JPH08258714A - 線路保守用マークの検出システム - Google Patents

線路保守用マークの検出システム

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JPH08258714A
JPH08258714A JP7064174A JP6417495A JPH08258714A JP H08258714 A JPH08258714 A JP H08258714A JP 7064174 A JP7064174 A JP 7064174A JP 6417495 A JP6417495 A JP 6417495A JP H08258714 A JPH08258714 A JP H08258714A
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JP
Japan
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tag
mark
detection system
maintenance
receiving
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JP7064174A
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Tetsuo Komatani
哲夫 駒谷
Hisayoshi Ichihara
久義 市原
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TAISEI SHIKO KK
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TAISEI SHIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 線路保守用マークの検出システムに関し、人
手によることなく見落しなくマークの検出を行うことを
目的とする。 【構成】 保守作業車13のオペレータに対して保守上
の警告を与えるべき箇所にある特定の枕木11に予め付
されたマークを検出するシステムであって、固有の共振
周波数を有する共振回路がプリントされ、特定の枕木1
1に貼付されて前記のマークとなすIDタグ24と、前
記共振周波数とほぼ同一の周波数の電磁波を送信してI
Dタグ24で反射されたエコー波を受信したときに前記
マークを検出したことを表示する送受信/表示手段21
とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道線路における線路保
守用マークの検出システムに関する。鉄道線路の保守は
乗客輸送の安全確保のためにきわめて重要な作業であ
る。しかしながら一般にその鉄道線路は長距離に及ぶこ
と、しかも人手による保守作業を伴うこと、さらにはそ
の保守時間が限られていること等から、その安全確保の
万全を期すことは容易なことではない。
【0002】本発明は鉄道線路の保守作業のうち、特に
線路保守用マークの検出作業について、信頼性の向上を
図ることができる手法について提案を行うものである。
【0003】
【従来の技術】図7は線路保守用のマークについて説明
するための平面図である。本図において、参照番号11
は多数本の枕木であり、その上に線路12が敷設され
る。保守作業車13(先端部分のみ示す)は、その線路
12上を走行し、各種の保線作業を行う。図中の矢印は
保守作業車13の進行方向を示す。なお、15は道床バ
ラストである。
【0004】上記枕木11のうち特定の枕木に×印(1
4)が付されているが、これが本発明による検出対象を
なすマークであり、保守上の警告を保守作業車13のオ
ペレータに与えるためのものである。すなわち本発明が
適用される検出システムは、多数本の枕木11上に敷設
された線路12上を走行する保守作業車13のオペレー
タに対して保守上の警告を与えるべき箇所にある少なく
とも1本の特定の枕木11に予めマーク14を付し、こ
のマーク14を検出することによりその警告を受けるよ
うにしたシステムである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ケース1 上述のとおり鉄道線路は枕木11、線路12および道床
バラスト15によって構成されるが、列車の通過によっ
て枕木が沈下したり左右に動くため、定期的に線路12
を正規の位置に戻す作業が必要である。この作業は現在
主にマルチプルタイタンパーと呼ばれる機械作業車によ
って行われている。このマルチプルタイタンパー(保守
作業車13)は線路12上を走行し枕木1本(または2
本)毎に止まって枕木11を正規の位置に保持しながら
道床バラスト15を突き固める。
【0006】この保守作業車13による線路突き固め作
業は一定の区間毎に連続的に行うが、枕木11に設置さ
れた各種信号機器、線路下を横断するケーブル、踏切に
設置された敷板および分岐器部分では、その保守作業車
13により突き固めることが困難であったり、突き固め
によって機器を損傷する恐れがあるため、突き固めを行
わずに通過する必要がある。そこでこうした部分に相当
する特定の枕木11に予め予め印(マーク14)をつけ
て、保守作業車13のオペレータが運転席から確認でき
るようにするとともに、地上には誘導員を配置しておい
てそのマークの有無の状況をオペレータに随時連絡する
体勢をとっている。しかしながらこの作業が主に夜間に
行われることから、その地上の誘導員が見誤りをする場
合がある。また複線区間では隣の線路を通過する列車に
地上の誘導員が接触する等の事故もあり得る。
【0007】ケース2 鉄道線路の保守点検は、保線区員によって定期的に行わ
れる。例えばボルトのゆるみ、枕木の割れ、道床バラス
トのかたより等がその保守点検の対象である。この保守
点検は主として昼間行われ、もし異常が見つかると、そ
の箇所の近傍の枕木11にマーク14を付しておく。そ
して最終列車通過後の夜間にその異常箇所の復旧が行わ
れるが、この場合、当該異常箇所へのアクセスは、上記
の地上の誘導員がライトを頼りに白ペンキで描かれたマ
ーク14を発見することにより行い、そこで保守作業車
13を止めて復旧作業に入る。
【0008】しかしながらそのマークの箇所が、長い線
路区間のうちの極く一部であるから、夜間であることも
手伝って、見落しなく全て確実に発見することはきわめ
て難しい。このため、復旧作業漏れを生じたりあるいは
そのマークの見落しに後で気付いてもう一度、アクセス
し直す、という事態もしばしば生ずる。上記ケース1お
よびケース2のいずれにおいても、予め特定の枕木に付
しておいたマーク14を地上の誘導員が見落してしまう
ことがあり、保守の信頼性に欠けるという問題があっ
た。
【0009】したがって本発明は上記問題点に鑑み、上
記地上の誘導員によらず、保守作業車のオペレータに対
し保守上の警告を確実に与えることができる、線路保守
用マークの検出システムを提供することを目的とするも
のである。
【0010】図1は本発明に基づく検出システムの基本
構成図である。 (1)本発明の第1の態様によれば、ID(Ident
ification:識別)タグ24(マーク14に相
当)と、送受信/表示手段21が導入される。IDタグ
24は、固有の共振周波数を有する共振回路がプリント
され、かつ、特定の枕木11の所定位置に貼付されて前
記のマークとなる。
【0011】送受信/表示手段21は、保守作業車13
の一部に設けられ、前記共振周波数とほぼ同一の周波数
の電磁波を送信してIDタグ24で反射されたエコー波
Eを受信したときに前記のマークを検出したことを表示
する。かくして送受信/表示手段21を介してオペレー
タに対し警告を与える。
【0012】(2)本発明の第2の態様によれば、送受
信/表示手段21の一部として前記の電磁波を送受信す
るためのアンテナ22がある。このアンテナ22は、I
Dタグ24の上方においてこれと対向するように、保守
作業車13の一部に取り付けるようにする。
【0013】(3)本発明の第3の態様によれば、保守
作業車13が保守上の警告を与えるべき箇所に接近して
いることをオペレータに予告するために、IDタグ24
を、保守作業車13の進行方向手前の枕木11に貼付す
るようにする。
【0014】(4)本発明の第4の態様によれば、ID
タグ24を、相互に異なる各種の固有の共振周波数を有
する共振回路がプリントされた複数種のIDタグ24に
て形成するようにする。そして各種の該IDタグ24
を、複数種の警告の種別毎にそれぞれ割り当てておくよ
うにする。送受信/表示手段21は、相互に異なる各種
の固有の共振周波数の各々に対応した周波数を有する電
磁波を送受信するようにする。
【0015】(5)本発明の第5の態様によれば、送受
信/表示手段21の一部をなす受信部23に接続し受信
部23にてエコー波Eを受信したときオペレータに対し
てマークの検出を表示するための発音体26および発光
体27の少なくとも一方をもって、送受信/表示手段2
1の一部をなす表示部25を構成するようにする。なお
28は電磁波の送信部である。
【0016】(6)本発明の第6の態様によれば、前記
の警告を複数種に区分しておく。そして複数種の警告の
種別毎にそれぞれ発音体26の発音モードを切り替えま
たは発光体27の発光モードを切り替えるようにする。
また後の実施例において図面を参照しながら説明するよ
うに、
【0017】(7)本発明の第7の態様では、IDタグ
24は共振回路を形成したフィルム層と粘着層とセパレ
ータ層とをこの順に積層して構成し、このセパレータ層
を剥離した後の粘着層によってIDタグ24を特定の枕
木11に貼付するようにする。
【0018】(8)本発明の第8の態様では、上記のフ
ィルム層を包囲してIDタグ24を保護する樹脂製のケ
ースをさらに備えるようにする。
【0019】(9)本発明の第9の態様では、IDタグ
24内の共振回路は、薄膜コイルと薄膜コンデンサとを
一対のフィルムの間に挟み込むようにプリント成形した
構造となるようにする。
【0020】
【作用】上記(1)〜(9)の各態様における各作用は
それぞれ下記(1)〜(9)のとおりである。
【0021】(1)送受信/表示手段21は、IDタグ
24の存在を、アンテナ22を介して非接触で検出しか
つオペレータに対して表示する。非接触検出であるか
ら、保守作業車13が走行しながらそのIDタグ24を
検出できる。また、上記非接触検出はきわめて高い感度
を有することが実地により確められており、検出漏れは
殆ど起こり得ない。
【0022】(2)IDタグ24を枕木11上に貼付す
る位置を統一的に予め定めておき、アンテナ22がID
タグ24の常に直上を通過するように配置する。前記非
接触検出の信頼度は一層向上する。
【0023】(3)図を参照して説明する。図2はID
タグ24の設置列を示す平面図である。本図中、×印を
付した枕木11が最終的なターゲットであるとすると、
この枕木11にIDタグ24cを貼付する。そしてさら
に保守作業車13の進行方向手前に、複数のIDタグ、
例えばIDタグ24bと24aをそれぞれ枕木に貼付す
る。
【0024】IDタグ(24)に応答した表示部25内
の発音体26がID24a→ID24b→ID24cの
順にその音を徐々に強めるようにして、オペレータに予
告し、保守作業車13の停止の準備を促すことができ
る。
【0025】(4)複数種の警告の種別毎に対応した複
数種のIDタグを備えるものである。上記(3)におい
て説明したID24a→ID24b→ID24cの発音
モードの切り替えは、ID24a,24bおよび24c
の各共振周波数を相互に異ならせておけばよい。
【0026】(5)表示部25としては発音体26や発
光体27を用いることができる。すなわちIDタグ(マ
ーク)の検出を音あるいは光でオペレータに知らせる。
これら発音体26および発光体27のいずれか一方でも
よいし、双方を備えてもよい。双方備えればオペレータ
によるマークの見落しが一層確実に防止されることは言
うまでもない。
【0027】(6)複数種の警告とは、例えば、上述し
たオペレータへの予告のための発音モード(発光モード
も同じ)の切り替えや、ボルトのゆるみ、枕木われ等の
個別の情報をオペレータに伝えるための発音モード(発
光モードも同じ)の切り替えがある。ただし発光モード
については複数のランプ(赤、青、黄等)を用意し、色
分けによって警告の種別をオペレータに知らせることも
できる。
【0028】(7)IDタグ24を積層の一体構造とす
ることにより、耐水、耐熱、耐薬品、耐衝撃性に優れた
ものにすることができる。
【0029】(8)上記の各種耐性は樹脂製ケースの取
付けで一層強力なものとなる。なお、ケースを樹脂製と
したのは、アンテナ22で送受信される電磁波の透過性
を考慮したものである。
【0030】(9)共振回路をプリント成形に適した構
造とすることにより、安価なIDタグを多量に提供でき
る。
【0031】
【実施例】図3はIDタグの具体例を示す平面図であ
る。タイプAとタイプBの2つの例を示す。本図におい
て、うず巻状の線はコイル(L)であり、その下方にコ
ンデンサ(C)が形成されて、いわゆるLC共振回路を
形成する。その共振周波数はコイル(L)やコンデンサ
(C)の各形状、寸法、厚みを調整することにより自由
に設定できる。例えば5〜50MHz 帯の中で自由に共振
周波数を設定したIDタグが実用に供されている。
【0032】図4はIDタグを用いた非接触検出の動作
原理を図解的に示す図である。なお、この非接触検出の
動作原理自体は古くから周知である。まずアンテナ22
より電磁波Dが送信(放射)される。そして、IDタグ
24に到達する。IDタグ24にはLC共振回路がプリ
ントされており、このLC共振回路の共振周波数が、上
記の電磁波Dの周波数に一致していると、LC共振回路
は共振を起こしエコー波Eを発振する。このエコー波E
がアンテナ22に受信されると、送受信/表示手段11
内の既述の受信部23にて検出され、IDタグ24の存
在が外部に表示される。
【0033】電磁波Dを供給する送信部28は単一周波
数の電磁波Dを供給することも、複数種の周波数の電磁
波Dを供給することもできる。後者の場合は、スキャン
方式により各種周波数をスイープさせながら連続的に供
給する。この場合(スキャン方式)には、エコー波Eを
受ける受信部23もフィルタの通過帯域を上記各種周波
数に合せてスイープさせる必要がある。
【0034】電磁波の周波数f1 ,f2 …fn に合せて
前述した複数種の警告A1 ,A2 …An をそれぞれ割り
当てておくようにすれば、もし、IDタグ24から例え
ばf 2 のエコー波Eを受信したとすれば、このIDタグ
24からは警告種別A2 の警告(例えばボルトゆるみ)
をオペレータに伝えるものであることが分かる。警告を
オペレータに伝える既述の発音体26は例えば市販のス
ピーカでよい。発光体27についても市販のランプでよ
い。
【0035】図5はIDタグの断面構造の一例を示す図
である。IDタグ24は、図3に示したLC共振回路を
形成したフィルム層31と粘着層32とセパレータ層3
3とをこの順に積層して構成される。セパレータ層33
を剥離して粘着層32によってIDタグ24を特定の枕
木11に貼付する。LC共振回路を形成したフィルム層
31自体は、耐水性等にきわめて優れているが、一層の
信頼性の向上が求められるときは、そのフィルム層31
を樹脂製のケース34で包み、このケース34と粘着層
32を接合するようにする。
【0036】図6はIDタグ内の共振回路の拡大断面構
造の一例を示す図である。IDタグ24内のLC共振回
路(図3参照)は、薄膜コイル41と薄膜コンデンサ4
2とを一対のフィルム43の間に挟み込むようにプリン
ト成形して製造される。強度的に強くなる上、きわめて
量産し易くなる。実施例によれば、アンテナ22を、I
Dタグ24(約3cm×4cm)の上方約30cmの高さに保
持した状態で、保守作業車13に取り付けて実際に走行
させ試験したところ、時速50km/h程度まで確実にI
Dタグ24を捕らえることができることを確認した。た
だし、保守作業車13の通常作業時においてその速度が
時速50km/hを超えることはあり得ない。
【0037】なお、以上の説明では、IDタグ24(2
4a,24b,24c)を枕木11の端部に貼付し、し
たがってアンテナ22も枕木11の端部に対向させるよ
うに配置させた場合について述べたが、IDタグ24
(24a,24b,24c)は枕木11の中央部分に貼
付し、したがってアンテナ22も枕木11の中央部分に
対向させるように配置させることもできる。後者の例に
相当するIDタグは図1および図2において点線で描き
表している。実際には保守作業車13の車体まわりには
いろいろな付属部品が取付けられているので、アンテナ
22を設ける十分なスペースがないことを考慮すると、
IDタグは枕木11の中央部分に貼付する方がむしろ好
ましい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 1)地上の誘導員によらず機械によってマークの検出が
できるから、従来のようなマークの見落しあるいは見誤
りという事態はきわめて少なくなり、 2)上述1)に伴い人件費の削減に有効であり、 3)マーク検出の作業が自動化されたことに伴い、将来
の保線、保守作業の自動化につなげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく検出システムの基本構成図であ
る。
【図2】IDタグの設置例を示す平面図である。
【図3】IDタグの具体例(タイプAおよびタイプB)
を示す平面図である。
【図4】IDタグを用いた非接触検出の動作原理を図解
的に示す図である。
【図5】IDタグの断面構造の一例を示す図である。
【図6】IDタグ内の共振回路の拡大断面構造の一例を
示す図である。
【図7】線路保守用のマークについて説明するための平
面図である。
【符号の説明】
11…枕木 12…線路 13…保守作業車 14…マーク 21…送受信/表示手段 22…アンテナ 23…受信部 24…IDタグ 25…表示部 26…発音体 27…発光体 28…送信部 31…フィルム層 32…粘着層 33…セパレータ層 34…ケース 41…薄膜コイル 42…薄膜コンデンサ 43…一対のフィルム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本の枕木(11)上に敷設された線
    路(12)上を走行する保守作業車(13)のオペレー
    タに対して保守上の警告を与えるべき箇所にある少なく
    とも1本の特定の前記枕木(11)に予めマークを付
    し、該マークを検出することにより前記警告を受けるよ
    うにした線路保守用マークの検出システムにおいて、 固有の共振周波数を有する共振回路がプリントされ、か
    つ、前記特定の枕木(11)の所定位置に貼付されて前
    記マークとなるIDタグ(24)と、 前記保守作業車(13)の一部に設けられ、前記共振周
    波数とほぼ同一の周波数の電磁波を送信して前記IDタ
    グ(24)で反射されたエコー波を受信したときに前記
    マークを検出したことを表示する送受信/表示手段(2
    1)とを具備してなり、該送受信/表示手段(21)を
    介して前記オペレータに対し前記警告を与えることを特
    徴とする線路保守用マークの検出システム。
  2. 【請求項2】 前記送受信/表示手段(21)の一部で
    あって前記電磁波を送受信するためのアンテンナ(2
    2)が、前記IDタグ(24)の上方においてこれと対
    向するように、前記保守作業車(13)の一部に取り付
    けられる請求項1に記載の検出システム。
  3. 【請求項3】 前記保守作業車(13)が前記保守上の
    警告を与えるべき箇所に接近していることを前記オペレ
    ータに予告するために、前記IDタグ(24)を、前記
    保守作業車(13)の進行方向手前の前記枕木(11)
    に貼付する請求項1に記載の検出システム。
  4. 【請求項4】 前記IDタグ(24)を、相互に異なる
    各種の固有の共振周波数を有する共振回路がプリントさ
    れた複数種のIDタグ(24)にて形成すると共に、各
    種の該IDタグ(24)を、複数種の前記警告の種別毎
    にそれぞれ割り当て、 前記送受信/表示手段(21)は、前記の相互に異なる
    各種の固有の共振周波数の各々に対応した周波数を有す
    る電磁波を送受信する請求項1に記載の検出システム。
  5. 【請求項5】 前記送受信/表示手段(21)の一部を
    なす受信部(23)に接続し該受信部(23)にて前記
    エコー波を受信したとき前記オペレータに対して前記マ
    ークの検出を表示するための発音体(26)および発光
    体(27)の少なくとも一方をもって、前記送受信/表
    示手段(21)の一部をなす表示部(25)を構成する
    請求項1に記載の検出システム。
  6. 【請求項6】 前記送受信/表示手段(21)の一部を
    なす受信部(23)に接続し該受信部(23)にて前記
    エコー波を受信したとき前記オペレータに対して前記マ
    ークの検出を表示するための発音体(26)および発光
    体(27)の少なくとも一方をもって、前記送受信/表
    示手段(21)の一部をなす表示部(25)を構成し、
    かつ、前記複数種の警告の種別毎にそれぞれ該発音体
    (26)の発音モードを切り替えまたは該発光体(2
    7)の発光モードを切り替える請求項4に記載の検出シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記IDタグ(24)は前記共振回路を
    形成したフィルム層(31)と粘着層(32)とセパレ
    ータ層(33)とをこの順に積層してなり、該セパレー
    タ層(33)を剥離した後の該粘着層(32)によって
    該IDタグ(24)を前記特定の枕木(11)に貼付す
    る請求項1に記載の検出システム。
  8. 【請求項8】 前記フィルム層(31)を包囲して前記
    IDタグ(24)を保護する樹脂製のケース(34)を
    さらに備える請求項7に記載の検出システム。
  9. 【請求項9】 前記IDタグ(24)内の前記共振回路
    は、薄膜コイル(41)と薄膜コンデンサ(42)とを
    一対のフィルム(43)の間に挟み込むようにプリント
    成形してなる請求項7に記載の検出システム。
JP7064174A 1995-03-23 1995-03-23 線路保守用マークの検出システム Pending JPH08258714A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070329A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Railway Technical Res Inst 磁気浮上式鉄道用地上コイルの異状検知センサ及びその異状検知システム
JP2012085400A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Railway Technical Research Institute 磁気浮上式鉄道用地上コイルの保守情報管理システム
CN110723167A (zh) * 2019-11-12 2020-01-24 田更 一种铁路日常维护用轨枕间距检测记录装置

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