JPH08256123A - 緊急通報方法及びそのシステム - Google Patents

緊急通報方法及びそのシステム

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JPH08256123A
JPH08256123A JP5694795A JP5694795A JPH08256123A JP H08256123 A JPH08256123 A JP H08256123A JP 5694795 A JP5694795 A JP 5694795A JP 5694795 A JP5694795 A JP 5694795A JP H08256123 A JPH08256123 A JP H08256123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
emergency call
broadcast
emergency
broadcast signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5694795A
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English (en)
Inventor
Hideji Nunotani
秀嗣 布谷
Kyoji Masamoto
京治 政元
Yoshitaka Kimura
好孝 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ放送やラジオ放送の音声により緊急通
報を聞き逃すことのない緊急通報方法及びそのシステム
を提供する。 【構成】 センサ9の情報が緊急通報信号出力部8aに
入力されると、緊急通報信号出力部8aは、信号変換部
8bに対して緊急通報信号を出力する。信号変換部8b
は、入力された緊急通報信号を、受信アンテナ2で受信
された放送信号の音声信号成分と同一の周波数で、か
つ、受信された放送信号の受信レベルよりも高いレベル
のFM信号に変換し、信号送信部8cから混合器3に送
信する。混合器3は、入力されたFM信号と受信された
放送信号とを混合し、集合住宅1の各家庭の端末7に分
配する。従って、端末7では、受信された放送信号の受
信レベルよりも高いレベルのFM信号のみが復調され、
端末7で緊急通報を聞くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共同受信システムを有
する集合住宅等における緊急時の通報を行う緊急通報方
法及びそのシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、例えば、集合住宅の家庭
内で火災等が発生した場合には、センサや非常ベルで住
人に知らせたり、また、集合住宅の近隣で火災や暴力行
為があり、避難や施錠を住人に通報する必要がある場合
には、家庭内に設置されたスピーカ等でその通報を行っ
ていた。
【0003】図5は、従来例に係る緊急通報システムの
模式図である。集合住宅1では、受信アンテナ2で受信
した放送信号を混合器3,増幅器4,分配器5,分岐器
6を介して、各家庭のテレビ等の端末7に分配して、共
同受信システムを構成している。
【0004】緊急事態が発生した場合、マイク10から
の音声信号を混合器3により放送信号に混合し、分岐器
6を介してスピーカ11により緊急通報を行っていた。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の緊急通報システムにおいては、住人がテレビ放
送やラジオ放送を受信していた場合、その音量を大きく
していたために緊急通報を聞き逃してしまうという問題
があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、テレビ放送やラジオ
放送の音声により緊急通報を聞き逃すことのない緊急通
報方法及びそのシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
受信アンテナで受信した放送信号を配線ケーブル及び分
配器を介して複数の領域に送るようにした共同受信シス
テムを用い、前記放送信号に緊急通報信号を混合器によ
り混合した上で、前記領域に送ることにより緊急通報を
行うようにした緊急通報方法において、緊急通報信号
を、受信した放送信号の音声信号成分の周波数と同一の
周波数で、かつ、前記放送信号の受信レベルよりも高い
レベルのFM信号に変換し、該FM信号と放送信号とを
前記混合器により混合させるようにしたことを特徴とす
るものである。
【0008】請求項2記載の発明は、受信アンテナで受
信した放送信号を配線ケーブル及び分配器を介して複数
の領域に送るようにした共同受信システムを用い、混合
器により緊急通報信号を前記放送信号に混合して建物内
に緊急通報を行うようにした緊急通報システムにおい
て、緊急通報信号を出力する緊急通報信号出力部と、前
記緊急通報信号を、受信した放送信号の音声信号成分の
周波数と同一の周波数で、かつ、前記放送信号の受信レ
ベルよりも高いレベルのFM信号に変換する信号変換部
と、前記信号変換部から入力されたFM信号を送信する
信号送信部とを付加し、前記信号送信部から送信された
FM信号を前記混合器により放送信号に混合させるよう
にしたことを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の緊
急通報システムにおいて、前記建物内に緊急事態を検出
するセンサを設け、該センサの情報を前記緊急通報信号
出力部に入力させ、該緊急通報信号出力部は、前記セン
サの情報に基づき前記緊急通報信号を出力するようにし
たことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明においては、緊急通報信号を、受信アン
テナで受信した放送信号の音声信号成分と同一の周波数
で、かつ、放送信号の受信レベルよりも高いレベルのF
M信号とし、このFM信号と放送信号とを混合した上で
各領域に送られるので、放送信号を受信する端末におい
ては、放送信号の音声信号が復調されずに、放送信号の
受信レベルよりも高いレベルのFM信号のみが復調さ
れ、端末で緊急通報信号を聞くことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。図1は、本発明の一実施例に係る緊急通報
システムの一例を示す模式図である。集合住宅1では、
受信アンテナ2で受信した放送信号を混合器3,増幅器
4,分配器5,分岐器6を介して、各家庭のテレビ等の
端末7に分配して共同受信システムを構成している。混
合器3は、緊急通報発生部8から送信される信号を受信
アンテナ2で受信した放送信号に混合するものである。
分配器5及び分岐器6は、受信した信号を分配及び分岐
するものである。増幅器4は、受信した放送信号を増幅
するものである。
【0012】緊急通報発生部8は、緊急通報信号出力部
8aと、信号変換部8bと、信号送信部8cとを有して
成り、緊急通報信号出力部8aは、建物内に設置された
センサ9の情報に基づいて緊急通報信号を信号変換部8
bに出力したり、テープによる音やマイク10による肉
声を緊急通報信号として信号変換部8bに出力するもの
である。信号変換部8bは、入力された緊急通報信号
を、受信アンテナ2で受信された放送信号の各チャンネ
ルの音声信号成分の周波数と同一の周波数で、かつ、放
送信号の受信レベルよりも高いレベルのFM信号に変換
するものである。信号送信部8cは、信号変換部から出
力されたFM信号を混合器3に送信するものである。
【0013】なお、センサ9としては、火災を検知する
センサでもよいし、侵入者を検知するセンサであっても
よく、目的に応じたセンサ9を用いればよい。また、本
実施例では、緊急通報システムを集合住宅1に用いた
が、これに限定される必要はなく、共同受信システムを
有する建物に用いてもよい。
【0014】図2は、テレビ放送の周波数帯域を示す模
式図である。テレビ放送では、1チャンネル当たり6M
Hzが割り当てられており、映像搬送波から4.5MH
z隔てて音声搬送波を有し、最大周波数偏移が±25K
Hzとなっている。信号変換部8bは、緊急通報信号
を、この音声信号成分と同じ周波数で、かつ、受信レベ
ルよりも高いレベルのFM信号に変換する。そして、ラ
ジオ放送の場合には、受信アンテナ2で受信している周
波数で前述のFM信号を送信する。
【0015】FM信号は、一般に、ほとんど同じ周波数
の2つの信号が存在するとき、受信される信号の内、信
号強度の強い信号がS/N比が低下することなく復調さ
れ、信号強度の弱い信号は復調されない。信号強度の弱
い信号が復調されなくなるレベル差は3dB以上あれば
良く、本実施例においては、FM信号のレベルは、放送
信号のレベルよりも3dB以上高く設定されている。
【0016】以下、本実施例の動作について説明する。
図3,図4は、本実施例に係るFM信号の送信を示す模
式図である。本実施例においては、建物内に設置された
センサ9が緊急事態を検知すると、その情報が緊急通報
信号出力部8aに入力される。緊急通報信号出力部8a
は、センサ9からの情報が入力されると、信号変換部8
bに対して緊急通報信号を出力する。信号変換部8bで
は、入力された緊急通報信号を、受信アンテナ2で受信
中の放送信号の各チャンネルの音声信号成分の周波数と
同一の周波数で、かつ、放送信号の受信レベルよりも3
dB以上高いレベルのFM信号に変換し、信号送信部8
cから混合器3に送信する。混合器3は、入力されたF
M信号を受信した放送信号と混合し、混合された信号は
分岐器6を介して端末7に送信される。
【0017】従って、建物内の住人は、受信しているテ
レビのチャンネルにおいて、映像は受信したままで、音
声により緊急通報を聞くことができ、また、ラジオを聞
いている場合には、ラジオの音声が、緊急通報に置き換
わるので、テレビやラジオの音声を大きくしている場合
においても緊急通報を聞き逃すことがなくなる。
【0018】
【発明の効果】本発明においては、緊急通報信号を、受
信アンテナで受信した放送信号の音声信号成分と同一の
周波数で、かつ、放送信号の受信レベルよりも高いレベ
ルのFM信号とし、このFM信号と放送信号とを混合し
た上で各領域に送られるので、放送信号を受信する端末
においては、放送信号の音声信号が復調されずに、放送
信号の受信レベルよりも高いレベルのFM信号のみが復
調され、端末で緊急通報信号を聞くことができ、テレビ
やラジオの音声を大きくしている場合においても緊急通
報を聞き逃すことがなくなり、テレビ放送やラジオ放送
の音声により緊急通報を聞き逃すことのない緊急通報方
法及びそのシステムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る緊急通報システムの一
例を示す模式図である。
【図2】テレビ放送の周波数帯域を示す模式図である。
【図3】本実施例に係るFM信号の送信を示す模式図で
ある。
【図4】本実施例に係るテレビ及びラジオにおけるFM
信号の送信を示す模式図である。
【図5】従来例に係る緊急通報システムの模式図であ
る。
【符号の説明】
1 集合住宅 2 受信アンテナ 3 混合器 4 増幅器 5 分配器 6 分岐器 7 端末 8 緊急通報発生部 8a 緊急通報信号出力部 8b 信号変換部 8c 信号送信部 9 センサ 10 マイク 11 スピーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信アンテナで受信した放送信号を配線
    ケーブル及び分配器を介して複数の領域に送るようにし
    た共同受信システムを用い、前記放送信号に緊急通報信
    号を混合器により混合した上で、前記領域に送ることに
    より緊急通報を行うようにした緊急通報方法において、
    緊急通報信号を、受信した放送信号の音声信号成分の周
    波数と同一の周波数で、かつ、前記放送信号の受信レベ
    ルよりも高いレベルのFM信号に変換し、該FM信号と
    放送信号とを前記混合器により混合させるようにしたこ
    とを特徴とする緊急通報方法。
  2. 【請求項2】 受信アンテナで受信した放送信号を配線
    ケーブル及び分配器を介して複数の領域に送るようにし
    た共同受信システムを用い、混合器により緊急通報信号
    を前記放送信号に混合して建物内に緊急通報を行うよう
    にした緊急通報システムにおいて、緊急通報信号を出力
    する緊急通報信号出力部と、前記緊急通報信号を、受信
    した放送信号の音声信号成分の周波数と同一の周波数
    で、かつ、前記放送信号の受信レベルよりも高いレベル
    のFM信号に変換する信号変換部と、前記信号変換部か
    ら入力されたFM信号を送信する信号送信部とを付加
    し、前記信号送信部から送信されたFM信号を前記混合
    器により放送信号に混合させるようにしたことを特徴と
    する緊急通報システム。
  3. 【請求項3】 前記建物内に緊急事態を検出するセンサ
    を設け、該センサの情報を前記緊急通報信号出力部に入
    力させ、該緊急通報信号出力部は、前記センサの情報に
    基づき前記緊急通報信号を出力するようにしたことを特
    徴とする請求項2記載の緊急通報システム。
JP5694795A 1995-03-16 1995-03-16 緊急通報方法及びそのシステム Withdrawn JPH08256123A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010045830A (ja) * 2006-02-07 2010-02-25 Toshiba Corp デジタル放送システムとこのシステムに用いられる放送装置及び受信機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010045830A (ja) * 2006-02-07 2010-02-25 Toshiba Corp デジタル放送システムとこのシステムに用いられる放送装置及び受信機
US8457590B2 (en) 2006-02-07 2013-06-04 Kabushiki Kaishi Toshiba Emergency information prompt report system

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Effective date: 20020604