JPH08258189A - サンドイッチパネルの製造方法 - Google Patents

サンドイッチパネルの製造方法

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JPH08258189A
JPH08258189A JP7063977A JP6397795A JPH08258189A JP H08258189 A JPH08258189 A JP H08258189A JP 7063977 A JP7063977 A JP 7063977A JP 6397795 A JP6397795 A JP 6397795A JP H08258189 A JPH08258189 A JP H08258189A
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honeycomb
surface material
sandwich panel
resin
foam
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Yasuhiko Yumitate
恭彦 弓立
Hidenobu Irie
豪宣 入江
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量性、断熱性、表面剥離強度に優れたサン
ドイッチパネルの製造方法に関する。 【構成】 ハニカム構造体の少なくとも一方のハニカム
コア開口面上に樹脂発泡体シートを配置後、加圧し、こ
の加圧によって切断された樹脂発泡体を各コアセル内部
に挿入し充填したハニカム構造体を得、次いで当該構造
体の両面に接着剤を塗布した表面材もしくは接着シート
を介した表面材を配置し、加熱、加圧成形して当該構造
体と表面材を接着せしめる方法。 【効果】 各セル内部の何処をとっても均質な発泡体に
よって充填されているので、軽量で断熱性能に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量性、断熱性、表面
剥離強度に優れたサンドイッチパネルの製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】近年、航空、宇宙、電気、電子、自動車産
業等広範な産業分野において軽量性、熱特性、力学特性
に優れた性能を有する材料の必要性が増している。特に
航空機や、高速移動車両等の材料としてハニカム構造体
(以下、ハニカムと称す)の表面に繊維強化プラスチッ
ク板を接着した、いわゆるサンドイッチパネルが開発さ
れ、数多く利用されている。またフェノール樹脂やポリ
ウレタン樹脂の発泡体は軽量性、断熱性能に優れた性能
を有し幅広い産業分野において利用されている。
【0003】従来利用されているサンドイッチパネル
は、そのハニカムのコアセル内部における空気の対流が
断熱効果を妨げることが知られており、また樹脂発泡体
は力学物性が不足することが多いため、他の面材と共用
されることが多い。そこでこれら双方の特性を生かし、
更なる断熱性能の向上、力学的強度の向上等を図るため
にハニカムのコアセル内部において樹脂を発泡させたサ
ンドイッチパネルが広く利用されている。(例えば、特
平公3−61581号公報、特開昭62−25649号
公報等参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしハニカムのコア
セル内部において樹脂を発泡させた場合、樹脂発泡体の
密度が高く、軽量性や断熱性能が劣る、ハニカムの厚み
が比較的厚い場合はその厚さまで充分発泡しなかったり
樹脂発泡体の厚み方向において密度むらが生じたりす
る、ハニカムのセル内部において樹脂が均質に発泡しな
いためセル毎の密度が異なりそのサンドイッチパネルの
重量分布、断熱性能のかたよりが生じたりする、等の問
題があり、均質、軽量かつ断熱性能に優れたサンドイッ
チパネルがのぞまれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこれらの問
題点、すなわちハニカムのコアセル内部において樹脂を
発泡させる方法に替えて、予め所定密度に均質に成形し
た樹脂発泡体をハニカムの各コアセル内部に挿入したハ
ニカムに表、裏面材を接着したサンドイッチパネルは、
断熱性能は樹脂発泡体並み、重量と力学強度は従来のサ
ンドイッチパネル並みであることを見い出し本発明を完
成した。
【0006】本発明は、前記したように均質な樹脂発泡
体(以下、フォームと称す)を充填したハニカムと表、
裏面材とからなるサンドイッチパネルの製造方法を提供
するものである。即ち本発明は、各コアと同じ面形状の
樹脂発泡体を各コアセル内部に挿入し充填したハニカム
構造体を用い、さらにこの構造体の両面に表面材を接着
せしめることを特徴とするサンドイッチパネルの製造方
法にかかわる。
【0007】本発明に用いられるフォームとしては、例
えばフェノール樹脂、イソシアヌレート樹脂、硬質ウレ
タン樹脂、軟質ウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ
エチレン樹脂、塩化ビニル樹脂を発泡、硬化して得られ
る樹脂発泡体が使用できる。これら樹脂を発泡させる
際、用途に応じて水酸化アルミニウム、三酸化アンチモ
ン等の難燃剤、カーボンブラック、ケッチェンブラック
等の黒鉛等を添加することもできる。該フォームの密度
は特に限定するものではないが好ましくは0.01〜
0.2g/cm3の範囲のものである。熱伝導率もまた
特に限定するものではないが、好ましくは0.01〜
0.1kcal/m・hr・℃の範囲である。
【0008】本発明に用いられるハニカム構造体として
は、一般に平断面が六角形状の筒を組み合わせた蜂の巣
状の板状物を指すが、本発明においては薄いシートを垂
直方向に種々の形状のセルに形作ったもの全てに適用さ
れる。従ってその断面は六角形でない他の三角、四角、
五角、七角、八角等の多角形でも、又円形、不定形でも
よく、特にその形状は限定しない。
【0009】ハニカムを形成する材料としては、アラミ
ドペーパーを材料とするノーメックスハニカム、紙、プ
ラスチック、アルミニウム、チタン、及びその合金等金
属を使用することができ特に限定するものではないが、
好ましくはノーメックスハニカム、紙、プラスチックで
ある。また、ハニカムを構成する材料の厚みについては
特に限定しないが、該ハニカムのコアセル内部にフォー
ムへ挿入するためには0.01mm〜0.5mmのもの
が好ましい。ハニカムを構成する各コアのセルサイズに
ついても特に限定しないが、好ましくは一辺が1〜50
mmである。
【0010】ハニカムコアセル内部へフォームを挿入
し、充填させる方法は、充填した状態にできれば特に限
定するものではない。例えばハニカムの片面または両面
にシート状のフォームを接触させた状態で、プレス等加
圧装置で加圧することによってコアセル内部へ均質なフ
ォームを挿入し、充填できる。この場合、ハニカムと同
じ厚みのフォームを挿入してそのまま利用しても良いが
これを面方向に切断して薄くしたものを重ねても使用で
きる。
【0011】フォームが何故ハニカムのコアセル内部へ
挿入できるかについて、本発明者らはハニカム開口部の
切り口部分で加圧され、同切り口部分で多孔質樹脂発泡
体であるフォームが切断されるためと考えている。
【0012】本発明の表層面を成し、ハニカムを挟む表
面材は、アルミニウム及びその合金等柔らかい金属でも
良いが、軽量でしかも金属並の強度を有する繊維強化プ
ラスチック(FRPと略す)がより適している。フォー
ムを挿入したハニカムと表面材とを一体化する場合、表
面材としては用途によりプリプレグの状態のまま、また
はプリプレグを加熱成形して得られる成形板の状態のも
のを使用することができる。ここでいうプリプレグと
は、強化繊維として例えば炭素繊維、アラミド繊維、ガ
ラス繊維、セラミック繊維、カイノール繊維等およびそ
れらの混合物を用いて、織布、不織布、一方向に引き揃
えた状態、更には一定長の長さに切断したいわゆるSM
C(シートモールディングコンパウンド)にしたもの
で、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を含浸させたもの
である。本発明においては加熱加圧して表面材を成形す
る。ここでいう熱硬化性樹脂とは例えば不飽和ポリエス
テル樹脂、ビニルエステル樹脂、エポキシ樹脂、イミド
樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、フェノール樹脂、ポ
リスチリルピリジン樹脂等、更にはこれらの混合物が挙
げられ、それぞれ成形条件、用途にあった硬化剤、硬化
促進剤や難燃化剤、耐薬品性向上充填剤等を添加して使
用できる。好ましくはフェノール樹脂、エポキシ樹脂で
ある。これら樹脂の強化繊維への含浸率は用途により適
宜選択できるが好ましくは40〜60重量%である。こ
の場合粘度が高ければ溶剤等を用いて希釈し含浸するこ
とも何等差し支えない。
【0013】これらハニカムと表面材とを一体化する方
法としては接着用樹脂を表面材に塗布し、ハニカムと表
面材を加熱加圧して接着させる方法、または接着シート
を表面材とハニカムの間に置いて同様に加熱加圧して接
着して得ることができる。接着剤を表面材に塗布する場
合、接着用樹脂は用途によって適宜選択されるが好まし
くはエポキシ樹脂であり、塗布量もまた用途によって1
0〜1000g/m2の広範囲から適宜選択できる。粘
度が高い場合は溶剤等で希釈し、塗布した後乾燥させて
接着させることもできる。また接着シートを利用する場
合は、基材に接着用樹脂を含浸しB−Stage化して
得られるプリプレグが使用できる。この場合、基材とし
てはガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、その他有
機、無機繊維等のクロス、あるいは不織布等が挙げられ
るが、これらの基材の中ではガラス繊維の不織布または
クロス状織物が好ましく、その目付けも3〜300g/
2の範囲のものが好ましい。また接着用樹脂としても
同様に用途によって適宜選択されるが好ましくはエポキ
シ樹脂であり、その樹脂含有率は30〜80重量%の広
範囲から選択できる。
【0014】かかる材料を一体化したサンドイッチパネ
ルはプレス等加熱加圧装置を用いて得ることができる。
すなわちフォームを挿入したハニカムの開口面の両面
に、接着剤塗布した面材、または接着シートと面材を当
てた状態で加熱加圧して得ることができる。この時、フ
ォーム挿入ハニカムの代わりにハニカムの上部、下部あ
るいは両面にフォームを接触させ、同様にプレス等で加
熱加圧して得ることもできる。
【0015】予め所定密度に均質に成形した樹脂発泡体
をコアセル内部に挿入したハニカム構造体を用い、当該
構造体と表面材とを接着して得た本発明のサンドイッチ
パネルは、断熱性能は樹脂発泡体並みであり、またハニ
カム単体を用いたサンドイッチパネルに比べて熱伝導率
が小さく、断熱性能に優れている。またコアセル内部で
発泡させた樹脂発泡体によって充填されたハニカム構造
体を用いた従来のサンドイッチパネルと比べてもセル内
部の何処をとっても均質な発泡体となるため断熱性能に
優れる。
【0016】本発明の方法により得られるサンドイッチ
パネルは航空機部構造材料、高速移動車両の構造材料
等、軽量かつ断熱性能に優れた材料を必要とする分野に
於いて最適であり、更には断熱材料としての容積を小さ
くすることで航空機、車両等の内部の空間を広く利用で
きる点で極めて有用である。
【0017】
【実施例】
(実施例1)接着剤としてエポキシ樹脂エピクロン11
50−75M(大日本インキ化学工業(株)製)、硬化
剤としてジシアンジアミド6部、硬化促進剤としてエピ
クロンB−605IM(大日本インキ化学工業(株)
製)0.5部をジメチルフォルムアミドに溶解させて、
ガラス繊維不織布キュムラス4006(日本バイリーン
(株)製:目付け6g/cm2 )に含浸させ樹脂含有率
50重量%の接着シートを得た。またガラス繊維クロス
KS−1581(鐘紡(株)製:目付け304g/m
2 )にフェノール樹脂フェノライトJ−325(大日本
インキ化学工業(株)製)を含浸させ樹脂含有率45重
量%のプリプレグを得、該プリプレグを2枚積層、平板
プレス成形機にて加熱圧縮成形を行い、厚み0.5mm
の表面材を得た。次いでノーメックスハニカムSAH−
1/8−3.0(昭和飛行機工業(株)製:セルサイズ
1/8インチ(約3.2mm)、密度3.0LBS/f
3 (約0.048g/cm3 )、厚み50mm)に硬
質ウレタン樹脂フォーム:エバーライト(ブリジストン
タイヤ(株)製:密度0.035g/cm3 :厚み50
mm)を当て、プレス装置を用いてコアセル内部に挿入
してフォーム挿入ハニカムを得た。
【0018】該ハニカムの両面に上記接着シートを当
て、更にその外側に上記表面材を積層し、2Kg/cm
2 、140℃、60分加熱加圧しサンドイッチパネルを
得た。該サンドイッチパネルの表面材と接着シート部以
外の密度は0.083g/cm 3 であり非定常熱線法
(JIS R−2618−92)による熱伝導率は0.
033kcal/m・hr・℃であった。
【0019】(実施例2)実施例1におけるノーメック
スハニカムとしてSAH−1/8−1.8(昭和飛行機
工業(株)製:セルサイズ1/8インチ(約3.2m
m)、密度1.8LBS/ft3 (約0.029g/c
3 )、厚み50mm)を用いて同様に成形し、サンド
イッチパネルを得た。該サンドイッチパネルの表面材と
接着シート部以外の密度は0.064g/cm3 であ
り、熱伝導率は0.033kcal/m・hr・℃であ
った。
【0020】(実施例3)実施例1におけるノーメック
スハニカムの替わりにパルプハニカム3/8−1.8
(昭和飛行機(株)製:セルサイズ3/8インチ(約1
0mm)、密度1.8LBS/ft3 (約0.029g
/cm3 )、厚み50mm)を用いて同様に成形し、サ
ンドイッチパネルを得た。該サンドイッチパネルの表面
材と接着シート部以外の密度は0.064g/cm3
あり、熱伝導率は0.034kcal/m・hr・℃で
あった。
【0021】(実施例4)実施例3における硬質ウレタ
ン樹脂フォームの替わりにフェノール樹脂フォーム:フ
ェノフォーム(群栄化学工業(株)製:密度0.045
g/cm3 :厚み50mm)を用いて同様に成形し、サ
ンドイッチパネルを得た。該サンドイッチパネルの表面
材と接着シート部以外の密度は0.074g/cm3
あり、熱伝導率は 0.049kcal/m・hr・
℃であった。
【0022】(実施例5)実施例1における表面材、接
着シート、硬質ウレタン樹脂フォーム、およびノーメッ
クスハニカムを用いて、下より表面材、接着シート、ハ
ニカム、フォーム、接着シート、表面材の順に積層し、
プレス装置を用いてフォームをハニカムのコアセル内部
に挿入すると同時に2Kg/cm2 、140℃、60分
加熱、加圧してサンドイッチパネルを得た。該サンドイ
ッチパネルの表面材と接着シート部以外の密度は0.0
83g/cm3 であり、熱伝導率は 0.032kc
al/m・hr・℃であった。
【0023】図1は、かかる方法によってサンドイッチ
パネルを製造する際の説明図である。
【0024】(比較例1)実施例1における接着シート
をノーメックスハニカムSAH−1/8−3.0(昭和
飛行機工業(株)製:セルサイズ1/8インチ(約3.
2mm)、密度3.0LBS/ft3 (約0.048g
/cm3 )、厚み50mm)の両面に当て、更にその外
側に面材を積層し2Kg/cm2 、140℃、60分加
熱加圧しサンドイッチパネルを得た。該サンドイッチパ
ネルの面材と接着シート部以外の密度は0.048g/
cm3 であり、熱伝導率は0.040kcal/m・h
r・℃であった。
【0025】(比較例2)実施例1におけるノーメック
スハニカムとして1/8−1.8(昭和飛行機工業
(株)製:セルサイズ1/8インチ(約3.2mm)、
密度1.8LBS/ft3 (約0.029g/cm
3 )、厚み50mm)を用いて同様に成形し、サンドイ
ッチパネルを得た。該サンドイッチパネルの面材と接着
シート部以外の密度は0.029g/cm3 であり、熱
伝導率は0.037kcal/m・hr・℃であった。
【0026】(比較例3)硬質ウレタン樹脂フォームで
あるエバーライト(ブリジストンタイヤ(株)製:密度
0.035g/cm3 :厚み50mm)の熱伝導率は
0.027kcal/m・hr・℃であった。
【0027】(比較例4)フェノール樹脂フォームであ
るフェノフォーム(群栄化学工業(株)製:密度0.0
45g/cm3 :厚み50mm)の熱伝導率は0.04
4kcal/m・hr・℃であった。
【0028】(比較例5)実施例1における表面材、接
着シートを用い、下より表面材、接着シート、次いでプ
ライオーフェンTD−2030H(大日本インキ化学工
業(株)製:フェノール樹脂)を300g/m2 の割合
で均一に乗せ、更にその上に実施例3におけるパルプハ
ニカム、接着シート、表面材を順に乗せ、油圧プレス装
置にて2Kg/cm2 、150℃、60分加熱加圧しサ
ンドイッチパネルを得た。該サンドイッチパネルの面材
と接着シート部以外の平均密度は0.15g/cm3
あったが、個々のセル内部で発泡して得られるフォーム
の密度は0.1〜0.2g/cm3の範囲でばらつきが
大きく均質な密度となっていなかった。
【0029】
【発明の効果】予め所定密度に均質に成形した樹脂発泡
体をコアセル内部に挿入したハニカム構造体を用い、当
該構造体と表面材とを接着して得た本発明のサンドイッ
チパネルは、断熱性能は樹脂発泡体並みであり、またハ
ニカム単体を用いたサンドイッチパネルに比べて熱伝導
率が小さく、断熱性能に優れている。またコアセル内部
で発泡させた樹脂発泡体によって充填されたハニカム構
造体を用いた従来のサンドイッチパネルと比べてもセル
内部の何処をとっても均質な発泡体となるため断熱性能
に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンドイッチパネルの製造方法の一例
(実施例5)を示す説明図である。
【符号の説明】
1 表面材 2 接着シート 3 樹脂発泡体 4 ハニカム構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 9:00 31:60

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア面と同じ面形状の樹脂発泡体を各コ
    アセル内部に挿入して充填したハニカム構造体を用い、
    さらにこの構造体の両面に表面材を接着せしめることを
    特徴とするサンドイッチパネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 ハニカム構造体の少なくとも一方のハニ
    カムコア開口面上に樹脂発泡体シートを配置後、加圧
    し、この加圧によって切断された樹脂発泡体を各コアセ
    ル内部に挿入し充填したハニカム構造体を得、次いで当
    該構造体の両面に接着剤を塗布した表面材もしくは接着
    シートを介した表面材を配置し、加熱、加圧成形して当
    該構造体と表面材を接着せしめることを特徴とするサン
    ドイッチパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 ハニカム構造体の少なくとも一方のハニ
    カムコア開口面上に樹脂発泡体シートを配置し、さらに
    その外側両面に接着剤を塗布した表面材もしくは接着シ
    ートを介した表面材を配置後、加圧、加熱成形し、加圧
    によって切断された樹脂発泡体を各コアセル内部に挿入
    し充填するとともに加熱によってこのハニカム構造体と
    表面材を接着せしめることを特徴とするサンドイッチパ
    ネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 加圧と加熱を同時に行って成形する、或
    いは加圧次いで加熱の順で成形する請求項3記載の製造
    方法。
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