JPH10306948A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH10306948A
JPH10306948A JP9118344A JP11834497A JPH10306948A JP H10306948 A JPH10306948 A JP H10306948A JP 9118344 A JP9118344 A JP 9118344A JP 11834497 A JP11834497 A JP 11834497A JP H10306948 A JPH10306948 A JP H10306948A
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JP
Japan
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compressor
oil
turbine
expander
cooling device
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JP9118344A
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English (en)
Inventor
Tomiaki Ochiai
富明 落合
Masayuki Sayama
正幸 佐山
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/024Units comprising pumps and their driving means the driving means being assisted by a power recovery turbine
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/028Units comprising pumps and their driving means the driving means being a planetary gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/05Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/056Bearings
    • F04D29/057Bearings hydrostatic; hydrodynamic

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却システムをオ−プンサイクル化して効率
を高め、構造簡単で低コストにし、組付け性を向上させ
る。 【解決手段】 空気を圧縮する圧縮機9と、圧縮機9で
発生した高温高圧の空気を冷却する冷却器11と、冷却
器11で冷却された冷気を断熱膨張させると共に、その
動翼69が圧縮機9の動翼81に連結された膨張機7
と、原動機の回転力を圧縮機9に伝達する変速機構5と
を備え、膨張機7を変速機構5と圧縮機9との間に配置
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、車室の
空調や冷凍車に用いられる冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】「機械工学便覧A基礎編B応用編社団法
人日本機械学会1991年9月30日発行B7−144
頁」に図4のようなガスタ−ビン201が記載されてい
る。
【0003】又、「自動車工学全書6巻ロ−タリ−エン
ジン,ガスタ−ビン 株式会社 山海堂 昭和55年1
月20日発行120頁」に図5のようなガスタ−ビン2
03が記載されている。
【0004】図4のガスタ−ビン201は、燃焼器20
5と、燃焼器205の燃焼ガスによって駆動されるタ−
ビン207と、タ−ビン207によって駆動される圧縮
機209と、タ−ビン207の回転を減速して出力シャ
フト211から取り出すプラネタリ−ギヤ式の減速機2
13などから構成されている。
【0005】圧縮機209はタ−ビン207と減速機2
13との間に配置されている。
【0006】又、圧縮機209のハウジング215は別
体に形成された吸い込み部217と吐き出し部219と
をボルト221で固定して構成されており、減速機21
3のピニオンギヤ223はボルト225でハウジング2
15に固定されたフランジ227に支持されている。
【0007】又、タ−ビン207と圧縮機209の各ス
ラスト力を受けるスラストベアリングが減速機213側
に配置されている。
【0008】又、図5のガスタ−ビン203は、燃焼器
229と、燃焼器229の燃焼ガスによって駆動される
タ−ビン231と、タ−ビン231によって駆動される
圧縮機233と、タ−ビン231の回転を減速して出力
シャフト235から取り出す減速ギヤ組237などから
構成されている。
【0009】タ−ビン231は圧縮機233と減速ギヤ
組237との間に配置されている。
【0010】又、タ−ビン231のロ−タ239と減速
ギヤ組237側のシャフト241は別体にされている。
このようにロ−タ239とシャフト241とを分割する
ことにより、燃焼ガスを受けるタ−ビン231側の熱を
減速ギヤ組237側へ伝導しにくくし、ギヤの噛み合い
やギヤのベアリング243、243への悪影響を防止し
ている。
【0011】このようなガスタ−ビン201、213の
システムを空気を冷媒にした空調装置や冷凍装置などに
応用することが考えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4のガスタ
−ビン201では、減速機213の隣に圧縮機209が
配置されており、減速機213のケ−シング243は内
部が大気圧で、圧縮機209が負圧を発生するから、こ
の負圧によってハウジング243から圧縮機209側に
オイルが洩れる恐れがある。
【0013】従って、このシステムを空調装置や冷凍装
置などに適用した場合圧縮空気を膨張させて冷却する膨
張機(タ−ビン)からオイルが混入した冷気が空調室や
冷凍室に吹き出してくる。
【0014】オイルが混入した冷気を利用するには、油
分離器を用いて冷気からオイルを取り除くか、又は、冷
却システムをクロ−ズドサイクルにする必要がある。
【0015】油分離器を用いるとコスト高になり、クロ
−ズドサイクルにすると、エバポレ−タを用いて熱交換
をする必要があるから、冷却システムが複雑で大型にな
り、コスト高になると共に、効率(成績係数:COP)
が低下する。
【0016】又、減速機213のシャフト245はベア
リング246、247で支持されており、シャフト22
3の先端に形成された減速機213のサンギヤ249は
ベアリング246、247によって片持ち支持されてい
る。
【0017】従って、ベアリング246からサンギヤ2
49までの突き出し距離だけベアリング246の荷重が
大きくなり、こうして各ベアリング246、247の分
担荷重が異なるから、フリクションロスと駆動力のロス
とが増大し、耐久性が低下する。
【0018】又、圧縮機209のハウジング215が吸
い込み部217と吐き出し部219とに別体になってお
り、減速機213のピニオンギヤ223がハウジング2
15と別体のフランジ227に支持されているから、吸
い込み部217と吐き出し部219とフランジ227及
び減速機213の各ギヤの芯合わせのために高い加工精
度が要求され、加工コストが上昇する。
【0019】又、ガスタ−ビン201はこれらの芯が狂
うと高速回転が不可能になると共に、振動によって耐久
性が低下する。
【0020】更に、吸い込み部217と吐き出し部21
9とフランジ227とを別体にすると、これらを固定す
るためのボルト221、225が必要でそれだけ部品点
数が増加し、組付け性も低下する。
【0021】又、減速機213側にスラストベアリング
が配置されているから、ガスタ−ビン201は組付けが
難しい。その上、各部材の組付け誤差が圧縮機209と
タ−ビン207側に累積するから、各ロ−タとハウジン
グとの隙間が大きくなり、断熱温度効率が低下する。
【0022】又、図5のガスタ−ビン203では、タ−
ビン231のロ−タ239と減速ギヤ組237側のシャ
フト241とが別体にされているから、ロ−タ239と
シャフト241との芯合わせのためにそれぞれに高い加
工精度が要求されると共に、それだけ部品点数が多くな
り、組付け精度と組付け性とが低下する。
【0023】そこで、この発明は、オ−プンサイクル化
が可能であり、効率が高く、ベアリングの負担と駆動力
のロスとが軽減して耐久性が高く、構造簡単で、部品点
数が少なく、低コストで、組付け性のよい冷却装置の提
供を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の冷却装置
は、空気を圧縮する圧縮機と、この圧縮機で発生した高
温高圧の空気を冷却する冷却器と、冷却器で冷却された
空気を断熱膨張させると共に、その動翼が前記圧縮機の
動翼に連結された膨張機と、原動機の回転力を圧縮機に
伝達する変速機構とを備え、膨張機が変速機構と圧縮機
との間に配置されていることを特徴とする。
【0025】このように、請求項1記載の冷却装置で
は、正圧が生じる膨張機を変速機構と圧縮機との間に配
置したから、圧縮機209が減速機213の隣に配置さ
れた図4の従来例と異なって、変速機構側から膨張機側
へのオイル洩れが防止され、冷気にオイルが混入しな
い。
【0026】こうして、冷気を居住空間に直接吹き込む
ことが可能になり、冷却システムのオ−プンサイクル化
が可能になる。
【0027】従って、冷気からオイルを取り除く油分離
器が不要であるからコストの上昇が防止され、又、エバ
ポレ−タを用いるクロ−ズドサイクルにする必要がない
から、冷却システムの構造が簡単で、小型軽量になり、
コストが低減され、効率(COP)の低下が避けられ
る。
【0028】請求項2記載の発明は、請求項1記載の冷
却装置であって、変速機構と膨張機と圧縮機とが共通の
軸上に配置されていることを特徴とし、請求項1の構成
と同等の効果を得る。
【0029】これに加えて、変速機構と膨張機と圧縮機
とを共通の軸上に配置したから、タ−ビン231のロ−
タ239と減速ギヤ組237側のシャフト241とが分
割されている図5の従来例と異なって、部品点数が少な
く、分割シャフト間の芯合わせと高い加工精度が不要
で、組付け性もよい。
【0030】請求項3記載の発明は、請求項2記載の冷
却装置であって、膨張機と圧縮機との間に各ロ−タのス
ラスト力を受けるスラストベアリングが配置されたこと
を特徴とし、請求項2の構成と同等の効果を得る。
【0031】これに加えて、スラストベアリングを膨張
機と圧縮機との間に配置したから、スラストベアリング
が減速機213側に配置されている図4の従来例と異な
って、組付け性が良いと共に、このスラストベアリング
によって各部材の組付け誤差が膨張機と圧縮機との間で
遮断され、組付け誤差の累積が防止されるから、それぞ
れのロ−タとハウジングとの隙間が適正に調整され、断
熱温度効率の低下が避けられる。
【0032】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれか一項に記載の冷却装置であって、変速機
構のギヤが軸方向両側で支持されていることを特徴と
し、請求項1乃至請求項3のいずれかと同等の効果を得
る。
【0033】これに加えて、変速機構のギヤを軸方向両
側で支持したから、減速機213のサンギヤ249がベ
アリング246、247によって片持ち支持されている
図4の従来例と異なって、各ベアリングに掛かる荷重が
均等になり、片方のベアリングだけに荷重が偏らなくな
るから、各ベアリングのフリクションロスと原動機の駆
動力ロスとが低減されると共に、耐久性が向上する。
【0034】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれか一項に記載の発明であって、膨張機のハ
ウジングの吸い込み部と吐き出し部とが一体に形成され
ており、このハウジングが変速機構のギヤを支持してい
ることを特徴とし、請求項1乃至請求項4のいずれかと
同等の効果を得る。
【0035】これに加えて、膨張機のハウジングの吸い
込み部と吐き出し部とを一体に形成し、このハウジング
で変速機構のギヤを支持するように構成したから、ハウ
ジング215が別体であり、減速機213のピニオンギ
ヤ223がハウジング215と別体のフランジ227に
支持されている図4の従来例と異なって、これらの芯合
わせと、高い加工精度とが不要になり、加工コストが低
減すると共に、芯の狂いと振動とが生じないから、高速
回転が可能になり、耐久性が向上する。
【0036】更に、別体の部材を固定するためのボルト
類が不要であり、それだけ部品点数が低減され、組付け
性も向上する。
【0037】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれか一項に記載の冷却装置であって、膨張機
で生じた冷気を車室や居住空間の空調用、あるいは、冷
凍室の冷凍用に供し、これら冷房負荷又は冷凍負荷から
の暖気を圧縮機で圧縮することを特徴とし、請求項1乃
至請求項5のいずれかと同等の効果を得る。
【0038】これに加えて、冷気を車室や居住空間のよ
うな冷房負荷の空調用や冷凍室のような冷凍負荷の冷凍
用に供するこの構成において、冷却システムをオ−プン
サイクル化し、冷気をそのまま負荷に吹き出すことが可
能な本発明の冷却装置は、特に有用である。
【0039】更に、オ−プンサイクル化によって、構造
が簡単で、小型軽量で、低コストで、効率(COP)が
高い本発明の冷却装置は、車載用に好適である。
【0040】
【発明の実施の形態】図1と図3とによって本発明の第
1実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、2、
3、5、6の特徴を備えている。図1はこの実施形態の
冷却装置1を示し、図3はこの冷却装置1を用いた冷却
システムを示している。この冷却装置1は空気を冷媒に
用いており、オゾン層を破壊しないフロンレスの冷却シ
ステムを構成している。なお、左右の方向は図1での左
右の方向であり、符号を与えていない部材等は図示され
ていない。
【0041】この冷却システムは車両に用いられてお
り、図3のように、冷却装置1とその駆動力源2と負荷
3から構成されている。駆動力源2はエンジン又は車載
のバッテリで駆動される電動モ−タであり、負荷3は車
室(冷房負荷)又は冷凍車の冷凍(冷凍負荷)である。
【0042】図1のように、冷却装置1は、入力プ−リ
4、プラネタリ−ギヤ式の増速機構5(変速機構)、遠
心式タ−ビン7(膨張機)、遠心式コンプレッサ9(圧
縮機)、冷却器11などから構成されている。
【0043】増速機構5とタ−ビン7とコンプレッサ9
は、この順序で、インペラシャフト13(共通の軸)上
に配置されている。
【0044】増速機構5はケ−シング15に収納されて
おり、ケ−シング15にはオイル溜りが設けられてい
る。
【0045】タ−ビン7のハウジング17は一体に形成
されている。ハウジング17のフランジ部19は0リン
グ21を介してケ−シング15に嵌入しており、ケ−シ
ング15の周溝23に係合する連結部材25とボルト2
7とによってケ−シング15に固定されている。
【0046】又、ハウジング17の右端部にはフランジ
29が押さえ部材31とボルト33とによって固定され
ている。コンプレッサ9のハウジング35はその左端部
を押さえ部材36とボルト37とによってフランジ29
に固定されている。
【0047】入力プ−リ4はプ−リ本体39とハブ41
とをボルト43で固定して形成されており、増速機構5
の入力軸45にキ−47とナット49とで固定されてい
る。
【0048】入力プ−リ4はエンジンのクランクシャフ
トに連結された他側のプ−リにベルトを介して連結され
ており、エンジンの駆動力によって回転駆動される。
【0049】入力軸45はベアリング51によって増速
機構5のケ−シング15に支承されており、入力軸45
とケ−シング15との間にはシ−ル53が配置され、オ
イル洩れを防止している。
【0050】増速機構5は、フランジ部55を介して入
力軸45と一体に形成されたインタ−ナルギヤ57と、
周方向等間隔に配置された複数個のピニオンギヤ59
と、インペラシャフト13に形成されたサンギヤ61と
を備えている。これらはヘリカルギヤで構成されてい
る。
【0051】増速機構5の各ギヤの噛み合い部はオイル
溜りから撥ね上げたオイルによって潤滑される。
【0052】ピニオンギヤ59はベアリング63を介し
てピニオンシャフト65に支承されている。ピニオンシ
ャフト65はハウジング17のフランジ部19に支持さ
れている。
【0053】インペラシャフト13には、サンギヤ61
の右側から、ブッシュ67、タ−ビン7のインペラ69
(動翼)、ブッシュ71、リング73、75、ブッシュ
77、79、コンプレッサ9のインペラ81(動翼)が
装着され、ナット83で固定されている。
【0054】各インペラ69、81はインペラシャフト
13上で直結されていると共に、それぞれのスラスト力
が打ち消し合うように、反対向きに配置されている。
【0055】ハウジング17のフランジ部19にはベア
リングホルダ85が圧入され、ボルト86で固定されて
いる。ベアリングホルダ85とブッシュ67との間、及
び、フランジ29とブッシュ77との間には、ラジアル
ベアリングであるフロ−ティングブッシュ87、89が
それぞれ配置されており、インペラシャフト13及びそ
の上に固定された各部材を回転自在に支承している。
【0056】又、リング73、75の間に形成された溝
91にはスラストワッシャ93(スラストベアリング)
が係合し、インペラシャフト13に掛かるインペラ6
9、81のスラスト力及び増速機構5のサンギヤ61の
噛み合いスラスト力を受けている。
【0057】上記のように、インペラ69、81は反対
向きに取り付けられて各スラスト力が互いに打ち消し合
うから、スラストワッシャ93と溝91とに掛かる負担
が低減され、これらの耐久性を大幅に向上させている。
【0058】ケ−シング15とフランジ29にはオイル
プラグ95、97が取り付けられており、フランジ部1
9とベアリングホルダ85及びフランジ29にはそれぞ
れ油路99、101が形成されている。各フロ−ティン
グブッシュ87、89には、オイルプラグ95、97と
各油路99、101を介して、外部のオイルポンプから
加圧オイルが供給され、オイルフィルムダンパが形成さ
れる。
【0059】各フロ−ティングブッシュ87、89はこ
のオイルフィルムダンパによってフロ−ティング支持さ
れ、振動を吸収しながらインペラシャフト13を支承す
る。
【0060】フロ−ティングブッシュ87の加圧オイル
は、その左端側から増速機構5にも送られて各ギヤの噛
み合い部を潤滑し、オイル溜りに戻る。更に、オイルの
一部は入力軸45の油路102からベアリング51とシ
−ル53に送られてこれらを潤滑する。
【0061】又、フロ−ティングブッシュ89の加圧オ
イルは溝103からスラストワッシャ93の油路105
にも供給され、スラストワッシャ93と溝91(リング
73、75)との摺動部を潤滑する。
【0062】又、オイルフィルムダンパのオイルは、フ
ロ−ティングブッシュ87側では帰り油路107を通っ
てケ−シング15のオイル溜りに戻り、フロ−ティング
ブッシュ89側では油路109からオイルドレン11を
介して外部に排出される。
【0063】ブッシュ67とベアリングホルダ85との
間にはシ−ル113が配置されており、ケ−シング15
からのオイル漏れとタ−ビン7からのエア洩れとを防止
している。
【0064】これに加えて、ケ−シング15の内部が大
気圧である増速機構5の隣に正圧が生じるタ−ビン7を
配置したことにより、増速機構5側からタ−ビン7側へ
のオイル洩れは効果的に防止される。
【0065】又、フランジ29側のシ−ル部材115と
ブッシュ71との間にはシ−ル117が配置されてお
り、フランジ29側からのオイル漏れとタ−ビン7から
のエア洩れとを防止している。
【0066】又、フランジ29側のシ−ル部材119と
ブッシュ79との間にはシ−ル121が配置されてお
り、フランジ29側からのオイル漏れとコンプレッサ9
からのエア洩れとを防止している。
【0067】コンプレッサハウジング35の吸入口12
3はダクトで負荷3に連結されており、タ−ビンハウジ
ング17は吐出口125がダクトで負荷3に連結されて
いる。
【0068】又、冷却器11はコンプレッサハウジング
35の吐出口127とタ−ビンハウジング17の吸入口
129の間の管路に配置されている。
【0069】なお、タ−ビンハウジング17の内側には
冷気の温度上昇を防止するために断熱材がコ−ティング
されている。
【0070】増速機構5はプ−リ3からインタ−ナルギ
ヤ57に入力したエンジンの駆動力をピニオンギヤ59
からサンギヤ61を介して増速し、インペラシャフト1
3を介してタ−ビン7とコンプレッサ9とを回転駆動す
る。
【0071】駆動されたコンプレッサ9は、負荷3から
暖気を吸い込んで加圧し、冷却器11は加圧されて高温
になった空気を冷却する。タ−ビン7は冷却された空気
を断熱膨張させて更に冷却し、生じた冷気を負荷3に吹
き出す。負荷3では冷気が温度負荷によって暖気にな
る。
【0072】このとき、図3の冷却システムでは、タ−
ビン7とコンプレッサ9で断熱変化(等エントロピ変
化)が行われ、負荷3と冷却器11で等圧変化が行われ
る。
【0073】このように、この冷却システムはオ−プン
サイクル化されており、タ−ビン7の冷気は負荷3に直
接吹き込まれる。
【0074】又、冷却装置1では、タ−ビン7のインペ
ラ69の回転は、図3の矢印130のように、インペラ
シャフト13からインペラ81にフィ−ドバックされて
コンプレッサ9の回転を促進すると共に、増速機構5を
介してエンジン側にフィ−ドバックされエンジンの負荷
を軽減する。このように、エネルギ−が回収されて冷却
装置1の効率が向上する。
【0075】こうして、冷却装置1が構成されている。
【0076】冷却装置1は、上記のように、正圧が生じ
るタ−ビン7を増速機構5とコンプレッサ9との間に配
置したことにより、図4の従来例と異なって、増速機構
5側からタ−ビン7側へのオイル洩れが防止され、冷気
にオイルが混入しないから、冷気を負荷3に直接吹き込
むことが可能になり、冷却システムをオ−プンサイクル
化している。
【0077】従って、油分離器を用いて冷気からオイル
を取り除く必要がないからコストの上昇が防止され、
又、クロ−ズドサイクルにしないからエバポレ−タを用
いる必要がなく、構造が簡単で、小型軽量であり、コス
トが低減され、効率(COP)の低下が避けられる。
【0078】又、増速機構5とタ−ビン7とコンプレッ
サ9とをインペラシャフト13上に配置したから、図5
の従来例と異なって、部品点数が少なく、従来例のよう
な分割シャフト間の芯合わせと高い加工精度とが不要で
あり、組付け性もよい。
【0079】又、スラストワッシャ93をタ−ビン7と
コンプレッサ9との間に配置したから、図4の従来例と
異なって、組付け性が良いと共に、このスラストワッシ
ャ93によって各部材の組付け誤差がタ−ビン7とコン
プレッサ9との間で遮断され、組付け誤差の累積が防止
されるから、それぞれのインペラ69、81とハウジン
グ17、35との隙間が適正に調整され、断熱温度効率
の低下が避けられる。
【0080】従って、インペラ69、81とハウジング
17、35との隙間を調整するためのアブレ−ダブルコ
−ティング化を検討しなくとも良く、コスト上昇が避け
られる。
【0081】又、タ−ビン7のハウジング17を一体に
形成し、ハウジング17(フランジ部19)で変速機構
5のサンギヤ61(インペラシャフト13)を支持する
ように構成したから、別体のハウジング部材の芯合わせ
と高い加工精度とが必要な図4の従来例に較べて、加工
コストが大きく低減すると共に、芯の狂いと振動とが生
じないから、冷却装置1は高速回転が可能になり、耐久
性が向上する。
【0082】又、別体の部材を固定するためのボルト類
が不要であり、それだけ部品点数が低減し、組付け性も
向上する。
【0083】又、タ−ビン7とコンプレッサ9との間に
フランジ29を配置してこれらを分離したから、コンプ
レッサ9の熱をタ−ビン7側から遮断する断熱材が不要
であり、それだけ低コストである。
【0084】又、オ−プンサイクル化によって、構造簡
単、小型軽量、低コストで、効率(COP)が高い冷却
装置1は、車室の空調や冷凍車の冷凍室を冷却する車載
の冷却システム用に特に有用である。
【0085】次に、図2によって本発明の第2実施形態
を説明する。この実施形態は請求項1、2、3、4、
5、6の特徴を備えている。図2はこの実施形態の冷却
装置131を示している。又、左右の方向は図2での左
右の方向であり、符号を与えていない部材等は図示され
ていない。
【0086】なお、図2と以下の説明の中で、第1実施
形態と同機能の部材には同一の符号を与えて引用すると
共に、これら同機能部材の重複説明は省く。
【0087】冷却装置131は、第1実施形態の冷却装
置1と同様に、入力プ−リ4、プラネタリ−ギヤ式の増
速機構5、遠心式タ−ビン7、遠心式コンプレッサ9、
冷却器11などから構成されており、増速機構5とタ−
ビン7とコンプレッサ9は、この順序で、インペラシャ
フト13上に配置されている。
【0088】ハウジング17のフランジ部19にはベア
リングホルダ133が圧入され、ボルト86で固定され
ている。その左端側には円錐状の凸部135が形成され
ており、この凸部135は入力軸45に形成された円錐
状の凹部137に僅かな空隙を介して貫入している。
又、ベアリングホルダ133には凹部139が設けら
れ、サンギヤ61との干渉を防止している。
【0089】サンギヤ61の左側では、インペラシャフ
ト13とベアリングホルダ133との間にラジアルベア
リングであるフロ−ティングブッシュ141が配置され
ている。
【0090】フロ−ティングブッシュ141にはオイル
プラグ95からフランジ部19とベアリングホルダ13
3を通して形成された油路143を介して加圧オイルが
供給され、オイルフィルムダンパが形成される。フロ−
ティングブッシュ141はこのオイルフィルムダンパに
よってフロ−ティング支持され、振動を吸収しながらイ
ンペラシャフト13及びその上に固定された各部材を支
承する。
【0091】このように、サンギヤ61は、左側でフロ
−ティングブッシュ141に支承され、右側でフロ−テ
ィングブッシュ89に支承されている。
【0092】フロ−ティングブッシュ141の加圧オイ
ルは増速機構5にも送られて各ギヤの噛み合い部を潤滑
し、オイル溜りに戻る。
【0093】又、サンギヤ61の右側では、インペラシ
ャフト13とベアリングホルダ133との間にブッシュ
145が配置されている。このブッシュ145とベアリ
ングホルダ133との間にはシ−ル147が配置されて
おり、ケ−シング15からのオイル漏れとタ−ビン7か
らのエア洩れとを防止している。
【0094】上記のように、正圧が生じるタ−ビン7を
増速機構5の隣に配置したことによって、増速機構5側
からタ−ビン7側へのオイル洩れが効果的に防止されて
いる。
【0095】こうして、冷却装置131が構成されてい
る。
【0096】上記のように、冷却装置131はサンギヤ
61の左側にフロ−ティングブッシュ141を配置した
ことにより、フロ−ティングブッシュ89、141でサ
ンギヤ61を軸方向両側で支持したから、図4の従来例
と異なって、これらのフロ−ティングブッシュ89、1
41に掛かる荷重が均等になり、片方だけに荷重が偏ら
なくなる。
【0097】従って、各フロ−ティングブッシュ89、
141のフリクションロスとエンジンの駆動力ロスとが
低減されると共に、耐久性が向上する。
【0098】これに加えて、冷却装置131は第1実施
形態の冷却装置1と同等の効果を得る。
【0099】
【発明の効果】請求項1記載の冷却装置は、正圧が生じ
る膨張機を変速機構と圧縮機との間に配置したことによ
り、図4の従来例と異なって、変速機構側から膨張機側
へのオイル洩れが防止され、冷気にオイルが混入しない
から、冷気を居住空間に直接吹き込むことが可能にな
り、冷却システムのオ−プンサイクル化が可能になる。
【0100】従って、冷気からオイルを取り除く油分離
器が不要でコストの上昇が防止され、エバポレ−タが必
要なクロ−ズドサイクルではないから、冷却システムの
構造が簡単で、小型軽量になり、コストが低減され、効
率(COP)の低下が避けられる。
【0101】請求項2記載の発明は、請求項1の構成と
同等の効果を得ると共に、変速機構と膨張機と圧縮機と
を共通の軸上に配置したから、図5の従来例と異なっ
て、部品点数が少なく、分割シャフト間の芯合わせと高
い加工精度とが不要で、組付け性もよい。
【0102】請求項3記載の発明は、請求項2の構成と
同等の効果を得ると共に、スラストベアリングを膨張機
と圧縮機との間に配置したから、図4の従来例と異なっ
て、組付け性が良いと共に、このスラストベアリングに
よって組付け誤差の累積が防止されるから、膨張機と圧
縮機でそれぞれロ−タとハウジングとの隙間が適正に調
整され、断熱温度効率の低下が避けられる。
【0103】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかと同等の効果を得ると共に、変速機構の
ギヤを軸方向両側で支持したから、図4の従来例と異な
って、各ベアリングに掛かる荷重が均等になり、片方の
ベアリングだけに荷重が偏らなくなるから、各ベアリン
グのフリクションロスと原動機の駆動力ロスとが低減さ
れると共に、耐久性が向上する。
【0104】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれかと同等の効果を得ると共に、膨張機のハ
ウジングの吸い込み部と吐き出し部とを一体に形成し、
このハウジングで変速機構のギヤを支持するように構成
したから、図4の従来例と異なって、別体のハウジング
部材の芯合わせと高い加工精度とが不要になり、加工コ
ストが低減すると共に、芯の狂いと振動とが生じないか
ら、高速回転が可能になり、耐久性が向上する。
【0105】又、別体の部材を固定するためのボルト類
が不要で、それだけ部品点数が低減され、組付け性も向
上する。
【0106】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれかと同等の効果を得ると共に、冷却システ
ムのオ−プンサイクル化によって、冷気をそのまま負荷
に吹き出すことが可能な本発明の冷却装置は、冷気を空
調や冷凍室に供するこの構成において、特に有用であ
る。
【0107】更に、構造が簡単で、小型軽量で、低コス
トで、効率(COP)が高い本発明の冷却装置は、車載
用に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示す断面図である。
【図3】各実施形態の冷却システム図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】他の従来例の断面図である。
【符号の説明】
1、131 冷却装置 5 増速機構(変速機構) 7 遠心式タ−ビン(膨張機) 9 遠心式コンプレッサ(圧縮機) 11 冷却器 13 インペラシャフト(共通の軸) 17 一体に形成されたタ−ビンハウジング 61 サンギヤ(増速機構のギヤ) 69、81 インペラ(動翼) 89、141 フロ−ティングブッシュ(増速機構のサ
ンギヤを軸方向両側で支持するラジアルベアリング) 93 スラストワッシャ(スラストベアリング)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を圧縮する圧縮機と、この圧縮機で
    発生した高温高圧の空気を冷却する冷却器と、冷却器で
    冷却された空気を断熱膨張させると共に、その動翼が前
    記圧縮機の動翼に連結された膨張機と、原動機の回転力
    を圧縮機に伝達する変速機構とを備え、膨張機が変速機
    構と圧縮機との間に配置されていることを特徴とする冷
    却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、変速機構
    と膨張機と圧縮機とが共通の軸上に配置されていること
    を特徴とする冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、膨張機と
    圧縮機との間に各ロ−タのスラスト力を受けるスラスト
    ベアリングが配置されたことを特徴とする冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の発明であって、変速機構のギヤが軸方向両側で支
    持されていることを特徴とする冷却装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の発明であって、膨張機のハウジングの吸い込み部
    と吐き出し部とが一体に形成されており、このハウジン
    グが変速機構のギヤを支持していることを特徴とする冷
    却装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の発明であって、膨張機で生じた冷気を車室や居住
    空間の空調用、あるいは、冷凍室の冷凍用に供し、これ
    ら冷房負荷又は冷凍負荷からの暖気を圧縮機で圧縮する
    ことを特徴とする冷却装置。
JP9118344A 1997-05-08 1997-05-08 冷却装置 Pending JPH10306948A (ja)

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