JPH08255352A - 情報記録媒体及びクロック作成装置 - Google Patents

情報記録媒体及びクロック作成装置

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Publication number
JPH08255352A
JPH08255352A JP5948995A JP5948995A JPH08255352A JP H08255352 A JPH08255352 A JP H08255352A JP 5948995 A JP5948995 A JP 5948995A JP 5948995 A JP5948995 A JP 5948995A JP H08255352 A JPH08255352 A JP H08255352A
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JP
Japan
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clock
pit
pulse
circuit
frequency
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5948995A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Ozawa
靖之 小沢
Tadashi Sato
規 佐藤
Eiji Yabuki
英司 矢吹
Takayuki Kawabe
享之 河辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08255352A publication Critical patent/JPH08255352A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋め込みクロック方式を採用した情報記録媒
体であって、埋め込みクロック方式とCLV方式とを組
み合わせても、サーボ領域の増加をもたらすことなく大
容量化が達成でき、任意の位置での起動が可能な情報記
録媒体の提供。 【構成】 データの読み書きの周期の基準となる基準ク
ロックを作成するためのクロックピット群FCP,SC
Pが形成されたCLV方式の情報記録媒体。クロックピ
ット群FCP,SCPは、周期的に設けられまた非記録
部UDが前置された第1クロックピットFCPの列と、
周期的にまた第1クロックピットFCPの間に複数個宛
設けられた第2クロックピットSCPとでなり、非記録
部UDの長さはトラック最内周部で発生し得る最長ピッ
ト間隔より長い時間と定めてあり、第2クロックピット
SCPは非記録部UDより短い非記録部NRが前置され
た構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体及びその
読み書きの周期の基準となる基準クロックを作成するた
めのクロック作成装置に係り、特に、読み書きの周期の
基準となる基準クロックを作成するためのクロックピッ
トを予め情報記録媒体上に形成しておく埋め込みクロッ
ク方式を採用した情報記録媒体及びそのクロック作成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、記録/再生の周期の
基準となる基準クロックの作成方法により、基準クロッ
クを作成するためのクロックピットを予めディスク上に
形成する埋め込みクロック方式と、基準クロックがディ
スク外から与えられるセルフクロック方式とに分類され
る。また、トラック上に光スポットを保持するトラッキ
ング方法として、連続して形成された溝を使用する連続
サーボ方式と、トラック上に1000個以上設けられた
サーボ領域で同期及びトラッキング等を行うサンプルサ
ーボ方式とがある。本発明は、埋め込みクロック方式に
関するものであり、サーボ方式は特に限定されるもので
はない。
【0003】光ディスク装置のデータの記録方法には、
図6(a)に示すようにディスク半径上の角度記録密度
を一定とするCAV方式と、図6(b)に示すようにデ
ィスク円周の線記録密度を一定とする(トラック上にデ
ータが等間隔に記録される)CLV方式と、両方式の中
間的なMCAV方式とがある。CAV方式は、トラック
1周当たりの容量が一定となり、記録密度は、ディスク
最内周が最も高く、外周へ向かって次第に低下するが、
CLV方式では、記録密度は、ディスク上どこでも一定
となり、総記録容量を大きくすることができる。
【0004】しかし、CAV方式は、ディスクを定回転
数/定クロック周波数で記録再生でき、動作が単純であ
る一方、CLV方式では、ディスクの外周へ向かって回
転数を下げていくか基準クロックの周波数を上げていく
必要があり、制御が複雑である。また、ディスクの回転
数を変えることは、アクセスタイムが遅くなる欠点とな
り、コンピュータの外部記憶装置のようなものには適さ
ない。MCAV方式は、ディスク上のトラック領域を半
径方向へ有限個のバンドに分割し、同一バンド内ではC
AV方式の記録方法とし、外側のバンドほど基準クロッ
クの周波数を上げるようにしたものである。
【0005】図7は、従来の埋め込みクロック方式とC
AV方式とを組み合わせたディスクのフォーマットを説
明した説明図であり、120mm(5インチ)型としてI
SO規格になっているフォーマットの構成例である。こ
のディスクのフォーマットは、ディスクを周方向に所定
数で分割したセクタ1毎に、アドレスを記録するID領
域3とデータ領域5とが設けられている。データ領域5
及びID領域3には、データ又はID情報16バイトに
対して2バイトの割合で、サンプルサーボ方式のサーボ
領域7が割り当てられ、このサーボ領域7は、1対のウ
ォブルドピットWPと1個のクロックピットCPとこれ
らの間に存在するユニークディスタンスUDとで構成さ
れている。
【0006】ウォブルドピットWPは、サンプルサーボ
方式によるトラッキングのためのものであり、トラック
の中心に対して左右に等距離ズレて隣合った1対を形成
し、それぞれからの反射光量の大小関係により、光ヘッ
ドのトラックの中心から左右へのずれを検出するための
ものである。ウォブルドピットWPは、埋め込みクロッ
ク方式とは直接の関係はない。ユニークディスタンスU
Dは、データを記録した際に生じる最大ピット間隔17
クロック長より1クロック分長い18クロック長を有す
る非記録部であり、読み取り時は、このユニークディス
タンスUDが検出されることにより、次のピットがクロ
ックピットCPであると認識される。サーボ領域7は、
トラック1周当たり1400余り設けられており、必要
とされるジッタ精度(再生信号の時間軸のゆらぎの小さ
さ)から減らすことはできない。
【0007】図8は、このようなディスクに適合するク
ロック作成回路の構成例を示したブロック図である。こ
のクロック作成回路は、ディスク11のトラック上の、
図9(a)に示すようなピットを、光ヘッド16が読み
取って、図9(b)に示すような再生信号を出力する。
ピットパルス作成回路13は、この再生信号を、図9
(c)に示すように微分して、図9(d)に示すよう
に、ピットの中央で1個のパルスを発生させる。クロッ
クピット抽出回路15は、ピットパルス作成回路13が
出力したピットパルスからクロックピットCPに対応す
るクロックパルスのみを抽出する。
【0008】図10は、クロックピット抽出回路15の
構成例を示したブロック図である。このクロックピット
抽出回路15は、カウンタ29が、ピットパルスと同じ
周波数の後述する基本クロックをカウントし、ピットパ
ルス作成回路13からのピットパルスが入力されたとき
にクリアする。従って、このカウント値は、光ヘッド1
6がデータ及びID情報を読み取っているときは、これ
らの最大ピット間隔17を超えることはないが、ユニー
クディスタンスUDを読み取っているときには、17を
超える。カウンタ29のカウント値が17を超えると、
比較器31がANDゲート33を開き、次のピットパル
スをクロックパルスとして、ANDゲート33を通過さ
せ、クロックパルスが抽出される。
【0009】クロックピット抽出回路15で抽出された
クロックパルスは、PLL(PhaseLocked Loop )回路
10へ入力される。PLL回路10内では、位相比較器
21が、入力されたクロックパルスの位相と、電圧制御
発振器25の出力が分周回路27で所定の分周比に分周
されたパルス列の位相とを比較し、その位相差に比例し
た直流電圧を出力する。この直流電圧は、ループフィル
タ23で交流成分が除かれ増幅された後、電圧制御発振
器25へ入力される。電圧制御発振器25は、入力され
た直流電圧に応じた周波数のパルス列を、クロックピッ
ト抽出回路15へ上述した基本クロックとして送ると共
に、分周回路27へ出力する。
【0010】分周回路27は、このパルス列を所定の分
周比に分周し、基準クロックとして、読み書きデータの
信号処理部(図示せず)へ送ると共に、位相比較器21
へ入力する。従って、分周回路27の分周比は、(ピッ
トパルスの周波数):(クロックパルスの周波数)で決
められる。PLL回路10は、この動作を繰り返すこと
により、位相比較器21へ入力されるクロックパルス
と、分周回路27が出力するパルス列との位相差及び周
波数差をなくし、基準クロックの位相及び周波数を確定
するようになっている。
【0011】ここで、クロックパルスを抽出するには、
上述した基本クロックの周波数が、ある程度正確である
必要があるが、クロックパルスが抽出されないと、基本
クロックの周波数が確定しないと言う矛盾が生じ、この
ままでは起動できない。このため、起動時には、クロッ
クパルスと同一周波数の定周波数源である水晶発振器1
9からパルス列を、クロックパルスの代わりに、位相比
較器21へ入力し、クロックパルス抽出が確認される
と、位相比較器21への入力をクロックピット抽出回路
15からのクロックパルスへ、スイッチ17により切り
換えるようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなクロック
作成回路で前述のCLV方式の基準クロックを作成する
には、以下のような問題があり、実用化は困難であっ
た。 (1)ディスク上の位置によってクロック周波数が異な
るため、ディスク上の任意の位置での起動は難しい。 (2)記録/再生中のクロック周波数の変化(外周へ向
かって漸次高くなる)にPLL回路が追従しなければな
らない。これは、クロックパルスの抽出を確実に行うこ
とができれば可能であるが、ユニークディスタンスの構
成が最大ピット間隔に較べて充分余裕を有していなけれ
ばならず、1クロック程度の余裕では、記録/再生の周
期を充分に大きくしない限り、ユニークディスタンスと
データを記録した際の最大ピット間隔との区別が付かな
くなるので、クロックパルスの抽出は不可能である。ま
た、ユニークディスタンスを充分余裕を持たせた長さに
すると、サーボ領域が長くなって記憶容量が減少し、C
LV方式を採用する意義が失われる。
【0013】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、第1発明では、周期的に設けられまた
非記録部が前置された第1クロックピットの列と、周期
的にまた第1クロックピットの間に複数個宛設けられた
第2クロックピットとでなり、非記録部の長さはトラッ
ク最内周部で発生し得る最長ピット間隔より長い時間と
定めてあるクロックピット群を設けることにより、埋め
込みクロック方式とCLV方式とを組み合わせても、サ
ーボ領域の増加をもたらすことがなく、任意の位置での
起動が可能な情報記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0014】第2発明では、サンプルサーボ方式により
トラックエラーを検出するためのウォブルドピットの一
部を兼ねている第1クロックピットを設けることによ
り、埋め込みクロック方式とCLV方式とを組み合わせ
ても、サーボ領域の増加をもたらすことがなく、任意の
位置での起動が可能な情報記録媒体を提供することを目
的とする。第3発明では、周期的に設けられまた非記録
部が前置された第1クロックピットの列と、周期的に設
けられた第2クロックピットの列とでなり、非記録部の
長さはトラック最内周部で発生し得る最長ピット間隔よ
り長い時間と定めてあり、所定個数置きの第2クロック
ピットは、第1クロックピットを兼ねているクロックピ
ット群を設けることにより、埋め込みクロック方式とC
LV方式とを組み合わせても、サーボ領域の増加をもた
らすことがなく、任意の位置での起動が可能な情報記録
媒体を提供することを目的とする。
【0015】第4発明では、再生信号からパルス列信号
を発生するピットパルス発生回路と、起動時に第1クロ
ックピットで発生したクロックパルスをパルス列信号か
ら抽出するクロックピット抽出回路と、第2クロックピ
ットで発生したクロックパルスをパルス列信号から抽出
するゲート回路と、ゲート回路が前記クロックパルスを
抽出するためのゲート信号と基準クロックとを作成し出
力するPLL回路とを設けることにより、埋め込みクロ
ック方式とCLV方式とを組み合わせた情報記録媒体か
ら、サーボ領域の増加をもたらすことなく、任意の位置
での起動が可能なように、基準クロックを作成するクロ
ック作成装置を提供することを目的とする。
【0016】第5発明では、クロックピット抽出回路が
抽出したクロックパルスのための第1位相比較器と、ゲ
ート回路が抽出したクロックパルスのための第2位相比
較器と、第1位相比較器の出力と第2位相比較器の出力
とを選択する選択回路と、電圧制御発振器の出力周波数
を分周して第1位相比較器及び第2位相比較器のそれぞ
れの比較パルスとゲート信号と基準クロックとを作成し
出力する分周回路とを備えるPLL回路を設けることに
より、埋め込みクロック方式とCLV方式とを組み合わ
せた情報記録媒体から、サーボ領域の増加をもたらすこ
となく、任意の位置での起動が可能なように、基準クロ
ックを作成するクロック作成装置を提供することを目的
とする。
【0017】第6発明では、情報記録媒体の回転数を制
御するためのエンコーダが出力するエンコーダ信号を所
定数倍し、所定周波数のクロックとして出力するPLL
回路を設けることにより、埋め込みクロック方式とCL
V方式とを組み合わせた情報記録媒体から、サーボ領域
の増加をもたらすことなく、任意の位置での起動が可能
なように、基準クロックを作成すると共に、起動から記
録/再生が可能になる迄の時間が短縮できるクロック作
成装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
情報記録媒体は、図1(a)に示すように、セクタ1毎
に、アドレスを記録するID領域3とデータ領域5とが
設けられている。ID領域3及びデータ領域5には、I
D情報又はデータの所定数バイトに対して1バイトの割
合で、サンプルサーボ方式のサーボ領域7が割り当てら
れている。ID領域3の空き領域である終端部には、図
1(b)に示すように、クロックピットを認識するため
のユニークディスタンスUD(非記録部)が前置された
第1クロックピットFCPが設けられている。
【0019】ID領域3及びID領域3に続く各データ
領域5の開始部には、サーボ領域7が設けられ、サーボ
領域7には、開始部に1対のウォブルドピットWPと、
それに続いて、第1クロックピットFCPに前置された
ユニークディスタンスUDより短い非記録部NRが前置
された第2クロックピットSCPとが設けられている。
ユニークディスタンスUDは、データを記録した際に生
じる最大ピット間隔より長いクロック数長を有する非記
録部であり、読み取り時は、このユニークディスタンス
UDが検出されることにより、次のピットがクロックピ
ットCPであると認識される。このディスクのフォーマ
ットでは、ユニークディスタンスUDは、ディスクの最
内周(データの読み書きの周期が最も長い)に対応する
最低周波数を基準に上述の最大ピット間隔より長い距離
に設定してあり、ディスク全面に亘って同一クロック数
長となっている。
【0020】すなわち、ユニークディスタンスUDを通
過する時間がディスク全面に亘って一定となり、物理的
な長さでは、内周が短く外周が長くなる。CLV記録に
おける他の記録は、物理的な長さが一定で通過時間が外
周ほど短くなるが、この問題は、ユニークディスタンス
UD用に最外周に相当する長さを全面に亘って確保し、
ユニークディスタンスUDが短くて済む内周は、図1
(b)のようにユニークディスタンスUDの前にダミー
ピットを設けることで解決される。
【0021】第2発明に係る情報記録媒体は、図2
(a)に示すように、セクタ1毎に、アドレスを記録す
るID領域3とデータ領域5とが設けられている。ID
領域3及びデータ領域5には、ID情報又はデータの所
定数バイトに対して1バイトの割合で、サンプルサーボ
方式のサーボ領域7が割り当てられている。ID領域3
の空き領域である終端部には、図2(b)に示すよう
に、データの読み書きの周期の基準となる基準クロック
を作成するためのクロックピットが認識できるように、
ユニークディスタンスUD(非記録部)が設けられてい
る。
【0022】ID領域3及びID領域3に続く各データ
領域5の開始部には、サーボ領域7が設けられ、サーボ
領域7には、開始部に1対のウォブルドピットWPと、
それに続いて、ユニークディスタンスUDより短い非記
録部NRが前置された第2クロックピットSCPとが設
けられている。サーボ領域7の開始部に設けられた1対
のウォブルドピットWPの内、最初のウォブルドピット
WPが第1クロックピットFCPを兼ねている。
【0023】第3発明に係る情報記録媒体は、図3
(a)に示すように、セクタ1毎に、アドレスを記録す
るID領域3とデータ領域5とが設けられている。ID
領域3及びデータ領域5には、ID情報又はデータの所
定数バイトに対して1バイトの割合で、サンプルサーボ
方式のサーボ領域7が割り当てられている。ID領域3
の空き領域である終端部には、図3(b)に示すよう
に、データの読み書きの周期の基準となる基準クロック
を作成するためのクロックピットが認識できるように、
ユニークディスタンスUD(非記録部)が設けられてい
る。
【0024】ID領域3及びID領域3に続く各データ
領域5の開始部には、サーボ領域7が設けられている。
サーボ領域7には、前隣のデータ領域5内のピットと区
別するために、開始部から数クロック分の非記録部NR
が設けられた第2クロックピットSCPと、同様に数ク
ロック分の非記録部が設けられた1対のウォブルドピッ
トWPとが設けられている。ID領域3の直後のサーボ
領域7の第2クロックピットSCPは、第1クロックピ
ットFCPを兼ねている。
【0025】第4,5発明に係るクロック作成装置は、
請求項1又は2に記載された情報記録媒体のデータの読
み書きの周期の基準となる基準クロックを作成するクロ
ック作成装置であって、図4に示すように、スピンドル
モータ12により一定回転速度で回転する、第1発明に
係る情報記録媒体11aのトラック上のピットを、光ヘ
ッド16が読み取って再生信号を出力する。ピットパル
ス作成回路13は、この再生信号をからパルス列信号を
発生させる。クロックピット抽出回路37は、ピットパ
ルス作成回路13が出力したパルス列信号から第1クロ
ックピットFCPに対応する第1クロックパルスのみを
抽出する。
【0026】クロックピット抽出回路37は、データの
読み書きの周期の基準となる基準クロックの内、ディス
ク11aの最内周(データの読み書きの速度が最も遅
い)に対応する最低周波数の基準クロックと等しい周波
数の基本クロック(図1(j))が、図10に示すよう
に、水晶発振器19からカウンタ29へ入力される。カ
ウンタ29は、この基本クロックをカウントし、ピット
パルス作成回路13からのピットパルスが入力されたと
きにクリアする。水晶発振器19からの基本クロック
は、スピンドルモータ制御回路14へも与えられ、スピ
ンドルモータ制御回路14は、この基本クロックに基づ
き、スピンドルモータ12を一定回転速度で回転させ
る。
【0027】クロックピット抽出回路37で抽出された
第1クロックパルスは、PLL回路10aへ入力され
る。PLL回路10a内では、第1位相比較器39が、
入力された第1クロックパルス(図1(e)の位相と、
電圧制御発振器25の出力が分周回路45で所定の分周
比に分周された第1比較パルスB(図1(f))の位相
とを比較し、その位相差に比例した直流電圧を出力す
る。この直流電圧は、読み書き開始時には第1位相比較
器39の出力を選択して出力するスイッチ43を通じて
出力され、ループフィルタ23で交流成分が除かれ増幅
された後、電圧制御発振器25へ入力される。電圧制御
発振器25は、入力された直流電圧に応じた周波数のパ
ルス列を分周回路45へ出力する。
【0028】分周回路45は、このパルス列を所定の分
周比に分周し、第1比較パルスBとして第1位相比較器
39へ入力する。PLL回路10aは、この動作を繰り
返すことにより、第1位相比較器39へ入力される第1
クロックパルス(図1(e))と、分周回路45が出力
する第1比較パルスB(図1(f))との位相差及び周
波数差をなくし、第1クロックパルスの位相及び周波数
を確定する。また、分周回路45は、電圧制御発振器2
5からのパルス列を分周して、第2クロックパルスと略
タイミングが合うゲート信号C(図1(g))を作成
し、ゲート回路35の一方の入力端子へ与える。ゲート
信号Cは、ディスク11aの全面において、第2クロッ
クパルスと略タイミングが合うように作成される。
【0029】ゲート回路35の他方の入力端子へは、ピ
ットパルス作成回路13からピットパルス(図1
(d))が入力されており、ゲート信号C(図1
(g))と第2クロックパルスとのタイミングが略合え
ば、第2クロックパルスがゲート回路35を通過して、
第2クロックパルス(図1(h))が抽出される。この
とき、スイッチ43は、第2位相比較器41の出力を選
択して出力するように切り換えられる。
【0030】ゲート回路35で抽出された第2クロック
パルスは、PLL回路10aの第2位相比較器41へ入
力される。第2位相比較器41では、入力された第2ク
ロックパルス(図1(h))の位相と、電圧制御発振器
25の出力が分周回路45で所定の分周比に分周された
第2比較パルスA(図1(i))の位相とを比較し、そ
の位相差に比例した直流電圧を出力する。この直流電圧
は、スイッチ43を通じて出力され、ループフィルタ2
3で交流成分が除かれ増幅された後、電圧制御発振器2
5へ入力される。電圧制御発振器25は、入力された直
流電圧に応じた周波数のパルス列を分周回路45へ出力
する。
【0031】分周回路45は、このパルス列を所定の分
周比に分周し、第2比較パルスAとして第2位相比較器
41へ入力すると共に、第2クロックパルスの周期か
ら、第2クロックパルスと略タイミングが合うゲート信
号C(図1(g))を作成し、ゲート回路35の一方の
入力端子へ与える。ゲート信号Cは、ディスク11aの
全面において、第2クロックパルスと略タイミングが合
うように作成される。ゲート回路35は、このゲート信
号Cにより第2クロックパルス(図1(h))を抽出
し、第2位相比較器41へ入力する。
【0032】PLL回路10aは、この動作を繰り返す
ことにより、第2位相比較器41へ入力される第2クロ
ックパルス(図1(h))と、分周回路45が出力する
第2比較パルスA(図1(i))との位相差及び周波数
差をなくし、第2クロックパルスの位相及び周波数を確
定する。確定された第2クロックパルス(第2比較パル
スA)と同一電圧制御発振器から作られた信号(図1
(j))が、基準クロックとして、読み書きデータの信
号処理部(図示せず)へ送られる。
【0033】第6発明に係るクロック作成装置は、図5
に示すように、スピンドルモータ12により一定回転速
度で回転する、第1発明に係るディスク11aのトラッ
ク上のピットを、光ヘッド16が読み取って再生信号を
出力する。ピットパルス作成回路13は、この再生信号
をからパルス列信号を発生させる。クロックピット抽出
回路37は、ピットパルス作成回路13が出力したパル
ス列信号から第1クロックピットFCPに対応するクロ
ックパルスのみを抽出する。
【0034】クロックピット抽出回路37は、データの
読み書きの周期の基準となる基準クロックの内、ディス
ク11aの最内周(データの読み書きの速度が最も遅
い)に対応する最低周波数の基準クロックと等しい周波
数の基本クロック(図1(j))が、スピンドルモータ
12の回転数制御用のエンコーダ47からのエンコーダ
信号を基準入力とするPLL回路10bから与えられ
る。エンコーダ信号が入力されたPLL回路10b内で
は、位相比較器21が、入力されたエンコーダ信号の位
相と、電圧制御発振器25の出力が分周回路27で所定
の分周比に分周されたパルス列の位相とを比較し、その
位相差に比例した直流電圧を出力する。この直流電圧
は、ループフィルタ23で交流成分が除かれ増幅された
後、電圧制御発振器25へ入力される。電圧制御発振器
25は、入力された直流電圧に応じた周波数のパルス列
を、基本クロックとしてクロックピット抽出回路37へ
送ると共に、分周回路27へ出力する。
【0035】分周回路27は、このパルス列を所定の分
周比に分周し、位相比較器21へ入力する。PLL回路
10は、この動作を繰り返すことにより、位相比較器2
1へ入力されるクロックパルスと、分周回路27が出力
するパルス列との位相差及び周波数差をなくし、基本ク
ロックの位相及び周波数を確定するようになっている。
クロックピット抽出回路37へ送られた基本クロック
は、図10に示すように、カウンタ29へ入力される。
カウンタ29は、この基本クロックをカウントし、ピッ
トパルス作成回路13からのピットパルスが入力された
ときにクリアする。
【0036】
【作用】本発明の第1発明に係る情報記録媒体では、第
1クロックピットが、情報記録媒体上の内周部、外周部
を問わず同じ検出時間長である非記録部が検出されるこ
とにより認識され抽出された後、周期的に現れる、前記
非記録部より短い非記録部が前置された第2クロックピ
ットが、最初は第1クロックピットに基づき、一度抽出
された後は第2クロックピット自身に基づき作成された
ゲート信号により抽出される。そして、第2クロックピ
ットに基づき基準クロックが作成される。
【0037】第2発明に係る情報記録媒体では、サンプ
ルサーボ方式によりトラックエラーを検出するためのウ
ォブルドピットの一部を兼ねた第1クロックピットが、
情報記録媒体上の内周部、外周部を問わず同じ検出時間
長である非記録部が検出されることにより認識され抽出
された後、周期的に現れる、前記非記録部より短い非記
録部が前置された第2クロックピットが、最初は第1ク
ロックピットに基づき、一度抽出された後は第2クロッ
クピット自身に基づき作成されたゲート信号により抽出
される。そして、第2クロックピットに基づき基準クロ
ックが作成される。
【0038】第3発明に係る情報記録媒体では、第2ク
ロックピットの一部を兼ねた第1クロックピットが、情
報記録媒体上の内周部、外周部を問わず同じ検出時間長
である非記録部が検出されることにより認識された後、
周期的に現れる、前記非記録部より短い非記録部が前置
された第2クロックピットが、最初は第1クロックピッ
トに基づき、一度抽出された後は第2クロックピット自
身に基づき作成されたゲート信号により抽出される。そ
して、第2クロックピットに基づき基準クロックが作成
される。
【0039】第4発明に係るクロック作成装置では、ピ
ットパルス発生回路が、記録されたデータのピット及び
クロックピット群の再生信号からパルス列信号を発生す
る。クロックピット抽出回路は、起動時にパルス列信号
のパルス間隔を所定周波数のクロックで計数して、第1
クロックピットに前置された非記録部で発生したパルス
間隔を検出することにより、第1クロックピットで発生
したクロックパルスをパルス列信号から抽出する。PL
L回路は、最初はこのクロックパルスからゲート信号を
作成してゲート回路へ与え、ゲート回路は、このゲート
信号により、第2クロックピットにより発生したクロッ
クパルスをパルス信号から抽出する。PLL回路は、一
度第2クロックピットにより発生したクロックパルスが
抽出されてからは、このクロックパルスからゲート信号
を作成してゲート回路へ与え、ゲート回路は、このゲー
ト信号により、第2クロックピットにより発生したクロ
ックパルスをパルス信号から抽出する。そして、PLL
回路は、ゲート回路が抽出したクロックパルスから基準
クロックを作成し出力する。
【0040】第5発明に係るクロック作成装置では、P
LL回路は、第1位相比較器が、クロックピット抽出回
路が抽出したクロックパルスの位相及び周波数と第1比
較パルスの位相及び周波数とを比較し、第2位相比較器
が、ゲート回路が抽出したクロックパルスの位相及び周
波数と第2比較パルスの位相及び周波数とを比較する。
選択回路は、起動してからゲート回路が第2クロックピ
ットで発生したクロックパルスを抽出するまでの間、第
1位相比較器の出力を選択し、そのクロックパルスが抽
出された後は、第2位相比較器の出力を選択する。分周
回路は、選択回路が第1位相比較器の出力を選択する
間、電圧制御発振器の出力周波数を分周して第1比較パ
ルス及びゲート信号を作成して出力し、また、選択回路
が第2位相比較器の出力を選択する間、電圧制御発振器
の出力周波数を分周して第2比較パルス、ゲート信号及
び基準クロックを作成し出力する。
【0041】第6発明に係るクロック作成装置では、P
LL回路は、情報記録媒体の回転数を制御するためのエ
ンコーダが出力するエンコーダ信号を所定数倍し、所定
周波数のクロックとしてクロックピット抽出回路へ出力
する。クロックピット抽出回路は、起動時にパルス信号
の間隔をこの所定周波数のクロックで計数することによ
り、非記録部を検出し、第1クロックピットにより発生
したクロックパルスをパルス信号から抽出する。
【0042】
【実施例】通常、サーボ領域と対をなすデータ領域を5
00〜数千バイト1まとめにしたものをセクタと称し、
セクタの開始部の1データ領域を、アドレスを記録する
ID領域としている。上述で説明したISO規格のフォ
ーマットの構成例では、1データ領域は16バイトから
構成され、768バイトが1セクタであり、その開始部
の16バイトがID領域となっている(従って、1セク
タは、1ID領域と47データ領域とで構成されてい
る)。ディスク1周(トラック)当たりのID領域数
(=セクタ数)は25である(CAV方式の場合)。I
D領域には、セクタマーク/トラックナンバ/セクタナ
ンバ等のID情報が書き込まれているが、4バイト程度
の空き領域が存在する。
【0043】図1は、本発明の第1発明に係るディスク
(情報記録媒体)の、上述のISO規格に準じた1実施
例のフォーマットの構成を説明した説明図である。この
ディスクのフォーマットは、図1(a)に示すように、
セクタ1毎に、アドレスを記録するID領域3とデータ
領域5とが設けられている。ID領域3及びデータ領域
5には、ID情報又はデータ17バイトに対して1バイ
トの割合で、サンプルサーボ方式のサーボ領域7が割り
当てられている。このディスクは、ディスクの内外周で
トラック上の線記録密度は一定であるCLV方式であ
り、読み書き時の回転数は一定とする。ID領域3の上
述した空き領域である終端部には、図1(b)に示すよ
うに、データの読み書きの周期の基準となる基準クロッ
クを作成するためのクロックピット群の、クロックピッ
トを認識するためのユニークディスタンスUD(非記録
部)が前置された第1クロックピットFCPが設けられ
ている。
【0044】ID領域3及びID領域3に続く各データ
領域5の開始部には、サーボ領域7が設けられ、サーボ
領域7には、開始部に1対のウォブルドピットWPと、
それに続いて、第1クロックピットFCPに前置された
ユニークディスタンスUDより短い非記録部NRが前置
された第2クロックピットSCPとが設けられている。
ウォブルドピットWPは、サンプルサーボ方式によるト
ラッキングのためのものであり、トラックの中心に対し
て左右に等距離ズレて隣合った1対を形成し、それぞれ
からの反射光量の大小関係により、光ヘッドのトラック
の中心から左右へのずれを検出するためのものである。
ウォブルドピットWPは、埋め込みクロック方式とは直
接の関係はない。
【0045】ユニークディスタンスUDは、データを記
録した際に生じる最大ピット間隔(例えば17クロック
長)より長いクロック数長を有する非記録部であり、読
み取り時は、このユニークディスタンスUDが検出され
ることにより、次のピットがクロックピットCPである
と認識される。このディスクのフォーマットでは、ユニ
ークディスタンスUDは、ディスクの最内周(データの
読み書きの周期が最も長い)に対応する最低周波数を基
準に上述の最大ピット間隔より長い距離に設定してあ
り、ディスク全面に亘って同一クロック数長である。
【0046】このディスクは、上述のように、ディスク
の内外周でトラック上の線記録密度が一定であるCLV
方式であり、読み書き時の回転数は一定である。従っ
て、光再生スポットが通過する速度は、外周部の方が速
い。しかし、その分、基準クロックの周波数を高くすれ
ば、光再生スポットとピットとの関係は変わらず、デー
タの読み書きは、内外周で同様に行われ(但し、外周部
の方が、単位時間当たりに読み書きされるデータ量は多
い)、ユニークディスタンスUD以外の部分ではそのよ
うに読み書きされる。
【0047】ところが、ユニークディスタンスUDの部
分のみは、読み書き開始時にディスク上の何れにおいて
も第1クロックピットFCPを検出できるように、内外
周を問わず同一クロック数長(一定周波数)であるた
め、図1(b)に示す外周部と図1(c)に示す内周部
とでは、ユニークディスタンスUDの物理的な長さは、
外周部の方が長くなる。そのため、最内周で2バイト程
度に収まったユニークディスタンスUDが、最外周では
倍の長さが必要となる。従って、ディスク全面に亘っ
て、ID領域3にユニークディスタンスUD用に4バイ
トを確保し、図1(c)に示すように、内周部にはダミ
ーピットDPを設けて、クロック数(一定周波数)で計
数したときのユニークディスタンスUDの長さが一定に
なるようにしてある。
【0048】但し、ユニークディスタンスUDは1周当
たり最内周で25箇所程度、最外周でその2倍程度であ
り、また、元々使用されていない部分であったので、デ
ータ領域の減少にはならない。一方、サーボ領域7に設
けられる第2クロックピットSCPは、従来と同様、デ
ィスク1周当たり1400余り設ける必要があるが、第
2クロックピットSCPの前に従来のような最大ピット
長よりも長い非記録部は必要ない。第2クロックピット
SCPは、図1(b),(c)に示すように、サーボ領
域7を1バイト長(従来は2バイト長)として、第2ク
ロックピットSCPの前に、ウォブルドピットWPと区
別するために、数クロック分の非記録部NRが設けられ
ている。従って、このディスクでは、ディスクの内外周
でトラック上の線記録密度が一定である分、CAV方式
に較べて、データ容量が増加する他、データ領域5毎に
1バイトのデータ容量の増加が見込めることになる。
【0049】図2は、第2発明に係るディスク(情報記
録媒体)の、上述のISO規格に準じた1実施例のフォ
ーマットの構成を説明した説明図である。このディスク
のフォーマットは、図2(a)に示すように、セクタ1
毎に、アドレスを記録するID領域3とデータ領域5と
が設けられている。ID領域3及びデータ領域5には、
ID情報又はデータ17バイトに対して1バイトの割合
で、サンプルサーボ方式のサーボ領域7が割り当てられ
ている。ID領域3の上述した空き領域である終端部に
は、図2(b)に示すように、データの読み書きの周期
の基準となる基準クロックを作成するためのクロックピ
ットが認識できるように、ユニークディスタンスUD
(非記録部)が設けられている。
【0050】ID領域3及びID領域3に続く各データ
領域5の開始部には、サーボ領域7が設けられ、サーボ
領域7には、開始部に1対のウォブルドピットWPと、
それに続いて、ユニークディスタンスUDより短い非記
録部NRが前置された第2クロックピットSCPとが設
けられている。上述した第1発明に係るディスクでは、
ID領域3の終端部に、ユニークディスタンスUDが前
置された第1クロックピットFCPが設けられている
が、このディスクでは、サーボ領域7の開始部に設けら
れた1対のウォブルドピットWPの内、最初のウォブル
ドピットWPが第1クロックピットFCPを兼ねてい
る。その他の構成は、上述で説明した第1発明に係るデ
ィスクと同様であるので、説明を省略する。
【0051】図3は、第3発明に係るディスク(情報記
録媒体)の、上述のISO規格に準じた1実施例のフォ
ーマットの構成を説明した説明図である。このディスク
のフォーマットは、図3(a)に示すように、セクタ1
毎に、アドレスを記録するID領域3とデータ領域5と
が設けられている。ID領域3及びデータ領域5には、
ID情報又はデータ17バイトに対して1バイトの割合
で、サンプルサーボ方式のサーボ領域7が割り当てられ
ている。ID領域3の上述した空き領域である終端部に
は、図3(b)に示すように、データの読み書きの周期
の基準となる基準クロックを作成するためのクロックピ
ットが認識できるように、ユニークディスタンスUD
(非記録部)が設けられている。
【0052】ID領域3及びID領域3に続く各データ
領域5の開始部には、サーボ領域7が設けられている。
サーボ領域7には、前隣のデータ領域5内のピットと区
別するために、開始部から数クロック分の非記録部NR
が設けられた第2クロックピットSCPと、同様に数ク
ロック分の非記録部が設けられた1対のウォブルドピッ
トWPとが設けられている。上述した第1発明に係るデ
ィスクでは、ID領域3の終端部に、ユニークディスタ
ンスUDが前置された第1クロックピットFCPが設け
られているが、このディスクでは、ID領域3の直後の
サーボ領域7の第2クロックピットSCPが第1クロッ
クピットFCPを兼ねている。この場合、サーボ領域7
の開始部から数クロック分の非記録部NRが、ユニーク
ディスタンスUDの一部を兼ねるので、その分、ID領
域3内のユニークディスタンス部を短くすることができ
る。その他の構成は、上述で説明した第1発明に係るデ
ィスクと同様であるので、説明を省略する。
【0053】図4は、第4,5発明に係るクロック作成
回路の構成例を示したブロック図である。このクロック
作成回路は、スピンドルモータ12により一定回転速度
で回転する、第1発明に係るディスク11aのトラック
上の、図9(a)に示すようなピットを、光ヘッド16
が読み取って、図9(b)に示すような再生信号を出力
する。ピットパルス作成回路13は、この再生信号を、
図9(c)に示すように微分して、図9(d)又は図1
(d)に示すように、ピットの中央で1個のパルスを発
生させる。クロックピット抽出回路37は、ピットパル
ス作成回路13が出力したピットパルスから第1クロッ
クピットFCPに対応するクロックパルスのみを抽出す
る。
【0054】図10は、クロックピット抽出回路37の
構成例を示したブロック図である。このクロックピット
抽出回路37は、データの読み書きの周期の基準となる
基準クロックの内、ディスク11aの最内周(データの
読み書きの速度が最も遅い)に対応する最低周波数の基
準クロックと等しい周波数の基本クロック(図1
(j))が、水晶発振器19からカウンタ29へ入力さ
れる。カウンタ29は、この基本クロックをカウント
し、ピットパルス作成回路13からのピットパルスが入
力されたときにクリアする。水晶発振器19からの基本
クロックは、スピンドルモータ制御回路14へも与えら
れ、スピンドルモータ制御回路14は、この基本クロッ
クに基づき、スピンドルモータ12を一定回転速度で回
転させる。
【0055】ところで、ディスク11aは、読み書き開
始時にディスク11a上の何れにおいても第1クロック
ピットFCPを検出できるように、ユニークディスタン
スUDの部分のみは、内外周を問わず同一基本クロック
数長(一定周波数)であるので、ユニークディスタンス
UDの物理的な長さは、図1(b),(c)に示すよう
に、外周部の方が長くなる。そのため、最内周で2バイ
ト程度に収まったユニークディスタンスUDが、最外周
では倍の長さが必要となる。従って、ディスク全面に亘
って、ID領域3にユニークディスタンスUD用に4バ
イトを確保し、内周部には、図1(c)に示すように、
ダミーピットDPを設けて、基本クロック数(一定周波
数)で計数したときのユニークディスタンスUDの長さ
が一定になるようにしてある。
【0056】従って、カウンタ29のカウント値は、光
ヘッド16がデータ及びID情報を読み取っているとき
は、これらの最大ピット間隔(例えば17。外周部で
は、基本クロックに対して相対的により小さくなる。)
を超えることはないが、ユニークディスタンスUDを読
み取っているときには、これらの最大ピット間隔を超え
る。カウンタ29のカウント値が最大ピット間隔を超え
ると、比較器31がANDゲート33を開き、ユニーク
ディスタンスUDに続くピットパルスをクロックパルス
としてANDゲート33を通過させ、図1(e)に示す
ように、第1クロックピットFCPにより発生した第1
クロックパルスが抽出される。
【0057】クロックピット抽出回路37で抽出された
第1クロックパルスは、PLL(Phase Locked Loop )
回路10aへ入力される。PLL回路10a内では、第
1位相比較器39が、入力された第1クロックパルス
(図1(e))の位相と、電圧制御発振器25の出力が
分周回路45で所定の分周比に分周された第1比較パル
スB(図1(f))の位相とを比較し、その位相差に比
例した直流電圧を出力する。この直流電圧は、読み書き
開始時には第1位相比較器39の出力を選択して出力す
るスイッチ43を通じて出力され、ループフィルタ23
で交流成分が除かれ増幅された後、電圧制御発振器25
へ入力される。電圧制御発振器25は、入力された直流
電圧に応じた周波数のパルス列を分周回路45へ出力す
る。
【0058】分周回路45は、このパルス列を所定の分
周比に分周し、第1比較パルスBとして第1位相比較器
39へ入力する。PLL回路10aは、この動作を繰り
返すことにより、第1位相比較器39へ入力される第1
クロックパルス(図1(e))と、分周回路45が出力
する第1比較パルスB(図1(f))との位相差及び周
波数差をなくし、第1クロックパルスの位相及び周波数
を確定する。また、分周回路45は、電圧制御発振器2
5からのパルス列を分周して、第1クロックパルスと、
第2クロックピットSCPにより発生した第2クロック
パルス(図1(h))との時間差から、第2クロックパ
ルスと略タイミングが合うゲート信号C(図1(g))
を作成し、ゲート回路35の一方の入力端子へ与える。
ゲート信号Cは、ディスク11aの全面において、第2
クロックパルスと略タイミングが合うように作成され
る。
【0059】ゲート回路35の他方の入力端子へは、ピ
ットパルス作成回路13からピットパルス(図1
(d))が入力されており、ゲート信号C(図1
(g))と第2クロックパルスとのタイミングが略合え
ば、第2クロックパルスがゲート回路35を通過して、
第2クロックパルス(図1(h))が抽出される。この
とき、スイッチ43は、第2位相比較器41の出力を選
択して出力するように切り換えられる。
【0060】ゲート回路35で抽出された第2クロック
パルスは、PLL回路10aの第2位相比較器41へ入
力される。第2位相比較器41では、入力された第2ク
ロックパルス(図1(h))の位相と、電圧制御発振器
25の出力が分周回路45で所定の分周比に分周された
第2比較パルスA(図1(i))の位相とを比較し、そ
の位相差に比例した直流電圧を出力する。この直流電圧
は、スイッチ43を通じて出力され、ループフィルタ2
3で交流成分が除かれ増幅された後、電圧制御発振器2
5へ入力される。電圧制御発振器25は、入力された直
流電圧に応じた周波数のパルス列を分周回路45へ出力
する。
【0061】分周回路45は、このパルス列を所定の分
周比に分周し、第2比較パルスAとして第2位相比較器
41へ入力すると共に、第2クロックパルスの周期か
ら、第2クロックパルスと略タイミングが合うゲート信
号C(図1(g))を作成し、ゲート回路35の一方の
入力端子へ与える。ゲート信号Cは、ディスク11aの
全面において、第2クロックパルスと略タイミングが合
うように作成される。ゲート回路35は、このゲート信
号Cにより第2クロックパルス(図1(h))を抽出
し、第2位相比較器41へ入力する。
【0062】PLL回路10aは、この動作を繰り返す
ことにより、第2位相比較器41へ入力される第2クロ
ックパルス(図1(h))と、分周回路45が出力する
第2比較パルスA(図1(i))との位相差及び周波数
差をなくし、第2クロックパルスの位相及び周波数を確
定する。確定された第2クロックパルス(第2比較パル
スA)と同一電圧制御発振器から作られた信号(図1
(j))が、基準クロックとして、読み書きデータの信
号処理部(図示せず)へ送られる。
【0063】このようなクロック作成回路では、第1〜
3発明に係るディスクは、トラック1周当たり25〜5
0箇所程度のユニークディスタンスUDが全面に亘って
記録されているので、ディスク上の任意の位置におい
て、クロックピット抽出回路37によって、第1クロッ
クパルス(図1(e))を抽出することができ、第1位
相比較器39を用いたPLL回路10aによって基準ク
ロックを作成することができる。第1クロックパルスを
発生する第1クロックピットのトラック1周当たりの個
数は、ディスクの外周へ向かって増加しているため、P
LL回路10aが出力する基準クロック数(周波数)も
増加し、周波数上は、記録/再生用(読み書き用)のク
ロックと変わりがない。しかし、第1クロックピットの
個数が少ないため、ジッタが大きく、実際の記録/再生
は行えない。
【0064】但し、ピット位置と分周回路45の出力の
位相関係が、例えば、図1に示すように、ある程度一致
するから、分周回路45の出力(図1(g))をゲート
回路35へ導けば、ピットパルス(図1(d))から第
2クロックパルスを抽出することができる。この第2ク
ロックパルスが抽出できた段階で、スイッチ43を、第
2位相比較器41の出力を選択して出力するように切り
換えれば、周波数/位相の関係は図1(d)〜(j)と
同様であるが、ジッタ精度が向上し、記録/再生が行え
るようになる。尚、水晶発振器19(一定周波数源)の
周波数は、ディスク回転数に比例して決められるもので
あるから、図4に示すように、スピンドルモータ制御回
路14(モータ制御回路)の基準周波数と兼用しても差
し支えない。
【0065】図5は、第6発明に係るクロック作成回路
の構成例を示したブロック図である。このクロック作成
回路は、スピンドルモータ12により一定回転速度で回
転する、第1発明に係るディスク11aのトラック上
の、図9(a)に示すようなピットを、光ヘッド16が
読み取って、図9(b)に示すような再生信号を出力す
る。ピットパルス作成回路13は、この再生信号を、図
9(c)に示すように微分して、図9(d)又は図1
(d)に示すように、ピットの中央で1個のパルスを発
生させる。クロックピット抽出回路37は、ピットパル
ス作成回路13が出力したピットパルスから第1クロッ
クピットFCPに対応するクロックパルスのみを抽出す
る。
【0066】図10は、クロックピット抽出回路37の
構成例を示したブロック図である。このクロックピット
抽出回路37は、データの読み書きの周期の基準となる
基準クロックの内、ディスク11aの最内周(データの
読み書きの速度が最も遅い)に対応する最低周波数の基
準クロックと等しい周波数の基本クロック(図1
(j))が、スピンドルモータ12の回転数制御用のエ
ンコーダ47からのエンコーダ信号を基準入力とするP
LL回路10bから与えられる。エンコーダ信号が入力
されたPLL回路10b内では、位相比較器21が、入
力されたエンコーダ信号の位相と、電圧制御発振器25
の出力が分周回路27で所定の分周比に分周されたパル
ス列の位相とを比較し、その位相差に比例した直流電圧
を出力する。この直流電圧は、ループフィルタ23で交
流成分が除かれ増幅された後、電圧制御発振器25へ入
力される。電圧制御発振器25は、入力された直流電圧
に応じた周波数のパルス列を、基本クロックとしてクロ
ックピット抽出回路37へ送ると共に、分周回路27へ
出力する。
【0067】分周回路27は、このパルス列を所定の分
周比に分周し、位相比較器21へ入力する。PLL回路
10は、この動作を繰り返すことにより、位相比較器2
1へ入力されるクロックパルスと、分周回路27が出力
するパルス列との位相差及び周波数差をなくし、基本ク
ロックの位相及び周波数を確定するようになっている。
クロックピット抽出回路37へ送られた基本クロック
は、カウンタ29へ入力される。カウンタ29は、この
基本クロックをカウントし、ピットパルス作成回路13
からのピットパルスが入力されたときにクリアする。そ
の他の構成及び動作は、上述で説明した第4,5発明に
クロック作成回路と同様であるので、説明を省略する。
このようなクロック作成回路では、起動時にディスクの
回転数が定常状態に達していない段階でも、第1クロッ
クピット(第1クロックパルス)検出が可能となるの
で、記録/再生可能となる迄の時間が短縮できる。
【0068】
【発明の効果】本発明の第1〜3発明に係る情報記録媒
体によれば、埋め込みクロック方式とCLV方式とを組
み合わせても、サーボ領域の増加をもたらすことなく、
大容量化が達成でき、また、任意の位置での起動が可能
である。
【0069】第4,5発明に係るクロック作成回路によ
れば、埋め込みクロック方式とCLV方式とを組み合わ
せた情報記録媒体から、サーボ領域の増加をもたらすこ
となく、任意の位置での起動が可能なように、基準クロ
ックを作成できる。
【0070】第6発明に係るクロック作成回路によれ
ば、埋め込みクロック方式とCLV方式とを組み合わせ
た情報記録媒体から、サーボ領域の増加をもたらすこと
なく、任意の位置での起動が可能なように、基準クロッ
クを作成できると共に、起動から記録/再生が可能とな
る迄の時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る情報記録媒体の1実施例のフォ
ーマットの構成を説明するための説明図である。
【図2】第2発明に係る情報記録媒体の1実施例のフォ
ーマットの構成を説明するための説明図である。
【図3】第3発明に係る情報記録媒体の1実施例のフォ
ーマットの構成を説明するための説明図である。
【図4】第4,5発明に係るクロック作成回路の1実施
例の構成を示したブロック図である。
【図5】第6発明に係るクロック作成回路の1実施例の
構成を示したブロック図である。
【図6】光ディスクのCAV方式及びCLV方式を説明
するための説明図である。
【図7】従来の埋め込みクロック方式を説明するための
説明図である。
【図8】従来の埋め込みクロック方式によるクロック作
成回路の1例の構成を示したブロック図である。
【図9】光ディスク上のピットからピット信号(ピット
パルス)を作成する過程を説明するための説明図であ
る。
【図10】クロックピット抽出回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 セクタ 3 ID領域 5 データ領域 7 サーボ領域 10a,10b PLL回路 11a ディスク 12 スピンドルモータ 13 ピットパルス作成回路 14 スピンドルモータ制御回路 16 光ヘッド 19 水晶発振器 23 ループフィルタ 25 電圧制御発振噐 29 カウンタ 35 ゲート回路 37 クロックピット抽出回路 39 第1位相比較噐 41 第2位相比較噐 43 スイッチ 45 分周回路 47 エンコーダ A 第2比較パルス B 第1比較パルス C ゲート信号 DP ダミーピット FCP 第1クロックピット NR 非記録部 SCP 第2クロックピット UD ユニークディスタンス WP ウォブルドピット
フロントページの続き (72)発明者 矢吹 英司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 河辺 享之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの読み書きの周期の基準となる基
    準クロックを作成するためのクロックピット群が形成さ
    れたCLV方式の情報記録媒体において、 前記クロックピット群は、周期的に設けられまた非記録
    部が前置された第1クロックピットの列と、周期的にま
    た第1クロックピットの間に複数個宛設けられた第2ク
    ロックピットとでなり、前記非記録部の長さはトラック
    最内周部で発生し得る最長ピット間隔より長い時間と定
    めてあり、第2クロックピットは前記非記録部より短い
    非記録部が前置されていることを特徴とする情報記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 第1クロックピットは、サンプルサーボ
    方式によりトラックエラーを検出するためのウォブルド
    ピットの一部を兼ねている請求項1記載の情報記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 データの読み書きの周期の基準となる基
    準クロックを作成するためのクロックピット群が予め形
    成されたCLV方式の情報記録媒体において、 前記クロックピット群は、周期的に設けられまた非記録
    部が前置された第1クロックピットの列と、周期的に設
    けられた第2クロックピットの列とでなり、前記非記録
    部の長さはトラック最内周部で発生し得る最長ピット間
    隔より長い時間と定めてあり、所定個数置きの第2クロ
    ックピットは、第1クロックピットを兼ねるために、前
    記非記録部が前置され、その他の第2クロックピット
    は、前記非記録部より短い非記録部が前置されているこ
    とを特徴とする情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載された情報記録媒
    体のデータの読み書きの周期の基準となる基準クロック
    を作成するクロック作成装置であって、 記録されたデータのピット及びクロックピット群の再生
    信号からパルス列信号を発生するピットパルス発生回路
    と、起動時に該パルス列信号のパルス間隔を所定周波数
    のクロックで計数して、第1クロックピットに前置され
    た非記録部に対応する、パルスが発生しない期間を検出
    することにより、前記非記録部に隣接して後続する第1
    クロックピットで発生するクロックパルスを前記パルス
    列信号から抽出するクロックピット抽出回路と、第2ク
    ロックピットで発生したクロックパルスを前記パルス列
    信号から抽出するゲート回路と、該ゲート回路の出力で
    ある第2クロックピットパルス及び前記クロックピット
    抽出回路出力である第1クロックピットパルスから、少
    なくとも前記ゲート回路が第2クロックピットパルスを
    抽出するためのゲート信号及び前記基準クロック信号を
    発生させる、単数又は複数のPLL回路とを備えること
    を特徴とするクロック作成装置。
  5. 【請求項5】 前記PLL回路は、前記クロックピット
    抽出回路が抽出したクロックパルスの位相及び周波数と
    電圧制御発振器の出力が分周された第1比較パルスの位
    相及び周波数とを比較する第1位相比較器と、前記ゲー
    ト回路が抽出したクロックパルスの位相及び周波数と電
    圧制御発振器の出力が分周された第2比較パルスの位相
    及び周波数とを比較する第2位相比較器と、起動してか
    ら前記ゲート回路が第2クロックピットで発生したクロ
    ックパルスを抽出するまでの間、第1位相比較器の出力
    を選択し、前記クロックパルスが抽出された後は、第2
    位相比較器の出力を選択する選択回路と、該選択回路が
    第1位相比較器の出力を選択する間、電圧制御発振器の
    出力周波数を分周して少なくとも第1比較パルス及び前
    記ゲート信号を作成して出力し、また、前記選択回路が
    第2位相比較器の出力を選択する間、電圧制御発振器の
    出力周波数を分周して少なくとも第2比較パルス、前記
    ゲート信号及び前記基準クロックを作成し出力する分周
    回路とを備える請求項4記載のクロック作成装置。
  6. 【請求項6】 前記情報記録媒体の回転数を制御するた
    めのエンコーダが出力するエンコーダ信号を所定数倍
    し、前記所定周波数のクロックとして出力するPLL回
    路を備える請求項4又は5記載のクロック作成装置。
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