JPH08261013A - 複合サイクル発電プラント及びその効率を向上させる方法 - Google Patents
複合サイクル発電プラント及びその効率を向上させる方法Info
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- JPH08261013A JPH08261013A JP8075320A JP7532096A JPH08261013A JP H08261013 A JPH08261013 A JP H08261013A JP 8075320 A JP8075320 A JP 8075320A JP 7532096 A JP7532096 A JP 7532096A JP H08261013 A JPH08261013 A JP H08261013A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱化学復熱方式と煙道ガス再循環方式をの両
方を組み込んだ複合サイクル発電プラントを提供する。 【解決手段】 ガスタービン(120)が燃焼器(110)に結
合され、燃焼器は空気圧縮機(100)に結合されている。
蒸気タービンサイクル(140)が改質装置(130)に結合さ
れ、改質装置はガスタービン(120)に結合されている。
蒸気タービンサイクル(140)からの煙道ガス流のうち少
なくとも一部を、煙道ガス圧縮機(150)に送り、燃料と
混合し、改質装置(130)内で加熱すると共に改質し、そ
して圧縮機(100)からの排出流と一緒に燃焼器(110)に
導入する。
方を組み込んだ複合サイクル発電プラントを提供する。 【解決手段】 ガスタービン(120)が燃焼器(110)に結
合され、燃焼器は空気圧縮機(100)に結合されている。
蒸気タービンサイクル(140)が改質装置(130)に結合さ
れ、改質装置はガスタービン(120)に結合されている。
蒸気タービンサイクル(140)からの煙道ガス流のうち少
なくとも一部を、煙道ガス圧縮機(150)に送り、燃料と
混合し、改質装置(130)内で加熱すると共に改質し、そ
して圧縮機(100)からの排出流と一緒に燃焼器(110)に
導入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合サイクル発電
プラントに関し、特に、発電プラントのガスタービン排
出物及び蒸気タービンサイクルからの煙道ガスからの廃
熱の利用に関する。
プラントに関し、特に、発電プラントのガスタービン排
出物及び蒸気タービンサイクルからの煙道ガスからの廃
熱の利用に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】発電の
仕組みは複雑であり、その時その時において出力量を大
きく変化させることが必要になる。しかしながら、基本
的に、最大効率は定常状態又はそれに近い状態である或
る特定の動作条件で達成されるが、特に蒸気タービン発
電プラントの場合には広範な需要と両立しない。この問
題は、予備の又は操業中のいずれかのプラント、また非
効率的な操業となるが小型であり、かくしてエネルギ損
失が小さなプラントについての種々の組合せを設計する
ことにより取り組むことができる。ガスタービンはオン
ライン運転が容易なので後者の用途に好適である。しか
しながら、この解決策では、需要電力を電力出力にマッ
チさせ、予備発電機を必要に応じて運転開始させ、その
他送電設備網を取り扱う精巧な制御装置が必要である。
仕組みは複雑であり、その時その時において出力量を大
きく変化させることが必要になる。しかしながら、基本
的に、最大効率は定常状態又はそれに近い状態である或
る特定の動作条件で達成されるが、特に蒸気タービン発
電プラントの場合には広範な需要と両立しない。この問
題は、予備の又は操業中のいずれかのプラント、また非
効率的な操業となるが小型であり、かくしてエネルギ損
失が小さなプラントについての種々の組合せを設計する
ことにより取り組むことができる。ガスタービンはオン
ライン運転が容易なので後者の用途に好適である。しか
しながら、この解決策では、需要電力を電力出力にマッ
チさせ、予備発電機を必要に応じて運転開始させ、その
他送電設備網を取り扱う精巧な制御装置が必要である。
【0003】複合サイクル発電プラントは、蒸気タービ
ンシステムと一または二以上のガスタービンを組み合わ
せることによりピーク負荷発電及び基底負荷発電の最良
の特徴をミックスしているので効率向上及び融通性向上
の要望にぴったりである。上述のように、ガスタービン
は起動時間が短く、電力需要の変化に十分に対応できる
が、単純なサイクル用途では発電効率が比較的悪い。蒸
気タービンは迅速な起動や需要の変化に対する応答性に
関して好適であるとはいえない。複合サイクル発電プラ
ントは、ガスタービンの排出物からの廃熱を利用して蒸
気タービンのための蒸気を生じさせることにより効率を
良くすることができる。
ンシステムと一または二以上のガスタービンを組み合わ
せることによりピーク負荷発電及び基底負荷発電の最良
の特徴をミックスしているので効率向上及び融通性向上
の要望にぴったりである。上述のように、ガスタービン
は起動時間が短く、電力需要の変化に十分に対応できる
が、単純なサイクル用途では発電効率が比較的悪い。蒸
気タービンは迅速な起動や需要の変化に対する応答性に
関して好適であるとはいえない。複合サイクル発電プラ
ントは、ガスタービンの排出物からの廃熱を利用して蒸
気タービンのための蒸気を生じさせることにより効率を
良くすることができる。
【0004】ガスタービンからの熱は現在、ある程度ま
では利用されているが、複合サイクル発電プラントの効
率を一段と向上させることが望ましいことに変わりな
い。かくして、本発明の目的は、一または二以上のガス
タービンにより生じた熱を一層活用する複合サイクル発
電プラントに関する改良設計を提供することにある。
では利用されているが、複合サイクル発電プラントの効
率を一段と向上させることが望ましいことに変わりな
い。かくして、本発明の目的は、一または二以上のガス
タービンにより生じた熱を一層活用する複合サイクル発
電プラントに関する改良設計を提供することにある。
【0005】ガスタービンの総合効率は、圧縮機及びタ
ービンの効率、周囲空気温度、タービン入口温度、全体
的な圧力比、及び使用するサイクルのタイプの関数であ
る。これら条件のうちのあるものは、機器の設計による
以外には、プラントのレイアウトによっては制御でき
ず、他方、容易に制御できないものもある。しかしなが
ら、燃焼器に流入するガスの温度を制御することは可能
である。この温度が高ければ高いほど、それだけ一層タ
ービンエンジンの効率が高くなる。かくして、本発明の
もう一つの目的は、燃焼器に流入するガスの温度を上げ
ることにある。
ービンの効率、周囲空気温度、タービン入口温度、全体
的な圧力比、及び使用するサイクルのタイプの関数であ
る。これら条件のうちのあるものは、機器の設計による
以外には、プラントのレイアウトによっては制御でき
ず、他方、容易に制御できないものもある。しかしなが
ら、燃焼器に流入するガスの温度を制御することは可能
である。この温度が高ければ高いほど、それだけ一層タ
ービンエンジンの効率が高くなる。かくして、本発明の
もう一つの目的は、燃焼器に流入するガスの温度を上げ
ることにある。
【0006】最後に、今日においては、環境上の配慮が
従来よりも一層重要になっている。複合サイクル発電プ
ラントを利用すると、主としてNOx及び一酸化炭素
(CO)の形態の汚染物質が生じる。かくして、本発明
のさらにもう一つの目的は、複合サイクル発電プラント
の効率を向上させるが、汚染物質の生成を減少させるシ
ステムを提供することにある。
従来よりも一層重要になっている。複合サイクル発電プ
ラントを利用すると、主としてNOx及び一酸化炭素
(CO)の形態の汚染物質が生じる。かくして、本発明
のさらにもう一つの目的は、複合サイクル発電プラント
の効率を向上させるが、汚染物質の生成を減少させるシ
ステムを提供することにある。
【0007】ホーナー氏等に付与された米国特許第5,
133,180号の開示内容によれば、改質装置又は化
学的復熱装置の使用により、相当多量の水素及び水蒸気
を含有する燃料を生じさせることができ、これをガスタ
ービンエンジンに注入すると性能の向上が得られると共
に放出物が少なくなる。復熱装置を用いる半密閉サイク
ルガス蒸気タービンが、ジレット氏に付与された米国特
許第5,271,215号に開示されている。圧縮空気
を加熱し、これを煙道ガス熱交換器に通すことによりガ
スタービンの効率を向上させると共に放出物を減少させ
る方法が、ヘンドリックス氏等に付与された米国特許第
5,319,925号に開示されている。
133,180号の開示内容によれば、改質装置又は化
学的復熱装置の使用により、相当多量の水素及び水蒸気
を含有する燃料を生じさせることができ、これをガスタ
ービンエンジンに注入すると性能の向上が得られると共
に放出物が少なくなる。復熱装置を用いる半密閉サイク
ルガス蒸気タービンが、ジレット氏に付与された米国特
許第5,271,215号に開示されている。圧縮空気
を加熱し、これを煙道ガス熱交換器に通すことによりガ
スタービンの効率を向上させると共に放出物を減少させ
る方法が、ヘンドリックス氏等に付与された米国特許第
5,319,925号に開示されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、空気圧
縮機に結合された燃焼器に結合されているガスタービン
と、ガスタービンに結合された改質装置に連結されてい
る蒸気タービンサイクルとから成り、蒸気タービンサイ
クルからの煙道ガス流のうち少なくとも一部を、煙道ガ
ス圧縮機に送り、燃料(好ましくは、天然ガス)と混合
し、改質装置内で加熱すると共に改質し、そして圧縮機
からの排出流と一緒に燃焼器に導入するようになってい
ることを特徴とする複合サイクル発電プラントにある。
好ましい実施例では、改質ガスの流れを、燃焼器の外部
に位置した箇所で空気圧縮機からの排出流と混合させる
か、或いは燃焼器の内部に位置するが、燃焼室の外部に
位置した箇所で空気圧縮機からの排出流と混合させる。
縮機に結合された燃焼器に結合されているガスタービン
と、ガスタービンに結合された改質装置に連結されてい
る蒸気タービンサイクルとから成り、蒸気タービンサイ
クルからの煙道ガス流のうち少なくとも一部を、煙道ガ
ス圧縮機に送り、燃料(好ましくは、天然ガス)と混合
し、改質装置内で加熱すると共に改質し、そして圧縮機
からの排出流と一緒に燃焼器に導入するようになってい
ることを特徴とする複合サイクル発電プラントにある。
好ましい実施例では、改質ガスの流れを、燃焼器の外部
に位置した箇所で空気圧縮機からの排出流と混合させる
か、或いは燃焼器の内部に位置するが、燃焼室の外部に
位置した箇所で空気圧縮機からの排出流と混合させる。
【0009】かくして、本発明は、多くの形式の複合サ
イクル発電プラントに役立つ熱化学復熱方式と煙道ガス
再循環方式の組合せを提供する。好ましい一実施例で
は、本発明は、2つのガスタービンを用いるシステムに
組み込まれ、蒸気タービンサイクルは、一または二以上
のエコノマイザを含み、複合サイクル発電プラントは、
第2のガスタービンに給気する第2の燃焼器に結合され
た第2の圧縮機を更に有し、第2のガスタービンの排出
部は蒸気タービンサイクルに連結される。好ましくは、
エコノマイザからの煙道ガス排出流のうち少なくとも一
部を、煙道ガス圧縮機に送り、燃料と混合し、改質装置
内で加熱すると共に改質し、2つきラインに分流し、第
1及び第2の圧縮機からの両方の排出流と一緒に各燃焼
器に導入する。同様に、もう一つの実施例では、本発明
は、燃料ラインが高圧燃焼器に直接結合され、低質燃焼
器がタービンに結合され、低圧燃焼器も改質装置に結合
されていて、改質された天然ガスと圧縮された煙道ガス
とから成る加熱された状態の戻り混合流を受け入れるよ
うになった再熱システムに組み込まれる。さらに、低圧
燃焼器は、低圧タービンに結合されており、低圧タービ
ンは改質装置に通されて蒸気タービンサイクル中に送ら
れる排出流を生じさせるようになっている。
イクル発電プラントに役立つ熱化学復熱方式と煙道ガス
再循環方式の組合せを提供する。好ましい一実施例で
は、本発明は、2つのガスタービンを用いるシステムに
組み込まれ、蒸気タービンサイクルは、一または二以上
のエコノマイザを含み、複合サイクル発電プラントは、
第2のガスタービンに給気する第2の燃焼器に結合され
た第2の圧縮機を更に有し、第2のガスタービンの排出
部は蒸気タービンサイクルに連結される。好ましくは、
エコノマイザからの煙道ガス排出流のうち少なくとも一
部を、煙道ガス圧縮機に送り、燃料と混合し、改質装置
内で加熱すると共に改質し、2つきラインに分流し、第
1及び第2の圧縮機からの両方の排出流と一緒に各燃焼
器に導入する。同様に、もう一つの実施例では、本発明
は、燃料ラインが高圧燃焼器に直接結合され、低質燃焼
器がタービンに結合され、低圧燃焼器も改質装置に結合
されていて、改質された天然ガスと圧縮された煙道ガス
とから成る加熱された状態の戻り混合流を受け入れるよ
うになった再熱システムに組み込まれる。さらに、低圧
燃焼器は、低圧タービンに結合されており、低圧タービ
ンは改質装置に通されて蒸気タービンサイクル中に送ら
れる排出流を生じさせるようになっている。
【0010】また、本発明の要旨は、ガスタービンの排
出部に連結された第1の入口と、蒸気タービンサイクル
の入口に連結された第1の出口と、煙道ガス圧縮機及び
燃料源に連結された第2の入口と、燃焼器に連結された
第2の出口とを有し、第2の出口からの排出物が、燃焼
に先立って空気圧縮機の排出物と混合されるようになっ
ていることを特徴とする改質装置にある。別の実施例で
は、第2の出口は、2つの改質燃料ラインを形成するよ
う分けられ、該改質燃料ラインを、二段複合サイクル発
電プラント内での燃焼に先立って、第1及び第2の空気
圧縮機の排出物と混合する。変形例として、ガスタービ
ンは再熱複合サイクル発電プラント内の低圧ガスタービ
ンであるのが良い。
出部に連結された第1の入口と、蒸気タービンサイクル
の入口に連結された第1の出口と、煙道ガス圧縮機及び
燃料源に連結された第2の入口と、燃焼器に連結された
第2の出口とを有し、第2の出口からの排出物が、燃焼
に先立って空気圧縮機の排出物と混合されるようになっ
ていることを特徴とする改質装置にある。別の実施例で
は、第2の出口は、2つの改質燃料ラインを形成するよ
う分けられ、該改質燃料ラインを、二段複合サイクル発
電プラント内での燃焼に先立って、第1及び第2の空気
圧縮機の排出物と混合する。変形例として、ガスタービ
ンは再熱複合サイクル発電プラント内の低圧ガスタービ
ンであるのが良い。
【0011】本発明の要旨は又、複合サイクル発電プラ
ントの効率を向上させる方法であって、ガスタービンの
排出物を、蒸気タービンサイクルへの導入に先立って、
改質装置に通す段階と、蒸気タービンサイクルからの煙
道ガスのうち少なくとも一部を圧縮してこれを天然ガス
と混合して混合流を生じさせる段階と、混合流を改質装
置に通す段階と、改質装置からの排出物を圧縮空気と共
に燃焼器に導入する段階とを含むことを特徴とする方法
にある。
ントの効率を向上させる方法であって、ガスタービンの
排出物を、蒸気タービンサイクルへの導入に先立って、
改質装置に通す段階と、蒸気タービンサイクルからの煙
道ガスのうち少なくとも一部を圧縮してこれを天然ガス
と混合して混合流を生じさせる段階と、混合流を改質装
置に通す段階と、改質装置からの排出物を圧縮空気と共
に燃焼器に導入する段階とを含むことを特徴とする方法
にある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による発電プラントは、ガ
スタービンエンジンが蒸気タービンボトミング(bottom
ing)サイクルに結合されていて、煙突排出物(煙道ガ
ス)の一部が煙突から取り出され、圧縮され、天然ガス
と混合され、加熱され、改質され、そしてガスタービン
エンジンの空気圧縮機からの排出物と一緒に燃焼器に流
入することを特徴とする複合サイクルプラントである。
スタービンエンジンが蒸気タービンボトミング(bottom
ing)サイクルに結合されていて、煙突排出物(煙道ガ
ス)の一部が煙突から取り出され、圧縮され、天然ガス
と混合され、加熱され、改質され、そしてガスタービン
エンジンの空気圧縮機からの排出物と一緒に燃焼器に流
入することを特徴とする複合サイクルプラントである。
【0013】天然ガスと煙道ガスの混合物がガスタービ
ン排出物で加熱されると、天然ガスと水蒸気と煙道ガス
中の二酸化炭素との間には、吸熱反応が起こる。この吸
熱反応の結果、水素と一酸化炭素が生成する。したがっ
て、天然ガス/煙道ガス混合物は熱的に(加熱されてい
るときに)、そして化学的に(上述の吸熱反応を経て)
熱を吸収し、その結果、排出エネルギの潜在的復熱量に
関し、熱だけでエネルギを回収する方式(熱的復熱方
式)の従来型復熱装置(recuperation system)よりも多
くの復熱量が得られる。かくして、本発明は、サイクル
効率を著しく向上させると共に発電プラントの放出物を
減少させる。
ン排出物で加熱されると、天然ガスと水蒸気と煙道ガス
中の二酸化炭素との間には、吸熱反応が起こる。この吸
熱反応の結果、水素と一酸化炭素が生成する。したがっ
て、天然ガス/煙道ガス混合物は熱的に(加熱されてい
るときに)、そして化学的に(上述の吸熱反応を経て)
熱を吸収し、その結果、排出エネルギの潜在的復熱量に
関し、熱だけでエネルギを回収する方式(熱的復熱方
式)の従来型復熱装置(recuperation system)よりも多
くの復熱量が得られる。かくして、本発明は、サイクル
効率を著しく向上させると共に発電プラントの放出物を
減少させる。
【0014】本発明は、多くの異なる機器構成、例え
ば、再熱ガスタービン又はタービンエンジンのうち或る
ものが半密閉サイクルモードで動作してその他のタービ
ンエンジンに加熱され且つ改質された状態の燃料と煙道
ガスの混合物を供給するマルチプルガスタービンエンジ
ンに利用できる。熱化学復熱方式に必要な熱を上述のよ
うに排出物から得てもよく、或いは再循環煙道ガスの圧
縮時の熱から得ても良い。
ば、再熱ガスタービン又はタービンエンジンのうち或る
ものが半密閉サイクルモードで動作してその他のタービ
ンエンジンに加熱され且つ改質された状態の燃料と煙道
ガスの混合物を供給するマルチプルガスタービンエンジ
ンに利用できる。熱化学復熱方式に必要な熱を上述のよ
うに排出物から得てもよく、或いは再循環煙道ガスの圧
縮時の熱から得ても良い。
【0015】上述のように、本明細書で開示する発電の
ために熱化学復熱方式及び煙道ガス再循環方式を用いる
ことにより、従来設計の発電プラントよりも著しく効率
の高い発電プラントを設計することができる。その理由
は、各種サイクルが低レベルの過剰空気及び熱損失で動
作し、しかも復熱レベルを標準復熱サイクルで可能なレ
ベル以上に増大させることができるからである。本発明
のもう一つの利点は、燃料が相当多量の水素を含有して
おり、排出物中の過剰酸素が非常に低いレベルでこれを
使えるので、その結果生じる放出物のNOx濃度は、従
来設計の発電プラントの場合よりも非常に低いことであ
る。
ために熱化学復熱方式及び煙道ガス再循環方式を用いる
ことにより、従来設計の発電プラントよりも著しく効率
の高い発電プラントを設計することができる。その理由
は、各種サイクルが低レベルの過剰空気及び熱損失で動
作し、しかも復熱レベルを標準復熱サイクルで可能なレ
ベル以上に増大させることができるからである。本発明
のもう一つの利点は、燃料が相当多量の水素を含有して
おり、排出物中の過剰酸素が非常に低いレベルでこれを
使えるので、その結果生じる放出物のNOx濃度は、従
来設計の発電プラントの場合よりも非常に低いことであ
る。
【0016】今、図1を参照すると、本発明にしたがっ
て熱化学復熱方式と煙道ガス再循環方式の両方を組み込
んだ複合サイクル発電プラントが示されている。従来型
複合サイクル発電プラントと同様に、空気が空気圧縮機
100に流入して圧縮され、燃焼器110に送られる。
燃焼器110は、圧縮空気と改質燃料を混合し、この混
合物の燃焼が行われる。以下により詳細に説明するよう
に、本発明の構成では、燃料は、改質天然ガスと再循環
煙道ガスの混合物である。燃焼器110からの加熱され
た状態の高圧ガス排出物をガスタービン120の入口に
送り込み、ガスタービン120からの排出物を改質装置
130又は熱化学復熱装置(TCR)に通す。なお、こ
の改質装置としての熱化学復熱装置(TCR)の構成及
び作用は当業者には公知である。一般的には、復熱装置
は、燃焼生成物からの熱を流入するこれよりも低温の流
体に伝達し、それにより、燃料消費率を下げることによ
りシステムの効率を向上させる。というのは、燃焼器は
これよりも高い熱値の燃料を受け入れるからである。か
くして、本発明で用いる改質装置130はタービン排出
物から排出流を生じさせ、これは蒸気タービンサイクル
140又はボトミングサイクルに送られ、それにより残
りのエネルギを回収する。蒸気タービンサイクル140
からの排出物又は煙道ガスの一部は煙道ガス圧縮機15
0によって圧縮され、残部は煙突排出ガスとして排出さ
れる。圧縮後、煙道ガスを天然ガスと混合し、混合流は
改質装置130に通され、ここでタービン排出ガスによ
り加熱され改質される。次に、加熱されて改質された状
態の天然ガスと煙道ガスの混合流を燃焼器110内へ送
り込み、さらに空気圧縮機100からの排出物も燃焼器
110内へ送り込む。かくして、燃焼器110に対して
別々の入口として図示しているが、改質装置130から
の排出混合流を、空気圧縮機100からの排出物と外部
で混合するか、或いは図示のように燃焼器110内で、
しかしながら現実の燃焼室内への導入前に混合する。
て熱化学復熱方式と煙道ガス再循環方式の両方を組み込
んだ複合サイクル発電プラントが示されている。従来型
複合サイクル発電プラントと同様に、空気が空気圧縮機
100に流入して圧縮され、燃焼器110に送られる。
燃焼器110は、圧縮空気と改質燃料を混合し、この混
合物の燃焼が行われる。以下により詳細に説明するよう
に、本発明の構成では、燃料は、改質天然ガスと再循環
煙道ガスの混合物である。燃焼器110からの加熱され
た状態の高圧ガス排出物をガスタービン120の入口に
送り込み、ガスタービン120からの排出物を改質装置
130又は熱化学復熱装置(TCR)に通す。なお、こ
の改質装置としての熱化学復熱装置(TCR)の構成及
び作用は当業者には公知である。一般的には、復熱装置
は、燃焼生成物からの熱を流入するこれよりも低温の流
体に伝達し、それにより、燃料消費率を下げることによ
りシステムの効率を向上させる。というのは、燃焼器は
これよりも高い熱値の燃料を受け入れるからである。か
くして、本発明で用いる改質装置130はタービン排出
物から排出流を生じさせ、これは蒸気タービンサイクル
140又はボトミングサイクルに送られ、それにより残
りのエネルギを回収する。蒸気タービンサイクル140
からの排出物又は煙道ガスの一部は煙道ガス圧縮機15
0によって圧縮され、残部は煙突排出ガスとして排出さ
れる。圧縮後、煙道ガスを天然ガスと混合し、混合流は
改質装置130に通され、ここでタービン排出ガスによ
り加熱され改質される。次に、加熱されて改質された状
態の天然ガスと煙道ガスの混合流を燃焼器110内へ送
り込み、さらに空気圧縮機100からの排出物も燃焼器
110内へ送り込む。かくして、燃焼器110に対して
別々の入口として図示しているが、改質装置130から
の排出混合流を、空気圧縮機100からの排出物と外部
で混合するか、或いは図示のように燃焼器110内で、
しかしながら現実の燃焼室内への導入前に混合する。
【0017】また、本発明は図2に示すような2つのガ
スタービンを用いる複合サイクル発電プラントにおいて
実施できる。図1に示すように、図示の実施例は、熱化
学復熱方式と煙道ガス再循環方式の両方を採用してい
る。図2では、同一の参照符号は一般に図1に示すシス
テムの同一の構成要素を示すが、これによりこれらシス
テムが実際に同一のハードウエア部品を使用しているこ
とを意味するものではないことは理解されよう。ただ
し、場合により、そのようにすることは当然あり得るこ
とである。図1のシステムにおけるように、空気圧縮機
100,102は各々、入口空気流う圧縮し、圧縮空気
を燃焼器110,112に供給し、各燃焼器はそれぞれ
の関連タービン120,122に給気する。
スタービンを用いる複合サイクル発電プラントにおいて
実施できる。図1に示すように、図示の実施例は、熱化
学復熱方式と煙道ガス再循環方式の両方を採用してい
る。図2では、同一の参照符号は一般に図1に示すシス
テムの同一の構成要素を示すが、これによりこれらシス
テムが実際に同一のハードウエア部品を使用しているこ
とを意味するものではないことは理解されよう。ただ
し、場合により、そのようにすることは当然あり得るこ
とである。図1のシステムにおけるように、空気圧縮機
100,102は各々、入口空気流う圧縮し、圧縮空気
を燃焼器110,112に供給し、各燃焼器はそれぞれ
の関連タービン120,122に給気する。
【0018】タービン120,122のうち一方は半密
閉サイクルであり、ガスタービン120,122の両方
のための改質燃料を生じさせる。かくして、タービン1
20の排出物は、改質装置130を通過して図1と関連
して上述した熱伝達を行う。しかしながら、この実施例
では、改質装置130を通って蒸気タービンサイクル内
へ流入した排ガスを導入するのではなく、改質装置13
0を出たガスを一または二以上の蒸気タービンサイクル
エコノマイザ160に通す。当業者には知られているよ
うに、エコノマイザは、ボイラー給水を途中でボイラー
の蒸発区分に導入している間にボイラー給水温度を上昇
させ、それにより煙道ガス温度を下げてボイラー効率を
向上させると共に燃料を節約させる熱交換装置である。
エコノマイザ160の排出物を、煙道ガス圧縮機150
により上述したように圧縮し、次に天然ガスと混合し、
その後改質装置130内で加熱して改質する。しかしな
がら、図2に示す実施例では、加熱改質された混合流は
分流され、空気圧縮機100,102の両方の排出物と
一緒に燃焼器110,112に流入する。かくして、第
2のガスタービン122は、第1のガスタービン120
からの改質燃料を利用する従来型密閉サイクルガスター
ビンである。
閉サイクルであり、ガスタービン120,122の両方
のための改質燃料を生じさせる。かくして、タービン1
20の排出物は、改質装置130を通過して図1と関連
して上述した熱伝達を行う。しかしながら、この実施例
では、改質装置130を通って蒸気タービンサイクル内
へ流入した排ガスを導入するのではなく、改質装置13
0を出たガスを一または二以上の蒸気タービンサイクル
エコノマイザ160に通す。当業者には知られているよ
うに、エコノマイザは、ボイラー給水を途中でボイラー
の蒸発区分に導入している間にボイラー給水温度を上昇
させ、それにより煙道ガス温度を下げてボイラー効率を
向上させると共に燃料を節約させる熱交換装置である。
エコノマイザ160の排出物を、煙道ガス圧縮機150
により上述したように圧縮し、次に天然ガスと混合し、
その後改質装置130内で加熱して改質する。しかしな
がら、図2に示す実施例では、加熱改質された混合流は
分流され、空気圧縮機100,102の両方の排出物と
一緒に燃焼器110,112に流入する。かくして、第
2のガスタービン122は、第1のガスタービン120
からの改質燃料を利用する従来型密閉サイクルガスター
ビンである。
【0019】次に、図3を参照すると、本発明のもう一
つの実施例が示されており、この実施例は、図1及び図
2に示す熱化学復熱方式と煙道ガス再循環方式を再熱ガ
スタービンシステムに組み込んだものである。図3にお
いて、同一の参照符号は図1のシステムの同一の構成要
素を示しているが、これによりこれらシステムが実際に
同一のハードウエア部品を使用していることを意味する
ものではないことは理解されよう。ただし、場合によ
り、そのようにすることは当然あり得ることである。図
3で分かるように、この場合も、空気は空気圧縮機10
0に流入する。しかしながら、この実施例では、空気圧
縮機100からの排出物と一緒に天然ガスの入口流が、
高圧燃焼器114に直接導入され、天然ガスの一部と混
合されない。高圧燃焼器114の排出物は高圧タービン
124に送り込まれ、高圧タービンの排出物は低圧燃焼
器116に送り込まれる。低圧燃焼器116は更に、上
述のように煙道ガス圧縮機150により圧縮された蒸気
タービンサイクル140からの煙道ガスの一部と混合し
た加熱改質状態の天然ガスから成る改質装置130から
の流れを受け入れる。換言すると、混合流は、改質装置
130を通過し、低圧燃焼器116への導入に先立っ
て、高圧タービン124の排出物と混合される。低圧タ
ービン126の排出物は、改質装置130を通過し、蒸
気タービンサイクルを通り、そしてここを出て、煙突排
出流と圧縮されて再循環される流れとに分けられる。
つの実施例が示されており、この実施例は、図1及び図
2に示す熱化学復熱方式と煙道ガス再循環方式を再熱ガ
スタービンシステムに組み込んだものである。図3にお
いて、同一の参照符号は図1のシステムの同一の構成要
素を示しているが、これによりこれらシステムが実際に
同一のハードウエア部品を使用していることを意味する
ものではないことは理解されよう。ただし、場合によ
り、そのようにすることは当然あり得ることである。図
3で分かるように、この場合も、空気は空気圧縮機10
0に流入する。しかしながら、この実施例では、空気圧
縮機100からの排出物と一緒に天然ガスの入口流が、
高圧燃焼器114に直接導入され、天然ガスの一部と混
合されない。高圧燃焼器114の排出物は高圧タービン
124に送り込まれ、高圧タービンの排出物は低圧燃焼
器116に送り込まれる。低圧燃焼器116は更に、上
述のように煙道ガス圧縮機150により圧縮された蒸気
タービンサイクル140からの煙道ガスの一部と混合し
た加熱改質状態の天然ガスから成る改質装置130から
の流れを受け入れる。換言すると、混合流は、改質装置
130を通過し、低圧燃焼器116への導入に先立っ
て、高圧タービン124の排出物と混合される。低圧タ
ービン126の排出物は、改質装置130を通過し、蒸
気タービンサイクルを通り、そしてここを出て、煙突排
出流と圧縮されて再循環される流れとに分けられる。
【0020】煙道ガス圧縮機により生じた圧縮熱を利用
して燃料の改質に必要な熱を得ることができるような実
施例を想到できる。この熱を、燃料の改質に必要な熱と
なるタービン排出物からの熱の利用に代えて使用しても
良く、或いはこれと併用しても良い。
して燃料の改質に必要な熱を得ることができるような実
施例を想到できる。この熱を、燃料の改質に必要な熱と
なるタービン排出物からの熱の利用に代えて使用しても
良く、或いはこれと併用しても良い。
【0021】また、ガスタービン空気圧縮機と共に、或
いは煙道ガス圧縮機のいずれか一方又は双方の中間冷却
を、空気水相互間中間冷却により、或いは圧縮機の上流
で行う水滴注入法により実施できる。変形例として、煙
道ガス圧縮機の場合、これを煙道ガス圧縮機内で天然ガ
ス燃料を改質することにより行っても良い。
いは煙道ガス圧縮機のいずれか一方又は双方の中間冷却
を、空気水相互間中間冷却により、或いは圧縮機の上流
で行う水滴注入法により実施できる。変形例として、煙
道ガス圧縮機の場合、これを煙道ガス圧縮機内で天然ガ
ス燃料を改質することにより行っても良い。
【0022】
【図1】本発明に従って熱化学復熱方式と煙道ガス再循
環方式をの両方を組み込んだ複合サイクル発電プラント
の略図である。
環方式をの両方を組み込んだ複合サイクル発電プラント
の略図である。
【図2】本発明に従って熱化学復熱方式と煙道ガス再循
環方式をの両方を組み込んだ、二段ガスタービンを備え
る複合サイクル発電プラントの略図である。
環方式をの両方を組み込んだ、二段ガスタービンを備え
る複合サイクル発電プラントの略図である。
【図3】本発明に従って熱化学復熱方式と煙道ガス再循
環方式をの両方を組み込んだ、再熱ガスタービンを備え
る複合サイクル発電プラントの略図である。
環方式をの両方を組み込んだ、再熱ガスタービンを備え
る複合サイクル発電プラントの略図である。
100,102 空気圧縮機 110,112 燃焼器 114 高圧燃焼器 116 低圧燃焼器 120,122 ガスタービン 124 高圧タービン 126 低圧タービン 130 改質装置 140 蒸気タービンサイクル 150 煙道ガス圧縮機 160 エコノマイザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 5/02 F01N 5/02 H F02C 3/34 F02C 3/34 7/22 7/22 D 7/224 7/224 (72)発明者 ロナルド エル バニスター アメリカ合衆国 フロリダ州 32708 ウ インタースプリングス ベアクリークコー ト 695 (72)発明者 マーク ジェイ キンキス アメリカ合衆国 イリノイ州 60053 モ ートングローブ ノースバーチアベニュー 8943 (72)発明者 ジョシフ ジェイ ラボビットサー アメリカ合衆国 イリノイ州 60645 シ カゴ ウエストアーサーアベニュー ナン バー38 2109
Claims (14)
- 【請求項1】 空気圧縮機に結合された燃焼器に結合さ
れているガスタービンと、ガスタービンに結合された改
質装置に連結されている蒸気タービンサイクルとから成
り、蒸気タービンサイクルからの煙道ガス流のうち少な
くとも一部を、煙道ガス圧縮機に送り、燃料と混合し、
改質装置内で加熱すると共に改質し、そして圧縮機から
の排出流と一緒に燃焼器に導入するようになっているこ
とを特徴とする複合サイクル発電プラント。 - 【請求項2】 燃料は、天然ガスであることを特徴とす
る請求項1記載の複合サイクル発電プラント。 - 【請求項3】 改質装置は、圧縮された煙道ガスと改質
された燃料とから成る加熱された状態の混合流を生じさ
せ、該加熱混合流を燃焼器の外部に位置した箇所で空気
圧縮機からの排出流と混合させることを特徴とする請求
項1記載の複合サイクル発電プラント。 - 【請求項4】 改質装置は、圧縮された煙道ガスと改質
された燃料とから成る加熱された状態の混合流を生じさ
せ、該加熱混合流を燃焼器の内部に位置するが、燃焼室
の外部に位置した箇所で空気圧縮機からの排出流と混合
させることを特徴とする請求項1記載の複合サイクル発
電プラント。 - 【請求項5】 第2のガスタービンを更に有し、蒸気タ
ービンサイクルは、一または二以上のエコノマイザを含
み、複合サイクル発電プラントは、第2のガスタービン
に給気する第2の燃焼器に結合された第2の圧縮機を更
に有し、第2のガスタービンの排出部は蒸気タービンサ
イクルに連結されており、エコノマイザからの煙道ガス
排出流のうち少なくとも一部を、煙道ガス圧縮機に送
り、燃料と混合し、改質装置内で加熱すると共に改質
し、2つきラインに分流し、前記圧縮機のそれぞれの排
出流と一緒に前記燃焼器にそれぞれ導入するようになっ
ていることを特徴とする請求項1記載の複合サイクル発
電プラント。 - 【請求項6】 燃料は、天然ガスであることを特徴とす
る請求項5記載の複合サイクル発電プラント。 - 【請求項7】 高圧燃焼器に直接結合された燃料ライン
と、高圧タービンに結合されている低圧燃焼器とを更に
有し、低圧燃焼器も、改質装置に結合されていて、改質
された天然ガスと圧縮された煙道ガスとから成る加熱さ
れた状態の混合流を受け入れ、低圧燃焼器は又、低圧タ
ービンに結合されており、低圧タービンは改質装置に通
されて蒸気タービンサイクル中に送られる排出流を生じ
させるようになっていることを特徴とする請求項1記載
の複合サイクル発電プラント。 - 【請求項8】 燃料ラインは、天然ガスラインを含むこ
とを特徴とする請求項7記載の複合サイクル発電プラン
ト。 - 【請求項9】 ガスタービンの排出部に連結された第1
の入口と、蒸気タービンサイクルの入口に連結された第
1の出口と、煙道ガス圧縮機及び燃料源に連結された第
2の入口と、燃焼器に連結された第2の出口とを有し、
第2の出口からの排出物が、燃焼に先立って空気圧縮機
の排出物と混合されるようになっていることを特徴とす
る改質装置。 - 【請求項10】 燃料源は、天然ガスラインを含むこと
を特徴とする請求項9記載の改質装置。 - 【請求項11】 第2の出口は、2つの改質燃料ライン
を形成するよう分けられ、該改質燃料ラインは、第1及
び第2の空気圧縮機の排出物と一緒に2つのガスタービ
ン複合サイクル発電プラントの燃焼器に流入するように
なっていることを特徴とする請求項9記載の改質装置。 - 【請求項12】 ガスタービンは、再熱ガスタービン複
合サイクル発電プラントの低圧ガスタービンであること
を特徴とする請求項9記載の改質装置。 - 【請求項13】 複合サイクル発電プラントの効率を向
上させる方法であって、ガスタービンの排出物を、蒸気
タービンサイクルへの導入に先立って、改質装置に通す
段階と、蒸気タービンサイクルからの煙道ガスのうち少
なくとも一部を圧縮してこれを天然ガスと混合して混合
流を生じさせる段階と、混合流を改質装置に通す段階
と、改質装置からの排出物を圧縮空気と共に燃焼器に導
入する段階とを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項14】 煙道ガスのうち少なくとも一部を圧縮
する段階において、熱を生じさせ、前記方法は、該熱を
改質装置に伝達する段階を更に含むことを特徴とする請
求項13記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/397610 | 1995-03-02 | ||
US08/397,610 US5595059A (en) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | Combined cycle power plant with thermochemical recuperation and flue gas recirculation |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08261013A true JPH08261013A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=23571913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8075320A Withdrawn JPH08261013A (ja) | 1995-03-02 | 1996-03-04 | 複合サイクル発電プラント及びその効率を向上させる方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5595059A (ja) |
JP (1) | JPH08261013A (ja) |
CA (1) | CA2170830A1 (ja) |
IT (1) | IT1287206B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102308577B1 (ko) * | 2020-06-29 | 2021-10-01 | 조선대학교산학협력단 | 개질기 및 배기가스 재순환 장치가 결합된 가스터빈 연소기 시스템 |
Families Citing this family (85)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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