JPH08258685A - 保護カバーの取付け構造 - Google Patents

保護カバーの取付け構造

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Publication number
JPH08258685A
JPH08258685A JP8863295A JP8863295A JPH08258685A JP H08258685 A JPH08258685 A JP H08258685A JP 8863295 A JP8863295 A JP 8863295A JP 8863295 A JP8863295 A JP 8863295A JP H08258685 A JPH08258685 A JP H08258685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid valve
protective cover
pressure
housing
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP8863295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Honobe
和之 保延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付けが容易で、製造コストの低廉化を図る
ことができる保護カバーの取付け構造を提供することを
目的とする。 【構成】 ハウジング1に電磁弁2,3を取り囲む周溝
11を設ける一方、保護カバー12の取付け端部13に
半径方向外向きのフランジ部14を形成する。このフラ
ンジ部14を前記周溝11内に挿入して、周溝11の外
周側端部をかしめ17ることにより保護カバー12をハ
ウジング1に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のブレーキ液圧を
制御するためのブレーキ液圧制御装置のアクチュエータ
などの、電磁弁を覆う保護カバーの取付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両の制動時の車輪のロック
を防止するため、或いは発進時の駆動輪のスリップを防
止するために、車両のブレーキ液圧を制御する装置が提
案されている。この種の装置は、マスタシリンダとホイ
ールシリンダとを連通する通路の途中に設けられ、常時
はこれを開き、車輪のロック防止或いはスリップ防止の
ために閉じる増圧制御用電磁弁と、ホイールシリンダと
リザーバとを連通する通路の途中に設けられ、常時はこ
の通路を閉じ、ブレーキ液圧減圧のために開く減圧制御
用電磁弁と、これら電磁弁を開閉制御する制御装置を備
え、車輪のロック或いはスリップを防止するようにして
ある。そして、これら増圧制御用電磁弁及び減圧制御用
電磁弁はアクチュエータのハウジングに取付けられ、更
に、保護カバーによって覆われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来例
によれば、ハウジングに取付けられた電磁弁を覆う保護
カバーが、複数のボルトによってハウジングに取付けら
れている(類似の構成は実開平5−96651号公報の
図1に示されている)。したがって、保護カバーを取付
ける作業工数が多くなると共に、取付けのためのボルト
の部品管理が必要となり、製造コストの低廉化の妨げに
なる。
【0004】本発明は斯かる従来の実情に鑑みて案出さ
れたもので、取付けが容易で、製造コストの低廉化を図
ることができる保護カバーの取付け構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ハウジ
ングに取付けられた電磁弁を覆う保護カバーの取付け構
造であって、ハウジングに電磁弁を取り囲む周溝を設け
る一方、保護カバーの取付け端部に半径方向外向きのフ
ランジ部を形成し、該フランジ部を前記周溝内に挿入し
て、周溝の外周側端部をかしめた構成にしてある。ま
た、前記フランジ部と周溝との間にはシールリングを設
けてある。更に、前記かしめは周溝の外周の複数箇所に
施してある。
【0006】
【作用】ハウジングに形成した周溝内に、シールリング
と共に保護カバーのフランジ部を挿入し、この周溝の外
周端部を複数箇所かしめる。これにより、保護カバーが
固定され、保護カバーが電磁弁に対する防塵防水等の保
護を司る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳述する。
【0008】図1はこの発明の保護カバーの取付け構造
を示す断面図である。図において、1はブレーキ液圧制
御装置のアクチュエータのハウジングである。2は増圧
制御用電磁弁、3は減圧制御用電磁弁で、これら増圧制
御用電磁弁2及び減圧制御用電磁弁3は、その頭部に備
えられる押え板4を介してボルト5によってハウジング
1に取付けられている。また、増圧制御用電磁弁2はマ
スタシリンダ6とホイールシリンダ7とを連通する通路
8の途中に設けられ、常時はこれを開き、車輪のロック
防止のために閉じる。減圧制御用電磁弁3は、ホイール
シリンダ7とリザーバ9とを連通する通路10の途中に
設けられ、常時はこの通路10を閉じ、ブレーキ液圧の
減圧のために開く。
【0009】11は前記ハウジングに1形成した、断面
が矩形状の周溝で、この周溝11は増圧制御用電磁弁2
及び減圧制御用電磁弁3を取り囲むように形成してあ
る。
【0010】12は前記増圧制御用電磁弁2及び減圧制
御用電磁弁3を覆う保護カバーである。この保護カバー
12は全体として略升状で、その開口端部(取付け端
部)13に全周に亘り半径方向外向きのフランジ部14
を形成してある。このフランジ部14の内周側には切欠
き溝15を形成し、この切欠き溝15内にシールリング
16を収容配置してある。
【0011】前記保護カバー12は、周溝11内にこの
保護カバー12の開口端部13を挿入し、周溝11の外
周端部に適宜かしめ17を施すことにより、ハウジング
1に取り付けてある。前記かしめ17は、この実施例で
は図2に示すように矩形状で、周溝11の外周の4箇所
に施してある。
【0012】なお、18は増圧制御用電磁弁2及び減圧
用電磁弁3の制御装置、19はこの制御装置18のハー
ネス、20はグロメットである。
【0013】斯かる構成によれば、マスタシリンダ6を
加圧操作することによって、マスタシリンダ6の圧液が
通路8及び常開の増圧制御用電磁弁2を介してホイール
シリンダ7に導かれる。ホイールシリンダ7が増圧して
車輪のロックまたはロックの虞が図外のセンサで検出さ
れると、制御装置18による制御の下に増圧制御用電磁
弁2を閉じてマスターシリンダ6からの圧液の供給を断
ち、同時に常閉の減圧制御用電磁弁3を開いてホイール
シリンダ7内の圧液をリザーバ9に戻して減圧し、車輪
のロックを防止する。
【0014】ここで、ハウジング1に取付けられた増圧
制御用電磁弁2及び減圧制御用電磁弁3を覆う保護カバ
ー12は、この保護カバー12の開口端部13をハウジ
ング1の周溝11内に挿入し、この周溝11の外周端部
を複数箇所適宜かしめ17ることにより、ハウジング1
に取付けられる。また、シールリング16は保護カバー
12内部の封止、即ち増圧制御用電磁弁2及び減圧制御
用電磁弁3に対する密封封止を司る。
【0015】したがって、取付けが容易で、かつ、従来
のボルト等を必要としないから部品管理を必要とせず、
製造コストの低廉化を図ることができる。また、シール
リング16によって保護カバー12内部の封止、即ち増
圧制御用電磁弁2及び減圧制御用電磁弁3への密封封止
が成就される。更に、前記かしめは周溝11の外周の複
数箇所に施すことにより、かしめ作業を簡便に行うこと
ができる。
【0016】なお、前記実施例では、周溝11の外周端
部に施したかしめ17が矩形状であるけれども、これに
限らず丸形でもよく、また、全周かしめでもよい。丸形
のかしめを施した場合には1箇所当りのかしめ荷重の低
減が図られ、かしめ作業が容易になる。また、全周かし
めの場合、保護カバー12をより強固に取り付けること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、ハウジングに取付けられた電磁弁を覆う保護カバー
の取付け構造であって、ハウジングに電磁弁を取り囲む
周溝を設ける一方、保護カバーの取付け端部に半径方向
外向きのフランジ部を形成し、該フランジ部を前記周溝
内に挿入して、周溝の外周側端部をかしめたことによ
り、取付けが容易で、また、従来のボルト等を必要とし
ないから部品管理を必要とせず、製造コストの低廉化を
図ることができる。また、前記フランジ部と周溝との間
にはシールリングを設けたことにより、保護カバー内部
の封止、即ち電磁弁への密封封止が成就される。また、
かしめは周溝の外周の複数箇所に適宜施すことが可能で
あるから、作業が簡便となり、仍って実用に供して頗る
多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる取付け構造の一実施例を示す断
面図。
【図2】同じく平面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 増圧制御用電磁弁(電磁弁) 3 減圧制御用電磁弁(電磁弁) 11 周溝 12 保護カバー 13 開口端部(取付け端部) 14 フランジ部 16 シールリング 17 かしめ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに取付けられた電磁弁を覆う
    保護カバーの取付け構造であって、ハウジングに電磁弁
    を取り囲む周溝を設ける一方、保護カバーの取付け端部
    に半径方向外向きのフランジ部を形成し、該フランジ部
    を前記周溝内に挿入して、周溝の外周側端部をかしめた
    ことを特徴とする、保護カバーの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記フランジ部と周溝との間にシールリ
    ングを備えてなる請求項1記載の、保護カバーの取付け
    構造。
  3. 【請求項3】 前記かしめは周溝の外周の複数箇所に施
    されてなる請求項1または請求項2記載の、保護カバー
    の取付け構造。
JP8863295A 1995-03-23 1995-03-23 保護カバーの取付け構造 Pending JPH08258685A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8863295A JPH08258685A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 保護カバーの取付け構造

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JPH08258685A true JPH08258685A (ja) 1996-10-08

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ID=13948192

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JP8863295A Pending JPH08258685A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 保護カバーの取付け構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537517A (ja) * 2004-12-21 2008-09-18 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト 自動車ブレーキシステム用の電気油圧式の圧力調整装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537517A (ja) * 2004-12-21 2008-09-18 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト 自動車ブレーキシステム用の電気油圧式の圧力調整装置

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