JPH08259700A - ポリマー物質製造用反応装置 - Google Patents

ポリマー物質製造用反応装置

Info

Publication number
JPH08259700A
JPH08259700A JP7324961A JP32496195A JPH08259700A JP H08259700 A JPH08259700 A JP H08259700A JP 7324961 A JP7324961 A JP 7324961A JP 32496195 A JP32496195 A JP 32496195A JP H08259700 A JPH08259700 A JP H08259700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
overflow
chamber
baffle
stirrer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7324961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3677335B2 (ja
Inventor
Gordon Shaw
ショウ ゴードン
Jeffrey W Stikeleather
ジェフリー ステイケレイザー ダブリュー
Michael D Melton
ディ メルトン マイケル
Rainer A Schaller
エイ シャラー レイナ
Harmut Hey
ヘイ ハートムット
Roland Schmidt
シュミット ローランド
Rolf Hartmann
ハートマン ロルフ
Hans Lohe
ロヘ ハンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CNA Holdings LLC
Original Assignee
Hoechst Celanese Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23316130&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH08259700(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Hoechst Celanese Corp filed Critical Hoechst Celanese Corp
Publication of JPH08259700A publication Critical patent/JPH08259700A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3677335B2 publication Critical patent/JP3677335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0006Controlling or regulating processes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/05Stirrers
    • B01F27/09Stirrers characterised by the mounting of the stirrers with respect to the receptacle
    • B01F27/092Stirrers characterised by the mounting of the stirrers with respect to the receptacle occupying substantially the whole interior space of the receptacle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/60Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis
    • B01F27/73Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis with rotary discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/18Stationary reactors having moving elements inside
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • C08G63/785Preparation processes characterised by the apparatus used
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00051Controlling the temperature
    • B01J2219/00054Controlling or regulating the heat exchange system
    • B01J2219/00056Controlling or regulating the heat exchange system involving measured parameters
    • B01J2219/00058Temperature measurement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/18Details relating to the spatial orientation of the reactor
    • B01J2219/182Details relating to the spatial orientation of the reactor horizontal

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ポリマーからの揮発性成分の蒸発を促進するこ
とにより、低粘度のポリマーの液体を比較的高低粘度の
ポリマーの液体に変換する際に使用するに適する重縮合
反応装置を提供する。 【解決手段】 両端に隣接してポリマー入口及びポリマ
ー出口を有するほぼ円筒形水平反応容器と、出口端にお
ける上側の蒸気排気開口とを備える。ポリマー攪拌機は
室内で軸方向に回転され、複数個の交互環状オーバーフ
ロー及びアンダーフローバッフル、及び互いに間隔をお
いてそれら間に配された多有孔フィルム形成スクリーン
を含む。オーバーフローバッフルは容器に対し周方向ポ
リマー密封状であるがアンダーフローバッフルはそれら
の外周に多アンダーフローくぼみを有することによっ
て、バッフルはそれらのポリマーオーバーフロー及びア
ンダーフロー開口を介し交互に曲がりくねったポリマー
流路を形成してポリマーがバッフル間を流れると滞在時
間、分配及び粘度成長を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は一般にポリマー物質
の製造に使用される反応装置に関し、特に、ポリマーか
らの揮発性成分の蒸発を促進することにより、低粘度の
ポリマーの液体を比較的高低粘度のポリマーの液体に変
換する際に使用するに適する重縮合反応装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ポリエステル、ポリアミド等の縮合ポリ
マーの工業的製造は処理されているポリマー中の揮発性
構成物質の蒸発放出を誘発するために適宜の形の攪拌機
を用いる反応容器を用いて行う重縮合として知られる方
法で行うことを特徴としている。このようにして、ポリ
マーの粘度と粘性均一度が選択的に増大する。 【0003】上記形式の通常の容器では、低粘度ポリマ
ーを容器の一端から導入し、容器を通してそれを容器の
反対側に隣接する出口に移送すると共に、ポリマーが容
器内に滞留する間に攪拌機の作用をポリマーに与えると
いう操作を行うことによて重縮合方法が連続的になされ
る。容器は水平軸上に位置し、攪拌機は順次ポリマーが
付着されるべく中央駆動軸に放射状にとりつけた有孔も
しくはスクリーン状要素をもち、またフィルム状ポリマ
ー塗材を容器の環状内壁に順次付着させる円周ぬぐい要
素をもち、スクリーンとぬぐい要素との結合作用によ
り、攪拌機の順次回転にともない露出蒸発面を増大する
ようにした、共軸回転ケージの形式を特徴としている。
このような装置は普通、技術分野では”ぬぐい壁”ポリ
マー反応器と呼ばれ、このような容器の代表的一例が米
国特許第3、248、180に開示されている。 【0004】ポリマー技術が進歩し、産業界では均一性
が大きく総合的品質を有するポリマーを要求し続けてい
る。これに関し従来の反応装置はいくつかの欠点を有す
る。まず、攪拌機の長手にわたる中央軸の存在により、
普通、容器の排出端の上方域に位置する排気出口への揮
発物の蒸発流を制限しやすくし、また隣接よどみ区域の
ポリマーを捕集し最後に過熱する捕集面を形成して、ポ
リマー物質内に炭素異物を生ずる。同様に、ポリマー物
質の堆積が、容器内の他のよどみ域、特に、攪拌機によ
り十分に拭われない容器の端部上方域に生ずる。また、
軸にたいするスクリーンの取り付けの必要性により、ス
クリーンが互いに間隔をおいている近接を制限する一
方、容器の蒸発容量を制限する。従来の重縮合容器の容
積能力は要求により制限されて、ポリマー物質が過熱し
ないようにしている。関連の問題は従来の反応器では容
器内のポリマーの温度を非侵略的に測定できないという
ことである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来技術の問題と欠点を解消する、ポリマー物質の
製造に使用される改良反応装置を提供することにある。
さらに詳しく言えば、本発明の目的は、かなり大きい体
積能力を有すると同時に、従来の反応器を比較して、ポ
リマーの過熱とポリマーの汚染を少なくした適当に高い
粘度レベルと高度の粘性均一性まで重縮合方法によって
ポリマーを製造できる”ぬぐい壁”型の改良ポリマー反
応器を提供することにある。本発明の特別の目的は、ポ
リマーの流れを制御する新規なポリマーバッフル構成を
有し、また容器のポリマー処理室内のほぼすべての内面
を順次ぬぐう改善能力を有し、中央軸なしの新規な攪拌
機を有する”ぬぐい壁”ポリマー重縮合反応器を提供す
ることにある。他の目的は、ポリマー温度の非侵略的測
定により反応容器内のポリマー温度を制御する新規な手
段及び容器内のポリマーを熱交換冷却及び(または)加
熱する新規な手段を提供することにある。本発明他の目
的は、以下述べる本発明の好ましい実施例の開示から明
らかになる。 【0006】 【課題を解決するための手段】簡単に要約すると、本発
明は、ポリマー攪拌機を回転可能に配した反応容器を利
用してポリマー物質を製造するようにした基本形式の反
応装置の改良によって上記目的を達成する。反応容器は
水平方向に配した内部をもつポリマー処理室、該処理室
に開けた開口をもつポリマー入口及び該処理室に軸的に
沿って入口と離れて該処理室からの開口をもつポリマー
出口、及び該処理室からの開口をもつ蒸気排気出口を有
する。ポリマー攪拌機は処理室内に軸方向にのび、本発
明により、中央ポリマーオーバーフロー開口をもつ環状
オーバーフローバッフル及び外周部と該容器間に少なく
ともポリマーアンダーフロー開口をもつ外周部をもつア
ンダーフローバッフルをもつ。該オーバーフロー及びア
ンダーフローバッフルは該処理室内で互いにほぼ平行な
軸的間隔をもって単一回転するよう取りつけられていて
該オーバーフロー及びアンダーフローバッフルのポリマ
ーオーバーフロー及びアンダーフロー開口を通ってのび
る該ポリマー入口とポリマー出口の間に該ポリマー物質
用の流路の一部を形成する。本発明の多くの実施例にお
いて、好ましくは、重縮合方法の一部として、バッフル
間に配した少なくとも1つのポリマーフィルム形成状有
孔スクリーンをもちそれによって攪拌機の回転の間にポ
リマー物質をスクリーン上にフィルム形状に付着させ重
縮合用のポリマーからの蒸気の放出を促進している。 【0007】本発明の好ましい実施例において、内部ポ
リマー処理室はほぼ円筒形状とされポリマー入口及び出
口開口はそれぞれ室の対向端に位置する。攪拌機は、攪
拌機に沿って軸方向に互いに交互に配置される複数個の
オーバーフロー及びアンダーフローバッフル、及び各隣
接対のバッフル間に配される少なくとも1つのスクリー
ン(好ましくは、多スクリーン)を含み、バッフル及び
スクリーンはほぼ互いに平行軸方向に間隔を置いて単一
回転するように一体に取り付けられている。各環状オー
バーフローバッフルは容器にたいし回転ポリマー封止状
に配されるほぼ円形外周を有する。好ましくは、各アン
ダーフローバッフルの外周には複数個の周方向に間隔を
置いたくぼみが形成され、対応複数個のアンダーフロー
開口を形成する。オーバーフロー及びアンダーフローバ
ッフルの交互配置によって、攪拌機は連続的に交互する
オーバーフロー及びアンダーフローバッフルのポリマー
オーバーフロー及びアンダーフローバッフル開口を通る
交互にポリマー入口及び出口の間をのびるポリマー物質
の曲がりくねった流路を形成し、連続オーバーフローバ
ッフルの間を流れている間ポリマー物質の滞在時間、分
配および粘度を制御する機能を有する。 【0008】好ましくは、アンダーフローバッフル及び
スクリーンは、集合的にオーバーフローバッフルのオー
バーフロー開口と軸方向に一直線に並べたそれぞれ中央
開口を有し、蒸気排気出口への蒸気流れを促進する中央
路を形成する。理解されるように、ポリマーが入口と出
口間の処理室を通って軸方向に進むにつれポリマーの粘
度は増大し、ポリマーの粘度成長に対応して、スクリー
ンが互いにまたバッフルから大きく間隔をおいて配置さ
れ、また室の隣接ポリマー入口から隣接ポリマー出口ま
で大きな開口面積を備えている。蒸気の放出を助けるた
め、各オーバーフローバッフルの中央オーバーフロー開
口は有孔中央環よりなり、これは、スクリーンのよう
に、攪拌機の回転の進行に伴いポリマーのフィルムが付
着されポリマーからの蒸気放出をさらに誘起する。同じ
目的で、各アンダーフローバッフルには有孔中央環を備
える。 【0009】本発明の一側面によれば、オーバーフロー
バッフルの中央オーバーフロー開口の径寸法は隣接ポリ
マー入口から隣接ポリマー出口まで大きくなるのでポリ
マーの流路は、ポリマーの粘度の増大に伴い曲がりくね
りがすくなくなる。 【0010】攪拌機は、好ましくは、バッフルとスクリ
ーンのそれぞれ周囲間をのび取り付けられる複数個の連
結要素を有することによって、攪拌機を剛化する、各連
結要素には、攪拌機の放射状外方に配されるぬぐい面を
形成する後縁が形成され、ポリマーを攪拌機の回転の間
容器室の内面に脱着させ、ポリマーの蒸発重縮合にさら
に寄与する。各スクリーンには、周スロットが形成さ
れ、連結要素を受け入れると共にスクリーンと連結要素
間にポリマードレン開口を形成する。 【0011】攪拌機はまた、好ましくは、攪拌機の対向
軸方向端部に1対の構造的支持ディスクを含み、各支持
ディスクは攪拌機の軸線にたいし異なる角度でそれらを
のびる複数個の開口を含む。ポリマーの粘度が最大であ
る、容器の出口に隣接する攪拌機の端部の支持ディスク
は、好ましくは、支持ディスクの外面から突出する複数
個の羽を備え、攪拌機の回転中に室の内面からポリマー
物質をぬぐう。 【0012】従来の装置と比較して、反応装置のサイズ
と容積の増大を促進するため、容器には、好ましくは、
室を中心にのびる1つ以上の通路が形成され、室内のポ
リマー物質と伝熱状に熱交換物質を流し、必要または所
望により、加熱及び(または)冷却によってポリマー物
質の温度を制御する。好ましくは、通路は室を中心に環
状にのび、通路の少なくとも一部は熱交換物質のほぼ螺
旋形流路を形成する。装置の特別の作動及び用途によ
り、熱交換物質は室内のポリマー物質の流れに反対また
は同じ方向に通路に向けられる。好ましい実施例におい
て、容器の軸範囲に沿って異なる帯域に別個の通路を設
けて、加熱及び(または)冷却による温度制御及び熱交
換物質の流れ方向をそれぞれの帯域で別々に扱うことが
できる。 【0013】本発明はまた、室に接する密閉窓を介し室
内に対面するよう処理室の外部に配される赤外線放熱セ
ンサーによって室内の処理中にポリマー物質の温度にた
いする非侵略的検出を提供する。 【0014】本発明の反応装置はまた、一側から処理室
に放射状に投射される放射源及び室の反対側の検出器に
よって室内のポリマー物質の高さを検出する。マイクロ
プロセッサーまたは同様な形式のコントローラーは放射
線の投射及び検出量間の差にもとずく放射線の投射位置
におけるポリマーの高さを外挿する。 【0015】 【発明の実施の形態】添付図面、まず図1を参照する
と、本発明の1つの好ましい実施例による反応装置はそ
の全体が20で示されている。反応装置20は基本的
に、容器22の隣接対向軸端に取り付けられた支柱24
により水平延長状に支持されるほぼ円筒形の細長容器2
2を備える。容器22は、対応円筒形の内部処理室30
を集合的形成するようにそれぞれ端カバー28によって
対向軸端で封止密閉される2重壁円筒形シェル26によ
り形成され、処理室30内に、ケージ状攪拌機32が室
30のほぼ長手全体を軸方向に貫通するよう対向端カバ
ー28に取り付けられた軸受アセンブリ34によって回
転可能に支持されている。 【0016】ポリマー入口導管36は、内部処理室30
の対応端と連通するため上方対面側に隣接するカバー2
8を介し形成される入口開口38を中心に環状に一端カ
バー28にたいし外部に取り付けられる。比較的大きな
管状ポリマー出口取り付け部品40は、処理室30内に
シェル26を介し形成される出口開口42を中心に環状
に室30の対向端に隣接して下方対面側で容器22のシ
ェル26に取り付けられる。蒸気排気開口44も同様
に、上方対面側でシェル26を介し形成され、開口44
を中心にシェル26にたいし外部に取り付けられるベル
形蒸気捕集ハウジング46内に開口する。排気導管48
は、内部連通して蒸気捕集ハウジング46から横方向に
のびている。 【0017】以下さらに詳細に説明するように、ポリマ
ー入口導管36は(図示せざる)適当な導管構造を介
し、限定はしないが例として、50で表す、ポリエステ
ル等低粘度ポリマー源と接続され、処理ポリマーを室3
0の隣接端内に連続送出する。以下で説明するように本
反応装置20の作動により製造される比較的高い粘度の
ポリマーは、送出用出力取り付け部品40を介し下方に
室30の反対端から下流処理ステーションまたは52で
代表的に示す適当な捕集貯蔵位置まで対応速度で連続的
に排出される。排気導管48は適当な真空源54に接続
され、処理室30内に誘起された重縮合方法により生ず
る蒸発蒸気を順次後退させる。 【0018】さらに図2を参照すると、攪拌機32は、
1対の対向端板64、65、介在する一連の環状ポリマ
ーオーバーフロー及びアンダーフロー固体バッフル5
6、58、及び等周間隔で端板64、65、オーバーフ
ロー及びアンダーフローバッフル56、58、及びスク
リーン60にそれぞれ固定される一連の軸方向にのびる
ポリマーぬぐい棒62によりそれぞれ円周で互いに一体
に平行に間隔をおいて接続される環状ポリマーフィルム
形成スクリーン60より形成される。中央軸方向支持軸
66は各端板64、65から外方にのびて攪拌機32を
軸受アセンブ34内に支持し、軸66は細長い長さであ
る容器22の出口端で端板65から突出し対応の軸受ア
センブリ34を超えてのびて、攪拌機32を、68で表
す適当な駆動モータに駆動連結する。 【0019】オーバーフロー及びアンダーフローバッフ
ル56、58は攪拌機32の長さ全体に沿って互いに交
互に配置され、オーバーフローバッフル56は容器22
の入口端で端板64に近接して配され、アンダーフロー
バッフル58は容器22の出口端で端板65に近接して
配されている。数が異なる多スクリーン60は各隣接対
のバッフル56、58の間に配されている。 【0020】図3、図4及び図5に見られるように、各
オーバーフローバッフル56は、円形外周を有し同心円
形中央開口72を形成する無孔主板状環体70により形
成され、開口72内に比較的薄い環状有孔スクリーン要
素74が主環状体70と共平面的に突き入る。(図6も
さんしょう。)図8と図9を参照すると、各アンダーフ
ローバッフル58も同様に、環状有孔スクリーン要素8
0がのびる中央円形開口78を形成する主板状環体76
により形成されるが環体76の円形外周に環体76を中
心に周方向に間隔をおいた一連の弓形くぼみ82が形成
されている。オーバーフロー及びアンダーフローバッフ
ル56、58のそれぞれ環体70、76の外径は比較的
に微小な所定の公差内の容器シェル26の内径に近接し
て選択され、それでオーバーフローバッフル56はシェ
ル26の内部円筒形壁にたいしポリマーシールを効果的
に形成する。したがって、理解されるように、オーバー
フロー及びアンダーフローバッフル56、58の交互配
置により、ポリマーを、環体70にわたり、また各オー
バーフローバッフル56の中央開口72を介し、環体7
6の下、及び各介在アンダールローバッフル58の弓形
くぼみ82により形成されるアンダーフロー開口を介し
交互に曲がりくねった流路に通す。 【0021】基本的には、各オーバーフローバッフル5
6と次に続くオーバーフローバッフル56との間の間隔
は、容器22内の室全体30を、一連のほぼ別個の区分
室に本質的に分割し、この区分室にポリマーが、1つの
区分室から次の区分室へ続くオーバーフロー開口72を
介し逐次室30に流れると一時収容されることが認識さ
れる。このポリマーのシーリアル区画化収容により、各
つぎの区画室内のポリマーの滞留時間を比較的密に制御
できる一方、室30の長手に沿うポリマーの全分配の制
御及びシーリアル区画室の内ポリマーの粘度成長の比較
的密な制御が可能になる。このように、バッフル56、
58によりなされる曲がりくねったオーバー・アンダー
ポリマー流れ制御により、前の区画室内へのポリマーの
逆流を少なくしてポリマーのプラグ形流れを助長する。 【0022】もちろん、当業者が認識するように、オー
バーフロー及びアンダーフローバッフル56、58の寸
法決めと外形、特に、バッフル56、58の相対的間隔
と共に、オーバーバッフル56の中央開口72の直径及
びアンダーフローバッフル58のアンダーフローくぼみ
82の形状及びサイズは、一方の反応器から他方の反応
器また必要によりまたは所望により一定の反応器内で選
択的に変えて、各オーバーフローバッフルと次に続くオ
ーバーフローバッフルとの間で流れる間ポリマー物質の
滞留時間、分配および粘度成長の比較的微小な制御をお
こなうためにポリマーを、それぞれのバッフルの上下で
交互に種々形式の曲がりくねった路に流動させる 【0023】限定しない例示として、図に示す反応装置
20の特別な実施例では、室30の入口端の端板64か
ら短い間隔で第1のオーバーフローバッフル56で始ま
り、容器22の底部出口開口42の事前の最後のアンダ
ーフローバッフル58を配設するのに十分な寸法だけ室
30の出口の端板65から間隔をおいたアンダーフロー
バッフル58で終わるように、8つのアンダーフローバ
ッフル58と交互する8つのオーバーフローバッフル5
6の構成を利用する。オーバーフローおよびアンダーフ
ローバッフル56、58は室30の長手に沿って互いに
等間隔とされ、この特別な実施例によれば、オーバーフ
ローバッフル56の中央開口72の径寸法は各次のオー
バーフローバッフル56と共に増大する一方、逆に、ア
ンダーフローバッフル58のアンダーフローくぼみ82
のサイズ、形状、数量及び間隔とともにアンダーフロー
バッフル58の中央開口78の直径は、図4と図5に示
す個々のそれぞれオーバーフローバッフル156、25
6、256、356等及び図8と図9に示す個々のそれ
ぞれアンダーフローバッフル158、258、358等
の例示からすべて容易に認識されるように、続くアンダ
ーフローバッフル58のうちで一定である。理解される
ように、オーバーフロー及びアンダーフローバッフル5
6、58のこの特別な寸法決め及び構成により、ポリマ
ーの流路は曲がりくねりを徐々に少なくさせ、それに対
応して、ポリマーが室の長手に沿って進むにつれポリマ
ーの粘度を徐々に高める。 【0024】特別の例示実施例において、また、スクリ
ーン60は互いに徐々に間隔を広げて配置され、室30
の長手に沿ってその入口から出口まで、各隣接対のオー
バーフロー及びアンダーフローバッフル56、58間に
はスクリーン60が順次少なく配置されている。さら
に、図10と図11に個々のそれぞれスクリーン16
0、260、360の例示により示すように、スクリー
ンは、構造、有孔開口及び生ずる開口比(すなわち、ス
クリーンが占める全面積にたいする各スクリーンの有孔
開口により形成される全開口面積量)が変化する。スク
リーン60は、攪拌機32に沿って一方のバッフル区画
室から次に続くバッフル区画室へのポリマーの粘度成長
に対応して、室30の入口端から出口端まで互いの間隔
及び各個のスクリーン60により形成される全開口面積
が大きくなるように配置される。 【0025】特に、たとえば、オーバーフローバッフル
156、256間の第1バッフル区画室に配されるスク
リーン160、260、360、460は各々、ほぼ全
面積にわたり平面体84に軸方向に開けた複数個の密接
円形孔86を有する板状平坦な平面体84により形成さ
れ、孔86のサイズは大きくなるがスクリーンあたりの
孔86の数はスクリーン160からスクリーン460ま
で小さくなる。図10参照。オーバーフローバッフル2
56と次に続く隣接アンダーフローバッフル258間に
配したスクリーン560は、線状垂直列をなして配置さ
れた複数個の方形有孔開口90を形成するよう等間隔垂
直交差状に互いに溶接されたワイヤ88の格子として形
成される。図11における図2の8E−8E断面参照。
残りのスクリーン660、760、860もワイヤの格
子より構成されるが、ここでは周方向等間隔で円形ワイ
ヤ92間に放射状に溶接される一連の線状ワイヤ94に
より同心共平面状に連結される直径が大きい一連の円形
ワイヤ92とされ、スクリーン560の方形開口90よ
りもかなり大きいやや台形開口96を形成する。 【0026】理解されるように、反応装置20の作動中
に攪拌機32が各バッフル区画室内に含まれるポリマー
物質を介しスクリーン60を回転させると、スクリーン
60にはポリマー物質のフィルムが連続的に付着される
ことによって、スクリーン60の付着部分が室30の上
方域で回転するに伴い、各スクリーン60上の付着ポリ
マーフィルムは完全に露出してポリマーからの揮発物の
蒸発を助長する。この蒸発重縮合作用を最大限にするた
めには、スクリーン60がポリマーをフィルム状に付着
保持することが大切であり、これはポリマーの粘度及び
各個スクリーンの特別構造の機能として理解される。す
なわち、比較的高粘度のポリマーでは、ポリマーの粘性
により大きな送り孔をブリッジできる一方、低粘度ポリ
マーではフィルム状のままである。従って、スクリーン
160、260、360等の表示構造および構成は、ス
クリーンのそれぞれ開口比が、一方のバッフル区画室か
ら次の区画室へ実現されるポリマーの粘度成長について
室30の入口端から出口端まで順次大きくなるように選
択される。 【0027】また、室30内で行われる揮発物の全蒸発
を最大限にするためには、隣接スクリーン60上のポリ
マーフィルムを一方のスクリーンから次へとブリッジさ
せないでスクリーン60をできるだけ近く間隔をおくこ
とが望ましく、これはポリマー粘度およびポリマーの付
帯表面張力の機能と理解される。従って、記載のよう
に、スクリーン60は室30の入口端内の攪拌機32の
端部で互いに最も近く間隔が置かれ、スクリーン60間
の間隔は室32の出口端の方へ攪拌機32の長手に沿っ
て徐々に大きくなるようにしている。図1及び図2参
照。 【0028】前述のように、オーバーフローおよびアン
ダーフローバッフル56、58各々はそれぞれの中央開
口72、78内に中央有孔環74、80を有し、これは
隣接スクリーンと同じ仕方で、ポリマーフィルムが付着
されてポリマーからの揮発物の蒸発を促進する機能であ
ると理解される。スクリーン60では、各スクリーン環
74、80の特別な構造が変化して、スクリーン60の
開口面積を、室30の長手に沿うポリマーの対応の粘度
成長についてしつ30の入口端から出口端まで順次大き
くする。従って、それぞれオーバーフローおよびアンダ
ーフローバッフル56、58のスクリーン環74、80
の特別構造は隣接スクリーン160、260等の構造に
相当する。そこで、図4及び図5に示すように、オーバ
ーフローフローバッフル156、256のスクリーン環
74はほぼ全表面積にわたり複数個の密接円形孔を軸方
向に明けた平板状体である一方、残りのオーバーフロー
フローバッフル356、456等は放射状連結ワイヤで
溶接された同心円形ワイヤよりなるワイヤ格子状のスク
リーン環74を有する。第1のアンダーフローバッフル
158も同様に密接円形孔を明けた板状スクリーン環8
0を有し、第2のアンダーフローバッフル258は方形
有孔開口を形成する垂直に溶接された線状ワイヤのワイ
ヤ格子により形成されるスクリーン環80を有する一
方、残りアンダーフローバッフル358、458等は図
8及び図9に示すように、放射状連結ワイヤで溶接され
た同心円形ワイヤよりなるワイヤ格子環80をゆうす
る。 【0029】図12から図14に明示されるように、攪
拌機32の端板64、65はバッフル56、58よりも
かなり厚く中央開口がない円形平面ディスクとして形成
され攪拌機32の両端の構造的支持部材として働く。各
端板64、65には、端板64の軸線を中心に同心的に
周方向等間隔で円形配置に位置する複数個のポリマー流
れ開口98が形成され、交互の開口98は板の軸線にた
いし一傾斜方向に端板64、65の板体を介し傾斜して
形成され、中間開口98も同様に板の軸線にたいし反対
傾斜方向に板体を介し傾斜して形成される。開口98の
傾斜配向により端板64、65を開口98を介しポリマ
ーを効果的に”ポンプ”できる。室30の出口端におけ
る端板65の外周には複数個の浅い弓形くぼみ100が
形成されアンダーフローバッフル58の周アンダーフロ
ーくぼみ82と同じ仕方でポリマーアンダーフロー開口
として働く。図13及び図14参照。さらに、図14に
示すように、出口端板65の外端面には複数個の放射状
羽根102が形成されポリマーぬぐい羽根として出口端
かばー28の隣接対面内面からポリマーを順次ぬぐうよ
うにしている。 【0030】図1から図13に示すように、ポリマーぬ
ぐい棒62各々は断面が長方形の細長い線状棒であり、
回転方向にたいし攪拌機32の軸線に後傾斜状にオーバ
ーフローバッフル56、アンダーフローバッフル58、
スクリーン60及び端板64、65の外周にそれぞれ互
いに並んで形成された対応長方形くぼみに取り付ける。
ぬぐい棒62はオーバーフローバッフル56、アンダー
フローバッフル58及び端板64、65のそれぞれバッ
トウエルド104内に収容されて、各棒62のそれぞれ
放射方向最外縁がバッフル及び端板のそれぞれ外周に並
んでほぼ正確に配されるようになっている。しかし、ス
クリーン60はバッフル56、58及び端板64、65
よりも僅かに小さい外径とすることによって、ぬぐい棒
62の放射方向最外縁がスクリーン60の外周を僅かに
超えて突出する。好ましくは、ぬぐい棒62はそれぞれ
バットウエルド104全体に沿って形成される連続溶接
によってオーバーフロー及びアンダーフローバッフル5
6、58にまた端板64、65に取り付けられるが、ス
クリーン60に形成されたくぼみ104内では、ぬぐい
棒62はこのようなウエルド104の放射方向外端での
み溶接され、スクリーン60のこのようなウエルド10
4の放射方向最内延長部は横方向に拡大されてぬぐい棒
62とそれぞれスクリーン60の本体との間に間隔を生
じ、フィルムが良好に形成されるようにポリマーのドレ
ンを促進すると共にポリマーがこのような区域に集まり
たまることを少なくしている。 【0031】このようにして、ぬぐい棒62はぬぐい後
縁62’を有し、攪拌機32がかいてんすると、ポリマ
ーを室30の底部から順次かつ連続的に引き込め、さら
にぬぐうように、ポリマーを室30の内側円筒壁に付与
する一方、余分のポリマーを除去してポリマーフィルム
を室のほぼ円筒内壁全体い保持するようにしている。こ
の順次ぬぐい作用により行われるポリマーのフィルム形
成により、蒸発作用を受けるポリマーの表面積を最大に
して、スクリーン60、74、80によりポリマーの最
大重縮合を促進させる。 【0032】棒62のぬぐい作用をさらに促進するに
は、好ましくは、図7に示すように、選択された棒62
は、各選択ぬぐい棒62のほぼ全長に沿ってぬぐい外縁
62’に溶接されたロッド106を有し、これが他のぬ
ぐい棒62よりも室30の内壁にかなり近接して僅か外
方に突出している。このロッド106は好ましくは、容
器シェル構造26が制作される金属よりかなり柔軟な金
属、たとえば、ニッケルで形成されて、ロッド106と
室30の内壁との間に生ずる不測の接触により、内室壁
をかじったり摩損したりしないでロッド106のみを変
形するようにしている。 【0033】なお、ぬぐい棒62は従来のポリマー重縮
合反応器に普通見られるように中央の軸方向軸を設ける
ことなく攪拌機32のそれぞれ端板64、65、バッフ
ル56、58及びスクリーン60を一体にする。中央軸
が無いと、ポリマーの潜在的堆積及び室30内のポリマ
ーの発生可能な汚染のおそれがないので有利である。加
えて、バッフル56、58にまたスクリーン60に並べ
た中央開口と協同して中央軸が無いと、ポリマーからの
蒸発揮発物が比較的自由に排気開口44に流れる攪拌機
32の長手に沿って中央にのびる比較的大きな軸方向開
口区域がえられる。この目的のため、バッフル56、5
8のスクリーン環74、80により形成される開口の中
央部分及び環状スクリーン60により形成される中央開
口は共軸に配置され、例示のように好ましい実施例にお
けるほぼ同一の内径については、オーバーフローバッフ
ル56のスクリーン環74の外径のみが(また、中央開
口72のそれぞれ直径)攪拌機32の長手に沿って変化
している。 【0034】前述のように、反応容器22のシェル26
は、図1に大体示すように、二重壁構造であり、処理室
30を形成する円筒内壁26’及び放射方向にのびるよ
う溶接されたジャケット支持棒110により内壁26’
を中心に同心状に支持された僅かに大きい直径の円筒外
ジャケット26’’を有する。それによって内壁26’
と容器シェル26の外ジャケット26’’との間に創出
された環状空間によりポリマーからの余分の熱を抽出す
る熱交換物質を搬送して、ポリマーを冷却、または、補
助的に加熱、または冷却と加熱とができることになる。 【0035】特に、限定した市内例示において、図15
は、熱交換帯域の軸方向境界にける内壁26’と外ジャ
ッケット6’’の間で放射状にのびる無孔帯域分割壁を
なす軸方向に間隔を置いた平行ジャケット支持棒11
0’間に形成された容器の長手に沿って直列に配置され
た3つの分離環状熱交換帯域112、114、116を
形成するジャケット支持棒10の好ましい構成を示す。
各熱交換帯域112、114、116内に、一連のジャ
ケット支持棒110’’が流れ制御壁として作用するよ
うに間隔を置いて平行に配置され、各々には流れ偏向壁
110’’’が隣接制御壁110’’間に傾斜してのび
る周開口118が形成される。 【0036】このようにして、流れ偏向壁110’’’
と協同して流れ制御壁110’’は各熱交換帯域の一方
の軸端から他の軸端まで本質的に螺旋状にのびる熱交換
物質用連続流路を形成する。入口及び出口ノズル状導管
120は各熱交換帯域112、114、116のそれぞ
れ対向軸端で容器シェル26の外ジャケット26’’に
取り付けられそこに形成された流路の両端に開口して、
熱交換物質を帯域にたいし送出除去する。 【0037】当業者に理解されるように、各帯域11
2、114、116内の熱交換物質の実際の流れ方向
は、内部処理室30の隣接域ないでポリマーを加熱また
は冷却したいかどうか及びその程度により、容器22内
のポリマーの流れと同じ方向または反対方向のいずれか
で全熱交換流れをなすように選択される。たとえば、入
口開口38を介し室30の入口端に進入する比較的低粘
度のポリマーが典型的に室30内ですでに処理されたポ
リマーより低い温度である限り、比較的高い温度の熱交
換物質を隣接熱交換帯域112内で循環させ、ポリマー
をその所望処理温度までより早く加熱させるためポリマ
ーが室30内を流れるとき同じ全方向に室30を中心に
環状かつ螺旋状に流すことが望ましく、一方、逆に、ポ
リマーを室30の隣接域内で冷却するために容器ないの
ポリマーの流れと反対の全螺旋方向に容器の出口端に隣
接する最後の熱交換域116を介し比較的低温の熱交換
物質を送出して、ポリマーを過熱崩壊しないようにする
ことが典型的に望ましい。中間熱交換帯域114内で、
ポリマーの加熱または冷却が特定の処理条件により必要
なので熱交換流れがどちらかの方向に生ずる。 【0038】当業者が理解されるように、適当な熱交換
物質がそれぞれの熱交換帯域に送出するため利用され、
1つの特に好ましい物質は、ダウケミカル社により商標
DOWTHERMで販売される熱交換液等高沸点のフェ
ノールベース物質である。 【0039】上記のように攪拌機32の新規な構造と協
同して熱交換帯域112、114、116の選択的作動
により行われるポリマーの温度制御により、本反応装置
の容器22が周知の重縮合反応器において従来実施され
ているおのよりも大きい直径と長さに製作できることに
よって、本反応器の全処理容量を従来周知の反応器より
も実質的に大きくすることが有利である。 【0040】基本的には、既存の反応器のサイズの限定
は数個の要因の結合より生ずる。処理容量を全体的に高
めるためには、攪拌機の回転速度を容器のサイズと本質
的に同じ維持することが必要であり、または少なくとも
望ましく、攪拌機は増大するが、増大サイズの攪拌機を
駆動するのに必要なパワーの対応増大により対応して高
度に処理されるポリマー内に熱を発生しやすくすること
によって、ポリマーの過度の加熱と崩壊という問題が生
ずる。ポリマー内のよどみ区域の発生、及びポリマーの
均一性を達成しポリマーの汚染を防止する付帯問題を容
器サイズの増大により一層悪化させる。 【0041】 【発明の効果】従って、反応器容量の有意な増大がポリ
マーの品質を潜在的に解決することなしに達成すること
が困難または不可能とされた従来の反応器とは対照的
に、本反応装置は従来の反応器よりもかなり大きなサイ
ズと処理容量に構成できる一方、同時にポリマー品質の
改善を達成できる。中央軸なしの攪拌機の新規な構造に
より、ポリマー内のよどみ区域によるポリマー汚染のお
それを少なくし、フィルム形成スクリーンを中央軸を利
用する攪拌機よりも互いに密接して支持されることによ
っていっていの室容積内の揮発物の蒸発を最大限にで
き、また処理室からの蒸発蒸気のより自由な流れとより
早い排気を促進できる。また攪拌機の構造により、密な
公差が攪拌機の周囲と容器22の円筒内壁との間、特に
容器壁とぬぐい棒62との間に維持されて、攪拌機の各
回転時に多ポリマーぬぐい作用を促進して、ポリマーか
らの熱とともにきはつぶつのより早い放出の促進及び容
器内の非ぬぐい面範囲を縮小するという2重の利益を得
る。多別個熱交換帯域とともに容器シェル26の二重壁
構造によって許容される比較的微小な温度制御により、
装置の大きい容量に付帯するポリマーからの余分の熱の
より早い抽出を促進することによって、新規な攪拌機構
造により達成される品質の改善が、過熱によるポリマー
崩壊によっては有害的に相殺されないことを確保する。 【0042】さらに本装置20の処理室30内のポリマ
ー温度の制御を助長するために、非侵略的温度センサー
が各熱交換帯域112、114、116の容器シェル2
6の外側に取り付けられ、処理室30内に構造物を押し
入れることなく各帯域内のポリマー温度を直接測定でき
るようにしている。図16に明示するように、容器22
に沿う各温度検出位置で、環状取り付けハブが容器シェ
ル26の内壁26’と外ジャケット26’’との間での
びるように取り付けられ、内壁26’の窓開口124に
密閉状に、好ましくは赤外線放熱センサーである、温度
センサー126を受け入れ支持して室30の隣接域内の
ポリマーから直接ポリマー温度の正確な測定を行う。各
温度センサー126は、好ましくは、コンピュターその
他マイクロプロセッサーベースプログラマブルコントロ
ーラーでよい、反応装置20用のメインコントローラー
に接続されることによって温度測定が熱交換帯域11
2、114、116の作動のプログラムによる変化を開
始するように利用されるかもしくは反応装置20の関係
機能を制御するように利用される。 【0043】本発明はまた、処理室30内のポリマーの
高さを容器22の長手に沿う1つ以上の位置で検出す
る、また容器22にたいするポリマーの入力及び出力
を、または反応装置20の処理作動の他の適当な変数ま
たはパラメータを制御するため利用する手段を備えてい
る。特に、図17に示すように、ポリマーの高さ検出構
成は128で表す投射装置を利用し、これにより、一定
量の核放射線源が容器22の反対上方外側に配した放射
線検出器128に向けて容器22を介しほぼ放射方向に
横上方に容器22の下側に隣接して横方向に外部位置か
ら投射される。放射線投射機130及び検出器128は
各々は反応装置20の中央コントローラー(または他の
適当な制御装置)に連動され、このコントローラーは、
外挿により容器22の構造によって偏向または吸収され
る放射線を考慮して、投射機128により伝達される放
射線の既知一定量と検出器130により実際に受け入れ
検出される放射線量との差の数学的関数として放射線を
投射する、室30の垂直面内のポリマーの厚みを計算す
るようにプログラムされている。好ましくは、記載のポ
リマー高さ検出構成は、少なくとも容器の入口及び出口
端に近接する位置を含み、容器22の長手に沿う2つ以
上の間隔を置いた位置に配される。 【0044】従って、本発明は広い有用性と用途がある
ことが当業者により容易に理解される。多くの変更、変
形及び同等構成とともに、ここに記載以外の本発明の多
くの実施例および適用は、本発明の要旨または範囲から
逸脱しないで、本発明から明らかであり、または本発明
により合理的に示唆される。従って、本発明は好ましい
実施例についてここに詳細に説明されたが、この開示は
本発明の例示に過ぎず、発明の開示を完全にする目的に
のみなされたに過ぎないと理解されたい。前記の開示は
本発明を制限しもしくは他の実施例、適用、変更、変形
及び同等構成を制限する意図するものではなくまたはそ
のように解釈してはならず、本発明は請求の範囲及びそ
の同等物によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】 【図1】好ましい一実施例による本発明の反応装置の一
部垂直横断面にした側面図である。 【図2】図1の反応装置のポリマー攪拌機の僅か拡大側
面図である。 【図3】図1の反応装置の一部をその3−3線で破断し
たもう1つの拡大軸方向横断面図である。 【図4】攪拌機の異なるオーバーフローバッフルを正面
で示す、図2の4A−4A線から4D−4D線でそれぞ
れ破断した攪拌機の垂直横断面図である。 【図5】攪拌機の異なるオーバーフローバッフルを正面
で示す、図2の4E−4E線から4H−4H線でそれぞ
れ破断した攪拌機の垂直横断面図である。 【図6】図4Aの5−5線で破断した図4Aの4A−4
A断面のオーバーフローバッフルの中央部分の半径方向
横断面図である。 【図7】ポリマーぬぐい棒のうち1つの連結部における
図4Aの4A−4A断面のオーバーフローバッフルの円
周部分の拡大正面図である。 【図8】異なるアンダーフローバッフルを正面で示す、
図2の7A−7A線から7D−7D線でそれぞれ破断し
た図2の攪拌機の垂直横断面図である。 【図9】異なるアンダーフローバッフルを正面で示す、
図2の7E−7E線から7F−−7F線でそれぞれ破断
した図2の攪拌機の垂直横断面図である。 【図10】異なるフィルム形成スクリーンを正面で示
す、図2の8A−8A線から8D−8D線でそれぞれ破
断した図2の攪拌機の垂直横断面図である。 【図11】異なるフィルム形成スクリーンを正面で示
す、図2の8E−8E線から8H−8H線でそれぞれ破
断した図2の攪拌機の垂直横断面図である。 【図12】攪拌機の入口端板の内方面を正面で示す、図
2の9−9線で破断した図2の攪拌機の垂直横断面図で
ある。 【図13】攪拌機の出口端板の内方面を正面で示す、図
2の10−10線で破断した図2の攪拌機の垂直横断面
図である。 【図14】攪拌機の出口端板の内方面を正面で示す、図
2の11−11線で破断した図2の攪拌機の垂直横断面
図である。 【図15】容器のシェル内に形成した熱交換帯域を示
す、図1の12−12線で破断した図1の反応装置の容
器の水平横断面図である。 【図16】装置の1つのポリマー温度センサーを示す、
図1の13−13線で破断した図1の反応装置の容器の
一部の垂直横断面図である。 【図17】装置のポリマー高さ検出構造を示す、図1の
14−14線で破断した図1の反応装置の垂直横断面図
である。 【符号の説明】 20 反応装置 22 容器 24 支柱 26 シェル 28 端カバー 30 処理室 32 攪拌機 34 軸受アセンブリ 36 導管 38 入口開口 40 取り付け部品 42 蒸気排気開口 46 蒸気捕集ハウジング 48 排気導管 50 ポリエステル 52 捕集貯蔵位置 54 真空源 56、256 オーバーフローバッフル 58、158、258 アンダーフローバッフル 60、160、260、360、460、560、66
0、760、860 スクリーン 62 ぬぐい棒 64、65 端板 66 支持軸 68 駆動モータ 70 無孔環 72、78 中央開口 74、80 有孔スクリーン 76 主環 82 アンダーフローくぼみ 84 平面体 86 円形孔 88 ワイヤ 90 方形開口 92 円形開口 94 線状ワイヤ 96、98 開口 100 くぼみ 102 羽根 104 バットウエルド 106 ロッド 110 ジャケット支持棒 112、114、116 熱交換帯域 118 周開口 120 入口及び出口ノズル状導管 124 窓開口 126 温度センサー 128 放射装置 130 放射線投射機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダブリュー ジェフリー ステイケレイザ ー アメリカ合衆国ノース カロライナ州 チ ャーロットウインジラス ロード 6826 (72)発明者 マイケル ディ メルトン アメリカ合衆国ノース カロライナ州 デ ビッドソングレイ ロード 2515 (72)発明者 レイナ エイ シャラー ドイツ国 86637 ウエルティンゲン エ リアス−ホール−ストラッセ 7 (72)発明者 ハートムット ヘイ ドイツ国 ディ−55283 ニールスティン ベートベンリング 23 (72)発明者 ローランド シュミット ドイツ国 55131 マインズ トラジャン ストラッセ 8 (72)発明者 ロルフ ハートマン ドイツ国 65817 エプスティン レンズ ヘナーウェグ 2 (72)発明者 ハンス ロヘ ドイツ国 61476 クルンベルグ キエフ ェルンウィグ 18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 水平方向に配した内部をもつポリマー処
    理室、該処理室に開けた開口をもつポリマー入口及び該
    処理室に軸的に沿って入口と離れて該処理室からの開口
    をもつポリマー出口、及び該処理室からの開口をもつ蒸
    気排気出口、及び該処理室内に回転可能に配したポリマ
    ー攪拌機をもつ反応容器からなり、該攪拌機が中央ポリ
    マーオーバーフロー開口をもつ環状オーバーフローバッ
    フル及び外周部と該容器間に少なくともポリマーアンダ
    ーフロー開口をもつ外周部をもつアンダーフローバッフ
    ルをもち、該オーバーフロー及びアンダーフローバッフ
    ルは該処理室内で互いにほぼ平行な軸的間隔をもって単
    一回転するよう取りつけられていて該オーバーフロー及
    びアンダーフローバッフルのポリマーオーバーフロー及
    びアンダーフロー開口を通ってのびる該ポリマー入口と
    ポリマー出口の間に該ポリマー物質用の流路の一部を形
    成するようになっていることを特徴とするポリマー製造
    用反応装置。 【請求項2】 さらに、該バッフル間に配した少なくと
    も1つのポリマーフィルム形成状有孔スクリーンをもち
    それによって攪拌機の回転の間にポリマー物質をスクリ
    ーン上にフィルム形状に付着させ重縮合用のポリマーか
    らの蒸気の放出を促進するようにしてなる請求項1記載
    の反応装置。 【請求項3】 アンダーフローバッフルとスクリーンの
    各々は、オーバーフローバッフルのオーバーフロー開口
    とほぼ一直線に並んだそれぞれ中央軸方向の開口をもつ
    請求項2記載の反応装置。 【請求項4】 アンダーフローバッフルはオーバーフロ
    ーバッフルのオーバーフロー開口とほぼ一直線に並んだ
    中央軸方向んの開口をもつようにしてなる請求項1記載
    の反応装置。 【請求項5】 攪拌機はバッフルのそれぞれ周囲の間を
    のびそれらに取りつけられる複数個の連結要素を備え、
    各連結要素は攪拌機の半径方向外方に配したぬぐい面を
    もち、ポリマーを攪拌機の回転の間容器の室の外面に着
    脱させるようにしてなる請求項1記載の反応装置。 【請求項6】 ぬぐい面は連結要素の後縁であるように
    してなる請求項5記載の反応装置。 【請求項7】 オーバーフローバッフルのオーバーフロ
    ー開口は有孔環であるようにしてなる請求項1記載の反
    応装置。 【請求項8】 アンダーフローバッフルはオーバーフロ
    ーバッフルのオーバーフロー開口とほぼ軸方向に一直線
    に並んだ有孔環よりなるようにした請求項7記載の反応
    装置。 【請求項9】 アンダーフローバッフルは、その外周に
    複数個の周方向に間隔をおいたくぼみを備えて対応する
    複数個のアンダーフロー開口を形成するようにしてなる
    請求項1記載の反応装置。 【請求項10】 攪拌機は、攪拌機の対向軸方向端部に
    1対の支持ディスクを含み、各支持ディスクは攪拌機の
    軸線にたいし異なる角度でそれらをのびる複数個の開口
    をもつようにしてなる請求項1記載の反応装置。 【請求項11】 容器の入口の反対側の攪拌機の端部に
    おける支持ディスクは、支持ディスクの外側から突出す
    る複数個の羽を含み、ポリマー物質を攪拌機の回転の間
    に容器の室の内面に塗布しかつぬぐうようにしてなる請
    求項10記載の反応装置。 【請求項12】 容器は、ポリマー物質の温度を制御す
    るため室内のポリマー物質とともに熱交換物質を伝熱状
    に流す室を中心にのびる通路を含むようにしてなる請求
    項1記載の反応装置。 【請求項13】 通路は、室内のポリマー物質の流れ方
    向とほぼ反対に熱交換物質を流すように構成されるよう
    にしてなる請求項12記載の反応装置。 【請求項14】 通路は、室内のポリマー物質のほぼ流
    れ方向に熱交換物質を流すように構成されるようにして
    なる請求項12記載の反応装置。 【請求項15】 さらに、ポリマー物質の温度を非侵略
    的に検出するため室外の容器に支持される手段を備える
    ようにしてなる請求項1記載の反応装置。 【請求項16】 さらに、室内のポリマー物質の高さを
    検出する手段を備えるようにしてなる請求項1記載の反
    応装置。 【請求項17】 実質的に円筒形の水平方向に配した内
    部をもつポリマー処理室、該処理室に開けた開口をもつ
    ポリマー入口及び該処理室に軸的に沿って入口と離れて
    該処理室からの開口をもつポリマー出口、及び該処理室
    からの開口をもつ蒸気排気出口、及び該処理室内に軸方
    向に回転可能に配したポリマー攪拌機をもつ反応容器か
    らなり、該攪拌機が複数個のポリマー流れ制御バッフル
    及び該処理室内で互いにほぼ平行な軸的間隔をもって単
    一回転するよう取りつけられる複数個の有孔ポリマーフ
    ィルム形成スクリーンをもち、バッフルは複数個の環状
    オーバーフローバッフルをもち、この各環状オーバーフ
    ローバッフルは容器にたいし回転ポリマー封止状に配さ
    れる実質的に円形な外周をもち中央ポリマーオーバーフ
    ロー開口を形成し、及び複数個のアンダーフローバッフ
    ルをもち、この各アンダーフローバッフルはその外周と
    容器との間に少なくとも1つのポリマーアンダーフロー
    開口を形成する外周をもち、オーバーフロー及びアンダ
    ーフローバッフルは攪拌機に沿って軸方向に互いに交互
    に配置されて連続的に交互するオーバーフロー及びアン
    ダーフローバッフルのポリマーオーバーフロー及びアン
    ダーフロー開口を交互にのびるポリマー入口とポリマー
    出口の間にポリマー物質用の曲がりくねった流路を形成
    し、各オーバーフローバッフルと次に続くオーバーフロ
    ーバッフルとの間を流れる間ポリマー物質の滞在時間、
    分配及び粘度を制御し、スクリーンの少なくとも1つが
    各隣接対のバッフル間に配されそれによって攪拌機の回
    転の間にポリマー物質をスクリーン上にフィルム形状に
    付着させ重縮合用のポリマーからの蒸気の放出を促進す
    るようにしてなることを特徴とするポリマー製造用反応
    装置。 【請求項18】 アンダーフローバッフルとスクリーン
    の各々は、オーバーフローバッフルのオーバーフロー開
    口とほぼ軸方向に一直線に並んだそれぞれ中央軸方向の
    開口をもち、蒸気排気出口への蒸気の流れを促進するよ
    うにしてなる請求項17記載の反応装置。 【請求項19】 アンダーフローバッフル各々は、その
    外周に複数個の周方向に間隔をおいたくぼみを備えて対
    応する複数個のアンダーフロー開口を形成するようにし
    てなる請求項17記載の反応装置。 【請求項20】 各隣接対のバッフル間に複数個のスク
    リーンを配するようにしてなる請求項17記載の反応装
    置。 【請求項20】 スクリーンが、互いに大きく間隔をお
    いて、かつ室の隣接ポリマー入口から隣接ポリマー出口
    までバッフルから配置されるようにしてなる請求項20
    記載の反応装置。 【請求項22】 スクリーンが、室の隣接ポリマー入口
    から隣接ポリマー出口まで大きな開口面積を有するよう
    にしてなる請求項20記載の反応装置。 【請求項23】 各オーバーフローバッフルのオーバー
    フロー開口は有孔環であるようにしてなる請求項17記
    載の反応装置。 【請求項24】 オーバーフローバッフルのオーバーフ
    ロー開口は隣接ポリマー入口から隣接ポリマー出口まで
    大きな径寸法を有するようにしてなる請求項17記載の
    反応装置。 【請求項25】 各オーバーフローバッフルは有孔環を
    備えるようにしてなる請求項17記載の反応装置。 【請求項26】 攪拌機はバッフルのそれぞれ周囲とス
    クリーンの間をのびそれらに取りつけられる複数個の連
    結要素を備え、各連結要素は攪拌機の半径方向外方に配
    したぬぐい面をもち、ポリマーを攪拌機の回転の間容器
    の室の外面に着脱させるようにしてなる請求項17記載
    の反応装置。 【請求項27】 ぬぐい面は連結要素の後縁であるよう
    にしてなる請求項26記載の反応装置。 【請求項28】 各スクリーンには、スクリーンと各連
    結要素の間にポリマードレンを形成して、連結要素を受
    け入れる形状の周スロットが形成されるようにしてなる
    請求項27記載の反応装置。 【請求項29】 攪拌機は、攪拌機の対向軸方向端部に
    1対の支持ディスクを含み、各支持ディスクは攪拌機の
    軸線にたいし異なる角度でそれらをのびる複数個の開口
    をもつようにしてなる請求項17記載の反応装置。 【請求項30】 容器の入口の反対側の攪拌機の端部に
    おける支持ディスクは、支持ディスクの外側から突出す
    る複数個の羽を含み、ポリマー物質を攪拌機の回転の間
    に容器の室の内面からぬぐうようにしてなる請求項29
    記載の反応装置。 【請求項31】 容器は、ポリマー物質の温度を制御す
    るため室内のポリマー物質とともに熱交換物質を伝熱状
    に流す室を中心にのびる通路を含むようにしてなる請求
    項17記載の反応装置。 【請求項32】 通路は、室内のポリマー物質の流れ方
    向とほぼ反対に熱交換物質を流すように構成されるよう
    にしてなる請求項31記載の反応装置。 【請求項33】 通路は、室内のポリマー物質のほぼ流
    れ方向に熱交換物質を流すように構成されるようにして
    なる請求項31記載の反応装置。 【請求項34】 通路の少なくとも一部は熱交換物質用
    のほぼ螺旋形流路を形成するようにしてなる請求項31
    記載の反応装置。 【請求項35】 さらに、ポリマー物質の温度を非侵略
    的に検出するため室外の容器に支持される手段を備える
    ようにしてなる請求項17記載の反応装置。 【請求項36】 容器は処理室に接する封止窓を備え、
    温度検出手段は窓を介し処理室内に対面するよう処理室
    の外部に配される赤外線放熱センサーであるようにして
    なる請求項35記載の反応装置。 【請求項37】 さらに、室内のポリマー物質の高さを
    検出する手段を備えるようにしてなる請求項17記載の
    反応装置。 【請求項38】 高さ検出手段は、一側から処理室を通
    りほぼ半径方向に所定量の放射線源を投射する手段、室
    の反対側で投射放射線量を検出する手段、及び放射線の
    投射及び検出量間の差にもとずいて放射線投射の位置で
    ポリマーの高さを外挿する手段を備えるようにしてなる
    請求項37記載の反応装置。 【請求項39】 実質的に円筒形の水平方向に配した内
    部をもつポリマー処理室、一端に隣接して該処理室内に
    開口するポリマー入口及び反対側に隣接して処理室から
    開口するポリマー出口、処理室から開口する蒸気排気出
    口及びポリマー物質の温度を制御するため室内のポリマ
    ー物質とともに伝熱状に室内のポリマー物質の流れ方向
    と反対に熱交換物質を流すため通路の少なくとも一部を
    ほぼ螺旋形路に形成した室を中心に環状にのびる通路を
    もつ反応容器;室内に軸方向に回転可能に配されるポリ
    マー攪拌機、攪拌機は複数個のポリマー流れ制御バッフ
    ル、複数個の有孔ポリマーフィルム形成スクリーン、攪
    拌機の両軸端の1対の支持ディスク、及び処理室内で単
    一回転するよう互いにほぼ平行して軸方向に間隔を置い
    て固定するため支持ディスク、バッフル及びスクリーン
    のそれぞれ外周の間にのびる複数個の連結要素を備え、
    各連結要素は攪拌機の半径方向外方に配される後ぬぐい
    面をもち、ポリマーを攪拌機の回転の間に容器の室の内
    面に着脱させるようにし;バッフルは複数個の環状オー
    バーフローバッフルをもち、この各環状オーバーフロー
    バッフルは容器にたいし回転ポリマー封止状に配される
    実質的に円形な外周をもち有孔環を含む中央ポリマーオ
    ーバーフロー開口を形成し、オーバーフローバッフルの
    ポリマーオーバーフロー開口は大きな径寸法をもち、オ
    ーバーフローバッフルの環は室の隣接ポリマー入口から
    隣接ポリマー出口まで大きな開口面積をもち、及び複数
    個のアンダーフローバッフルをもち、この各アンダーフ
    ローバッフルは複数個の周方向に間隔をおいたくぼみを
    備える外周をもち、その外周と容器との間にポリマーア
    ンダーフロー開口を形成しまたオーバーフローバッフル
    のオーバーフロー開口とほぼ軸方向に一直線に並んだ中
    央蒸気流れ開口を形成し、オーバーフロー及びアンダー
    フローバッフルは攪拌機に沿って軸方向に互いに交互に
    配置され、連続的に交互するオーバーフロー及びアンダ
    ーフローバッフルのポリマーのオーバーフロー及びアン
    ダーフロー開口を交互にのびるポリマー入口とポリマー
    出口との間にポリマー物質用の曲がりくねった流路を形
    成して、各オーバーフローバッフルと次に続くオーバー
    フローバッフルとの間に流れる間ポリマー物質の滞在時
    間、分配及び粘度を制御するようにし;複数個のスクリ
    ーンが各隣接対のバッフル間に配されそれによって攪拌
    機の回転の間にポリマー物質をスクリーン上にフィルム
    形状に付着させ重縮合用のポリマーからの蒸気の放出を
    促進するようにし、各スクリーンはオバーフローバッフ
    ルのオーバーフロー開口とアンダーフローバッフルの蒸
    気流れ開口とほぼ軸方向に一直線に並んだそれぞれ中央
    蒸気流れ開口をもち、スクリーンは互いにかつバッフル
    から大きく間隔をあけて配置され室の隣接ポリマー入口
    端から隣接ポリマー出口端まで大きな開口面積をもつよ
    うにし;さらに各支持ディスクは攪拌機の軸線にたいし
    異なる角度でそれらをのびる複数個の開口をもち、容器
    の出口端に隣接する攪拌機の端部における支持ディスク
    は支持ディスクの外側から突出する複数個の羽を含み、
    ポリマー物質を攪拌機の回転の間に容器の室の内面から
    ぬぐうようにしてなることを特徴とするポリエステル物
    質製造用反応装置。
JP32496195A 1994-11-09 1995-11-09 ポリマー物質製造用反応装置 Expired - Fee Related JP3677335B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US336446 1994-11-09
US08/336,446 US5599507A (en) 1994-11-09 1994-11-09 Reactor apparatus for preparing a polymeric material

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08259700A true JPH08259700A (ja) 1996-10-08
JP3677335B2 JP3677335B2 (ja) 2005-07-27

Family

ID=23316130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32496195A Expired - Fee Related JP3677335B2 (ja) 1994-11-09 1995-11-09 ポリマー物質製造用反応装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5599507A (ja)
EP (1) EP0711597B2 (ja)
JP (1) JP3677335B2 (ja)
KR (1) KR0168826B1 (ja)
CN (1) CN1064272C (ja)
AT (1) ATE199127T1 (ja)
BR (1) BR9505172A (ja)
CA (1) CA2162540C (ja)
DE (1) DE69520087T3 (ja)
ES (1) ES2155494T5 (ja)
MX (1) MX9504688A (ja)
TW (1) TW308554B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI409099B (zh) * 2005-05-05 2013-09-21 Eastman Chem Co 用於立式聚合反應器之擋板總成模組
JP2015532358A (ja) * 2012-10-23 2015-11-09 ウーデ・インヴェンタ−フィッシャー・ゲーエムベーハー 再重合装置

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2130526T3 (es) * 1994-12-30 1999-07-01 Fischer Karl Ind Gmbh Dispositivo de reactor para medios poco viscosos y medios de mayor viscosidad.
US5861129A (en) * 1995-09-13 1999-01-19 Katoot; Mohammad W. Polymer optical fibers and process for manufacture thereof
TW541321B (en) * 1996-09-04 2003-07-11 Hitachi Ltd Process and apparatus for continuous polycondensation
US6200503B1 (en) 1996-09-13 2001-03-13 Mohammad W. Katoot Graded index polymer optical fibers and process for manufacture thereof
US6091872A (en) * 1996-10-29 2000-07-18 Katoot; Mohammad W. Optical fiber imaging system
DE19852065A1 (de) * 1998-11-11 2000-05-18 Bayer Ag Mischvorrichtung für hochviskose Podukte
US6365072B1 (en) 1999-03-19 2002-04-02 Mk Industries, Inc. Polymer optical fibers and process for manufacturing thereof
JP2002020474A (ja) * 2000-07-13 2002-01-23 Daicel Chem Ind Ltd ポリエステルの製造装置
US6481279B1 (en) 2000-11-21 2002-11-19 Arteva North America S.A.R.L. Absolute inventory control by radial force measurement
KR100794950B1 (ko) * 2001-01-29 2008-01-15 도오요오엔지니아링구가부시키가이샤 반응기
DE10119851A1 (de) 2001-04-24 2002-10-31 Bayer Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Polycarbonaten nach dem Schmelzumesterungsverfahren
US6983852B2 (en) * 2002-10-10 2006-01-10 Specialized Tech Inc. Desanding apparatus and system
US6969491B1 (en) 2004-09-01 2005-11-29 3M Innovative Properties Company Stirred tube reactor and method of using the same
DE102004053199B3 (de) * 2004-11-04 2006-07-06 Zimmer Ag Verfahren zur Herstellung von Polyestern und dafür geeigneter Ringscheibenreaktor
CN100528320C (zh) * 2004-12-14 2009-08-19 杭州林达化工技术工程有限公司 横向管式换热反应设备
DE102005003731B4 (de) * 2005-01-26 2006-10-05 Epc Industrial Engineering Gmbh Reaktor zur kontinuierlichen und gleichzeitigen Herstellung verschiedener und variabel viskos einstellbarer Polyesterprodukte mit Regelung des Prozessfortschrittes über das/die hydraulische(n) Antriebssysteme(e)
KR100789235B1 (ko) * 2005-11-08 2008-01-02 주식회사 엘지화학 병렬중합반응장치
GB0901955D0 (en) * 2009-02-09 2009-03-11 Unilever Plc Improvments relating to mixing apparatus
GB0901954D0 (en) * 2009-02-09 2009-03-11 Unilever Plc Improvments relating to mixing apparatus
US8658419B2 (en) 2009-09-04 2014-02-25 Abec, Inc. Heat transfer baffle system and uses thereof
CN101745361B (zh) * 2010-01-22 2013-03-13 扬州惠通化工技术有限公司 高粘度自洁反应器
DE102011089056A1 (de) 2011-12-19 2013-06-20 Evonik Industries Ag Verfahren zur Herstellung von Polyestern
US9327214B2 (en) 2012-02-13 2016-05-03 Specialized Desanders Inc. Desanding apparatus and a method of using same
US9938812B2 (en) 2012-02-13 2018-04-10 Specialized Desanders Inc. Desanding apparatus and a method of using same
US9909405B2 (en) 2012-02-13 2018-03-06 Specialized Desanders Inc. Desanding apparatus and a method of using same
KR101612159B1 (ko) 2013-06-21 2016-04-12 제일모직주식회사 연속식 고상중합 장치 및 방법
KR101657271B1 (ko) * 2013-07-10 2016-09-13 롯데첨단소재(주) 연속식 고상중합 장치 및 방법
GB2536781B (en) 2013-08-15 2018-10-10 Hatch Ltd Multi-compartment reactor and method for controlling retention time in a multi-compartment reactor
DE102013019611A1 (de) 2013-11-25 2015-05-28 Gneuss Gmbh Vorrichtung zur Herstellung von Polymeren
DK3065691T3 (da) 2013-12-10 2021-02-01 Abec Inc Steril engangsbeholder med en aftagelig fastgørelsesindretning
CA2836437A1 (en) 2013-12-16 2015-06-16 Specialized Desanders Inc. An desanding apparatus and a method of using the same
EP3691781A4 (en) 2017-10-03 2021-01-20 Abec, Inc. REACTOR SYSTEMS
CN108970566B (zh) * 2018-08-17 2021-03-09 北京濮源新材料技术研究院(普通合伙) 用于生产聚碳酸酯的具有浸润性能的缩聚反应器
CN110327864A (zh) * 2018-12-03 2019-10-15 扬州惠特科技有限公司 一种网式聚合反应釜

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3057702A (en) * 1953-05-11 1962-10-09 Du Pont Apparatus for preparation of condensation polymers
US2869838A (en) * 1956-04-09 1959-01-20 Du Pont Agitating device
US3046099A (en) * 1960-05-12 1962-07-24 Du Pont Improved polymer finisher apparatus
US3248180A (en) * 1963-09-09 1966-04-26 Du Pont Polymer finisher apparatus
FR1386500A (fr) * 1963-12-13 1965-01-22 Pechiney Saint Gobain Procédé et appareillage pour la préparation de polymères et de copolymères à base de formaldéhyde
NL125080C (ja) * 1964-01-14
US3440019A (en) * 1965-06-01 1969-04-22 Vickers Zimmer Ag Polycondensation reactor
CH444126A (de) * 1965-09-08 1967-09-30 Inventa Ag Vorrichtung zur kontinuierlichen Durchführung von chemischen Reaktionen in viskosen Flüssigkeiten
US3617225A (en) * 1967-06-22 1971-11-02 Vickers Zimmer Ag Polycondensation apparatus
DE1720692B2 (de) * 1967-07-26 1973-07-05 Farbwerke Hoechst AG, vormals Mei ster Lucius & Brumng, 6000 Frankfurt Vorrichtung zur kontinuierlichen polykondensation
US3526484A (en) * 1968-05-17 1970-09-01 Du Pont Polymer finishing apparatus
JPS4813956B1 (ja) * 1968-11-27 1973-05-01
US3684458A (en) * 1970-01-08 1972-08-15 Firestone Tire & Rubber Co Propulsion and processing apparatus for flowable materials
SU462377A1 (ru) * 1970-07-08 1982-06-15 Краснодарское Проектно-Конструкторское Бюро "Пластмаш" Реактор дл непрерывной поликонденсации
US3686826A (en) * 1970-11-19 1972-08-29 Allied Chem Polymer finisher
US3728083A (en) * 1971-03-03 1973-04-17 Allied Chem Polymer finisher
CH584056A5 (ja) * 1971-03-19 1977-01-31 Firestone Tire & Rubber Co
US3867104A (en) * 1973-04-12 1975-02-18 Monsanto Co Polymerizer reactor
DE2557580A1 (de) * 1975-12-20 1977-06-30 Dynamit Nobel Ag Verfahren und vorrichtung zur herstellung von polykondensaten
US4207202A (en) * 1978-06-05 1980-06-10 Cole Howard W Jr Apparatus for making small bubble foam
US4370302A (en) * 1980-01-04 1983-01-25 Teijin Limited Machine for solid phase polymerization
JPS57147502A (en) * 1981-03-09 1982-09-11 Shinko Fuaudoraa Kk Reaction apparatus
EP0137884B1 (de) * 1983-10-07 1988-08-03 Karl Fischer Industrieanlagen Gmbh Verfahren zur kontinuierlichen Entmonomerisierung und Nachpolymerisierung von Polyamid 6 und Vorrichtung zur Durchführung dieses Verfahrens
JPS61242636A (ja) * 1985-03-29 1986-10-28 Hitachi Ltd 反応装置
DE3514367A1 (de) * 1985-04-20 1986-10-23 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Vorrichtung zur feststoffbettpolymerisation von monomeren
DE3537276A1 (de) * 1985-10-19 1987-04-23 Basf Ag Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von vernetzten feinteiligen gelfoermigen polymerisaten
JPH0689047B2 (ja) * 1987-03-27 1994-11-09 新日鐵化学株式会社 重合反応装置
US5145255A (en) * 1987-05-19 1992-09-08 Mitsubishi Jukogoyo Kabushiki Kaisha Stirring apparatus and stirring tower type apparatus for polmerization reactions
DE3743051A1 (de) * 1987-12-18 1989-06-29 Davy Mckee Ag Vorrichtung zur behandlung von hochviskosen substanzen
US5245057A (en) * 1990-07-20 1993-09-14 The Dow Chemical Company Horizontal continuous reactor and processes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI409099B (zh) * 2005-05-05 2013-09-21 Eastman Chem Co 用於立式聚合反應器之擋板總成模組
JP2015532358A (ja) * 2012-10-23 2015-11-09 ウーデ・インヴェンタ−フィッシャー・ゲーエムベーハー 再重合装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1064272C (zh) 2001-04-11
ATE199127T1 (de) 2001-02-15
ES2155494T5 (es) 2004-06-16
KR960016955A (ko) 1996-06-17
DE69520087D1 (de) 2001-03-22
CA2162540A1 (en) 1996-05-10
TW308554B (ja) 1997-06-21
KR0168826B1 (ko) 1999-01-15
MX9504688A (es) 1997-04-30
JP3677335B2 (ja) 2005-07-27
CA2162540C (en) 2005-11-29
DE69520087T2 (de) 2001-09-20
EP0711597B1 (en) 2001-02-14
DE69520087T3 (de) 2004-06-03
BR9505172A (pt) 1997-10-21
US5599507A (en) 1997-02-04
ES2155494T3 (es) 2001-05-16
EP0711597A1 (en) 1996-05-15
EP0711597B2 (en) 2003-11-26
CN1132662A (zh) 1996-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08259700A (ja) ポリマー物質製造用反応装置
US6972113B1 (en) Rotating surface of revolution reactor with enhanced surface features
US3617225A (en) Polycondensation apparatus
US3499873A (en) Preparation of polyethylene terephthalate by means of free falling films
KR100229607B1 (ko) 자유 흐름및 고점도의 매체를 위한 반응자 장치
US20030161767A1 (en) Rotating surface of revolution reactor with feed and collection mechanisms
US4199398A (en) Rotary film apparatus
JP3610935B2 (ja) 連続重縮合装置及び方法
JPH0977857A (ja) 重縮合反応器
JP3297274B2 (ja) 重合反応装置
JPS63223032A (ja) 連続薄膜処理装置
EP1255608A2 (en) Rotating surface of revolution reactor with feed and collection mechanisms
MXPA96005262A (en) Reactor charoles for a verticalme staged policondensation reactor

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 19960226

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 19960510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 19990625

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 19990625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 19990625

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20020605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S633 Written request for registration of reclamation of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313633

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees