JPH08256300A - 投射型表示装置の表示方法 - Google Patents

投射型表示装置の表示方法

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JPH08256300A
JPH08256300A JP7058684A JP5868495A JPH08256300A JP H08256300 A JPH08256300 A JP H08256300A JP 7058684 A JP7058684 A JP 7058684A JP 5868495 A JP5868495 A JP 5868495A JP H08256300 A JPH08256300 A JP H08256300A
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JP
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point
display device
screen
projection
compression
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JP7058684A
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Takeshi Horie
健 堀江
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Nippon Avionics Co Ltd
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Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリーンに歪みのない正しい映像を投影す
る。 【構成】 光軸2に垂直な面を仮想スクリーン3と仮定
し、スクリーン3上の任意の点をB、点Aとの距離が点
Aと点Bとの距離に等しいスクリーン1上の点をCとす
る。表示装置の水平垂直走査によって投射される光情報
のうち、垂直方向については、点Bの像を点Cに投影す
るために、点Aから点Dまでの距離と点Aから点Bまで
の距離との比である第1の圧縮比に従って圧縮する。水
平方向については、スクリーン1、3の光路差を補正す
るために、点Oから点Bまでの光路長と点Oから点Cま
での光路長との比である第2の圧縮比に従って圧縮す
る。この圧縮処理を第1、第2の圧縮比を変化させなが
ら1水平走査ごとに行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投射型表示装置から発
せられる投射光の光軸がスクリーンに対して斜め上方あ
るいは斜め下方に傾いているときに、スクリーンに正し
い映像を投影するための投射型表示装置の表示方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スクリーンに光を投射して映
像を投影する投射型表示装置(プロジェクタ)があり、
その方式としては、光情報を発する表示デバイスにCR
Tディスプレイを使用したものや液晶パネルを使用した
ものなど様々な方式がある。しかし、スクリーンあるい
は投射型表示装置の設置状況によっては、投射型表示装
置から投射する投射光の光軸がスクリーンに対して垂直
になっていないことがある。このような場合、投射型表
示装置からスクリーンまでの距離が像の上下、あるいは
左右によって異なるため、スクリーン上の映像には歪み
が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
投射型表示装置では、投射光の光軸がスクリーンに対し
て垂直になっていないときに、スクリーン上の映像に歪
みが生じるという問題点があった。本発明は、上記課題
を解決するためになされたもので、投射光の光軸がスク
リーンに対して垂直になっていなくても、スクリーンに
正しい映像を投影することができる投射型表示装置の表
示方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、投射型表示装
置から発する光情報を投射光の光軸の傾きによって生じ
るスクリーン上の映像の歪みと逆方向に圧縮して、この
光をスクリーンに投射するものである。また、上記光軸
を含みスクリーンの上下方向に平行な面を基準面、この
基準面に含まれるスクリーン上の投射光が当たる最も外
側の点のうち表示装置に近い方を基準点、この基準点を
含むスクリーン上の映像の辺を基準辺として、この基準
辺を含み投射光の光軸に対して垂直な面を仮想スクリー
ンと仮定し、基準面に含まれる仮想スクリーン上の任意
の点を第1の仮想投影点、基準面に含まれ基準点からの
距離が基準点と第1の仮想投影点との距離に等しいスク
リーン上の点を実投影点、この実投影点に入射する投射
光と仮想スクリーンとの交点を第2の仮想投影点とし、
表示装置の水平垂直走査によってスクリーンに投射され
る光情報のうち、垂直走査方向の情報については、第1
の仮想投影点の像を実投影点に投影するために、基準点
から第2の仮想投影点までの距離と基準点から第1の仮
想投影点までの距離との比である第1の圧縮比に従って
基準辺方向に圧縮し、水平走査方向の情報については、
スクリーンと仮想スクリーンの光路差を補正するため
に、表示装置から第1の仮想投影点までの光路長と表示
装置から実投影点までの光路長との比である第2の圧縮
比に従って、基準面に対して対称となるように圧縮し、
この圧縮処理を第1の仮想投影点の移動を意味する垂直
走査に応じて第1、第2の圧縮比を変化させながら1水
平走査ごとに繰り返し行うものである。
【0005】また、光情報を発する投射型表示装置の表
示デバイスであるCRTディスプレイの偏向コイルに与
える偏向電流のうち、垂直偏向電流の振幅については、
第1の圧縮比に従って基準辺に相当する方向に圧縮し、
水平偏向電流の振幅については、第2の圧縮比に従って
基準面に相当するレベルを中心として圧縮し、この偏向
電流の振幅の圧縮を、第1の仮想投影点の移動を意味す
る垂直走査に応じて第1、第2の圧縮比を変化させなが
ら実施して、光情報の圧縮処理を行うものである。
【0006】また、入力映像信号により光情報を発する
投射型表示装置の表示デバイスにD/A変換回路を介し
て接続されたビデオメモリに対して、映像信号の基とな
る映像データを書き込むときに、表示デバイスの画面に
対応したビデオメモリの水平垂直方向のサイズ、及び第
1、第2の圧縮比に基づいて、圧縮処理後の映像データ
における1水平ラインの各画素の座標位置を演算すると
共に、各画素に対応する圧縮処理前の映像データの画素
の座標位置を演算し、1水平ラインの全画素について、
圧縮前の画素から圧縮後の画素のデータを演算して、こ
の画素データを圧縮後の画素の座標位置に書き込み、こ
の画素データのビデオメモリへの書き込みを、第1の仮
想投影点の移動を意味する垂直走査に応じて第1、第2
の圧縮比を変化させながら1水平ラインごとに繰り返し
て、光情報の圧縮処理を行うものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、投射型表示装置から発する光
情報を投射光の光軸の傾きによって生じるスクリーン上
の映像の歪みと逆方向に圧縮することにより、この歪み
と逆方向に圧縮された光がスクリーンに投射される。ま
た、投射型表示装置の水平垂直走査によって投射される
光情報のうち、垂直走査方向の情報を、第1の仮想投影
点の像を実投影点に投影するために第1の圧縮比に従っ
て基準辺方向に圧縮し、水平走査方向の情報を、スクリ
ーンと仮想スクリーンの光路差を補正するために第2の
圧縮比に従って基準面に対して対称となるように圧縮す
る。そして、このような圧縮処理を第1、第2の圧縮比
を変化させながら1水平走査ごとに行う。
【0008】また、第1、第2の圧縮比を変化させなが
ら、投射型表示装置の表示デバイスであるCRTディス
プレイの偏向コイルに与える垂直偏向電流の振幅を第1
の圧縮比に従って基準辺に相当する方向に圧縮し、水平
偏向電流の振幅を第2の圧縮比に従って基準面に相当す
るレベルを中心として圧縮する。また、ビデオメモリに
映像データを書き込むときに、ビデオメモリの水平垂直
方向のサイズ、及び第1、第2の圧縮比に基づいて、圧
縮処理後の映像データにおける1水平ラインの各画素の
座標位置を演算すると共に、各画素に対応する圧縮処理
前の映像データの画素の座標位置を演算し、圧縮前の画
素から圧縮後の画素のデータを演算して、この画素デー
タを圧縮後の画素の座標位置に書き込む。そして、この
ようなビデオメモリへの書き込みを第1、第2の圧縮比
を変化させながら1水平ラインごとに行う。
【0009】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示す投射型表示装
置の表示方法を説明するために、投射型表示装置からス
クリーンに対して光を投射した様子を示す図である。1
はスクリーン、2は投射型表示装置から発せられる投射
光の光軸、3は光軸2と垂直に交わる面である仮想スク
リーン、Oは投射型表示装置の投射レンズである原点、
φは投射型表示装置の図示しない表示デバイス及び投射
レンズ等の光学系によって決定される投射型表示装置の
垂直方向(図1上下方向)の画角、θは実スクリーン1
と仮想スクリーン3のなす角である実スクリーン1の傾
斜角である。
【0010】本実施例のように、実スクリーン1に対し
て下方から斜めに光を投射すると、スクリーン1上には
図2に示すような台形状の映像4が投影される。このよ
うに映像が歪んでしまうときに、スクリーン1上に歪み
のない像を投影する方法を図1に基づいて考察する。
【0011】今、投射型表示装置の投射レンズを原点O
とし、スクリーン1に対して垂直で投射光の光軸2を含
む面を基準面(すなわち、図1における紙面)とする。
次に、この基準面に含まれるスクリーン1上の投射光が
当たる最も外側の点(図1の上下)のうち、原点Oに近
い方を基準点Aとし、この基準点Aを含むスクリーン1
上の映像の辺を基準辺(図2の辺I−I)とする。そし
て、この基準辺I−Iを含み投射光の光軸2に対して垂
直な面を仮想スクリーン3と仮定し、基準面に含まれる
仮想スクリーン3上の任意の点を第1の仮想投影点Bと
する。
【0012】仮想スクリーン3上では、映像が歪みなく
投影されており、この映像を実スクリーン1上に正しく
展開するためには、点Aから点Bまでの距離LABがどち
らのスクリーン上でも等しくなるようにすればよいの
で、基準面に含まれるスクリーン1上で点Aからの距離
がLABに等しい点をとり、この点を実投影点Cとする。
これにより、点Aから点Cまでの距離をLACとすると、
LAB=LACとなる。
【0013】つまり、仮想スクリーン3上の第1の仮想
投影点Bの映像を実スクリーン1上に正しく表示するに
は、本来点Bを通過して点B2に投射される光が実投影
点Cに投射されるようにすればよいことになる。このと
き、この投射光が仮想スクリーン3と交わる点を第2の
仮想投影点Dとする。
【0014】このような投射方法を任意の点Bに関して
考えると、垂直方向については、線分A−Bが線分A−
Dとなるように圧縮してやればよい。また、水平方向
(図2左右方向)については、仮想スクリーン3までの
光路長、すなわち原点Oから点Bまでの光路長LOBが、
実スクリーン1までの光路長、すなわち原点Oから点C
までの光路長LOCに延びるので、実スクリーン1上の映
像は水平方向にLOC/LOB倍に拡大される。
【0015】これは、例えば図3のような映像4の水平
方向の長さLa、Lc、Lhの比が、原点Oから点Aま
での光路長LOA、同じく点Cまでの光路長LOC、点Hま
での光路長LOHに等しいからである(すなわち、La:
Lc:Lh=L0A:L0C:L0H)。そこで、水平方向に
ついては、基準面(図2の線分A−H)に対して対称と
なるように、LOB/LOC倍に圧縮してやればよいことに
なる。以上のような処理を、水平方向の光情報につい
て、点Bの位置を変えながら繰り返し行うことにより、
実スクリーン1上に歪みのない映像を投影することがで
きる。
【0016】次に、このような表示方法を実現するため
に、点Aから点Dまでの距離LAD、距離LAB、光路長L
OB、LOCを以下のようにして求める。まず、投射光の光
軸2が仮想スクリーン3と交わる点をEとし、光路O−
B2と光路O−E2(光軸2)のなす角をαとすると、
原点Oから点Bまでの光路長LOBは、原点Oから点Eま
での光路長LOEにより次式となる。 LOB=LOE×secα ・・・(1)
【0017】また、点Eから点Bまでの距離LEB、点A
から点Eまでの距離LAEは次式となる。 LEB=LOE×tanα ・・・(2) LAE=LOE×tan(φ/2) ・・・(3)
【0018】式(2)、(3)より、距離LABは次式と
なる。 LAB=LAE+LEB=LOE×{tanα+tan(φ/2)} ・・・(4) 次に、光路O−Cと光路O−E2のなす角をβとし、こ
の角度βを求めるために、三角形OGCにおける2辺の
長さ、すなわち点Oから点Gまでの距離LOG、点Gから
点Cまでの距離LGCを求める。
【0019】まず、距離LOGは、点Aから点Fまでの距
離LAFにより、次式のように求めることができる。 LOG=LOE+LEG=LOE+LAF ・・・(5) そして、前述のようにLAB=LACで、線分A−Cと線分
F−Cのなす角がθであることから、距離LAFは次式の
ようになる。 LAF=LAC×sinθ=LAB×sinθ =LOE×{tanα+tan(φ/2)}×sinθ ・・・(6)
【0020】式(5)、(6)より、距離LOGは次式と
なる。 LOG=LOE×[1+{tanα+tan(φ/2)}×sinθ]・・(7) 次いで、距離LGCは、点Fから点Cまでの距離LFCによ
り、次式のように求めることができる。 LGC=LFC−LFG=LFC−LAE=LFC−LOE×tan(φ/2) ・・(8)
【0021】そして、距離LFCは、距離LAFと同様に次
式となる。 LFC=LAC×cosθ=LAB×cosθ =LOE×{tanα+tan(φ/2)}×cosθ ・・・(9) 式(8)、(9)より、距離LGCは次式となる。 LGC=LOE×[{tanα+tan(φ/2)}×cosθ −tan(φ/2)] ・・・(10)
【0022】よって、式(7)、(10)より角度βは
次式のように求めることができる。 β=tan-1(LGC/LOG)=tan-1[{{tanα +tan(φ/2)}×cosθ−tan(φ/2)} /{1+{tanα+tan(φ/2)}×sinθ}]・・(11)
【0023】この角度βにより、光路長LOCは次式とな
る。 LOC=LOG×secβ=LOE×[1+{tanα +tan(φ/2)}×sinθ]×secβ ・・・(12) また、角度βにより、距離LADは次式となる。 LAD=LAE+LED=LOE×{tan(φ/2)+tanβ} ・・・(13)
【0024】ここまでの説明は、投射型表示装置から発
せられる投射光のうち、点Aと反対側の分(図1におけ
る光軸2より上の部分)だけについて考えていたので、
次に点A側の分(光軸2より下の部分)を考える。図4
は原点Oから近い側の表示方法について説明するための
図1と同様の図であり、図1と同様の部分には同一の符
号を付してある。
【0025】光の投射方法そのものは、図1の場合と変
わらないので、図3における距離LAD、LAB、光路長L
OB、LOCを図1と同様に求める。まず、点Bから点Eま
での距離LBEは、図1の距離LEBと同じなので、式
(2)で求めることができ、光路長LOBも式(1)で求
めることができる。そして、式(2)、(3)より、距
離LABは次式となる。 LAB=LAE−LBE=LOE×{tan(φ/2)−tanα} ・・・(14)
【0026】次に、角度βを求めるために、点Oから点
Gまでの距離LOG、点Cから点Gまでの距離LCGを求め
る。まず、距離LOGは、式(5)と同様に求めることが
できる。ここで、図3における距離LAFは式(14)よ
り次式となる。 LAF=LAC×sinθ=LAB×sinθ =LOE×{tan(φ/2)−tanα}×sinθ ・・・(15)
【0027】式(5)、(15)より、距離LOGは次式
となる。 LOG=LOE×[1+{tan(φ/2)−tanα}×sinθ] ・・・(16) 次いで、距離LCGは、距離LFCにより次式のように求め
ることができる。 LCG=LFG−LFC=LAE−LFC ・・・(17)
【0028】ここで、図3における距離LFCは式(1
4)より次式となる。 LFC=LAC×cosθ=LAB×cosθ =LOE×{tan(φ/2)−tanα}×cosθ ・・・(18) 式(3)、(17)、(18)より、距離LCGは次式と
なる。 LCG=LOE×[tan(φ/2) −{tan(φ/2)−tanα}×cosθ ・・・(19)
【0029】よって、式(16)、(19)より角度β
は、次式のように求めることができる。 β=tan-1(LCG/LOG)=tan-1[{tan(φ/2) −{tan(φ/2)−tanα}×cosθ} /{1+{tan(φ/2)−tanα}×sinθ}] ・・(20)
【0030】この角度βにより、光路長LOCは次式とな
る。 LOC=LOG×secβ=LOE×[1+{tan(φ/2) −tanα}×sinθ]×secβ ・・・(21) また、角度βにより、距離LADは次式となる。 LAD=LAE−LDE=LOE×{tan(φ/2)−tanβ} ・・・(22)
【0031】こうして、投射型表示装置の表示デバイス
の水平垂直走査によってスクリーン1に投射される光情
報のうち、垂直走査方向の情報については、基準辺I−
Iの方向にLAD/LAB倍に圧縮し、水平走査方向の情報
については、基準面に対して対称となるようにLOB/L
OC倍に圧縮すればよい。このとき、任意の1水平走査期
間においては、角度αは同一なので、圧縮比LAD/LA
B、LOB/LOCもこの期間では一定である。
【0032】ただし、表示デバイスの垂直走査は、仮想
投影点B、Dの移動を意味するので、1水平走査ごとに
角度αも変化する。よって、光情報を発する水平垂直走
査のうち、点Aと反対側の期間(本実施例では表示デバ
イスの画面の上半分)については、角度αをφ/2から
0まで変化させながら水平走査の度に、式(1)、
(4)、(11)〜(13)を用いて圧縮を行い、点A
側の期間(画面の下半分)については、角度αを0から
φ/2まで変化させながら水平走査の度に、式(1)、
(14)、(20)〜(22)を用いて圧縮を行えばよ
いことになる。
【0033】ここで、垂直走査と角度αの変化の関係
は、1垂直走査期間(厳密には、1垂直走査期間中で表
示デバイスが発光している期間)と図1、4における画
角φとが対応しているので、このような対応関係から角
度αの変化の割合を求めて、水平垂直走査と同期をとり
ながら角度αを変化させればよい。以上のような圧縮処
理により、投射型表示装置から発せられる光情報が図2
と逆の台形状(すなわち、上辺よりも底辺が長い)とな
り、この像が投射レンズによってスクリーン1に投射さ
れることにより、スクリーン1上に歪みのない映像を投
影することができる。
【0034】なお、上記の式中には、不確定パラメータ
である距離LOEが含まれるが、実際には、これらの式か
らLAD/LAB、LOB/LOCという第1、第2の圧縮比を
求めるので、これにより式中のLOEは全て消去される。
したがって、与えるパラメータとしては、角度φ、θ、
αを与えればよいことになる。
【0035】次に、以上のような処理を実現する方法と
しては、投射型表示装置の表示デバイスであるCRTデ
ィスプレイの偏向コイルに与える偏向電流を補正する方
法と、表示デバイスに与える映像信号を加工する方法と
があり、まず前者の方法について説明する。図5は本発
明の他の実施例を示す投射型表示装置の表示方法で使用
する表示装置の偏向回路部分のブロック図である。
【0036】11は映像信号から垂直同期信号及び水平
同期信号を分離する同期回路、12は垂直同期信号に同
期した垂直偏向電流の振幅を後述するパラメータ設定回
路から出力された第1の圧縮比に従って補正する垂直偏
向回路、13は水平同期信号に同期した水平偏向電流の
振幅をパラメータ設定回路から出力された第2の圧縮比
に従って補正する水平偏向回路、14は水平垂直走査に
応じた第1、第2の圧縮比を出力するパラメータ設定回
路、15はCRTディスプレイ、16は偏向コイルであ
る。
【0037】同期回路11は映像信号の中から垂直同期
信号を分離して垂直偏向回路12に出力し、同様に水平
同期信号を水平偏向回路13に出力する。垂直偏向回路
12は、垂直同期信号に同期した周知の垂直偏向電流を
生成するが、このときパラメータ設定回路14から出力
された第1の圧縮比DVに従って偏向電流の振幅を補正
する。
【0038】図6は垂直偏向回路12によって生成され
る垂直偏向電流を示す波形図であり、実線が本発明によ
る補正をかけないときの従来の偏向電流波形、破線が補
正後の偏向電流波形である。パラメータ設定回路14
は、設定された角度φ、θに基づき、第1の圧縮比DV
を次式のように算出する。 DV=LAD/LAB ・・・(23)
【0039】そして、垂直偏向回路12は、この圧縮比
DVに従って偏向電流の振幅を次式のように補正する。
このとき、この圧縮の方向としては、上記の基準辺I−
Iに相当する方向(本実施例では、図6の+方向)に圧
縮する。 VA=VA0×DV ・・・(24) VAは図1、4の任意の点Bに対応する任意の時間に垂
直偏向回路12が出力する偏向電流の振幅、VA0はこ
の任意の時間において補正をかけないときの従来の振幅
である。
【0040】ここで、パラメータ設定回路14が出力す
る圧縮比DVは、1水平走査期間の中では一定である
が、上述した角度αの時間的変化に伴って1垂直走査期
間の中で変化する。すなわち、パラメータ設定回路14
は、基準点Aと反対側の分に相当する期間(本実施例で
は垂直走査期間の前半)については、式(4)、(1
1)、(13)、(23)を用いて圧縮比DVを演算
し、点A側の分に相当する期間(垂直走査期間の後半)
については、式(14)、(20)、(22)、(2
3)を用いて圧縮比DVを演算する。なお、垂直走査と
角度αの変化の関係は、図1、4の例と同様である。
【0041】こうして、振幅VAが図6の破線のように
変化する垂直偏向電流が垂直偏向回路12から出力され
る。一方、水平偏向回路13は、水平同期信号に同期し
た周知の水平偏向電流を生成するが、このときパラメー
タ設定回路14から出力された第2の圧縮比DHに従っ
て偏向電流の振幅を補正する。
【0042】図7は水平偏向回路13によって生成され
る水平偏向電流を示す波形図、図8は図7の水平偏向電
流の任意の1水平走査期間を拡大した波形図である。図
7において、TH、TE2、TAは図2の点H、E2、
Aをそれぞれ含む1水平走査期間である。
【0043】パラメータ設定回路14は、設定された角
度φ、θに基づき、第2の圧縮比DHを次式のように算
出する。 DH=LOB/LOC ・・・(25) そして、水平偏向回路13は、この圧縮比DHに従って
偏向電流の振幅を次式のように補正する。このときの圧
縮は、上記の基準面に対して対称となるように、基準面
に相当するレベル(図8のレベル0)を中心として圧縮
する。 HA=HA0×DH ・・・(26)
【0044】HAは図1、4の任意の点Bに対応する任
意の1水平走査期間の偏向電流の振幅、HA0はこの任
意の水平走査期間において補正をかけないときの従来の
振幅である。パラメータ設定回路14が出力する圧縮比
DHは、任意の1水平走査期間中では一定であるが、角
度αの時間的変化に伴って1水平走査ごとに変化する。
【0045】すなわち、パラメータ設定回路14は、基
準点Aと反対側の分に相当する期間については、式
(1)、(11)、(12)、(25)を用いて圧縮比
DHを演算し、点A側の分に相当する期間については、
式(1)、(20)、(21)、(25)を用いて圧縮
比DHを演算する。角度αの変化のタイミングについて
は、上述した通りである。こうして、振幅HAが図7、
8の破線のように圧縮された水平偏向電流が水平偏向回
路13から出力される。
【0046】以上のような垂直、水平偏向電流が偏向コ
イル16に入力され、CRTディスプレイ15に映像信
号が入力されると、ディスプレイ15の画面に図2と逆
の台形状の映像が表示され、この映像が図示しない投射
レンズによってスクリーン1に投射されるので、スクリ
ーン1上に歪みのない映像を投影することができる。
【0047】次に、表示デバイスに与える映像信号を加
工する方法について説明する。図9は本発明の他の実施
例を示す投射型表示装置の表示方法を説明するためのフ
ローチャート図、図10はこの表示方法で使用する投射
型表示装置の信号処理回路部分のブロック図である。図
10において、21は映像ディジタルデータを記憶する
ビデオメモリ(V−RAM)、22はD/A変換回路、
23はCRTディスプレイあるいは液晶パネル等の表示
デバイスである。
【0048】ビデオメモリ21は、表示デバイス23で
表示するための映像データを記憶し、D/A変換回路2
2がこの映像データをアナログ映像信号に変換して、表
示デバイス23に出力する。これにより、表示デバイス
23に映像が表示され、この映像が図示しない投射レン
ズによってスクリーンに投射される。このとき、ビデオ
メモリ21に書き込まれる映像データは、本来の映像デ
ータに対して以下のような加工が施される。
【0049】図11は本実施例による映像データの加工
の様子をビデオメモリ21のメモリエリア上で示した図
であり、31は表示デバイス23の1画面分に対応する
ビデオメモリ21のメモリエリア、32は図1、4の例
における任意の点Bを含む1水平走査に相当するメモリ
エリア31上の1水平ライン、33はこの水平ライン3
2中の画素である。そして、メモリエリア31は、その
左右方向、上下方向が表示デバイス23の水平、垂直走
査方向にそれぞれ対応している。
【0050】本実施例の表示方法では、まず圧縮処理後
の映像データにおける最初の1水平ライン32の最初の
画素33の座標位置x、yを演算する(ステップ10
0)。図11に示すように、メモリエリア31の垂直方
向のサイズをMV、水平方向のサイズをMHとすると、
このサイズが圧縮処理前の映像データの座標位置と一致
している。そして、圧縮後の水平ライン32の位置は、
上述した第1、第2の圧縮比DV、DHにより、垂直方
向でMV×DV、水平方向でMH×DHとなるので、こ
のような位置の対応関係から1水平ラインの各画素の座
標位置を求めることができる。
【0051】次いで、この画素33に対応する圧縮前の
映像データの画素の座標位置を演算する(ステップ10
1)。圧縮前の画素の座標位置は、上記の対応関係、及
び圧縮処理過程でどのような圧縮手法を用いるかによっ
て決定される。圧縮手法としては、様々な例があるが、
例えば4つの画素データに所定の重み(荷重係数)をそ
れぞれ乗算してその総和をとることにより、1つの画素
データに圧縮する方法を用いる。
【0052】この場合には、画素33に対応する圧縮前
の画素として、4つの画素の座標位置が得られる。これ
により、これらの画素データから画素33のデータを演
算し、こうして得られた画素データを画素33のデータ
として、メモリエリア31の座標位置x、yに書き込む
(ステップ102)。続いて、1水平ライン32の全画
素について処理が終了したかどうかを判定し(ステップ
103)、終了していないときはステップ100〜10
2の処理を画素ごとに繰り返す。
【0053】そして、1水平ライン32の全画素につい
て処理が終了してステップ103における判定がYes
になると、1画面分のすべての処理が終了したかどうか
を判定し(ステップ104)、終了していないときはラ
インを更新して(ステップ105)、次の1水平ライン
について同様の処理を行う(ステップ100〜10
3)。このような処理を1水平ラインごとに順次繰り返
すことにより、図11の水平ライン32及び破線で表さ
れた台形の内側に図1〜4の例で説明した表示方法を実
現する画素データが書き込まれる。
【0054】なお、台形の外側にも画素データは書き込
まれるが、これらは黒色(つまり、表示されない色であ
る)の画素データである。ところで、第1、第2の圧縮
比DV、DHは、図5の例と同様に1水平ライン中では
一定であるが、角度αの変化に伴って1水平ラインごと
に変化する。
【0055】圧縮比DV、DHの求め方は、図5の例の
パラメータ設定回路14と同様である。すなわち、図
1、4における基準点Aと反対側の分に相当する期間
(本実施例ではメモリエリア31の上半分)について
は、式(4)、(11)、(13)、(23)を用いて
圧縮比DVを演算し、式(1)、(11)、(12)、
(25)を用いて圧縮比DHを演算する。
【0056】また、点A側の分に相当する期間(メモリ
エリア31の下半分)については、式(14)、(2
0)、(22)、(23)を用いて圧縮比DVを演算
し、式(1)、(20)、(21)、(25)を用いて
圧縮比DHを演算する。
【0057】これらの演算における垂直走査と角度αの
変化の関係は、ビデオメモリ21の水平、垂直走査タイ
ミングが表示デバイス23に与えるアナログ映像信号の
水平同期信号、垂直同期信号にそれぞれ同期し、かつメ
モリエリア31の垂直方向のサイズが図1、4における
画角φに対応しているので、このような対応関係から角
度αの変化の割合を求めて、水平垂直走査と同期をとり
ながら角度αを変化させればよい。
【0058】以上のようなビデオメモリ21の映像デー
タがD/A変換回路22によってアナログ映像信号に変
換されることにより、表示デバイス23の画面に図2と
逆の台形状の映像が表示されるので、スクリーン1上に
歪みのない映像を投影することができる。
【0059】本実施例では、白黒の映像について説明し
たが、メモリエリア31を複数枚用意して、例えばR、
G、B用の各エリアごとに処理を行えばカラー表示を実
現できる。また、このようなプレーン分割方式でなく、
1ピクセルごとに色コードを付けるマップドピクセル方
式であれば、単一のメモリエリアでカラー表示を実現で
きることは言うまでもない。また、本実施例は、ビデオ
メモリ21の後ろに接続される表示デバイス23には依
存しないので、表示デバイス23にCRTでなく液晶パ
ネルを使うような投射型表示装置についても適用するこ
とができる。
【0060】なお、以上の全実施例では、スクリーンに
対して下方から斜めに光が投射される例について説明し
たが、上方から斜めに投射される場合でも適用すること
ができる。また、本発明の実現にあたっては、スクリー
ン1の傾斜角θを設定しなければならないが、この角度
θも実際には不確定パラメータであることが多い。そこ
で、実際の使用にあたっては、角度θを可変設定するこ
とができる可変抵抗等の入力手段を用意しておき、実際
の使用状況に合わせて設定を行うようにすればよい。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、投射型表示装置から発
する光情報を投射光の光軸の傾きによって生じるスクリ
ーン上の映像の歪みと逆方向に圧縮することにより、こ
の歪みと逆方向に圧縮された光がスクリーンに投射され
るので、スクリーンあるいは投射型表示装置が傾いて設
置されていても、スクリーン上に歪みのない映像を投影
することができ、設置場所に関する制約を大幅に緩和す
ることができる。
【0062】また、第1、第2の圧縮比を変化させなが
ら、垂直走査方向の情報を第1の圧縮比に従って圧縮
し、水平走査方向の情報を第2の圧縮比に従って圧縮す
ることにより、投射型表示装置から発する光情報をスク
リーン上の映像の歪みと逆方向に圧縮して投射すること
を容易に実現できる。
【0063】また、第1、第2の圧縮比を変化させなが
ら、表示デバイスであるCRTディスプレイの偏向コイ
ルに与える垂直偏向電流の振幅を第1の圧縮比に従って
圧縮し、水平偏向電流の振幅を第2の圧縮比に従って圧
縮することにより、上記光情報の圧縮を容易に実現でき
る。
【0064】また、第1、第2の圧縮比を変化させなが
ら、圧縮後の映像データにおける1水平ラインの各画素
の座標位置を演算すると共に、圧縮前の映像データの画
素の座標位置を演算し、圧縮後の画素のデータを演算し
てこのデータを圧縮後の画素の座標位置に書き込むこと
により、上記光情報の圧縮を容易に実現でき、表示デバ
イスにCRTディスプレイでなく液晶パネルを使うよう
な投射型表示装置についても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を示す投射型表示装置の表
示方法を説明するために表示装置からスクリーンに対し
て光を投射した様子を示す図である。
【図2】 図1のスクリーンを投射型表示装置側から見
た図である。
【図3】 図1のスクリーンを投射型表示装置側から見
た図である。
【図4】 原点から近い側の表示方法について説明する
ために表示装置からスクリーンに対して光を投射した様
子を示す図である。
【図5】 本発明の他の実施例を示す投射型表示装置の
表示方法で使用する表示装置の偏向回路部分のブロック
図である。
【図6】 図5の垂直偏向回路によって生成される垂直
偏向電流を示す波形図である。
【図7】 図5の水平偏向回路によって生成される水平
偏向電流を示す波形図である。
【図8】 図7の水平偏向電流の任意の1水平走査期間
を拡大した波形図である。
【図9】 本発明の他の実施例を示す投射型表示装置の
表示方法を説明するためのフローチャート図である。
【図10】 図9の表示方法で使用する投射型表示装置
の信号処理回路部分のブロック図である。
【図11】 図9の表示方法による映像データの加工の
様子をビデオメモリのメモリエリア上で示した図であ
る。
【符号の説明】
1…スクリーン、2…投射光の光軸、3…仮想スクリー
ン、O…原点、A…基準点、B…第1の仮想投影点、C
…実投影点、D…第2の仮想投影点、DV…第1の圧縮
比、DH…第2の圧縮比、VA…垂直偏向電流の振幅、
HA…水平偏向電流の振幅、21…ビデオメモリ、22
…D/A変換回路、23…表示デバイス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投射光の光軸がスクリーンに対して斜め
    上方あるいは斜め下方に傾いているときに、このスクリ
    ーンに正しい映像を投影するための投射型表示装置の表
    示方法であって、 投射型表示装置から発する光情報を前記光軸の傾きによ
    って生じるスクリーン上の映像の歪みと逆方向に圧縮し
    て、この光をスクリーンに投射することを特徴とする投
    射型表示装置の表示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の投射型表示装置の表示方
    法において、 前記光軸を含みスクリーンの上下方向に平行な面を基準
    面、この基準面に含まれるスクリーン上の投射光が当た
    る最も外側の点のうち前記表示装置に近い方を基準点、
    この基準点を含むスクリーン上の映像の辺を基準辺とし
    て、この基準辺を含み投射光の光軸に対して垂直な面を
    仮想スクリーンと仮定し、 前記基準面に含まれる仮想スクリーン上の任意の点を第
    1の仮想投影点、基準面に含まれ前記基準点からの距離
    が基準点と第1の仮想投影点との距離に等しいスクリー
    ン上の点を実投影点、この実投影点に入射する投射光と
    仮想スクリーンとの交点を第2の仮想投影点とし、 前記表示装置の水平垂直走査によってスクリーンに投射
    される光情報のうち、垂直走査方向の情報については、
    第1の仮想投影点の像を実投影点に投影するために、前
    記基準点から第2の仮想投影点までの距離と基準点から
    第1の仮想投影点までの距離との比である第1の圧縮比
    に従って前記基準辺方向に圧縮し、 水平走査方向の情報については、スクリーンと仮想スク
    リーンの光路差を補正するために、表示装置から第1の
    仮想投影点までの光路長と表示装置から実投影点までの
    光路長との比である第2の圧縮比に従って、前記基準面
    に対して対称となるように圧縮し、 この圧縮処理を第1の仮想投影点の移動を意味する垂直
    走査に応じて第1、第2の圧縮比を変化させながら1水
    平走査ごとに繰り返し行うことを特徴とする投射型表示
    装置の表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の投射型表示装置の表示方
    法において、 前記光情報を発する投射型表示装置の表示デバイスであ
    るCRTディスプレイの偏向コイルに与える偏向電流の
    うち、垂直偏向電流の振幅については、前記第1の圧縮
    比に従って前記基準辺に相当する方向に圧縮し、 水平偏向電流の振幅については、前記第2の圧縮比に従
    って前記基準面に相当するレベルを中心として圧縮し、 この偏向電流の振幅の圧縮を、前記第1の仮想投影点の
    移動を意味する垂直走査に応じて第1、第2の圧縮比を
    変化させながら実施して、前記光情報の圧縮処理を行う
    ことを特徴とする投射型表示装置の表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の投射型表示装置の表示方
    法において、 入力映像信号により光情報を発する投射型表示装置の表
    示デバイスにD/A変換回路を介して接続されたビデオ
    メモリに対して、前記映像信号の基となる映像データを
    書き込むときに、 表示デバイスの画面に対応したビデオメモリの水平垂直
    方向のサイズ、及び前記第1、第2の圧縮比に基づい
    て、圧縮処理後の映像データにおける1水平ラインの各
    画素の座標位置を演算すると共に、各画素に対応する圧
    縮処理前の映像データの画素の座標位置を演算し、 1水平ラインの全画素について、圧縮前の画素から圧縮
    後の画素のデータを演算して、この画素データを圧縮後
    の画素の座標位置に書き込み、 この画素データのビデオメモリへの書き込みを、前記第
    1の仮想投影点の移動を意味する垂直走査に応じて第
    1、第2の圧縮比を変化させながら1水平ラインごとに
    繰り返して、前記光情報の圧縮処理を行うことを特徴と
    する投射型表示装置の表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6609797B2 (en) 1999-01-29 2003-08-26 Ricoh Co., Ltd Projector with adjustably positioned image plate
US10095032B2 (en) 2013-06-11 2018-10-09 Sony Interactive Entertainment Europe Limited Handling different input signals

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