JPH08254833A - フォトレジストオーバーコート材料及びレジストパターン形成方法 - Google Patents
フォトレジストオーバーコート材料及びレジストパターン形成方法Info
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- JPH08254833A JPH08254833A JP7083399A JP8339995A JPH08254833A JP H08254833 A JPH08254833 A JP H08254833A JP 7083399 A JP7083399 A JP 7083399A JP 8339995 A JP8339995 A JP 8339995A JP H08254833 A JPH08254833 A JP H08254833A
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Abstract
よるレジストパターン形状の劣化を防ぎ、微細加工を可
能にするフォトレジストオーバーコート材料及びレジス
トパターン形成方法を提供する。 【構成】 下記一般式(1)で表されるN−メチルピロ
リドンとビニルエステル類等との共重合体を主成分とす
るフォトレジストオーバーコート材料を炭化水素系有機
溶剤で溶解して溶液とし、この溶液を上記炭化水素系有
機溶剤に不溶で且つ露光後はアルカリ水溶液に可溶とな
りアルカリ水溶液で現像できるフォトレジスト層2の表
面に塗布して、上記フォトレジスト層2上にオーバーコ
ート層3を積層した後、上記フォトレジスト層2を露光
し、次いで上記オーバーコート層3をアルカリ水溶液に
より除去すると同時にフォトレジスト層の現像を行い、
レジストパターン5を形成する。 【化1】
Description
の製造において採用されるフォトリソグラフィーによる
レジストパターン形成に際し、フォトレジスト層上にオ
ーバーコート層を積層し、フォトレジスト層の表面にお
ける酸の失活によるレジストパターン形状の劣化を防
ぎ、微細加工を可能にするフォトレジストオーバーコー
ト材料及びレジストパターン形成方法に関する。
超LSI技術の発展に連れてICチップ中に集積するメ
モリーのビット数はメガビットのオーダーに突入してお
り、これに伴い配線パターンの微細化はサブミクロンの
ルールを要求されている。このため、フォトリソグラフ
ィー用光源の波長は、微細パターンに対してより有利な
ように紫外線領域から遠紫外線領域へと短波長側に移り
つつある。
rFやArFのエキシマレーザー光などの遠紫外光の光
源強度は、g線やi線の光源強度に比べて非常に微弱で
あるため、これらの遠紫外光をフォトリソグラフィーに
利用する場合、g線やi線のフォトレジストとして使用
する従来型のフォトレジスト材料に対しては十分な露光
感度が得られず、また遠紫外光に対する光透過度が低下
するなどの問題点があり、このため新しいタイプのフォ
トレジスト材料が望まれていた。
料に代わるものとして化学増幅タイプのフォトレジスト
材料が検討されている。例えば特開昭59−45439
号公報では、ヒドロキシスチレン系樹脂の水酸基を酸に
対して不安定な基で保護した樹脂と、放射光にさらされ
ると酸を生成する酸発生剤とを含むフォトレジスト組成
物が提唱されている。
レジストパターン形成方法を図1に示す。まず、ケイ素
ウエハー等の基板1上にスピンコート等の方法でフォト
レジスト層2を形成し、このフォトレジスト層2に20
0〜500nmの紫外線4を縮小投影法により所望のパ
ターン形状に露光、即ち図1(b)においてAに該当す
る部分を非露光とし、Bに該当する部分を露光する。次
にこのウエハーを熱処理(PEB=Post−Expo
sure Bake)し、露光により発生した酸による
レジスト樹脂の酸不安定基の脱離反応を進行させ、続い
てアルカリ現像液を用いて現像する方法によりレジスト
パターン5を形成する。
層の表面では露光により発生した酸の大気中に含まれる
塩基性成分による中和、失活が観察される。特に露光工
程から熱処理(PEB)工程までの時間が長くなるに連
れてその影響は大きくなる。
て、フォトレジスト層の表面上に保護膜(オーバーコー
ト層)を形成し、フォトレジスト層が大気と接触するこ
とを防ぐ方法が提唱されており、従来、このような保護
膜を形成する樹脂としてポバール、ポリアクリル酸等の
水溶性の樹脂を選択し、この樹脂を水に溶解してフォト
レジスト層の表面に塗布することにより保護膜を形成
し、露光後再び水により保護膜を除去する方法が採用さ
れている(特表平5−507154号、特開平6−11
8630号公報等)。
ル形成等によるパーティクルが増加しやすい傾向にある
という問題がある。また、フォトレジスト層の形成には
有機溶剤が使用されるのに対し、オーバーコート層の形
成には水が使用されるため、成膜装置において二種類の
相異なる性質の溶液の混合による樹脂の晶出、配管の閉
塞等の問題が生じる可能性もある。さらに、オーバーコ
ート層を形成する際の成膜性が悪いという問題もある。
フォトレジスト層の表面における酸の失活によるレジス
トパターン形状の劣化を防ぎ、微細加工を可能にするフ
ォトレジストオーバーコート材料及びレジストパターン
形成方法を提供することを目的とする。
記目的を達成するために鋭意検討を行った結果、フォト
レジストオーバーコート材料として、下記一般式(1)
で表わされる工業的に安価で容易に入手できるN−メチ
ルピロリドンとビニルエステル、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、ビニルエーテル類等との共重合
体を使用することでフォトレジスト層と大気との接触を
抑制し、フォトレジスト層の表面における酸の失活を防
止することにより、レジストパターン形成において露光
工程から熱処理工程までの時間に関係なく良好な形状の
レジストパターンを形成し得ることを見い出した。
ことを防ぐためにフォトレジスト層上にオーバーコート
層を形成する際に使用する溶媒は、水よりも有機溶媒の
方が望ましく、ここで選択される有機溶媒としてはフォ
トレジスト層を浸食しないものが挙げられる。さらに、
有機溶媒の安全性、環境性を考えた場合、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼンのように極性の比較的低い炭化
水素系有機溶剤が適当といえる。また、上記オーバーコ
ート層はレジスト現像用のアルカリ水溶液を用いて除去
できることが望ましい。従って、オーバーコート層の形
成材料としては、オーバーコート層を形成する際には炭
化水素系有機溶剤を使用し、オーバーコート層を除去す
る際には上記アルカリ水溶液を用いることができるもの
が最良といえる。
ユニットのN−メチルピロリドンと親油性ユニットのビ
ニルエステル類等とを含有する共重合体であるので極性
の低い炭化水素系有機溶剤及びアルカリ水溶液の両方に
可溶であり、このため上記化合物をフォトレジストオー
バーコート材料として使用すれば、オーバーコート層の
炭化水素系有機溶剤による成膜、オーバーコート層のア
ルカリ水溶液による除去及びフォトレジスト層の一括現
像、又はオーバーコート層の炭化水素系有機溶剤による
除去及びフォトレジスト層のアルカリ水溶液による現像
が可能となり、従来のフォトリソグラフィー装置を流用
でき、更に工程の削減されたレジストパターン形成が可
能となることを知見し、本発明をなすに至った。
層されるオーバーコート層を形成するフォトレジストオ
ーバーコート材料において、上記一般式(1)で示され
る共重合体を主成分としてなることを特徴とするフォト
レジストオーバーコート材料、上記フォトレジストオー
バーコート材料を炭化水素系有機溶剤で溶解して溶液と
し、この溶液を上記炭化水素系有機溶剤に不溶で且つ露
光後はアルカリ水溶液に可溶となりアルカリ水溶液で現
像できるフォトレジスト層の表面に塗布して、上記フォ
トレジスト層上にオーバーコート層を形成した後、上記
フォトレジスト層を露光し、次いで上記オーバーコート
層をアルカリ水溶液により除去すると同時にフォトレジ
スト層の現像を行うことを特徴をするレジストパターン
形成方法、及び、上記溶液を上記炭化水素系有機溶剤に
不溶なフォトレジスト層の表面に塗布して、上記フォト
レジスト層上にオーバーコート層を形成した後、上記フ
ォトレジスト層を露光し、次いでレジストオーバーコー
ト層を炭化水素系有機溶剤により除去した後、上記フォ
トレジスト層をアルカリ現像することを特徴とするレジ
ストパターン形成方法を提供する。
と、本発明のオーバーコート層は、下記一般式(1)で
表される共重合体を主成分としてなるものである。
いアルキル基を用いるもので、芳香族基など紫外線露光
光の吸収の大きい基はレジストの解像力、感度を落とす
ため好ましくない。具体的には、R3はメチル基,エチ
ル基,イソプロピル基,tert−ブチル基,n−ウン
デシル基,シクロヘキシル基等の炭素数1〜11の直鎖
状、分枝状又は環状のアルキル基であるが、特に炭素数
が3〜7のものが好ましい。R3の炭素数が11より大
きい場合はアルカリ水溶液に対する溶解性が低下する傾
向がある。
ユニットとの存在比を示すxとyの比はx:y=2:8
〜8:2である。上記範囲以外であると炭化水素系有機
溶剤又はアルカリ水溶液に対する溶解性が低下する。こ
の場合、上記比率は、R3の炭素数が大きくなるほど親
油性ユニットの親油性の性質が強くなるために、R3の
炭素数が大きい場合、上記共重合体が炭化水素系有機溶
剤及びアルカリ水溶液の両方に対して可溶となるにはx
が大きいことが望ましい。例えばR3がn−プロピル基
の時ではx:y=2:8〜4:6が最適であるのに対し
て、R3がn−ウンデシル基の時ではx:y=6:4〜
8:2が最適となる。いずれの場合もxの比率が上記範
囲を超えると炭化水素系有機溶剤に不溶となる場合があ
り、xの比率が上記範囲未満であるとアルカリ水溶液に
不溶となる場合がある。
にキシレン又はキシレンと他の溶剤との混合溶剤に容易
に溶解すると共に、アルカリ水溶液、特にテトラメチル
アンモニウムヒドロキシド等のアルカリの1〜3重量%
水溶液に容易に溶解するものである。
料をなすN−メチルピロリドンとビニルエステル類等と
の共重合体は、N−メチルピロリドンとビニルエステル
類等の一般的なラジカル共重合の方法等を用いて容易に
且つ定量的に合成することができる。合成した上記共重
合体は、その数平均分子量が1,000〜50,000
となるように選択して使用することが好ましく、特に
2,000〜20,000とするとより好適である。数
平均分子量が1,000未満であると成膜性が悪くな
り、またフォトレジスト層の表面における酸の失活を十
分に抑制することができない場合がある。数平均分子量
が50,000を超えると共重合体の溶解性が低下し、
炭化水素系有機溶剤及びアルカリ水溶液の両方に可溶な
共重合体を得るのが困難になる場合がある。
料を用いてレジストパターンを形成する場合、公知の方
法を採用することができ、例えばフォトリソグラフィー
工程により行うことができる。この工程では、まず、ケ
イ素ウエハー等の基板上にスピンコート等の方法でフォ
トレジスト層を形成する。この場合、フォトレジスト層
としては、公知のフォトレジスト材料、好ましくはポジ
型フォトレジスト材料により形成することができるが、
このフォトレジスト層は少なくとも樹脂と酸発生剤とを
含み、本発明のフォトレジストオーバーコート材料の炭
化水素系有機溶剤溶液を塗布した際、この炭化水素系有
機溶剤に溶解せず、且つアルカリ水溶液に溶解しない
が、露光した際に酸発生剤から生成した酸により樹脂又
は溶解阻止剤の酸不安定基が脱離してアルカリ可溶性に
なり、しかも上記有機溶剤に対する不溶性を維持する二
成分系(アルカリ可溶性樹脂/酸発生剤)又は三成分系
(アルカリ可溶性樹脂/酸発生剤/溶解阻止剤)のポジ
型フォトレジスト材料により形成することが好適であ
る。なお、この二成分系及び三成分系ポジ型レジスト材
料としては、公知のものを使用することができる。ま
た、場合によっては、上記性状を有する限り、ネガ型の
レジスト材料を用いることもできる。
コート材料をフォトレジスト層を溶解しない例えばトル
エン、キシレン、エチルベンゼン等の炭化水素系有機溶
剤に溶解し、好ましくは2〜20重量%、より好ましく
は3〜10重量%の溶液とする。2重量%未満では十分
な膜厚のオーバーコート層を形成することができない場
合があり、20重量%を超えると成膜性が悪くなり、厚
さの不均一な膜が形成されてしまう場合がある。
レジスト層の表面に塗布し、好ましくは500〜3,0
00Å、より好ましくは1,000〜2,000Åの膜
厚のオーバーコート層を形成する。500Å未満ではフ
ォトレジスト層の表面における酸の失活を十分に抑制す
ることができない場合があり、3,000Åを超えると
フォトリソグラフィーにおける感度や解像度が低下して
しまう場合がある。続いてオーバーコート層を積層した
フォトレジスト層に200〜500nmの紫外線を縮小
投影法により所望のパターン形状に露光する。次にこの
ウエハーを常法に従って熱処理し、露光により発生した
酸によるレジスト樹脂の酸不安定基の脱離反応を進行さ
せる。
し、フォトレジスト層をアルカリ現像してレジストパタ
ーンを形成する。ここで、本発明のレジストパターン形
成方法は、例えばトルエン、キシレン、エチルベンゼン
等のようにフォトレジスト層を溶解しない炭化水素系有
機溶剤を用いてオーバーコート層を除去した後、アルカ
リ水溶液を用いて現像を行うことができるが、この場
合、レジスト現像用のアルカリ水溶液を使用する装置の
ほかに炭化水素系有機溶剤を使用するオーバーコート層
除去用の装置も必要となり、またレジストパターン形成
の工程も繁雑となる。従って、本発明のレジストパター
ン形成方法としては、アルカリ水溶液を用いてオーバー
コート層の除去および現像を同時に行うことによりレジ
ストパターンを形成する方法がより好ましい。
材料及びこれを用いたレジストパターン形成方法によれ
ば、環境安定性に優れ、露光工程から熱処理工程までの
時間に無関係に良好な形状となるレジストパターンを、
簡便で生産性が高く、しかも再現性良く形成することが
できる。
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
成: オートクレーブにN−メチルピロリドン13.3
g、酪酸ビニル20.5g、溶媒としてアセトン68
g、触媒としてtert−ブチルパーオキシ−2−エチ
ルヘキサノエート0.68g及びジラウロイルパーオキ
シド0.68gを仕込んだ。約15分間よく撹拌しなが
ら乾燥窒素をバブリングさせ、脱気を行った後、系を密
閉した。更によく撹拌しながら系を80℃に加熱して、
6〜7時間重合を行った。十分に反応系を冷却して重合
を停止した後、得られた反応溶液をヘキサン中に注ぎ込
み、樹脂を単離した。再沈殿、洗浄を繰り返して精製
し、ポリ(N−メチルピロリドン−co−酪酸ビニル)
33.5gを得た。得られた樹脂の分子量はゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー(GPC)で、組成は1
H−NMR、元素分析で確認した。分子量はポリスチレ
ン換算でMn=4,300、N−メチルピロリドンと酪
酸ビニルの組成比はモル比でおよそ4:6であった。
ニル)の合成: 合成例1において、重合するモノマーと
して酪酸ビニルの代わりにn−ヘキサン酸ビニル17.
1gを使用した以外は合成例1と同様の方法で共重合を
行い、ポリ(N−メチルピロリドン−co−n−ヘキサ
ン酸ビニル)30.1gを得た。
ヘキサン酸ビニル)の分子量はポリスチレン換算でMn
=3,800、N−メチルピロリドンとn−ヘキサン酸
ビニルの組成比はモル比でおよそ5:5であった。
ニル)の合成: 合成例1において、重合するモノマーと
して酪酸ビニルの代わりにn−オクタン酸ビニル13.
6gを使用した以外は合成例1と同様の方法で共重合を
行い、ポリ(N−メチルピロリドン−co−n−オクタ
ン酸ビニル)26.5gを得た。
オクタン酸ビニル)の分子量はポリスチレン換算でMn
=3,200、N−メチルピロリドンとn−オクタン酸
ビニルの組成比はモル比でおよそ6:4であった。
ト材料として合成例1で得られたポリ(N−メチルピロ
リドン−co−酪酸ビニル)の5.0重量%キシレン溶
液を用い、図2に示すフォトリソグラフィー工程に従っ
て以下のようにレジストパターンを形成した。
信越化学工業(株)製化学増幅型レジスト材料:SEP
R−X04をスピンコートした後にプリベーク(100
℃、120秒)を行ってフォトレジスト層2を形成し、
次にこのフォトレジスト層2上に上記フォトレジストオ
ーバーコート材料を更にスピンコートして、膜厚が20
00Åであるオーバーコート層3を形成し、縮小投影法
により図2のAに該当する部分は非露光とし、Bに該当
する部分に選択的に248nmのKrFエキシマレーザ
ー光4を露光した。このウエハーを所定時間放置した
後、熱処理(90℃、60秒)を行った。次にアルカリ
現像液(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.3
8%水溶液)を用いてオーバーコート層3の除去及びフ
ォトレジスト層2の現像を行い、レジストパターン5を
形成した。
PEBまでの時間にかかわらず良好で、フォトレジスト
層とフォトレジストオーバーコート材料とのインターミ
キシングは観察されず、レジストパターン形状の変化は
観察されなかった。
トレジストオーバーコート材料としてポリ(N−メチル
ピロリドン−co−酪酸ビニル)に代えて合成例2で得
られたポリ(N−メチルピロリドン−co−n−ヘキサ
ン酸ビニル)の5.0重量%キシレン溶液、合成例3で
得られたポリ(N−メチルピロリドン−co−n−オク
タン酸ビニル)の5.0重量%キシレン溶液を用いた以
外は実施例1と同様の方法でレジストパターンを形成し
た。
露光からPEBまでの時間にかかわらず良好で、フォト
レジスト層とフォトレジストオーバーコート材料とのイ
ンターミキシングは観察されず、レジストパターン形状
の変化は観察されなかった。
ストオーバーコート材料を使用しない以外は実施例1と
同様の方法でレジストパターンを形成した。
PEBまでの時間がないものは良好であったが、露光か
らPEBまでの時間が伸びるに従いレジストパターンに
庇が形成され、その解像力が低下した。
ので、(a)はフォトレジスト層形成後、(b)はフォ
トレジスト層の露光時、(c)はフォトレジスト層現像
後の縦断面図である。
もので、(a)はフォトレジスト層形成後、(b)はオ
ーバーコート層積層後、(c)はフォトレジスト層の露
光時、(d)はフォトレジスト層現像後の縦断面図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 フォトレジスト層上に積層されるオーバ
ーコート層を形成するフォトレジストオーバーコート材
料において、下記一般式(1)で表される共重合体を主
成分としてなることを特徴とするフォトレジストオーバ
ーコート材料。 【化1】 - 【請求項2】 上記共重合体の数平均分子量が1,00
0〜50,000である請求項1記載のフォトレジスト
オーバーコート材料。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のフォトレジストオ
ーバーコート材料を炭化水素系有機溶剤で溶解して溶液
とし、この溶液を上記炭化水素系有機溶剤に不溶で且つ
露光後はアルカリ水溶液に可溶となりアルカリ水溶液で
現像できるフォトレジスト層の表面に塗布して、上記フ
ォトレジスト層上にオーバーコート層を積層した後、こ
のフォトレジスト層を露光し、次いで上記オーバーコー
ト層をアルカリ水溶液により除去すると同時にフォトレ
ジスト層の現像を行うことを特徴とするレジストパター
ン形成方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載のフォトレジストオ
ーバーコート材料を炭化水素系有機溶剤で溶解して溶液
とし、この溶液を上記炭化水素系有機溶剤に不溶なフォ
トレジスト層の表面に塗布して、上記フォトレジスト層
上にオーバーコート層を積層した後、このフォトレジス
ト層を露光し、次いで上記オーバーコート層を炭化水素
系有機溶剤により除去した後、上記フォトレジスト層を
アルカリ現像することを特徴とするレジストパターン形
成方法。 - 【請求項5】 上記フォトレジスト層を二成分系又は三
成分系ポジ型レジスト材料により形成する請求項3又は
4記載のレジストパターン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7083399A JPH08254833A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | フォトレジストオーバーコート材料及びレジストパターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7083399A JPH08254833A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | フォトレジストオーバーコート材料及びレジストパターン形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08254833A true JPH08254833A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13801359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7083399A Pending JPH08254833A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | フォトレジストオーバーコート材料及びレジストパターン形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08254833A (ja) |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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-
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- 1995-03-15 JP JP7083399A patent/JPH08254833A/ja active Pending
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