JPH082597A - 混油防止装置 - Google Patents

混油防止装置

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JPH082597A
JPH082597A JP18911894A JP18911894A JPH082597A JP H082597 A JPH082597 A JP H082597A JP 18911894 A JP18911894 A JP 18911894A JP 18911894 A JP18911894 A JP 18911894A JP H082597 A JPH082597 A JP H082597A
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JP
Japan
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oil
valve
tank
petroleum
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP18911894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Shibata
正己 柴田
Hiroshi Sasaki
佐々木  洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON STAND SERVICE KK
Elco Co Ltd
Original Assignee
NIPPON STAND SERVICE KK
Elco Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH082597A publication Critical patent/JPH082597A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給油所に於いてタンクローリから地下タンク
に石油を荷卸する際、誤って違う石油を地下タンクに入
れようとした時に、混油をみぜんに防止する装置。 【構成】 荷卸される石油の色を直接検出して油種判定
を行ない、荷卸すべき地下タンクには弁17は開放され
て、又荷卸すべきでない地下タンクには弁17は閉じら
れたまま警報ブザーを鳴らし間違った事を知らせて混油
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給油所等における混油
防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】給油所等には貯蔵タンクが油種別に複数
設けられている。それはレギュラーガソリン・ハイオク
ガソリン・軽油・灯油の種類別に分けて貯蔵している。
これらの燃料をタンクローリーから補給する時に誤って
異油種のところの貯蔵タンクに補給すると混油が起きて
大損害を招いてしまう。
【0003】前記説述の対策としてタンクローリーに積
み込まれた油種のデータと荷卸する場所の油種データを
比較して混油を防止している。(特開平5−97195
号)又タンクローリーからの荷卸の石油をガスセンサー
により検出して混油を防止している(特開平6−100
096号)などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、タンクロー
リーに積み込まれた油種データは最終的には人間の労力
に頼って打ち込まれるので間違えがないとは言い切れな
い。又一方のガスセンサーにより検出する装置は油種の
高沸点であるか低沸点であるかの選択に依ってであるか
ら、全油種の検出には問題点がある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その特徴とす
るところは、通常ガソリンスタンドでは4種類の石油を
扱っており、即ちレギュラーガソリン・ハイオクガソリ
ン・軽油・灯油の4種類である。この4種類の石油はそ
れぞれ液体の色が違うと言う事から、直接石油の色の違
いを測定することで問題点を解決した。
【0006】
【作用】本発明によれば、地下タンクとタンクロ−リ−
の接続部の間に弁を設け通常はこの弁が閉状態となって
おり、荷卸ししても良いと制御回路が判断した場合のみ
弁を開状態に保つように作られている。バルブの開閉は
空気圧、センサーは光学的な色検出器、コントロールユ
ニット内にはマイコンとエアー制御電磁弁と各警告ラン
プ及びスイッチからなるよう構成されている。コントロ
−ルユニットに電源が投入されると、マイコンが初期化
され、各センサ−が正常動作をしているかどうかと、空
気圧が正常であるかをセルフチェックし、OKであれば
受入れ状態である事を示し、もしどれかがNGであれば
警告し作動をそれぞれ停止するセルフチェックがなされ
る。OKであると、バルブは閉状態にて荷卸しを待ち、
タンクロ−リ−のホースが接続され、荷卸しの為ロ−リ
−のコックが開けられると油はバルブによって止められ
る為、バルブ上部は油によって満たされる為に検出菅内
中に油が導入され、色の変化により、油の荷卸しが始ま
った事をマイコンに伝える。このスタ−ト信号が入力さ
れると、前回の残油やロ−リ−のホ−ス内の残油による
誤認を防止する為にバルブを数秒間開けて残油を流し込
んでしまい、再びバルブを閉じて真のロ−リ−内の油を
検出菅内に導入して色検出器にて油種を判別する。その
油種が予め記憶させておいた油種と一致した場合にはバ
ルブを開けて荷卸しを行ない修了するまでバルブを開け
ておいて予め設定しておいた時間が経過すると自動的に
バルブを閉じて終了し初期状態に戻す。一方記憶された
油種と異なった油が検出された場合には、バルブを閉じ
たまま混油NGランプが点滅しブザ−などにより警報を
発する。この場合にはロ−リ−をつなぎ替え、リセット
スイッチを押す事により上記動作を再起動して混油を確
実に防止できるものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。
【0008】 図1は、ガソリンスタンドでのタンクロ
ーリーからの石油の荷卸概要図であり、タンクローリー
車1で運ばれてきた石油を地下タンク2に供給するため
の配管3とホース4があり、配管3の端部に給油口金具
5が備え付けてありホース4の端部と配管3とを連結し
やすくしている。給油口金具5で連結するとタンクロー
リー車1のタンク6と地下タンク2とが連通することで
タンク6内の石油が容易に地下タンク2に荷卸される。
【0009】 前記配管3の途中に混油バルブ7が設け
られてあり、前記石油の荷卸で一旦この混油バルブ7で
石油を積止めて前記石油の色を直接測定しやすくしてい
る。前記石油の種類が地下タンク2内の石油と一致すれ
ば、混油バルブ7を開けて荷卸を許可し、もし一致しな
ければ混油バルブ7は開けずにコントロールユニット8
から警報ブザーを鳴らす。又混油バルブ7とコントロー
ルユニット8はケーブル9で配線されている。
【0010】 図2は、混油バルブ7とコントロールユ
ニット8の構成図と図3は、フローチャートであり本シ
ステムは、コントロ−ルユニット8に電源が投入される
と、マイコン10が初期化され、各センサ−が正常動作
をしているかどうかと、空気圧が正常であるかをセルフ
チェックし、OKであれば受入れ状態であるスタンバイ
ランプ11を点灯し、もし、どれかがNGであればそれ
ぞれのNGを示すランプ12又は14、又は16を点灯
し、動作を停止する。
【0011】セルフチェックがOKであると、弁17は
閉状態にて荷卸しを待ちタンクロ−リ−1がガソリンス
タンドに訪れて上記工程の通り給油口金具5にホース4
が接続され、荷卸しの為タンクロ−リ−1のコック(図
示外)が開けられると石油は弁17によって止められる
為、弁17の上部は石油によって満たされる為に検出菅
18内の中に石油が導入され、色検出器19が色の変化
を測定し、ケーブル9によってマイコン10に伝えマイ
コン10が石油の荷卸しが始まった事を認識する。
【0012】又エアーコンプレッサー28は予めエアー
電磁弁20までエアーを供給している。
【0013】エアー電磁弁20開けてエアー菅21より
エアーシリンダー22にエアーを送り込み、弁17とエ
アーシリンダー22は連動棒23により連動している為
エアーシリンダー22がエアーの圧力により動かされ、
伴って弁17が開く、この弁17が開く時間は予めマイ
コンが数秒間と決められており、後にエアー排出弁24
にてエアーシリンダー22にあるエアー圧力を逃がして
弁17が閉じられる。
【0014】この上記数秒間は弁17が開くことで前回
の荷卸でホース4やその他の所に溜まっている前回の石
油を取り除き、前回の残油による誤認を防止する為に弁
17を数秒間開けて前回の残油を流し込んでしまうもの
である。
【0015】弁17が閉じられて再び石油が弁17の上
部に満たされて検出菅18内の中に真の石油が導入さ
れ、色検出器19が働くと同時に発光器25の照射光源
を上記石油にあてることで光源が石油を通過して色検出
器19に導入されて石油の色をとらえて測定し、ケーブ
ル9によってマイコン10に伝えて油種を判定する。
【0016】マイコン10はその石油が予め記憶させて
おいた油種と一致した場合には、エアー電磁弁20を開
けてエアー菅21よりエアーシリンダー22にエアーを
送り込み連動棒23により弁17を開けて荷卸が開始さ
れると同時にOKランプ15とバルブ開放ランプ13を
点灯する。
【0017】一定時間経過後、例えば上記荷卸から30
分経過後にマイコン10のプログラムにより再び弁17
を閉じて元の待機状態に戻す。
【0018】一方マイコン10に記憶された油種と異な
った石油が検出された場合には、弁17は閉じたまま混
油NGランプ26が点滅しブザ−などにより警報を発す
る。この場合にはホース4をつなぎ替え、リセットスイ
ッチ27を押す事により上記動作を再起動するものであ
る。
【0019】また、本実施例は組合せ自在に変形できる
もので、例えばオーバーフロー防止装置のバルブを本実
施例の弁17と共通化できる。更に遠隔液面計の信号デ
ータ取り込む事によってさまざまな制御ができるもので
ある。
【0020】
【発明の効果】従って、本発明は荷卸する石油そのもの
を計測して、荷卸される油種が何であるかを判定して地
下タンクに充填するので誤認がない。全ての油種に対応
できるので混油の防止が完全にできるのである。総合設
置費用も安価ですむのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガソリンスタンドの概要図及び地下部分縦断面
図である。
【図2】本発明のシステム構成図である。
【図3】本発明のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 タンクローリー車 2 地下タンク 3 配管 4 ホース 5 給油口金具 6 タンク 7 混油バルブ 8 コントロールユニット 9 ケーブル 10 マイコン 11 スタンバイランプ 12 ランプ 13 バルブ開放ランプ 14 ランプ 15 OKランプ 16 ランプ 17 弁 18 検出菅 19 色検出器 20 エアー電磁弁 21 エアー菅 22 エアーシリンダー 23 連動棒 24 エアー排出弁 25 発光器 26 混油NGランプ 27 リセットスイッチ 28 エアーコンプレッサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油所等に於いて、容器に石油を充填す
    る際、前記石油の色を検出することで前記石油の油種の
    判定を行なうことを特徴とする混油防止装置。
JP18911894A 1994-06-15 1994-06-15 混油防止装置 Pending JPH082597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18911894A JPH082597A (ja) 1994-06-15 1994-06-15 混油防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18911894A JPH082597A (ja) 1994-06-15 1994-06-15 混油防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH082597A true JPH082597A (ja) 1996-01-09

Family

ID=16235694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18911894A Pending JPH082597A (ja) 1994-06-15 1994-06-15 混油防止装置

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JP (1) JPH082597A (ja)

Cited By (3)

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