JPH08258716A - 列車接近警報機のカード対応スイッチングシステム - Google Patents

列車接近警報機のカード対応スイッチングシステム

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JPH08258716A
JPH08258716A JP9297095A JP9297095A JPH08258716A JP H08258716 A JPH08258716 A JP H08258716A JP 9297095 A JP9297095 A JP 9297095A JP 9297095 A JP9297095 A JP 9297095A JP H08258716 A JPH08258716 A JP H08258716A
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JP
Japan
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card
alarm
circuit
controller
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP9297095A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Muramatsu
豊 村松
Takeshi Tsukahara
武司 塚原
Osamu Shirai
修 白井
Shigeo Sakai
茂夫 阪井
Toshihiro Hagiwara
敏廣 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIKUUN DENKI KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
RIKUUN DENKI KK
East Japan Railway Co
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Publication date
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード使用のスイッチからの各カード毎のオ
ン、オフ情報を、制御器の記憶回路に記憶し、一つでも
オン情報が記憶されている間は列車接近警報機の電源を
オンとし、すべての記憶内容がオフとなったときその電
源をオフとすることにより、複数の使用者のオン、オフ
操作が重なっても、誤操作による不都合が生じないよう
にする。 【構成】 予め所要の情報が記録された複数のカード状
の記録媒体5に感応する複数の操作器2と、操作器2か
らのカードごとに読み取った情報を別個に記憶する記憶
回路15を有し、記憶回路に既に記憶されているオン情
報のすべてがオフ情報に変更されない限り警報発生を停
止しないよう制御する制御器1を備えている。その記憶
回路は遅延を掛けた二段構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線路沿線での作業の安
全確保のため等に使用される警報機のスイッチの接、断
を行うためのスイッチングシステムに関し、とくにカー
ド状の記録媒体によって操作される列車接近警報機のカ
ード対応スイッチングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の警報機の起動停止の操作
は、一般によく使用される機械的に回路を接、断する手
動のスイッチで行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば定置式列車接近
警報機は線路沿線作業での安全確保に欠かせない重要な
ものであるが、通常は見通しの悪い所に設置されてい
る。従来この警報機は、使用者が手動でスイッチの投
入、切断を行っているので、複数の作業が同一区間内で
行う場合は、特定の、あるいは最初のスイッチ投入者、
切断者以外の者が誤って投入、あるいは切断する恐れが
ある。また、危険で見通しの悪い場所の巡回等に使用す
る場合は、先に警報機のある場所に行ってスイッチを入
れ、巡回対象区間を通り過ぎてから再びスイッチを切り
に戻って来なければならなかった。
【0004】本発明の目的はこのような問題点を解決
し、スイッチをカード式にしてカードから読み取った情
報でスイッチ回路を制御することにより、確実に、誤投
入、誤切断を防ぐことができるような、列車接近警報機
のカード対応スイッチングシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明の列車接近警報機のカード対応スイッチングシ
ステムは、列車接近警報機3の警報発生回路のオン、オ
フを外部操作により行うためのスイッチングシステムに
おいて、予め所要の情報が記録された複数のカード状の
記録媒体5に感応する複数の操作器2と、前記操作器2
に接続され、前記操作器2において読み取った情報を前
記記録媒体5ごとに記憶する記憶回路15を有し、警報
発生回路のオン、オフを行うとともに前記記憶回路15
に既に記憶されている警報発生回路オン情報がすべてオ
フ情報に変更されない限り前記警報発生回路をオフしな
いよう制御する制御器1を備えた構成とする。
【0006】また、操作器2には少なくともカード状記
録媒体読取り装置22と警報制御状態を表示する表示部
23を設け、また、制御器1の記憶回路15は対応する
前記記録媒体5ごとに第1と第2の記憶部を備え、制御
器1は各操作器からの入力信号に基づいて該当する第1
の記憶部の更新を行い一定時間後に第2の記憶部の記憶
内容を第1の記憶部と同一になるよう更新し、記憶回路
内のすべての第1の記憶部と第2の記憶部の記憶内容に
基づいて警報発生回路のオン、オフを制御する制御器で
ある構成とする。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳しく説明する。図1は本発明の一実施例のシステム構
成例を示す系統図である。図2は、図1の実施例の制御
器の外観の一例を示す正面図である。図3は、図1の実
施例のシステムに使用される穿孔カード(以下カードと
いう)5の一例を加工前の状態で示した平面図である。
図1において、1は、列車接近警報機3の警報を出すた
めの図示しない警報発生回路の起動、停止を制御する制
御器である。2,2・・・2は、それぞれ離れた場所に
配置され、制御器1に電気的に接続される操作器であ
る。
【0008】制御器1には、電源回路10、インタフェ
ース回路11、アドレス選別回路12、スイッチ条件入
力回路13、モニタ条件出力回路14、記憶回路15、
出力合成回路16、リレー回路17、等が組み込まれて
いる。各操作器2には、電源回路20、インタフェース
回路21、図3に示すカードの所要箇所に穿孔されたも
のを挿入することによってその内容を読み取るカードス
イッチ(カード状記録媒体読取り装置)22、カードの
各グループ毎の警報制御状態をランプ表示で知らせるモ
ニタ23等が組み込まれている。
【0009】図3の41〜47はA列の穿孔位置を示
し、51〜57はB列の穿孔位置を示している。これら
の穿孔位置のうちの複数個を組み合わせて穿孔し、操作
器2のカードスイッチ22で読取り、制御器1へ伝送す
ることで、多数のカード所有者の中の誰が操作したかを
制御器1で判別することができる。
【0010】図2の30は電源スイッチ、31は、列車
接近警報機3の警報発生回路のオン、オフ状態をランプ
表示する表示部、32は、どの(例えばG1〜G4の)
グループの誰(使用者No1〜8)が使用中であるかを
ランプ表示するカード使用中表示部、33は、この制御
器1に接続されている操作器2、2・・・2のうちのど
の(No1〜7の)操作器2で現在操作中であるかをラ
ンプ表示する操作器使用中表示部である。なお、操作器
2の外観はとくに図示しないが、その正面には、カード
スイッチ22のカード挿入口と、制御部1への各グルー
プ毎のオンオフ操作状況を表示するモニタ表示部などを
備えている。
【0011】次に本実施例の使用方法と制御器1の動作
について説明する。先ずカード5を操作器に入れる。カ
ードの読取りデータが正しいことを確認し、正しければ
操作用回線の使用状態を確認する。回線が使用されてい
れば、回線が空くまで待ち、回線が使用されていないと
きは、すぐにデータを制御器1に伝送する。制御器1は
アドレス選別回路12でどのカードを使用してデータが
送られてきたかを判別し、対応する記憶回路15内の記
憶場所を選別する。またスイッチ条件入力回路13は、
該当の記憶場所の後述の第1の記憶部の記憶内容が「オ
ン」ならば「オフ」に、また「オフ」ならば「オン」に
変更するための信号を出力し、記憶回路15のデータを
変更する。
【0012】記憶回路15は、各カードに対応するアド
レスの記憶場所が、それぞれ1段目(第1の記憶部)と
2段目(第2の記憶部)の2つに分かれていて、データ
の変更は、先ず1段目の記憶内容が更新され、次いで一
定時間遅延して2段目の記憶内容も1段目と同じ内容に
更新される。ここで、データが操作部2から送られてき
て、該当するアドレスの二段目の記憶内容が「オフ」
で、一段目の記憶内容が「オフ」から「オン」になった
とき、出力合成回路16の出力信号に基づき、モニタ条
件出力回路14からインタフェース回路11を介して、
「オン」確認ランプ点灯信号が、そのとき操作した操作
器2に対し出力される。これを受けた操作器2は、イン
タフェース21を介し、モニタ23に「オン」確認ラン
プ点灯信号を入力し、確認ランプ(ON)を点滅させ
る。
【0013】また、該当するアドレスの二段目の記憶内
容が「オン」で、一段目の記憶内容が「オン」から「オ
フ」になったとき、同様に「オフ」確認ランプ点灯信号
が、そのとき操作した操作器2に対し出力され、これを
受けた操作器2の確認ランプ(OFF)が点滅する。そ
して、オン、オフいずれの場合も、該当するアドレスの
二段目の記憶内容と一段目の記憶内容が同一になったと
き、確認ランプ点灯信号は停止し、該当する操作器2の
オンあるいはオフの確認ランプの点滅は停止する。
【0014】一方、各アドレスの記憶場所の二段目の記
憶内容が一つでも「オン」になっている場合は、出力合
成回路16の出力によってリレー17が駆動され、接点
Sを閉じた状態を維持するので、その間は列車接近警戒
機に電源が接続され、警報発生状態が持続される。そし
て、各アドレスの記憶場所の二段目の記憶内容の全てが
「オフ」となったとき、はじめて接点Sが開かれ、列車
接近警戒機の電源回路が切断され、警報発生は停止す
る。
【0015】したがって、複数のカードによる警報発生
開始のための操作から解除のための操作までの期間が重
複しても、誰か一人でも警報発生を必要とする限り警報
機は作動し続け、すべてのカード所有者が警報発生を必
要としなくなったとき、はじめて警報機が作動しなくな
るので、誤操作の心配は全くなくなる。また、一つのカ
ードによる操作は、同一の制御部1に接続されている操
作器でありさえすれば、どの操作器から行っても同じで
あるので、「オン」操作を行った操作器とは別の操作器
で「オフ」操作を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明は、
制御器の記憶回路の記憶内容に基づいて列車接近警報機
の電源のオン、オフを行い、その記憶回路の記憶内容
を、操作器のカードスイッチに入力されたデータに基づ
いて更新し、複数のカードによるオン、オフ情報を各カ
ード毎に前記記憶回路に記憶し、一つでもオン情報が記
憶されている間は列車接近警報機の電源をオンとし、す
べての記憶内容がオフとなったとき列車接近警報機の電
源をオフとすることにより、複数の使用者のオン、オフ
操作が重なっても、誤操作による不都合は決して起こる
ことがないという効果がある。また本実施例を使用すれ
ば、同一使用者のオン操作とオフ操作を、別々の場所に
設置された操作器で行うことができるので、作業あるい
は点検を終えた使用者が、再び元の操作器使用場所まで
一々戻ってくる必要がないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成例を示す系統
図である。
【図2】図1の実施例の制御器の外観例を示す正面図で
ある。
【図3】図1の実施例のシステムに使用するカードの一
例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 制御器 2 操作器 3 列車接近警報機 5 カード 15 記憶回路 22 カードスイッチ 23 モニタ 30 操作器の電源スイッチ 31 列車接近警報機状態表示部 32 カード使用中表示部 33 操作器使用中表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白井 修 東京都立川市幸町1丁目10番地7 陸運電 機株式会社内 (72)発明者 阪井 茂夫 東京都立川市幸町1丁目10番地7 陸運電 機株式会社内 (72)発明者 萩原 敏廣 東京都立川市幸町1丁目10番地7 陸運電 機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車接近警報機の警報発生回路のオン、
    オフを外部操作により行うためのスイッチングシステム
    において、 予め所要の情報が記録された複数のカード状の記録媒体
    に感応する複数の操作器と、 前記操作器に接続され、前記操作器において読み取った
    情報を前記記録媒体ごとに記憶する記憶回路を有し、警
    報発生回路のオン、オフを行うとともに前記記憶回路に
    既に記憶されている警報発生回路オン情報がすべてオフ
    情報に変更されない限り前記警報発生回路をオフしない
    よう制御する制御器を備えたことを特徴とする列車接近
    警報機のカード対応スイッチングシステム。
  2. 【請求項2】 それぞれの操作器に少なくともカード状
    記録媒体読取り装置と警報制御状態を表示する表示部を
    設けた請求項1に記載の列車接近警報機のカード対応ス
    イッチングシステム。
  3. 【請求項3】 制御器の記憶回路は対応する前記記録媒
    体ごとに第1と第2の記憶部を備え、 制御器は各操作器からの入力信号に基づいて該当する第
    1の記憶部の更新を行い一定時間後に第2の記憶部の記
    憶内容を第1の記憶部と同一になるよう更新し、記憶回
    路内のすべての第1の記憶部と第2の記憶部の記憶内容
    に基づいて警報発生回路のオン、オフを制御する制御器
    である請求項1に記載の列車接近警報機のカード対応ス
    イッチングシステム。
JP9297095A 1995-03-27 1995-03-27 列車接近警報機のカード対応スイッチングシステム Pending JPH08258716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006078190A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 真空断熱構造の真空度低下の監視装置および方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006078190A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 真空断熱構造の真空度低下の監視装置および方法
JP4576939B2 (ja) * 2004-09-07 2010-11-10 住友電気工業株式会社 真空断熱構造の真空度低下の監視装置および方法

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