JPH08255228A - チップカード用のカード読取り機 - Google Patents

チップカード用のカード読取り機

Info

Publication number
JPH08255228A
JPH08255228A JP8008232A JP823296A JPH08255228A JP H08255228 A JPH08255228 A JP H08255228A JP 8008232 A JP8008232 A JP 8008232A JP 823296 A JP823296 A JP 823296A JP H08255228 A JPH08255228 A JP H08255228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
switching
chip
chip card
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8008232A
Other languages
English (en)
Inventor
Egbert Jelinek
イェリネク エクベルト
Michael Ohler
オーラー ミヒャエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPH08255228A publication Critical patent/JPH08255228A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0013Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
    • G06K7/0056Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers housing of the card connector
    • G06K7/0069Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers housing of the card connector including means for detecting correct insertion of the card, e.g. end detection switches notifying that the card has been inserted completely and correctly
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0013Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
    • G06K7/0021Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers for reading/sensing record carriers having surface contacts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カード読取り機内でのチップカードのロック
が純粋に機械的に行われ、マイクロチップへの書き込み
過程の正常な終了がチップカードの不意の取り出しの際
にも保証される。 【解決手段】 正常にロックされたチップカードによっ
て作動される第2のスイッチ装置を設け、第2のスイッ
チ装置のスイッチング行程は、チップカードの挿入によ
って応動する第1のスイッチ装置のスイッチング行程よ
りも短いようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップカードの収
容と機械的なロックのためのカード挿入孔部と、マイク
ロチップのコンタクトとの機械的な共働ならびにマイク
ロチップと計算機との導電的な接続のための対応コンタ
クトと、カード挿入孔部内のチップカードの存在の有無
に応動する第1のスイッチ装置とを有する、チップカー
ド表面にマイクロチップと該マイクロチップのコンタク
トを備えたチップカード用のカード読取り機に関する。
【0002】
【従来の技術】サービス業系、例えば保全システム、固
定式及び移動式電話サービス、銀行系又は保健組織等で
の電子管理システムにおいては以前からプラスチックカ
ードが利用されている。このプラスチックカードには変
更可能なデータあるいは変更できないデータを有するマ
イクロチップが設けられている(いわゆるチップカー
ド)。記憶されたデータを用いることによって、各アク
セス毎にアクセス許可及び/又は行われた行為の認可等
が電子的に検査される。この検査に対してはチップカー
ドがカード読取り機において次のように位置付けされ
る。すなわちチップカード表面に設けられたマイクロチ
ップのコンタクトがカード読取り機の相応のコンタクト
と導電的に接続され、それによってデータの交換が可能
となるように位置付けされる。
【0003】マイクロチップ内のデータの受け渡しにお
いては、読取り過程以外に書き込み過程も行われること
が前提とされる。そのため多くのカード読取り機、とり
わけ変動する預金を管理をするような読取り機において
は、読み出しステーションの他にも書き込みステーショ
ンが設けられている。
【0004】書き込み過程及び読み出し過程の間チップ
カードをカード読取り機において位置を動かさずに止め
ておくために、チップカードは機械の中でロックされ
る。このロックに対しては機械式及び電気機械式手段が
公知である。電気機械式ロック機構においては、カード
読取り機とチップカードとの間でデータ交換を継続する
ための電気的なロックが簡単に形成可能であるが、純粋
な機械式の場合ではこのような手段を直ぐに講じること
はできない。しかしながら純粋な機械式の場合ではその
ためのマグネット作動に対する電気エネルギの消費がな
い。特に可動装置においては所要の充電まで、あるいは
使用している蓄電池又はバッテリの交換までの使用継続
時間が競争力において大いに重要である。しかしながら
純粋な機械式ロック機構においても、チップカードの不
意の取り出しによってマイクロチップへの書き込み過程
が中断されないようにすることが保証されなければなら
ない。なぜならこれはデータの部分的な破壊と共にチッ
プカードの使用が不可能となるような結果をもたらすか
らである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、カー
ド読取り機内でのチップカードのロックが純粋に機械的
に行われ、マイクロチップへの書き込み過程の正常な終
了がチップカードの不意の取り出しの際にも保証される
ような、チップカード用のカード読取り機を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、正常にロックされたチップカードによって作動され
る第2のスイッチ装置が設けられ、該第2のスイッチ装
置のスイッチング行程は第1のスイッチ装置のスイッチ
ング行程よりも短いように構成されて解決される。
【0007】チップカードの収容と機械的なロックのた
めのカード挿入孔部と、マイクロチップのコンタクトと
の機械的な共働ならびにマイクロチップと計算機との導
電的な接続のための対応コンタクトと、カード挿入孔部
内のチップカードの存在の有無に応動する第1のスイッ
チ装置とを有する、チップカード表面にマイクロチップ
と該マイクロチップのコンタクトを備えた、本発明によ
るチップカード用のカード読取り機においては、正常に
ロックされたチップカードによって作動される第2のス
イッチ装置が設けられ、該第2のスイッチ装置のスイッ
チング行程は第1のスイッチ装置のスイッチング行程よ
りも短いことを特徴とする。
【0008】本発明による手段によって得られる利点
は、カード読取り機内でチップカードのロックが純粋に
機械式に行われている場合でも第2のスイッチ装置によ
る解除の際に時間的に先行する信号が得られることであ
る。この信号は装置計算機に対してチップカード上のマ
イクロチップとの対話(特に書き込み過程の対話)の正
常な終了を、チップカードの取り出し前に可能にする。
【0009】さらに有利には本発明によるカード読取り
機は書き込みステーションを備えた携帯装置にも使用す
ることができる。この場合ロックに対して付加的な電流
が使用されることはない。
【0010】第1のスイッチ装置はスイッチが無くて
も、電子的に実現させることが可能である(例えば電流
供給の遮断を、第2のスイッチ装置によって与えられる
信号よりも遅延させることによって)。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の別の有利な実施例及び構
成例は従属請求項に記載される。
【0012】本発明によれば有利には、第2のスイッチ
装置がカード挿入孔部への挿入の際にカード縁部後端に
よって作動される。これによりカード挿入孔部内におい
てチップカードの存在の有無の監視が常時行われる。
【0013】本発明の別の有利な実施例によれば、チッ
プカードのロックは、カード挿入孔部内への挿入の際の
持ち上げ経過後にカード縁部後端が当接縁部へ当接する
ことによって行われる。これにより第2のスイッチ装置
のスイッチング行程はさらに最小化される。
【0014】本発明の別に有利な実施例によれば、チッ
プカード上のマイクロチップのコンタクトと共働する対
応コンタクトはカード挿入孔部内で、持ち上げ領域内で
の移動期間中は接触接続を維持するように構成される。
【0015】このカード読取り機の実施形態は、スイッ
チ装置のスイッチング行程が僅かで済む非常に密な構造
形式と、カード挿入孔部からのチップカードの取り出し
過程の開始時点でも装置計算機とのコミュニケーション
を可能にする。
【0016】さらに本発明の別の有利な実施例によれ
ば、カード挿入孔部内にチップカードを収容するための
長手方向に摺動する往復台が設けられており、該往復台
の摺動移動量は、切換心を備えた作動形切換リンク装置
によって制限されており、該切換リンク装置はカード挿
入孔部内に配設された可動式の切換レバーと共働し、該
切換レバーはスイッチ装置を作動する。この実施形態は
2つのスイッチ装置のグループ化をほぼ一緒に可能にす
る。これにより配線に対するコストが低減される。
【0017】別の有利な実施例によれば、切換リンク装
置は三次元的に構成されており、前記切換レバーは自由
度を2つの相互に垂直な平面内に有しており、前記切換
レバーは、第1のスイッチング平面においては第1のス
イッチ装置に作用し、第2のスイッチング平面において
は第2のスイッチ装置に作用する。
【0018】この実施形態によれば、2つのスイッチン
グ回路装置が特に省スペース的に切換レバー周辺に配設
され、この場合はチップカードがカード読取り機に快適
に導入される。このようなスペースの節約とそれに伴う
重量の低減は特にコミュニケーション技術系の携帯型装
置の場合には利点となる。
【0019】本発明の別の有利な実施例によれば、切換
リング装置は、二次元的に構成されており、前記切換レ
バーは、順次連続するスイッチング行程にて2つのスイ
ッチ装置が相前後して作動されるように統合されている
1つのスイッチング平面においてのみ唯1つのスイッチ
を作動する。これは組み付けるべき構成部材の数とそれ
に伴うコストの低減に結び付く。
【0020】さらに別の実施例によれば、カード挿入孔
部内にチップカードの引き込み移動/排出移動のための
摩擦減衰装置が配設される。それによりカード挿入孔部
からのチップカードの取り出し過程の開始時点と、装置
計算機とチップカードの間のコミュニケーションの終了
時点との間の期間が延長される。これにより時間の消費
される対話も安全に終わらせることができる。
【0021】
【実施例】次に本発明を図面に基づき詳細に説明する。
各図面において同じ個所には同じ符号が付されている。
【0022】図1に示されているチップカード1は一般
的にプリントされた面を両側に有している。このプリン
トされた面はカードの利用目的を表し、また宣伝を兼ね
た内容も有している。さらにレジスタ領域2と署名領域
3及び/又は(図には示されていない)写真領域がチッ
プカードの表側に存在し、そして磁気ストライプ4が裏
側に存在していてもよい。しかしながらカードは常にマ
イクロチップ5を含んでいる。このマイクロチップ5は
チップカード1表面の複数のコンタクト6と導電的に接
続されており、これらのコンタクトと装置のカード挿入
孔部の相応の対応コンタクトを介して読み出しや書き込
みが可能である。
【0023】既に前述したようにチップカードの純粋に
機械的なロック機構のもとではとりわけチップカードが
そのカード挿入孔部に収まっている装置(以下ではカー
ド読取り機と称す)でのマイクロチップへの書き込み過
程は、データの損失を防ぐためにチップカードが引き出
される前に終了されなければならない。この書き込み過
程の継続時間は最大で50msである。
【0024】本発明によるカード読取り機のデータ計算
機10には図2に示されているように2つのリミットス
イッチ11,12が接続されている。この2つのリミッ
トスイッチ11,12はカード挿入孔部内に配設されて
おり、カード挿入孔部内に挿入されるチップカードと特
に以下で詳細に説明するような形で共働する。図中の二
重矢印13はチップカードとデータ計算機10との間の
データ転送を表している。
【0025】図3から図7に示されているカード読取り
機のカード挿入孔部20は、扁平で矩形状の側壁21を
有している。この側壁21はチップカード1の厚さ分の
間隔をおいて比較的短い側壁22と対向している。この
2つの側壁21,22は狭幅側でカード挿入孔底部23
によって相互につながっている。このカード挿入孔底部
23とは反対側の狭幅側では側壁21にエッジがつけら
れ当接縁部24が形成されている。この当接縁部24は
側壁22の方向に突出する係止突出部25にて終端して
いる。カード挿入孔底部23には圧縮ばね26が次のよ
うに取り付けられている。すなわちこのばねの自由端部
がカード挿入孔部内へ突出するように取り付けられてい
る。側壁22は挿入孔部内へ向いた弾性のコンタクト2
7を有しており、その形状はチップカードの表面コンタ
クト6に相応している。カード挿入孔底部23の近傍に
はチップカード1によって作動されるスイッチ装置11
が設けられている。このスイッチ装置11は例えば機械
的なスイッチか又はライトバリヤであってもよい。
【0026】2つの側壁21,22はチップカード1に
よって占められる面領域を越えて1つの領域30まで延
在している。チップカード1の長手側縁部に平行してい
るこの領域30は当接縁部24の近傍にさらに別のスイ
ッチ装置を有している。このスイッチ装置は機械的スイ
ッチ12によって構成される。この機械的スイッチ12
はここでは閉成形で構成され、当接縁部24に当接する
チップカード1縁部によって次のように作動される。す
なわちチップカードが挿入された場合(図6)にはスイ
ッチ12が閉じられ、チップカードが引き抜かれた場合
(図7)にはスイッチ12が開くように作動される。
【0027】図3から図7に示されている本発明による
カード読取り機においてチップカード1が使用される場
合には、このチップカード1が図3中の破線で示されて
いるようにカード挿入孔部20に矢印32の方向でチッ
プカード1の先端がカード挿入孔底部23に当接してそ
こに取り付けられている圧縮ばね26を圧縮するまで押
し込まれる。この状態ではスイッチ装置11はカード挿
入孔部20内のチップカード1の存在を通知はするが、
しかしながらカード読取り機20を起動させる装置の機
能スタンバイ状態までには至らない。カード挿入孔部2
0の側壁21の寸法は次のように選定される。すなわち
チップカード1をカード挿入孔底部23に当接させる場
合にカード後端が係止突出部25を介して持ち上げられ
るように選定される。チップカード1を放す場合には圧
縮ばね26がチップカード1を当接縁部24に応圧す
る。その際同時に側壁22のコンタクト27がチップカ
ード1上のマイクロチップ5のコンタクト6と導電的に
接続され、スイッチ装置12が作動される。スイッチ装
置12はカード挿入孔部20内のチップカード1の正確
な位置を通知する。それによりマイクロチップ5のデー
タ内容を読み出したり、書き込みによって新たなデータ
に変更することが可能となる。
【0028】カード挿入孔部20からのチップカード1
の取り出しの際にはこのチップカード1がまず圧縮ばね
の応力に抗して矢印32の方向でカード挿入孔底部23
に押しつけられ、その際にスイッチ装置12が解除され
る。このスイッチは開かれ、装置計算機10にチップカ
ード1とのコミュニケーションがまもなくとれなくなる
ことを信号化する。そのため場合によってはチップカー
ド1上のマイクロチップとの現在進行している対話も計
算機によって終了され、新たな書き込み過程はもはや開
始されない。有利にはコンタクト27はチップカード1
の差込方向で、チップカード1上のコンタクト6との電
気的な接続が次のような場合でも維持できる位にまで延
長される。すなわちチップカード1のその使用位置から
の取り出しが開始されて、スイッチ装置12は解除され
るがスイッチ装置11はまだカード挿入孔部20内のチ
ップカード1の存在を記録しているような場合でも、維
持できる位にまで延長される。書き込み過程は一般的に
最大で50msかかり、チップカード1の操作は通常5
0msよりも長い時間となるので、装置計算機10はチ
ップカード1上のマイクロチップ5との対話を正常に終
了できる。
【0029】図8に示されているカード挿入孔部40
は、チップカード1がカード挿入孔底部に取り付けられ
た圧縮ばねによって急激に排出されるようなことを避け
るプッシュダンパ41を有している。このプッシュダン
パ41は機械式、液圧式又は空気式の摩擦減衰部であっ
てもよい。このプッシュダンパ41を用いれば排出時間
が明らかに50ms以上になるが、しかしながら装置計
算機10とチップカード1との対話は、チップカード1
が不都合な時点で取り出されようとしても安全に終了さ
せることができる。
【0030】図9〜図13によるカード読取り機50の
実施形態では、前述した実施例のスイッチ装置に相応す
るスイッチ装置が構成グループの中に含まれている。そ
れに対してカード挿入孔部60は往復台61を有してい
る。この往復台61の上でチップカード1が読み出し位
置にてカード挿入孔部に差し込まれる。この往復台61
は三次元的に構成された切換心形のリンク装置62を含
んでいる。このリンク装置62はカード挿入孔部60内
に配設された、2段階の自由度で移動案内する切換レバ
ー63と共働する。この種のリンク装置は例えば“Fa.S
chadow,Typ NE18”等の組込み式圧力スイッチから公知
である。
【0031】2つのスイッチ装置は、相互に垂直な切換
面上での切換レバー63の動きを記録する。この区別の
ために以下では切換レバー63の切換位置を往復台表面
に対して垂直に“H”位置と“L”位置に分け、さらに
リンク装置におけるこれらの位置を往復台表面に沿って
数字番号で表す。
【0032】チップカード1を往復台61上でカード挿
入孔部60内へスライドさせる場合には、リンク65が
往復台61上で切換レバー63のもとに移動する。これ
は図中のポジション100から101に達する。リンク
65のスロット基部は全行程において切換レバー63が
“H”位置になるような高さに存在する。ストッパ66
に達して往復台61から開放された場合には切換レバー
63はポジション102に係止する。この場合傾斜段6
7がスロット基部内で下方に移行し、それによって切換
レバー63が“H”位置から“L ”位置に移る。この
位置変化は第1のスイッチ装置によって行われる。この
スイッチ装置はチップカード1がカード挿入孔部60内
に存在していることを装置計算機10に通知し、チップ
カードとのコミュニケーションをイネーブルさせる。
【0033】チップカード1が新たにストッパ方向に押
し込まれた場合には切換レバー63はポジション102
からポジション103へ移行する。なぜなら切換レバー
は傾斜段67を上方に向けて乗り越えることができない
からである。この場合ポジションは第2の切換面“L
”位置に留まる。それにより装置計算機10とチップ
カード1との対話は継続可能となる。しかしながら切換
レバー63のポジション102から103への移行は、
第2のスイッチ装置を次のような結果へ動かす。すなわ
ち計算機装置10に情報が届きしだい、直ちにチップカ
ード1とのさらなる対話がもはや不可能となり、コミュ
ニケーションを終了させ、特に新たな書き込み過程は許
可されなくなるような結果に動かす。切換レバー63の
ポジション103からポジション100への行程では下
方に移行する別の傾斜段68がスロット基部上に存在す
る。それに対して切換レバー63はポジション103に
おける“L ”位置から“H”位置以上に持ち上げられ
なければならない。これは切換レバー63のスリット基
部における相応の高さガイドによって行われる。装置計
算機10とチップカードとのコミュニケーションはそれ
によって中断される。このことは、往復台がその上にあ
るチップカードと共にさらにスライドされた場合にはコ
ンタクト27がマイクロチップ5のコンタクト6から離
されるので有利でもある。
【0034】2つのスイッチ装置の機能は3つの切換位
置を有する唯1つのスイッチ装置によって実現させても
よい。このスイッチ装置はポジション102に達した場
合にスイッチオンされ、さらに切換レバーがポジション
102からポジション103へ移動した場合には付加的
なスイッチオン機能を有する。ポジション103からポ
ジション100への移行においてはこのスイッチオン機
能は再び解除される。
【0035】もちろん図8によるカード読取り機の実施
形態と関連して記載されたカード移動部における摩擦減
衰部はここでも有利に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】慣用のチップカードの実施形態を示した図であ
る。
【図2】本発明と関連する回路概略図である。
【図3】カード読取り機の第1実施例のカード挿入孔部
の概略断面図である。
【図4】図3による実施例の一部拡大図である。
【図5】図3による実施例のカード挿入孔部の平面図で
ある。
【図6】チップカードがロックされている場合の図5に
よる実施例の一部拡大図である。
【図7】チップカードがロックされていない場合の図5
による実施例の一部拡大図である。
【図8】図3によるカード挿入孔部の変化を示した断面
図である。
【図9】本発明によるカード読取り機の第2実施例の断
面図である。
【図10】図9によるカード読取り機のロック原理を示
した図である。
【図11】図10によるロックの施行と解除の経過を概
略的に示した図である。
【図12】ロック機構とその移動経過を平面図に拡大し
て示した図である。
【図13】同じロック機構の断面図である。
【符号の説明】
1 チップカード 2 レジスタ領域 3 署名領域 4 磁気領域 5 マイクロチップ 6 コンタクト 10 データ計算機 11 スイッチ装置 12 スイッチ装置 20 カード挿入孔部 21 側壁 22 側壁 23 カード挿入孔底部 24 当接縁部 25 係止突出部 26 圧縮ばね 27 コンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル オーラー ドイツ連邦共和国 デスペタール イン デア デーネ4

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップカード表面にマイクロチップと該
    マイクロチップのコンタクトを備えたチップカード用の
    カード読取り機であって、 チップカードの収容と機械的なロックのためのカード挿
    入孔部と、 マイクロチップのコンタクトとの機械的な共働ならびに
    マイクロチップと計算機との導電的な接続のための対応
    コンタクトと、 カード挿入孔部内のチップカードの存在の有無に応動す
    る第1のスイッチ装置とを有するものにおいて、 正常にロックされたチップカード(1)によって作動さ
    れる第2のスイッチ装置(12)が設けられており、該
    第2のスイッチ装置(12)のスイッチング行程は第1
    のスイッチ装置(11)のスイッチング行程よりも短い
    ことを特徴とする、チップカード用のカード読取り機。
  2. 【請求項2】 前記第2のスイッチ装置(12)は、カ
    ード挿入孔部(20)への挿入の際にカード縁部後端に
    よって作動される、請求項1記載のチップカード用のカ
    ード読取り機。
  3. 【請求項3】 チップカード(1)のロックは、カード
    挿入孔部(20)内への挿入の際の持ち上げ経過後にカ
    ード縁部後端が当接縁部(24)へ当接することによっ
    て行われる、請求項1記載のチップカード用のカード読
    取り機。
  4. 【請求項4】 チップカード(1)上のマイクロチップ
    (5)のコンタクト(6)と共働する対応コンタクト
    (27)はカード挿入孔部内で、持ち上げ領域内での移
    動期間中は接触接続を維持するように構成されている、
    請求項1〜3いずれか1項記載のチップカード用のカー
    ド読取り機。
  5. 【請求項5】 カード挿入孔部(60)内にチップカー
    ド(1)を収容するための長手方向に摺動する往復台
    (61)が設けられており、該往復台(61)の摺動移
    動量は、切換心を備えた作動形切換リンク装置(62)
    によって制限されており、該切換リンク装置(62)は
    カード挿入孔部(60)内に配設された可動式の切換レ
    バー(63)と共働し、該切換レバー(63)はスイッ
    チ装置(11,12)を作動する、請求項1記載のチッ
    プカード用のカード読取り機。
  6. 【請求項6】 前記切換リンク装置(62)は三次元的
    に構成されており、前記切換レバー(63)は自由度を
    2つの相互に垂直な平面内に有しており、前記切換レバ
    ー(63)は、第1のスイッチング平面においては第1
    のスイッチ装置(11)に作用し、第2のスイッチング
    平面においては第2のスイッチ装置(12)に作用す
    る、請求項5記載のチップカード用のカード読取り機。
  7. 【請求項7】 前記切換リング装置は、二次元的に構成
    されており、前記切換レバーは、順次連続するスイッチ
    ング行程にて2つのスイッチ装置(11,12)が相前
    後して作動されるように統合されている1つのスイッチ
    ング平面においてのみ唯1つのスイッチを作動する、請
    求項5記載のチップカード用のカード読取り機。
  8. 【請求項8】 カード挿入孔部(40)内にチップカー
    ド(1)の引き込み移動/排出移動のための摩擦減衰装
    置が配設されている、請求項1〜7いずれか1項記載の
    チップカード用のカード読取り機。
JP8008232A 1995-01-20 1996-01-22 チップカード用のカード読取り機 Pending JPH08255228A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19501641A DE19501641B4 (de) 1995-01-20 1995-01-20 Kartenleser für Chipkarten
DE19501641.6 1995-01-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08255228A true JPH08255228A (ja) 1996-10-01

Family

ID=7751919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8008232A Pending JPH08255228A (ja) 1995-01-20 1996-01-22 チップカード用のカード読取り機

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPH08255228A (ja)
DE (1) DE19501641B4 (ja)
FR (1) FR2729776B1 (ja)
IT (1) IT1281693B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29904904U1 (de) 1999-03-17 1999-06-10 SCM Microsystems GmbH, 85276 Pfaffenhofen Chipkartenleser mit Kontaktiereinheit
DE102007044170B4 (de) * 2007-09-15 2010-08-19 Amphenol-Tuchel-Electronics Gmbh Push-Push-Mechanismus für einen Kartenleser
DE102008045030A1 (de) * 2008-08-29 2010-03-04 Amphenol-Tuchel Electronics Gmbh Push-Push Kartenleser insbesondere für eine Sim-Karte

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60167067A (ja) * 1984-02-09 1985-08-30 Tokyo Tatsuno Co Ltd Icカ−ドの読取り・書込み装置
JPS60173681A (ja) * 1983-10-27 1985-09-07 フロニク 電子記憶カ−ドの読出し装置
JPS61172363U (ja) * 1985-04-13 1986-10-25
JPH02213990A (ja) * 1989-02-15 1990-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Icカードリーダ・ライタ
JPH05307649A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Tdk Corp カード挿入排出装置
JPH0625945U (ja) * 1991-08-22 1994-04-08 ヒロセ電機株式会社 Icカード装着装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT49073B (de) 1909-12-16 1911-07-25 Aeg Steuerung der Schütze mit Gleichstrom angetriebener Fahrzeuge, insbesondere für hohe Fahrdrahtspannung.
DE3645268C2 (de) * 1986-01-29 1996-08-14 Amphenol Corp Kartenaufnehmner für ein Lesegerät für eine Chip-Karte
FR2685967B1 (fr) * 1992-01-07 1994-02-25 Herve Guibert Etui de protection et de lecture de carte a memoire.
DE4303031A1 (de) * 1993-02-03 1994-08-04 Amphenol Tuchel Elect Chipkartenleser für Endlagenschalter

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60173681A (ja) * 1983-10-27 1985-09-07 フロニク 電子記憶カ−ドの読出し装置
JPS60167067A (ja) * 1984-02-09 1985-08-30 Tokyo Tatsuno Co Ltd Icカ−ドの読取り・書込み装置
JPS61172363U (ja) * 1985-04-13 1986-10-25
JPH02213990A (ja) * 1989-02-15 1990-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Icカードリーダ・ライタ
JPH0625945U (ja) * 1991-08-22 1994-04-08 ヒロセ電機株式会社 Icカード装着装置
JPH05307649A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Tdk Corp カード挿入排出装置

Also Published As

Publication number Publication date
ITMI960091A0 (ja) 1996-01-19
FR2729776B1 (fr) 2001-11-30
DE19501641A1 (de) 1996-07-25
FR2729776A1 (fr) 1996-07-26
IT1281693B1 (it) 1998-02-26
DE19501641B4 (de) 2008-06-12
ITMI960091A1 (it) 1997-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100852311B1 (ko) 집적회로 카드 및 집적회로 카드 어댑터 장치
KR970001946B1 (ko) 커넥터 장치
US6602096B1 (en) Card-receiving device for a communication apparatus
JP3431608B2 (ja) カードコネクタ
EP1729245B1 (en) Card ejecting mechanism and mobile communication terminal having the same
JP3429266B2 (ja) カードコネクタ
JP3429267B2 (ja) カードコネクタ
CN107835996B (zh) 用于弹出至少一个集成电路卡的装置
KR20010039940A (ko) 카드용 커넥터
JP3859625B2 (ja) メモリカード用コネクタ
US20020055287A1 (en) Card connector
KR20030030920A (ko) 카드용 커넥터장치
CN101377829B (zh) 卡型外围设备
US5814805A (en) Chip-card reader
US6923373B2 (en) Device with memory card insertion/removing mechanism
CN108540156B (zh) 卡座组件及电子装置
JPH08255228A (ja) チップカード用のカード読取り機
JP3522806B2 (ja) Icカードリーダライタ
JPH09185975A (ja) カードイン形シールドコネクタ
JPH08241382A (ja) チップカード用カード読み取り機
JP4646579B2 (ja) 情報機器用端末
US6445572B1 (en) Keypad including a memory card reader
JPH11250195A (ja) スマートカードリーダ
CN213816619U (zh) 电子设备
JP2012150930A (ja) カード用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050511