペラ77、79はインペラ
シャフト51上で直結されている。
の右側から、リング69、71、スペ−サ73、ブッシ
ュ75、タ−ビン21とコンプレッサ23の各インペラ
77、79(動翼)が装着され、ナット81で固定され
ている。このように、各インペラ77、79はインペラ
シャフト51上で直結されている。
【0030】フランジ部61にはベアリングホルダ83
が圧入され、段差部85と止め輪87とによって固定さ
れている。ベアリングホルダ83に形成された円錐状の
凸部89は入力軸31に形成された円錐状の凹部91に
僅かな空隙を介して貫入している。
が圧入され、段差部85と止め輪87とによって固定さ
れている。ベアリングホルダ83に形成された円錐状の
凸部89は入力軸31に形成された円錐状の凹部91に
僅かな空隙を介して貫入している。
【0031】インペラシャフト51上には、サンギヤ5
3の左側にフロ−ティングブッシュ93が配置され、ス
ペ−サ73の外周にフロ−ティングブッシュ95が配置
されている。又、ベアリングホルダ83にはスラストワ
ッシャ97がボルト99で固定されており、このスラス
トワッシャ97はリング69、71の間に形成された溝
101に係合し、インペラシャフト51のスラスト力を
受けている(スラスト力を受ける機構)。
3の左側にフロ−ティングブッシュ93が配置され、ス
ペ−サ73の外周にフロ−ティングブッシュ95が配置
されている。又、ベアリングホルダ83にはスラストワ
ッシャ97がボルト99で固定されており、このスラス
トワッシャ97はリング69、71の間に形成された溝
101に係合し、インペラシャフト51のスラスト力を
受けている(スラスト力を受ける機構)。
【0032】こうして、インペラシャフト51の右端側
に固定された各インペラ77、79はインペラシャフト
51の左端側に配置されたフロ−ティングブッシュ9
3、95によりインペラシャフト51を介して片持ち支
持されている。又、図2のように、各インペラ77、7
9は反対向きに取り付けられており、それぞれのスラス
ト力が互いに打ち消し合うからスラストワッシャ97と
溝101とに掛かる負担を低減し、これらの耐久性を大
幅に向上させている。
に固定された各インペラ77、79はインペラシャフト
51の左端側に配置されたフロ−ティングブッシュ9
3、95によりインペラシャフト51を介して片持ち支
持されている。又、図2のように、各インペラ77、7
9は反対向きに取り付けられており、それぞれのスラス
ト力が互いに打ち消し合うからスラストワッシャ97と
溝101とに掛かる負担を低減し、これらの耐久性を大
幅に向上させている。
【0033】各フロ−ティングブッシュ93、95とベ
アリングホルダ83との隙間には、ベアリングホルダ8
3とフランジ部61とを通して形成された油路103
と、ノズル105とオイルプラグ107とを介して外部
のオイルポンプから加圧オイルが供給され、オイルフィ
ルムダンパが形成されている。各フロ−ティングブッシ
ュ93、95は、このオイルフィルムダンパによってフ
ロ−ティング支持され、振動を吸収しながらインペラシ
ャフト51を支承する。この加圧オイルは溝101にも
供給され、スラストワッシャ97との摺動部を潤滑す
る。
アリングホルダ83との隙間には、ベアリングホルダ8
3とフランジ部61とを通して形成された油路103
と、ノズル105とオイルプラグ107とを介して外部
のオイルポンプから加圧オイルが供給され、オイルフィ
ルムダンパが形成されている。各フロ−ティングブッシ
ュ93、95は、このオイルフィルムダンパによってフ
ロ−ティング支持され、振動を吸収しながらインペラシ
ャフト51を支承する。この加圧オイルは溝101にも
供給され、スラストワッシャ97との摺動部を潤滑す
る。
【0034】ベアリングホルダ83とブッシュ75との
間にはシ−ル109とピストンリング111とが配置さ
れて接触型のオイルシ−ル113を構成し、ケ−シング
39からのオイル漏れとタ−ビン21からのエア洩れと
を防止している。
間にはシ−ル109とピストンリング111とが配置さ
れて接触型のオイルシ−ル113を構成し、ケ−シング
39からのオイル漏れとタ−ビン21からのエア洩れと
を防止している。
【0035】タ−ビン21のケ−シング59はケ−シン
グ39の周溝115に係合した連結部材117とボルト
119とによりケ−シング39に固定されている。又、
ケ−シング59とコンプレッサ23のケ−シング121
との間には断熱材のフランジ123が配置されており、
ケ−シング121はケ−シング59の周溝125に係合
した連結部材127とボルト129とにより、フランジ
123と共に、ケ−シング59に固定されている。ケ−
シング121とフランジ123との間にはエア洩れを防
止するシ−ル131が配置されている。
グ39の周溝115に係合した連結部材117とボルト
119とによりケ−シング39に固定されている。又、
ケ−シング59とコンプレッサ23のケ−シング121
との間には断熱材のフランジ123が配置されており、
ケ−シング121はケ−シング59の周溝125に係合
した連結部材127とボルト129とにより、フランジ
123と共に、ケ−シング59に固定されている。ケ−
シング121とフランジ123との間にはエア洩れを防
止するシ−ル131が配置されている。
【0036】コンプレッサ23のケ−シング121は吸
入口133がダクトで車室135(居住空間)と連結さ
れており、タ−ビン21のケ−シング59は吐出口13
7がダクトで車室135と連結されている。又、熱交換
器5はコンプレッサ23の吐出口とタ−ビン21の吸入
口との間に接続されている。
入口133がダクトで車室135(居住空間)と連結さ
れており、タ−ビン21のケ−シング59は吐出口13
7がダクトで車室135と連結されている。又、熱交換
器5はコンプレッサ23の吐出口とタ−ビン21の吸入
口との間に接続されている。
【0037】増速機構19はプ−リ15からインタ−ナ
ルギヤ31に入力したエンジン7の駆動力をピニオンギ
ヤ49からサンギヤ53を介して増速し、インペラシャ
フト51を介してタ−ビン21とコンプレッサ23とを
回転駆動する。
ルギヤ31に入力したエンジン7の駆動力をピニオンギ
ヤ49からサンギヤ53を介して増速し、インペラシャ
フト51を介してタ−ビン21とコンプレッサ23とを
回転駆動する。
【0038】駆動されたコンプレッサ23は、矢印13
9のように、車室135から空気(冷媒)を吸い込んで
加圧する。熱交換器5はコンプレッサ23で加圧され高
温になった空気を冷却する。タ−ビン21は冷却された
空気を断熱膨張させて冷却し、生じた冷風は、矢印14
1のように、車室135の空調用に供される。
9のように、車室135から空気(冷媒)を吸い込んで
加圧する。熱交換器5はコンプレッサ23で加圧され高
温になった空気を冷却する。タ−ビン21は冷却された
空気を断熱膨張させて冷却し、生じた冷風は、矢印14
1のように、車室135の空調用に供される。
【0039】このとき、タ−ビン21のインペラ77の
回転は、インペラシャフト51からインペラ79にフィ
−ドバックされてコンプレッサ23の回転を促進すると
共に、増速機構19を介してエンジン7にフィ−ドバッ
クされエンジンの負荷を軽減する。このように、エネル
ギ−が回収されてエアコンシステム1の効率が向上す
る。
回転は、インペラシャフト51からインペラ79にフィ
−ドバックされてコンプレッサ23の回転を促進すると
共に、増速機構19を介してエンジン7にフィ−ドバッ
クされエンジンの負荷を軽減する。このように、エネル
ギ−が回収されてエアコンシステム1の効率が向上す
る。
【0040】こうして、エアコンシステム1が構成され
ている。
ている。
【0041】エアコンシステム1(回転機構部3)は、
上記のように、増速機構19の軸方向一側にタ−ビン2
1とコンプレッサ23とを配置したことにより、図5の
従来例で用いられているベルト伝動機構221のような
伝動機構を用いずに、エンジン7と増速機構19との連
結が可能であり、伝動機構のサイズだけ軸方向及び径方
向に小型で軽量になり、車載性が向上し、構造簡単で、
低コストになる。
上記のように、増速機構19の軸方向一側にタ−ビン2
1とコンプレッサ23とを配置したことにより、図5の
従来例で用いられているベルト伝動機構221のような
伝動機構を用いずに、エンジン7と増速機構19との連
結が可能であり、伝動機構のサイズだけ軸方向及び径方
向に小型で軽量になり、車載性が向上し、構造簡単で、
低コストになる。
【0042】又、増速機構19を用いることにより、充
分な空調能力を持ちながら、インペラ77、79の大径
化やインペラ段数の増加による装置の大型化と重量化と
が避けられる。
分な空調能力を持ちながら、インペラ77、79の大径
化やインペラ段数の増加による装置の大型化と重量化と
が避けられる。
【0043】これに加えて、上記のように、タ−ビン2
1によりコンプレッサ23の回転が促進され、エネルギ
−がエンジン7に回収されて燃費が改善される。又、イ
ンペラ77、79のスラスト力が互いに打ち消し合って
スラストワッシャ97と溝101との負担を低減し、耐
久性を大幅に向上させている。
1によりコンプレッサ23の回転が促進され、エネルギ
−がエンジン7に回収されて燃費が改善される。又、イ
ンペラ77、79のスラスト力が互いに打ち消し合って
スラストワッシャ97と溝101との負担を低減し、耐
久性を大幅に向上させている。
【0044】更に、各インペラ77、79はインペラシ
ャフト51で片持ち支持されており、各インペラ77、
79を支承するためのベアリングが不要であるから、そ
れだけ、軸方向に小型になると共に、部品点数が低減
し、構造が簡単で、軽量である。又、各インペラ77、
79のスラスト力が互いに打ち消し合う構成は、このよ
うにベアリング個数の少ない片持ち支持構成で特に有利
であり、インペラシャフト51を支承するフロ−ティン
グブッシュ93、95やスラスト力を受けるスラストワ
ッシャ97と溝101との負担を更に大幅に軽減させ
る。
ャフト51で片持ち支持されており、各インペラ77、
79を支承するためのベアリングが不要であるから、そ
れだけ、軸方向に小型になると共に、部品点数が低減
し、構造が簡単で、軽量である。又、各インペラ77、
79のスラスト力が互いに打ち消し合う構成は、このよ
うにベアリング個数の少ない片持ち支持構成で特に有利
であり、インペラシャフト51を支承するフロ−ティン
グブッシュ93、95やスラスト力を受けるスラストワ
ッシャ97と溝101との負担を更に大幅に軽減させ
る。
【0045】このように、エアコンシステム1は回転機
構部3の小型軽量化により、車載性がよく低コストであ
る。
構部3の小型軽量化により、車載性がよく低コストであ
る。
【0046】次に、図3により本発明の第2実施例を説
明する。この実施例は請求項2、3、6、7の特徴を備
えている。図3は車両に用いられた実施例のエアコンシ
ステム143(空調装置)を示している。なお、図3と
以下の説明の中で第1実施例と同じ機構及び機能には同
一の符号を与えて引用すると共に、これらの説明は省
く。
明する。この実施例は請求項2、3、6、7の特徴を備
えている。図3は車両に用いられた実施例のエアコンシ
ステム143(空調装置)を示している。なお、図3と
以下の説明の中で第1実施例と同じ機構及び機能には同
一の符号を与えて引用すると共に、これらの説明は省
く。
【0047】図3のように、エアコンシステム143
は、回転機構部3、熱交換器5(冷却器)、エンジン7
(原動機)、ベルト伝動機構9、タ−ビン21、コンプ
レッサ23、熱交換器145(加熱器)、ブロア147
などから構成されている。
は、回転機構部3、熱交換器5(冷却器)、エンジン7
(原動機)、ベルト伝動機構9、タ−ビン21、コンプ
レッサ23、熱交換器145(加熱器)、ブロア147
などから構成されている。
【0048】熱交換器145はタ−ビン21の吐出口1
37とコンプレッサ23の吸入口133との間に接続さ
れており、ブロア147は車室135の空気を熱交換器
145に供給し、更に車室135吹き込む。タ−ビン2
1、コンプレッサ23、熱交換器5、145にはオゾン
層を破壊しないフロンレスの冷媒が用いられている。
37とコンプレッサ23の吸入口133との間に接続さ
れており、ブロア147は車室135の空気を熱交換器
145に供給し、更に車室135吹き込む。タ−ビン2
1、コンプレッサ23、熱交換器5、145にはオゾン
層を破壊しないフロンレスの冷媒が用いられている。
【0049】コンプレッサ23は増速機構19で増速さ
れたエンジン7の駆動力によって駆動され、吸入口13
3から吸入した冷媒を加圧し、加圧された冷媒は熱交換
器5で冷却され、タ−ビン21はこの冷媒を断熱膨張さ
せる。熱交換器145は車室135で温度が上昇しブロ
ア147によって吹き付けられる空気によって冷媒を気
化させ、コンプレッサ23は気化した冷媒を吸入する。
れたエンジン7の駆動力によって駆動され、吸入口13
3から吸入した冷媒を加圧し、加圧された冷媒は熱交換
器5で冷却され、タ−ビン21はこの冷媒を断熱膨張さ
せる。熱交換器145は車室135で温度が上昇しブロ
ア147によって吹き付けられる空気によって冷媒を気
化させ、コンプレッサ23は気化した冷媒を吸入する。
【0050】このとき、熱交換器145ではブロア14
7で吹き付けられた空気が冷媒の気化によって冷却され
ると共に除湿され、この冷風は車室135の空調用に供
される。
7で吹き付けられた空気が冷媒の気化によって冷却され
ると共に除湿され、この冷風は車室135の空調用に供
される。
【0051】こうして、エアコンシステム143が構成
されている。
されている。
【0052】実施例1のエアコンシステム1と同様に、
エアコンシステム143は回転機構部3の小型軽量化に
より、車載性がよく低コストである。
エアコンシステム143は回転機構部3の小型軽量化に
より、車載性がよく低コストである。
【0053】各実施例で熱交換器5(冷却器)を空冷式
にすれば冷媒を冷却して発生した暖気を車室135(居
住空間)の空調に用いることができる。
にすれば冷媒を冷却して発生した暖気を車室135(居
住空間)の空調に用いることができる。
【0054】請求項5は、請求項1、2、3又は4の空
調装置をこのように構成したものであり、冷房から暖房
まで幅の広い温度範囲で空調が可能であり、暖気を得る
ためのヒ−タが不要になるか、又はヒ−タの容量を小さ
くすることができる。
調装置をこのように構成したものであり、冷房から暖房
まで幅の広い温度範囲で空調が可能であり、暖気を得る
ためのヒ−タが不要になるか、又はヒ−タの容量を小さ
くすることができる。
【0055】
【発明の効果】各請求項の空調装置は、原動機の動力を
圧縮機に伝達する増速機構の軸方向一側に圧縮機と膨張
機とを配置したことにより、圧縮機と膨張機の各動翼の
片持ち支持やベアリングの共用化などが可能になり、そ
れだけ軸方向に小型になる。これに加えて、伝動機構を
用いずに、原動機と増速機構との連結が可能であり、伝
動機構のサイズだけ軸方向と径方向に小型になると共
に、構造が簡単で、軽量で、低コストである。
圧縮機に伝達する増速機構の軸方向一側に圧縮機と膨張
機とを配置したことにより、圧縮機と膨張機の各動翼の
片持ち支持やベアリングの共用化などが可能になり、そ
れだけ軸方向に小型になる。これに加えて、伝動機構を
用いずに、原動機と増速機構との連結が可能であり、伝
動機構のサイズだけ軸方向と径方向に小型になると共
に、構造が簡単で、軽量で、低コストである。
【0056】又、膨張機が圧縮機の回転を促進すると共
に、その回転が原動機にフィ−ドバックされてエネルギ
−が回収され、燃費が向上する。
に、その回転が原動機にフィ−ドバックされてエネルギ
−が回収され、燃費が向上する。
【0057】請求項2の空調装置は、請求項1の空調装
置において、圧縮機と膨張機の各動翼を増速機構の出力
軸に互いのスラスト力を打ち消し合う方向で支持し、出
力軸のベアリングやスラスト力の支承部の負担を軽減
し、耐久性を向上させている。
置において、圧縮機と膨張機の各動翼を増速機構の出力
軸に互いのスラスト力を打ち消し合う方向で支持し、出
力軸のベアリングやスラスト力の支承部の負担を軽減
し、耐久性を向上させている。
【0058】請求項3の空調装置は、請求項2の空調装
置において、圧縮機と膨張機の各動翼を増速機構の出力
軸で片持ち支持し、圧縮機と膨張機の各動翼を支承する
ベアリングを不要にしたから、更に小型軽量になり、部
品点数が低減し、構造簡単で、低コストになる。
置において、圧縮機と膨張機の各動翼を増速機構の出力
軸で片持ち支持し、圧縮機と膨張機の各動翼を支承する
ベアリングを不要にしたから、更に小型軽量になり、部
品点数が低減し、構造簡単で、低コストになる。
【0059】又、各動翼のスラスト力が互いに打ち消し
合う請求項2の構成は、このようにベアリング個数の少
ない片持ち支持構成で特に有利であり、出力軸を支承す
るベアリングの負担が軽減し、耐久性が大幅に向上す
る。
合う請求項2の構成は、このようにベアリング個数の少
ない片持ち支持構成で特に有利であり、出力軸を支承す
るベアリングの負担が軽減し、耐久性が大幅に向上す
る。
【0060】請求項4、5、6の各空調装置は、それぞ
れ、膨張機で発生した冷気、冷却器で発生した暖気、加
熱器で発生した冷気を、居住空間の空調に用いるもので
あり、構造簡単、小型軽量で、扱い易い。
れ、膨張機で発生した冷気、冷却器で発生した暖気、加
熱器で発生した冷気を、居住空間の空調に用いるもので
あり、構造簡単、小型軽量で、扱い易い。
【0061】請求項7は、請求項4、5、6の各空調装
置を車両に用いたものであり、軸方向に小型で、軽量な
特長は車載用の装置として特に有利である。
置を車両に用いたものであり、軸方向に小型で、軽量な
特長は車載用の装置として特に有利である。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す図である。
【図2】各実施例の回転機構部を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成を示す図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】他の従来例の構成を示す図である。
1、143 エアコンシステム(空調装置) 5 熱交換器(冷却器) 7 エンジン(原動機) 19 増速機構 21 タ−ビン(膨張機) 23 コンプレッサ(圧縮機) 51 インペラシャフト(増速機構19の出力軸) 77、79 インペラ(動翼) 135 車室(居住空間) 145 熱交換器(加熱器)
Claims (7)
- 【請求項1】 回転式の圧縮機と、この圧縮機で発生し
た高温高圧の冷媒を冷却する冷却器と、冷却器で冷却さ
れた冷媒を断熱膨張させると共に、その動翼が圧縮機の
動翼に連結された回転式の膨張機と、原動機の回転力を
圧縮機に伝達する増速機構とを備え、前記圧縮機と膨張
機とが増速機構の軸方向一側に配置されていることを特
徴とする空調装置。 - 【請求項2】 圧縮機と膨張機の各動翼が、増速機構の
出力軸上で互いのスラスト力を打ち消し合う方向に支持
された請求項1の空調装置。 - 【請求項3】 増速機構の出力軸が、圧縮機と膨張機の
各動翼を片持ち支持する請求項2の空調装置。 - 【請求項4】 空気を冷媒として用い、膨張機の断熱膨
張で生じた冷気を居住空間の空調用に供し、居住空間か
らの暖気を圧縮機で圧縮する請求項1、2又は3の空調
装置。 - 【請求項5】 冷却器が空冷式であり、冷却器で冷媒を
冷却することにより発生した暖気を居住空間の空調用に
供する請求項1、2、3又は4の空調装置。 - 【請求項6】 膨張機で冷却された冷媒を空気で加熱す
ると共に、加熱時に生じた低湿度の冷気を居住空間の空
調用に供する加熱器を備えた請求項1、2、3又は5の
空調装置。 - 【請求項7】 原動機が車両のエンジンであり、居住空
間が車室である請求項4、5又は6の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7065831A JPH08261579A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7065831A JPH08261579A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08261579A true JPH08261579A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13298366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7065831A Pending JPH08261579A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08261579A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008139877A1 (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-20 | Sanden Corporation | 流体機械、ランキン回路及び車両の廃熱利用システム |
CN110359973A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-10-22 | 东风小康汽车有限公司重庆分公司 | 压缩机余能回收系统 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP7065831A patent/JPH08261579A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008139877A1 (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-20 | Sanden Corporation | 流体機械、ランキン回路及び車両の廃熱利用システム |
US8415815B2 (en) | 2007-04-27 | 2013-04-09 | Sanden Corporation | Fluid machine, rankine circuit, and system for utilizing waste heat from vehicle |
CN110359973A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-10-22 | 东风小康汽车有限公司重庆分公司 | 压缩机余能回收系统 |
CN110359973B (zh) * | 2019-06-28 | 2021-08-17 | 东风小康汽车有限公司重庆分公司 | 压缩机余能回收系统 |
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