JPH08255464A - 情報処理方法及び装置 - Google Patents

情報処理方法及び装置

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JPH08255464A
JPH08255464A JP7056108A JP5610895A JPH08255464A JP H08255464 A JPH08255464 A JP H08255464A JP 7056108 A JP7056108 A JP 7056108A JP 5610895 A JP5610895 A JP 5610895A JP H08255464 A JPH08255464 A JP H08255464A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 符号化情報を記録する記録媒体105と、記
録媒体105での符号化情報の記録位置情報を管理する
記録位置管理回路106と、装置外部より受信した入力
情報や復号化情報を保持するバッファメモリ101と、
バッファメモリ101での入力情報の保持位置や復号化
情報の保持位置を示す再生位置情報を管理する再生位置
管理回路107と、実行すべき処理の選択及びバッファ
メモリ101の保持情報の選択や記録媒体105の記録
情報の選択を行う機能選択手段108と、選択情報と記
録位置情報及び/又は再生位置情報との対応を管理する
記録情報管理回路109と、各部を制御する制御回路1
04とを有する。 【効果】 様々な情報の記録、再生の管理、及び、分割
や結合及び削除等の編集を行う場合に、より細かい情報
の管理と編集を、データ構造や情報の成分或いは性質と
は無関係に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に記録した情
報を管理及び編集する場合に用いて好適な情報処理方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、音楽或いはニュース
等の情報(以下これらの情報をオリジナル情報と呼ぶ)
を記録媒体に記録する情報記録装置では、これらオリジ
ナル情報を管理するための管理情報を、当該オリジナル
情報と同時に記録媒体に記録することにより、その後の
情報管理を行えるようにしている。一方、オリジナル情
報とその管理情報とが記録された記録媒体から当該オリ
ジナル情報を再生する情報再生装置では、記録媒体に記
録されている管理情報に基づいて、上記オリジナル情報
の再生を行うようにしている。すなわち、管理情報とし
て、オリジナル情報の記録位置を示す情報を当該オリジ
ナル情報と共に記録媒体上に記録しておくことにより、
再生時に当該管理情報を参照することができ、従って、
ディスク状等の記録媒体において当該管理情報に基づく
ランダム・アクセス等が可能となる。また、上記オリジ
ナル情報は、情報管理の便宜上、例えばセクタと呼ばれ
るような予め規定された大きさで構成され、これを最小
単位として管理されている。このため、上記ランダム・
アクセスは、当該最小単位で行われることになる。
【0003】ここで、従来の情報記録装置及び情報再生
装置の一例として、例えば、いわゆるミニ・ディスク(M
D:Mini Disc,株式会社ソニー商標、以下ミニ・ディスク
をMDと呼ぶ)録音再生機では、音情報はサウンド・グ
ループという、再生時間にすると十数ミリ秒相当の42
4バイトを上記最小単位として管理するようになされて
いる。そして、この管理情報はディスクのUTOC(Use
r Table Of Contents)エリアにUTOC情報として25
6個まで記録することができるようになっている。な
お、音情報が、楽音情報でかつステレオの場合は、上記
サウンド・グループはステレオの左右2チャンネルのサ
ウンド・フレームをまとめたものとなり、管理情報は楽
音の各曲の先頭位置に対応するサウンド・グループのデ
ィスク上の記録位置を管理するものとなる。したがっ
て、ディスクからの再生時には、上記UTOC情報、又
は読み出し専用ディスクの場合は当該ディスクのリード
イン(Lead-in)エリアに記録されているTOC(Table O
f Contents)情報に基づいて、ランダム・アクセス等を
行うことが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な情報記録再生装置を用いて、例えば、音楽或いはニュ
ース等のオリジナル情報を記録媒体に記録する、或いは
記録媒体より再生する場合、当該装置の使用者の希望す
る任意の記録位置を指定できることが望ましい。このよ
うに使用者が希望する任意の記録位置を指定できれば、
当該任意の記録位置にランダム・アクセスできることに
なる。同様に、装置の使用者の希望する任意の記録位置
を指定することができれば、情報の分割、結合及び削除
等のより細かい編集も可能となる。
【0005】ところが、上述のように、MD録音再生機
ではサウンド・グループを最小単位として情報管理を行
っているため、ランダム・アクセスは必ずサウンド・グ
ループの先頭位置に対して行われることになり、また、
オリジナル情報の編集を行おうとした場合も、当該オリ
ジナル情報の編集は必ずサウンド・グループの区切りと
なる位置に対して行われることになる。
【0006】このように、TOC情報或いはUTOC情
報のような管理情報は、サウンド・グループの範囲内の
任意の記録位置を指定して、ランダム・アクセスを行う
ようなことや、分割,結合,削除等の編集を行うことが
不可能なデータ構造となっている。
【0007】一方、MD記録再生機において、音楽或い
はニュース等のオリジナル情報をディスクに記録する場
合、既定数の時系列情報に対して直交変換等の符号化処
理を行っているため、この記録がなされた情報は主に周
波数成分に基づく情報となっている。従って、もしサウ
ンド・グループの範囲内の任意の記録位置が指定できた
としても、ランダム・アクセスを行うために指定した当
該任意の記録位置から実際の音情報を再生することは不
可能であり、また、同様に当該任意の記録位置を用いて
実際の楽音情報を編集することも不可能である。
【0008】特に、情報の編集を行う場合においては、
サウンド・グループの区切りで編集したとしても、再生
情報に保証されない部分が生じるため問題となる。
【0009】図24は、直交変換の一つであるMDCT
(Modified Discrete Cosine Transform)及びその逆変換
であるIMDCT(Inverse MDCT)の様子を簡略化したも
のであり、図24の(1),(2)にはそれぞれ時系列
情報である2つの楽音波形信号α,βを、図24の
(3),(4)には2つの楽音波形信号α,βに対する
直交変換時の変換窓A〜E,F〜Jを、図24の
(5),(6)には2つの楽音波形信号α,βを直交変
換して符号化した符号化情報のフレームa〜e,f〜j
をそれぞれ示している。なお、このフレームが上記最小
単位として管理される。
【0010】この図24において、例えば楽音波形信号
αと変換窓Dを例に挙げて説明すると、楽音波形信号α
の2048個の標本値に対して変換窓Dを用いて直交変
換することにより、フレームdの符号化情報を得ること
ができる。一方、例えばフレームc及びdの符号化信号
に対して、それぞれ変換窓C及びDを用いて逆変換する
ことにより、変換窓Cの後半部分(変換窓Dの前半部
分)の1024個の復号化信号を得ることができ、同様
に、フレームd及びeの符号化情報に対して、それぞれ
変換窓D及びEを用いて逆変換することにより、変換窓
Dの後半部分(変換窓Eの前半部分)の1024個の復
号化信号を得ることができる。これら変換窓Cの後半部
分(変換窓Dの前半部分)の1024個の復号化信号
と、変換窓Dの後半部分(変換窓Eの前半部分)の10
24個の復号化信号とから、変換窓Dに対応する204
8個の標本値を復元することができる。楽音波形信号α
の他の部分や楽音波形信号βについても上述同様に直交
変換することで、符号化情報を得ることができ、また、
上述同様に逆変換することで標本値を復元できる。勿
論、MDCTとIMDCTにおける変換窓は実際には異
なるものであるが、ここでは同一のものとして簡略化し
ている。
【0011】図25は、上図24における楽音波形信号
αの最終フレームeと楽音波形信号βの先頭フレームf
を編集により単純に結合した場合の例を示している。図
25の(1)には単純に結合した場合の楽音波形信号α
及びβを、図25の(2)には変換窓A〜Jを、図25
の(3)にはフレームa〜jを示している。ここで上述
のように逆変換することにより、変換窓Dの後半部分ま
では正確に復号化することができ、同様に、変換窓Fの
後半部分以降も正確に復号化することができる。しか
し、編集による結合部分であるフレームe及びfに対し
て、それぞれ変換窓E及びFを用いて逆変換することよ
り得られる、変換窓Eの後半部分(変換窓Fの前半部
分)の1024個の復号化信号は予測不可能なものとな
る。すなわち、楽音波形信号α及びβの結合部分に対応
する図25の(2)の波形信号の図中一点鎖線部分γ
は、値が保証されなくなるため、編集においてフレーム
を単純に結合することには問題がある。
【0012】上述のように、従来の情報記録再生装置に
おいては、任意の記録位置で情報を管理したり、編集し
たりする場合、すなわち情報を管理する最小単位よりも
更に小さい単位で情報を管理しようとしたり編集しよう
とする場合には、データ構造や記録される情報の成分或
いは性質が問題となり、したがって、より細かいランダ
ム・アクセスを行うことや、より細かい情報の編集を行
うような様々な用途に十分に対応できない場合がある。
【0013】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みてなされたものであって、様々な情報の記録、再生
の管理、及び、分割や結合及び削除等の編集を行う場合
に、より細かい情報の管理と編集を、データ構造や情報
の成分或いは性質とは無関係に行える情報処理方法及び
装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理方法
は、上述の目的を達成するために提案されたものであ
り、情報を所定単位で記録再生する第1の記録再生ステ
ップと、情報を所定単位で処理する処理ステップと、上
記第1の記録再生ステップでの情報の記録再生を所定単
位で管理するための第1の管理情報を発生する第1の管
理情報発生ステップと、情報を上記所定単位よりも小さ
い単位で記録再生可能な第2の記録再生ステップと、上
記第2の記録再生ステップでの情報の記録再生を上記所
定単位よりも小さい単位で管理するための第2の管理情
報を発生する第2の管理情報発生ステップと、上記第1
及び第2の管理情報に基づいて、上記第1の記録再生ス
テップでの記録再生と第2の記録再生ステップでの記録
再生を制御する制御ステップとを有することを特徴とす
るものである。
【0015】また、本発明の情報処理装置は、記録媒体
に対して情報を所定単位で記録再生する第1の記録再生
手段と、情報を所定単位で処理する処理手段と、上記第
1の記録再生手段による記録媒体への情報の記録再生を
所定単位で管理するための第1の管理情報を発生する第
1の管理情報発生手段と、記録媒体に対して情報を上記
所定単位よりも小さい単位で記録再生可能な第2の記録
再生手段と、上記第2の記録再生手段による記録媒体へ
の情報の記録再生を上記所定単位よりも小さい単位で管
理するための第2の管理情報を発生する第2の管理情報
発生手段と、上記第1及び第2の管理情報に基づいて、
上記第1の記録再生手段での記録再生と第2の記録再生
手段での記録再生を制御する制御手段とを有することを
特徴とするものである。
【0016】
【作用】所定単位で処理される情報を扱うとき、本発明
によれば、所定単位で扱わなければならない状態となっ
ている情報については、この情報を所定単位で管理し、
所定単位で扱わなくてもよい状態となっている情報につ
いては、この情報を所定単位よりも小さい単位で管理す
るようにしている。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0018】先ず、本発明の情報処理方法が適用される
情報処理装置の第1の実施例として、図1に示す情報記
録再生装置の概略構成を用いて詳細に説明する。
【0019】図1に示す情報記録再生装置1は、入力情
報を符号化する符号化回路102と、当該符号化回路1
02において符号化された情報である符号化情報を記録
する情報記録媒体105と、少なくとも当該情報記録媒
体105において符号化情報を記録している位置を示す
記録位置情報を管理する記録位置管理回路106と、当
該情報記録媒体105から読み出された符号化情報を復
号化する復号化回路103と、装置外部より受信した情
報である入力情報や上記復号化回路103において復号
化された情報である復号化情報を保持するバッファメモ
リ101と、少なくとも当該バッファメモリ101にお
いて入力情報を保持している位置や復号化情報を保持し
ている位置を示す再生位置情報を管理する再生位置管理
回路107と、実行すべき処理の選択及び上記バッファ
メモリ101に保持されている情報の選択や上記情報記
録媒体105に記録されている記録情報の選択を行う機
能選択手段108と、当該機能選択手段108において
選択された情報である選択情報と上記記録位置情報及び
又は再生位置情報との対応を管理する記録情報管理回路
109と、各部を制御する制御回路104とを有してな
るものである。上記制御手段104は、入力情報の装置
外部から上記バッファメモリ101への受信と、符号化
情報の上記情報記録媒体105への書き込みと、上記記
録位置管理回路106が管理する記録位置情報を含む管
理情報の情報記録媒体105への記録又は再生と、上記
再生位置管理回路107が管理する再生位置情報を含む
管理情報の情報記録媒体105への記録又は再生と、機
能選択手段108において選択された選択情報に対応す
る上記記録位置情報及び/又は上記再生位置情報の検出
と、上記検出した記録位置情報に基づいて情報記録媒体
105から記録情報を読み出す制御と、上記検出した再
生位置情報に基づいてバッファメモリ101から復号化
情報を読み出して装置外部へ送信する制御とを行う。
【0020】すなわち、本発明の情報処理方法を本実施
例の情報記録再生装置1に適用して説明すると、情報を
所定単位で記録再生する第1の記録再生ステップは制御
回路104による情報記録媒体105への符号化情報の
記録再生又はバッファメモリ101への入力情報の記録
再生(書き込み/読み出し)と対応し、情報を所定単位
で処理する処理ステップはバッファメモリ101からの
入力情報の符号化回路102による符号化処理又は情報
記録媒体105から読み出された情報の復号化回路10
3による復号化処理と対応し、上記第1の記録再生ステ
ップでの情報の記録再生を所定単位で管理するための第
1の管理情報を発生する第1の管理情報発生ステップは
記録位置管理回路106による記録位置情報の発生と対
応し、情報を上記所定単位よりも小さい単位で記録再生
可能な第2の記録再生ステップはバッファメモリ101
に保持された入力情報を符号化回路102に出力する処
理又はバッファメモリ101に保持された復号化回路1
03からの復号化情報を出力端子3に出力する処理と対
応し、上記第2の記録再生ステップでの情報の記録再生
を上記所定単位よりも小さい単位で管理するための第2
の管理情報を発生する第2の管理情報発生ステップは再
生位置管理回路107による再生位置情報の発生と対応
し、上記第1及び第2の管理情報に基づいた上記第1の
記録再生ステップでの記録再生と第2の記録再生ステッ
プでの記録再生を制御する制御ステップは制御回路10
4での制御に対応する。
【0021】この図1に示す情報記録再生装置1におい
て、上記機能選択手段108が実行すべき処理として記
録機能又は再生機能を選択したとき、当該選択した記録
機能又は再生機能に応じて上記制御回路104はそれぞ
れ次のように動作する。
【0022】先ず、機能選択手段108により、実行す
べき処理として記録機能が選択された時には、後述する
符号化回路102において必要とされる所定の情報量の
情報を入力端子2より入力し、バッファメモリ101に
一時的に保持する。なお、入力端子2より入力される情
報は、音楽やニュース等の情報、すなわち音声情報や音
楽情報、文字情報や画像情報等を含む情報であり、以下
これら情報をオリジナル情報と呼ぶ。また、以後、上記
所定の情報量で構成され、符号化回路102において一
括処理される上記入力端子2に入力されたオリジナル情
報の一まとまりを、入力情報ブロックと呼ぶことにす
る。なお、オリジナル情報が入力端子2から実時間で入
力されるような場合には、符号化回路102でオリジナ
ル情報を入力情報ブロック毎に処理している間にも、入
力端子2を介して新たに入力されるオリジナル情報を保
持できるように、上記バッファメモリ101の記憶容量
を入力情報ブロックの大きさよりも大きく設定すること
が好ましい。また、上記バッファメモリ101は、リン
グバッファ構成とすることで、容量を効率良く使用でき
るようになる。さらに上記バッファメモリ101の情報
保持機能は、後述する情報記録媒体105の一部の記録
領域を使用することによって代用することもでき、この
ようにバッファメモリ101の情報保持機能を情報記録
媒体105の一部の記録領域で代用すれば、当該バッフ
ァメモリ101を省くこともでき、当該バッファメモリ
101を省けば当該情報記録再生装置1を簡易化するこ
とが可能となる。すなわち、本発明の情報処理装置にお
いて言う記録媒体とは情報記録媒体105とバッファメ
モリ101の両方を含むことになる。
【0023】次に、制御回路104は、上記バッファメ
モリ101において既定の(所定の)情報量(すなわち
少なくとも1つの入力情報ブロック分)を満たすだけの
オリジナル情報が伝送されると、符号化回路102での
符号化処理を開始させる。当該符号化回路102におい
て使用する符号化方式としては、例えば線形量子化をは
じめとしてフーリエ変換,離散コサイン変換(DC
T),MDCT(ModifiedDiscrete Cosine Transform)
等の直交変換符号化やハフマン符号化等の可変長符号化
を挙げることができる。以後、オリジナル情報を符号化
した情報を符号化情報と呼び、入力情報ブロックに対応
する符号化情報の一まとまり(すなわち所定単位)を符
号化情報ブロックと呼ぶことにする。なお、直交変換符
号化や可変長符号化のように、上記入力端子2に入力さ
れた入力情報ブロックのオリジナル情報を構成する各成
分と、当該符号化回路102における符号化処理結果の
各成分との間で一対一の対応を付けることが困難な場合
でも、本発明では正常にアクセス可能であるという特長
があるが、このことについての詳細は後述する。
【0024】そして、制御回路104は、上記符号化回
路102より得られた符号化情報ブロックの符号化情報
を、記録再生手段110を介して情報記録媒体105に
記録すると同時に、当該符号化情報ブロックの符号化情
報の再生時に備えて、必要な管理情報を上記記録位置管
理回路106及び再生位置管理回路107に管理させ
る。なお、これら記録位置管理回路106及び再生位置
管理回路107によって管理される管理情報は、制御回
路104が、情報記録媒体105の所定記録領域に記録
するようにしている。このため、本実施例の説明におい
て、記録位置管理回路106や再生位置管理回路107
に管理情報を記録すると述べた場合には、情報記録媒体
105の所定記録領域に記録することを示している。
【0025】ここで、上記記録位置管理回路106が管
理する管理情報としては、各記録情報において最初の入
力情報ブロックに対応する符号化情報ブロックの、上記
情報記録媒体105上における記録位置(記録アドレ
ス)情報や、当該記録情報の記録容量を示す情報、或い
は各符号化情報ブロックの連結状態を示すリンク情報等
を挙げることができる。更に、当該記録情報が、同時に
再生位置管理回路107においても管理されているか否
かを示す情報をも管理情報に含めることができる。な
お、上記記録位置情報は、記録情報の情報記録媒体10
5における開始位置と終了位置が計算可能な情報をも含
み、また、上記選択情報と上記再生位置情報との対応を
示す情報をも含むものとすることができる。したがっ
て、上記記録位置情報は、全ての符号化情報ブロックに
対応して記録する必要はなく、例えば、再生時において
主にランダム・アクセスしたい記録情報の先頭に対応す
る符号化情報ブロックの記録位置情報のみを、必要に応
じて記録することができる。この場合、ランダム・アク
セスにより読み出された上記先頭に対応する符号化情報
ブロックに続く符号化情報ブロックについては、例えば
リンク情報等を用いてシーケンシャル・アクセスによっ
て読み出すようにすることができる。
【0026】一方、上記再生位置管理回路107が管理
する管理情報としては、再生時に各符号化情報ブロック
の符号化情報を復号化回路103により復号化した結果
の情報を上記バッファメモリ101上に保持するように
しているので、その際の当該バッファメモリ101上に
おいてアクセスするべき位置を示す情報や、同じくバッ
ファメモリ101において入力情報ブロックを保持して
いるときの位置を示す情報などからなる再生位置(再生
アドレス)情報を挙げることができる。なお、上記復号
化回路103では、符号化情報が例えば線形量子化され
たものである場合にはそれに対応する逆量子化を、ま
た、符号化情報がフーリエ変換や離散コサイン変換(D
CT),MDCT等されたものであるときにはそれに対
応する直交逆変換を、符号化情報がハフマン符号化等の
可変長符号化されたものであるときにはそれに対応する
可変長復号化を行う。以後、上記復号化回路103によ
り復号化された情報を復号化情報と呼び、当該復号化回
路103により復号化されて上記バッファメモリ101
上に保持された復号化情報の一まとまりを再生情報ブロ
ックと呼ぶことにする。
【0027】なお、上記再生位置情報は、情報記録媒体
105の再生時に例えばランダム・アクセスしたい情報
が符号化情報ブロックの区切りではなく、例えば符号化
情報ブロックの途中に存在する場合に、上記記録位置管
理回路106の記録位置情報では管理できないため使用
するものである。なお、詳細は後述するが、上記記録位
置管理回路106で管理している内容を当該再生位置管
理回路107で管理することは可能であり、勿論、この
場合は上記記録位置管理回路106を省略することも可
能である。すなわち、本発明における第1の管理情報
(記録位置情報)と第2の管理情報(再生位置情報)
は、共に再生位置管理回路107が発生するものとする
ことも可能となっている。
【0028】一方、上記機能選択手段108では、再生
機能選択時において、同時に情報記録媒体105上に記
録されている情報の選択を行うための情報選択信号を制
御回路104に伝送することが可能となっている。な
お、制御回路104における再生制御手順は、当該情報
選択信号により選択された情報が上記記録位置管理回路
106或いは上記再生位置管理回路107のいずれで管
理されているものかにより異なる。勿論、当該情報の選
択が行われない場合には、上記情報記録媒体105にお
いて論理的に最も先頭に記録されている情報より順番に
再生することができる。また、このような順番は、記録
情報管理回路109が管理しており、当該記録情報管理
回路109において必要に応じて記録情報の順番の変
更、追加、及び削除が可能となっている。
【0029】従って、上記機能選択手段108において
再生機能が選択されると、制御回路104は、先ず、上
記記録情報管理回路109が管理している記録情報管理
情報を用いて、上記機能選択手段108からの情報選択
信号に対応する再生すべき記録情報を認識する。これに
より、当該制御回路104は、上記記録位置管理回路1
06が管理している記録位置情報から、上記機能選択手
段108で選択された記録情報の先頭位置に対応する符
号化情報ブロックの情報記録媒体105上での記録位置
情報を得ることができる。次に、制御回路104は、記
録再生手段110を制御することで、当該記録位置情報
に対応する上記情報記録媒体105上の記録位置から符
号化情報ブロックの符号化情報を読み出す。続いて、制
御回路104は、読み出した符号化情報ブロックの符号
化情報を復号化回路103において復号化させ、その再
生情報ブロックを上記バッファメモリ101に保持させ
る。
【0030】ここで、上記機能選択手段108において
選択した記録情報の先頭位置が符号化情報ブロックの先
頭位置に一致している場合、上記制御回路104は、当
該バッファメモリ101に保持された再生情報ブロック
の復号化情報をそのまま出力端子3より出力させる。一
方、上記機能選択手段108において選択した記録情報
の先頭位置が符号化情報ブロックの途中にある場合、上
記制御回路104は、上記再生位置管理回路107が管
理している再生位置情報から当該符号化情報ブロックに
対応する再生位置情報を検索し、これに基づいて上記バ
ッファメモリ101上の対応する再生位置より再生情報
ブロックの復号化情報を読み出して出力端子3に出力す
る。
【0031】なお、上記バッファメモリ101におい
て、入力情報ブロック或いは再生情報ブロックを保持す
る場合、当該バッファメモリ101内の記憶領域をそれ
ぞれ記録機能と再生機能とで切り換えて使用することも
できるが、記録機能用と再生機能用で別々にバッファメ
モリを装備することもできる。このように記録機能用と
再生機能用で別々にバッファメモリを装備するようにす
れば、記録機能と再生機能の同時操作を容易に行うこと
が可能となる。ここで、本件出願人は、特開平6−30
9861号公報記載の情報記録再生方法又は装置におい
て、記録機能と再生機能の同時操作を可能とする技術を
既に開示している。当該公報記載の技術は、半導体メモ
リや磁気ディスク等で構成されたランダム・アクセスが
可能な情報記録媒体に対して、記録動作及び再生動作を
時分割で制御することにより、記録動作中に要求された
情報の再生、及び再生動作中に発生した情報の記録を可
能とし、また、情報記録媒体において同一の記録領域を
繰り返して使用することにより、当該情報記録媒体の記
録容量以上の情報を追従して記録及び再生を行うことを
可能とするものである。この公報記載の技術を記録機能
用と再生機能用の別々のバッファメモリに適用すれば、
記録機能と再生機能の同時操作を容易に行うことが可能
となる。
【0032】次に、図2は、上記情報記録再生装置1の
記録情報管理回路109に記録された記録情報管理情報
の例を示したものである。
【0033】この図2に示すように、記録情報管理回路
109は、記録情報管理情報として、記録位置管理回路
106が管理する情報記録媒体105上の各記録位置に
対応するポインタを使用することができるようになって
いる。すなわち、当該記録情報管理回路109は、記録
位置管理回路106が管理する情報記録媒体105上の
記録位置に対応するm0からm255の256個のポイ
ンタをそれぞれ記録するための記録領域としてポインタ
領域p1〜p256を用意している。なお、記録情報管
理回路109の管理するポインタ領域は、情報記録媒体
105上に用意されており、以下の説明において記録情
報管理回路109に記録すると述べた場合には、情報記
録媒体105上に用意されたポインタ領域に記録するこ
とを示している。より具体的に説明すると、上記情報記
録媒体105上に実際に記録されている記録情報の個数
が例えば4個である場合には、当該記録情報管理回路1
09において、例えばポインタ領域p1からp4を使用
し、これらポインタ領域p1からp4に、記録位置管理
回路106が管理する記録位置に対応するポインタを記
録する。図2の例では、ポインタ領域p1にはポインタ
m1を、ポインタ領域p2にはポインタm2を、ポイン
タ領域p3にはポインタm0を、ポインタ領域p4には
ポインタm3を記録している例を示している。また、当
該使用されるポインタ領域p1からp4以外の使用され
ないポインタ領域p5からp256には、ポインタm4
〜m255として例えば−1を記録しておくようにす
る。逆に言うと、使用していないポインタ領域に−1の
値をとるポインタを記録しておくことで、上記制御回路
104は上記情報記録媒体105上に4個の情報が記録
されていることを認識することができる。なお、上記例
ではポインタ領域をp1からp256まで用意している
が、勿論上記情報記録媒体105に記録されている記録
情報の個数に応じて、ポインタ領域の個数を設定するよ
うにしてもよい。
【0034】このようなことから、上記制御回路104
は、上述した情報選択信号を用いて、上記機能選択手段
108において選択した記録情報に対応する記録位置情
報のポインタを得ることができる。つまり、選択された
記録情報が上記情報記録媒体105上において、例え
ば、論理的に4番目の記録位置の記録情報である場合、
当該記録情報に対応する情報選択信号をp4とすること
により、制御回路104は当該記録情報管理回路109
の記録情報管理情報を用いて、上記情報選択信号により
選択した記録情報の記録位置情報に対するポインタm3
を得ることができるようになる。以後、上述のように選
択した記録情報を、詳細は後述するが、選択情報(p
4:1)と呼ぶことにする。
【0035】次に、図3は、上記情報記録再生装置1の
記録位置管理回路106に管理される記録位置情報の例
を示したものである。
【0036】このように、記録位置管理回路106に
は、上記記録情報管理回路109より得られたポインタ
を用いて、上記情報記録媒体105上に記録されている
記録情報の先頭位置、最終位置、及び、詳細は後述する
が再生位置管理回路107に対するポインタ等が得られ
るように記録位置情報を記録することができる。ここ
で、この記録位置管理回路106には、例えば256個
のポインタm0からm255に対し、それぞれ、記録情
報の先頭位置を示す記録位置s0からs255、最終位
置を示す記録位置e0からe255、及び再生位置管理
回路107の再生位置情報に対するポインタn0からn
255を記録する領域が用意されている。勿論、上記情
報記録媒体105に記録されている記録情報の個数に応
じて記録位置情報の記録領域の個数を設定してもよい。
【0037】但し、上記機能選択手段108により選択
した情報に対応する再生位置情報が存在しない、或いは
必要ない場合は、例えば、上記ポインタとして−1を記
録しておくことにより、上記制御回路104でそのこと
が認識できるようにする。なお、この例では、上記機能
選択手段108において選択された記録情報が、上記情
報記録媒体105上において、例えば、論理的に3番目
の記録位置の記録情報である場合に、上記記録情報管理
回路109より得られたポインタm0に対応する記録位
置情報の一つであるポインタn0が−1であることか
ら、当該記録情報には再生位置情報が存在しないことが
わかる。
【0038】従って、上記制御回路104は、上述した
情報選択信号を用いて、上記機能選択回路108におい
て選択した記録情報に対応する記録位置情報を得ること
ができる。つまり、選択された記録情報が上記情報記録
媒体105上において例えば論理的に4番目の記録位置
の記録情報である場合、すなわち、情報(p4:1)が
選択された場合、上述のように、上記記録情報管理回路
109より得られたポインタm3に基づき、当該記録位
置管理回路106の記録位置情報を用いて、上記選択し
た記録情報の記録位置(開始位置)s3、記録位置(最
終位置)e3、及び再生位置情報に対するポインタn3
が得られる。
【0039】次に、図4は、上記情報記録再生装置1の
再生位置管理回路107に管理される再生位置情報の例
を示したものである。
【0040】このように、再生位置管理回路107は、
上記記録位置管理回路106より得られたポインタを用
いて、上記バッファメモリ101における再生位置が得
られるように再生位置情報を記録することができる。つ
まり、再生位置とは、上記バッファメモリ101上にお
いて再生情報ブロックを保持している位置(アドレス)
に相当するものであり、したがって、上記情報記録媒体
105上に記録されている符号化情報ブロックを上記復
号化回路103により復号化し、再生情報ブロックとし
て上記バッファメモリ101上に一時的に保持した際
に、上記制御回路104は、上記再生位置情報に基づい
て上記バッファメモリ101から再生情報ブロックの復
号化情報を読み出して上記出力端子3から出力させるこ
とができる。本実施例では、上記符号化回路102及び
上記復号化回路103において、例えば512個のデー
タをまとめて符号化及び復号化するようになされている
ため、入力情報ブロック及び再生情報ブロックの大きさ
を512としており、従って、再生位置としては図4の
図中pb0からpb511を指定できることになる。
【0041】ここで、再生位置管理回路107において
再生位置情報を記録する領域には、上述したように、符
号化情報ブロックに対するバッファメモリ101上での
再生位置との対応が記録されており、この図4の例で
は、再生位置情報に対するポインタn2の場合、上記機
能選択手段108において選択された記録情報は、上記
情報記録媒体105上の記録位置(最終位置)s2の符
号化情報ブロックを復号化した際の上記バッファメモリ
101における再生位置pb300から始まり、記録位
置e2の符号化情報ブロックを復号化した際の上記バッ
ファメモリ101における再生位置pb99で終了して
いることを示しており、更に、選択された情報に対する
再生位置情報がそれ以上存在しないことを、続く領域の
ポインタとして−1を記録することで示している。
【0042】従って、上記制御回路104は、上述した
情報選択信号を用いて、上記機能選択手段108におい
て選択した記録情報に対応する再生位置情報を得ること
ができる。つまり、選択された記録情報が上記情報記録
媒体105上において例えば論理的に4番目の記録位置
の記録情報の中の更に3番目の情報の場合、すなわち情
報(p4:3)が選択された場合、制御回路104は、
上述のように、上記記録情報管理回路109より得られ
たポインタm3に基づいて、上記記録位置管理回路10
6よりポインタn3を得ることができ、従って、上記制
御回路104は、最終的なポインタ(n3+(3−
1))=(n3+2)に基づき、当該再生位置管理回路
107の再生位置情報を用いることで、上記選択した記
録情報は、記録位置(s3+1)の再生位置pb400
より始まり、記録位置(s3+2)の再生位置pb0の
直前すなわち記録位置(s3+1)の再生位置pb51
1で終わることが判る。
【0043】また、上記制御回路104は、上述と同様
に選択情報(p4:3)が選択された場合でも、上記記
録情報のみでなく、上記記録情報から情報選択信号p4
に対応する情報の最終再生位置、すなわち記録位置e3
の再生位置pb511までを再生するように制御しても
よい。
【0044】この例では、再生位置情報に対するポイン
タ(n3+3)或いは(n3+4)の再生位置情報とし
て再生位置がpb0となっており、このような指定は記
録位置情報を用いても可能であるが、このように再生位
置情報を用いて指定することにより、記録位置情報の記
憶領域に制限がある場合、例えば、上述のように256
個に制限されている場合でも、その制限を越えて指定す
ることができるので便利である。
【0045】なお、上記再生位置情報の記録領域は、あ
らかじめ既定の大きさに設定しておいてもよいが、再生
位置情報の個数に応じて可変に設定することも可能であ
り、その場合は上記情報記録媒体105の最下部より使
用すると、上記情報記録媒体105の最上部より使用す
る記録情報の記憶領域が有効に使用できるため便利であ
る。
【0046】次に、図5の(1)は、上記情報記録再生
装置1の情報記録媒体105に記録された符号化情報ブ
ロックの例を示したものであり、上述した、図2の記録
情報管理回路109での記録情報管理情報、図3の記録
位置管理回路106での記録位置情報、及び図4の再生
位置管理手段107での再生位置情報における例に基づ
くものである。
【0047】尚、図5に示す各行は一つの符号化情報ブ
ロックに相当しており、符号化情報ブロックの内部に図
示する区切りは、実際の当該情報記録媒体105上の記
録位置ではなく、説明の都合上、上記再生位置管理回路
107において管理されている再生位置、すなわち当該
符号化情報ブロックを上記復号化回路103により復号
化した際の、図5の(2)に示すバッファメモリ101
上に保持している位置とする。
【0048】ここで、例えば、情報(p3:1)は、上
記記録情報管理回路109より得られたポインタm0に
基づいて、上記記録位置管理回路106より再生位置情
報が存在しないことが分かり、記録位置s0の符号化情
報ブロックの先頭から記録位置e0の符号化情報ブロッ
クの最後までに記録されている情報であることが分か
る。
【0049】同様に、情報(p1:1)は、記録位置情
報に対するポインタm1より得られた再生位置情報に対
するポインタn1に基づいて、上記記録位置管理回路1
06より記録位置s1の再生位置pb0から記録位置s
1の再生位置pb199まで、情報(p1:2)は、ポ
インタ(n1+1)に基づいて、記録位置s1の再生位
置pb200から記録位置e1の再生位置pb299ま
での記録情報であることが分かる。
【0050】同様に、情報(p2:1)は、記録位置情
報に対するポインタm2より得られた再生位置情報に対
するポインタn2に基づいて、記録位置s2の再生位置
pb300から記録位置e2の再生位置pb99までの
記録情報であることが分かる。
【0051】同様に、情報(p4:1)は、記録位置情
報に対するポインタm3より得られた再生位置情報に対
するポインタn3に基づいて、記録位置s3の再生位置
pb100から記録位置s3の再生位置pb299ま
で、情報(p4:2)は、ポインタ(n3+1)に基づ
いて、記録位置s3の再生位置pb300から記録位置
(s3+1)の再生位置pb399まで、情報(p4:
3)は、上述のように、ポインタ(n3+2)に基づい
て、記録位置(s3+1)の再生位置pb400から記
録位置(s3+1)の再生位置pb511まで、情報
(p4:4)は、ポインタ(n3+3)に基づいて、記
録位置(s3+2)の再生位置pb0から記録位置(s
3+2)の再生位置pb511まで、情報(p4:5)
は、ポインタ(n3+4)に基づいて、記録位置(s3
+3)の再生位置pb0から記録位置e3の再生位置p
b99まで、情報(p4:6)は、ポインタ(n3+
5)に基づいて、記録位置e3の再生位置pb100か
ら記録位置e3の再生位置pb511までの記録情報で
あることが分かる。
【0052】尚、当該情報記録媒体105としては、読
み出し専用の記録媒体や、光磁気ディスク又は磁気ディ
スク又は光ディスク、磁気テープ等のテープ状記録媒
体、半導体メモリ等の様々な記録媒体で構成することが
できるが、ランダム・アクセスが容易に行える半導体メ
モリを用いると便利であり、更に、電池による情報のバ
ックアップが不要な不揮発性メモリを使用することによ
り、記録された情報が消えてしまうという危険性が無
く、装置の一層の小型化が可能になり、且つ携帯性にも
優れているので都合が良い。このうよな不揮発性メモリ
としては、フラッシュ・メモリ等の電気的に書き換え可
能な不揮発性メモリを用いることにより、情報の書き換
えが容易となる。なお、不揮発性メモリとしては、例え
ば、伊藤らによる「大容量不揮発性メモリ」(東芝レビ
ュー 1990 Vol.45 No.11 pp.870-873)及び舛岡による
「チップ面積を最小に抑えた4MビットNAND型型E
EPROM」(電子技術 1992-11 pp.23-27 )に記述さ
れている電気的消去可能なリードオンリメモリ(EEP
ROM)を使用することができる。
【0053】次に、本発明実施例の情報記録再生装置1
の制御回路104における処理を図6及び図7のフロー
チャートを用いて説明する。
【0054】先ず、上記機能選択回路108において記
録機能を選択した場合の、制御回路104におけるフロ
ーチャートの例を図6に示す。
【0055】制御回路104は、先ずステップS601
において、上記入力端子2からの入力情報が既定の大き
さの入力情報ブロックを構成するまで、すなわちステッ
プS602においてYesと判定されるまで当該入力情
報を上記バッファメモリ101に保持する。そして、入
力情報ブロックの受信が完了すると、次のステップS6
03において、当該入力情報ブロックに対する符号化処
理を行い、その結果である符号化情報ブロックを、次の
ステップS604において、上記情報記録媒体105へ
書き込む。
【0056】続くステップS605では、当該符号化情
報ブロックに対する再生位置情報を必要に応じて上記再
生位置管理回路107に記録する。ここで、当該再生位
置情報としては、例えば、当該装置1の使用者が上記機
能選択手段108より指定することが可能である。
【0057】以上の処理をステップS606において、
当該情報記録再生装置1への情報の入力が終了した(Y
es)と判定されるまで繰り返す。そして、次のステッ
プS607及びS608において、上述したような、記
録位置情報及び記録情報管理情報をそれぞれ上記記録位
置管理回路106及び上記記録情報管理回路109に順
次記録して記録操作を終了する。
【0058】次に、上記機能選択手段108において再
生機能を選択した場合の、制御回路104におけるフロ
ーチャートの例を図7に示す。
【0059】制御回路104は、先ずステップS701
及びS702において、上記機能選択手段108からの
情報選択信号に基づき、記録情報管理情報及び記録位置
情報を、上述のように、それぞれ上記記録情報管理回路
109及び上記記録位置管理回路106より順次検索
し、その結果得られた記録位置情報に対応する符号化情
報ブロックを、次のステップS703において、上記情
報記録媒体105より読み出す。そして、次のステップ
S704において、当該符号化情報ブロックに対する復
号化処理を行い、その結果である再生情報ブロックを上
記バッファメモリ101に保持する。勿論、当該符号化
情報ブロックが窓関数等によって隣接する符号化情報ブ
ロックに影響される場合は、それらも同時に読み出して
復号化処理を行うことになる。
【0060】続くステップS705において、上述のよ
うに、当該再生情報ブロックに対する再生位置情報があ
れば上記再生位置管理回路107より検索する。そし
て、その結果得られた再生位置情報に基づき、次のステ
ップS706において、当該再生情報ブロックを上記バ
ッファメモリ101より上記出力端子3から送信し、次
のステップS707において、選択された記録情報の再
生及び送信が終了した(Yes)と判定されるまで、上
記ステップS703からの再生操作を繰り返す。
【0061】次に、上述したように、上記記録位置管理
回路106を使用せずに本発明を実現する他の具体例を
図8及び図9のメモリマップを用いて説明する。
【0062】図8は、第1の実施例の他の具体例とし
て、記録位置管理回路106を使用しない場合の、上記
情報記録再生装置1の記録情報管理回路109に記録さ
れる記録情報管理情報の例を示している。
【0063】このように、記録情報管理回路109に
は、記録位置管理回路106に対するポインタm0〜m
255の代わりに、再生位置管理回路107に対するポ
インタn0〜n255を記録していること以外は、上図
2で先述した内容と同様である。
【0064】従って、上記制御回路104は、上述した
情報選択信号より、上記機能選択手段108において選
択した記録情報に対応する再生位置情報へのポインタを
得ることができる。すなわち例えば、情報(p4:1)
を選択した場合、当該記録情報管理回路109の記録情
報管理情報を用いて、上記選択した記録情報の再生位置
情報に対するポインタn3が得られる。
【0065】図9も同様に、第1の実施例の他の具体例
として、記録位置管理回路106を使用しない場合の、
上記情報記録再生装置1の再生位置管理回路107に記
録される再生位置情報の例を示している。この場合、記
録位置管理回路106が管理していた情報記録媒体10
5の記録位置情報は、再生位置管理回路107が管理す
るバッファメモリ101の再生位置情報と対応付けて当
該再生位置管理回路107が管理することになる。
【0066】このように、再生位置管理回路107に
は、上記記録情報管理回路109より得られたポインタ
を用いて、上述した図4と同様に、上記バッファメモリ
101における再生位置が得られるように再生位置情報
が記録されている。
【0067】従って、上記制御回路104は、上述した
情報選択信号より、上記機能選択手段108において選
択した記録情報に対応する再生位置情報を得ることがで
きる。すなわち例えば、情報(p4:3)が選択された
場合、上述のように、上記記録情報管理回路109より
ポインタn3を得ることができ、従って、最終的なポイ
ンタ(n3+(3−1))=(n3+2)に基づき、当
該再生位置管理回路107を用いて、選択した記録情報
は、記録位置(s3+1)の再生位置pb400より始
まり、記録位置(s3+2)の再生位置pb0の直前、
つまり、記録位置(s3+1)の再生位置pb511で
終わることが分かる。
【0068】ここで、例えば、情報(p3:1)に対す
る再生位置情報を検索した場合、上述した図4では、記
録位置情報を使用するため再生位置情報が必要なかった
のに対し、上記記録位置管理回路106を使用していな
い図9の例では、記録位置情報により管理していた内容
を再生位置情報により管理しなければならない点が異な
り、従って、この図9には、当該情報(p3:1)が記
録位置s0の再生位置pb0から記録位置e0の再生位
置pb511までに記録されていることを示す再生位置
情報が追加されている。しかし、当然、実際に上記情報
記録媒体105上に記録される情報は、上述の図5と全
く同じ内容となる。
【0069】図10は、上述したような第1の実施例で
説明した技術による情報記録再生装置1を備えた情報記
録再生装置200の外観を示したものである。
【0070】この図10の情報記録再生装置200には
情報入力端子201が設けられており、ここを通じて外
部から当該情報記録再生装置200内に設置された情報
記録媒体に情報を記録することができる。
【0071】また、この図10の情報記録再生装置20
0には、表示部202と前記機能選択手段108として
の機能選択部203が装備されており、例えばいわゆる
液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の表示部2
02には情報記録媒体内に記録された情報の内容を表示
することができる。当該情報記録再生装置200の使用
者は、ここに表示された内容を基にボタンスイッチ等の
機能選択部203を用いて必要な情報を選択的に再生す
ることができる。尚、上記オリジナル情報の内容は、テ
キスト情報、音声情報、映像情報及びコンピュータ・プ
ログラム等を含み、特に限定されるものではない。ここ
でプログラムの再生とは、そのプログラムを実行するこ
とを意味するが、この場合、実行時に使用者が必要に応
じて情報を入力してもよい。また、再生信号が、テキス
ト情報や映像信号である場合には、液晶装置等により構
成された上記表示部202上に表示することができ、更
に、音声情報の場合には、イヤホン204等に出力する
ことができる。
【0072】図10の例には描かれていないが、勿論、
イヤホン204の代わりに或いはイヤホン204に加え
てスピーカを装備することも可能であり、その場合には
スピーカに音声情報の再生結果を出力することができ
る。更に、やはり図10の例には描かれていないが、再
生信号は外部端子を使用して外部のディスプレイ装置や
スピーカ等に接続してもよい。
【0073】図11は、上述の第1の実施例で説明した
技術を使った別の構成例の外観図で、この例では、図1
0の情報記録再生装置200が、情報記録装置210と
情報再生装置220に物理的に分離して構成されてい
る。したがって、情報再生装置220には図10同様の
表示部202と機能選択部203が設けられ、また、イ
ヤホン204等も装着可能となっている。但し、再生時
には情報記録装置210と情報再生装置220の間でデ
ータ及び制御信号の送受信が必要になるので、両者を結
合する端子が情報記録装置210及び情報再生装置22
0に装備されている。また、情報記録装置210の情報
入力端子211と情報再生装置結合端子212は、実際
には一つの端子を切り替えて使用するように構成するこ
とも可能である。
【0074】尚、この図11の例では、上記情報記録装
置210を、情報再生装置220の挿入排出口221に
挿入することで、当該情報記録装置210からの情報を
当該情報再生装置220に伝達することができる。
【0075】上述したように、本発明の第1の実施例に
よれば、半導体メモリ等のランダム・アクセス可能な記
録媒体を有する情報記録再生装置において、記録媒体に
記録される記録情報を、記録媒体上における当該記録情
報の位置と、当該記録情報を再生した再生情報の位置を
用いて管理することにより、直交変換符号化或いは可変
長符号化等の符号化処理が施された記録情報に対して
も、使用者の希望に応じた様々な情報の管理をより詳細
に、かつより柔軟に行うことを可能にし、例えばより自
由度の高いランダム・アクセスを行うことが可能となっ
ている。
【0076】次に、本発明の情報処理方法が適用される
情報処理装置の第2の実施例を、図12以降の各図を用
いて説明する。
【0077】図12には、本発明の第2の実施例の情報
処理装置として、情報記録媒体に記録されたオリジナル
情報の記録位置情報や再生位置情報を必要に応じて変
更、追加、及び削除することで編集を行うことができる
情報編集装置の概略構成を示している。
【0078】この図12に示す情報編集装置10は、実
行すべき処理の選択及び編集すべき情報の選択や上記情
報記録媒体125に記録されている記録情報の選択を行
う機能選択手段128と、符号化された情報である符号
化情報を記録する情報記録媒体125と、少なくとも当
該情報記録媒体125において符号化情報を記録してい
る位置を示す記録位置情報を管理する記録位置管理回路
126と、当該情報記録媒体125から読み出された符
号化情報を復号化する復号化回路123と、上記復号化
回路123において復号化された情報である復号化情報
を保持するバッファメモリ121と、バッファメモリ1
21において保持している復号化情報(再生情報)の編
集すべき位置を示す編集位置情報を管理する編集位置管
理回路127と、上記機能選択手段128において選択
された情報である選択情報と上記記録位置情報及び又は
編集位置情報との対応を管理する記録情報管理回路12
9と、各部を制御する制御回路124とを有してなるも
のである。上記制御手段124は、上記バッファメモリ
121の書き込み/読み出しと、符号化情報の上記情報
記録媒体125への書き込みと、上記記録位置管理回路
126が管理する記録位置情報を含む管理情報の情報記
録媒体125への記録又は再生と、上記編集位置管理回
路127が管理する編集位置情報を含む管理情報の情報
記録媒体125への記録又は再生と、機能選択手段12
8において選択された選択情報に対応する上記記録位置
情報及び/又は上記編集位置情報の検出と、上記検出し
た記録位置情報に基づいて情報記録媒体125から記録
情報を読み出す制御と、上記検出した編集位置情報に基
づいてバッファメモリ121から復号化情報を読み出し
て装置外部へ送信する制御とを行う。すなわち、当該第
2の実施例においては、本発明における第2の管理情報
として上記編集位置情報を用いるようにしている。
【0079】この図12に示す情報編集装置10におい
て、機能選択手段128より選択された記録又は再生機
能により、上記制御回路124はそれぞれ次のように動
作する。
【0080】先ず、機能選択手段128によって記録機
能を選択した時には、制御回路124は、編集回路12
2が当該情報編集装置10の外部の、例えばハード・デ
ィスクや光ディスク等を記録媒体として備える情報提供
装置に対して、符号化情報の送信を要求する制御信号を
出力端子14より出力するように制御する。続いて、当
該編集回路122においては、当該情報編集装置10の
外部より送信されてきた符号化情報を端子12より入力
する。
【0081】ここで、当該情報編集装置10に入力され
る符号化情報としては、前述した第1の実施例の符号化
回路102における符号化と同様にオリジナル情報が線
形量子化をはじめとしてフーリエ変換等の直交変換符号
化やハフマン符号化等の可変長符号化により符号化され
た情報とすることができる。以後、この第2の実施例に
おいても、前述した図24,図25のフレームのよう
な、符号化情報における最小単位を符号化情報ブロック
と呼ぶことにする。なお、直交変換符号化や可変長符号
化のように、後述する出力端子13に出力される再生情
報の各成分と当該編集回路122に入力される符号化情
報の間で一対一の対応を付けることが困難な場合でも、
詳細は後述するが、本発明の第2の実施例では正常に編
集できるという特長がある。また、上記編集回路122
では、入力された符号化情報における記録の開始位置及
び終了位置を指定して編集することが可能であり、必要
に応じて、当該符号化情報を後述する復号化回路123
により復号化してモニタすることができる。
【0082】次に、制御回路124は、記録再生手段1
30を制御することで、上記編集回路122より得られ
た符号化情報を符号化情報ブロック毎に情報記録媒体1
25に記録すると同時に、当該符号化情報ブロックの再
生時に備えて、必要な管理情報を記録位置管理回路12
6に記録する。
【0083】ここで、上記記録位置管理回路126に記
録される管理情報としては、図1の記録位置管理回路1
06の管理情報と同様に各記録情報における最初の符号
化情報ブロックの、上記情報記録媒体125上における
記録位置(記録アドレス)情報や当該記録情報の記憶容
量を示す情報、或いは各符号化情報ブロックの連結状態
を示すリンク情報等を使用することができる。更に、当
該記録情報が、同時に編集位置管理回路127において
も管理されているか否かを示す情報をも管理情報に含め
ることができる。なお、上記記録位置情報は、情報記録
媒体125における開始位置と終了位置が計算可能な情
報も含み、また、情報記録媒体125の記録情報と編集
位置情報との対応を示す情報をも含むものとすることが
できる。したがって、上記記録位置情報は、全ての符号
化情報ブロックに対して記録する必要はなく、例えば再
生時において主に直接アクセスしたい記録情報の先頭に
対応する符号化情報ブロックの記録位置情報を必要に応
じて記録することができる。この場合、直接アクセスさ
れた符号化情報ブロックに続く符号化情報ブロックは、
例えばリンク情報等を用いて順次アクセスすることがで
きる。
【0084】また、制御回路124は、符号化情報の記
録時だけでなく、既に上記情報記録媒体125上に記録
されている符号化情報に対しても、上記編集回路122
を用いて分割、結合、及び削除等の編集を行うことが可
能であり、そのために、上記機能選択手段128より、
制御回路124を通じて記録位置情報や編集位置情報を
必要に応じて変更、追加、及び削除することができる。
つまり、制御回路124は、符号化情報の再生時に備え
て、必要な管理情報を記録位置管理回路126及び編集
位置管理回路127に記録する。なお、この第2の実施
例においても、記録位置管理回路126や編集位置管理
回路127に管理情報を記録すると述べた場合には、情
報記録媒体125の所定記録領域に記録することを示し
ている。
【0085】ここで、上記編集位置管理回路127に記
録される管理情報としては、再生時に各符号化情報ブロ
ックの符号化情報を復号化回路123により復号化した
結果の情報(再生情報)をバッファメモリ121上に保
持するようにしているので、その際の当該バッファメモ
リ121上において再生情報を結合すべき位置、すなわ
ち編集の際にランダム・アクセスを行って再生情報を結
合するときの編集位置(編集アドレス)情報とすること
ができる。
【0086】上述のことから、上記編集位置情報として
は、前述した図24及び図25における楽音波形信号α
とβの結合部分を示す情報、例えば図24及び図25中
の情報(d’:ed1023)と(f’:ed0)とす
ることができる。ここで、情報(d’:ed1023)
とは、フレームdを逆変換した際の変換窓Dの後半部分
に対応する1024個(編集位置ed0〜ed102
3)の再生信号のうちの、編集位置ed1023の再生
信号を示し、同様に、情報(f’:ed0)とは、フレ
ームfを逆変換した際の変換窓Fの後半部分に対応する
1024個の再生信号のうちの、編集位置ed0の再生
信号を示している。
【0087】ここで、注意すべきことは、希望する編集
位置の再生信号が完全に復号化できる符号化情報ブロッ
クまでを記録しておかなければならないことである。つ
まり、前述した図24及び図25において、編集位置を
変換窓Fの後半部分に指定したい場合、上記情報記録媒
体125には、フレームgからではなくフレームfから
記録しておかなければならない。
【0088】一方、上記機能選択手段128では、再生
機能選択時において、同時に情報記録媒体125上に記
録されている情報の選択を行うための情報選択信号を制
御回路124に伝送することが可能となっている。この
制御回路124における再生制御手順は、機能選択手段
128により選択された情報の各符号化情報ブロックが
上記編集位置管理回路127で管理されているか否かに
より再生制御手順が異なる。勿論、情報の選択が行われ
ない場合には、上記情報記録媒体125において論理的
に最も先頭に記録されている情報より順番に再生するこ
とができる。また、このような順番は、記録情報管理回
路129において管理されており、必要に応じて記録情
報の順番の変更、追加、及び削除が可能となっている。
【0089】従って、上記機能選択手段128において
再生機能が選択されると、制御回路124は、先ず、記
録情報管理回路129が管理している記録情報管理情報
を用いて、機能選択手段128からの上記情報選択信号
に対応する再生すべき記録情報を認識する。これによ
り、制御回路124は、上記記録位置管理回路126が
管理している記録位置情報から、上記機能選択手段12
8で選択された記録情報の先頭位置に対応する符号化情
報ブロックの情報記録媒体125上での記録位置情報を
得ることができる。
【0090】次に、制御回路124は、記録再生手段1
30を制御することで、当該記録位置情報に対応する上
記情報記録媒体125上の記録位置から第1の符号化情
報ブロックを読み出す。続いて、読み出した第1の符号
化情報ブロックを復号化回路123において復号化し、
得られた再生情報ブロックの再生情報を上記バッファメ
モリ121に保持する。なお、上記復号化回路123で
は、前述した第1の実施例同様に、符号化情報が例えば
線形量子化されたものである場合にはそれに対応する逆
量子化を、また、符号化情報がフーリエ変換や離散コサ
イン変換(DCT),MDCT等されたものであるとき
にはそれに対応する直交逆変換を、符号化情報がハフマ
ン符号化等の可変長符号化されたものであるときにはそ
れに対応する可変長復号化を行う。この第2の実施例に
おいても、上記復号化回路123により復号化された情
報を復号化情報と呼び、当該復号化回路123により復
号化されて上記バッファメモリ121上に保持された復
号化情報の一まとまりを再生情報ブロックと呼んでい
る。前述した図24及び図25の例では、変換窓の後半
部分である1024個の再生信号が再生情報ブロックに
相当している。さらに、この第2の実施例においても、
上記バッファメモリ121の情報保持機能は、情報記録
媒体125の一部の記録領域を使用することによって代
用することもでき、このようにバッファメモリ121の
情報保持機能を情報記録媒体125の一部の記録領域で
代用すれば、当該バッファメモリ121を省くこともで
き、当該バッファメモリ121を省けば当該情報編集装
置10を簡易化することが可能となる。
【0091】そして、第1の符号化情報ブロックが、上
記編集位置管理回路127において管理の対象にない場
合は、これに対応するの第1の再生情報ブロックを出力
端子13よりそのまま出力する。一方、当該第1の符号
化情報ブロックが、上記編集位置管理回路127におい
て編集位置が指定されている場合は、上記編集位置管理
回路127において、当該第1の符号化情報ブロックに
続く第2の符号化情報ブロックの編集位置情報を検索
し、この第2の符号化情報ブロックの符号化情報を上記
情報記録媒体125より読み出し、上記復号化回路12
3において復号化し、第2の再生情報ブロックとして上
記バッファメモリ121に保持する。そして、詳細は後
述するが、編集位置情報に基づいて上記バッファメモリ
121上の対応する編集位置より上記第1及び第2の再
生情報ブロックを結合して出力端子13に出力する。
【0092】次に、図13は、第2の実施例の上記情報
編集装置10の記録情報管理回路129に記録された記
録情報管理情報の例を示したものである。
【0093】この記録情報管理情報は、前述した第1の
実施例の情報記録再生装置1の記録情報管理回路109
に記録された記録情報管理情報と構成は略同じものであ
るが、第2の実施例の構成である図12に対応させて説
明すると、記録情報管理回路129には、記録位置管理
回路126が管理する情報記録媒体125上の各記録位
置に対応するポインタを記録することができ、例えば、
m0〜m255の256個のポインタを記録するポイン
タ領域p1〜p256が用意されている。上記情報記録
媒体125上に記録されている記録情報の個数が、例え
ば、4個の場合、ポインタ領域p1からp4を使用す
る。そして、ポインタ領域p5からp256に、例え
ば、−1を記録しておくことにより、上記制御回路12
4では、上記情報記録媒体125に4個の情報が記録さ
れていることが認識できる。勿論、上記情報記録媒体1
25に記録されている記録情報の個数に応じてポインタ
の記憶領域の個数を設定してもよい。
【0094】従って、上記制御回路124は、上述した
情報選択信号を用いて、上記機能選択手段128におい
て選択した記録情報に対応する記録位置情報のポインタ
を得ることができる。すなわち選択された記録情報が上
記情報記録媒体125上において、例えば、論理的に4
番目の記録情報の場合、当該記録情報に対応する情報選
択信号をp4とすることにより、当該記録情報管理回路
129を用いて、選択した記録情報の記録位置情報に対
するポインタm3が得られる。以後、上述のように選択
した記録情報を、情報p4と呼ぶことにする。
【0095】次に、図14は、上記情報編集装置10の
記録位置管理回路126に記録された記録位置情報の例
を示したものである。この記録位置情報は、前述した第
1の実施例の情報記録再生装置1の記録位置管理回路1
06に記録された記録位置情報と構成は略同じものであ
るが、第2の実施例の構成である図12に対応させて説
明すると、記録位置管理回路126には、上記記録情報
管理回路129より得られたポインタを用いて、上記情
報記録媒体125上に記録されている記録情報の先頭位
置、最終位置、及び、詳細は後述するが、編集位置管理
回路127に対するポインタ等が得られるように記録位
置情報を記録することができる。ここで、例えば、25
6個のポインタm0〜m255に対し、それぞれ、記録
情報の先頭位置を示す記録位置s0〜s255、最終位
置を示す記録位置e0〜e255、及び編集位置管理回
路127の編集位置情報に対するポインタn0〜n25
5を記録する領域が用意されている。勿論、上記情報記
録媒体125に記録されている記録情報の個数に応じて
記録位置情報の記憶領域の個数を設定してもよい。
【0096】但し、機能選択手段128により選択した
情報に対応する編集位置情報が存在しない、或いは必要
ない場合は、例えば、上記ポインタとして−1を記録し
ておくことにより、上記制御回路124でそのことが認
識できるようにする。この例では、上記機能選択手段1
28において選択された記録情報が、上記情報記録媒体
125上において、例えば、論理的に3番目の記録情
報、つまり情報p3の場合に、上記記録情報管理回路1
29より得られたポインタm0に対応する記録位置情報
の一つであるポインタn0が−1であることから、当該
記録情報には編集位置情報が存在しないことが判る。
【0097】従って、上記制御回路124は、上述した
情報選択信号を用いて、上記機能選択手段128におい
て選択した記録情報に対応する記録位置情報を得ること
ができる。つまり、選択された記録情報が上記情報記録
媒体125上において、例えば、論理的に4番目の情報
の場合、すなわち情報p4が選択された場合、上述のよ
うに、上記記録情報管理手段109より得られたポイン
タm3に基づき、当該記録位置管理回路126を用い
て、選択した記録情報の記録位置(開始位置)s3、記
録位置(最終位置)e3、及び編集位置情報に対するポ
インタn3が得られる。
【0098】次に、図15は、上記情報編集装置10の
編集位置管理回路127に記録された編集位置情報の例
を示したものである。
【0099】このように、編集位置管理回路127に
は、上記記録位置管理回路126より得られたポインタ
を用いて、上記バッファメモリ121における編集位置
が得られるように編集位置情報を記録することができ
る。すなわち編集位置とは、上記バッファメモリ121
上における複数の再生情報ブロックを結合する位置に相
当するものである。したがって、本実施例装置10で
は、上記情報記録媒体125上に記録されている符号化
情報ブロックを上記復号化回路123により復号化し、
再生情報ブロックとして上記バッファメモリ121上に
一時的に保持した後、再生情報ブロックを上記出力端子
13に出力する際に、編集位置情報に基づいてランダム
・アクセスして出力することができる。この第2の実施
例では、符号化情報ブロックは、前述した図24及び図
25に示すように、2048個の標本値をまとめて符号
化したものであり、従って、再生情報ブロックの大きさ
も2048であり、各再生情報ブロックに対し編集位置
としてed0からed2047を指定できることにな
る。
【0100】ここで、編集位置管理回路127において
編集位置情報を記録する領域には、符号化情報ブロック
に対するバッファメモリ121上での編集位置との対応
が記録されており、この図15の例では、編集位置情報
に対するポインタn2の場合、ポインタ(n2+1)と
併せて、上記機能選択手段128において選択された記
録情報は、上記情報記録媒体125上の記録位置s2の
符号化情報ブロックを復号化し、その結果を上記バッフ
ァメモリ121から上記出力端子13に出力する際に、
上記バッファメモリ121における編集位置ed200
から編集位置ed600にランダム・アクセスして再生
情報を結合するような編集がなされていることを示して
いる。更に、選択された情報に対する編集位置情報がそ
れ以上存在しないことを、続く領域に−1として示して
いる。
【0101】従って、上記制御回路124は、上述した
情報選択信号を用いて、上記機能選択手段128におい
て選択した記録情報に対応する編集位置情報を得ること
ができる。つまり、選択された記録情報が上記情報記録
媒体125上において、例えば、論理的に4番目の情報
の場合、すなわち情報p4が選択された場合、上述のよ
うに、上記記録情報管理回路129より得られたポイン
タm3に基づいて、上記記録位置管理回路126より、
当該情報は記録位置s3から記録位置e3まで記録され
ていることがわかると共に、ポインタn3を得ることが
できる。
【0102】そして、得られたポインタn3及び次のポ
インタ(n3+1)に基づき、当該編集位置管理回路1
27を用いて、選択した記録情報では、記録位置s3の
編集位置ed1023と記録位置(s3+2)の編集位
置ed0が結合されており、同様に、続く編集位置情報
により、当該記録情報は記録位置(s3+3)の編集位
置ed600と記録位置(s3+4)の編集位置ed2
00も結合さていることを示している。
【0103】なお、編集位置情報の記憶領域は、あらか
じめ既定の大きさに設定しておいてもよいが、編集位置
情報の個数に応じて可変に設定することも可能であり、
その場合は上記情報記録媒体125の最下部より使用す
ると、上記情報記録媒体125の最上部より使用する記
録情報の記憶領域が有効に使用できるため便利である。
【0104】次に、図16の(1)は、上記情報編集装
置10の情報記録媒体125に記録された符号化情報ブ
ロックの例を示したものであり、上述した、図13の記
録情報管理回路129での記録情報管理情報、図14の
記録位置管理回路126での記録位置情報、及び図15
の編集位置管理回路127での編集位置情報における例
に基づくものである。
【0105】尚、図16に示す各行は一つの符号化情報
ブロックに相当しており、符号化情報ブロックの内部に
図示する区切りは、実際の当該情報記録媒体125上の
記録位置ではなく、説明の都合上、上記編集位置管理回
路127において管理されている編集位置、すなわち当
該符号化情報ブロックを上記復号化回路123により復
号化した後に、図16の(2)に示すバッファメモリ1
21上に保持した際のバッファメモリ121上の位置で
ある。但し、図中に示すバッファメモリ121は、説明
の都合上、1つの再生情報ブロック分の容量のバッファ
メモリを示しているが、実際には、後述するように、2
つ以上の再生情報ブロック分の容量を有している。
【0106】ここで、例えば、情報p3は、上記記録情
報管理回路129より得られたポインタm0に基づい
て、上記記録位置管理回路126より編集位置情報が存
在しないことが分かり、記録位置s0の符号化情報ブロ
ックから記録位置e0の符号化情報ブロックまでに記録
されている情報であることが分かる。
【0107】同様に、情報p1は、記録位置情報に対す
るポインタm1より、記録位置s1から記録位置e1ま
での符号化情報ブロックa〜jで示す記録情報であるこ
とが分かり、更に、得られた編集位置情報に対するポイ
ンタn1及び(n1+1)に基づいて、記録位置(s1
+3)の編集位置ed720と記録位置(s1+5)の
編集位置ed512が編集により結合されていることが
わかる。
【0108】同様に、情報p2は、記録位置情報に対す
るポインタm2より、記録位置s2から記録位置e2ま
での記録情報であることが分かり、更に、得られた編集
位置情報に対するポインタn2及び(n2+1)に基づ
いて、記録位置s2の編集位置ed200と編集位置e
d600が編集により結合されていることがわかる。
【0109】同様に、情報p4は、記録位置情報に対す
るポインタm3より、記録位置s3から記録位置e3ま
での記録情報であることが分かり、更に、得られた編集
位置情報に対するポインタn3及び(n3+1)に基づ
いて、記録位置s3の編集位置ed1023と記録位置
(s3+2)の編集位置ed0、更に、続くポインタ
(n3+2)及び(n3+3)に基づいて、記録位置
(s3+3)の編集位置ed600と記録位置(s3+
4)の編集位置ed200が編集により結合されている
ことがわかる。
【0110】従って、各符号化情報ブロックが上記復号
化回路123により復号化され、再生情報ブロックとし
て上記バッファメモリ121に保持されたときに、図1
6中の黒い塗りつぶし部分に相当する再生情報は出力さ
れないことになる。
【0111】尚、当該第2の実施例においても、上記情
報記録媒体125としては、前述した第1の実施例と同
様に、様々な記録媒体で構成することができ、ランダム
・アクセスが容易に行える半導体メモリを用いると便利
であり、更に、電池による情報のバックアップが不要な
不揮発性メモリを使用することにより、記録された情報
が消えてしまうという危険性が無く、且つ携帯性にも優
れているので都合が良い。このような不揮発性メモリの
具体例としては、前述の第1の実施例同様のものを使用
することができる。
【0112】ここで、上記バッファメモリ121におけ
る編集位置についてのより詳細な説明を図17、図1
8、及び図19を用いて行う。
【0113】この図17は、上述した図25と同様に、
図17の(1)に時系列情報、図17の(2)に変換
窓、図17の(3)にフレーム(符号化情報ブロック)
を示しており、図25の楽音波形信号αとβの結合部で
ある中央部分のみを図示したものである。そして、図1
7の(1)の楽音波形信号上に示した方形枠fr内が上
記バッファメモリ121に保持される再生情報を示して
おり、従って、当該バッファメモリ121内の再生情報
であれば、編集により任意の2点の再生信号を結合する
ことが可能である。つまり、この結合すべき2点が編集
位置であり、上記編集位置管理回路127に記録されて
いる情報である。
【0114】すなわち上述したように、上記機能選択手
段128において選択された記録情報が上記情報記録媒
体125上において、例えば、論理的に1番目の情報の
場合、つまり、情報p1が選択された場合、上記制御回
路124は、上記記録情報管理回路129より得られた
ポインタm1に基づいて、上記記録位置管理回路126
より、選択された記録情報は記録位置s1から記録位置
e1まで記録されていることを認識すると共にポインタ
n1を得ることができる。これにより、得られたポイン
タn1及び次のポインタ(n1+1)に基づき、当該編
集位置管理回路127を用いて、選択された記録情報で
は、記録位置(s1+3)の編集位置ed720と記録
位置(s1+5)の編集位置ed512が編集により結
合されていることがわかる。
【0115】従って、再生時には先ず、それぞれの記録
位置に対応する符号化情報ブロックd及びfを上記復号
化回路123において復号化し、その結果を上記バッフ
ァメモリ121に保持する。その様子が図17の(1)
に示されている。但し、MDCTの復号化においては、
フレーム(符号化情報ブロック)d及びeからそれぞれ
変換窓D及びEにより再生情報ブロックd’を求め、次
にフレーム(符号化情報ブロック)fから変換窓Fによ
り再生情報ブロックe’を求め、次にフレーム(符号化
情報ブロック)gから変換窓Gにより再生情報ブロック
f’を求めることになる。
【0116】次に、復号化された3つの再生情報ブロッ
クをバッファメモリ121から上記出力端子13に順次
出力するが、実際には、再生情報ブロックd’の位置e
d0〜ed720を出力した後、再生情報ブロックf’
の位置ed512〜ed1023を出力する。
【0117】つまり、図17中に示すバッファメモリ1
21のアドレス0からアドレス720の再生信号、及び
アドレス(1024×2+512)=2560からアド
レス(1024×2+1023)=3071の再生信号
を順次出力することにより、上記出力端子13からの出
力信号は、図18に示すような楽音波形信号となる。
【0118】同様にして、上記編集位置管理回路127
において、例えば、再生情報ブロックd’の位置ed1
023と再生情報ブロックf’の位置ed0が編集によ
り結合されているとすると、上記出力端子13からの出
力信号は、図19に示すような楽音波形信号となる。こ
れにより、上述したような、異なる2つの情報における
符号化情報ブロックの結合部分で生じる不都合を解決で
きることがわかる。
【0119】なお、上記図17では、バッファメモリ1
21の記憶領域として3つの再生情報ブロック分の記憶
領域を確保しているが、勿論、上記制御回路124にお
いて、上述した例における再生情報ブロックe’を保持
しないよう制御することにより、2つの再生情報ブロッ
ク分の記憶領域で構成することができる。また、このよ
うなバッファメモリ121として、前述の第1の実施例
と同様にリングバッファを使用することにより、効率良
く再生情報を上記出力端子13より出力することができ
る。
【0120】また、同様な原理を用いて、上述した例の
ように異なる2つの情報の結合部分を編集する場合だけ
でなく、全く離れた記録位置の記録情報とも結合するこ
とが可能であり、更に、同一情報の同一再生情報ブロッ
ク内、或いは異なる再生情報ブロック間で編集すること
も可能であり、これらが本発明に含まれることは言うま
でもない。
【0121】本発明の最も重要な特長は、2つ以上の再
生情報ブロックを保持できるバッファメモリを装備し、
当該バッファメモリ上での編集位置を管理することによ
り、符号化情報ブロックの性質や記録媒体上での記録位
置に関係なく、編集された再生情報を出力することがで
きることである。
【0122】次に、本発明の第2の実施例の情報編集装
置10の制御回路124における処理を図20及び図2
1のフローチャートを用いて説明する。
【0123】先ず、上記機能選択手段128において記
録機能を選択した場合の、制御回路124におけるフロ
ーチャートの例を図20に示す。
【0124】制御回路124は、先ずステップS611
において、上記入力端子12から入力される符号化情報
ブロックを受信する(Yes)と、次のステップS61
2において、当該符号化情報ブロックに対する編集処理
を行った後、次のステップS613において、上記情報
記録媒体125へ書き込む。
【0125】ここで、上記編集回路122で行う編集処
理は、必要に応じて行うことができ、通常は、入力され
た符号化情報ブロックをそのまま次のステップS613
で情報記録媒体125に記録することができる。つま
り、2つの符号化情報を編集して1つの符号化情報とし
て記録する際には、一方の符号化情報と他方の符号化情
報との結合部分に相当する符号化情報ブロックに対して
のみ編集処理を行えばよい。これは、上記情報記録媒体
125に記録されている記録情報に対する編集に関して
も同様であり、上記編集位置管理回路127における編
集位置情報を変更することにより、記録情報の分割、結
合、及び削除等の編集が行える。
【0126】続くステップS614では、編集処理がな
された符号化情報ブロックに対する編集位置情報を必要
に応じて上記編集位置管理回路127に記録する。ここ
で、当該編集位置情報としては、例えば、当該情報編集
装置10の使用者が上記機能選択手段128より指定す
ることが可能である。
【0127】以上の処理をステップS615において、
当該情報編集装置10への情報の入力が終了した(Ye
s)と判定されるまで繰り返す。そして、次のステップ
S617及びS618において、上述したような、記録
位置情報及び記録情報管理情報をそれぞれ上記記録位置
管理回路126及び上記記録情報管理回路129に順次
記録して記録操作を終了する。
【0128】次に、上記機能選択手段128において再
生機能を選択した場合の、制御回路124におけるフロ
ーチャートの例を図21に示す。
【0129】制御回路124は、先ずステップS711
及びS712において、上記機能選択手段128からの
情報選択信号に基づき、記録情報管理情報及び記録位置
情報を、上述のように、それぞれ上記記録情報管理回路
129及び上記記録位置管理回路126より順次検索
し、その結果得られた記録位置情報に対応する第1の符
号化情報ブロックを、次のステップS713において、
上記情報記録媒体125より読み出す。
【0130】そして、次のステップS714において、
当該符号化情報ブロックに対する復号化処理を行い、そ
の結果である第1の再生情報ブロックを上記バッファメ
モリ121に保持する。勿論、当該符号化情報ブロック
が窓関数等によって隣接する符号化情報ブロックに影響
される場合は、それらも同時に読み出して復号化処理を
行うことになる。
【0131】続くステップS715において、前述のよ
うに、当該第1の再生情報ブロックに対する編集位置情
報があれば(Yes)、上記編集位置管理回路127よ
り検索し、その結果得られた編集位置情報に基づき、ス
テップS713に戻り、必要な第2の符号化情報ブロッ
クを読み出した後、復号化された第2の再生情報ブロッ
クを上記バッファメモリ121に保持する。
【0132】次のステップS716において、当該第1
の再生情報ブロックを上記バッファメモリ121より上
記出力端子13を通じて送信し、上記ステップS715
において編集位置情報が検出されている場合は、当該編
集位置に基づいて、引き続き第2の再生情報ブロックを
出力する。そして、次のステップS717において、選
択された記録情報の再生及び送信が終了した(Yes)
と判定されるまで、上記ステップS713からの再生操
作を繰り返す。
【0133】図22は、上述した第2の実施例で説明し
た技術による情報編集装置10を備えた情報編集装置装
置230の外観を示したものである。
【0134】この図22の情報編集装置230には情報
入力端子231及び制御信号出力端子235が設けられ
ており、当該制御信号出力端子235から出力する制御
信号に応じて、当該情報入力端子231を通じて外部か
ら入力された情報を当該情報編集装置230内に設置さ
れた情報記録媒体に記録することができる。
【0135】また、この図22の情報編集装置230に
は、前述した第1の実施例の図10と同様の表示部23
2と機能選択部233が装備されており、表示部232
には、当該情報編集装置230に入力される情報や情報
記録媒体内に記録された情報の内容を表示することがで
きる。当該情報編集装置230の使用者は、ここに表示
された内容を基にボタンスイッチ等の機能選択部233
を用いて必要なオリジナル情報を選択的に記録、編集、
及び再生することができる。尚、上記オリジナル情報の
内容は、第1の実施例同様にテキスト情報、音声情報、
映像情報及びコンピュータ・プログラム等を含み、特に
限定されるものではない。ここでもプログラムの再生と
は、そのプログラムを実行することを意味するが、この
場合、実行時に使用者が必要に応じて情報を入力しても
よい。また、再生信号が、テキスト情報や映像信号であ
る場合には、液晶装置等により構成された上記表示部2
32上に表示することができ、更に、音声情報の場合に
は、イヤホン234等に出力することができる。
【0136】図22の例には描かれていないが、第1の
実施例同様に、イヤホン234の代わりに或いはイヤホ
ン234に加えてスピーカを装備することも可能であ
り、その場合にはスピーカに音声情報の再生結果を出力
することができる。更に、やはり図22の例には描かれ
ていないが、再生信号は外部端子を使用して外部のディ
スプレイ装置やスピーカ等に接続してもよい。
【0137】図23は、上述の第2の実施例の技術を使
った別の構成例の外観図で、この例では、図22の情報
編集装置230が、情報記録装置240と情報再生装置
250に物理的に分離して構成されている。但し、再生
時には情報記録装置240と情報再生装置250の間で
データ及び制御信号の送受信が必要になるので、両者を
結合する端子が情報記録装置240及び情報再生装置2
50に装備されている。また、情報記録装置240の情
報入力端子241と情報再生装置結合端子242は、実
際には一つの端子を切り替えて使用するように構成する
ことも可能である。
【0138】尚、この図23の例では、上記情報記録装
置240を、情報再生装置250の挿入排出口251に
挿入することで、当該情報記録装置240からの情報を
当該情報再生装置250に伝達することができる。
【0139】尚、情報編集装置における情報記録媒体と
しても、前述した第1の実施例同様に、種類に関して特
に限定はないが、ランダム・アクセス可能な半導体メモ
リ媒体やディスク媒体を用いると便利であり、更に、不
揮発性メモリを用いることにより情報保持のための電源
が不要となり、装置の一層の小型化が可能になる。更
に、例えば、フラッシュ・メモリ等の電気的に書き換え
可能な不揮発性メモリを用いることにより、情報の書き
換えが容易に行える。
【0140】上述したようなことから、本発明の第2の
実施例によれば、半導体メモリ等のランダム・アクセス
可能な記録媒体を有する情報編集装置において、記録媒
体に記録される記録情報を、記録媒体上における当該記
録情報の位置と、当該記録情報を再生した再生情報の位
置を用いて編集することにより、直交変換符号化或いは
可変長符号化等の符号化処理が施された記録情報に対し
ても、フレームやブロックのような制限とは無関係に、
使用者の希望に応じた様々な情報の編集をより詳細に、
かつより自由度を高く行うことが可能とななっている。
【0141】これにより、本発明の装置を利用すれば、
様々な情報の記録、再生、及び編集等を、記録情報の成
分或いは性質とは無関係、且つより詳細に情報の管理,
編集が可能である。
【0142】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、所定単位で処理される情報を扱うとき、
所定単位で扱わなければならない状態となっている情報
については、この情報を所定単位で管理し、所定単位で
扱わなくてもよい状態となっている情報については、こ
の情報を所定単位よりも小さい単位で管理するようにし
ているので、様々な情報の記録、再生の管理、及び、分
割や結合及び削除等の編集を行う場合に、より細かい情
報の管理と編集を、データ構造や情報の成分或いは性質
とは無関係に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の情報記録再生装置の概
略構成を示すブロック回路図である。
【図2】第1の実施例の情報記録再生装置の記録情報管
理回路における記録情報管理の方法を説明するための図
(メモリマップ)である。
【図3】第1の実施例の情報記録再生装置の記録位置管
理回路における記録位置管理の方法を説明するための図
(メモリマップ)である。
【図4】第1の実施例の情報記録再生装置の再生位置管
理回路における再生位置管理の方法を説明するための図
(メモリマップ)である。
【図5】第1の実施例の情報記録再生装置の情報記録媒
体における情報記録の方法を説明するための図(メモリ
マップ)である。
【図6】第1の実施例の情報記録再生装置の制御回路に
おける情報記録処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図7】第1の実施例の情報記録再生装置の制御回路に
おける情報再生処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図8】第1の実施例の他の具体例の情報記録再生装置
の記録情報管理回路における記録情報管理の方法を説明
するための図(メモリマップ)である。
【図9】第1 の実施例の他の具体例の情報記録再生装置
の再生位置管理回路における再生位置管理の方法を説明
するための図(メモリマップ)である。
【図10】第1の実施例の情報記録再生装置の外観図で
ある。
【図11】第1の実施例の情報記録装置、情報再生装置
の外観図である。
【図12】本発明の第2の実施例の情報編集装置の概略
構成を示すブロック回路図である。
【図13】第2の実施例の情報編集装置の記録情報管理
回路における記録情報管理の方法を説明するための図
(メモリマップ)である。
【図14】第2の実施例の情報編集装置の記録位置管理
回路における記録位置管理の方法を説明するための図
(メモリマップ)である。
【図15】第2の実施例の情報編集装置の編集位置管理
回路における編集位置管理の方法を説明するための図
(メモリマップ)である。
【図16】第2の実施例の情報編集装置の情報記録媒体
における情報記録の方法を説明するための図(メモリマ
ップ)である。
【図17】第2の実施例の情報編集装置のバッファメモ
リにおける編集処理の方法を説明するための図である。
【図18】第2の実施例の情報編集装置の出力端子より
出力される再生情報を説明するための図である。
【図19】第2の実施例の情報編集装置の出力端子より
出力される別の再生情報を説明するための図である。
【図20】第2の実施例の情報編集装置の制御回路にお
ける情報記録処理の流れを示すフローチャートである。
【図21】第2の実施例の情報編集装置の制御回路にお
ける情報再生処理の流れを示すフローチャートである。
【図22】第2の実施例の情報編集装置の外観図であ
る。
【図23】第2の実施例の情報記録装置、情報再生装置
の外観図である。
【図24】従来の情報編集装置におけ符号化及び復号化
の方法を説明するための図である。
【図25】従来の情報編集装置における課題を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 情報記録再生装置 10 情報編集装置 101,121 バッファメモリ 102 符号化回路 103,123 復号化回路 104,124 制御回路 105,125 情報記録媒体 106,126 記録位置管理回路 107,127 再生位置管理回路 108,123 機能選択手段 109,129 記録情報管理回路 110,130 記録再生手段 122 編集回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を所定単位で記録再生する第1の記
    録再生ステップと、 情報を所定単位で処理する処理ステップと、 上記第1の記録再生ステップでの情報の記録再生を所定
    単位で管理するための第1の管理情報を発生する第1の
    管理情報発生ステップと、 情報を上記所定単位よりも小さい単位で記録再生可能な
    第2の記録再生ステップと、 上記第2の記録再生ステップでの情報の記録再生を上記
    所定単位よりも小さい単位で管理するための第2の管理
    情報を発生する第2の管理情報発生ステップと、 上記第1及び第2の管理情報に基づいて、上記第1の記
    録再生ステップでの記録再生と第2の記録再生ステップ
    での記録再生を制御する制御ステップとを有することを
    特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の記録再生ステップで記録再生
    する情報を上記所定単位よりも小さい単位で選択可能な
    選択ステップと、 当該選択ステップで選択した情報と上記第1の管理情報
    が管理する所定単位の情報との対応を管理する情報管理
    ステップとを有し、 上記制御ステップでは、上記選択ステップで選択した情
    報に対応する所定単位の情報から、上記第2の管理情報
    が管理する上記所定単位よりも小さい単位の情報の検出
    を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 上記第1の管理情報は第1の記録再生ス
    テップでの記録再生の位置を示す情報であり、 上記第2の管理情報は第2の記録再生ステップでの記録
    再生の位置を示す情報であることを特徴とする請求項1
    記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 上記第1の管理情報は第1の記録再生ス
    テップでの記録再生の開始位置と終了位置が計算可能な
    情報を含むことを特徴とする請求項3記載の情報処理方
    法。
  5. 【請求項5】 上記第1の管理情報は第1の記録再生ス
    テップでの記録再生の位置を示す情報であり、 上記第2の管理情報は編集すべき情報の位置を示す情報
    であることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 上記第2の管理情報は、結合すべき2つ
    の情報の位置を計算可能な情報を含むことを特徴とする
    請求項5記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 記録媒体に対して情報を所定単位で記録
    再生する第1の記録再生手段と、 情報を所定単位で処理する処理手段と、 上記第1の記録再生手段による記録媒体への情報の記録
    再生を所定単位で管理するための第1の管理情報を発生
    する第1の管理情報発生手段と、 記録媒体に対して情報を上記所定単位よりも小さい単位
    で記録再生可能な第2の記録再生手段と、 上記第2の記録再生手段による記録媒体への情報の記録
    再生を上記所定単位よりも小さい単位で管理するための
    第2の管理情報を発生する第2の管理情報発生手段と、 上記第1及び第2の管理情報に基づいて、上記第1の記
    録再生手段での記録再生と第2の記録再生手段での記録
    再生を制御する制御手段とを有することを特徴とする情
    報処理装置。
  8. 【請求項8】 上記第1の記録再生手段で記録再生する
    情報を上記所定単位よりも小さい単位で選択可能な選択
    手段と、 当該選択手段で選択した情報と上記第1の管理情報が管
    理する所定単位の情報との対応を管理する情報管理手段
    とを有し、 上記制御手段では、上記選択手段で選択した情報に対応
    する所定単位の情報から、上記第2の管理情報が管理す
    る上記所定単位よりも小さい単位の情報の検出を行うこ
    とを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 上記第1の管理情報は第1の記録再生手
    段による記録媒体上の記録再生の位置を示す情報であ
    り、 上記第2の管理情報は第2の記録再生手段による記録媒
    体上の記録再生の位置を示す情報であることを特徴とす
    る請求項7記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上記第1の管理情報は第1の記録再生
    手段による記録媒体上の記録再生の開始位置と終了位置
    が計算可能な情報を含むことを特徴とする請求項9記載
    の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 上記第1の管理情報は第1の記録再生
    手段による記録媒体上での記録再生の位置を示す情報で
    あり、 上記第2の管理情報は編集すべき情報の位置を示す情報
    であることを特徴とする請求項7記載の情報処理方装
    置。
  12. 【請求項12】 上記第2の管理情報は、結合すべき2
    つの情報の位置を計算可能な情報を含むことを特徴とす
    る請求項11記載の情報処理装置。
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