JPH08255683A - El発光装置 - Google Patents

El発光装置

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JPH08255683A
JPH08255683A JP7057319A JP5731995A JPH08255683A JP H08255683 A JPH08255683 A JP H08255683A JP 7057319 A JP7057319 A JP 7057319A JP 5731995 A JP5731995 A JP 5731995A JP H08255683 A JPH08255683 A JP H08255683A
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light emitting
transparent adhesive
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Yoshiaki Miyauchi
義明 宮内
Sadayuki Takahashi
貞之 高橋
Yukiharu Shimizu
幸春 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透光性シートとELシートの透明基材との材
質が異なる場合であっても、透光性シートとELシート
の透明基材とを強固に接着して機械加工時等の透光性シ
ートとELシートとの剥離を防止できるEL発光装置を
提供する。 【構成】 ELシート1には、発光面、すなわち透明フ
ィルム1aの表面に透明フィルム1aと異なる材質の透
光性シートとしての透明シート2が接着されている。す
なわち、透明シート2の裏面にその材質と適合した接着
特性を持つ第1の透明接着剤3が塗着されているととも
にELシート1の透明フィルム1aの表面にその材質と
適合した接着特性を持つ第2の透明接着剤4が塗着さ
れ、第1の透明接着剤3と第2の透明接着剤4とを介し
て透明フィルム1aの表面に透明シート2が接着されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、EL発光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】EL発光装置としては、透明基材の片面
に透明電極を有し当該透明電極上に発光層と絶縁層と背
面電極とが順次積層形成されているELシートと、EL
シートの透明基材の他面に接合する透光性シートとを有
し、ELシートをバックライト等として発光させるよう
にしたものがある。透光性シートやELシートの透明基
材としては、使用目的等に応じて種々の材質のものが適
用されている。
【0003】この種のEL発光装置では、機械体等への
組み付けによって透光性シートとELシートとがその両
側から挟み込まれて接合されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造では、透光性シートとELシートとをその両側か
ら挟み込むだけなので、透光性シートとELシートとが
完全に密着せず、透光性シートがELシートから全体的
に浮き上がったり、あるいは透光性シートがELシート
から部分的に浮き上がって歪み、特に透光性シートに文
字や図柄を描いてELシートをバックライトとして文字
や図柄を発光させる場合には透光性シートの歪みにより
文字や図柄の視認性が悪くなるという問題があった。
【0005】また、上記従来構造では、機械体等に組み
込まなければ、透光性シートとELシートとが接合され
ないので、孔明け等の機械加工をするときに透光性シー
トとELシートとを機械体等に組み込んだ状態まま機械
加工する必要があったり、あるいは機械体等への組み込
み前にあらかじめ透光性シートとELシートとを個別に
機械加工する必要があるなど、機械加工性が悪いという
問題があった。
【0006】そこで、透光性シートとELシートの透明
基材とを透明接着剤で接着して視認性や機械加工性を向
上することが考えられるが、透光性シートとELシート
の透明基材とを単に透明接着剤で接着しただけでは、透
光性シートとELシートの透明基材との材質が異なる場
合に接着剤の接着特性から十分な接着力が得られず、機
械加工時等に透光性シートとELシートとが剥離すると
いう問題がある。
【0007】本発明の目的は、透光性シートとELシー
トの透明基材との材質が異なる場合であっても、透光性
シートとELシートの透明基材とを強固に接着して機械
加工時等の透光性シートとELシートとの剥離を防止で
きるEL発光装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るEL発光装
置では、透明基材の片面に透明電極を有し当該透明電極
上に発光層と絶縁層と背面電極とが順次積層形成されて
いるELシートと、ELシートの透明基材の他面に接合
する透光性シートとを有し、透光性シートにその材質と
適合した接着特性を持つ第1の透明接着剤が塗着されて
いるとともにELシートの透明基材にその材質と適合し
た接着特性を持つ第2の透明接着剤が塗着され、第1の
透明接着剤と第2の透明接着剤とを介して透光性シート
とELシートの透明基材とが接着されていることを特徴
としている。第1の透明接着剤および第2の透明接着剤
は、熱可塑性接着剤であることが望ましい。
【0009】
【作用】本発明によれば、透光性シートにその材質と適
合した接着特性を持つ第1の透明接着剤が塗着されてい
るとともにELシートの透明基材にその材質と適合した
接着特性を持つ第2の透明接着剤が塗着され、第1の透
明接着剤と第2の透明接着剤とを介して透光性シートと
ELシートの透明基材とが接着されているので、透光性
シートとELシートの透明基材との材質が異なる場合で
あっても、透光性シートとELシートの透明基材とが第
1の透明接着剤および第2の透明接着剤の接着特性から
強固に接着される。
【0010】第1の透明接着剤および第2の透明接着剤
として熱可塑性接着剤を用いれば、透光性シートとEL
シートとを速やかに接着できる。
【0011】
【実施例】本発明に係るEL発光装置の第1実施例を図
面に基づいて説明する。EL発光装置では、図1に示さ
れるようにELシート1が設けられている。
【0012】ELシート1としては、透明基材としての
透明フィルム1aの裏面に真空蒸着された酸化インジウ
ム・スズ(ITO)等よりなる透明電極1bを有し、こ
の透明電極1b上に発光層1c、絶縁層1dおよび背面
電極1eをスクリーン印刷法などによって順次印刷形成
したものが用いられ、透明電極1bと背面電極1eとの
間に交流電場を印加すると、発光層1cが発光するよう
になっている。発光層1cは、螢光物質である硫化亜鉛
に銅をドープしてなる発光体とフッ素樹脂バインダーと
を混合・攪拌したインクを用いて印刷形成したものであ
る。絶縁層1dは高誘電体であるチタン酸バリウムとフ
ッ素樹脂バインダーとを混合・攪拌したインクを用いて
印刷形成したものである。背面電極1eは、カーボンペ
ーストを用いて印刷形成したものである。
【0013】ELシート1には、発光面、すなわち透明
フィルム1aの表面に透光性シートとしての透明シート
2が第1の透明接着剤3と第2の透明接着剤4とを介し
て接着されている。すなわち、透明シート2の裏面に第
1の透明接着剤3が塗着されているとともに、ELシー
ト1の透明フィルム1aの表面に第2の透明接着剤4が
塗着され、第1の透明接着剤3と第2の透明接着剤4と
を介して透明シート2とELシート1の透明フィルム1
aとが接着されている。
【0014】透明シート2としては、ELシート1の透
明フィルム1aと異なる材質のものが適用されている。
例えば、ELシート1の透明フィルム1aの材質をポリ
エステル系の合成樹脂とした場合には、ポリエステル系
の合成樹脂以外のセルロース系の合成樹脂等を材質とし
たものが透明シート2として適用される。
【0015】透明シート2には、文字や図柄等が描かれ
ており、ELシート1をバックライトとして文字や図柄
等が発光するようになっている。すなわち、透明シート
2には、ELシート1の透明フィルム1aとの接着面の
一部に透光性を有するカラー層5が印刷形成され、この
カラー層5によって文字や図柄等が描かれている。な
お、カラー層3は、透光性インクを用いてスクリーン印
刷することにより透明シート2に容易に印刷形成でき
る。また、カラー層3の印刷インクとしては、螢光顔料
を含有したものでも適用可能であり、この場合にはEL
シート1をバックライトとしてカラー層3が二次発光
し、文字や図柄等の視認性が向上する。
【0016】第1の透明接着剤3としては、透明シート
2の材質と適合した接着特性を持つ熱可塑性のものが適
用されている。例えば、透明シート2の材質をセルロー
ス系の合成樹脂とした場合には、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)を主成分とする熱可塑性接着剤が第
1の透明接着剤3として適用される。
【0017】第2の透明接着剤4としては、ELシート
1の透明フィルム1aの材質と適合した接着特性を持つ
熱可塑性のものが適用されている。例えば、ELシート
1の透明フィルム1aの材質をポリエステル系の合成樹
脂とした場合には、高分子量ポリエステル共重合体を主
成分とする熱可塑性接着剤が第2の透明接着剤4として
適用される。
【0018】なお、第1の透明接着剤3および第2の透
明接着剤4としては、少なくとも固化したときに透明と
なるものであればよく、また無色透明のものに限らず、
有色透明のものであっても適用可能である。
【0019】上記構成のEL発光装置によれば、透明シ
ート2とELシート1の透明フィルム1aとの材質が異
なるが、透明シート2にその材質と適合した接着特性を
持つ第1の透明接着剤3が塗着されているとともに、E
Lシート1の透明フィルム1aにその材質と適合した接
着特性を持つ第2の透明接着剤4が塗着され、第1の透
明接着剤3と第2の透明接着剤4とを介して透明シート
2とELシート1の透明フィルム1aとが接着されてい
るので、透明シート2とELシート1の透明フィルム1
aとが第1の透明接着剤3および第2の透明接着剤4の
接着特性から強固に接着され、機械加工時等の透明シー
ト2とELシート1との剥離を防止できる。
【0020】また、第1の透明接着剤3および第2の透
明接着剤4として熱可塑性接着剤を用いたので、透明シ
ート2とELシート1の透明フィルム1aとを速やかに
接着できる。
【0021】なお、上記実施例では、第1の透明接着剤
3および第2の透明接着剤4として熱可塑性接着剤を用
いたが、これに限らず、常温で自然乾燥する接着剤や、
熱硬化性接着剤を第1の接着剤3および第2の接着剤4
として適用するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るEL発
光装置では、透明基材の片面に透明電極を有し当該透明
電極上に発光層と絶縁層と背面電極とが順次積層形成さ
れているELシートと、ELシートの透明基材の他面に
接合する透光性シートとを有し、透光性シートにその材
質と適合した接着特性を持つ第1の透明接着剤が塗着さ
れているとともにELシートの透明基材にその材質と適
合した接着特性を持つ第2の透明接着剤が塗着され、第
1の透明接着剤と第2の透明接着剤とを介して透光性シ
ートとELシートの透明基材とが接着されているので、
透光性シートとELシートの透明基材との材質が異なる
場合であっても、透光性シートとELシートとが強固に
接着され、機械加工時等の透光性シートとELシートと
の剥離を防止できる。
【0023】また、第1の透明接着剤および第2の透明
接着剤として熱可塑性接着剤を用いれば、透光性シート
とELシートとを速やかに接着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたEL発光装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ELシート 1a 透明フィルム(透明基材) 2 透明シート(透光性シート) 3 第1の透明接着剤 4 第2の透明接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基材の片面に透明電極を有し当該透
    明電極上に発光層と絶縁層と背面電極とが順次積層形成
    されているELシートと、 上記透明基材の他面に接合する透光性シートとを有し、 上記透光性シートにその材質と適合した接着特性を持つ
    第1の透明接着剤が塗着されているとともに上記透明基
    材にその材質と適合した接着特性を持つ第2の透明接着
    剤が塗着され、上記第1の透明接着剤と上記第2の透明
    接着剤とを介して上記透光性シートと上記透明基材とが
    接着されていることを特徴とするEL発光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第1の透明接着
    剤および上記第2の透明接着剤は、熱可塑性接着剤であ
    ることを特徴とするEL発光装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238243A (ja) * 2009-07-07 2009-10-15 Toko Electric Corp Icカード利用システム

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