JPH08257878A - 工作機械テーブルの回転校正を行うための装置および方法 - Google Patents

工作機械テーブルの回転校正を行うための装置および方法

Info

Publication number
JPH08257878A
JPH08257878A JP8008859A JP885996A JPH08257878A JP H08257878 A JPH08257878 A JP H08257878A JP 8008859 A JP8008859 A JP 8008859A JP 885996 A JP885996 A JP 885996A JP H08257878 A JPH08257878 A JP H08257878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine tool
calibration
connecting member
tool table
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8008859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3630815B2 (ja
Inventor
Cecil R Dowdy
セシル・アール・ダウディ
Carol J Courville
キャロル・ジェー・クーヴィル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPH08257878A publication Critical patent/JPH08257878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3630815B2 publication Critical patent/JP3630815B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/26Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes

Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械テーブルの回転角度の校正を高精度で
容易におこなうための装置。 【解決手段】ハーシュ継手結合の上部円板と下部円板と
を有する割出し回転校正装置の上部円板に取付けられた
上部ハウジング(40)に固定したカバー部材(52)
は垂直軸(56)のフランジ(62)とエラストマ・ワ
ッシャ(60)を挟んでスプリング(76)の伸長力で
互いに結合されている。垂直軸にはスピンドルが結合し
ている。ハーシュ継手が係合の状態では、垂直軸とカバ
ー部材が結合しスピンドルの回転にともない上部円板も
回転する。ハーシュ継手が係合されない状態では、上部
円板が上昇し垂直軸とカバー部材の結合が開放され、ス
ピンドルの回転にともないハーシュ継手の歯が破損する
のを防止する。干渉計の角反射装置は上部ハウジングの
カバー部材の下方の内部に収納することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の較正に関す
る。さらに具体的には、従来のレーザ干渉計測定システ
ムと併用したときの工作機械テーブルの角位置決め機能
の較正に関する。
【0002】
【従来の技術】CNC(計算機数値制御装置)フライス
盤や旋盤などの工作機械は、これらに限定されないが、
固体部材を成形して製造部品にする周知の装置である。
そのような部品の複雑さおよび公差が高度になると、そ
のような工作機械の位置確度の較正も同様に高度にしな
ければならない。本発明は、それ自体に垂直な回転軸を
有しそのまわりを所定の角位置にまで回転するテーブル
を有する種類のCNC工作機械の回転較正を行うのに有
用である。
【0003】角位置測定レーザ干渉計システムと、いわ
ゆるハース継手(Hirth coupling)を有する割出し回転
較正装置との組合せによって、CNC工作機械テーブル
の回転軸較正を行うことが周知である。割出し回転較正
装置(割出し回転テーブルまたは円周目盛機ともいう)
は、一般に、その一方または両方が共通軸のまわりを回
転するように軸上に取り付けられた上側円板と下側円板
(割出し板)を含む。円板はまた、軸上で互いに縦方向
に前後に移動するように取り付けられている。円板の対
向する各面上には、円板を係止(係合)させると、互い
に正確に嵌合していわゆるハース継手を形成するのこぎ
り歯の円周が備えられている。各歯は、高い精度で形成
され、その総数は、円板の互いに関する角位置決めが所
定の高いレベルの公差内で行えるように選択される。継
手の割出し精度が±0.2アークセカンドの標準モデル
回転較正装置が、米国ミシガン州ハセルパーク、A.
G.Davis Gage and Enginner
ing社から市販されている。他の市販のモデルでは、
割出し精度は、0.4ないし1.0アークセカンドであ
る。割出し回転較正装置の他の業者として、米国ミシガ
ン州ファンデールにあるAA Gage Divisi
on of Baldwin,Inc.がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】回転位置の変化を正確
に測定する角位置測定レーザ干渉計システムも周知であ
る。本発明の譲受人であるヒューレット・パッカード社
が製造販売しているHP5528Aレーザ測定システム
およびHP5529Aダイナミック較正装置は、工作機
械に望まれる近時の公差内で十分位置測定が可能な装置
である。しかしながら、干渉計システムの光学系は、固
定された設定に対して角度範囲が制限されるので、その
ようなシステムは、360度全体の回転較正を行うには
適さない。さらに、測定光学系の移動する角距離が大き
くなるにつれて、測定誤差が蓄積増大し、したがってそ
のようなレーザ干渉計製品は、比較的小さい角距離を測
定するのに最適であり、また360度全体の回転較正に
必要とされるような比較的大きい角距離の測定には適さ
ない。
【0005】割出し回転較正装置とレーザ干渉計測定シ
ステムの組合せは、工作機械テーブルの回転較正を行う
従来技術において周知のアセンブリである。一般に、そ
のような市販のアセンブリを使用する回転較正は、通常
次のような方法で行われる。較正装置の下側円板を較正
中の回転工作機械テーブルに固定し、較正を行っている
作業者か、または工作機械テーブルの回転運動に影響さ
れない位置に取り付けられた外部アームのどちらかによ
って、上側円板をある角位置に固定する。較正装置の円
板の回転軸は、工作機械テーブルの回転軸に一致する。
角距離を測定する光学系の一部が上側円板に結合するよ
うに、レーザ干渉計システムを設定する。割出し回転較
正装置とレーザ干渉計測定システムの両方を所定の零初
期位置に配置した後、較正装置を解除する(すなわち、
ハース継手を開放する)。次いで、上側円板をその固定
された角位置に保持したまま、工作機械テーブルを較正
するための規定の回転位置にまで移動させる。次いで、
2つの円板を最終的に係合させる。下側円板は、工作機
械テーブルにかたく取り付けられているので、上側円板
が下側円板と再係合する際の上側円板のその初期零位置
からの回転が、工作機械テーブルの所定の回転位置と実
際の位置の間の角度誤差の量となる。レーザ干渉計光学
系の一部は、上側円板に固定されているので、光学系の
対応する角運動がレーザ測定システムによって測定さ
れ、したがって較正の読みが可能になる。もちろん、誤
差測定は、ハース継手およびレーザ干渉計システムにお
いて生じる公差を受ける。次いで、較正するそれぞれの
角位置について前述の手順を繰り返す。
【0006】代表的な較正規格では、較正の読みは、回
転運動の360度の範囲にわたって10度区分で行い、
得られた36個の読みそれぞれについて、少なくとも6
回繰り返す必要がある。理解でき周知であるように、前
述の較正手順を手動で行った場合、多くの時間がかか
る。また、労務費が上がれば、そのような時間は、その
ような重要な回転較正の実施に関連する費用が増大する
ことをも意味する。
【0007】時間を削減するために、割出し回転較正装
置の上側円板と下側円板を係合し解除するための空気
式、油圧式、または電気式の監視機構を有する従来技術
の市販の機械アセンブリがある。他の市販のアセンブリ
には、サーボ制御される円板がある。割出し回転較正装
置を制御し、工作機械テーブルに命令を入力し、ならび
にレーザ干渉計測定システムからのデータを収集するた
めにプログラム式計算機および関連するインタフェース
機器を使用することにより、高度のオートメーションを
含む回転較正を行うプロセスが周知である。しかしなが
ら、そのような機械アセンブリは、手動操作回転割出し
較正装置よりも実質的に複雑であり、したがって高価に
なる。のこぎり歯の係合や解除の際に比較的高価なハー
ス継手を破損から守るために、偶然の破損を防止する精
巧な安全手段および装置を備える必要がある。さらに、
そのような機械アセンブリが高度に複雑になると、信頼
性および繰返し精度の付随的な問題が生じる。限られた
予算や経費削減問題のために、コストと較正精度を按配
することが多い。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来技術において周知の
装置およびアセンブリの前述の制限は、本発明の技法に
従って製造された新しい改善された装置を備え、関連す
る工具保持スピンドルおよび従来の角位置測定レーザ干
渉計システムと併用した場合に克服される。本発明は、
ブラケット、接続部材、特殊接続マウンティング、およ
び共通軸上に回転可能に取り付けられかつハース継手に
よって結合された上側円板と下側円板を有する種類の従
来の回転割出し較正装置を含む。好ましい実施例では、
上側円板は、ハース継手を開放係合するために、縦軸に
沿って下側円板に向かう方向および離れる方向に移動す
るように共通軸上に移動可能に取り付けられる。ブラケ
ットは、上側円板にかたく接続されており、したがって
上側円板の移動と同時に回転する。較正装置の下側円板
は、下側円板の回転軸が工作機械テーブルの回転軸にほ
ぼ一致する位置において、回転テーブルにかたく接続す
るためのマウンティングを有する。
【0009】従来のCNC工作機械は、チャックすなわ
ち工具保持装置を有するスピンドルを含む。本発明の接
続部材は、一端がチャックによってかたく保持されるよ
うになされている。接続部材の他端は、特殊接続マウン
ティングによってブラケットの上側に結合されている。
本発明をスピンドルおよび回転テーブルに結合した場
合、スピンドルを前後に並進移動させ、かつ上側円板を
回転テーブルの回転軸に平行な方向に沿って関連して移
動させると、ハース継手がそれぞれ開放係合する。特殊
マウンティングは、スピンドルを並進移動させることに
よってハース継手を開放した場合、ブラケットと上側円
板の両方が接続部材にかたく接続され、どちらも較正装
置の縦軸のまわりの回転が制限されるように配置構成さ
れている。ハース継手を開放する方向と反対の方向にス
ピンドルを並進移動させることによってハース継手を係
合させると、特殊マウンティングがブラケットを解放
し、その結果上側円板が、必要な場合自由に旋回回転
し、ハース継手ののこぎり歯を破損することなく下側円
板と十分にかつ正確に一致するようになる。
【0010】従来のレーザ干渉計測定システムでは、角
位置は、反射要素の回転位置の変化を検出することによ
って測定される。本発明の好ましい実施例では、ブラケ
ットは、反射要素をかたく保持するようになされてい
る。工作機械テーブルの回転位置決め能力を較正するた
めに、本発明とレーザ干渉計システムを併用する場合、
最初に上側円板と下側円板を所定の零角度基準指標のと
ころに位置決めし、ハース継手を係合する。スピンドル
を適切に移動させることによってハース継手を開放した
後、回転テーブルとそれにかたく接続された下側円板を
所定の角位置にまで同時に移動させる。ハース継手が開
放されると、特殊マウンティングとスピンドルは協働し
て、回転テーブルとそれに取り付けられた下側円板を較
正する所定の角位置にまで同時に移動させる際にブラケ
ットが回転するのを抑制する。次いで、スピンドルとブ
ラケットをハース継手を係合させる方向に移動させ、上
側円板と下側円板が互いに一致したら、特殊マウンティ
ングを解放し、ブラケット、上側円板および反射要素
が、ハース継手が自由に係合した際に必要な場合同時に
自由に回転するようになる。ブラケットに取り付けられ
た反射要素も最初に零基準指標にあったので、その基準
指標からのその後の回転は、較正の読みについて、ハー
ス継手が完全に係合した場合、実際の位置と前述の回転
位置の間の誤差として、干渉計システムによって検出さ
れる。本発明の好ましい実施例は、特に、回転テーブル
の回転位置決め誤差の正確かつ最終的な測定(例えば、
数分の1アークセカンド以内)を行うのに有用である。
従来の割出し回転較正装置は、総誤差(例えば、最も近
い度以内)を測定するのに十分正確であるので、レーザ
干渉計システムを使用せずにそのような総誤差を検出で
きる。本発明のある実施例では、2つの円板の一方の周
囲に回転目盛が付与され、他方の円板に定常点が付加さ
れる。したがって、回転較正期間中に発生する総誤差
は、従来の手段、例えば、定常点に対して回転目盛の回
転量を目で読むことによって測定される。
【0011】本発明の特徴および利点は、添付の図面と
関連して行う以下の実施例の詳細な説明からよりよく理
解できる。各種の図面に示される同じ参照番号は、本発
明の同じ要素を表すことに留意されたい。
【0012】
【実施例】本発明の好ましい実施例について説明する前
に、本発明の使用法をより明確に理解できるように、従
来の角位置測定干渉計システムの基本動作を理解するこ
とが有益である。図1に、従来技術の角位置測定レーザ
干渉計システム8の概略ブロック図を示す。レーザ・ヘ
ッド10は、角干渉計14に伝送する2つの周波数fA
およびfBを有する光ビーム12を発生する。ビーム1
2は、ビーム偏向器16を通って偏光ビーム・スプリッ
タ18に到る。スプリッタは、周波数(または偏光)f
Aを有するビームの第1の部分20を反射し、周波数
(または偏光)fBを有する第2の部分22を透過す
る。ビーム12の第1の部分20は、ビーム偏向器16
によって角反射器26のキューブ・コーナー(または逆
反射器)24の方向に反射され、次いでビーム偏向器1
6を通って戻ってくる。第2の部分22は、キューブ・
コーナー(または逆反射器)28まで透過し、逆反射さ
れてビーム・スプリッタ18に到り、そこで(そのビー
ムがビーム偏向器18を通過する際に)戻ってきた第1
の部分20と結合して結合ビーム30を形成し、これが
受信機32に送られる。図1の考察から理解できるよう
に、角干渉計14を所定の位置に固定して、角反射器2
6を、好ましくは中心点34を通りかつ図面の平面に垂
直な軸のまわりにある角位置から他の角位置まで回転す
ると、ビーム12の第1の部分20および第2の部分2
2がそれぞれ通過する光経路が変化する。周知のよう
に、ビーム12の各部分が通過する光経路の変化は、回
転の方向および速度に応じて、周波数偏移の昇降(いわ
ゆるドップラー偏移)として現れる。結合ビーム30に
おいて発生する周波数偏移は、受信機32によって検出
され、受信機が関連する検出信号36を発生し、これを
測定システム電子回路38に送る。距離情報は、直流波
形ではなく、いわゆる交流波形、すなわち搬送波によっ
て搬送されるので、2つの異なる周波数を有する光ビー
ムを使用することが好ましい。周知のように、交流波形
を使用する利点は、直流レベルの変化に鈍感であり、し
たがってビーム強度の変化が、測定中の物体までの距離
の変化またはその移動として判断されないことである。
【0013】電子回路38は、角反射器26の角部分の
変化の測定値に対応する検出信号に応答して測定データ
信号を発生する。逆に、角反射器26を固定したまま、
角干渉計14を図面の平面内で回転させると、同様な周
波数偏移が発生する。
【0014】図2から図5は、それぞれ、角反射器26
(前に図1に関連して説明した)を取り付ける本発明で
の上部ハウジング40の平面図、側面図および上面図を
示す。図6は、図4の断面線A−A間でとった本発明で
の部分断面図を示す。図2から図6を参照して、土台4
2、側壁44および上部部材46により長方形の箱41
を形成する。注記した場合を除き、本発明の好ましい実
施例を含むアイテムは、金属を使用して製造する。ねじ
込みボルト(図示せず)を開口48に通して、上部部材
46を側壁44に固定する。同様に、ボルト(図示せ
ず)を土台42内の開口50に通して、土台42を側壁
44に固定する。反射器26を好ましくは3本のボルト
(図示せず)によって土台42にかたく取り付ける。
【0015】本発明の作業モデルでは円筒形であること
が好ましいカバー部材52を、開口54を通して上部部
材にボルトで固定する。垂直軸56をシャフト開口58
中に配置する。図6にはカバー部材52の内部の状態の
詳細が示されている。垂直軸56の一端に形成されたフ
ランジ62とカバー部材52の内表面64の間には、エ
ラストマ・ワッシャ60が配置されている。スプリング
・プランジャ・アセンブリ66が垂直軸56内に取り付
けられ、ネジ68によって適所に保持されている。プラ
ンジャ・アセンブリ66内に配置された先端部70は、
スプリング76の一端によって押し付けられて止め74
の方向に移動する平坦面72によって形成される。スプ
リング76の他端は、止めネジ78に当たって保持され
ている。垂直軸56とプランジャ・アセンブリ66を含
むカバー部材52を上部部材46に取り付けると、先端
部70の平坦面は止めネジ78に向かう方向でスプリン
グ76に押しあてられる。したがって、スプリング76
は、圧縮され、上部部材46に取り付けられた担持ブロ
ック80に先端部70を押し当てる力を発生する。担持
ブロック80は、先端部70による削磨によって生じる
磨耗に耐えられるように、焼き入れした材料でできてい
る。後で詳細に説明するように、先端部70が接点13
0において担持ブロック80に接触する接触面82は、
平坦であり、かつ先端部70の操作移動を妨げる凹形の
へこみを生じる摩耗に耐えられることが望ましい。
【0016】本発明の実際の実施例では、プランジャ・
アセンブリ66は、ミズーリ州セントルイスのCarr
Lane Manufacturing Co.が販
売する従来技術の市販品であり、具体的には、1/4−
20ネジ、初期力と最終力がそれぞれ3ポンドと13ポ
ンド、円筒部長さ1.0インチ、および先端を丸く形成
された平板ステンレス鋼先端部を有するいわゆる強力ス
テンレス・スプリング・プランジャであった。このスプ
リング・プランジャの先端部は、静止時の露出長さ0.
187インチ、直径0.119インチであった。ただ
し、1ポンドは450g、1インチは25.4mmである。
【0017】図3および図4を見ると、垂直軸56上に
取り付けられたブロッキング・ワッシャ84が示されて
いる。ブロッキング・ワッシャ84の目的は、後で説明
する。図2、図5および図6には示されていないが、ブ
ロッキング・ワッシャ84は、本発明の好ましい実施例
において使用するのに望ましいアイテムである。
【0018】図7は、本発明の一部である従来の割出し
回転較正装置90の断面平面図を示す。上側円板92
は、中心軸94のまわりを回転しかつそれに沿って移動
するように取り付けられている。本発明の好ましい実施
例ではころ軸受96および98が示されているが、ころ
軸受を用いずにスリーブ軸受などの他の軸受配置も使用
できる。下側円板100は、土台102の全体部分とし
て形成されることが好ましい。従来のハース継手104
(詳細は述べない)は、上側円板92と下側円板100
の間の周辺領域を巡って上側円板と下側円板を接続す
る。図7に示すように、ハース継手が係合する。しかし
ながら、上側円板92は、縦軸106に沿って移動可能
であり、したがってハース継手が開放され、2つの円板
が互いに分離される。円板92の外縁を巡って、下側円
板100に付加された指針110に対する角回転を示す
目盛を有する目盛環108が備えられている。
【0019】図8は、図7に示した割出し回転較正装置
の上面図を示す。土台102は、フライス盤などの工作
機械の回転テーブルを取り付けるのに使用できる3つの
取付孔112を含むことが好ましい。上側円板92は、
取付穴50によって(図2から図6の)上部ハウジング
を取り付けるのに使用される穴114を含む。好ましい
実施例では、上側円板は、直径5インチであり、ハース
継手は、最大精度0.25アークセカンドである。
【0020】次に、工作機械テーブルの回転較正を行う
本発明の使用に関して説明を行う。上部ハウジング40
を割出し回転較正装置90の上側円板92に取り付けた
場合、割出し回転較正装置の縦軸106が、垂直軸56
の中心に沿って延びる軸中心線120と一致することが
好ましい。本発明と、CNC工作機械テーブルの角位置
能力の較正を行うレーザ干渉計システム8とを併用した
場合、工作機械の回転軸が、軸中心線120(図2から
図6に示す)および縦軸106(図7に示す)と一致す
ることが好ましい。CNC工作機械は、未加工部材を最
終製品に成形するのに使用される適切な工具を保持する
チャックを含む計算機制御スピンドルを有する。スピン
ドルは、一般に、工作機械テーブルに垂直な方向に沿っ
て工作機械テーブルに向かう方向およびそこから離れる
方向への移動を含む様々な移動度を有する。本発明が工
作機械テーブルの回転較正を行うように完全に設定され
ている場合、垂直軸56は、スピンドルにかたく取り付
けられる。好ましい実施例では、垂直軸56の穴122
(図2から図4および図6に示す)は、本発明をスピン
ドルのチャック内に取り付ける際に本発明を固定してお
く必要がある場合、そこに配置されるロッドを保持する
のに使用できる。
【0021】図1から図8を参照して、CNC工作機械
テーブルの回転軸較正を開始する場合、まず、割出し回
転較正装置90の上側円板92および下側円板100を
所定の初期位置に、好ましくは指針110に関して目盛
環108の零指標のところに設定する。2つの円板がそ
れらの所定の位置に保持されるようにハース継手104
を係合する。さらに、レーザ干渉計システム8を所定の
初期位置に設定する。次いで、スピンドルを工作機械テ
ーブルから離れた位置に移動させると、上側円板92が
下側円板100から分離され、ハース継手104が開放
される。次いで、工作機械テーブルを所定の角位置ま
で、例えば図の場合10度まで回転させる。上側円板9
2は、ハース継手104が開放されているので回転しな
い。下側円板100を回転させた際に上側円板92を回
転させる、軸受96および98内の摩擦によって伝達さ
れる抗力は、垂直軸56を保持するスピンドルとエラス
トマ・ワッシャ60によって発生する摩擦抵抗との組合
せによって抵抗される。詳細に説明したように、プラン
ジャ・アセンブリ66は、先端部70が担持ブロック8
0に押し当てられるように配置されることを前に述べ
た。プランジャ・アセンブリ66の発生する力も、エラ
ストマ・ワッシャ60上に働き、ワッシャ60は、軸受
96および98の発生する抗力に抵抗するのに十分であ
る以上の摩擦抵抗力を発生する。
【0022】下側円板100を10度の位置まで回転さ
せた後、次いでスピンドルを工作機械テーブルの方向に
移動させ、次いでハース継手を再係合させる。誤差がな
ければ、ハース継手104の歯が正確に係合し、レーザ
干渉計システム8によって角反射器26の回転移動が検
出されない。指針110も、目盛環108の10度の表
示のところにくる。しかしながら、誤差があると、レー
ザ干渉計システム8によって角反射器26の角移動が検
出される。
【0023】ハース継手の各歯(図示せず)は、山形側
面を有し、各円板のすべての歯は、歯車を形成すること
が周知である。工作機械テーブルを10度の位置に移動
させた場合の角度誤差が、上側円板92を下側円板10
0上に戻した際にハース継手の歯が正確に噛合しないよ
うなものであると、スピンドルが製造部品を製造するの
に必要な大きい力を発生できるので、比較的高価なハー
ス継手104が破損する恐れがある。そのような状態が
生じた場合、上部ハウジング40は、ハース継手104
の歯の損傷を回避するように構成配置される。さらに具
体的には、プランジャ・アセンブリ66内のスプリング
76の発生する力は、ハース継手104の破損する力よ
りも小さくなるように選択される。したがって、ハース
継手104の歯が正確に噛合しない状態に適応するよう
に、上側円板92が必然的にやや傾斜すると、長方形の
箱41は、いずれかの歯に破損が生じる前に、接点13
0において先端部70のまわりを旋回する。シャフト開
口58は、長方形の箱41と上部部材46にかたく固定
されたカバー部材52が垂直軸56のどの部分にも接触
せずに傾斜できるように寸法が決定される。
【0024】同時に、ハース継手104の歯が正確に噛
合するために必要な上側円板92の回転も可能になる。
この結果は、スプリング76の力とエラストマ・ワッシ
ャ60の摩擦抵抗が、ハース継手104に損傷が発生す
る前に、長方形の箱41が垂直軸56のまわりを回転す
るように選択されるために可能となる。さらに具体的に
は、ハース継手の歯が正確に噛合しない場合、スピンド
ルが上側円板92を下側円板100の方向に移動させる
際に、各歯の山形側面が互いに押し付けられるので、力
が発生する。この力は、先端部70によって伝達され、
スプリング76をさらに圧縮するように働く。伝達され
た力がスプリング76の圧縮によって生じるスプリング
力を越えるようになると、エラストマ・ワッシャ60と
フランジ62をカバー部材52の内表面64に押し当て
るように働く力は、強度ゼロに向かって減少する。スピ
ンドルは、垂直軸56の回転を妨げる。その結果、長方
形の箱41は、ハース継手の歯が噛合する際に発生する
回転力に反応して必要な場合自由に回転できるようにな
る。先端部70と担持ブロック80との接点は、回転が
起こる位置にあるので、接触面積を小さくするために、
先端部70を(平坦でなく)丸くする理由、および担持
ブロック80は、先端部70による削摩に耐えられるよ
うに、焼き入れした材料でできていることが望ましい理
由が理解できる。先端部70の摩擦により担持ブロック
80内に凹形のへこみが生じる場合、長方形の箱41の
旋回回転できることが悪影響を及ぼす恐れがある。
【0025】10度位置について較正手順が完了した
後、次いで前述の全手順を次の位置、例えば20度位置
について繰り返すことができる。スピンドルと工作機械
テーブルは、通常、プログラマブル制御を受けているの
で、工作機械とレーザ干渉計システムを接続および制御
するのに、適切なインタフェース機器およびコンピュー
タ・プログラムを使用すると仮定すれば、全較正プロセ
スを自動化できる。
【0026】レーザ干渉計システム8は、比較的小さい
角位置の変化、例えば図のように、1度以下の変化を測
定するのに十分適していることが周知である。工作機械
テーブルの回転位置決め誤差が(例えば、図のように)
比較的大きい場合、割出し回転較正装置90の目盛環1
08を使用することによって、そのような不正確さを検
出できる。この後者の場合、レーザ干渉計システム8
は、そのような比較的大きい誤差が最初に除去されるま
で必要とされない。
【0027】垂直軸56に沿って油またはその他の不要
な汚染物がスピンドルから流出し、場合によっては本発
明の動作を妨害することがある。そのような場合、ブロ
ッキング・ワッシャ84(ポリウレタン製のものが好ま
しい)を使用して、不要な油または汚染により本発明が
誤動作するのを防ぐ。
【0028】本発明のいくつかの実施例について上記に
詳細に説明したが、本発明は、明らかにそれらの実施例
および好ましい配置によって制限されるものではない。
本分野の当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく
形式および細部に変更を行うことが可能であることを認
識するであろう。例えば、上部ハウジング40を、角反
射器26の代わりに、レーザ干渉計システム8の角干渉
計14を取り付けるように構成できる。そのような他の
場合、角干渉計14は、上部ハウジング40とともに回
転し、角反射器26は固定されたままである。いわゆる
レーザ光の交流波形を使用する好ましいシステムの代わ
りに、他の角位置測定光学システムを使用できる。好ま
しい実施例を水平工作機械テーブルに関連してすべて説
明したが、本発明は、工作機械テーブルが垂直である
か、または水平角と垂直角の間のある角度をなす場合、
旋盤などの他の装置とともに使用できる。したがって、
本発明の範囲は、添付の請求項によって定義される限り
においてのみ制限され、またその同等物すべてを含む。
【0029】上記の点を考慮して、以下に本発明の実施
態様のいくつかを列記する
【0030】(実施態様1)回転軸のまわりを回転する
ように動作可能で付属品マウンティングを有する工作機
械テーブルと、固定した回転位置を維持しながら前記回
転軸に平行な方向に沿って前後に移動するように動作可
能でツールホルダを含むツールスピンドルとを備えた工
作物としての工作機械アセンブリと、前記工作機械テー
ブルに結合しかつ該工作機械テーブルの実際の角位置と
該工作機械テーブルの規定角位置との差を測定するため
のコンポーネントを含む別の工作物としての角位置測定
アセンブリとに組み合わせて使用される、前記工作機械
アセンブリの回転軸較正を行うための装置において、該
装置は;縦軸を有し、該縦軸のまわりを回転しかつ回転
継手によって互いに接続された上側要素と下側要素とを
有し、前記上側要素は前記縦軸に沿って移動しかつ前記
回転継手を係合及び解除するように配置され、前記下側
要素は前記付属品マウンティングにかたく結合するため
のマウントを有するようにせしめて、前記上側要素と前
記下側要素を互いに他に対して正確に回転位置決めする
ための割出し較正装置と、前記コンポーネントにかたく
結合するマウントと、上面と、前記上側要素に結合する
底面とを備えたブラケットと、前記ツールホルダにかた
く結合しうる遠端と、近端とを有する接続部材と、
(a)前記回転継手の解放時に、前記縦軸に沿って回転
するのを制限され、かつ(b)前記回転継手の係合中
に、前記縦軸に沿って回転可能なように配置された前記
ブラケットの上面に前記接続部材の近端を結合する接続
部材マウンティングとを含み、回転較正に使用されると
きは、前記接続部材が前記ツールホルダに結合し、前記
コンポーネントが前記ブラケットに結合し、前記割出し
較正装置が前記縦軸が工作機械テーブルの回転軸にほぼ
一致するように工作機械テーブルに結合し、かつ前記ス
ピンドルの前、後運動がそれぞれ前記回転継手を係合、
解除するように配置される特徴を有する工作機械テーブ
ルの回転較正を行うための装置。
【0031】(実施態様2)前記角位置測定アセンブリ
がデュアル・レーザ干渉計を含み、前記コンポーネント
が角反射器であることを特徴とする、実施態様1に記載
の工作機械テーブルの回転較正を行うための装置。 (実施態様3)前記割出し較正装置の回転継手がハース
継手であることを特徴とする、実施態様1に記載の工作
機械テーブルの回転較正を行うための装置。 (実施態様4)さらに、汚染要素が前記工作機械テーブ
ルの回転較正を行う装置の動作を妨害するのを防ぐため
に、前記近端と前記遠端の間に前記接続部材に結合され
たブロッキング要素を含むことを特徴とする、実施態様
1に記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための装
置。
【0032】(実施態様5)前記ブロッキング要素がエ
ラストマ材料でできたワッシャであることを特徴とす
る、実施態様4に記載の工作機械テーブルの回転較正を
行うための装置。
【0033】(実施態様6)前記接続部材が先端部と内
部スプリングとを有するスプリング・プランジャを含
み、前記近端が所定の直径を有するフランジにより形成
され、前記接続部材マウンティングが前記所定の直径よ
りも直径の小さい開口を有するハウジングを含み、前記
先端部が前端および後端を含み、前記位ハウジングを前
記ブラケットの上面にかたく取り付け、前記先端部の前
端が前記フランジを越えて延びかつ前記ブラケットの上
面に接触するように、前記スプリング・プランジャを前
記接続部材の近端に結合して、前記ハウジングの内部に
前記フランジおよび前記先端部を配置し、前記遠端が前
記開口を通過して前記ハウジングの外部に延びるように
接続部材を配置し、第1の状態の場合において、前記先
端部の後端を前記内部スプリングに押し当て、該内部ス
プリングを圧縮し、それにより、前記フランジを前記ハ
ウジングに押し付けかつハウジングが接続部材のまわり
を回転するのを防ぐ大きさの、前記接続部材により伝達
される反発スプリング力を発生させ、第2の状態の場合
において、前記先端部の前端が前記ブラケットの上面に
接触する位置において、前記先端部の前端に、前記反撥
スプリング力と反対方向に少なくとも前記反撥スプリン
グ力より大きい力を加え、その結果前記フランジが前記
ハウジングに押し当てられなくなり、それにより前記ハ
ウジングは、前記先端部の前面が前記上面に接触する前
記位置において、前記接続部材のまわりを回転できるよ
うになることを特徴とする、実施態様1に記載の工作機
械テーブルの回転較正を行うための装置。
【0034】(実施態様7)前記角位置測定アセンブリ
がデュアル・レーザ干渉計を含み、前記コンポーネント
が角反射器であることを特徴とする、実施態様6に記載
の工作機械テーブルの回転較正を行うための装置。 (実施態様8)前記割出し較正装置の回転継手がハース
継手であることを特徴とする、実施態様7に記載の工作
機械テーブルの回転較正を行うための装置。 (実施態様9)前記ハース継手が、係合した際に互いに
正確に噛合する歯を含み、かつ前記反撥スプリング力
が、前記歯が互いに整合していない場合に前記ハース継
手を係合させると歯のいずれかが損傷する力よりも小さ
い所定の大きさを有することを特徴とする、実施態様8
に記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための装
置。 (実施態様10)さらに、汚染要素が前記工作機械テー
ブルの回転較正を行う装置の動作を妨害するのを防ぐた
めに、前記近端と遠端の間に接続部材に結合されたブロ
ッキング要素を含むことを特徴とする、実施態様9に記
載の工作機械テーブルの回転較正を行うための装置。
【0035】(実施態様11)前記第1の状態において
前記反撥スプリング力と結合する摩擦抵抗を提供するた
めに、前記フランジと前記ハウジングの中間にワッシャ
を配置し、それにより前記ハウジングが前記接続部材の
まわりで回転するのを防ぐための前記反撥スプリング力
の大きさを小さくすることを特徴とする、実施態様10
に記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための装
置。 (実施態様12)前記ブロッキング要素がエラストマ材
料でできたワッシャであることを特徴とする、実施態様
10に記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための
装置。 (実施態様13)前記スプリング・プランジャの先端部
に接触し、かつ該先端部が接触する位置において、前記
ハウジングが前記接続部材のまわりを回転する第2の状
態において担持面となるように、前記ブラケットの上面
に摩擦抵抗材料でできた担持ブロックを取り付けること
を特徴とする、実施態様8に記載の工作機械テーブルの
回転較正を行うための装置。
【0036】(実施態様14)回転軸のまわりを回転す
るように動作可能な工作機械テーブルと、付属品マウン
ティングと、ツールホルダを含み、かつ固定された回転
位置を維持しながら回転軸に平行な方向に沿って前後に
移動するように動作可能であるツールスピンドルとを含
む工作機械アセンブリの回転軸較正を行う方法におい
て、コンポーネントを含む角位置測定光学アセンブリを
操作するステップと、前記工作機械テーブルの実際の角
位置と前記工作機械テーブルの規定の角位置の差を測定
するために前記コンポーネントを前記工作機械テーブル
に結合するステップと、縦軸を有し、該縦軸のまわりを
回転しかつ回転継手によって互いに接続された上側要素
と下側要素とを有し、前記上側要素は前記縦軸に沿って
移動しかつ前記回転継手を係合及び解除するように配置
され、前記下側要素は前記付属品マウンティングにかた
く結合するためのマウントを有するようにせしめて、前
記上側要素と前記下側要素を互いに他に対して正確に回
転位置決めするための割出し較正装置を用意するステッ
プと、前記コンポーネントにかたく結合するマウント
と、上面と、較正装置の上側要素に結合する底面とを備
えたブラケットを用意するステップと、前記ツールホル
ダにかたく結合しうる遠端と、近端とを有する接続部材
を用意するステップと、(a)前記回転継手の解放時
に、前記縦軸に沿って回転するのを制限され、かつ
(b)前記回転継手の係合中に、前記縦軸に沿って回転
可能なように配置された前記ブラケットの上面に前記接
続部材の近端を結合する接続部材マウンティングを用意
するステップとを含み、回転較正に使用されるときは、
前記接続部材が前記ツールホルダに結合し、前記コンポ
ーネントが前記ブラケットに結合し、前記割出し較正装
置が前記縦軸が工作機械テーブルの回転軸にほぼ一致す
るように工作機械テーブルに結合し、かつ前記スピンド
ルの前、後運動がそれぞれ前記回転継手を係合、解除す
るように配置される特徴を有する工作機械テーブルの回
転較正を行うための方法。
【0037】(実施態様15)さらに、前記光学アセン
ブリをデュアル・レーザ干渉計を備えるステップと、前
記コンポーネントとして角反射器を使用するステップ
と、前記回転継手としてハース継手を備えるステップと
を含む、実施態様14に記載の工作機械テーブルの回転
較正を行うための方法。 (実施態様16)先端部と内部スプリングとを有するス
プリング・プランジャを含む前記接続部材を構成するス
テップと、所定の直径を有するフランジにより前記接続
部材の近端を構成するステップと、前記接続部材マウン
ティングに、前記所定の直径よりも直径の小さい開口を
有するハウジングを備えるステップと、前記先端部に前
端および後端を備えるステップと、前記位ハウジングを
前記ブラケットの上面にかたく取り付け、前記先端部の
前端が前記フランジを越えて延びかつ前記ブラケットの
上面に接触するように、前記スプリング・プランジャを
前記接続部材の近端に結合して、前記ハウジングの内部
に前記フランジおよび前記先端部を配置するステップ
と、前記遠端が前記開口を通過して前記ハウジングの外
部に延びるように接続部材を配置するステップとをさら
に含み、第1の状態の場合において、前記先端部の後端
を前記内部スプリングに押し当て、該内部スプリングを
圧縮し、それにより、前記フランジを前記ハウジングに
押し付けかつハウジングが接続部材のまわりを回転する
のを防ぐ大きさの、前記接続部材により伝達される反発
スプリング力を発生させ、第2の状態の場合において、
前記先端部の前端が前記ブラケットの上面に接触する位
置において、前記先端部の前端に、前記反撥スプリング
力と反対方向に少なくとも前記反撥スプリング力より大
きい力を加え、その結果前記フランジが前記ハウジング
に押し当てられなくなり、それにより前記ハウジング
は、前記先端部の前面が前記上面に接触する前記位置に
おいて、前記接続部材のまわりを回転できるようになる
ことを特徴とする、実施態様14に記載の方法。
【0038】(実施態様17)さらに、前記近端と前記
遠端との間に、前記接続部材に結合され、かつ汚染要素
が回転軸較正を行う方法を妨害するのを防ぐブロッキン
グ要素を備えるステップを含むことを特徴とする、実施
態様16に記載の工作機械テーブルの回転較正を行うた
めの方法。
【実施態様18】 前記スプリング・プランジャの先端
部に接触する前記ブラケットの上面に取り付けられ、、
かつ前記先端部が接触する位置において、前記ハウジン
グが前記接続部材のまわりを回転する前記第2の状態に
おいて担持面となる、摩擦抵抗材料でできた担持ブロッ
クを備えることを特徴とする、実施態様17に記載の工
作機械テーブルの回転較正を行うための方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】角位置を測定する従来のレーザ干渉計システム
の概略ブロック図である。
【図2】図1に示したレーザ干渉計システムからの反射
要素を取り付ける本発明の上部ハウジング部分の透視図
である。
【図3】図2に示した本発明の上部ハウジング部分の平
面図である。
【図4】図2に示した本発明の上部ハウジング部分の側
面図である。
【図5】図2に示した本発明の上部ハウジング部分の上
面図である。
【図6】図4および図5の断面線A−Aに沿って切断し
た本発明の上部ハウジング部分の部分断面図である。
【図7】図2から図6に示した本発明の上部ハウジング
部分と併用した回転割出し較正装置の断面図である。
【図8】図7に示した回転割出し較正装置の上面図であ
る。
【符号の説明】
8: 角位置測定レーザ干渉計システム 14: 角干渉計 26: 角反射器 40: 上部ハウジング 46: 上部部材 52: カバー部材 56: 垂直軸 60: エラストマ・ワッシャ 62: フランジ 70: 先端部 76: スプリング 80: 担持ブロック 90: 割出し回転校正装置 92: 上側円板 94: 中心軸 96、98: ころ軸受け 100: 下側円板 104: ハース継手 106: 縦軸 108: 目盛環 110: 指針 112: 取付孔 120: 軸中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01B 11/26 B23Q 1/16

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸のまわりを回転するように動作可
    能で付属品マウンティングを有する工作機械テーブル
    と、固定した回転位置を維持しながら前記回転軸に平行
    な方向に沿って前後に移動するように動作可能でツール
    ホルダを含むツールスピンドルとを備えた工作物として
    の工作機械アセンブリと、前記工作機械テーブルに結合
    しかつ該工作機械テーブルの実際の角位置と該工作機械
    テーブルの規定角位置との差を測定するためのコンポー
    ネントを含む別の工作物としての角位置測定アセンブリ
    とに組み合わせて使用される、前記工作機械アセンブリ
    の回転軸較正を行うための装置において、該装置は;縦
    軸を有し、該縦軸のまわりを回転しかつ回転継手によっ
    て互いに接続された上側要素と下側要素とを有し、前記
    上側要素は前記縦軸に沿って移動しかつ前記回転継手を
    係合及び解除するように配置され、前記下側要素は前記
    付属品マウンティングにかたく結合するためのマウント
    を有するようにせしめて、前記上側要素と前記下側要素
    を互いに他に対して正確に回転位置決めするための割出
    し較正装置と、 前記コンポーネントにかたく結合するマウントと、上面
    と、較正装置の上側要素に結合する底面とを備えたブラ
    ケットと、 前記ツールホルダにかたく結合しうる遠端と、近端とを
    有する接続部材と、 (a)前記回転継手の解放時に、前記縦軸に沿って回転
    するのを制限され、かつ(b)前記回転継手の係合中
    に、前記縦軸に沿って回転可能なように配置された前記
    ブラケットの上面に前記接続部材の近端を結合する接続
    部材マウンティングとを含み、 回転較正に使用されるときは、前記接続部材が前記ツー
    ルホルダに結合し、前記コンポーネントが前記ブラケッ
    トに結合し、前記割出し較正装置が前記縦軸が工作機械
    テーブルの回転軸にほぼ一致するように工作機械テーブ
    ルに結合し、かつ前記スピンドルの前、後運動がそれぞ
    れ前記回転継手を係合、解除するように配置される特徴
    を有する工作機械テーブルの回転較正を行うための装
    置。
  2. 【請求項2】 前記角位置測定アセンブリがデュアル・
    レーザ干渉計を含み、前記コンポーネントが角反射器で
    あることを特徴とする、請求項1に記載の工作機械テー
    ブルの回転較正を行うための装置。
  3. 【請求項3】 前記割出し較正装置の回転継手がハース
    継手であることを特徴とする、請求項1に記載の工作機
    械テーブルの回転較正を行うための装置。
  4. 【請求項4】 さらに、汚染要素が前記工作機械テーブ
    ルの回転較正を行う装置の動作を妨害するのを防ぐため
    に、前記近端と前記遠端の間に前記接続部材に結合され
    たブロッキング要素を含むことを特徴とする、請求項1
    に記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ブロッキング要素がエラストマ材料
    でできたワッシャであることを特徴とする、請求項4に
    記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための装置。
  6. 【請求項6】 前記接続部材が先端部と内部スプリング
    とを有するスプリング・プランジャを含み、前記近端が
    所定の直径を有するフランジにより形成され、前記接続
    部材マウンティングが前記所定の直径よりも直径の小さ
    い開口を有するハウジングを含み、前記先端部が前端お
    よび後端を含み、前記位ハウジングを前記ブラケットの
    上面にかたく取り付け、前記先端部の前端が前記フラン
    ジを越えて延びかつ前記ブラケットの上面に接触するよ
    うに、前記スプリング・プランジャを前記接続部材の近
    端に結合して、前記ハウジングの内部に前記フランジお
    よび前記先端部を配置し、前記遠端が前記開口を通過し
    て前記ハウジングの外部に延びるように接続部材を配置
    し、 第1の状態の場合において、前記先端部の後端を前記内
    部スプリングに押し当て、該内部スプリングを圧縮し、
    それにより、前記フランジを前記ハウジングに押し付け
    かつハウジングが接続部材のまわりを回転するのを防ぐ
    大きさの、前記接続部材により伝達される反発スプリン
    グ力を発生させ、 第2の状態の場合において、前記先端部の前端が前記ブ
    ラケットの上面に接触する位置において、前記先端部の
    前端に、前記反撥スプリング力と反対方向に少なくとも
    前記反撥スプリング力より大きい力を加え、その結果前
    記フランジが前記ハウジングに押し当てられなくなり、
    それにより前記ハウジングは、前記先端部の前面が前記
    上面に接触する前記位置において、前記接続部材のまわ
    りを回転できるようになることを特徴とする、請求項1
    に記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための装
    置。
  7. 【請求項7】 前記角位置測定アセンブリがデュアル・
    レーザ干渉計を含み、前記コンポーネントが角反射器で
    あることを特徴とする、請求項6に記載の工作機械テー
    ブルの回転較正を行うための装置。
  8. 【請求項8】 前記割出し較正装置の回転継手がハース
    継手であることを特徴とする、請求項7に記載の工作機
    械テーブルの回転較正を行うための装置。
  9. 【請求項9】 前記ハース継手が、係合した際に互いに
    正確に噛合する歯を含み、かつ前記反撥スプリング力
    が、前記歯が互いに整合していない場合に前記ハース継
    手を係合させると歯のいずれかが損傷する力よりも小さ
    い所定の大きさを有することを特徴とする、請求項8に
    記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための装置。
  10. 【請求項10】 さらに、汚染要素が前記工作機械テー
    ブルの回転較正を行う装置の動作を妨害するのを防ぐた
    めに、前記近端と遠端の間に接続部材に結合されたブロ
    ッキング要素を含むことを特徴とする、請求項9に記載
    の工作機械テーブルの回転較正を行うための装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の状態において前記反撥スプ
    リング力と結合する摩擦抵抗を提供するために、前記フ
    ランジと前記ハウジングの中間にワッシャを配置し、そ
    れにより前記ハウジングが前記接続部材のまわりで回転
    するのを防ぐための前記反撥スプリング力の大きさを小
    さくすることを特徴とする、請求項10に記載の工作機
    械テーブルの回転較正を行うための装置。
  12. 【請求項12】 前記ブロッキング要素がエラストマ材
    料でできたワッシャであることを特徴とする、請求項1
    0に記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための装
    置。
  13. 【請求項13】 前記スプリング・プランジャの先端部
    に接触し、かつ該先端部が接触する位置において、前記
    ハウジングが前記接続部材のまわりを回転する第2の状
    態において担持面となるように、前記ブラケットの上面
    に摩擦抵抗材料でできた担持ブロックを取り付けること
    を特徴とする、請求項8に記載の工作機械テーブルの回
    転較正を行うための装置。
  14. 【請求項14】 回転軸のまわりを回転するように動作
    可能な工作機械テーブルと、付属品マウンティングと、
    ツールホルダを含み、かつ固定された回転位置を維持し
    ながら回転軸に平行な方向に沿って前後に移動するよう
    に動作可能であるツールスピンドルとを含む工作機械ア
    センブリの回転軸較正を行う方法において、 コンポーネントを含む角位置測定光学アセンブリを操作
    するステップと、 前記工作機械テーブルの実際の角位置と前記工作機械テ
    ーブルの規定の角位置の差を測定するために前記コンポ
    ーネントを前記工作機械テーブルに結合するステップ
    と、 縦軸を有し、該縦軸のまわりを回転しかつ回転継手によ
    って互いに接続された上側要素と下側要素とを有し、前
    記上側要素は前記縦軸に沿って移動しかつ前記回転継手
    を係合及び解除するように配置され、前記下側要素は前
    記付属品マウンティングにかたく結合するためのマウン
    トを有するようにせしめて、前記上側要素と前記下側要
    素を互いに他に対して正確に回転位置決めするための割
    出し較正装置を用意するステップと、 前記コンポーネントにかたく結合するマウントと、上面
    と、較正装置の上側要素に結合する底面とを備えたブラ
    ケットを用意するステップと、前記ツールホルダにかた
    く結合しうる遠端と、近端とを有する接続部材を用意す
    るステップと、 (a)前記回転継手の解放時に、前記縦軸に沿って回転
    するのを制限され、かつ(b)前記回転継手の係合中
    に、前記縦軸に沿って回転可能なように配置された前記
    ブラケットの上面に前記接続部材の近端を結合する接続
    部材マウンティングを用意するステップとを含み、 回転較正に使用されるときは、前記接続部材が前記ツー
    ルホルダに結合し、前記コンポーネントが前記ブラケッ
    トに結合し、前記割出し較正装置が前記縦軸が工作機械
    テーブルの回転軸にほぼ一致するように工作機械テーブ
    ルに結合し、かつ前記スピンドルの前、後運動がそれぞ
    れ前記回転継手を係合、解除するように配置される特徴
    を有する工作機械テーブルの回転較正を行うための方
    法。
  15. 【請求項15】 さらに、前記光学アセンブリをデュア
    ル・レーザ干渉計を備えるステップと、前記コンポーネ
    ントとして角反射器を使用するステップと、前記回転継
    手としてハース継手を備えるステップとを含む、請求項
    14に記載の工作機械テーブルの回転較正を行うための
    方法。
  16. 【請求項16】 先端部と内部スプリングとを有するス
    プリング・プランジャを含む前記接続部材を構成するス
    テップと、 所定の直径を有するフランジにより前記接続部材の近端
    を構成するステップと、 前記接続部材マウンティングに、前記所定の直径よりも
    直径の小さい開口を有するハウジングを備えるステップ
    と、 前記先端部に前端および後端を備えるステップと、 前記位ハウジングを前記ブラケットの上面にかたく取り
    付け、前記先端部の前端が前記フランジを越えて延びか
    つ前記ブラケットの上面に接触するように、前記スプリ
    ング・プランジャを前記接続部材の近端に結合して、前
    記ハウジングの内部に前記フランジおよび前記先端部を
    配置するステップと、 前記遠端が前記開口を通過して前記ハウジングの外部に
    延びるように接続部材を配置するステップとをさらに含
    み、 第1の状態の場合において、前記先端部の後端を前記内
    部スプリングに押し当て、該内部スプリングを圧縮し、
    それにより、前記フランジを前記ハウジングに押し付け
    かつハウジングが接続部材のまわりを回転するのを防ぐ
    大きさの、前記接続部材により伝達される反発スプリン
    グ力を発生させ、 第2の状態の場合において、前記先端部の前端が前記ブ
    ラケットの上面に接触する位置において、前記先端部の
    前端に、前記反撥スプリング力と反対方向に少なくとも
    前記反撥スプリング力より大きい力を加え、その結果前
    記フランジが前記ハウジングに押し当てられなくなり、
    それにより前記ハウジングは、前記先端部の前面が前記
    上面に接触する前記位置において、前記接続部材のまわ
    りを回転できるようになることを特徴とする、請求項1
    4に記載の方法。
  17. 【請求項17】 さらに、前記近端と前記遠端との間
    に、前記接続部材に結合され、かつ汚染要素が回転軸較
    正を行う方法を妨害するのを防ぐブロッキング要素を備
    えるステップを含むことを特徴とする、請求項16に記
    載の工作機械テーブルの回転較正を行うための方法。
  18. 【請求項18】 前記スプリング・プランジャの先端部
    に接触する前記ブラケットの上面に取り付けられ、、か
    つ前記先端部が接触する位置において、前記ハウジング
    が前記接続部材のまわりを回転する前記第2の状態にお
    いて担持面となる、摩擦抵抗材料でできた担持ブロック
    を備えることを特徴とする、請求項17に記載の工作機
    械テーブルの回転較正を行うための方法。
JP00885996A 1995-02-13 1996-01-23 工作機械テーブルの回転校正を行うための装置および方法 Expired - Fee Related JP3630815B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/388,337 US5508806A (en) 1995-02-13 1995-02-13 Apparatus and method for making rotary calibrations of a machine tool table
US388,337 1995-02-13

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004265886A Division JP2005014210A (ja) 1995-02-13 2004-09-13 工作機械テーブルの回転校正を行うための装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08257878A true JPH08257878A (ja) 1996-10-08
JP3630815B2 JP3630815B2 (ja) 2005-03-23

Family

ID=23533709

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00885996A Expired - Fee Related JP3630815B2 (ja) 1995-02-13 1996-01-23 工作機械テーブルの回転校正を行うための装置および方法
JP2004265886A Pending JP2005014210A (ja) 1995-02-13 2004-09-13 工作機械テーブルの回転校正を行うための装置および方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004265886A Pending JP2005014210A (ja) 1995-02-13 2004-09-13 工作機械テーブルの回転校正を行うための装置および方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5508806A (ja)
JP (2) JP3630815B2 (ja)
DE (1) DE19537125C2 (ja)
GB (1) GB2297841B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005088125A (ja) * 2003-08-12 2005-04-07 Konica Minolta Opto Inc 加工機
US20130268226A1 (en) * 2012-04-05 2013-10-10 Fidia S.P.A. System and Method for Error Correction for CNC Machines

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3192992B2 (ja) * 1996-08-27 2001-07-30 株式会社東京精密 工作機械の角度割出精度測定方法及びシステム
JP4061164B2 (ja) * 2002-10-07 2008-03-12 株式会社森精機製作所 心ずれ量検出装置及び心出し装置、並びにこの心出し装置を備えた精度解析装置
US20070071545A1 (en) * 2005-08-26 2007-03-29 Honeywell International, Inc. Lubricated Hirth serration coupling
CA2597891A1 (en) * 2007-08-20 2009-02-20 Marc Miousset Multi-beam optical probe and system for dimensional measurement
CN100489447C (zh) * 2007-10-11 2009-05-20 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种检验非接触式测角系统精度的检测台
CN101576127B (zh) * 2009-06-15 2011-03-23 青岛纺织机械股份有限公司 一种纺机用齿差刚性分度调整机构
CN101797702B (zh) * 2010-01-22 2012-06-06 成都工具研究所 激光角度干涉仪测量数控转台位置精度的装置及其测量方法
JP5115872B2 (ja) * 2010-10-27 2013-01-09 株式会社東京精密 角度測定方法及び角度測定システム
EP2786839A4 (en) * 2011-11-30 2015-10-21 Makino Milling Machine ERROR MEASURING METHOD AND TOOL MACHINE
EP2816322B1 (en) 2012-02-15 2018-08-29 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Rotational angle measurement device and rotational angle measurement method
US9134145B2 (en) 2013-04-03 2015-09-15 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Angle measuring method and angle measuring system
EP4056313A4 (en) * 2019-11-08 2023-10-11 Sankyo Seisakusho Co. ROTARY POSITIONING DEVICE
CN111678471B (zh) * 2020-06-09 2021-07-30 无锡身为度信息技术有限公司 圆柱坐标测量机转台误差辨识与补偿方法
CN113601263B (zh) * 2021-08-27 2023-12-08 纽威数控装备(苏州)股份有限公司 一种全自动万向头a轴松开夹紧信号检测机构

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB707846A (en) * 1952-07-15 1954-04-21 Schiess Ag Method and gauge for setting toothed wheels
DE1202993B (de) * 1961-06-20 1965-10-14 Michigan Tool Co Pruef- und Einstellvorrichtung
CA994547A (en) * 1974-07-22 1976-08-10 National Research Council Of Canada Optical system for angle measurement by interferometry
DE2500748C3 (de) * 1975-01-10 1978-09-14 Wikotool-Systemtechnik Maschinenbau Gmbh U. Co Kg, 4811 Leopoldshoehe Spindelstock
GB9013390D0 (en) * 1990-06-15 1990-08-08 Renishaw Plc Method and apparatus for measurement of angular displacement
GB9119304D0 (en) * 1991-09-10 1991-10-23 Renishaw Transducer Syst Method and apparatus for calibration of angular displacement
DE4221166C2 (de) * 1992-06-27 1998-02-12 Heidenhain Gmbh Dr Johannes Justiervorrichtung

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005088125A (ja) * 2003-08-12 2005-04-07 Konica Minolta Opto Inc 加工機
JP4715081B2 (ja) * 2003-08-12 2011-07-06 コニカミノルタオプト株式会社 加工機
US20130268226A1 (en) * 2012-04-05 2013-10-10 Fidia S.P.A. System and Method for Error Correction for CNC Machines
US9645217B2 (en) * 2012-04-05 2017-05-09 Fidia S.P.A. System and method for error correction for CNC machines

Also Published As

Publication number Publication date
DE19537125C2 (de) 2002-02-21
DE19537125A1 (de) 1996-08-22
GB2297841B (en) 1998-11-04
GB9602288D0 (en) 1996-04-03
US5508806A (en) 1996-04-16
GB2297841A (en) 1996-08-14
JP2005014210A (ja) 2005-01-20
JP3630815B2 (ja) 2005-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08257878A (ja) 工作機械テーブルの回転校正を行うための装置および方法
US7278222B2 (en) Method for measuring a program-controlled machine tool
US8043033B2 (en) Laser-guided coordination hole drilling
US5857812A (en) Process and device for detecting and compensating for jointing and wear errors in fine drilling
EP0315308B1 (en) Cylindrical coordinate measuring machine
US5077908A (en) Apparatus for measuring the roundness of a surface of an object
US5035554A (en) Method for determining the radius described by a tool
US4790078A (en) Measuring apparatus to determine the dimensions of an object in three dimensions
EP0896656A1 (en) On-machine ballbar system and method for using the same
US7096751B2 (en) Measuring apparatus and accuracy analyzing apparatus having the same
JP4061164B2 (ja) 心ずれ量検出装置及び心出し装置、並びにこの心出し装置を備えた精度解析装置
US4253325A (en) Calibration of torque measuring transducers
JPH11300580A (ja) 主軸又はアタッチメント補正値の自動決定方法
JP2023519290A (ja) 較正デバイスおよび方法
CN219977258U (zh) 一种车辆零件面差测量装置及系统
CN211503975U (zh) 一种压缩机机体测主轴孔与滑道垂直度检具
CN217475506U (zh) 数控机床测头校准装置
JPH0635121Y2 (ja) 多点高さ測定装置
JP3102345B2 (ja) フライホイールハウジングの精度計測装置
EP1934553B1 (en) Measuring assembly and method for determining the relative position of machine parts
JPH067349Y2 (ja) 内歯付き歯車の噛合試験装置
JP2974660B1 (ja) 寸法測定器及びそれを使用した測定方法
JP2504202Y2 (ja) Nc旋盤におけるワ―ク寸法測定用治具
JPS63306856A (ja) 形状測定機能を備えた工作機械
US4699551A (en) Method and apparatus for measuring machine cutting tool positions

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040311

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040609

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees